気持ちも新たに-夏越しの祓え2017 

今日から7月。早くも一年の折り返し点ですね。

昨日は打合せの帰りに地元の神社に寄って、恒例の「夏越しの祓え」の茅の輪くぐりをしてきました。18時から行われた大祓式には間に合わず、19時もだいぶ過ぎていたので、輪の周りには誰もいません。境内はシーンと静まり返っていました。(この神社では30日18時前まではくぐれない決まりです)

狛犬様の目がギラリと輝き、雨上がりで香る木立ち、それよりも更に強い茅の香り。ほの暗い中ぼぅっと浮かぶ提灯の灯り・・・。いつもとは違う雰囲気でとても厳かな気持ちになります。

 

日牟禮八幡宮の茅の輪。見えているのは拝殿で本殿は奥にあります。

 

「水無月の夏越の祓する人は、千歳の命延ぶというなり・・・」とつぶやきながら潜るのが一般的ですが、私はその前後に「思ふこと皆つきねとて麻の葉をきりにきりても払ひつるかな」「宮川の清き流れに禊せば祈れることの叶わぬはなし」という歌も合せてくぐります。

半年間の穢れ、たくさんあったと思いますが、祓っていただき、軽くなった心と身体。また半年無事に過ごせますように・・・。

 

めっちゃ雰囲気あるでしょ?

 

うっかりすると、日々の仕事や雑事に追われ、時の流れをつかみそこねてしまいます。こういった年行事をひとつひとつ行うと、都度気持ちが区切られて、前へ進みやすくなる気がします。

若い時は、このようなささやかで厳かな年行事は全く知りませんでした。「自分で何とでもする」と思って生きていたように思います。でも、年を重ねるにつれ、周りが少しは見えてきて、当たり前が当たり前でないことも、分かり始めてきました。季節や自然と共にすすめるしかない造園業という職業について、時に人間以外の目線で物事を考えるようになったことも大きいです。年行事と植物の関係の深さに気づきもしました。

よくよく考えれば、何もかも不思議なものなのに、何とも思わず暮らしています。だから不思議な年行事も、ただ感謝の気持ちひとつで、そういうものだと受け止めれば、何も不思議ではないなぁと思うのです。

今月、私の人生も区切りを迎えます。なんかね、気持ちが潔く改まる感じです。この先、もっと周りのお役に立てるように成長したいです。素直にそういう事を考えられる人格になれたらと思います。

(前回UPすると予告していた梅仕事の記事が、まだまとめきれておらず。次回UPします)

 

 

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