インテリアグリーンのセミナー&視察へ 

ストレスフルな現代社会において「植物のある暮らし」がますます注目されています。実際のところ身近な植物で本当に癒されてるの?最先端のお洒落な取り入れ方は?そんなことをまとめて学ぶ機会が得られましたので、東京へ出張してきました。

ときどき訪れてはいるものの、長く滞在することは出来ないので、その都度テーマを持ってあちこちまわっています。今回は「植物のワクワクを探す」がテーマです。

まずは、千葉大学教授で医学博士の宮崎良文先生のセミナーに参加。以前、森林浴(ヘルスツーリズム)講座で、山の中での人への影響については学んだことはあり、データも見たことがあるのですが、今回は花と緑、いわゆる「花き」でも同様の効果は得られるのかどうか?ということをお話くださいました。花や観葉植物を対象にデータを取って論文を書かれたのは、宮崎先生が世界ではじめてということです。

詳しいデータはここではお見せできませんが、結論を言うと、花きでもストレス軽減効果が立証され、更にその人の体調を最適な状態にするための調整機能があることが分かったそうです。これはとても興味深いお話で、ワクワクしてきます。

なんでもかんでもリラックスすればいい訳ではありませんから。リラックス状態の人がもっとリラックスしたら眠くなっちゃうじゃないですか。ちょうどいい感じのリラックス状態を長く維持できれば、どんな人も持っている能力をより発揮できると考えられますよね。

 

例えばということで、更にオフィスでの事例を実際に体験してきました。ここで働いている方に聞いてみると、リラックスするのでコミュニケーションがとても円滑になったということです。

 

設計事務所のインテリア。お洒落だし、緑が上から、目線上、足元とあちこち配置されています。植えられている鉢自体がインテリアとして素敵。

 

机と照明と緑が一体化してる。面白い♪

 

こういうオフィスで仕事できるってカッコイイですよね。優秀な社員さん・派遣社員さんの離職を防ぐのにも一役買うと思います。因みにディアガーデンのオフィスも、ここまでではありませんが、緑がいっぱいです( ´艸`)。私の場合は、好きで置いているのが一番、仕事の関係で自然と花と緑が集まってくることもあるし、お客様のために意識して置いているところもモチロンありますけどね。緑があると空間が生き生きするのは、これまでも何度も言っていることで、それは庭でも全く同じこと。

 

ディアガーデンの小さなオフィス。人よりも植物の方が場所とってます。

 

これを作った会社様に、植物設置のアドバイスや施工・メンテナンス等の協力をお願いしてみましたら、可能だということで、ディアガーデンでもインテリアグリーンをビジネスとして、本格的に始める準備をすすめています。オフィス以外にもカフェ、美容サロン、インテリア関係などのショップにもおすすめしたいです。ご興味のある会社様は、是非ご連絡くださいませ。→コチラ

 

植物とカフェは、とても相性がいいですね。お洒落でワクワクします。ここでブランチしました。

 

他にも、自然の音を実況中継して配信しているユニークな会社様(皆様がよく知っておられる大手会社、こんなビジネスもされているんですねとびっくり)ともお知り合いになれましたし、色々なインテリアグリーンの事例を視察でき、とても有意義な一日となりました。内から外へ、緑から音やアロマ、いろいろと広がると面白いなぁと思います。

次回のブログは、出張ついでの建物探訪&アート鑑賞です。

 

 

33年ぶりの大雪 

今日になってようやく寒波が抜けつつあるようです。私は連日の雪かきで、腰痛&筋肉痛に泣いています。皆様の地方はいかがでしょうか?

滋賀に越してもうすぐ15年になろうとしていますが、こんなに雪が降ったのは初めてです。昨日の夕方、Yahoo!ニュースに「滋賀・彦根で33年ぶりの大雪」って出てました。24日午後4時までに観測した最深積雪は、同市で60cm。高島市や長浜市などは1m超、ここ近江八幡市も毎日20~30cmは積もりましたので、降り始めからトータルすると彦根と変わらないのでは?とにかくものすごい積雪となりました。

北陸や北日本にお住まいの方から見たら、まだ可愛いものだと思うのですが、雪の積もらないところで育った私は、こういう景色にはいつまでたっても慣れなくて、過剰に反応してしまいます。怖くて運転もできないし、本当に困ったものです。

 

昨晩の空。雪がしんしんと降ってくる。もうやめて~と言いながら撮ってました。右端に写っているのはモミジ。折れないとは思うけど、念の為何度も雪を払ってます。

 

これは23日月曜日の画像。車で出掛ける予定がなかったので、ほっといたらどんどん埋まっていきました(>_<) 今日は止んだので、何とか掘り起こして、久しぶりに運転しましたよ。

 

近江八幡市の冬景色は概ねモノトーンです。こんなふうに何日も雪が続き、太陽がみえないと、気分が冴えません。どんどん積もると不安にもなります。北欧の国に住む方が、冬に欝になりやすいというのもわかる気がします。さらに、インテリアに救いを求め、充実させたい気持ちもよくわかります。

ガーデンデザイナーの私が、インテリアで提案できることといえば、やはり植物を如何に素敵に取り入れるか、でしょう。これは冬に限ったことでもないし、田舎であっても庭が作れない狭小地に建つ住宅も多いものですから、今後もっと力を入れて取り組むべき仕事と言えます。よりスタイリッシュで場に合うデザインを学び、これから提案していきたいと考えています。

長い時間過ごすオフィスにも、植物の癒しが仕事の効率UPに一役買うのは間違いありませんしね。インテリアの緑と庭の緑、うまくつなげられると更に素敵だろうな。

 

雪うさぎ、可愛い♡あらかた雪が片付くと、やっとこういうの作る余裕が出てきます。庭の南天で作りました。

 

ディアガーデンのインテリアプランに、乞うご期待ください?!

 

 

感動再び。過去ログから

NHKの「美の壺」という番組をご存知?暮らしの中の美を3つのツボでわかりやすく観賞指南する新感覚美術番組。毎週楽しみに見ています。

今のナビゲーターは草刈正雄さん、初代は谷啓さんでしたね。書家の紫舟さんのカッコイイ字も大好きで、初回からほぼ全部見ていると思います( ´艸`) この番組、今年で10周年を迎えられるとか。え!もうそんなに経つの?!

先週の放送は「竹と暮らす」という特集でした。魚籠(別名シタミガゴ。釣った魚を入れるカゴ)が映った瞬間、「あ、コレ、あの時の!」と思いました。チラッと見ただけでもわかる、その緻密で丁寧な仕事と美しいカタチ。竹細工の名工、故廣島一夫さんの作品でした。

 

廣島さんの魚籠。丹精がカタチになってるという感じ。

 

あれは2012年の夏。近所の「ボーダレス・アートミュージアムNO-MA」というギャラリーで、見せてもらったのでした。なぜこんなにハッキリ言えるかというと、相当感動したらしく、しっかりブログに書いてたんですよ(笑)

なんだかんだで、もう5年半書き続けていますから、備忘録的な面でもブログは役に立っています。時々、あれはいつだったかなぁとブログ内検索したりしてね。いつも事細かく書いているので、我ながらわかりやすい_φ( ̄ー ̄ )

 

ギャラリーで撮った画像です。色々な幅の竹ひごが緻密に編まれていてその仕事ぶりに感嘆。デザインといい、素材感といい、最高に美しいと思いました。実際に見れて本当に良かったです。

 

廣島一夫さん。宮崎県の日之影町というところで生活道具を作り続け、用の美を追求された方。海外からの評価も高い。この個展の翌年お亡くなりになったとか(ノ_・,)

 

ご自身の仕事に対して、常に厳しくあられた廣島さん曰く「手を抜くということは、自分をだめにすることじゃからの。」

手を抜いたことは、周りに気づかれなくとも、自分が一番知っている。手を抜いて許されたら、次も手を抜くでしょう。本当に恐ろしいことです。当時のブログには、氏の職人としての姿勢を語った貴重なお言葉を掲載しました。ご興味があればご一読ください。(→ディアガーデンブログ2012.8.12付「職人の技を堪能」の巻

冒頭にも少し触れましたが、ブログをはじめてもう5年半経ちます。seesaaBlogさんで4年半、その後サーバーを借り引越しして1年になります。書き始めた当初は、こんなに続くとは思っていませんでした。

ディアガーデンの今をお知らせするのが一番の目的でしたが、これを書いているディアガーデン代表でガーデンデザイナーのわたくしマブチの興味のあることや、日常の暮らしについて、また個人的におすすめしたいことなどについて、相当幅広く書いています。庭のことばっかり書くことも出来ますが、さすがに自分でも飽きるというか。仕事として書いているようで、半ば日記のようでもあり。

 

ディアガーデンの今、です(><) また大雪やん!(泣)前の雪が折角溶けたところなのに。

 

テラスが雪で埋もれそう・・・。雪は止まないし、怖いんですけど (゚o゚;;

 

↑こんな画像は、庭の記録になります。

 

仕事関係の方が、ありがたいことに時々は読んでくださっているようで、しばらく会っていない方とも、ブログの内容が会話のきっかけになることもあります。ブログを始めたころは、そんなメリットがあるとは考えもしませんでした。

それに、自分の中のインプットとアウトプットのバランスもブログがあるからこそ、取れているようなところもありまして。どなたかの役に立ちそうだなと思うのでブログに書こうとするのですが、実際に入力すると、その情報が覚えられる。血となり肉となっていく感じです。

facebookやインスタグラムも利用させてもらっていますが、私の場合ベースはブログです。これからもお役に立てる情報発信を心がけて、出来るだけ続けたいと思っています。よろしくお願い致します♡

 

寒中だから、室内で運動 

 

今日20日は大寒。一年で最も寒さが厳しい時季ということです。どなた様も温かくしてお過ごしくださいませ。

 

この寒さでは、どうしても室内にこもりがちですが、そこを逆手にとって家で「ながら運動」をときどきやっています。年頭にも書きましたが、空き時間に本やTVドラマ、インスタなどを見ながら、エアロバイクを約40分程漕いでいます。どうせ座って見ているだけなのですから、足くらい動かせるだろうと思いまして。運動だけする時間は作りにくいですしね。

これまでは運動の習慣は特になく、ヨガやちょっとした体操のようなことしかやっていませんでした。仕事が運動みたいなところもあったのです。でも年齢というものは恐ろしいですね。ハッキリ代謝が落ちていると自覚する毎日です。

この先もずっと健康でいたい。仕事をする上で体力をキープしたい。フットワークを軽くしたい。生き生きとハリのある女性になりたい。痩せてお洒落を楽しみたい。などなど、願望はつきません。今となってはどれも、しっかりと運動をしないことには手に入らないみたいなの。(T^T)ウウ・・・

それで、何か出来そうなことはないかとはじめたのが、自宅でのエアロバイク。ウォーキングやランニングと違って天候に左右されないこと、日焼けしないこと、好きな時間にできること、人の目を気にしないで済むこと、お金がかからないこと・・・メリットはたくさん。

 

元は夫が使うと言って手に入れたものなのに、ただの場所ふさぎになっていたエアロバイク。随分前のモデルなのでカサ高いのが難点ですが、機能に不満はありません。これを使う場所近くの収納スペースにも、偶然ですが、ピッタリ収まりました。

 

エアロバイクダイエットを始める前に、効果的な方法を少し調べました。参考になるかしら?一応忘れないように書いとこ。

【エアロバイクダイエットの4つのルール】
①一度漕ぎはじめたら最低30分は継続し、慣れてきたら45分、長くても1時間程度とする。
②心拍数を一定に保つ。大抵のエアロバイクは心拍数が表示されるので便利です。
→計算式(220-年齢) × 0.5~0.65で算出。
③最低でも週に3〜4日は漕ぐ。
④美脚ゲットのポイントは軽い負荷で足を早く動かすこと!
脂肪は早く動かすところにはつきにくいらしい。

 

続けられるといいなぁ・・・。(←実は自信がない)

でも、この場に書いたからには!効果が出るまで、なんとか続けたいです。運動を続ける秘訣があれば、是非お教えください(>人<;)

 

 

雪かき 植物も気をつけてあげて 

それにしても、たくさん降りましたね、雪。昨日の午後あたりからようやく止んで、雪かきをしました。

 

愛車の上にもコンモリ。これほど積もったことは近年なかったかも。積雪のある日は原則乗らないので、放ったらかしにしていたら、どんどん雪が加算されて(><) あんまり重そうだったからのけました。

 

このあたりは、北日本や日本海側の地域ほどではありませんが、雪かきが必要な時があります。ディアガーデンは、幸い、大きな通りに面しているので、玄関先や駐車場の出入り口だけやれば、何とかなります。そのついでに植物の上も払うようにしています。全部は無理としても、うもれて苦しそうな植物や常緑樹でひょろっとした木ね。幹が細い木は、雪の重みで折れる場合もあるので、気をつけてあげて欲しいです。

雪国の庭は、雪囲いや雪吊りなど、雪に対する準備を整えて冬を迎えます。そこまでの対策を必要としない地域で、想定外の大雪に見舞われたときは、やはり注意が必要です。

特にオーストラリア原産の木は要注意です。過去にミモザが折れたのを見たことがあって、とても痛々しかったです。元々雪の降る場所に生息する木じゃないのに、なまじ育つものだから、花の可愛らしさもあって植えてしまうのです。ミモザにしてみたら、今回のような大雪は、たまったもんじゃないでしょうね。

 

フード付きのダウンを着てて、後ろ向きに新雪の上にダイブ!めっちゃ楽しい。くっきりと型がとれましたw 何かに似てるなーと思ったら、そうだ!ベイマックス!顔を書いてみました( ´艸`) 似てませんか?(←遊んでないで雪かきしなさいって)

 

テラスも止み間に雪かき。モミジの枝や生垣、テーブルの上の雪もどけたのに、また積もりかけてます。でもこれくらいの積雪量が一番キレイに見える!発見です。すこし欠けはじめた月も一緒に撮しました。

 

長期予報でこの冬は寒いと聞いていましたが、雪の降るタイミングは例年通り。お正月がやけに暖かかっただけに、この寒波は応えます。今日は阪神・淡路大震災から22年。あの日の早朝、こんな寒さの中、着の身着のままで外に出された方たちは、どれほど大変だったことでしょう。この日のことは体験しただけに、忘れられません。

冬はこれからが本番。まだまだ「この冬一番」って寒波がやってくるんだろうな。皆様、雪道の運転や除雪作業にはどうぞお気をつけて。

 

 

ハレからケヘ 

全国的にこの冬一番の大寒波に覆われた週末、皆様の地域では如何でしょうか?ここ近江八幡市もすっかり雪化粧。まだまだ積もりそうです。毎年この時期になると10~20cm位中途半端に積もります。良く言えば、雪景色を気楽に堪能するにはちょうどいい積雪量ではあります。道路の雪は午前中にはなくなりますので、生活に支障はない。でも、車を出すには雪かきも必要で、電車も遅れがち。造園の現場もほぼ動かせません。中途半端です。

それにワタクシ、雪国の人に笑われそうですが、少しでも積もったら、怖くて車に乗れないタイプでして(;´Д`A・・・。こんな日は一応、不要不急のお出掛けは控えるようにしています。事前に案件を処理し、買い出しにいったりと、準備万端整えてお籠りです。

 

前庭の様子。花壇は白いお布団をかぶっているみたい。花を植えても埋もれてしまう冬は、高木低木や築山のシルエットを楽しみます。

 

今日は小正月。どんど焼き(とんど焼き、左義長とも言う)で、お正月飾りをお焚き上げしてもらう日でもありますね。自治会でどんど焼きがないので、私はいつも神社に持っていきます。これも既に積雪の予報が出ていたので、大事をとって先週、預けてまいりました。

正月花は活け直し、鏡餅は開いてぜんざいに、事務所に飾っていた獅子柚子はジャムに、年賀状も整理してと、順に片付きました。小さな飾りではあっても、なくなるとインテリアの様子が一変して、気持ちもリセット。生活にメリハリがつくというところが、年中行事のいいところです。これにてハレが終わり、またケ(日常)の日々が始まります。

 

獅子柚子を縁起物として飾ったあと、実をグラニュー糖で軽く煮てジャムを作りました。皮はお風呂に入れて温まろう。ピールを作るという手もあったな。実と同じくらいの量のワタと薄皮は落ち葉堆肥の中に。縁起物と聞くとポイと捨てられないのよね。

 

ほぼ片付いた中、ひとつだけ残しているのは餅花です。本来、小正月に飾るはずのものだから。玄関に飾っているのですが、ふんわりと豊かな雰囲気で華やかになるので、気に入っています。一生懸命作ったものだし、出来ればこれだけは片付けたくないなぁ。今月いっぱいと、あとひな祭りにも!飾っておくつもりです。

 

玄関の餅花。ピクチャーウィンドウからは坪庭が見えていて、侘助椿が雪をまとって儚げに咲いています。

 

外は真冬ですが、家の中はポカポカ。断熱がしっかりしている近頃の家は有り難いですね。ずっと雪がふりつづけていますが、時折りパァっと日が差すこともあって。そんなときはレフ板効果がスゴイ( ´艸`) アラを隠した今朝のマブチです。年末に髪10cm位切りました。

 

冬は寒くて室内にいる時間が長いだけに、特に窓外に目が行きます。景色づくりがされていると、見るものがあるというのは、やはり気分的に上がります。間近に鳥がやってきて観察したり、今日みたいな日は、雪をまとった樹々のえも言われぬ美しい姿にうっとりです。まさに、窓は額縁、景色は絵です。

あなた様は、どんな景色を見ていますか?景色づくり=庭づくり。そう、絵を描くように、なんとでも作れます。

 

 

BISESに期待して

ガーデニング雑誌ビズ「BISES」をご存知でしょうか?このブログの読者様なら、見たことがある方もおられると思います。そのBISESが、1月16日発売号にて休刊するらしいです。1992年の創刊以来、出版社は何度か代わりましたが、昨年1月には100号を出版されましたのに、とても残念です。

私が初めてBISESを手にしたのは、ここ滋賀に越す前、たぶん初めて自分の家を建てた頃だったと思います。もちろんガーデンデザイナーでもなんでもなく、庭をどんなふうにしようか夢を描いている真っ最中で、まだamazonもない頃。本屋さんで素晴らしい庭の写真に吸い込まれました。当時のBISESには、毎号、ガーデンフォトグラファーのアンドリュー・ローソンさんの作品が掲載されていたのですが、そんな写真はこれまで洋書でしか見たことがなく、かなり衝撃的でした。日本の雑誌もやるなぁ!と、いっぺんにファンになりました。

世界各国の名園を大々的に紹介してくれ、植栽デザインの事例をたくさん見せてくれた雑誌。日本の庭を変えてくれた雑誌。「ガーデニング」という言葉を流行語にした雑誌。こうした様々な功績を振り返ると、やはりすごい雑誌だったんだなぁと思います。休刊ということは、また違う形でスタートするかもしれない、ということ。新たなBISESに期待したいです。

 

BISESとはこのような雑誌。ディアガーデンが掲載された号で、特に思い出深い30号。

 

私とBISESのつながりはまだ他にもあって。ディアガーデンを立ち上げた翌年の2004年。ついに!というか、まさか!で、BISESに掲載されることになりました。そのころ、ガーデンデザインコンテストを毎号やられていたのですが、私が応募したデザインに優秀賞をいただいたのです。

ちょうどその連絡があった数日前には「国際バラとガーデニングショー」のデザイン部門入賞の知らせもあり、ダブル入賞となりました。嬉しくて光栄で、でも驚きの方が大きかったのを覚えています。まだ仕事も少なく不安ばかりでしたが「キミのデザインは全国的に通用する。続けてもいいんだよ。」と、背中を押してくれたのが、この二つの賞でした。本当にありがたかったです。

 

初心忘れるべからず。その時いただいた賞状や楯・メダルは、今も事務所に大切に飾ってあります。

 

個人的には、2000年前後のBISESが好きで、近年号は書店で手に取るも、買って読むまでに至っていませんでした。出版社が変わるたびに方向性も代わり、馴染めない時期も確かにありました。イングリッシュガーデンに憧れていたころは、単に楽しみで見れていたけれど、プロになって、実際作るには環境的に厳しいという現実を知ってしまいましたしね。でも同じものは作らない前提で、ワールドワイドなデザインはもっと見たかったな。

珍しかった世界の庭は、いまや、掌の中でいつでも見られるようになりました。庭だけではありませんね、建築もファッションも何もかも。その結果、雑誌はその号の特集が、よほど心に響いてこない限り、買わないようになりました。雑誌の業界はいま本当に厳しいと聞きます。付録がやたらとつくようになったことからも想像できますよね。

BISESが休刊になったのには、たぶん、庭に関するあらゆることが、転換期を迎えていることにあるとも思います。気候も変わってきていますしね。暑い時は殺人的な暑さですし、ゲリラ豪雨という言葉ができたくらいです。恐ろしい程の雨が降る、また雪が降る、などなど。植物も庭仕事する人も大変です。環境に適応し、暮らしや建築デザインにマッチしたもので、かつ、心浮き立つものでありたいですね。最後が一番大事かな。そう思います。

今後、個人が庭を持つことは、ますます特別なことになるのでしょうか?BISESが変革期に当たる今、私もスタイルを見直さないと。これは以前から肌で感じていたこと。アプローチを変えるべく、近々勉強に行ってこようと思っています(。・ ω<)ゞ 心浮き立ってます!

来週は本屋さんでBISESの最新号を要チェックです!

 

 

新春の京街散歩 

昨日は、今年最初の書のお教室の日。習い初めて1年半程経ちます。最近になって、もっと昇級もしたいし、自詠の短歌も書いてみたいなぁ、なんてようやく欲が出てきました。いつまで続くやら・・・ですが、これまでなんとか続いている要因の一つは、ついでに京の街歩きを楽しめることにあります。ついでの用事でもないと、ブラブラも出来ませんから、ね。

実は、ブログの読者様の中には、この街歩きレポートを楽しみにしてくださっている方もいるみたいです。なので、今年も出来るだけ書きますね。ガーデンブログですから、やっぱり景観やお庭のこと中心に、美術関係や気になるお店なども、四季折々、私目線でいいなぁと思ったところをピックアップします。

まずは、前を通るたび、素敵~と眺めている「上原永山堂」さんのショーウィンドウから。古美術や茶道具を扱うお店で、今年もこちらのインターホンを押す勇気は出そうもないけれど、こうして見せていただいて、少しは目を肥やしたいな。

 

昨日は、蕪らしき絵に新春の歌が添えられたお軸、松、そして羽子板の形の硯箱の室礼。お軸の字はまだ半分ほどしか読めません・・・。書の勉強をたくさんしたらスラスラ読めるだろうな。それにしてもお正月らしい粋な硯箱です。

 

この日の目的は、細見美術館で鈴木其一展を見ることでしたが、残念ながら、前日の休館日が祝日だったので振替休。シマッターッ(;゚Д゚)! 美術館の前で初めて気づいて、落ち込むこと1分。

「しかたない、なんか食べて帰ろ。」と、あっさり気を取り直して、近くのカフェ「ラ・ヴァチュール」さんへ。こちらは土日には絶対行列ができるお店で、これまでも諦めること数知れず。この日は連休明けともあって?珍しくガランとしてました。ラッキー。

 

平安神宮のすぐ近くにある「ラ・ヴァチュール」さん。レトロでとても落ち着いた雰囲気のカフェです。

 

こちらのタルトタタンは関西はもちろん全国的に超有名。酸味がほどよくあり、とてもネットリした食感で、確かにこれまで食べたものとは全然違う!ヨーグルトと一緒にいただくと風味も変わって2度美味しいの。食べ足りなくて、お土産に更に2個買いました(。-∀-)ニヤ

 

絶品タルトタタンの生みの親ユリおばあちゃんは、数年前に亡くなられたのですが、カフェの中程に彼女の席が残されていて、お写真が飾られていました。このお店が、ケーキ三種と飲み物だけ、というものすごくシンプルなメニューで今も愛されているのは、おばあちゃんの遺志と究極のレシピを大切に守り続けているからなんでしょうね。

日差しがたっぷりあり、歩いていると背中がポカポカして、いいお散歩日和でした。分厚いコート(しかも買ったばかり♪)を羽織っていることもあって、何処までもいけそうな気分。珍しく8000歩も歩いてしまいました。

 

小春日和で、川の水がキラキラ輝いていました。こういう眺めは本当に心が穏やかになりますね~。皆様にお見せしたくて撮りました。

 

 

成人の日、まだうら若き苗木たちへ

今日は成人の日。新成人の皆様、おめでとうございます。

身近なところでは、姪っ子ちゃんたちが、ここんとこ毎年のように成人してます。七五三の着物姿を見せてもらったのが、ついこないだのような気がしてね。その時のあどけない表情を重ねてしまい、感慨深いです。実のところ、ほとんど顔が変わっていない幼顔の子ばかりですので、要らぬ心配をしてしまうオバちゃんです。

 

可愛い姪っこ、新成人です。着物なんて邪魔くさいと言いつつも、一応好みの一着を選んで。やっぱり振袖はいいね。入らないけど、目に入れてもきっと痛くない。5人いる姪、みんな可愛くて仕方がないです♡

 

これから新しい社会に出て行く姪たちは、木で例えると、畑にある苗木かなぁ。苗木は、日々手入れを受け病気しらず。まだそれほど根を張っていないので移植もしやすいです。幹は細くしなやかで、どんなカタチにもなりうる可能性を秘めています。

そんな健康な木でも、移植直後に葉を落とすことがあります。根が多少傷ついていることもあり、木はこれまでのように葉を維持できないと判断すると、つけていた葉っぱを自ら落とし、体力温存に努めます。それを見て、人は枯れ始めたのでは?と心配するのですが、まずは身をコンパクトにし、根を張ることに集中するようです。そうして新しい環境に根付いたら、ようやく身の丈にあう分の葉を茂らせる。光合成をし、着実にエネルギーを生み出して、順に花も実も、と成長していきます。

 

移植後最初の春が来て、一斉に芽吹いたときは、ほっと胸をなでおろします。あぁ、根付いたんだなぁってね。

 

こんな木の生理については、この仕事をして初めて学んだことです。全ては、自然の摂理というのでしょうか。自ら動けない植物は、新しい環境に馴染めない=死です。培ったものを自ら削ぎ落としてでも、適応していくしなやかさ、静かに必死に生き抜こうとするその知恵に、学ぶ点は多いと感じています。

可愛い苗木ちゃんたちよ、明るい前途は開かれた!自らを革新しつつ、どんな場所でも、しなやかに生きる女性になってね。オバちゃんはそっと見守ります。

 

 

新春の花によせて 

2017年、本日より通常業務開始しました。本年もお役に立てるように益々努力していく所存です。どうかよろしくお願い申し上げます。

個人的には、今年は新たなステージに向かって磨きをかける年、と思っています。これまでやってきたこと、いただいたご縁を生かしつつ、学ぶべきことを選んで進んでいきたいです。

そんな見た目は違うけれど、気持ちは初々しいワタクシ。今の気分にピッタリな花がこの数寄屋侘助椿です↓

 

ディスプレイガーデンに咲く数寄屋侘助椿。花姿、葉の色合い、性質、全てがマブチ好み。庭にあってよし、活けてよし。

 

椿は、木へんに春と書くことからも、初春の花といってもよいでしょう。寒い時期に、春遠からじと凛と咲く姿には、力強い生命力を感じずにはいられません。それに、なんと清楚で品の良い花でしょう。とても感じがいい。あぁ、こうありたいものです。

年齢的に考えて、清楚は無理としても、必須なのは品の良さ。まずは、さぎばしる忌々しいこの口を閉じ、より多く思考することを肝に銘じたい。女性の唇には、似合うルージュを探すことも大事ですが、それよりも必要なのは、選りすぐりの言葉。