ディスプレイガーデンの剪定について 

先週、ディスプレイガーデンの樹木を剪定しました。

剪定する目的は、木の骨格を整えることにあります。切ることで生長を矯正したり誘導したりします。また用途によって機能をより効果的するものでもあります。

それぞれの木に切るタイミングもあります。庭に一種類の木しかないという例は珍しいので、本当言うとそれぞれに切っていくのが理想です。おおまかに書くと、常緑樹なら新芽が固まった5月末以降、落葉樹は落葉している時期に剪定するのがよいとされています。花が見たかったら花芽ができる時期やそれ以降は避けたいですし、夏場に茂りすぎた葉を透かす場合もあります。

今頃はちょうど新芽が固まったころですから、ディスプレイガーデンですと、常緑樹の生垣の剪定にピッタリな時期です。毛虫がついていても枝ごと取ってしまえるので、薬を散布しなくても一掃できちゃいます。既に食害された部分も剪定してもらって、美しい姿となりました。

シンボルツリーはじめ高木は落葉樹ばかりで、ちょうど花も終わったところです。葉っぱがワサワサあって、ゴミはたくさん出ますが、ある程度整えてもらいました。アオダモは、建物に干渉する枝や懐枝を抜いてもらっています。梅雨の前に混み合ったところを透かしておくと、風通しが良くなり、夏を健やかに超えられます。また中央階段脇にあるアオキもスッキリさせてもらいました。

 

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前庭のエゴノキ(上の画像向かって左の木)は、すぐに幹が太って幅るため、今回ちょっと手荒な手術をしました。幹の代替といって、太い幹を根元から伐採し全体を小さくするものです。2年前の夏に一度やったことがあり、特に問題なく育っているので、今回も思い切ってバッサリ。道具がないと本当に大変な作業ですが、職人さんなら電ノコorよく切れるノコギリで、あっと言う間です。

 

エゴノキ大手術中。職人さんの仕事は本当に早いです。大量の剪定ゴミが出ますが個人で処分するのは大変ですよね。プロに任せるとそういうことも楽になるのです。

 

将来こうしたいという木の姿が頭にあるので、職人さんと相談しながら、切っていきます。私はどこで切ったらいいかとか、どの枝を生かせばいいかはわかるのですが、職人ではないので実際の作業は出来ません。こればっかりは何本も切って修行しないと無理なこと。なので、職人さんは主に手元を見てもらって私は俯瞰で見る役に徹します。

たくさん切っても職人さんの剪定は、ブツブツ感が全くありません。ゴツゴツしないのね。むしろ鋏を入れた後の方がふんわり優しい雰囲気になります。これにはいつも感動します。

例えばテラスのモミジ。パッと見どこを切ったのかわからないくらいですが、シュッとしました(スマートでカッコイイみたいな意味です)。この木は伸び伸びとした自然樹形が一番。枝先が揺れる様が素敵なので、変にハサミを入れない方がいいのです。「あんまり切りたくなーい(-.-;)」って職人さんは言います。でも場に合わせた大きさでないと困りますよね。で、全体のバランスを見ながら、何本か抜いてもらいました。

 

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今回一番すっきりしたのはなんといっても生垣。

生垣は「面」の美しさがポイントです。こまめに剪定することで、緻密に茂り、しかもボリュームを抑えられる(厚みをださないようにキープ出来る)のです。また、飛び出している枝がなくなると、場も広くなりますから、見た目以上に効果は大きいものです。

これ以外の場所も切ってもらい、その他、支柱をやり直してもらったり、枝を引っ張ってもらったり、諸々細かな作業もお願いして、でも一日かからずに終了。大量に出た切り枝も全部持って帰ってもらえるし、小ざっぱりと掃除してもくれて。この爽快感、もうたまらんです。

 

あなたのお庭でもディアガーデンの剪定いかがですか?男性の職人さんに言いづらいという奥様方に好評です。事前にご要望をお聞きしながら、剪定のお見積もりをさせていただきます(無料です)。ついでに草花の育て方やお庭のお悩みなんかも相談しちゃってください♪

お問い合わせはウェブサイトのお問い合わせフォームが便利です。お気軽にどうぞ。

 

 

植物に罪はない-特定or要注意外来生物 

地元の観光スポット「八幡堀」四季折々様々な表情を楽しませてくれます。春は桜で埋め尽くされ、初夏の今はちょうど黄菖蒲が見頃。夏は深い緑、秋はたくさんのキャンドルが灯るお祭りがありますし、冬の雪景色も素敵です。

ディアガーデンからは、お散歩がてら歩いても行ける場所。といっても、普段は車で出掛けたついでに立ち寄ることが多いです。観光客を避けた時間帯にほんの10分くらい歩くだけ。私にとっては、琵琶湖沿いを歩くときと同じく気分転換出来る場所。パワースポット的な場所ですね。

なんたって堀のすぐ近くに氏神様である日牟禮八幡宮もあります。スッキリとクリーンな雰囲気の境内に入ると、一発で不浄なものを払ってくださるので(そんな気がするだけですが)堀に寄ったときは、よくお参りさせてもらいます。

 

黄菖蒲が見頃を迎えた八幡堀

 

これは桜の木の新緑です。春は桜の花で埋め尽くされる堀。

 

八幡堀にとっても映えている黄菖蒲ですが、実は日本の侵略的外来種ワースト100 指定種で、外来生物法で要注意外来生物に指定されています。楚々とした印象の青系のカキツバタは絶滅危惧種に指定されていて、もしも黄色の菖蒲を交雑すると「遺伝的撹乱」の可能性もあるし、繁殖力で負けてしまうのね。

こちらに越してきて10数年。八幡堀の昔の姿は知らないのでわかりませんが、カキツバタもあったのかもしれませんね。黄菖蒲に負けちゃったのかな?今はほぼ黄菖蒲オンリーです。必要であると判断された場合は防除を行うのですが、八幡堀の場合はそういう判断がされていないのかもしれません。

 

こちらは平安神宮の菖蒲園。見慣れた青系。これも好き♡

 

八幡堀は黄色の菖蒲がほとんどです。

 

黄色い花と言えば、今の時期河川を彩るオオキンケイギク。ワイルドフラワーという言葉がピッタリくる北アメリカ原産の宿根草です。これがまた繁殖力旺盛。琵琶湖沿いの河原にもたーくさん咲いていて、それはそれは綺麗なのです。でも特定外来生物に指定されていて、栽培が禁止されています。

よく見知ったところでは、西洋タンポポやセイタカアワダチソウ、ホテイアオイなんかもそうです。特定外来生物を野外に放ったり・植えたり・まいたりした場合、「外来生物法」という法律に違反し罰せられることもあります。

西洋タンポポの綿毛に息を吹いて飛ばすとか、摘んで部屋に飾るとか、小さい頃なら誰しもしたことです。そういうのはさすがに「野外に放ったり」ってことには当たらないと思いますが。

 

2.3日前ちょうど、近所の小川沿いに咲いているオオキンケイギクを摘ませてもらいました。飾ってます。かわいいです。これは保管にあたらないでしょう(´・_・`)?種はとりません。もちろん育てません。適切に処分することを誓います!

 

私は造園のプロとして、日本の環境を守る努めもありますので、自生種を主体としたガーデンデザインを心掛けていますが、全く外来種を使わない訳ではありません。その場に合えば植えることはもちろんあります。個人邸の狭い空間で節度をもって楽しむくらいなら、まだ拡散も防げそうですが、公園や工場、広い公共スペースを緑化するときは、目先のことばかり考えていてはいけませんね。いま特定外来生物に指定がある植物はもちろん、そうでない外来種も考えなしに使うことは避けなければなりません

植物に罪はないのです。あくまで人間の仕業。気づいた人から変えていくしかありません。

 

 

輝きの季節

最近、あさ庭に出るのが楽しみです。どの植物も輝きに満ちて、鳥はよく鳴くし、いい香りがするから。前回のブログに続き、今日もディスプレイガーデンの様子をお届けします。

 

 

5月の庭は、それはそれは素晴らしい。朝の光は特にきれいで、風もなく、ただただキラキラ。私が写真を撮るのは主にこの時間帯です。通勤前の早い時間帯ですと、自動車の音もしなくて静かなので、街中にいるのをしばし忘れます。

それに、2017年の5月のこの庭の様子は、もうこの先見られない・・・。そう思うと小さな変化も愛おしい。

 

これはテラスのモミジ。まだ若く薄い葉が、朝日に透き通って、とっても輝いています。

 

モミジの小さな種には羽が生えてます。熟すとこの羽で空へと舞い上がって遠くに拡散。それにしてもキュートです。思わず撮ってしまいました。

 

前庭のエゴノキが咲き始めました。枝という枝にびっしりと蕾をつけていて、日当たりのいいところからワーッと咲きます。

 

エゴノキの学名はスタイラックス・ジャポニカ(Styrax japonicus)といいます。海外では、ジャパニーズ・スノーベルとかスノーフレーク・フラワー とも呼ばれていて、なんだかとっても可愛らしい。画像を見ていただけると「雪のように白い鈴のような花」と納得いただけるかと。なのに自生地日本では、実がエグい味だからエゴノキって、なんだかなぁ。もうちょっと綺麗な名前はなかったのでしょうか?

名前の発想もとが「良いところ・美しいところ」だと、かぶる可能性大。それよりも、多少変でも「特徴的なところ」な方が確かに覚えやすくはあります。それにしても、エグい木ってねぇ。(。-_-。)ウーン

この花の香りは日差しが増すと辺りに広がって、開け放った窓から部屋にまで漂ってくることがあります。同じエゴノキ属のベンゾインから採れる安息香は、精油としても有名で、緊張やストレスをほぐす効能があるそうです。ベンゾイン・・・聞いたことがありますが、どんな香りだったか思い出せません。エゴノキの花のようだったのか?はっきり申し上げられませんが、確かに甘くていい香りなんですよ。安息香って素敵な言葉。こういうの名前のどこかに関連付ければいいのにな。

 

モミジの木陰で咲くジギタリス。日当たりが悪い場所ですが、やや軟弱ながらこの花だけは増えてよく咲くの。

 

ジギタリスの花には独特な斑点があります。この模様は、受粉のために虫を奥へ誘導するためじゃないかと言われています。蕾が「受け口」の人みたいで面白い。

 

バラも咲き始めました。一番はディスタント・ドラムス。この色合い、素敵でしょ?大抵咲いたらすぐ摘んで、部屋に飾ります。

 

庭のある暮らし、植物と一緒に生きる、そんなことを通じて愉しみを肌で感じて、良さを一層広めたいです。この経験は、例えが変かもしれませんが、「血が通ってます」ので、デザインの隅々まで生かせているハズと自負しています(。・ ω<)ゞ

 

 

Pretty in pink 

初夏は花、花、花。とにかく花が次々と咲く時期です。

ディスプレイガーデンは、緑の姿が美しいなぁと思うものばかり選んで植えていますので、いつもは華やかという感じではありません。でも今の時期は、さすがに毎日色々な花が賑やか咲き、目を楽しませてくれています。

そんな花の中で、今日はピンクをまとめてみました。

ありふれたシランをありふれた風に見せない寄せ植え。ざっくりとテリトリーは決めていますが、混ざりたければ混ざってよしみたいな。半分ほったらかし。ふわふわ茂っていい感じ♡

 

前庭にはこの時期ピンクの花が咲くように植えました。ピンクが大好きだから!・・・ではなくて、何故かというと場所です。この場所は歩道とひと続きの眺め。今はそこに植えられた平戸ツツジがピンクや白の花をたくさん咲かせています。それに合わせたというわけです。単純!

好きな色ではなくて場に合う色を使う。それが美しい景色を作るコツでしょうか。個人の庭なのですから、別に何を植えても構いませんけれど、周りとコーディネート出来たら景色を損なわないと思います。見方を変えれば、自分の庭が広がったような気もしますしね。

服のコーディネートでも、好きな色より似合う色を選びましょう、なんて言いますでしょ?同じですね。

 

オキザリスが溢れかえっています(^_^;) 強い日差しに顔を向けて思いっきり咲いている・・・って感じw

 

さて、ピンクといえば、芍薬やバラもそろそろ見頃です。今年も芍薬をいただいたので、アレンジして飾っています。

実はこの芍薬、以前自分で育てていたものですが、ここに越してからは植える場所がなかったため、近所のお友達に譲ったのです。植物を育てるのが上手な方で、毎年立派に咲かせて下さり、更にこうして届けてくださるの。こんな律儀な方がいらっしゃるなんて!(*´ω`*)ウレシイ

私が育てていた頃は、ほんの数輪しか咲かせてあげられなかったのに、今では何輪も!こんなに立派になってねぇ。大事にしてもらえて本当に良かったね。

 

庭の花を摘んで一緒にアレンジしました。

 

葉っぱ多めが庭の花らしいアレンジ。

 

そういえば美人を形容して「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」といわれますが、開花の順から見てみると、まず牡丹が咲いて、次に芍薬、百合は夏頃ですから最後です。それはまさに、優美に座っている方がふわりと立ち上がって静々と歩き出すという流れを見るかのよう。所作の美しさも含めて言われているのではないでしょうか。

美人の定義は諸説あり、個人の好みによっても変わります。顔の造作は親からもらった個性であり、なかなか都合よく変えられません。でも所作は磨けば美しくなります。年齢も関係ありません。

所作の美しい人って素敵です。無敵です。憧れます(*˘︶˘*).。.:*♡

 

 

母の日に、懐かしい味 

GWに泊まった浜松の宿の朝食で茶粥をいただきました。ご飯も選べるのですが、折角お茶の産地に来たのだからと茶粥にしました。それにとても懐かしかったので。

 

旅先の朝食って感じ!茶粥は小さな土鍋で出され、熱々をいただきました。煎茶で炊いているような上品なお味。肉味噌、茶葉をお出汁で炊いたもの、山葵、アラレなどで味の変化を楽しみます。鰆の粕漬けを焼いたものも美味しかったわ♪

 

お出汁にとろみをつけた餡をかけて山葵でいただく。これは初めての味。茶粥の新しい一面を見たよう。

 

というのも、母がよく茶粥を作っていたからです。茶粥なんて表現は、大人になってから知って、家では「おかゆ(おかい)さん」と呼んでいました。食べ物に「さん」とか「ちゃん」とか付けるのは関西独特かもしれませんね。おいもさん、おかゆさん、あめちゃん・・・笑。

実家は兵庫県南部の方で、茶粥を食べる習慣は恐らく少ないと思いますが、何故かうちでは大定番。調べると関西では、奈良、和歌山、三重辺りでよく食べられているそうで、他の県ではごく僅かだそうです。両親共、食べる習慣のある県と全く縁がないのに、何故かしら?

特に父が好きでした。食欲の減る暑い夏でも、冷やした茶粥は、さっぱり爽やかで食べやすいし、晩酌のあとにもさらりと合います。母は大きな鍋でたくさん炊いていました。

夫の実家は茶粥を食べる習慣がなかったので、これまで何んとなく白粥ばかり作っていました。元々、お粥は食欲のないとき、もしくはダイエット目的でしか作りませんし、鍋の後には雑炊もいただきます。それで十分と思っていたのか、茶粥のことはすっかり忘れていました。浜松で出されて思い出したというわけです。

 

今朝は日曜ということで、久しぶりに朝からゆっくりと茶粥を炊きました。

作り方は白粥にひと手間足すだけで簡単です。私は、鍋で直接お茶を煮出して、そこに水で洗って滑りを取った冷ご飯を入れてしばらく炊きます。一般的には緑茶やほうじ茶を使うみたいですが、母が玄米茶で炊いていたので私も玄米茶です。ご飯と一番合うように思います。鍋でお茶を煮出すときは、サラシなど綿の布で作った小さなお茶袋に茶葉を入れるのが母流で、同じようにチクチクと縫いましたが、市販のお茶パックが便利ですよね。

 

今朝のテーブル。おかゆさんとご飯のお供、デザートにいつものヨーグルト。お茶漬けとはまた全然違う食べ物です。

 

今日は母の日。電話で母の声を聞いて、日頃の感謝の気持ちを伝えるのがパターンです。茶粥のことも話してみようと思います。なぜ白粥ではなく茶粥なのか?その謎も解明されることでしょうw( ´艸`)

 

 

久しぶりにクラフトタイム-白熱電球を使って

久しぶりにクラフトブログです。最近あまり買わなくなった白熱電球を使ってインテリア雑貨を作ってみました。

LED電球を使うようになって、白熱電球のあのうすーいガラスがとっても可愛く思えるこの頃。何か出来そうな気がして、ずっと捨てずに取って置いたものがありました。直径10cmほどの大きめサイズです。そうしたら、ちょうどPinterestで素敵なアイデアを見かけまして、早速作ってみることに。

 

中身を取り出した電球とワイヤーで作ったフレームを合わせて一輪挿しに。うまく出来た♪

 

ワイヤーフレームのデザインは飽きたら変えるつもり。吊るすこともできそうです。結構気に入ったので、もっと作りたいところですが、材料がもうなくて。こんなことなら、捨てないでおくんだったな・・・(>_<) 製造が縮小傾向にあるので、一般的でないタイプの白熱電球は買っておいてもいいかも?

 

これを見て私も作りたい!と思った方のために、私なりのちょっと乱暴な電球の中身を取り出す方法を書いておきます。

ガラスがかなり飛び散るので、予め場所を新聞紙などで養生し、電球は袋に入れて飛散を防止してください。また目に入ると危険ですから、防護メガネをかけて作業してくださいね。ペンチを使います。

 

(左)まず凸部分を捻り切る。モノによると思いますが、これはガラスコーティングされていましたのでペンチの側面を使って残りの部分を叩き割る。まーまー力を入れて何度か叩いていると割れます。(右)割れたら中にまたガラス管があるので、ペンチを突っ込んで先を開いたりして何とかして割り、取り出します。(仕上げ)口金のガラスを全て取り除き、電球の中をきれいに洗って完成

 

はじめの方は、外れるのかなぁ?電球本体が割れるんじゃないかしら?と心配で、恐る恐る叩いていたのですが、全然外れなくて!そのうちムカついてきて、ガンガン叩いていたら、ちょっとずつ欠けはじめ、なんとか外れました。何事も思いっきりが大事です。

 

アロマディフューザーの器にしても良さそう ( ´艸`)

 

これからドンドン咲く庭の新鮮な花、摘んでインテリアを飾りたいですね。春夏は涼しげなガラスのベースがピッタリです。こういった一輪挿しはたくさんあっても困りません。

というのも、花を活ける時、下処理の際に必ず落とさなければいけない部分が発生します。まだ綺麗なのに捨ててしまうのは残酷で勿体無い。それらを挿して、小さなスペースに飾るのに、一輪挿しはとっても重宝します。また、活けた花も直すたびにどんどん短く小さくなってくるので、最後は一輪挿しの出番となります。

もうトコトン最後の最後まで味わい尽くしています。だから、花材によって、気分によって、季節によって、デザイン性のある一輪挿しはたくさん欲しい。うちにはキッチンに一輪挿し専用の引き出しがあって(流しの一番下)、細々したものは箱にまとめて、それ以外は並べて、ハサミと一緒にスタンバイさせています。庭のハーブや葉野菜なんかの使い残しも、サッと挿せて便利です。

 

 

いろんな生き方があるよね 

大型連休が終わり、また日常が戻った今週。かなり前からお聞きしていた案件が本格スタートしたので、ここにきてギアを上げました。・・・って、テニスの錦織圭選手みたいな言い方っ(笑)一回してみたかったのよね!(ૢ˃ꌂ˂⁎) ウシシ

ガーデンデザインというよりランドケープデザインと行ったほうが良いようなお仕事。建物の配置から関わらせてもらえたので、有難いですし、やりがいを強く感じています。

 

計画を練りつつ、窓外を見ると、ヒラドツツジが今を盛りと咲いています。図面にあるまだ見ぬ景色も、頭の中では同じように輝いて見えています。(事務所が真っ暗みたいですが、実際はもっと明るいですよ~(^_^; )

 

一人で手に負えない部分は、自分で抱え込まないで、周りに助けていただきながら、こなしています。投げかけた質問に一発解答!なんてスゴイ瞬発力の方もいらっしゃいます。同じ事務所に同僚や先輩はいませんが、ブレーンというか、そんな風に相談出来る方がいてくださって、本当に有り難いし、感謝の気持ちでいっぱいです。

全てをカバーできるほどの知識や技術など持ちようがないのですから、悩んでいる時間が勿体無い。一緒にお仕事していただいて、いいものが出来たら、喜びは独りで作った時より倍増します。人物的に、温厚で出し惜しみのない方が多く、私もそうなりたいと常々思っています。人間関係、生き方、仕事しながらも学ぶ点は多々ありますね。

そういえば連休中に読んだ本の中で、面白いものがありましたよ。

 

「LIFE<ライフ> 人間が知らない生き方」(麻生羽呂・篠原かをり共著/文響社出版) 他にもコミュニケーション関係の本を数冊、読んでいる最中です。

 

わたし、生き物や植物の知られざる生き方にもとても興味があります。そこには想像もつかない理由があり、それを知ると「気持ち悪い」とか「あっち行け」的な偏見が吹き飛びます。「そうなんや・・・。ホンマに大変やなぁ。私やったら到底つとまらんわ。」と同情したり尊敬したり。

本の前置きにこうあります。

私たち人類の祖先、猿人が生まれたのは700万年前。地球の歴史を365日のカレンダーであらわせば、まだ12月31日の出来事である。つまり、私たちはあまりに若い。他の生物たちに比べ、私たちの生き方はあまりにも「定まっていない」のである。(中略)生き物たちの知られざる生態から、人間が生き残るための「戦略」と「習慣」を学ぶ。

少数を犠牲にして大多数を守るペンギン、働かないものがいることで巣の消滅を防ぐハチ、常に周りを攻撃して自分の権力を見せ巣の統率を守るハダカデバネズミ、どんな動物にも愛され仲良くすることで平穏に過ごすカピバラ、などなど、同じ群れで暮らすにしても様々で、へぇーと唸るところ多し。でも人間と違って常に生死がかかっていますから、残酷に感じるところも。進化の過程で身につけた生き方は深いです。

ハダカデバネズミのようではしんどいし、カピバラのようになるにも、相当の修行が必要です。それに、私、お釈迦様のような生き方のナマケモノだけには、なれそうもない・・・。

ラッコは気に入った石を小脇に挟んで常に携帯し、それを仲間の鼻先に高く掲げて自慢したりするそうです。もしも、その石がなくなったら、食事も喉が通らないくらい落ち込むのだとか!石へのこだわりが強すぎて、適当な石を与えても拒むそうです。なんか人間ぽくて笑っちゃいますね。またパンダの場合、ラッコ以上にこだわりが強い性格で、絶滅の危機に瀕している理由のひとつはそれによるらしい。こだわるのも程々にせねばね。

この本は漫画(迫力とユーモアあるタッチ)とエッセイが対になっており、とても読みやすいですよ。オススメです♡

 

生き物つながりで。久しぶりにオカメインコをお預かりしていました。事務所では、図面を見たりインコと遊んだりの今週。

 

オカメインコのクッキーちゃん、テラスに出すのは初めて。ケージの中からではありますが、外の空気を堪能。まったりと日向ぼっこしているみたいですね。

 

この子クッキーちゃんと言いますが、何度も来るうちにどうやらここを覚えたらしく、仕草に慣れが見えます。前回お預かりした時には見たこともない遊び方をしたり、聞いたこともない声で鳴いたりしたのです。飼い主さんによると、おうちではよく見られる仕草なんだって。だいぶリラックスしてくれたのかなぁ。

短い期間とは言え預かるとなると、インコの習性も勉強して、少しは詳しくなりました。やっぱり相手を知らないとコミュニケーション出来ませんものね。で、なんとなーくですが、互いの意思疎通が進んだような・・・気がします。(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨシ!

わたし、これからも様々なものの生き方に興味を持ち続けると思います。面白いことがあったら、また書きますね。

 

 

和薫「茶香炉」ってご存知? 

浜松市へのショートトリップでお庭を3ヶ所めぐりましたが、その拠点であるお宿は、浜名湖のほとりにある舘山寺温泉「界 遠州」さん。星野リゾートの中でも界ブランドは、温泉とご当地旅館の雰囲気を堪能できるので、特に夫が贔屓しています。日本に14あるうち、宿泊はここで既に4軒目なので、改めて何か言わなくても、私達夫婦の嗜好やなんかを知っていただいているのも楽なところです。

 

全面リニューアル完了で、どんな風なインテリアなのか?ワクワクの「界 遠州」さん。

 

エントランスからロビー。モダン和風の落ち着いたインテリアでした。お茶の爽やかな薫りが漂っていてとても清々しいです。

 

今回のお部屋。家に畳がないのでこういう部屋は新鮮です。浜松の伝統工芸「遠州綿紬」を使用した室礼がとにかく素敵でした。肌触りもサラサラとして最高です。

 

お部屋備え付けの煎茶セットでじっくり味わいます。

 

レイクビュー。夕日も眺められます。右に見えているのは小さな遊園地で、その奥には弘法大師によって開かれた舘山寺があります。朝食前にそこまで散歩しました。片道15分くらいです。

 

実は今年の5月で結婚25年を迎えます。旅行は銀婚式のお祝い兼ねて夫がプレゼントしてくれたものでした。いやーそんなに経ったなんてピンときませんわ。界さんからシャンパンと記念撮影をサービスしていただきました♪御料理もお酒も大満足です。夫よ、本当にありがとう♡

 

旅館のお茶はどこも美味しいけれど、さすが静岡は日本一のお茶処。やっぱり違います!しかも飲むだけじゃなく、御料理やスイーツになっているのは当然で、なんと温泉にまで入っています。とにかくお茶だらけなんですが、究極は「茶香炉」と呼ばれるしつらえです。

茶香炉(ちゃこうろ)とは、お茶の葉を加熱することで発生する香りによって、心をリフレッシュさせる事が出来るリラクゼーションアイテムのことを言うそうです。茶葉を売っているお店からいい香りが通りにまで漂ってくることがありますよね?あんな感じです。あれをもっと穏やかにした感じの香り方です。

そういえば、宿のエントランスやロビーに何か火が灯った小さなアロマポットらしきものが何個か置いてありました。(画像にも写っています)最初は全く気づきませんでしたが、茶香炉だったんですね。

個人的にルームフレグランスは大好きで、これまで、香炉でお香を焚いたり、アロマポットでエッセンシャルオイルを香らせたり、アロマディフューザーを置いたりして楽しんでいましたが、お茶を焚くなんて聞いたことがありませんでした。お香やエッセンシャルオイルがきつく感じる方も、お茶の薫りならマイルドでいいのではないでしょうか?そんな風に感じました。

 

お部屋の内玄関と居室の2ヶ所にデザインの違う茶香炉なるものが置かれていました。画像は居室の方です。煎茶とほうじ茶、緑茶にドライハーブがミックスされたもの3種から好みのお茶を選んで焚くようにセットされていました。私はハーブミックスを試してみましたよ。

 

画像はMUJI製でアロマポットという感じ。いつでも入手可能ですが、内玄関のものは渋い素焼き製で、如何にも茶香炉っぽくて素敵でした。売店を覗くと、同じものはなかったのですが、代わりにコロンとして黒で結構茶香炉っぽいものがありました。

アロマポットは一つ持っていて、応用できるかなとも思いましたが、お皿の部分が小さいので茶葉がこぼれそうなのです。記念にもなるし買っちゃいました。

戻って早速調べてみると、茶香炉ってなんだかとっても良さげ♡

茶香炉でお茶を加熱する事によって生じる、 焙焼香気成分(ピラジン・フラン・ピロール系) はあの焙じ茶の香ばしい香りの主成分ですが、この焙焼香気成分の相乗効果とで更なるアロマテラピー効果をもちます。

茶葉に含まれるカテキンの消臭効果で、お部屋のイヤな臭いを消して、お茶の香ばしい芳香で、爽やかで快適な空間を作ってくれます。

使い方:茶葉は、ティースプーンに1~2杯。平らにならすのがポイントです。ときどきスプーンで軽く混ぜると、香りも長続きして、焦げにくくなります。

 

しかも、茶香炉で香りを楽しんだ後の茶葉は、自家焙煎「ほうじ茶」としていただけるそうです♪2倍楽しめて得した気分!!ですよね。界さんのフロントの方いわく、お茶なら紅茶でもハーブティーでも応用できますよ、とのことです。なるほどね~!いいことを教えていただきました。マブチから皆様にも超オススメです。

 

買ってきた茶香炉、早速玄関で使ってみました♪

 

今年のGWは2日からお休みをいただいて、前半は旅行、後半は遠方からの来客があったり、ご無沙汰している友人が電話をくれたりと、嬉しいサプライズもあって、とっても楽しく過ごせました。

最終日の今日は、お部屋を掃除してサッパリ。仕上げに茶香炉を焚いてみました。空気までリセットされたようで、また明日から心機一転、頑張ろ!ってな感じです。

 

 

GW庭めぐりレポート-3 

浜松へのショートトリップ。庭めぐりレポート第3回目です。うなぎパイで有名な春華堂さんのスイーツ・コミュニティ「nicoe」さんのお庭を訪ねました。こちらはSOLSOさんプロデュースということで、お洒落男子系の庭というか?その独特の世界観に期待して参りました♪

 

駐車場からエントランスへ向かう花壇。常緑低木がワイルドに茂ってます。紫の花はフレンチラベンダー。

 

店舗スペースのインテリア。お洒落~。本棚みたいな壁(左)は、商品や小物をディスプレイできたり、レジカウンターや窓になってたり、座るスペースになっていたりして、機能的にもデザイン的にもかなり素敵でした。こちらでお土産ゲット♡

 

最近なんでしょ?ひとつの会社なりプランドのこういうテーマパーク的な施設が本当に増えましたね。いまどきはお菓子屋さんでも、ただ物を売るだけでなく「驚きと感動」をも売らなきゃならん時代。自社製品を扱う店舗+(カフェ+レストラン+ガーデン)が一応のパターンのようです。敷地が広いので、ガーデンはとにかく緑量の多いことが要。

nicoeさんは温暖な場所にあることからか、オーストラリアや地中海沿岸など外国原産の植物が目立ちます。これらは大きく育ち乾燥に強い反面、雪がたくさん積もるとあっさり折れてしまうため、植える場所はある程度限定されます。気候があえば、水遣りの手間が少なくてすみそうですが、全くいらないわけではもちろんありません。この種の高木は剪定しない方がカッコ良く、低木は剪定しないとだらしなくなります。そのあたり管理される方の感性も随分必要だろうなと想像します。

 

店舗のバックヤードは芝生の広場になっていて、オーストラリア原産乾き系の緑が目立ちます。置かれている家具がいい感じ。工業団地の中のような場所にあるので、電線やよその建屋が見えています。でも木が大きくなったら隠れそうですね。

 

中庭。カッコイイ建物と園路です。植栽たちがワッサワサ茂ってスペースを埋め尽くす勢いです。夏前に一回透かしときたいような(←大きなお世話か(^_^; ) このスペースは内側から見てもとてもきれいでした。

 

ガーデンの雰囲気はナチュラル&カジュアルで統一感がありとても素晴らしい。でも日本原産の植物ではないので、茂っているようで中が蒸れて葉が落ちている部分も多々ありましたし、このまま茂らすとどうなっちゃうんだろうと老婆心ながら心配な部分もあります。もう少し手をかけて欲しい・・・って、またまた大きなお世話ですね。清掃はとても行き届いていましたが、そういうところはきっと従業員の方には見えていないんだろうなぁと思います。はままつフラワーパークのように、プロが毎日せっせと手を入れているような感じではありません。

こういう施設はガーデンでも魅せると言っている割には、日頃のメンテナンスはおろそかになりがちです。ガーデンの将来像を分かっている人が手入れしないとよくなりません。従業員の方ががそこまでやれないのなら、せめてプロのメンテナンスに身銭を切って欲しいところ。「緑いっぱいでお洒落に」とおっしゃるけれど、メンテナンスはやりたくない、お金をかけたくないというのはおかしいのです。

 

ここの植栽だけ違う雰囲気。たぶん他の場所とは違う人が考えているような。

 

前回前々回のブログでご紹介した庭は、入場料なり拝観料なり払って見せていただく場所。掃除は完璧、植物の手入れも完璧、は当たり前なのかもしれません。それに対して商業施設やモデルハウスの庭などは、無料で見せてもらえます。そもそも庭はメインではないため、手入れは植物園や寺院には及ばないのは仕方がないのでしょう。わかります。しかし庭も含めてお商売されているわけです。例えば一生に一度の結婚式の会場のお庭に枯れた植物があったり、木々がボサボサだったりしたら、やっぱり興ざめです。日々の手入れでせめて枯れた植物くらいは取り除いて欲しいし、年間管理はプロに入ってもらう方がいいと思います。育ち具合と見栄えが全然変わります。

※nicoeさんを差して言っているのではありません。一般的な商業施設の傾向として、ありがちなので。

 

個人的に好きな写真。いい感じの外壁です。これを隠すのは野暮というもの。芝生が合ってますね。

 

新製品はスティックタイプのパイで、色々な味のディップと合わせていただくようです。これはキャラメル&ソフトクリーム。暑かったので買いました。想像通りの味で特に驚きはありません。パッケージがGOOD!雰囲気で買っちゃうような気がする。

 

庭めぐり、最後はちょっと辛口になってしまいました。きっと一般の方は私のように細かくは見ないでしょうし、この場にいることをとても楽しんでおられました。特に子供さんが芝生を駆け回ってとっても生き生きされていましたよ。身近に緑の公園が少なくなったので、こういう場所は貴重だと思います。ガーデンに人を上手く誘う演出が、とにかく素晴らしいので、大変勉強になりました。<(_ _)>

さて次回はこの旅の宿とそこで出会ったある物について。