二条城の庭、伝説の木とは?

二条城庭園を見てきました。ここに来るのは、2年前の「アートアクアリウム展」以来です。

こういう歴史的建造物や有名なアート作品を見ていると、世が世なら私のような小市民は絶対に拝めなかったものだよね、なんて思ってしまう。それが千円とか数百円の拝観料で見れるなんて。よくぞ、この時代を選んで生まれたものよ!と、つくづく感慨深いし、ラッキーだなと思います。

城内に入った時は、雨が降っていましたが、御殿を一巡りして庭に出たら雨が上がっていて、これまたラッキー。

 

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国宝、世界遺産の二条城。金の装飾が眩しい唐門の奥に二の丸御殿が見えます。日本人より外国人の方が多い場所。

 

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雨上がり。きちんと手入れされた松葉に残る雨粒がとても綺麗でした。

 

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将軍や諸大名たちが眺めていたであろう、二の丸御殿大広間から見た庭の景色。同じ目線で撮ってみました。何度も改修工事が行われ、植栽などは徳川の時代とはだいぶ違うようです。

 

ご存知の方も多いと思いますが、日本庭園は座敷から眺めるように作られています。座って見える景色が、その庭の正面になる場合が多いです。こういう場所にくると、座敷はどこかな?上座はこのあたりかな?と想像して、まずはその庭の一番の眺めを探してみてください。それから移動してディティールを楽しみます。

二条城には立派な松がたくさん植えられていますが、伝説の木は上の画像右端に見える「蘇鉄」なんだとか。少なくとも樹齢150年以上らしく、毎冬には藁を巻き防寒養生され、大切に育てられています。確かに立派な蘇鉄でした。二の丸御殿内には蘇鉄の襖絵もありますので、当時の京都では、よほどこの南国ちっくな植物が珍重されたのですね。そう言えば桂離宮でも見ました。絵の蘇鉄は、想像で描いたのかな?幹が松みたいでちょっと変ってましたよ。

和の庭に蘇鉄は、今では田舎の庭でもよく見られて、なんとも思わないのですが、最初はきっと目新しくて奇妙に見えたことでしょう。私は庭の勉強を始めるまでは、なんで蘇鉄?と疑問に思っていたのですが、きっとこういう高貴な庭を真似たのが始まりだったのですね。

庭づくりにおいて、珍しい植物を求める気持ちは、今も昔も変わらず、なんだなぁ。

 

 

路地の魅力 

京都の街中を歩いていると見かける路地。こう言っちゃ悪いのですが、本当にどうしようもない狭さです。

それに手を掛けに掛けて作り込んで、粋に魅せてしまうところにいつも感心してしまいます。前に立つと、どうしようもない雑多な景色が見えなくなっていて、美しいものだけ見えるようなっています。ひとつの世界感が出来ていて引き込まれてしまいます。

家に帰ってから、引きで撮った写真を冷静に見ると、いかにして目を逸らされたのかがよくわかります。例えば先日伺った小料理屋さんのアプローチ。古いトタンの壁に挟まれた路地で、幅2mもあるかしら?という狭さ。普通なら素通りしそうな薄暗い場所ですから、まさかその奥に入口があるなんてと思います。そこを路地として素敵に魅せておられました。

木戸のある小さな門、壁に杉板を貼り、足元には御影石を敷き詰める。更に那智黒石の上に、雰囲気ある照明を点々と配置。それらに導かれるように視線を奥に移すと、橋の欄干のような石のオブジェと小さな緑が。のれんに誘われて引き戸の奥の空間に興味津々!てな具合です。過不足ないさりげないデザインに、プロのセンスを感じます。日々履き清め、水を打っておられるので、薄暗い場所なのに、清潔感がある。さすが!

 

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京料理「藤本」さんのアプローチ。狭い狭い路地の奥にのれん。石畳と照明の誘引効果で、奥に視線が吸い込まれていきます。

 

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ディアガーデンの施工例より。昔やわらぎ住宅(株)様の街づくりプロジェクトに参加させてもらった時、家の境界にフェンスを建てずに路地を作ったことがありました。間に仕切りがないだけでこんなに広々。奥に広場があって、路地はそこに繋がっています。

 

こういうデザインは、案外個人邸でも応用出来るもの。設計士(デザイナー)と職人と住まい手の心意気があれば。素材選びと統一感がポイントでしょうか。上の画像は、6区画に分かれた住宅地の敷地境界線に沿って路地を作った例。広く使えることで、殺風景になりがちな場所でも季節の営みの感じられるようになります。

また、狭いアプローチでも、壁や生垣を設けるなどして背景を整えることで、そのお宅独自の世界感を作ることは可能です。まるでお店のようないい雰囲気になりそうです。狭いからこそ出来ることもある。そこが設計の面白いところですね。

 

最期に、折角なので、藤本さんのお店のインテリアとお料理の一部を紹介します。親しい人を連れて行くときっと喜ばれるお店。オススメです。

 

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藤本さんのインテリア。柱の間を利用して作られた飾り棚が素敵でした。飾ってあるものも小じゃれてる!カウンターと個室がひとつ。お店の方は、気さくに話をしてくださいます。

 

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本当に本当に美味しかったです。器もさらりとセンスがいいな。お酒は、グラスを選べるようズラリとカウンターに出してくださって、楽しいの。いただいたランチは女性客を意識してか量は少なめ。デザートは一口サイズで5品もついてます。その中から選んでもいいし全部でもいいの♪

 

 

月曜日ですが、お茶を一服

2週間続けての週末イベントを終えて、心なしかほっとする月曜日。準備に始まって当日まで、色々得ること、気づくことばかりの2週間でした。ありがとうございました♡

さて、これからはまた、いただいている案件について、設計業務に励みまーすo(・ω・´o) なかなかユニークなテーマのお宅があって楽しい。お好みは人それぞれですから、普段から浅くひろーく興味を抱いていないと、やりとりやアイデアに瞬発力がなくなります。自分の好きなもの以外でも、意識して色々見るようにしないとな。

クリエイティブ系の仕事人間は、常にそういう目を持って生活しておられると思います。遊んでいても映画を見ても、移動中でも、知り合いや友人となにげに話している時でも、無駄な時間はない。造園の仕事だからと、自然ばかりを見ているのは、ちょっと違うと思うの。友人が興味を持ったことから、インスピレーションを得るかもしれないし。

友人といえば、私の彼女(違う違う(^^;;テヘ )先日石川県に旅行に行かれたそうで、お土産を持って訪ねてきてくれました♪久しぶりに合う友人の幸せそうな様子、見られて嬉しい♡  私のことを思い出してくれて、訪ねてきてくれて本当にありがたいなと思います。

↓ハッピーオーラをまとったお土産がコチラ↓

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加賀土産をいただきました。音羽堂さんの「加賀紫雲石」と、大脇昆布さんの「KONBU MAGIC」。友人は、定番のきんつばは、よく食べているだろうからと、同じあんこ系でも違ったお菓子を選んでくれました。

 

金沢の和菓子があることだし、今朝は久しぶりにお抹茶を点ててみました。家でも気軽にいただきたいと思い、茶碗、茶筅に茶さじだけは持っていますの(ΦωΦ)フフフ… 茶碗は丹波立杭焼のもの。私の実家から車で30分程のところに窯元があって、母と一緒に行ったときに買った思い出の茶碗です。

点てる事自体、私にとってはお遊びなので、作法もなにもあったものではなくて、ほとんど見よう見まね。でも庭を見ながら静かにいただくお茶は格別。秋晴れのテラスに甘いヒイラギモクセイの香りがふんわり漂っていてね。誰もいないからこその、ちょっと申し訳ないほど、ゆったりした時間でした。

低くなった日差し、澄んだ青空、点てる音、茶の香り、花の香り、柔らかな茶碗の感触、そして舌を甘やかすお菓子・・・。五感を研いで研いで。「本当に美しいものというのは、一人でいないと見えてこないものですよ。」と言ったのは奈良のお坊様だったか。

 

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お薄、ふんわりとやわらかく点てられました。透き通ったお菓子「加賀紫雲石」と一緒にいただきました。添えてあるのは、庭のヒイラギモクセイ。

 

彼女にお土産をもらわなかったら、お茶を点てるなんて、思いつかなかったかも。今度はご馳走したいな。

 

 

花木のススメ

漂う空気に金木犀の香りをほんのり感じられて、なんとも嬉しい朝です。職業病でしょうか?近所の植栽は、見るとなしに何となく把握していて「きっとあのお宅からだわ。」ってわかります。とてもありがたく楽しんでおります♪ そういえば、ディスプレイガーデンのヒイラギモクセイも、いま小さな白い蕾をふくらませているので、こちらの香りも、もうすぐ!( ´艸`)タノシミ~。

金木犀がスッキリ甘いのに対して、ヒイラギモクセイはもっと女性的な香りというか。同じ甘さでも深みがあります。ご近所さんや近くを通る方に、一瞬でも和んでいただけたら嬉しいな。

 

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金木犀の香り、好き嫌いもあるでしょうが、日本の秋を感じさせてくれるもの。独特の芳華はお香と同じ効力を発揮して魔を払うと言われ、厄除けの木として植えられることもあります。

 

花木って、いっぱい咲くと迫力があって、植えて良かったな~と思います。花は大抵小さいのですが、1本に咲くその量たるや!草花の比ではありません。お庭に花木が1本あるといいですよ。お花見が出来ます♡

それに、庭木は個人のものだけにあらず、です。例え塀があろうとも、自分の庭を超えて、行き交う人々をも魅了するものなのです。○○の咲く素敵なお宅、なんて思われているかもしれません。家路につくとき、溢れんばかりに咲いた木に彩られた我が家を眺めながら、近づいていく・・・なんてのも幸せな瞬間です。

でも「うちの木全然咲かないんです。なんで~(?_?)」という方、「植えてしばらくは成長していたんですが、最近元気がなくて。」「何故かてっぺんからどんどん枯れてきて、止まらないんです。」という方、一度プロの診断を受けませんか?樹勢回復の方法はあります!

というわけで、今週末も、引き続き相談会、開催しま~す!*。ヾ(。>v<。)ノ゙*キテネ~。

ディアガーデンでは、庭の手入れはもちろん、女性目線できめ細かな庭づくりをしております。この機会にどうぞご相談ください♡

 

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詳しくは画像をクリック、プリーズ(*・ω・)ノ

 

これからは、木の植え付けや剪定、コンクリート工事などにもピッタリなシーズンです。素敵な春を迎える準備、今からはじめましょう!

 

 

テーブルに庭の花。秋の色合いをプラス 

いま事務所のテーブルにある小さなブーケ、秋らしい色合いで気に入っています。こっくりとした暖色に紫を合わせると、大人っぽい雰囲気になりました。私の日々の花飾りは、こんなふうに小ぢんまりとしたもの。材料代は数百円、庭で摘んだ草花を足して作る、ささやかなアレンジです。

 

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シックな暖色系の花を集めた秋色のミニブーケ。ガーベラとカーネーションはいつものお花屋さんで。バラ2種とフジバカマ、セトクレセアは庭から摘んできたものです。HARNEY&SONSの紅茶の缶はとっても可愛らしいので、こうしてお花を入れても素敵でしょ?

 

近所のお花屋さんには、菊やバラ、カーネーションといった花がメインで、仏花をたくさん置かれています。都会でみるようなシックな色合いの花や小洒落れた枝物は、あまり見かけません・・・(T ^ T) 需要がないのかな?たぶん注文すれば市場で探してもらえるとは思うのですが、数本買うだけなのでお願いしづらい。

田舎で暮らしていると、私のような方も、案外多いのでは?お洒落なアレンジに憧れるけれど、花材のバリエーションが少ないというね。それでも庭の植物があれば!自然な風合いをMIX出来て、遊びのあるアレンジが可能。フラワーアティストさんたちが欲しがりそうな、繊細で野性味のある花材が、自分の庭で摘めるのです。

ディスプレイガーデンでは狭いなりにも、バラ3種、斑入りアマドコロ、アジサイ3種、ススキ、フジバカマ、ツバキ、ドウダンツツジ、シモツケ、ユーカリ、季節の1年草、などなど、主役になるもの脇役になるもの、色々育てています。四季折々、その時一番美しいものを、先入観を捨てて、自由に活ける。雑草と呼ばれている植物だって意外と使えます。

ないならば、自分で育てようか。そんな庭づくりもアリです。

 

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こういう微妙な色合いのバラは、切花では入手困難。フレッシュな香りは摘みたてならでは。

 

庭で育てたものは、土埃や虫が付いているので、活ける前によく洗わねばなりません。細かな部分に入り込んだ埃や虫は、流水では落としにくいので、私は水をはったボールに全体を浸して、何度か水を変えながら、やさしく洗っています。その際に不要な葉を落とし、水切りもします。

それでもたまに虫が出てくることはありますが、別に悪さをするわけじゃないしね。「あ、まだいたんだ」程度に大らかに対応してます。

 

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いつかのアレンジ。ベースに庭木の剪定枝をぐるっと貼り付けてリボンで固定。こんな遊びも、庭に材料があればこそ。

 

フラワーアレンジのインスピレーションは、街のショーウィンドウ、ハイセンスなショップやホテルのロビー、アーティストさんのSNS、などなど色々なところから得ることが出来ます。よく見ると「あれ?!この植物、うちに生えてる!(もしくは似たようなものがある)」「こうして使うとお洒落に見えるんだ~。」なんて発見がありますよ。

 

 

ディアガーデンの駐車場 

イベントのためにいつも使っている駐車場をあけてます。ディアガーデンは最寄駅(JR近江八幡駅)からギリギリ徒歩圏内なのですが、地元の方は普段、お車で動かれるのでね。来客のあるときは、いつもここを使っていただいています。

この駐車場の土間は、ひと工夫して瓦を敷いています。建物の壁のアクセント色が同じグレーなので合うし、車がない時にも景色となるように工夫したつもり。見本庭として作るので、「八幡瓦」という地元の素材も使わせてもらって、他にないものを!とも思いました。作ってから9年、コケが生え馴染んできました。

これを見られた方は、パッと見タイルが張ってあるのかと思うようですが、瓦を一枚一枚立てて敷き詰めてあります。大体深さ15cm位は瓦なの。造園職人さんや左官職人さんにも「(こんなに手間かかること)よぅやるわ。」と感心されたマブチ渾身の手仕事です!勾配をつけつつ面を整えるのに苦労したっけな。

 

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地元近江八幡産の瓦を敷き詰めた駐車場。小端立てて波のようなデザインにしました。車止めは移動可能なもので、奥にもう一台停められるようになっています。

 

通常住宅の駐車場というと、コンクリートのベタ打ちで目地がところどころ走っている仕様が一般的かと思います。舗装材としては安価でメンテナンスフリーなところがいいのですが、味気ないと思われる場合は、石やタイルを貼ったり、砂利を混ぜたコンクリートの表面を乾く前にザッと洗った洗い出し舗装、補強材を入れて芝を敷く、など様々な方法により表情をつけることが出来ます。

私が設計するときは、車を停めやすく、かつ車がない場合もポカンと虚ろな空間にならないように気をつけます。舗装の工夫に合わせて、樹々や草花、生垣を添えて、小さな公園のように見せるのです。限られた敷地ですので、何もないときにも庭として成立するように有効に利用したいものです。

 

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瓦はもっと欠けるかなぁと思っていましたが、作った当時とほとんど変わっていません。いぶし銀♡の風合いが気に入ってます。雨で濡れた様子もいいです。

 

当たり前ですが、駐車場は道路とつながっている場所ですから、街並みにも影響を与えます。その点でカーポートやサイクルポートといったアルミ製品がバーンと見えてしまうことは、個人的にはよく思いません。あると非常に便利な製品ですが、こだわっておられる建物の外観に、釣り合うデザインが少ないようです。カーポートは大抵建物の前にあるので、せっかくの素敵な外観を、ほとんど隠してしまう。非常に勿体無い話です。

こういうことがないように、家を建てるときは動線とともに景観も十分考えていただきたいと思います。道行く人々が、素敵なお宅だなぁと思うのは、案外、エクステリアやお庭が素敵で、建物をうまーく引き立てているお宅だったりするのです。家の中は見えませんから。

 

ディアガーデンでは今週・来週末と2週続けて「庭づくり・エクステリア 秋の大相談会」開催中です。お出掛けついでに、お気軽にお越しくださいませ♪

 

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この立て看板が目印です。

 

 

十三夜の室礼2016 

昨夜は十三夜。先月の十五夜のお月見と合わせて楽しみました。残念ながら雲りだったので、ほとんど拝めない状態。時折り切れ間から眺めるという感じでした。

曇天であろうと、嵐であろうと、お月様はかならず夜空に浮かんでいます。そこにあるけれど見えないものって色々ありますよね。そういうものに思いをはせて、気付ける自分でありたいな。見えない月を見ながらそう思った夜でした。

 

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十三夜のお月様は栗名月とも呼ばれますので、お饅頭の代わりにモンブランケーキをお供えしました。←自分が食べたいだけ(^^; たねやさんの黃栗のモンブラン。私が思うに、こちらのケーキは甘くないさっぱり系。スイーツは甘くなきゃ派の私ですが、晩遅くに食べるつもりだったのでちょうどいいかと。

 

まあるいお月様にちなんで、丸いものづくしのシンプル室礼。夜空に見立てた黒いお盆にビーズの雲。お月様が見え隠れしています。このお月様、十五夜のもそうでしたが、照明の灯りを写しているの。ペンダント照明ね。昔の人は水を張った器や盆に月を写したものを眺めていたそうじゃない?同じようにできれば風流ですけれど、これって難しい。それで、コンセプトだけ合わせてみました。

小さなお盆だけですが、しつらえると、その瞬間が特別になります。バタバタした日常の中に、ちょっとした間を設けてくれる。私にとって、年行事の室礼をすることは、ふと立ち止まって考えるいい機会。

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ある日のおやつ。いただきものの東京のお土産「鈴もなか」。パッケージに可愛らしい鈴がついていました。どこかモダンさが漂う和菓子。上品なこし餡、真ん中におもちが入っています。美味し~。ご馳走様でした♡

 

あ、よく考えたら、日常でも10時と3時のおやつの時間に、立ち止まっていました(^^; ←立ち止まってばっかりやん。

今週末は「庭づくり・エクステリアの大相談会」です。(詳しくはコチラ)事務所に一日おりますので、お気軽にお訪ねください(^-^)♡

 

 

定期的な剪定の重要性について 

先日、ディアガーデンでお庭のリフォーム工事をさせていただいたお宅に伺い、剪定作業をしました。

剪定した木は、もともと新築と同時にハウスメーカー様の工事で植えられたものです。その木を生かしつつ、ご自分で草花を植えられるようにリフォームさせていただいたのですが、もう3年半位経っているでしょうか。一部大きく茂りすぎて手が届かない、道路の交通安全上の問題で少し視界を遮っている、などお悩みがあったようです。

そこで、問題の木も含め、一度お庭全体をきれいにしましょうということになり、ディアガーデンのパートナーである造園会社の職人さんと共に作業をしてまいりました。このお庭の工事を請けてくださった会社さんなので、経緯もよく把握してくださっているのです。

ビフォーアフターの画像をUPします。見比べてみてください。

 

スライドショーには JavaScript が必要です。

 

木をどこまで大きくするのかは、建物と土地の関係や、お客様のお好みによって決めます。剪定前にお客様、職人さん、私の三者で、どうしようかと話をします。山の中や広い公園だったら、自然に大きくするのもいいのですが、住宅地であれば、制限は当然あります。その制限のなかで、なるだけ健全な自然樹形を追求するべく、職人さんはハサミを入れられるのです。素人さんとの違いはそこです。

更に違いはあります。たくさん切っても枝がゴツゴツしない、優しい雰囲気に切ってくれます。虫の着いた枝は適切な処理をし、太めの枝を落としたら、腐れや病害虫予防のために、切り口に薬剤も塗ってくれますので安心です。切り枝を集めると共に全体清掃もしてくれますので、地面もきれいになります。作業後の庭の雰囲気を見れば、一目瞭然です。

作業後は、どんなお客様も大抵晴れやかなお顔で「あ~、すごくスッキリしたわ。」「やっぱりプロは違うわ~!」と、おっしゃられます。私も同じ気持ちなのです。これはもう、本当に、快感ですよ。手前味噌ですが、お金払う価値大ですと言いたい!( ´艸`)

気持ちよくなるのは人間も植物も同じです。不要な枝や枯れ枝を落とすと、風通しが良くなり、病害虫が発生しにくくなります。台風などの強風も受け流してくれ、倒れる心配もなくなります。肥料をやったり、土に空気を送るための改良も合わせてやると、どんどん元気に成長していきます。場に合わせる必要がある庭木の場合は、定期的なメンテナンスが大切なのです。

 

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庭を作って1・2年の内は、いつになったら大きくなるのだろうと思う木も、3年過ぎた頃から「なんか急に大きくなったかも?」と気づくのです。虫が付き始めたりね。それで自己流で切るのですが、毎年繰り返していると、樹形がなんとなく変わってしまいます。ゴミ処分も結構手間なんですよ。

これ、私も体験済みです。私は職人ではないので、大きな木はうまく切れません。もちろんどの枝を落とすとか、どう形を作れば庭に合うか、そういうことは職人さんと同等の知識は持っています。しかし、技は日々の鍛錬ですから、毎日木と向き合って、実際にハサミを入れて習得するしかありません。ディスプレイガーデンも、日々の管理は自分で、高木の剪定は職人さんにお願いしています。

 

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ディスプレイガーデンの剪定の様子。

 

剪定を頼むとなると、ものすごく高いのでは?と思われてるかもしれません。庭の規模にもよりますが、びっくりするほどの値段ではなく、案外デパートで服やバックを買うような値段と変わらないかもしれません。年1回と思えば、実はそんなに躊躇する値段ではありません。家の印象(お店とかでもね)をこんなにも左右するのですから、そこケチるところではないのです。どこの会社さんに頼んでも、大抵事前に見積もりしてくれますので、合わない場合は断れます。

ご自分の手が届かない場所は、思い切ってプロに任せるのも手で、その時にどう切っているのか見て勉強してください。気軽に相談できるお庭番がいるといいですね。お庭を作ってくださったところが一番です。なんたって、業者の方でもあなた様のお庭に思い入れありますから。心ある業者はみんな、元気に育てと祈りながら植えるのですよ。

話は私のいいように進んで、番宣のようですが(^^;、今週末と来週末に庭やエクステリアの相談会をします。どこに相談していいのかわからない方、一度私と話をしてみませんか?

詳細はコチラ→ディアガーデン秋の大相談会

 

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実は、相談会を開くのは久しぶりなの。何年ぶり?住宅展示場でやらせてもらった以来でしょうか。普段はプロの方とお仕事するのが多いワタクシ、地元の方のお力になりたいという自覚が出てきました。来ていただけたら、お客様のためになるご提案を精一杯したいと思っています。

 

 

芸術の秋「鉛筆彫刻ワークショップ」へ

昨日おもしろいワークショップに参加してきました。皆様、鉛筆彫刻ってご存知ですか?

きっかけは、先月の八幡堀まつり。会場である旧市街地では、観覧無料のイベントがあちこちで催されていました。私が立ち寄ったのは「ボーダレス・アートミュージアムNO-MA」。昭和初期の町屋を改築したミュージアムです。こちらは一般の美術館では見られないような興味深い展示会を企画されており、ディアガーデンからも近いこともあって、たまに訪れる場所でした。

まつりの夜は「楽園の夢」という企画で、国内外の6人のアーティストさんの作品が並んでいました。その中で特に印象的だったのが、鉛筆彫刻の山﨑利幸氏の作品です。鉛筆やシャーペンの芯に文字や物を彫刻されていて、とても小さな作品。以前TVで拝見したことを思いだし「あ、あの時の鉛筆がこれか~!」と、目の前にある超絶技巧に目が釘付けになりました。

そして展覧会のあと、何げにパンプレットを見ていると、なんと山﨑氏に会えるワークショップがあるではありませんか!またもや本能で申し込んでおりました。どんな方なのか興味があったのと、どうやって作られているのか見てみたい。自分がうまく削れるかはわかりませんが、元々モノづくりが好きなので、やってみたい気もして。

・・・と、前置きが長くなりましたが(^^;

いよいよ当日。ウキウキしながら、チャリンコこいで、行ってまいりました♡

 

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ワークショップはNO-MAの向かいにある奥村家住宅で。一応夫も誘ったけれど、全く感心を示さないのよね~(><) 小さすぎて見えへんとか?一人で参加です。左端に写っているのが私のチャリンコ。5分くらいで到着。

 

受付で300円の拝観料を払うだけで、受講料はナント無料。こちらの町家も趣があります。大座敷に通していただき、主庭を眺めながらのワークショップでした。山﨑先生は40代くらい?身長180cm超えのシュッとした男性。作務衣を召されてて、繊細で優しそうでとっても素敵な方でしたよ。

材料は柔らかくやや太めの芯の4Bの鉛筆。一番簡単なアルファベットL一文字を削ります。まずは芯を1.5cmぐらい出して、それをひらべったく削っていきます。それから文字にしていくのですが、慣れないので力加減が難しい。先生も製作の終盤で折れた時は、心が折れそうになるらしい(笑)でも、また削ったらいい話なので、折れてもいいやくらいで彫っていると案外折れないんですよ~とおっしゃられていました。アルファベットの中ではSが一番難しいんだって。

最初はこんなのできるかしらと思っていましたが、4Bだからか、割と削りやすかったです。もっと硬いのかと思っていました。(先生はHBやシャープペンの芯など、固くて超細い芯でも彫られます。全く信じられません!)折れないように少しずつ削るので、参加者全員すごく集中して静かです。時折庭の虫の声や(ちょっと季節外れだけど)風鈴の音も聞こえて、なかなか風流でしたよ。

ワークショップって、ディアガーデンでもごくたまに開きますが、参加する方だと気楽でほんとに楽しいわ~( ´艸`) 未知の世界への扉が開かれるキッカケになるし、材料をゾロッと揃えてもらって、すぐ作れるところもいい。作家さんや先生と話もできますし、新しい出会いの場にもなってます。これからも仕事に関係あるなし関わらず、興味あるものにはどんどん参加したいです。先生のいいところもいっぱい勉強させていただきたいと思います。

 

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完成したLの一文字。途中で折れないかヒヤヒヤしましたが、何とか削り上げました。手が真っ黒になっちゃいました~(^^; 道具と手順を書かれたレジメ、拡大鏡もあり、とても親切なワークショップでした。

 

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ワークショップで使った3種類のカッター、Hi-uniの鉛筆1ダースとカッティングマットは、終わった後、参加者にプレゼントされました。協賛会社さんのご好意だそうです。 太っ腹ですヽ〔゚Д゚〕丿スゴ-イ! 家でも是非やってみてとのこと。ありがとうございます♡

 

折角道具一式いただいたので、帰ってから、ちょっと練習。どうにか単語を彫れるようになりました。Lを習ったので、それからつながるものがいいな。何がいいかな~と、久しぶりに英和辞典を引っ張り出して探してみました。辞書のページをめくるなんて久しぶり。中学生の私が引いたアンダーラインが懐かしい。

曲線や穴のない簡単な文字で字数の少ない単語、しかもちょっと前向きな響きの「LIFE」にしました。

 

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スケッチ用の鉛筆、だいぶ短くなっていたので、もう使っていませんでした。でも思い出あるし、鉛筆彫刻して残すことにしました。LIFEって読めますか?自分ではナカナカうまく出来たと思ってます(。・ ω<)ゞ♡

 

私は仕事柄、絵を描くときにまだ鉛筆を使っています。鉛筆の書き味も好きです。だからこれから使う鉛筆の最期は、こうして彫刻していこうかと、思いつきました。LIFEからはじまる文章にするの。

私の人生は・・・さてどうなるでしょうか?

 

10年後の見た目を左右するアイテム 

突然ですが。女性にとって、花のある生活をしている人としていない人とでは、生気を得る効果で、10年後の見た目年齢に大きな差が出るらしい。花は最強のアンチエイジングアイテム!だそう。何気なく見ていたサイトで目に付いた言葉です。

庭を楽しむ暮らしの提案の一環で、長いこと花を育て、飾ることを実践しているマブチです。もしそうだとしたら、若く見えているはず!ですが???(^^;)

 

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お花屋さんには年中いろんな種類のスプレーマムが並びますが、菊をメインにすると秋っぽくなりますね。これは庭のミントの花やススキの葉を加えてアレンジしたもの。日々のアレンジには必ず庭の植物が入ります。

 

仕事柄、もっと庭を作っていただくためには、どうしたらいいのだろうと考えた時「庭があると、暮らしはこんな風に広がりますよ」という例を見ていただくのもいいかもと思いました。そして自分が体験してどう思ったかをお知らせするのです。それでブログに、四季折々のディスプレイガーデンの様子を公開したり、テラスでのランチ、育てた植物を部屋に飾ったところをお見せしています。リース作りのワークショップを開いたり、ミントでカクテル作ったり、いろいろご紹介しました。

実際楽しくて癒されることが多いので、殆ど趣味のように見えているかもしれませんが、全ては庭を身近に感じていただくために。あんなにちっちゃな庭でもここまで楽しめるんだって、関心を持っていただけたら幸いなのです。更にディアガーデンの仕事に繋がるともっと有り難い。ディアガーデンが続けられます。

 

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庭を楽しむ暮らしの情報発信の場。リビングから見たディスプレイガーデンのテラスです。

 

そんなことで、花のある生活が、副産物として続いているワタクシ。確かにいい気を貰えてる実感ありです。花を見てしかめっ面する人はいませんでしょう?顔の皺が伸びるのは当たり前というか。脳内では幸せホルモンも出ています。これって高級美容液に匹敵することかもしれません。

周りを見ると、40歳代まではそんなに見た目格差はないように思います。イマドキの30代は娘さんのように可憐で綺麗ですしね。それが40歳超えたあたりから個性化が始まり、50歳代では格差がではじめ、60歳代で大きな違いに。

若い方は自身が花だから、ガーデニングや花に興味があまりないのかも。自分の中に若さを感じなくなると、花の美しさに改めて気づくのです。そして花の生気を得ると、いいものがまた内側から満ちてくるというような感じでしょうか。極論ですが。この補いがあるのとないのとの違いが10年後に現れるということ?

 

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台風一過、今朝のディアガーデン。風に吹かれて秋明菊が揺れています。一重咲きのこの花が大好きで長年育てています。見ているとにやけてしまう(´∀`)

 

若いかどうかは、体型や顔のパーツがどうというのでなく、全体としての雰囲気で感じるものですよね。生き方・暮らし方のセンス、心の豊かさが、色艶となって現れる。芯がまっすぐ通っておられる方は、実際に姿勢の良さとなって、それも若さにつながっているように見えます。

そう考えると、花だけでそれらが得られるとは思えません。でも花のある生活を続けていくには、やっぱり暮らし方をある程度整える必要もあるし、心の余裕も必要です。季節に敏感になり、花の名前も覚えます。自分の納得いく花の生け方や飾り方をするために、知らず知らず洗練された見方をしていくのかもしれません。とすると、花によって、トータル的な資質が向上する・・・と言ったら、言いすぎでしょうか。

たかが花くらいで?それとも、されど花と思って、やってみますか?10年後が楽しみですね。