看板がわりの前庭 

先日、初めてディアガーデンにお見えになった方によると、住宅街にあってウチだけがやたら緑いっぱいなんだそうです。「すぐわかりましたよ」とのことでした。一応小さな看板を上げておりますが、そうですね、むしろこの緑の方が看板になっているかもしれません。

何度も来られている方にでさえ「あ、看板、あったんですね」って。工エエェェ・・・い、いま気づかれたのですかーっ?! _(┐「ε:)_ズコー

「ちょっと控えめ過ぎますかねぇ? 」とお尋ねすると「いいと思う!」「馬渕さんらしい」と肯定してくださる方が多くて、ガーデンデザインの事務所なのに、景観の中で悪目立ちするような看板掲げるのはおかしいような気もするし・・・。看板としてはアッサリとしていますが、これからもこの看板と共に居続けようと思うのです。

 

事務所の入口のすぐ横に1m角の看板を掲げています。近くで見るとまーまー大きいよ。手が届くので、しょっちゅう拭けるところがいい。10年経った今でも新品みたいです☆

 

甘雨が注ぐ今朝。看板にもなっている?前庭の様子です。

 

晴天続きで乾燥気味だった庭に、今日は恵の雨が降り注いでいます。折しも二十四節気では「穀雨」の候。この時期の雨は穀物を育てる雨、煙るように大地に優しく降り注ぐなんとも穏やかな雨です。「甘雨(かんう)」「春霖(しゅんりん)」などと素敵な呼び名もあるのですよ。

植物たちは、今、すごくパワーを使って芽吹いていますので、この時期水切れを起こすと、のちのちの成長にも影響が出ます。春は晴天が何日も続くこともありますので、そんな時はどうかご自分が甘雨になったつもりで、水遣りをお願い致します。

 

この前庭の様子を、季節ごとにご紹介するのも、恒例ネタになってきました。定点カメラじゃないですが、同じ角度から撮った画像が四季折々揃いつつあります。振り返って見ますと、少し前は大雪ですっぽり埋もれていました↓。それが今は全然違う景色じゃないですか!? 季節が変わっただけで、あるものはなにも変わっていないのにね。

 

3ヶ月前はこんなに雪に覆われていたのに・・・(@_@;)

 

上の2枚の画像を見比べると、オオォォ-(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡ って思います。定点カメラ、これからも続けよう。

 

 

「カフェのある美術館」のご紹介 

美術館大好きなワタクシ。俗世とかけ離れた贅沢な空間で、芸術と対峙し、ひとり静かに過ごすことが至上の喜びです。そして鑑賞を終えると、美術館併設のカフェに立ち寄り、寛ぎながら、もうしばらく感動の余韻を楽しみます。

・・・と言うとカッコイイのですが、実は、結構歩き回るので意外と体力を使ってるようで、ちょっと休んでいきたいというのが本音です。鑑賞中は夢中で気づいていないのですが、カフェのテーブルについた瞬間、ぐったりしていることもしばしばです。

美術館のカフェは、静かで落ち着いていて、本当に癒されます。大規模な企画展でもない限り大抵空いていますしね。お洒落な雰囲気で、メニューも結構充実しているので、企画展目当てでなくとも、敢えてカフェ目当てで立ち寄ることもあるくらいです。

初めて訪れる美術館では、ここのカフェはどんなだろう?と興味津々。花も団子もどっちも欲しい!私のような人にピッタリな本を見つけたのでご紹介します。

 

素敵な時間を楽しむ「カフェのある美術館」(世界文化社/青い日記帳監修)

 

全国22の美術館と7の施設(博物館、文学館、記念館など)、合計29のカフェが掲載されています。その中で既に行ったことのある美術館は6つ(京都文化博物館、根津美術館、ポーラ美術館、金沢21世紀美術館、細見美術館、石川県立美術館)です。

年に何度も訪れるお気に入りの細見美術館が選ばれているのはかなり嬉しい♪こちらは夜「trattoria en」というレストランになります。

 

細見美術館の「CAFE CUBE」地下2階にあり、テラス席は地上3階まで吹き抜けているという不思議空間です。

 

インテリアで特筆すべきは、大好きな堀木エリ子氏作の和紙の大きなオブジェ。ここでよくケーキをほおばっています( ´艸`)

 

京都文化博物館やアサヒビール大山崎山荘美術館、京都国立近代美術館などは近いので、絶対制覇したいところ。ちょうど4月29日から京都国立近代美術館では、憧れのハイジュエリーブランド「ヴァン クリーフ&アーペル」の技を極めた267もの作品が見られるとのことなので、是非行ってみたいです。(女性でめちゃ混みそう!日時を吟味せねば)

どのカフェも素敵で目移りするのですが、とりわけ、重厚で大人な雰囲気の三菱一号館美術館と菊池寛記念智美術館、隈研吾さんファンなので那珂川町馬頭広重美術館、モダン建築つながりで坂茂さんの大分県立美術館に惹かれています。旅行や出張ついでに是非とも寄ってみたいなぁ。

 

根津美術館のカフェ「NEZU CAFE」は、東京青山という都心にいるとはとても信じられない広大な庭園の中にありました。和紙のような天井や開放感ある大窓、根津邸で使われてた暖炉など、充実のインテリア!

 

この日はアップルパイをいただいたのですが、本によると人気はミートパイだとか。次行ったら絶対注文するぞー。このカフェはまさに市中の山居です。しかも周りから聞こえるのは標準語ばっかりで!ちょっと不思議な気持ちの関西人マブチでした。

 

ご本の監修をされているのは、展覧会ブログで有名な「青い日記帳」さん。だから、カフェ情報以外にも、もちろん美術館建築やコレクションなどの情報も満載です。こちらのブログは私も日頃情報収集のためによく拝見しております。併せてオススメです。

 

 

ガーデンシーズン到来。気持ちよく過ごすために 

若葉が青空に映える頃となりました。ガーデンシーズンがいよいよ始まりますね!(o>ω<o)ワクワク これから使う頻度が増えてくるテラスと、そこに置いているテーブルやチェアをきれいにしました。

磁器タイルはデッキブラシでこするだけで汚れが落ちますし、割れない限りメンテナンスフリーなのでラクチン。水で流すと本当にさっぱりします。

 

ガーデンチェアをひっくり返して見ると、コケのようなもの(特に丸印のところ。わかるかな?)や埃が付着していました。

 

洗い流すと土埃がこんなに!網目に結構溜まってたみたい。 (@_@;)

 

ガーデンファニチャーはいつでも座れるように、また、そういう寛ぎのスペースを眺めること自体に癒し効果があるので、年中出しっぱなしです。

ここで食事をすることも多いので、座る前はもちろん、しょっちゅう拭いていますが、年に数回はしっかりと洗わないと、どうも気持ちが悪い。清潔は長持ちにも繋がると思います。

今日は更に散水ホースを物置きから出してテラスに設置しました。ここのホースもこれまでは年中出しっぱなしでしたが、よく考えると真冬はほとんど使いません。お気に入りのホースでもあったので、少しでも劣化を防ごうと思い切って取り外していたのです。これは良いことだったと思います。

 

昨年新調した散水ホースです。私は大きな素焼きの鉢に収納しています。よくある青いホースは、庭の中で悪目立ちしているようで気になっていたので、今回はシックなダークブラウンにしました。

 

ホースは必ず劣化するものです。最近のホースは手元で止水できるので、うっかり元の蛇口を開けっ放しにしていることも有り得ると思うの。そんなときに劣化した部分が破裂でもしたら大変です。不在のときに破裂したら、止めようがないので、エライことになります。コレ、半分は実体験談です( ̄▽ ̄)

私の場合は、ラッキーなことにお隣さんがすぐ気付いて連絡してくれたので、難を逃れました。うちに居たのにも関わらず、自分では全く気づいていなくて、あの時お隣さんがいなかったらと思うと今でも冷や汗ものです。自分で自分が全く信用できないので、ホースの扱いには十分すぎるほど気をつけるようになりました。駐車場近くに置いている洗車用のホースは、年中出しっぱなしなので、使うときだけ蛇口に繋ぐようにしています。

 

ピカピカのテラスで、お掃除ごくろーさんの一人ランチです↓↓↓

釜揚げしらす丼。一人ランチはいつも有り合わせですが、天気のいい日はこうして外でいただきます。

 

そう言えばこのブログで、テラスの活用方法例としてご紹介しています「テラスdeランチ」というコンテンツ、シリーズ化2年目突入です。古くは2014年5月から書いていまして、それらを合わせると6話あります。

私にとっては日々の暮らしの中に当たり前にあるテラス。何げないメニューでも外でいただくと美味しくて、気軽に非日常感を味わえる場所でもあります。これを見てガーデンライフに目覚めてくださる方が増えるといいなぁと思います。

これからもゆるーく続けていきますので、よろしければお付き合いくださいませ。

テラスdeランチ 2016年→コチラ

テラスdeランチ それ以前→コチラ

 

 

野の花が可憐に咲いていますよ 

いまディスプレイガーデンは芽吹きの真っ最中で、眺めとしてはまだまだですが、周りの田や畦の草花が見頃です。

青々とした葉っぱに色とりどりの小さな花たち。想像しやすいところでは、レンゲやナズナ、カラスノエンドウ、イヌフグリ、タンポポなどが花盛りです。モンシロチョウやミツバチが忙しそうに飛びまわり、長閑な雰囲気に心癒されています。

ディスプレイガーデンは、自分で植えたもので結構ギッチギチなので、野草がはびこるスペースがほとんどありません。でも多少は芽が出ます。芽の小さいうちに抜いてしまえば、増えることもないので、早め早めの対処がオススメです。と言っても、私は全て抜いているわけではありません。例えば、ヒメスミレやハナビシソウは、個人的に好きな野草なので、そのままにしています。これらは蔓延るほどではありませんし、花が可愛らしいからね。

 

ヒメスミレ。前庭に面する舗道も庭の一部と思って掃除と草引きは欠かしません。ヒメスミレは縁石と舗装の僅かな隙間が気に入ったようで、毎年ここで咲いています。他の草は抜くけれどこの子だけ贔屓しています。

 

雑草として見ると、憎くもなりますが、実は手入れいらずで元気に育つものがほとんど。グランドカバーの一種としてうまく使いこなすことも、これからの庭づくりには必要なのかもしれません。

近所で花の可愛らしい野草は他にはあります。「冬知らず」です。キンセンカとかカレンデュラともいいますが、その小型版が、何故か畦にいて、年々増えています。あまりに可愛らしいので、根を抜かないように、混み合ったところを間引く感じで、少し摘ませてもらいました。丁寧に洗ってダイニングテーブルに活けたら、一気に春らしくなって気持ちが浮き立つようです。

 

可憐な冬知らずを3つ並べて軽い感じに活けています。オレンジやアボカドがあったので、庭のローズマリーも足して飾ったら、休日のランチテーブルいっちょ出来上がり~。

 

 

こんなふうにいつも野の花を摘めたらいいのですが、なかなかそうもいきません。私の日常を彩るものは、大抵は庭の植物です。「あるもので適当に」がモットーです。庭の植物を取り入れると、自然に季節を感じることができますし、外と中が統一されて、それがよそのお宅にない個性にもなります。

日々の暮らしを彩るって、憧れるけれど、気負ってやっても続きません。気負うと、どうもよそいき感がありすぎて、それはもう日常ではありませんしね。手近なものをうまく利用できたら一番いいですね。

ディアガーデンの小さな庭でも、春夏秋冬適当になんとか賄えていますので、是非参考になさってください。

 

今年のお花見 

今春から新たに「インテリアグリーン」業務をはじめた関係で、最近は、ご興味を持っていただいた会社様のところへお訪ねに回っております。「初めまして」の会社様が多いので、なかなか刺激的な日々を過ごしています。

私は人見知りは全くないので、新しい出会いは全力で楽しめる方です。目の前の方にすぐ興味を持ってしまいます。でも設計や工事監理の仕事に比べると営業はかなり緊張します。その道のプロの方が見ると、セオリーも何もあったものではないと思いますが、とにかくインテリアグリーンや造園についての素晴らしさを知っていただきたい一心で、きっと顔を真っ赤にして?一生懸命お話しています。

折しもちょうど桜の見頃。今年のお花見は、そうして出掛けたついでの道すがらちょっと寄って、お散歩する程度で済んでしまいました。帰宅前の夕方が多かったです。夕暮れの桜は、昼間よりも赤味を帯びて色っぽいというか、とても幻想的でした。人も少なくて結構穴場的時間帯だったのかもしれません。ほんの15分か20分くらいでしたが、とてもゆったりとした気持ちになりました。

何枚か撮ってきましたので見てください♡

河川敷の公園にて。満開の桜が「重いよー。」と言ってるみたいでしたw

 

こちらはヒョローンとした桜たち。どういうわけか密集して植えられているので、上に伸びるしかなかったのでしょう。トンネルになっているのですが、その天井の高いこと!珍しい眺めでした。幹にも夕日が当たってきれいでしたよ。

 

こちらは近所で毎年必ず行くところ。近江八幡市の八幡堀りという観光名所です。ちょっと画像を加工してみました。堀に向かって悠々と枝をおろしている桜がたくさんあり、船も所々に浮かんでいます。時代劇の撮影によく使われる場所なんですよ。

 

最後はやっぱり琵琶湖と桜。湖周道路沿いにたくさん植えられていて、道からはもちろん、湖から船で楽しめるような場所もあります。この時は、雲の切れ間から光が降り注いで、本当に神々しい眺めでした。凪で穏やかな湖面にはいつも癒されます。

 

皆様もきっとお近くで桜を堪能されましたよね?今年は咲くのが遅かったようですが、花散らしの雨にも負けず、意外と長く観賞できたように思います。誰が植えてくれたのか、誰が守りをしてくださっているのか、わかりませんが、こうして毎年見せていただけるのは本当にありがたいことです。

桜は花の時期は皆様とても喜ばれます。でも他の時期、青葉の姿も紅葉の姿もとても美しい木です。私は特に紅葉している桜が好き。グラデーションが素晴らしいの。一度、年間通して眺めてみてはいかがでしょうか?

 

 

おうちでアウトドアを思いっきり楽しむために大切なこと 

自宅兼事務所の建物が築10年を迎えるにあたり、只今10年目点検の真っ最中です。一日では終わらなくて、点検箇所によって日を分けて丁寧に見てくださっています。数年毎に定められた家の点検、当然のように来てくださっていますが、引渡し時の約束をちゃんと果たしてくださるのは、やっぱり有り難いですね。

 

外壁の目地を点検中。記録用に撮影もされています。ヒョイヒョイと登られて!さすが慣れてらっしゃる。

 

点検中、担当の方が、テラスを見て「仕事柄いろんな家を見ますが、本当に使えるテラスを見たのは久々です。」と言ってくださいました。「プライバシーの配慮がないテラス(外部空間)だと、結局使われないんですよね。」とも。

うわーお褒めのお言葉ですよね?ありがとうございます!(*^_^*)♡

最近はアウトドアブームのようで、過ごし方もかなり洗練されてきました。おうちでもそういう雰囲気を気軽に楽しみたいと思われている方も多いのではないでしょうか?これからの季節、時間を気にせずに、青空の下で寛げたら最高ですよね。今日は、ディアガーデンのテラスを参考に、アウトドア空間について、とりわけ大切なプライバシー確保の方法について書きたいと思います。

 

緑に守られたディアガーデンの小さなテラス。春~晩秋まで、ここでお茶したり食事したり、読書したり。気分転換に仕事をするときもあります。

 

外で寛ぐときに、気になるのは外からの目線です。野中の一軒家ならいざ知らず、一般的な住宅地ですと、やっぱりご近所さんや通行人の目が気になりますよ。プライバシー確保はプランニングのポイントです。そこをおざなりに考えてしまうと、折角作っても結局使われなくなってしまいます。本当に勿体無いです。

また、アウトドア空間は敷地の南側に作ることが多いと思うのですが、一般的な住宅地では、南向きに建物を配置するので、そこに座ると隣接するお宅のバックヤードしか見えないという場合が多いです。寛いでいるときに、ゴミ箱や物置きなど雑多なものしか見えないというのは、如何なものでしょう?

 

ディアガーデンの場合も、実はそんな環境なのです。周りにお家が建っており、テラスを作るうえでプライバシー確保は最重要課題。私は、隠したいけれど、植物のためにできるだけ光と風を取り入れたいし、緑を楽しみたいとも思いました。そこで、背の高い縦格子フェンスと生垣という2種類の塀を作り、プライバシーを確保することとしました。

 

塀の一方は常緑の生垣で、年中緑の壁状態。テラスにはテーブルとイスを常設しており、気が向いたらこんな風にいつでも寛げます。たまにこの生垣越しにお隣さんとモノのやり取りをすることもあります。向こうからは、一生懸命見ようとしなければ見えません。そんな柔らかな塀です。

 

リビングからテラスを眺める。もう一方の塀の縦格子フェンスが見えます。テラスはリビングとダイニング両方から出入りでき、空間に広がりをもたらします。完全に外の部屋という感じです。因みに格子のすぐむこうには大きな物置きが置かれてあり、そこから覗かれることはありません。

 

クリスマスの頃。できることなら照明計画もして夜も楽しみましょう!部屋を暗くし外を明るくすることで、部屋の中が見えにくくもなります。ウチは一応ブラインドを掛けていますが、一日中テラスを見ていたいのでほぼ使っていません。

 

ディアガーデンの実例をご覧頂きました。敷地の大きさや背景、ご予算によって他にも色々な方法がありますが、大事なのは、良い眺めを見つつ、ご自身が安心してその場にいられることです。そうすると、また外に出たいなと思いますし、シーズンオフでも見所のある空間になり、室内だけでは得られない喜びにつながっていくと思います。

新築時に外空間を後回しにすると、いざ作ろうとした場合、位置関係や構造物、植栽の場所がどうもチグハグになるようです。できるなら建物と同時進行で考えておくほうが、敷地内を有効に使えスッキリと納めることが出来るのでオススメです。ローンに組み込めるからこそ、出来ることもあります。

もう建ててしまったけれど、アウトドアを楽しみたいし、何とかうまくプライバシーを保ってお洒落に納められないかしら?とお悩みの方は、お近くの造園屋さんにご相談ください。きっと緑をうまく取り入れた清々しい空間にしてくださることでしょう。

 

 

地味に満開 

関西では桜が満開を迎えました。ずっとお天気が悪かったので、今週こそは、さらりとお花見散歩でも!と目論んでいます。

今はとかく桜ばかりに目がいきがちですが、その他にも満開を迎えている花木はたくさんありますね。割と目立つレンギョウやユキヤナギ、モクレンの他に、近づいて見ないとわからない程地味なものも。花は地味だけど、香りが強めなので、さりげなく存在を知らせています。

今日は、ディアガーデンの庭に植えてあるものの中で「地味に満開」な植物をいくつかご紹介します。

 

ニオイスミレの花。野生に近いので、園芸種のスミレの半分位の大きさです。でも名の通りすごーく香りは強いです。春の若葉はしっとりとして柔らかく手触りがいいです。

 

すずらんのような花を咲かせているのはアセビです。これは琉球アセビという品種で、あまり大きくなりません。甘い香りですが、奥の方にちょっと野生を秘めてる風です。

 

斑入りのシキミです。直径3mm程の花が枝にびっちり咲いていますのに、めちゃくちゃ地味です。なので花より葉のきれいさに惹かれて植えました。

 

ローズマリー。年中ポツポツ咲いているけれど、春になると一層多く咲きます。薄紫の小花は、控えめで本当に可愛らしい。

 

ディスプレイガーデンの中で、花を観賞するためにで育てているのは、アジサイとバラ(鉢植え)、椿くらいで、殆どは、葉や姿を観賞するものばかりです。花の命は結構短いよね。長くても年の1/4くらいかな。花のない時期の方が圧倒的に長いことを思うと、必然的にそうなってしまいます。

私達女性が花である時間は、結構長いのにね~~~( ̄▽ ̄)オイオイ

 

アジサイ「アナベル」の愛おしい新芽。やわやわの葉にはびっちりと産毛が生えています。まだ慣れない紫外線から葉を守るために生えているのだそうです。

 

これから爆発的に緑が増えていくのですが、今はまだ産毛に覆われたどこか頼りなさげな新芽たち。雨が降るたびに様変わりして、明日はどんな風になっているかしらと楽しみです。この芽吹きの感動は、年一回の特別な瞬間・・・。あと40年生きれるとしても、あとたった40回しか見られない。桜だってそう。40回のうち、何かアクシデントがあって、見れないときもあるかもしれませんし・・・。そう思うと、毎年同じとはいえ、どこか刹那的。

どんな瞬間も、そう思って心して味わい尽くせたら、何倍も生きれるような気がします。

 

 

ペースの乱れる春 

関西人、とりわけ阪神間で暮らす人にとって、いかなご漁は春の風物詩。何キロも買って釘煮づくりに精を出す家庭も少なくありません。私は兵庫県出身なので、この時期を楽しみにしていて、釘煮づくりは恒例行事のようなものです。

お醤油と砂糖、生姜で煮た甘辛味がご飯によく合って、これを食べると春だなぁと実感します。各家庭でレシピが違っているところも面白くて、私は生姜をレモンに変えて、更にクルミをいっぱい入れて作ります。

いま暮らしている滋賀県では、そういう習慣がないようで、鮮魚が入手しづらいです。先月ちょうど実家に帰省する用事があったので、その時に買おうとしたのですが、ナント売っていませんでした。不漁の年とのことで、例年より早く終わってしまい、もう入荷はしないと言われてしまいました・・・。Σ(|||▽||| )ガーン!

ま、まさか、地元で買えないなんて。めっちゃショックでした。どうやら海水温が高かったことが影響したようです。本当にガッカリしましたが、こういう年もあります。また来春に期待します。

 

「いかなごの釘煮」これは、以前作ったときの画像です。仕方がないので今年はパックものをいただきます。

 

そして、時はまさにお花見シーズン。日本気象協会によると、今年の桜前線はかなり遅いペースで進んでいるとのこと。そういえば、近所のソメイヨシノなんて5分咲き程度です。

何かとペースが乱れる今年の春です。

 

早くお花見したいです。

 

これから四月病や五月病に注意ですね。新しい環境になり、普段のペースが乱れることで、色々なストレスを抱えてしまいます。こんなときは、素の自分に戻る時間が必要なのかもね。

長く一人で仕事をしている私はといえば、新年度だからって、特に環境は変わりません。季節問わずマイペースが過ぎるところがあります。これが厄介なのです。自分でプレッシャーをかけなければ、何事もやれないし、やらないと進化がありません。だからやるストレスよりも、やれないストレスの方が断然大きいです。新しい出会いがあって、刺激を受けて、マイペースを打ち破るくらいでないと、ダメなんです。

時期を読んで、置かれた場所で、粛々と成長している植物達を見ているとつくづく考えちゃいます。タネを撒くから芽が出て花が咲いて実が成る。為す(努力するということではなく単に物事を始めることと捉えてます)から成るんだというごくごく単純で当たり前なことを、あたらめて噛み締めています。

なんだかね、同じ春でも人それぞれですよね・・・。

大事なのは目の前のことだけに捕らわれないこと。自分を俯瞰で見て頭を整理すること、でしょうか?もしも、四月病や五月病になっても、それがまさかクリスマスまで続くわけじゃなし!です。大丈夫ですよ、きっと。

 

 

お気に入りの日用品 

昨日のブログで最後の方にちょこっと触れた「暮らし」について。

「暮らし」とは、その方の生き方そのものです。それは値段や質・量ではなく、その方のお心がどれほど掛かっているか、どれほど楽しまれているか、なのでしょう。

自分でどれほど楽しめるか?という点を特に強調したいです。楽しんだ結果「自分がご機嫌でいられる」と、周りに心配をお掛けすることもないでしょう。気持ちの余裕が出来るので、逆に周りに気も配れるのかもしれません。暮らしの中に自分がご機嫌でいられる瞬間やモノが増えれば、誰かに幸せにしてもらわなくても、お手軽ハッピーです。

いつもは、このブログのテーマなので、庭や植物のことを中心に書いていますが、たまには別のことを。私のご機嫌をつくるモノたちについて。そんなんでご機嫌なの?というモノかもしれませんが、値段や質・量ではない、のでねw

 

まずは、佐藤金属工業社製のコーヒーミル「SALUS ポポロ」。休日の朝をご機嫌にしてくれるモノです。普段の朝は慌ただしいので、既に粉になったもので淹れていますが、休みの日くらいは挽きたてをいただきたいと使っています。

ステンレスやシルバー系が好きなので、このデザインがツボなのです。刃は熱の出にくいセラミック製で、細かく挽けますし、清潔に保てるところが気に入っています。挽いてる最中はちょっとしたコツがいるのですが、数分のことなので、全く気になりません。

 

お気に入りのコーヒーミル。使わないときもご機嫌なデザイン。

 

次はDBK社製のスチームアイロン「The Classic」。ずっと使っていた無印良品のアイロンが壊れてしまい買い換えました。アイロンかけといえば、地味なお手入れ作業の代表。夫はスーツで出勤することが多いので、この際、しっかりプレスできるアイロンを選びました。

 

ドイツDBK社のスチームアイロン「The Classic」。如何にも仕事できそうな佇まいに惚れた。よく見る青いタイプの機能に加え、こちらはオートパワーオフ機能が付いています。

 

色々見たけれど、プラスチック&けばけばしい色のデザインは好みではなく、スチールがポイントになったクラシカルなデザインが気に入って、これに決めました。無印のはコードレスタイプでしたが、これが便利かと思いきや、私には合っていなくて、結局コードタイプに戻しました。作業中に温度を上げる間1分弱程?わずかな時間ですが、いちいち待つのがとにかくもどかしくて!使っている間中そうなるのでね、イラッとしてました。

このアイロン、スチームのパワーも十分すぎる程で、適度な重みがあるので、滑らせるだけでビシッとプレスしてくれます。憂鬱なアイロンかけの時間ですが、随分と機嫌よくなりました。

 

アイロン台は、結婚する前から使ってるもの。当時見ていたインテリア雑誌だったか?によく出てくるアイロン台がこういうスタンド式で、それに憧れてかなり探して買いました。無段階に高さが変えられて、カーブも絶妙で、とても使い易いです。ときどき布を張り替えていますが、壊れないのでもう20年以上の付き合いです。

 

どちらもデザインが気に入って選んだもの。もの選びに関しては完全に見た目重視派です。機能は取説見ないで使える位シンプルでいい。存在自体がカッコイイと、出しておいてもインテリアになり、眺めてはニンマリしています。

暮らしの中で、ちょっとしたモノで気分が変わって、また明日頑張ろうと思えたら、それはそれで素敵なこと、ですよね?そういうモノづくりがディアガーデンでも出来たらいいなーと思います。

 

植物のある暮らし、のヒント 

4月になりました。

ディアガーデンでは、植物のある暮らしをご提案するインテリアグリーンのショップをオープンする運びとなりました。ショップの名前はそのまんまで「Dear Garden」といいます。地域の皆様にとって、インテリアや庭づくりのアンテナショップとなれるよう努めてまいります。

 

 

 

なんちゃってー!エイプリルフール!www

そういえば、何年か前のエイプリルフールでは、夜だけ日本酒のバーになるって語りましたっけ・・・(๑≧౪≦)テヘペロ

でもこれ、まんざら嘘でもなくて。ディアガーデンの将来像の一つとしては無くもない。様々な仕入れルートは既にあるので、あるお客様から何気なく「(雑貨ショップを)されたらいいのに。」とおっしゃっていただき、可能性もあるなぁと。

因みに上の画像は、インテリアショップACTUSさんの店内ディスプレイです。これを見たとき、ちょうどこの部分が、今の事務所にスッポリ収まりそうだったので、頭の中で想像が膨らんだというわけ・・・(^^;;

 

話題はかわりましてー。

そのACTUSさんに伺ったおり、ハンギングプランツ用の器を買いました↓

 

ガラスでまん丸なところが、うちのダイニングに合いそう!とひらめいて買ってきました。

 

ショップのディスプレイでは、エアプランツを入れて3つ繋げて吊り下げてありましたが(一番上の画像参照ください)、私は別々に吊り下げてこんなふうに使ってみました。

↓↓↓

 

少し水を張ってポトスを差してみました。これから成長して垂れ下がると、もっといい感じになりそう( ´艸`) このガラスのボールは、天井に設置された機器に自作の金具をはめ込み、テグスで吊るしています。

 

ダイニングのペンダント照明と形がリンクしているので、たくさん吊り下げても違和感がなくて、うまくアレンジできたかなぁと思います。3つといわずもっと下げても良さそうですね。植物が宙に浮いているのって不思議な感じで新鮮です。ポトスの明るい葉色が春らしくて。

そうそう「ダイニングに春」つながりで、最後に春のテーブルコーディネートをひとつご紹介します。

 

素敵なおもてなしテーブル。これはディアガーデンのお客様のお宅でのショットです。春らしいコーデに、目がハート。淡いグリーンとガラスの組み合わせが爽やかです。ユーカリを散らされたりオリーブのプレートを使われているところがナチュラルでいい感じ。

 

マリアージュフレールの紅茶をチョコやフルーツ、奥様手作りのクグロフといただく至福のひととき。特にクグロフが素晴らしく美味しくて!ナッツとりんごがザクザク入っていて、シナモンや洋酒の風味といい、しっとりとした食感といい、このまま売れそうな本格的なお味でした。

スイーツもそうですが、小物のあしらい方がお洒落。こんなふうにうまく使えたらなぁ。目で楽しめて、器やお花にまで話題が広がるテーブルコーディネートは、茶道に通じるところがあるように思います。

 

インテリアやテーブルの上を飾り、更に庭を愛でるって、贅沢なことかもしれません。なくても十分生活していけますものね。でも「暮らし」というものは、ただ暑さ寒さを凌ぐものではありませんし、ただお腹を満たせばいいというものではないはずです。

「暮らし」とは、その方の生き方そのものです。それは値段や質・量ではなく、その方のお心がどれほど掛かっているか、どれほど楽しまれているか、なのでしょう。