暑中ですが、キリッとね。

暑中お見舞い申し上げます。関東もようやく梅雨明けのようですね。熱中症にお気をつけて。どうにか夏を乗り切りましょうぞ。

 

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目に涼しいもの、青葉と木陰。バーチャルですが、どうぞ ( ^ω^)_

 

暑さと熱気で、ともするとだらけてしまいそうな日中。「暑くて死にそう~(;´д`)」なんて表情、うっかりしてしまいます。でもこれって、見ている方も暑苦しいものです。不快を振りまいている。

こういうときは、あえて、こめかみを意識してみます。そうすると、アラ不思議。顔がキリッ!っと引き締まります。こめかみは、美しい表情をつくる隠れたポイントらしいのです。

夏の絽や紗、上布の着物をお召しになったご婦人に出会うと、凛として涼しげに見えます。でも当の本人様はめちゃくちゃ暑い。夏の着物は、もちろんお好みでお召しになっておられるのですが、その実、ほとんど周りの方の為に着るようなもの。だから気合いが違う。涼しげに見えるように、工夫されてお心を使っていらっしゃいます。ご表情にそれが現れて、キリッとされて、それはそれはお美しい♡こうありたいものです。

洋服でもこの雰囲気を目指すには、こめかみを意識すること。凛としたあなたは、きっと涼しげですよ。

 

 

映画「フラワーショウ!」 

庭がテーマの映画を観てまいりました。2002年イギリスのチェルシーフラワーショウにおいて当時最年少で金賞受賞したメアリー・レイノルズの実話をもとにした物語です。(参考→公式サイト

女性ガーデンデザイナーが主役で、世界一メジャーなフラワーショウに挑戦する過程を描いていますが、物語としては、ごくごく単純なサクセスストーリー。レビューは辛口なものが結構多いので、さほど期待せずに、ショウの雰囲気や受賞した庭がどんなふうに再現されているのかを見ようと劇場へ行ったのです。

 

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久しぶりにパンフレット買いました。映画の中で、庭の完成度はすごく高かったです!キャストも物語に合っていましたし。余談ですが、チャールズ皇太子を演じた方が吹き出しそうな程似てた~( ´艸`)

 

でも見所は別にもあります。原題「Dare to be wild」は自然回帰を促す意。ショウの庭で彼女が訴えたかったことはそこなのです。アイルランドの豊かな自然、人工的装飾的に走るイギリス(一般的な都市)の庭、砂漠化しているエチオピア、様々な場所が出てきます。そこで感じたことや実情を丹念に描いていて、単純なサクセス&ラブストーリーにしたくないという彼女の思いが見えました。アフリカの緑化と水資源開発を行う日本人の活動家、新妻香織さんも名前だけですが物語に出てきます。恥ずかしながら、私は彼女のことをこの映画で初めて知りました。

人は自然の美しさを求めて世界中を旅します。しかし、現代の庭園は自然が本来持っている素朴な美しさを見失っている。この素晴らしい自然が永遠に失われる前に、私たちはそれぞれのやり方で守っていくべきです。(メアリーがフラワーショウ願書に書いた言葉)

現在、イギリスを中心とするガーデンデザインの世界的な流れは、より自然なものに変わっています。貴重な水を無駄使いしないように、乾燥に強いグラス類(ススキのような植物のこと)やワイルドフラワーをメインにした植栽デザインです。それもひょっとして彼女の影響があるのかな?わかりませんが。

アイルランドの自然はスピリチュアルな雰囲気満載。神秘的で力強い。人々は自然に畏敬の念を持って接しています。日本の神社を取り巻く(いわゆるパワースポットと呼ばれているような)神聖な森の雰囲気にどこか似ているなと思いました。それをそのままデザインに生かしたところが、イギリスの審査員の郷愁心に刺さったのだと思います。アイリッシュ音楽がやさしく耳に響いて、とても癒されますよ。

 

昨年の見た庭映画「ヴェルサイユの宮廷庭師」もそうですが、主役が女性ガーデンデザイナーなので、やっぱりね、思いっきり感情移入してしまいます(^^; (昨年のブログ→「ヴェルサイユの宮廷庭師」)

フラワーショウの挑戦の過程は、私自身、毎年埼玉で開催されている日本最大のガーデニングショウ「国際バラとガーデニングショウ」に挑戦したときに似ていて、もう涙なくしては見られない!って感じで。たぶん映画館で泣いていたのは私だけだったろう(笑)ショウに参加する=会場で作庭しなければならないのです。「どうしよう、どうしよう。」と悩む気持ちが痛いほどわかる。

 

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これが国際バラとガーデニングショウで作庭した「静心の庭」。もう12年前の話。懐かしい。写真を見ると、苦労して作ってくださったこと、会場に一人残り毎日手入れしたこと等、当時のことを瞬時に思い出せます。お世話になった方々、出会った人々。この機会を与えてくださって本当にありがとうございます。(画像クリックしていただくと詳細ページが見られます)

 

メアリーは「私の庭で世界を変えたい!」とショウに挑みましたが、私は単に自分のデザインがどこまで通用するか、試したくて挑戦したのです。引越ししてすぐ無謀にもディアガーデンを立ち上げたのはいいけれど、仕事もなく、デザインする時間と気力だけはものすごくあって。業績も無いので何とか世間に出て行くきっかけが欲しいともがいてました。そして、応募したデザインが、まさか、まさかで受かってしまったのです。通知を見て歓喜→しだいに不安になる→追い込まれていく という経過は、映画と重なります。

引越ししてすぐなので、メアリーと同じように材料も職人さんも、スポンサーもないないづくし。でも、デザインした庭を会場で作りたい!人々に見て欲しい!という思いは捨てられず。協力してくれそうな方には、応募する事は伝えていましたが、まさか現実になるなんてと驚かれました。そこを頼み込んで色々紹介していただいたり、借りたり、自己資金で足りない分スポンサーを募ったりして、実現できたのです。振り返れば、これも奇跡のような話です。いっぱい無理をお願いしたので、ショウのあとは、仕事で恩を返そうという一心で、苦手な営業もして、結果少しづつ仕事も増えてまいりました。本当に感謝してもしきれない。それを思い出だしたら、泣けて泣けて。

初心を思い出させてくれた映画、見てよかった。

 

 

ドラマティックな空間に

つまらなく退屈だと思っている空間も、少し工夫と見え方の変換で嘘みたいにドラマティックになります。狭い空間こそ、広さや奥行を出す工夫が成功したら、それはそれはドラマティック。

歩いていても、惹かれるのは、そういう空間。

例えば、丸見えでない、奥に何かありそうと勝手に想像を膨らませてしまう・・・という場合は、実際に空間も膨らんで感じていて、見えている何倍も広さを感じているものです。コレはお得な効果です。

 

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格子の木戸の奥に伸びる石畳。緩やかに左に折れて先が見えません。塀が建ち、幅は狭いのですが、奥行き感がスゴイ!吸い込まれそうで、思わず立ち止まってしまいました。

 

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ディアガーデンのお客様宅。モダンな格子の奥に緑が揺れていて、絵のようです。低い門扉ではこうはいきません。思い切って2mで設計しました。スクリーン効果で、ドラマが生まれています。

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これは商業空間の道路際のスペース。境界に塀を立ててしまうと、閉鎖的で暗く、ただの空きスペースとなってしまいます。雑木のトンネルにして、歩けるように舗石を伸ばし、宿根草をたくさん植えるとこんなにドラマティックな空間に。富貴草が伸び伸びと育ち、雑草が生える隙もありませんね。こういうの、個人邸でも応用できますよ。

 

折角の土地、遊ばせておくのは勿体無い。ウットリするような空間にしませんか?

アイディアは、まだまだあります♪o(゚▽゚)o

 

 

アジサイと夏火鉢 

梅雨の間、目を楽しませてくれたアジサイ。今月は剪定をしましょうね。

アジサイは種類によって、剪定時期が異なります。山アジサイは6月中に(外の萼が反るのがサイン)、その他は7月中に、西洋アジサイは落葉後というのがひとつの目安です。必ず剪定するという決まりはありませんが、そうなると当然のことながら、年々大きく広がっていきます。その場に合わせた程よい大きさが、そのアジサイにとっては一番美しい姿になると思いますので、全体的なバランスの中で調整してくださいね。

一般的なアジサイをコンパクトに仕立てたい時、今年伸びた枝の一番下にある健康な葉の上で切ってください。極限まで小さくしたい方は、翌年の花は諦めることを前提に、一番下の節の上で切ってください。花は数年後には咲くと思います。このとき数本だけ切ると、他の枝に栄養が思いっきり回り樹形が乱れるので、思い切って全ての枝を切ることがコツです。

数年前から流行っている「秋色アジサイ」、いい感じで紅葉する品種を選び、そう名づけて売り出されたものです。でも基本的には普通のアジサイと同じなので、紅葉を楽しんだあと剪定すると、翌年の花は難しい。私も紅葉を楽しみつつ、なんとか翌年もたくさん花をつけてもらえたらと、色々やってみましたが、思ったように育ちません。今年はバッサリ剪定することにしました。

バッサリ切った花や葉っぱは、まだ十分鑑賞できますので、引き続き部屋で楽しみます。いま、家の中では火箸風鈴の音色が響いているので(その様子はコチラ)、それに合わせて火鉢を花器に見立てアジサイを盛りました。このまま秋までいてくれたら、寒さに当てて秋色にするんだけどな・・・(^^;

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火鉢は宣徳火鉢といって、むかし実家で使っていたものです。これまでのブログにも何度か登場していて、常連の読者様にはおなじみですね。

 

この火鉢、実家から貰ってきたはいいけれど、実は火鉢としては全く使えていません。冬は、空気の浄化と消臭を兼ねて、炭を入れています。そして、夏火鉢というと、無用の長物に例えられるくらい。なんとなく暑苦しく感じるものです。それで、火鉢さんには不本意でしょうが、こうして花や緑を入れ、飾っています。

物にとっては、何の役にも立たず仕舞われて、そのまま忘れ去られることが、一番悲しいことなんじゃないかな。この火鉢も、ひょんなことからここに連れてこられ、挙げ句の果てに使われないじゃあ、きっと情けなく思うでしょう。出来るだけ使って愛でるようにしたいと思っています。

私が物心ついたときには、既に使い込まれていた火鉢です。いつの日か灰を入れて、ちゃんと火鉢として使ってあげたいな。

 

 

シックなラウンジャー 

朝夕の涼しい時間帯、ガーデンで寛げる素敵な椅子があれば、すっごく癒されそう♡ イマドキの屋外家具は、インテリアにも使えそうな程、洗練されたデザインのものがたくさん出ております。

ですので、是非インテリアの延長として、同じ感覚でレイアウトしてみてください。シックな色目を選べば、どんな植物にも合いますし、大人っぽくなります。外では子供は遊ぶ、寛ぐのは大人ならではですから、ね。

個人的には今季、グレー系がキテマス。すごくモダン&お洒落にまとまると思います。グリーンもベージュでも少しグレーがかったものが目についてしまう。ディアガーデンで取り扱いのあるアイテムの中から、いくつかご紹介します。

 

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男前系のインテリアに合いそう。大人カジュアル。同ラインでテーブルやベンチもあります。

 

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ラグジュアリーなラウンジャーです。とてもシックですよね~ (〃ω〃)ウットリ

 

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あぁ、これも素敵ですよ♡

 

グランピング(Glamorous Campingの略)もブーム。「外でも優雅に過ごせる」というのがポイントで、これは一つの流れのようですね。

 

※ご紹介しました家具についてのお問い合わせは、下記フォームorメニューバーの「Contact」をご利用下さいませ。

 

 

 

満月の夜に 

昨晩は満月でしたね。煌々と輝くお月様で、夜空は群青色に見え、景色がはっきりとわかる位に明るい夜でした。皆様はご覧になられましたか?

ここ関西で満月の夜がこんなに晴れたのはいつぶりでしょう。月フェチの私にとっては、心躍る夜。たまたま昨夜は一人だったので、いつもにも増して自分だけの時間が持てて、思い存分、月夜を楽しみました。

まずは、家の中と外の照明を消します。庭に出るとお隣さんの窓から少しだけ灯りが漏れている程度。これで月と闇を存分に味わえます。といっても動くのに支障がないくらいで、思った以上に明るい。目が慣れてくると昼とは違う空の青さに感動です。でも一番は、なんといっても月の美しさです。月から放たれる光の筋までもがはっきり。ずっと見ていると、月がどんどん自分に迫ってくるようです。

普段は、夜遅くまで庭や家の周りを目いっぱいライトアップしているので(ライトアップの展示、また防犯対策としてね^-^ )、真っ暗な場所というものがありません。こういう闇は久しぶり。満月の夜ならではの繊細な陰影に目を奪われます。

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昨夜撮影した月です。ウツクシイ・・・(〃ω〃)

 

写真家石川賢治さんの「月光浴」によると、月光の明るさは、太陽光の1/465,000。だから直視しても目を傷つけない、優しい光の月が好き♡また月は大気を介して見るので、時により色が変わって飽きることがありません。昨晩だけでも、月がのぼるころは、黄金の輝きという印象でしたが、天上に近づくにつれ白銀の輝きに変わっていきました。

 

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庭の植物も意外とはっきり見えてます。肉眼で見えてるようにはなかなか撮れませんが、なんとなくこんな感じに見えてました。わかるかな?手前にアジサイがいます。

 

夏至を過ぎてからは、結構月が低い位置に出ますので、部屋に柔らかく月光が差込んできます。いろいろな陰が床に壁にと伸びていました。わりと白っぽいインテリアなので、それらはぼんやりと浮かんでいるように見えるのね。白は月光に映える色です。だから、夜しか家にいないという方が庭を作るなら、白い花を植えると素敵だと思うな。私なら、それにスッとした細い線の植物も加えたい。風に揺れる陰が美しいから。

 

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部屋の中は、1cm角くらいの大きさの字なら十分読めるほどの明るさ。ここに座るとお月様がとてもよく見えるの。

 

満月の夜は敢えて照明を消すのもいいなぁ♡と思いましたが、でも。こういう状態を知らないで、夫が帰ってきたら、びっくりされそうね。灯りもつけないで、ウットリ月を見ている妻って、不気味かっ?! (゚∀゚ノ)ノ

・・・病んでませんよ。たぶん。風流を好む、ただの月フェチです (ΦωΦ)フフフ…

今晩も美しい月、まだ楽しめそうですよ。時間があれば、夜空を仰いでみてください。

 

 

部屋から庭が何倍もよく見える方法 

梅雨が明けて、空が晴れ渡っています。庭の緑も濃くてね!でも、部屋から見えるその景色、どよんとしていませんか?それって、たぶん窓ガラスが汚れているせいです。梅雨の間に、埃を含んだ雨が吹きつけたり、地面から土が跳ね上がったりして、結構汚れてしまうもの。私は、いつも梅雨が明けるタイミングで窓ガラスを磨きます。

庭に面する窓には、一応ブラインドがあるものの、ほとんど使っていません。部屋からは庭を絵に見立てて楽しんでおります。窓ガラスが曇っていると、景色も曇るので、汚れ具合には敏感になってしまいました。

それで、ほぼ毎月くらい磨いているのですが、ピッカピカにしようとすると、ものすごく疲れるし、そんなに時間かけられません!だから100%の美は目指さない。私の窓拭きはざっくりです。簡単に説明しますと、

  • 使い古したタオルを小さめにカットして何枚か用意。水(冬はお湯)で濡らし固めに絞ります。
  • まず窓枠や桟(予め履いておく)、網戸をザーッと拭きます。
  • 次にガラス。最初は汚れ落としのつもりで拭き、次にきれいな雑巾で仕上げ拭き。

以上!オワリ!

少々拭き跡が残ろうが、タオルの繊維が残ろうが、構いません。だってまたすぐ汚れるし、すぐ拭くし。たまに「100%ピカピカ」よりも、毎日「ほぼきれい」な方がいいと思ってます。私は、スクイージなど専用道具を使うより雑巾だけの方が手早く出来ました。汚れを貯めなければ、洗剤を使わずとも十分きれいになりますよ。

 

前庭20160720

今朝のディアガーデン。事務所の窓もピカピカ♪前庭に水を打ったら、一気に清涼感UPです。通りがかる通勤やお仕事のお車の皆様にとって、心地よい背景として映るように心掛けています♡

 

ちなみに窓を吹いた雑巾は引き続き、床タイル、ポスト、表札、インターホン、外照明、看板、室外機、軒下など、そのときどきで、目に付いた場所、土埃がついたような場所を拭き、最終的にはゴミ箱を拭いて捨てます。もうね、可哀想なくらいボロボロになるまで使われてね。本当にご苦労さんって感じ(笑)

窓がクリアだったら、外の景色は何倍もよく見えます。同じ庭でも拭きたてはシャープに見える。ちょっと感動ものですよ!

 

 

庭仕事時の蚊&日焼け予防セット 

夏の庭仕事、昼間は危険だから、そろそろ控えていただきたいのですが、朝夕の水遣りは欠かせませんよね。そのときに、ウッカリ無防備に外に出てしまい、蚊に刺されたり、日に焼けてしてしまったという経験がありませんか?虫刺され痕はすぐには治らないし、ましてやシミなんて!女性なら絶対に増やしたくないですよね?ほんの少しの時間だけと思っていても、ついでにあれもこれもと手をつけてしまい、結構な時間作業してしまうこともあり、要注意です。

対策として、庭への出入り口近くに、虫除けスプレーと虫刺されの塗り薬、日焼け止めクリームの三点セットを置いておきませんか?

夏の庭用セット

私は小さな籠にひとまとめにして入れています。右手前が虫除けスプレー、真ん中が虫刺されの塗り薬、左奥が日焼け止めローション。

 

これらは普段、割とバラバラに置いてたりするものです。でもこうしてまとめておくと、庭へ出る前に必ず目につくので塗り忘れがありません。万が一、虫に刺された場合、出入り口に薬があれば、靴を履いたままでもすぐ塗れます。かゆみが出る前に塗るのが悪化させないコツなのです。

肌に優しい虫除けスプレーは、エッセンシャルオイルで簡単に作れます。ハッカやシトロネラ、ユーカリ、などのオイルが効果的で、私は薬局でも手軽に買えるハッカ油で作ってみました。スプレーすると、スースーして気持ちいいです。香りによる忌避剤なので、長時間の効き目はありませんが、30分くらいなら刺されません。作り方はネットを検索するとたくさん出てきます。お好みのでどうぞ。

参考までに…

【私の作り方】
1)スプレー容器に、消毒用エタノール10mlを入れ、その上からハッカ油20滴を入れる。
2)容器のフタを締め、エタノールとハッカ油が混ざるようによく振る。
3)容器のフタを開け、精製水90mlを加える。
4)再度フタを締め、よく振る。

10日程で使い切るのが理想的です。

 

あと、意外と便利なのはアームカバーです。短時間の作業で、わざわざ長袖の服に着替えるのは邪魔くさいとき、アームカバーを装着すれば、腕まるごと守れます。

アームカバー

愛用品はワークマンで買った竹の繊維を編み込んだもので、その名も「竹糸くん」。付けると冷んやりします。女性だからか?伸ばすと二の腕の途中までカバー出来ます。フワフワした可愛いのが苦手な私は、ワークマン、結構重宝してます。優れもの多し。近所だしね。

 

仕事で作業するときは、長袖のシャツスタイルですが、意外とカフスあたりが邪魔。で、袖まくってこのアームカバーつけたり、袖の上からつけたりして作業をすることが多いです。刃物を扱うことも多いし、材料や木の枝葉による擦り傷も結構あるので、守ってくれるアームカバーは必需品。庭師さんの中では「手甲」という武具由来のものを付けている渋ーい方もお見かけします。

こういうちょっとした用心の積み重ねが、きっと将来大きい差になるのではないかと思っています。庭もきれい、そして、あなたもきれいでいて下さい♡

 

 

暑気対策に、梅シロップ完成 

海の日、いかがお過ごしですか?西日本は、本日梅雨明けしたそうですね。いよいよ夏本番かぁ。

今日は、先月仕込んだ梅シロップを仕上げました♪(作り方参考までに→梅仕事2016

梅を漬けた瓶は、毎日様子を見ながら回転させ、3週間程かけてエキスを抽出しました。最後に濾してから、発酵を抑えるために80度位で15分加熱したのち瓶詰めして完成です。

梅のクエン酸は疲労回復、解毒作用、血液浄化作用があって、暑気対策にもってこいです。

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ボトルは自宅用。あとの2本はお分けしようと思います。琥珀色なのでお酒みたいですが、ノンアルコール。でも梅酒のような味です。

 

 

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まん丸だった青梅が、美味しいエキスをギューッっていっぱい出してくれて、こんなに皺くちゃになっちゃいました(>_<) それにしてもスゴイ縮みよう。梅と言わなければ「ナニ?この不気味なものは?!」と言われそう。エキス、ありがたくいただくね。

 

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まずはお水で割って一杯。今年のは、味に丸味があります。上出来です。

 

さて、今夏のディスプレイガーデン。

アシナガバチが、庭木を食い荒らすイモムシや毒虫たちをせっせと食べてくれるお陰で、とてもいい感じに茂っています。庭は、オーガニックで管理しているため、よっぽどなことがない限り農薬は使用しない方針です。今年はもう一歩すすめて、さらに自然に任せてみました。私としては、ちょっと勇気のいる取り組みです。

植物と虫たちの関係をよく知りながら、正しく怖がって、実験を進めています。また結果をまとめて報告できればと思います。

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濃い緑が目に涼やかです。

 

これからは朝夕の打ち水も日課です。暑い時は、もちろんエアコンを使用しますが、それは皮膚で感じる涼しさだけ。目に涼しさはないし、情緒的なことが全く物足りない。だから、日本ならではの涼み方、対処法もあわせて、美しく楽しく美味しく夏を乗り切るつもりです。

 

 

改めて、潔く、納得して 

年に何度か気持ちを新たにする日があります。今日はその日です。

お陰様で「得意なこと、何時間やっていても苦にならない大好きなことで、世の中に貢献し、それで報酬を頂戴して継続していく!」という思いを実現してきました。私にとってそれは、庭をデザインをすること、デザインした庭をつくること、出来た庭をさらによくすること、庭や植物について語ることです。少しづつですが、それらが出来て幸せです。

でも誰に頼まれもしないのに、この仕事を始めたので、周りの方に言われることに影響されて、考え込んでしまうことも多々あります。

最近も、虫のついた木の前でその家の方と話しているとき、通りがかったご近所の方が「木があると大変やな。」と言われ、とても複雑な気持ちになりました。自分は植えないで良かったよという感じが見えました。何も言えませんでした。その方は、その木が冬を乗り越えて小さな芽を出した姿や花を咲かせた姿、真っ赤に色づいた姿を見ていないのでしょう。木と暮らす良さを知らないのかもしれません。

当然ながら、虫がついたら気持ち悪いというほうを優先してしまう人もいます。さらに植えたが最後、ずっと手入れをしなければと負担に思い、庭は要らないという人。むしろそういう人のほうが多いかもという印象です。色々な価値観があっていいと思っていますが、求められる一方で、そんな例をたくさんたくさん見せつけられて、勝手に落ち込む時も結構ありました。私のしていることって何なんだろう?って。

人それぞれ。だからいいのですから、そこで悩むのは可笑しな話ですよね、まったく。世の中の役に立てたらと言って、世の中全部の役に立つことは出来るはずもありません。あれこれ全部耳に入れる必要はないのに、時々フラつくのです。

 

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この画像は「BO BEDRE」という海外のサイトより。コペンハーゲンのあるお宅です。日本の住宅もこのくらいのインテリアは普通にやれそうですが、窓外の景色はどうでしょう。この庭への視線の抜け方が、日本では実現出来ないことが多い。カーテンつけちゃうし。

 

でも逆にこんなことも。

自転車でウチの前を通りがかった中学生くらいの子数人に「あー、この家いいー!」って言われたこともあります。その時、私は事務所の中にいて、その子達は私が聞いていることを知りません。周りの家と違うのは植物てんこ盛りというところ位だから、やっぱりそこを認めてくれたのかなと、密かに喜んでいました。

またある日のこと。事務所にいると、前の道を歩く3~5歳くらい?の女の子とお母さんのやりとりが、窓から聞こえてきました。

女の子:「ねー、ねー、この家なぁに?ねー、なぁに?」 お母さん:「お庭やさん。」

一応小さな看板はあるけれど、子供だからわからない。パッと見は普通の家ですのに、ちゃんとコーディネートされていて機嫌よく育っている植物があると、子供ながらも「なんか違う」と目がいくみたいです。

こんなふうに素直な子供さんに、褒められたり注目されたりすると、本当に嬉しくなります。私のやり方は案外いいんじゃないか。本能で言ってくれているだからと。それにお母さんが「庭やさん」と言ってくれたとき、ちょっと天からの声みたく感じてしまいました。そうだ、私は、街の人に認められているじゃないか、しっかりせねばと。

 

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同じく「BO BEDRE」より。グランドカバーはいわゆる雑草。雑な草なんてホントは存在しませんけれど。緑があると、大地に根ざした家という感じがしますね。

 

今のところこの道以外、ちょっと思いつかないのですから、自分に潔く納得し、自信を持って生きていこう。そして、役に立てるところで使って頂こう。

何年やっても、そうやって改めて思い直すことがあるのです。