キッチンに黒がマイブーム 

確定申告が終わって、気分スッキリのマブチです。

スッキリといえば、今年に入ってすぐスッキリハンサムなケトルを買いました。それがなんかカッコイイ!キッチンの景色が変わった気がします。これまで殆どの道具類はステンレスだったのですが、黒がマイブームになりそうです。

 

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野田琺瑯さんの「アムケトル」です。鮮やかなカラーが人気の商品ですがウチのキッチンだと浮きそう。白か?黒か?よく考えたら鉄瓶も黒だし、黒のケトルもアリかなぁと決めました。

 

ケトルは出しっぱなしにはしない主義なので、こういう↑眺めも使っているときだけですが。ケトルの脇にあるのはMUJIのシリコーン調理スプーン。使いやすくてマットな黒がお気に入り。スパチュラも愛用中です。

キッチンの黒って、白と同じくらい清潔さが感じられますね。緑とも好相性だし!もっと増やしたいです♡

 

 

ウッカリ庭仕事 

暖かな日曜日。何気なしに庭に出て、ふと気がついたらモクモクと庭仕事していました。毎度のことですが、素手でやってしまうので、気づけば爪の中まで土まみれです。「あれ?私、何しに来たんやろ?」きっかけが定かではないけれど、もうとにかく止まらない。やることがあるんだから仕方がない。こんな風にして、これからまた一年庭との関わりが始まります。

いま書きながら思い出すと、最初は鉢植えの金魚草が水を欲しそうにしていたのがきっかけでした。「水ですね。はいはい。」外に出ると「わ、今日はぬくいわー。」水場のところで鉢に水をやります。周りの花壇にふと目をやると、

「あー(昨年移植した)フジバカマの芽が出てるやん!」土をツンざすように赤紫の芽がたくさんいます。

「これにも水やろ。」とかけてると、古い枝や落ち葉が気になり始め、

「さっぱりしとかなマズイな、これから(茂ってくると)できひんし。」で、ゴミ袋取りにいってあっちこっち掃除しはじめます。小さな雑草の芽も出ているので今のうちに取り除きます。植えている草花同様これも一雨ごとにグングン大きくなりますからね。

「やれやれ、すっきりしたなぁ。・・・ちょ、ちょっと待ちーな。サントリナぼさぼさやんか!」マズイ、このまま大きくなると形が変になってしまうと、ついに鋏を持ち出しパチパチ。

「ヤブランもバッサリいってしまえ!」「クリスマスローズの古い葉も切ったげよ。」ここまで来たら、庭一周手入れしないと気がすまなくなっています。鉢に水やるだけのつもりだったので、外履きスリッパのままなんですけど。

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ヤブランをバッサリ刈ったところ。冬を越した今、葉っぱが地面にベターッと広がっててブサイクでした。もうすぐ新芽が出てくるので、私は今の時期稲刈りのように思い切って地際まで刈り込みます。 周りのクローバーみたいなのは「オキザリス」です。球根なのでめっちゃ増えます。

 

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ヤブランは常緑宿根草。秋にはこんな紫の花を咲かせます。斑入りの葉は洋風花壇に合いますし、育てやすいのでオススメ。今ざっくり刈っても、またこんな風にふんわり茂ってくれるから好き。

 

「馬渕さん、庭の手入れしてんの?」と近所の友達に言われて、ようやく我に返ります。「そ、そーやねん。やるつもりなかったんやけど、なんか流れで。」「最近さー、鳩が・・・」とひとしきり会話して、気がついたら1時間以上外にいたという訳です。40Lのゴミ袋がいっぱいになっていました。

 

「こんなことなら帽子かぶったらよかった。」こういうウッカリ庭仕事がお肌の大敵なのよね。

 

 

雛飾り2016 

3月を前に雛飾りをしました。早く飾らないと、どうにかなってしまう歳でもないけれども。ともあれ、こうして飾ると場が明るくなっていいものですね。赤は、室内を晴れやかにしてくれます。祝儀の色であり、魔除けの色。また女性を表す色でもあるので、普段のインテリアには使わないけれど、雛飾りには使いたいと思います。

 

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このお雛様は小石で出来ています。一部の読者様にはお馴染みですね。ちょうど片手に乗るくらいの大きさ、出すのも仕舞うのも楽チンでずっとこればっかり飾っています。亡くなった父が旅先で見つけたもので、どこで買ったのかはもうわかりません。もらってから40年近く経っているのですが、年に一度飾るだけなので、割といい状態です。色の鮮やかさといい、お顔の良さといい、石の感じといい、土産物にしてはよくできているな~と感心しています。本当は雛人形じゃないと思うのですが、見立て&合わせで飾っています。

 

今日のおやつです。広島旅行のお土産をいただきました。

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(手前から)くるみ餅のような「川通り餅」、もみじ饅頭は森永キャラメルのソースを使用された「キャラメルもみじ」、くださった方手作りのパウンドケーキの三種盛りです。豪華~(*゚∀゚*) 庭にあるハランを一枚敷くと、お菓子が更に美味しそうに見えるから不思議ですね。これは星斑が入った小型のハランです。

 

外出しない限り、10時と3時には必ずお茶の時間をとります。腹時計がなるのでね~(笑)今日はお陰様でいつもより豪華版。ありがとうございます。

いくつになっても小さくて甘くて可愛らしいものを愛でる気持ちは変わりませんね。年を重ねると更に愛しさが増すような気がします。普段はモダンでスッキリしたものが好みなのに、縁起物の可愛らしさはまた別物で、何故かキュンとします。不思議なものですね。こうして年に一度でも手にとって撫でていると、何か暖かさが湧いてくるようで光ってみえるのも、不思議なことです。

 

 

窓辺の景色 

先日訪れたカフェでは、窓辺の席に案内していただきました。一人だったので、お店の方が気を利かせてくださったようです。中央の席に一人だと、周りのテーブルの方々を見てしまい落ち着かないかも。バッグから本や手帳、スマホなどゴゾゴゾと出すはめになります。窓辺だと景色を見てゆっくり寛げることができますからね。ありがたかったです。

建物の窓辺って好きです。窓辺に座ったり佇んている時間が好き。守られている中で、その季節なりの気配や空気を感じながら、取り留めもない思考に遊ぶ時間です。

 

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窓辺にカウンターがあるカフェがありますね。あれいいなぁ。おうちであんなコーナーがあったら素敵だろうな。わざわざ座りたくなるようなスペースにするには、インテリアの質感にこだわることも重要ですが、窓外の景色が一番大事かも。そもそも見たい景色がないとそんなコーナーを作っても意味もないような気がします。いい借景があればいいのですが、なければ作ることも可能。庭です。同じくらいお洒落に決めたいところです。

 

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広島の厳島にある伊都岐(いつき)カフェ。木の家具とビンテージ風の椅子がお洒落ですね。 窓外には濃い緑があって落ち着くスペースでした。もちろんコーヒーも美味しくてお土産にたくさん買ってしまいました。

 

ベランダに大きめの鉢を用意。そして常緑の木を植えてみる。大きめ1つからスタートです。目の高さに緑があるように配置してください。小さい鉢だと眺めにならないので、大きな方が少ない投資で効果が得られるのです。ここポイントです。小さな鉢は何かの上に載せる等カサ上げしてみるのもひとつの方法。落ちないよう風で飛ばないよう安定させてください。こんなふうに外を整えたら、レースのカーテンを開けてお気に入りの椅子を置く。きっかけはそんなことから。

 

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ウチのダイニングの窓辺です。生垣の緑を年中楽しんでいます。バーチカルのブラインドをかけてますが、締めたことはほとんどありません。テラスはリビングの窓とも繋がっていて、そこからはモミジがよく見えてます。

 

窓は換気や採光のためばかりにあるのではありませんね。カーテンを掛けることが当たり前?そこで空間が途切れてしまっていることと同じじゃないですか?開ければもっと広い空間とつなぐ事ができるのに、勿体無いなぁと常々思っています。

 

 

 

萌えてきました 

2月初めに買ったアオモジの枝、淡い萌黄色の丸い蕾がたくさん付いていました。それが今ちょうどポツポツ咲いて、間近で見ると可愛らしいのなんの~。

恥ずかしながら買ったときは実だと思った程コロンコロンしてた蕾。なるほど、こんな風に咲いて、後に葉っぱが出てくるのね。ちょっと違いのクロモジの方は関西でも見かけますが、アオモジはどうだったかな。どちらも樟脳の材料クスノキと同じ科ということで、香る木なのです。枝を手折ってちょっと削ったら、爪楊枝の出来上がりです。ちょっといい和菓子についてるあの太めの楊枝、あれです。風流ですよね。お庭に1本いかがでしょう?

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アオモジの花。咲いていても、近づいて見ないと気づかないかも。こんなに可愛らしいのだから気づいたもん勝ち(*^_^*)

 

事務所にいます。そこだけふんわり明るくなります。やっぱりパワー感じるなー。

 

まだ寒いけれど日差しのなかにも春の色を感じます。ガーデナーさん達はそれを敏感に感じてソワソワされるのかな?最近お問い合わせが増えてまいりました。今日もあるお宅に伺ってお打ち合わせしてきたのですが、お庭を拝見すると、水温むというか土が暖かくなってきてる感じが、足元から伝わってきます。柔らかな土の感触は本当にいいものですね。

これから花の時期に間に合うようにプランニング開始です。萌えてきたー、あ、違った!燃えてきたー!

 

 

 

「自然をしつらえる」という感覚 

昨今の住宅事情や住まい手の価値観により、庭の必要性に歴然とした差が生まれてきています。生きていく上でどうしても必要な訳ではない、趣向性の高いものなので、万人に受け入れられる存在ではないのは確かで、私もそれは仕方がないと思ってます。

それでも、その良さすら知らない方がいるのだとすれば、早く知っておいて損はないと思うのが庭。今の時代にうまく合わせた設計をして、アピールしていく努力を造園家やガーデンデザイナーはしなければなりません。こう言ってはおごりに聞こえるかもしれないのですが、私はこれまで先代達の培ってきた素晴らしい庭づくりを継承していく途中にいるのです。しっかりやらなければ。

先日立ち寄った書店で、思わぬ掘り出し物を見つけました。「俵屋相伝」18世紀の初頭に創業した宿を受け継いだ11代当主・佐藤年氏の志が綴られていて、四季折々の室礼の様子がとても美しい本です。

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私の年行事室礼の教科書です。お料理の写真、俵屋さん関係者の方々の物語なども素敵です。

 

伝統を進化させながら、日本旅館の頂点に立っている俵屋さんに学ぶことはとても多い。確か3年ほど前に出会っている本なのですが、当時買おうとしてもモノがなかったのです。もう刷られないのかなぁと残念に思っていましたら、昨年6月頃再版されたようで、晴れて手にすることができました。ヤッター!(((o(*゚▽゚*)o)))

それで、内容から感じたこと…

俵屋さんは京都の街中にある宿なので借景などは期待できない立地。地方の宿に比べたら敷地も広いとは言えないと思います。「市中の山居」だから非日常体験が出来る、癒されるのでしょう。少ない緑や小さな小物でも、背景を作り込むことでそれらが浮き立って見えます。本物の素晴らしさもあると思いますが、古い中でそれらが瑞々しく光っています。四季に応じた「今」がそこにあるから伝統が生きているように感じました。細やかな女性ならではの感覚、自然をもしつらえてしまう感覚というか、言葉ではうまく言えませんが、それが素晴らしい。ここ重要だと受け止めました。

これからも私なりに感じながら、庭というものの素晴らしさを伝えていけたらと思います。よろしければお付き合いくださいませ。