木陰

木を1本植えると、四季折々の美しさを味わえるだけでなく、恩恵を受けるというか、ありがたいなと思うことがあります。

これからの季節は木陰が出来ること、かな。

ディアガーデンの庭の木も、苗木だったころは頼りなかった影が、十余年の時を経て、今や美しい緑陰を作るようになりました。何だかね、年々蒸し暑さを感じるようになってきましたでしょ。熱帯化する夏、この緑陰の恩恵は計り知れません。自分でも実感しています。

木陰に入ると、日向に比べ、体感温度はかなり下がります。葉裏からは蒸散による天然のシャワーが注がれるのでひんやり気持ちいい。そしてヒトは五感の中でとりわけ視覚から得られる情報がウエートを占めているため、目で涼しさを感じることも大切。

 

ディアガーデンのテラスに映る淡い美しい影。奥の方は肉眼で見るともっと明るいのだけど。

 

梅雨前の影は、夏ほど濃くなくて、まだ淡いです。何気なく外を見たとき、その淡い影色がとても美しくてしばらく眺めていました。

そういえば、印象派の画家モネの影には、対象物によって、それぞれ違う色彩がありました。そして昨年見た日本画家田中一村の影色は濃い緑でした。一見黒に見えて黒じゃなかったな、なんてことも思い出したりして。

今日のディアガーデンの影色もちょっと青みを帯びたグレーというか、優しい色です。

 

こちらは坪庭。椿の葉陰が美しくて。ドラゴンさんも気持ちよさげ。

 

もうすぐ6月。木を植えても根付きやすく、おすすめの時期です。

緑のカーテンを毎年作るより、木一本植える方が楽しみは多いように思いますが、いかがでしょうか。

ブログでは過去にも木蔭について書いてます。よろしければ→ 緑と健康の関係木陰の気持ち良さって

 

 

5月の庭仕事

ここんとこ30度越えと真夏並みに暑い日が続きました。身体が慣れていない時期です。皆様、体調崩されていませんか?

こうなると、庭仕事も涼しい時間帯にササッと済まさたいところですよね。

時々、思いついたように自分のやっている庭仕事について書きます。同じ季節でも年によって庭の状態が違うので作業も変わってきます。知識も少しは増えているので、改めて書いてみようと思います。

もしかしたら、あなたのお庭に役に立つこともあるかも?

 

1.水やり

昨年秋に強剪定したレイランディの生垣。一部の古株にはこたえたようで、芽吹きが悪く弱っている感じ。毎年勢いよく枝葉を伸ばしていたし、どんどん幅ってきたこともあって、強く切り戻したのですが、やはり10年経った木には酷な事だったようです。そこで、樹勢回復の手助けをと、朝は根元にたっぷりとやり夕方には葉水を。特に葉が少ない部分は蒸散が著しいので重点的にたっぷりとクールダウンさせるべくしっかりとかけます。

そして週に一度は活性剤(バイオゴールドⅤ-RNA)を施します。これは肥料ではありません。早く根付かせたいときや新芽や葉を早く出したいときに有効な液剤で、よく使っています。日照不足を補う意味で使うこともあります。

 

㈱タクトさんのバイオゴールドバイタルV-RNAを愛用しています。根・土壌集中活性液です。細胞分裂促進により根張りを応援してくれます。また土壌の有効菌を増やす効果もあるとのこと。薬剤のような匂いではなく自然系の匂いがします。結構キョーレツ。

 

その他の場所は、今から咲くアジサイや杉苔にだけ、朝夕水をあげています。苔は、春以降特に、こまめに水をかけるよう気を付けているの。というのも、なんとか増やしたいと思うからです。

苔にも雄雌株があります。桜が咲いた後、杉苔を見ると、小さくて黄色い花のようなものが付いています。これは雄花盤というもので精子を作っています。雌株は卵細胞を作るそうです。精子は泳いで卵細胞に到達しなければなくて、泳ぐためには水が必要です。具体的には、雄花に雨粒が当たると跳ね返り、それと一緒に精細胞が空中高く飛ばされて、雌株に運ばれる仕組みだそうです。

杉苔は育てるだけなら、少々乾燥してもリカバリーは可能。日差しも好きだったりします。でもそれだと、だんだん減ってくるので、何年かに一度張替えしないとみすぼらしいことに。増やしたいと思うなら、湿気た環境に植えるか、でなきゃこまめな水やりは必須・・・というのはこんな理由からなんですね。

 

苔以外の宿根草や低木、鉢植えたちは、状態を見ながらやるように。地植えについては、雨で十分なように強く育てたいので、ギリギリまでやらない。

あまりに日差しが強すぎた日は、夕方、全体的に葉水をサッと。

 

2.花殻摘み

一年草は、種を付けると花が咲かなくなるので、とにかく咲き終わった花は摘むに限ります。宿根草でも、盛りが過ぎた花は、見栄えが悪いので摘みます。溺愛しているバラは、咲き進むだけでも株に負担がかかるから、蕾がほころびかけたらサッサと摘んでしまって、部屋の中で楽しみます。

花殻摘みは朝仕事。ついでに摘んだ花でアレンジメントをいくつか作って、各コーナーに飾ります。

 

玄関に紫蘭の花と鳴子百合の葉を。花器は和田麻美子さん作。

 

ダイニングに。バルコニーで育てているバラと庭の葉っぱを色々。花器はアンティークの盃洗。

 

同じくダイニング。上の画像のアレンジに何かしら足して活け直したものです。花器はDURALEXのガラスボウル。

 

これは、お客様がいらしたときのために、ではなく、自分や家族のために。だから贅沢な花でなくていい、生き生きした庭の花で十分。

朝、美しく咲いた花を触っていると、それだけで気分がいいです。前向きに一日のスタートが切れるし、日中もアレンジが目に入ると思わずニコニコ。花を置く=場が片付きますしね。

本当に小さなアレンジで、ささいなことですが、植物のオーラで部屋が明るく、気持ちも明るくなります。

 

3.害虫対策

いわゆる「虫取り」を、いい歳のおばさんが毎朝やってます。今、一番よく見るのが、レイランディの葉っぱを食べるスギドクガの幼虫。あと、たまに、モミジについているミノムシ。

スギドクガは木が枯れる程大発生しませんが、毎年そこそこ発生します。農薬まみれにしていないので仕方がありません。

有難いことにスギドクガは毒虫ではないので、割りばしで摘まんで取っています。どこからかやって来るアシナガバチも良く食べてくれています。アシナガバチはこちらが攻撃しなければ襲ってはきませんから、彼らの働きを遠巻きに静観。

もしも薬で全滅させると、そこらへんの食物連鎖が切れちゃうかもと思うので、薬剤は使わない方向で育てています。小さい庭だからね。

ツバキの新芽につくアブラムシは手で取ったり、水で吹き飛ばしたり。たまに自然農薬(木酢液ベースでドクダミやトウガラシやニンニクを漬け込んだやつ)をかけてみたり。今のところ天敵のテントウムシが来てくれないので、自分でなんとかするしかありません。

アブラムシは肥料過多だと発生しやすいとある本で読んだので、これから気を付けようと思います。花後、お礼肥えを、当たり前のようにやっていたのですが、それがかえって仇になるかも・・・というお話は、また日を改めてじっくりと。自分でもまだ結論は出ていませんが、一緒に考えて欲しいなという思いで書きたいと思います。

鉢植えのバラには乾燥する今の時期発生しやすいハダニを予防するため、葉水は必ず。

 

4.雑草対策

私は除草剤は撒きたくありません。事務所の前を犬が散歩で通るかもしれません。もしも除草剤を舐めたら大変です。何より枯草が庭の景色に混じるのが嫌なんです。

花壇に関しては、雑草の入り込む隙間もないほど、たくさん植えていますから、悩むことはありません。問題はそれ以外の部分、事務所前の歩道や駐車場・砂利舗装をした通路といった植物を植えられない場所です。

それらの場所は地面がむき出しではなく、何かしらマルチングしているので、草ぼうぼうにはなりませんが、目地や隙間にちょっと生えています。毎日取るほどのレベルじゃないから、雨の後、地面がぬるんでいるときに10分くらいがんばります。どのみち根絶やしにはできないので、全部やらないで時間を決めてやるといいと思います。

朝の掃除のとき、箒で雑草の上を強めにこするように掃いたりもします。葉っぱを痛めて伸ばさないように、芽吹いたばかりの葉っぱも引きちぎるので、大きくなりにくい。雑草取りの専用用具で、長い柄の先に小さな鍬のようなものが付いているのがありますが、それで地表面を浅く鋤くようにするのもいいですね。雑草は根が露出するとすぐ枯れます。何より立ち姿勢で作業できるので腰がラク。

悩みそうな場所は、とにかく好きな植物で埋め尽くしてしまう & マルチングをする & 小さいうちに取るか痛めつける その3つをお勧めします。

雑草といっても、環境に適応した植物が芽吹いてきているわけですから、何もしなくても憎らしい程?きれいです。だから見方を変えて、デザインとして使えそうな草はないか?あとはその繁殖をコントロールする、そんな考えもあると思います。

虫に対してもそうですが、雑草に対して、あまり神経質ににならなくてもいいんじゃないでしょうか。彼らに人間が勝てるワケがないのです。

それに虫一匹いない、草っこ一つ生えてない庭なんて、かえって不気味じゃないですか?

 

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こんな感じで朝小一時間(アレンジメント作成時間込み)、夕方半時間くらいやっています。皆様と同様、家事を何やかんややりつつですので、大体ですが。

最後に庭仕事をしながら、もうひとつ絶対やること。

それは庭を眺め味わうこと!

 

ディアガーデンの前庭。今はサルビアネモローサやいろんなグラス類が立ち上がってきてボリュームが出てきました。それぞれ風にそよいでイイ感じ。

 

手入れをするのに必死で、気が付いたら冬になっていたって・・・何とも勿体ない話。

でもコレ、ガーデナーあるあるなんですよね~。

お互い気を付けましょう。

 

 

太郎坊宮参拝

勝利と幸福を授ける神様として、ちかごろ人気上昇中らしい太郎坊宮へ運動がてら参拝してまいりました。

その神社はディアガーデンのある近江八幡市のお隣、東近江市(旧八日市)の赤神山にあります。車なら20分程で到着するほどの近さで、いつか参らせてもらおうと思っていたのがようやく。

 

五月晴れの雲一つない青空の下、良い参拝が出来ました。

 

八風街道からみえる赤神山。ゴツゴツとした岩肌、三角の美しいフォルム、そして中腹に見える社殿風建物が特徴的で、ずっと気になっていた太郎坊。

 

ウェブサイトによりますと(→コチラ

祀られている神様は、伊勢神宮の天照大神の第一皇子神(人間でいう長男)にあたる正哉吾勝勝速日天忍穂耳大神(マサカアカツカチハヤヒアメノオシホミミノオオカミ)。

「まさに勝った、私は勝った。朝日が昇るかのように、鮮やかに、速やかに勝利を得た」という何ともユニークなお名前。勝利を象徴する意味が込められてるって、まんまですやんって。

歴史を見ると、聖徳太子をはじめ、伝教大師最澄や源義経、室町幕府近江守護職佐々木六角氏などの尊崇を集めたとのこと。現在では有名なプロスポーツ選手もそのご利益にあやかろうと訪れているのだとか。それで噂になっているのね。

 

一番下の無料駐車場に停め、ここから石段を登ります。本殿までは742段あるそうです。

 

本殿近くまでは車でも登っていくことが出来ますが、初めてなので素直に、麓から延々続く階段を上ってお参りすることにしました。

緑に包まれ整備された階段はとても清々しく気持ちいい。時折木々に咲く花の香りが漂ってきたり、小さなトカゲが顔を出したり、嬉しい歓迎を受けながらひたすら階段を行きます。日ごろ激しい運動はしないので結構キツかった~。

それでも、以前、森林浴・ヘルスツーリズムの実践で学んだ「踵落とし」という筋肉をほぐす動きを取り入れて登ったお陰か?それとも日頃地味に続けているヨガのお陰なのか?翌日、筋肉痛にはなりませんでした。

太ももがパンパンになるほどキツかったのに・・・不思議です。痛くならなくて助かりましたが、絶対来ると思っていたものが来ないと拍子抜けします。

 

祈祷殿や参集殿(社務所や売店などがある)が建てられた中腹より眼下を望む。東近江の町が見えています。水田に水が引かれ田植えの時期です。琵琶湖は見えません。

 

そしてこちらには天狗伝説が。神社の正式名は阿賀神社といい、太郎坊とは神社を守護する天狗さんのお名前なんです。

言われてみれば岩山、天狗さんがおられてもおかしくない雰囲気です。さらに神秘的なのは夫婦岩という不思議なとっても大きな岩があること。本殿へはこの岩の間を抜けていくのです。

ここを通るのをとても楽しみにしていたの(^m^*

 

本殿へと通ずる有名な夫婦岩。神様のお力によって押し開かれたと伝わる大岩です。間はわずか80cmしかありません。最近はパワースポットとして注目されているらしい。

 

夫婦岩通る私。降り注ぐ光が神秘的で思わず見上げています。本当に不思議な空間、暑い日でしたからこのヒンヤリ感は有難い。

 

夫婦岩の側面です。こんなにそびえてます!この大岩がこんなにきれいに二つに割れるなんて普通では考えられません。やっぱり神通力かな?!

 

本殿。意外とこじんまりとしています。体力がある方はハイキングコースから頂上も目指せます。

 

仕事の精進を誓って、ご利益にあずかりますようお祈りしてまいりました。

 

滋賀県にはこんな不思議な神社があるんです。

ご旅行に来られた際の参考になりましたら幸いです。

 

 

初夏のディスプレイガーデンより近況諸々。

今週はディアガーデンの前庭に植えたエゴノキの花が見事でした。

事務所の扉や窓を開けると、木の花らしいスッキリとした香りが漂ってきて、それはそれは贅沢な心地。

 

前庭にあるエゴノキ。満開。見事でした。

 

中から見る。ここはキッチンの小窓。朝夕この眺めを堪能しています。

 

窓際に植えてあるので、室内からの眺めがもう!

鳥の鳴き声しか聞こえない静かな早朝は荘厳な雰囲気、昼間は青空と白のコントラストが爽やか、夕日を浴びて少し赤味みを帯びた眺めは形容しがたいくらい美しいです。

 

降るように咲いて。

 

花蜂はこの花を目ざとく見つけて、忙しそうに飛び回っていますが、人はこんなに咲いていても案外目に入らないようです。ご案内して初めて「オォーーーッ!」って感じで驚かれます。

桜と違って葉っぱの裏側に垂れ下がるように咲くからでしょうね。私だけ眺めるのはあまりに勿体ないのでここでご紹介しました。

 

 

ところで白い花って、どうして白に見えるかご存知でしょうか?

アサガオの花を水の中ですりつぶすと色水が出来ますが、白い花では同じように出来ません。白い色素はそこにないからです。

花が白く見えるのは花びらの中に小さな気泡がたくさんあるからだそうです。気泡に光が当たると白く見えます。波しぶきやビールの泡が白く見えるのと同じ原理だというと分かりやすいかしら。だから白い花びらから、その空気の泡を追い出したら、白色ではなく透明になります。

無色の色素しかもたない花たちは、そのままでは虫に気づいてもらえません。そこで小さな泡を込めて白く目立たせるという知恵を働かせたのですね。そういう風に進化したというか。

 

エゴノキの花、虫に見つけてもらえて受粉に成功です。この蜂とのお話、また改めて書きます。

 

植物の知恵にはいつも感服します。

そんなことで首尾よく受粉し実らせることが出来たエゴノキの実。土に落ちると結構な確率で発芽しますから抜くのが大変です。まずくて食べもできないので、たくさん生っても私は全然嬉しくないのですが。

そこは人は蚊帳の外というか。植物と虫たちの営みのおこぼれをもらっているだけの存在ですから、文句は言えません。

 

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道路沿いに建つ我が家(兼事務所)は、大きな窓は裏側に設けており、表側は小窓しかありません。中でもキッチンの小窓は一番道路に近いので、目隠しと防犯を兼ねてエゴノキを植えました。土も少ないし、日当たりも悪いからあまり育たないだろうと思っていたら、何故か気に入ったみたいで、よく育ってしまいました。

場に合わせて、小さくするために、数年に一度幹の代替えを行っています。太い幹を根元からバッサリ剪定してしまうという荒業です。

 

剪定といえば、

庭木、特に寒さに弱い常緑樹は、今からが剪定適期です。夏前にスッキリさせておくと、見た目も涼やかですし、病害虫対策にもなりますからおすすめです。

ディスプレイガーデンの常緑樹は、前庭にアオキ、生垣のヒイラギモクセイとイヌツゲがあります。

先日、ひとまずアオキの剪定を済ましました。ビフォーアフターをご覧ください。↓

 

前庭のアオキの剪定前後を比較。かなりスッキリしたでしょ?和庭だったらもっとむしってるところですが、ウチは草花と一緒なのでこんなもんで。

 

低木ですが、大きな葉がたくさんつきます。苗木を植えて10年以上経つので、何もしないと隣に植えている植物を覆ってしまう程モリモリと茂ってしまい、かなり嵩高く暑苦しい見た目になります。

まずは不要な枝を切り戻し、折角出てきたきれいな葉っぱも半分以上は千切ります。

アオキの枝先の細い部分は手できれいに千切れます。葉っぱは千切るというよりむしるという方が伝わるかしら?これが結構ストレス発散になって楽しいです。少々失敗しても問題ありません。むしってむしって、むしりまくり!

アオキには気の毒だけど、庭木としては、ちょろっと葉っぱが付いているくらいがカッコいいって、最近思います。

 

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宿根草が勢いよくなってきたディスプレイガーデン。アジサイの花芽も順調に育っています。

これから梅雨までは輝きの季節。庭のあちこちが命のきらめきで溢れています。

ガーデンライフをめいっぱい楽しみましょうね。

 

 

バラとバルコニー 

バラが咲き始めました。

私は鉢植えにしてバルコニーで育ています。ディスプレイガーデンは半日陰もしくは日陰が多く、日当たりが良いのはバルコニーしかないのです。

 

これはシャンテ・ロゼ・ミサト。花も見事ですが何より香りが素晴らしい。

 

バルコニーは南西向きと東向きの2か所あり、今は東向きの方でバラを育てています。寝室と個室に面していて、狭いのですが、バラ以外の鉢をいくつかと小さなテーブルセットを置いて寛げる空間にしています。

そのテーブルセットは一部木で出来ているので、防水防腐対策に塗装は必須。これまでグレーやブラックなど無彩色に塗っていましたが、今年は冒険して淡いパープル(ペールラベンダー)にしてみました。

想像以上に馴染んで、全体が柔らかく明るい雰囲気になりました。毎朝、起きぬけにこのバルコニーを眺めるのが密かな楽しみです。

 

寝室と個室に面した小さなバルコニー。ガーデンファニチャーと鉢の一部を今年パールラベンダーに塗りました。

 

長年鉢でバラを育ててきて思うのは、水やりさえ気を付ければ、十分楽しめるということ。コンパクトに育つので管理しやすく、眺めたい場所に簡単に移動させることも出来ます。

以前はコガネムシの幼虫によく根を食害されていたので、毎年鉢から土を出して退治したり大変でした。でも水仙を一緒に植えることで、かなり抑えることができ、楽になりました。

アブラムシやハダニ、黒点病などの病害虫は、何かしら発生しますが、まずは出来るだけ早く症状の出た部分を取り除くことが大事と思います。そのうえでアブラムシはティッシュで軽く押さえながら潰す、ハダニは葉水を徹底、黒点病対策にはマルチング、など初期対応を頑張れば、農薬を使わずとも抑えられることも多いのでは。

今年は蕾が出来る前から、時々、自然農薬(ニンニク、トウガラシ、ドクダミを木酢液に漬けたもの)を水で希釈してスプレーしていたら、アブラムシがほとんど付きませんでした。はっきり断定は出来ませんので、しばらく続けてみて検証します。

 

多肉の寄せ植えもここで機嫌よく育っています。

 

小さな鉢は動かしやすいので、その時の気分や気候に合わせて置き場所を変えています。

 

バルコニーは、移動できるという鉢の利点を生かして、しょっちゅう、とっかえひっかえ並び変えて遊んでいます。地植えではこうはいきません。鉢の色によっても随分雰囲気が変わるし、草花以外にも植木や野菜など何でも育てられますから本当に面白い。

もっとバルコニーやベランダを楽しみましょう!

 

 

前庭はおもてなし感覚で

初夏はディスプレイガーデンで一番花が多い時期です。

春は割と肌寒い日が多かったせいか、例年に比べ7~10日程花が遅い気がしますが、花付きはまずまずです。

皆様のお庭ではいかがでしょうか?

 

前庭にあるエゴノキの花が咲き始めました。今年も蕾がいっぱい!

 

通りに面した前庭は、歩道までは庭という感覚。雑草を抜いて、掃き清め、気持ちよく通っていただけるよう私なりに気を付けています。夏になれば、打ち水をしたり、程よく木陰を提供するなど、ディアガーデンの前を通る方に対して、ちょっとしたおもてなしの感覚です。

自分の庭ですが、公共性のあるスペースなので、四季折々の草花を植えて、年中緑を絶やさないように、いつも気持ち良い眺めを作るよう心掛けています。

前庭とはそういう場所、なんですよね。

「他人目線で見てどうか?」完璧じゃなくてもいい、でも、それさえ気を付けていたら大きく乱れないし、街並みも整って防犯面でも効果を発揮します。

 

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さて、その前庭に植えているオキザリスが増えすぎるので、よく抜いているのですが、いつの間にか歩道を超えて、舗石の際で根付いたみたいです。ほとんど土がないのに咲いて、その繁殖力に感心します。

抜くべきか?迷いましたが、どのみちいろんな草が生える場所。スミレやヒナゲシ、オキザリスの3種類だけ残して、あとはコマメに取っています。

雑草だからなんでも抜いてしまうのではなく、管理できる範囲でそこもデザイン出来たら、お金をかけずに水も遣らず、きれいに保てます。

そういう訳で、処分はいつでもできそうだし、両脇に同じ花が咲いていると、園路みたく歩くのが楽しそうな雰囲気なので、しばらくこのままでいいかな?

これも、ディアガーデン前の歩道らしいかな、なんて思っているのですが。

 

奥の花壇にピンクのオキザリスが咲いています。その向かいの鋪石のキワにも所々繁殖して、それが花を咲かせています。

 

もっと増えたらオキザリスの小道、ってな感じになりそ(^m^

 

実は個人的には濃いピンクって、薔薇以外はあんまり好きじゃありません。

このオキザリスも自分で買ったものではなくて、何かの苗の土に紛れ込んでいたものでした。それを育てようかどうしようか迷っていた時、他人目線で見て、この色は遠目からも良く目立つし、道路植栽のサツキツツジと同じ花色で合っているなと思って残しました。

なので、今の時期だけはこのピンクで統一しています。因みに夏は変わって、涼しげなシルバー&紫(青)の配色になります。

 

同じくピンクのシラン。これも増えすぎたので半分程度減らしました。元々は約20年前住んでいた家の近所の方からいただいたもの。引っ越しの度に植え替えして今に至ります。

 

 

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前庭は、こんな風に他人目線で植栽デザインをしていますが、プライベートスペースにあるテラスの花壇は自分好みの植物でいっぱいです。

静かで穏やかで爽やかで・・・いつ見てもほっと落ち着くように、白い植物を多く植えています。夜も眺めるので、白ならば闇に紛れず見えるという利点もあります。

主役はアジサイ「アナベル」ですが、今はようやく小さな蕾が付き始めたばかり。

 

白い葉、白斑、白花、などなど白系の植物と少しの青花を。

 

手前から。シマススキ、ヤブコウジ、ティアレア、ムラサキシキブ、アマドコロ。

 

白系で、いま一番冴えているのは、斑入りのムラサキシキブです。

 

狭い土地でも、こんな風にいろんな目線で見て植える植物を変えると、個性あるコーナーを作ることが出来ます。

 

 

テラスdeランチ-GWversion

GW後半はようやく晴れて、いよいよテラス ON SEASON!

ディアガーデンのテラスは、いま、モミジやいろいろな低木の新緑で包まれています。

 

いつもとは画角を変えて青モミジ越しのテラスです。ON SEASONに向けて、予めタイルや家具を洗っておいたので、気持ち良く使えます。

 

GW終盤、今年初の「テラスdeランチ」をしました。

(※テラスdeランチとは、このブログでテラスの活用例としてご紹介する「ソトメシ」シリーズのこと。途切れ途切れですが、ゆるく続けています。過去ログは「テラスdeランチ」で検索可能です。)

 

さて、この日は家族でBBQです。

BBQといっても、炭で焼くのは、熾すのも後片付けも大変だから、電化製品の方の焼き肉プレートで。テラスにコンセントが2口あって、そこに差すだけなので手軽です。

以前はBBQをするなら炭焼きでないと!と妙に思い込んでいましたが、そうすると億劫になることもあり、この際、変なこだわりは捨てました。

普段は電化製品に頼って、どうしても炭で焼きたい時は炭で、もうどっちでもええやんって感じwww。

外で食べると何でも美味しいものです(^^*

 

カンパーイ!先日の高山旅行でゲットした朴葉味噌を早速焼いてます(^m^

 

右:朴葉味噌に木の芽をそえて。左:高山でもらった飛騨りんごを使ったクラフトチューハイ。りんごの風味とアルコールもどちらも強めでした。美味しい。

 

上の画像の木の芽は育てたものです。いつだったか鳥が落としてくれた山椒の種が50cm位まで成長したので、採りたての木の芽を楽しめるようになりました。じつは育てるという程の手間はかけていませんが、ちゃんと毎年芽吹いてくれてありがたいです。

テラスの近くに植えていて、ちぎって立水栓でサッと洗い、手の平でパンとひと叩きしてお肉に添えます。爽やかな香りが鼻に抜け風味もバツグンです。

他にテラスの近くで育てている食べ物は、ネギやスペアミントは必ず。年によってはバジルとかコリアンダー、イタリアンパセリなどを、キッチンハーブの寄せ植え鉢として、ひとつ作って育てています。

テラスdeランチには、このようなハーブ類があると、かなり便利です。料理に添えると美味しいし、見栄えが格段に良くなります。手軽だし、自分が育てているものだから安心できますでしょ?

 

ミントはフレーバーウォーターの材料にしたりそのまま飾ったり。私の場合、栽培目的はモヒート用にだけどwww

 

GWの10連休も今日で終わりですね。明日からシャキッとできるかなぁ?

徐々に慣らしていきましょう(^^;

 

 

GW花巡り

本日は端午の節句。朝から室礼の支度を・・・といっても、大人ばかりの我が家では、玄関に菖蒲の葉を飾るだけ。

菖蒲はよくお風呂に入れたり、屋根に葺いたりしますが、こうして飾るだけでも邪気を祓うそうです。

 

 

さて、前回に続き、GW中の花巡りレポートです。

私は連休中は例年、どこかしらのお庭や花園を訪れるようにしていますが、今年は「砺波チューリップフェア2019」へ行ってまいりました。

 

臨時駐車場がいくつか設けられていましたが、それでも大渋滞。1時間程待ってようやく会場入り。

 

富山県の県花はチューリップ。砺波市を中心に栽培が盛んです。風土が意外にも栽培に適しているようで、その歴史は古く大正7年(1918年)から。やがて日本一の出荷量になるまで発展しました。

では、会場の風景をお楽しみください。

 

こちらの会場は約26ha。そこに216品種700万球ものチューリップが植えられているそうです。地植えだけでなく、池に浮かべたりもされてて、見ごたえあります。

 

出ました!「令和」文字(^^ 会場にはここ以外にもまだあって、たくさんの人々が楽しそうに写真を撮っていましたよ。

 

植栽デザインは、鮮色使いや地上絵、一種植えと言ったフラワーパークの王道的テクニックが満載です。量と色のパワーで魅力する力技。どちらかというと男性的な雰囲気を感じると言いましょうか。でもそれが、老若男女一番ウケるのは間違いないことも実感。

いつも新しいデザインを求めている私は、チューリップを主役とした斬新な組み合わせも見たかったなぁと思っちゃったりして。我儘かな。

雲一つない晴天で、絵ハガキみたいなの撮れました~。忘れな草とチューリップは定番の組み合わせ。美しい。

 

立体的に設えられている花壇に色鮮やかなチューリップ。物凄い迫力です。遠くからでもよく目立つ色目で人寄せ効果抜群でした。

 

チューリップの草丈は、大きくてもせいぜい50~60cm程なので、普通に植えると、見るときに屈まねばなりません。でもこちらの会場では、花壇を丘のようにして立体的にしたり、平地の場合でも30cm程高さを設け、さらに土を30cmほど盛って植えられていました。

そうすると、GLから100cm近くの高さに花が咲くので普通に歩きながら鑑賞できるようになります。もちろん屈んで見るような場所もありますが、多く屈んだ印象はありません。一つ一つ美しく咲かせるテクニックも凄いけれど、こういう細かな配慮も素晴らしいと思いました。

 

芝桜の丘で。可愛いお子さんと満開の花、絵になるなぁ~(^^*

 

最初の予定では、高山市から白川郷に行くつもりで、2度トライしましたが、大・大・大渋滞で結局辿りつきませんで、富山まで足を延ばすことにしたのです。

白川郷も素晴らしかったでしょうが、この量のチューリップを見ることはなかなかないので、結果オーライ的な旅となりました。

 

 

祝 令和&GWのお出掛け

皆様、あらためまして、令和元年、おめでとうございます。

 

 

五月晴れの若葉の煌めきと共に新しい時代の幕開け。その瞬間を本当に晴れやかに、そして背筋を正すような静かな心持ちで迎えました。

一人ひとりが輝く時代、令和。どうか幸多きことと心よりお祈り申し上げます。

 

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それにしても、列島各地祝賀ムードに溢れてますね!

令和元日、私は岐阜県高山市に向かっていました。連休中日ともなると、高速道路の渋滞が収っており、呆気なく到着。しかしその安堵も束の間で、やっぱりというか、観光地は局所的に大渋滞。若干予定を変更しながらも「温泉と花と美術館」という私的旅行のセオリーは外さず、楽しんでまいりました。

 

ホテルにチェックインした後、歩いてすぐの人気観光スポット「古い町並み」へ。

 

高山の古い町並みを散策。そこかしこに「令和」の文字、そして国旗を掲げてあります。

 

高山はまだ桜が咲いていました。特に八重桜は見頃。また花見が出来て嬉しい。

 

高山市の新元号を記念する行事として「高山祭屋台の特別曳き揃え」が開催されていました。春と秋に曳かれる山車が一度で見られる特別な行事のようですが、雨で一部中止になったり、曳き揃えが予定より遅れてたようでした。

でもそのおかげで、本当にギリギリのタイミングでしたが、見ることが出来たので、ラッキーでした(^^*

人出もピーク時よりは減っていたようで、わりと上手く撮影出来ましたよ↓

 

からくり付きの立派な屋台。

 

後ろ姿も美しい♡とっても豪華です。

 

見事な彫刻!間近で拝見しました。

 

街並み散策のお目当てはズバリ酒蔵!

女子的には食べ歩きでしょうが、飛騨牛やなんかはホテルで食べる予定だったので、地酒をメインにしました。

それでいっぱい試飲して、どれも美味しくて決めるのが大変でしたが、なんとか2本に絞ってお持ち帰り~(ノ´∀`)ノ

うち1本は「令和」というお酒。美味しかったし、やっぱりお祝いでね。飲むのが楽しみです。

 

高速で走行中は雨がたくさん降っていて心配でしたが、散策時にちょうど止んでラッキー。夫が超が付く程の晴れ男なので、そのお陰かな?

 

酒蔵を巡って試飲を楽しみ(もちろんお酒も買って^^)ほろ酔い気分で観光。青い瓶が「令和」という名前のお酒です。

 

夕方になると格子から漏れる灯り。情緒たっぷりですね。ここは料亭でした。

 

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そして、高山市内の観光前に寄ったのは、美術館というか博物館?展示物の趣旨がよくわからないけど、とにかく建築が凄かった「光ミュージアム」。

山の中に突如現れた不思議な建物に、思わず「おぉーーーっ」と叫ぶこと間違いなし!です。

 

ピラミッドやマヤ建築がモチーフのよう。平成5年から(株)竹中工務店と左官職人の挾土秀平氏により約5年近くかけて作られたらしい。

 

このミュージアムは地下に降りていくようにアプローチします。出入口のフロアは地下3階で、地下通路という美しいトンネルを通って総合案内へ。次に、エスカレーターもしくは階段を上って進むと、巨大な吹き抜けのフロア。その吹き抜けは、外からみるとピラミッドになっていて、これまた凄い。見る者を圧倒します。

構成が見事です。ディティールも凝りまくりで、よくこんなの作れたなぁって感心しきり。これだから美術館建築探訪は楽しい!

 

左官職人の挾土秀平氏の力作の地下通路。土の柔らかな質感とモダンなデザインが不思議と調和していて素敵でした。

 

展示品は、新旧・和洋・誰でも知っているような有名どころを薄く網羅されていて、例えばゴッホやモネの絵が、ガラス越しでなく至近距離で、しかも独り占めしながら見られます。

それでもって、考古学的なコーナーあり、恐竜ありで、おもちゃ箱をひっくり返したような感じ。マヤのモチーフの中に能の立派な舞台があったりもして、なんというか・・・面白いんです。

美術館といえば、ミュージアムショップやミュージアムカフェに寄るのも楽しみのひとつですが、こちらはお土産屋さんもしくは町のレストランという雰囲気。建築の素敵さに比べてちぐはぐな感じがして、もうちょっと何か出来るのではないかと思っちゃった。

 

ピラミッドホールというところ。天井がものすごく高くてこの陰影とステンドガラスが美しいです。

 

外壁や内壁にライムストーンでつくられた幾何学模様のレリーフが繰り返し使われています。それが細かくてとても丁寧に作られおり素晴らしい。

 

ピラミッドホールの外観。メキシコ・ベラクルス州エルタヒン遺跡の一つ「壁龕(へきがん)のピラミッド」をモチーフに作られており雰囲気たっぷり。窓は365個もあるそうです。これを見るだけでも価値がありそう。

 

中庭になぜが恐竜の実物大模型が!◝(⁰▿⁰)◜ヒエー このように子供さんが喜びそうな展示も。

 

令和最初の美術館探訪は、なかなか刺激的でした。この先は、きっと日本以外、世界の美術館も堪能しそうな予感♡

(つづく。次回は花巡りです)