小さな気づき 

昨日は4月下旬かという程の陽気でした。こういう日、ふと畦を見ると必ず咲いているのはイヌフグリの青い花。いつから咲いていたのかわかりませんが、見ると満開でちょっとした花畑を作っています。澄んだ空を映したような花びら4枚、そして真ん中の雄蕊が子供のような元気さで2本チョンと立っています。

昼頃には落ちる一日花ですが、花が閉じる前に、この2本の雄蕊が湾曲して花粉を雌蕊の頭につけるのだそうです。花粉を運んでくれる虫はまだ少ない時期ですが、こうして自家受粉の仕組みを持っているので種を作ることができます。

イヌフグリにしたら何でもない営みが、毎年粛々と続けられ、こうして花を咲かせています。それを誰が見るとも思わず、見られたいとも思わずに、自分のやるべきことをただやるということは・・・なかなか私には出来ません。

植物の美しさは、何も疑わず生きることにまっずぐ。そういうことで生まれるのでしょう。

 

イヌフグリの群生。珍しくもなんともないけれど、本当に可愛らしくて春を感じる花。

 

畦草はちょっと前まで枯れ色だったのに、もうツヤツヤの緑の絨毯が出来上がっています。それが今まで自分は何を見ていたのだろう?と思うくらい唐突に感じる程で!思うに光の色の違いでしょうか。

この陽気では何もかもこれまでと違って見えて、目をくるくると動かしてしまいます。そうして周りを見ていると、面白い木を発見しました。

 

とある駐車場で。最近乗り換えたばかりのマイカーを撮っていると、向こうに見える木がナント!

 

クスノキの樹冠にハートマークが見えたんです(^^♡

一定の角度でしかハート型に見えないので、剪定して作ったものではないことは明らかです。

 

近寄りすぎると分かりにくい。これくらいで分かるかな?一度見えるともうハートにしか見えないよね。

 

枝が自然にこんな風になるなんて、凄くないですか?虹を見つけた時のような嬉しさで、いいおばちゃんがはしゃいでいます(^^*

そしてこの時期はどこからか漂ってくる花らしき香りにも注目。それは、たぶん沈丁花やミツマタ、梅、馬酔木など地味な低木の花の香りです。夜になると一層香りが強くなるので、帰宅時に気づく方も多いでしょう。

 

これは植木屋さんの畑にて咲く梅。ほかの木を探しに歩き回っている途中、いい香りに誘われて。

 

ミツマタは直径3cm程のまあるい花で可愛らしい。梅よりも甘い香り。

 

同じく植木屋さんの畑で。まだ芽吹く前の木の足元で、ポツポツと咲いてるのがミツマタ。あかりを灯したようにここだけ光ってました。あたり一面ミツマタの花の香りがふわっと。

 

トサミズキの花も黄色。これはミツマタほど香りませんが、ぱぁっと明るい。

 

春に咲く木、といえば桜ばかりが注目されますが、それに先駆けて様々な花が楽しめます。このような木が庭にあると、贅沢な香りで春を感じることが出来ます。

実はまもなくオープンするモデルハウスにも、先ほど紹介しましたミツマタを取り入れています。来場者の方に香りのおもてなし、いい仕事をしてくれるといいな~って期待しています。

 

手前に見える大きな木はケヤキ。あとひと月もすると若葉が見られることでしょう。ミツマタ以外にもたくさんの木を植えてきました。

 

 

 

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください