秋の夜の手習い 

今日は小筆の練習をしました。今年に入り、先生に「仮名をやるなら古筆もやってみなさい。」と勧められ、無謀にも挑戦しております。

古筆とは、平安時代から鎌倉時代にかけて書かれた和洋書道のすぐれた筆跡のことをいうそうで、いまに伝わる色々なお手本集があるのです。私のお手本は「伝 藤原行成筆 大字朗詠集」というもの。本当言うと、まだよくわかってないけれど、平安時代の人の書いたものが、現代においても、そのまま読めて敬愛されるといることに、日本文化の奥深かさを感じ、改めて感動しています。小筆を習わなければ、たぶん目にすることもなかったでしょう。

先生曰く、一生かかっても修められないだろうということですが・・・(  ̄▽ ̄)ソリャソーダ、理屈だけでもわかれば、きっと為になるのではないかと思うの。続くかどうかわかりませんが、今のところは楽しくやってます。

画像は俳句です。自分の選んだ句を毎月二首書いています。「涼しさの 肌に手を置き 夜の秋」という高浜虚子の句です。

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お手本を書いていただいたのは、今月初めで、句と合った気候でしたが。それにしても、なかなか思うようには書けませんなー。添えた花は吾亦紅。

 

「夜の秋」とは、聞き慣れない表現。どうやら「秋の夜」と同じではないらしい。秋の気配の感じられる、夏の終わりの夜、というような意味で夏の季語です。夜風に涼しさを感じ、肌に触れてみるとすっかり冷えている。もう夏も終わりだなぁというような意味でしょうか。手を置いた肌が自分の肌なのか、はたまた隣にいる誰かさんの肌なのか?それによっては、また違った情景が浮かび、案外色っぽい句なのかもしれません。勝手な想像ですが。

そういえば一昨日のこと。なんとなく寝苦しく、薄着で寝てしまい、うっかり寝冷え。鼻水が一日止まりませんでした。あぁ、私ときたら、色っぽさのカケラもないのです。今はなんとか回復しましたが、もう「秋の夜」なのですね・・・。

皆様もお気を付けください。

 

 

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