古美術店のショーウィンドウ 

ときどき前を通る古美術や茶道具を扱うお店「上原永山堂」さん。小さなショーウィンドウには、四季折々のお軸とお花が飾られています。それがとても素敵で、毎回見せていただくのが密かな楽しみになっています。

 

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いつも趣のある室礼に見とれています。最近のです。ガラスに向かいの景色が写りこんで見づらいですが(^^;)

 

このお軸には、小屋の前にゴザを敷き、女性が何か仕事をしているところが描かれています。淡い月が出ているのに、彼女はまだ仕事が終わらないよう。ひんやりした風にハッとして「あら、いつの間に日が落ちて」と、周りを見回している・・・ってな場面かな?と勝手な想像です。女性の傍にうちわ、背景に色付き始めた木や薄が描かれているので、初秋の頃かなと思うわけです。

そして、籠には薄や野にあるような草が活けられています。描かれている家の前庭の景色を映しているように見えて、わずか半畳程の空間が、私の中でどんどん広がっていきます。

8月に通った時は、青もみじにそっと蝉の抜け殻が添えられていました。それを見ていると、人通りの多いところにいるにも関わらず、蝉しぐれの緑陰を歩いているような感じがしてね。瞬間ワープです(笑)

こんな風に小さなショーウィンドウを覗いて、いつもあれこれ想像しています。時間にしたら数分ですけれどね、目の保養をさせてもらっています。そして自分の中に広がるこの心地よい感覚を、庭づくりにも生かしたいと思います。

あぁ、きっとお店の中も素敵なんだろうな~。でも私にはちょっと敷居が高いなぁ(>_<)

 

 

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