石の選別に

今日のブログは京町屋の庭について書く予定でしたが、まとめきれていないので、別の話題。

昨日行って来ました、庭石の選別の様子をご覧いただきます。

 

 

石屋さんで。ボーッと立ってるように見えますが、足場が悪いので結構気を遣ってます。転んだらシャレにもなりません。

 

パートナーの造園会社さんの仕入れ先なんですが、すごーい山の中にあります。

県内だけど、ディアガーデンからは車で2時間弱かかります。

途中鹿の親子を見ました。びっくりです(^^;

 

大小用途別に石が積まれています。手前に映っているのは小ぶりの景石。

 

今回は、来月作庭する予定の坪庭に使う石を選びます。

メインは差石(塀や壁面の下に並べる石)で、それは職人さんが仕事がやりやすいように選んでもらえばいいので、私が主張するところではないのですが、飛び石やら役石、その他こまごました石などは一緒に選びました。「そんなんあかん。」とか言われながら(笑)

差石や敷石は、平らな面があって同じくらいの高さの石が一定量必要です。作庭現場で、いちいち選んでいては時間がいくらあっても足りませんから、こうして前もって選別して仕入れる方が良いのです。

飛び石は、数や大きさ・色など、庭の広さや雰囲気によって違ってきます。既製品のものは便利ですが、あまりに綺麗すぎて(新し過ぎて)、年月の経った庭では浮いてしまうため、こういった自然石の方が合いやすいの。折角なので、同じ場所から出る石で統一しようと思い、合わせて選びに来たわけです。

個人的に好きな飛び石は、平らであってもこぼっとした柔らかそうな石。(この表現で伝わるでしょうか?^^A)小さな庭ですが、変化をつけて味わい深く、しかも歩きやすく据えられたらと思います。

 

持てそうなサイズの石の山。これらは石積み用、根石・差石用、その他いろんな用途に使える石です。高く積まれてそびえてる~。

 

それにしても。

いい大人が寄って、一生懸命石を拾っている様子はなんだか面白い。無造作に拾っているように見えるかもしれませんが、使う用途によって合う合わないがあるので、そこそこ真剣なんですよ。

ホント、造園ってつくづく面白い仕事だなぁって思います。

 

前の画像の山の高さ、重機と比べてお分かりいただけるかと。

 

庭づくりの材料はいつも、お客様のご要望とデザイン、場に合うものをこうして丁寧に選んでいます。

特に植物や石・竹製品などの自然素材は、ふたつとして同じものがありません。それが庭の物語となり、個性となるわけで、私としてもひとつひとつが真剣勝負です。

 

 

百花繚乱ニッポン×ビジュツ展へ

前回のブログでご紹介しました京都文化博物館で開催中の「百花繚乱ニッポン×ビジュツ展」に行って来ました。

東京富士美術館が所蔵する3万点のコレクションの中から、日本美術の名品40点が展観。関西に住む私にとって、東京八王子にある美術館には、恐らく行くことがないだろうし、贔屓にしている琳派の展示もあるとのこと。しかも工夫を凝らした展示がされているそうで楽しみにしていました。

珍しく全ての作品が撮影可能でしたので、今日のブログは、画像も合わせてお届けします。

また、私の見た中の2作品に、東京富士美術館のサイトで公開されていた超高画質画像のリンクを貼っておきました。ご興味のある方は是非ご覧になって。

 

京都文化博物館。重文指定の別館は旧日本銀行京都支店で雰囲気ある洋館です。

 

蒔絵の硯箱や洛中洛外図屏風、源氏物語図屏風は実際見る以外にVRでも楽しめるようになっていました。

特に興味深かったのが江戸時代の室内を再現できるVR。金屏風の好きな場所にマウスを使って灯明をかざすことが出来ます。体験してみて感じたのは、金の濃淡の美しさ、そして絵に立体感が出る不思議。

照らされた部分の金と暗がりに沈みそうそうな金の差、それは色では表現できないものです。加えて炎が揺れると絵も揺れるので、絵の中の人々が動いているような、何かをささやいているのような錯覚に陥ります。照明で見るときとは全く違う印象でした。

寺院の襖絵などは、自然光で見せてもらえることが多いので、昔の人と同じように眺められますが、夜は閉まってしまうので、灯明で見たことがありません。今回はVRでしたが貴重な体験をさせていただきました。

洛中洛外図屏風の超高画質画像はコチラ→Google Arts & Culture

 

洛中洛外図と源氏物語絵図の豪華な屏風が並んで展示。豪華絢爛な眺めです。開催されて間もありませんがウィークデーの午後は空いてました。

 

個人的に贔屓の琳派からは若冲、抱一、其一らの作品が展示されていました。

3人共大好きな絵師ですが、何故か抱一の絵を見たときだけ、いつも鳥肌が立ち涙が出てきます。不思議です。

この白梅図は一見静かだけれど、梅の木の切り取り方やたらし込みの技法で描かかれた幹のデザイン、枝に見られる伸びやかな筆遣いなどは、もういかにも抱一っぽく粋で、それゆえに匂い立つような色気もあって、あぁ好きだなぁこの人って思っちゃう。

実はこの軸と同じような構図で紅梅図も存在していて、そちらは抱一のパートナー小鸞女史(後の妙華)の賛が入ったもので、苦労の末抱一と結ばれた喜びを表したプライベートな作品だったようです。

 

酒井抱一の白梅図。抱一の作品はこの一点のみ。

 

私ったら、つい抱一のことばかり書いてしまいますが、展覧会では弟子の其一が描いた「風神雷神図襖」が目玉のようでした。

 

あと、以前NHKの日曜美術館か美の壺だったかで見た「武蔵野図屏風」に会えたことが嬉しかったです。一面を無数の秋草で覆い尽す図様が斬新で、精密に描いた薄、そして金で表現した夕暮れの光、それらがとても美しく印象に残っていました。

江戸時代以前の武蔵野がどんなところだったか?西行法師はこう歌に詠んでいます。「武蔵野は 行けども秋の 果てぞなき 如何なる風か 末に吹くらん」風の行く末さえも分からぬ荒れ野原、だったのですね。

そんな風景を描いた武蔵野図は、近世初期のやまと絵系諸画派に好まれた構図があり、他に数点の同様の作例がある程パターン化されています。私がTVで見たのがこの屏風だったかは定かではありませんが、その中の一点に出会えたことが嬉しい。

武蔵野図屏風の超高画質画像はコチラGoogle Arts & Culture

 

ベンチに座って空想中の私。自宅の居間に武蔵野図屏風を置いたと仮定して眺めているところ。何とも贅沢な気持ちになります。

 

武蔵野図屏風の一部で私が特に好きな部分です。月が薄野から登ろうとしている様が描かれています。月は元々銀で彩色されていたもの。年月を経て黒くなっているので、銀色を想像して見ます。薄の緻密さ、凄くない?

 

その他に、源平合戦が超絶細かく描かれた屏風、兜や鎧、可愛い動物絵、浮世絵(よく見る北斎の神奈川沖浪裏とか)などなど、日本美術が広く網羅された見どころ満載な展示。特に刀の展示は他にないもので、名刀が手に取るように至近距離で眺められます。お好きな方には堪らないかと。

細かいところを見るギャラリースコープもそこここに置かれてあり、自由に使えるようになっていました。なんて親切なんでしょう。

 

この展覧会は9月29日(日)迄です。

次回は京町家の坪庭見学の様子をUPします。

秋の夜長を楽しむ庭に。ライトアップのすすめ

今日は処暑。秋雨の影響でようやく秋の気配が漂ってまいりました。これから日が短くなり、夜の楽しみが増えてまいります。

庭で夜の楽しみというとライトアップでしょうか。

照明を取り入れてみると、昼とは全く違う眺めに驚かされます。ディアガーデンのお庭には、実際に見ていただけるよう様々な照明を設置しておりますが、それらが初めて点灯したときは本当に感動ものでした。

 

夕暮れどきのディアガーデン。窓から漏れる灯りも考慮して要所要所を照らしています。暗くなるとセンサーが反応して自動で点灯する仕組み。

 

ライトアップというと、明々と華やかな雰囲気に聞こえてしまいますが、商業空間ならいざ知らず、個人のお庭でそういう照明の使い方は趣に欠けるように思います。ニュアンス的には「灯り」という言葉がぴったりで、明暗のバランスが大事ですね。

例えば、個人邸のシンボルツリーを照す場合、樹種にもよりますが、全体を照らすのではなく、木の幹に近いところを照らす、またはそこから舐めあげるようにして照らすのがオススメ。昼は上から照らされているので、全く違う印象になります。

 

ディアガーデンの昼間のテラス。お日様に照らされて出来る影が美しいです。

 

同じ場所の夜。テラス全体はうっすらとベースライトがかかっていて、アクセントにポールライトを一つだけ。モミジの幹を照らしつつ花壇の植物も照らしています。ここは特に防犯上明るさも必要で、そんな全ての条件を一つで満たすのがポールライトでした。

 

ポールライトは灯りが付くとポールがほとんど見えなくなります。光の柱が空間に浮いているように灯るのが気に入っている点。価格も魅力的(^m^

 

光源の色でいうと、電球色が人気ですが、白色も月明りっぽくてモダンな雰囲気で素敵。涼やかに見えるので、特に夏の夜にはいいものです。

白色にする場合は、まさに月をイメージして上から照らすのがいいと思います。その場合、照明器具は出来るだけ室内から見えにくい場所に設置しましょう。

 

満月の白い光。神秘的で心に染み入るような光です。

 

外部照明の主流は今のところLEDです。LEDは虫が寄り付きにくいってご存知でしたか?

虫は紫外線に集まる習性があります。一般的に使われる白色のLEDは青色LEDを主体としていて、紫外線量は蛍光灯の約200分の一です。だから、虫が寄ってきにくいのです。とはいえ、明るさに集まる習性を持つ虫もいます。そのため、すべての虫が寄ってこないというわけではありませんが、多くの虫に対して有効なのです。

熱を発しないので植物へのダメージも少なくなり、花壇の中にも設置しやすくなりました。

 

先程のポール照明の上に蛙がちょこん。光に集まってくる僅かな虫を期待しているのでしょうか?画像の通りほとんど虫はいませんが。熱くないのでいいでしょうね。

 

照明計画は、本当言うと、建築計画と同時に進めたいもの。でも庭や建物が完成した後からでも、外部コンセントがあれば設置できます。

更に100vを12Vに変圧するトランスを使うと、電気工事の資格がなくても簡単に照明を設置できるのです。それ用の照明器具も随分バリエーションが増えました。樹木を照らすアップライトをはじめ選ぶのに迷う程で、照度も十分です。

ディアガーデンではこの秋、そんな12Vの器具を使って、灯籠に蝋燭ではなく安全なLEDであかりを灯すお庭を作ります。また掲載許可が下りましたらブログでご紹介しますのでお楽しみに~。

 

後から足すならこんな遊び心のある照明器具はいかが?外部コンセントさえあれば本当に簡単に設置できます。明るさセンサ付きで点灯時間も調節できますから部屋にスイッチがなくとも無駄がありません。

 

演出や防犯上も効果的な照明。植物を傷つけないように、またその明るさで体内時計が狂わないように、折り合いをつけながら楽しまれてはいかがでしょうか。

ご興味がある方は、ディアガーデンに一度ご相談くださいませ。建物やお庭をより素敵に魅せる照明プランをご提案します。→ご相談はコチラ

 

 

 

文化・美術展情報と初めてのタルトづくり

夏の終わりは、夏休みに出来なかったことをやって、まだ行けていないイベントへも足を運びたい。ようやく夏日から解放されそうなので、少しは出歩くかな~(^^

 

まずは京都の文化財特別公開に合わせて町屋見学へ。これは次の現場のための勉強も兼ねて行くつもりです。

〇第44回 京の夏の旅文化財特別公開https://ja.kyoto.travel/specialopening/summer/2019/

2019年7月6日(土)〜9月30日(月)10:00~16:30(16:00受付終了)
※一部公開期間が異なります。詳しくは各公開箇所欄をご覧ください。

次は従来の展覧会にはない新しい日本美術の楽しみ方を提案してくれるという展覧会。どんな展示なのでしょうか?!すっごく楽しみです。

〇京都文化博物館「百花繚乱 ニッポン×ビジュツ展」(http://www.bunpaku.or.jp/exhi_special_post/hyakkaryouran2019/

2019年8月25日(日)〜9月29日(日) 10:00~18:00
休館日:月曜日(祝日の場合は開館(ただし9月2日は臨時開館))

 

あとは趣味の書に関する展覧会二つ、観劇が一つと、それに仏像ガールと共にまた仏像巡りへも行こうと計画中。

 

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夏休みに出来なかったレモンメレンゲタルトづくり。一週間たちまして挑戦しました。

今年の夏はレモンがマイブームで、レモンカードの作り方を覚えました。優しい黄色の爽やかなクリームをアイスクリームにかけて食べるのがツボで、この夏はこの味に癒されてました。

そもそもレモンカードとはイギリス生まれの保存食。それを使ったいタルトはイギリスやフランスでは一般的なスイーツで、どんな小さなパティスリーにも必ず置いてあるそうです。

家庭によってオリジナルのレシピが存在していたり、要はおふくろの味的な存在でもある、それほどポピュラーなタルト。そういえばアメリカでも。一世風靡したドラマ「デスパレートな妻たち」で完璧主婦のブリーがレモンメレンゲタルトのレシピを巡ってなんかやってたような?懐かしいな。

 

 

レモンメレンゲタルト、うまく焼けました。酸味の効いたなめらかなレモンカードに甘くてもっちりしたイタリアン・メレンゲがのっかってます。

 

メレンゲに焦げ目をつけてレモンの皮を飾りに散らし出来上がり。タルト台も難しそうに思っていたけれど、やってみれば案外すんなり出来て拍子抜けした。

食後のデザートでいただく。メレンゲは生クリームより軽いので、すごいボリュームですがペロリといけます。タルトもサクサクに出来た♡

 

初めてのタルトづくりでしたが、ビギナーズラックで成功したのかも???

でもこれで変な自信がついたので、これからタルトばっかり作りそう(^m^

 

 

夏休み後半ノコト

夏休み後半は、お習字の試験に向けて、稽古に励みました。

毎月2回は先生の元に通っているので、日常的に書いていますが、こんなに集中してお稽古したのは初めてかも。ホント言うと昇級や昇段とかどうでもいいんだけど、でも段階に応じた課題をこなすことで、色々な学びや気づきが得られるのよね。私の場合、いくらお月謝を払っていても、締め切りがないとやらない怠け者ですから、やはりこういうシステムでもないと続かないんだろうな。

最終提出は来月半ばですから、時間を見つけて、まだまだ頑張ります。

 

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さて、そんなお稽古の合間。

夫が「マグロの解体ショー」に誘ってくれたので、気分転換に見てきました。

お兄さんが力強くさばいていく様がめっちゃカッコよかったです。マグロって重いし、皮が結構堅そうで、骨を切る音も大きくて、かなりの力仕事。でも手際よくあっという間に、びっくりするほど量の切り身が並びました。

 

マグロの解体ショーはじまりはじまり~。澄んだ目が新鮮の証。じっと見ていると結構怖い顔に見えてきます。

 

出刃1本で威勢よくさばいていくお兄さん。これは背骨を外しているところです。ネギトロは、背骨についている身を「ねぎとる」ことから付いた名前だそう。私、ずっと葱と関係あると思ってました。

 

お寿司にして振舞われました。やっぱ新鮮で美味し~♡

 

休み最後の昨日。夕方水を撒いているとアゲハチョウが来て、優雅にバーベナの周りを舞っていました。蜜が美味しいのか、私がいてもお構いなしにヒラヒラとずうっといて、その様が夕日に照らされて、それはそれは優美でした。

毎日いろんな鳥や虫がきて、驚いたり感激したり、時に怒ったりしていますが、彼らは私のことを怖くないのか、それともこの庭が気に入ったのか、来る日も来る日も姿を現すのです。

それが昨日は蝶でした。

休みの日の最後として出来過ぎな感じ、と思いながら、日が暮れるまで蝶といました。

 

バーベナ・ボナリエンシスは蝶が好きな花。この子は女の子みたい?いくら蜜を吸ってもいいけど、ここで卵は産まないでねー(>人<) アゲハの幼虫の食欲には参る!

 

暑いけれど夕暮れどきの庭の美しさは格別。黄金に輝くこの植物はペニセタム・ジョメイニク。雑草じゃないよ~(-“-)

 

それにしても、毎日、外は暑い、暑い、づくづく暑いお休みでした。

でもまぁ、やりたいことは8割できて(スイーツづくりが出来なかった^^;)涼しいインドアでゆっくり過ごせたので、体力は温存出来てます。

また秋に向けて庭作りに頑張れそう。

 

 

 

夏休み前半ノコト

昨夜は台風10号の通過で大荒れでした。

皆様のところは被害はありませんか?雨風の直接的な被害も困りますが、交通機関の運休でご苦労をされている方も多いかと思います。無事御帰宅されましたでしょうか。

 

台風一過の朝、お掃除に恐る恐る庭に出て見ると。吹き溜まりに葉っぱが溜まっている程度で、どの植物も何事もなかったように揺れていてひと安心。

近年は茎のか細い植物ばかりを植えているので、折れるかも?と心配していましたが、なんのなんの。強風に逆らわず、身を任せ、そして受け流す。か細いけれど、しなやかだから強いんですね。

しなやかさって大事。改めて植物から教えてもらった朝でした。

 

台風一過、何事もなかったかのような涼しい顔をして咲く瑠璃柳。しなやかな枝は強い風をも受け流して。

 

さて、夏休み最初は夫の方のお墓参りに帰省しました。

お盆には少し早かったのですが、台風が来る前に参ることが出来てよかったです。結婚してからほとんど毎年欠かさず帰省して、こうしてお参りできるのも、兄家族がお墓を守り温かく迎えくれるお陰。

若い頃は深く考えることもありませんでしたが、年を重ねると、もし私達夫婦が本家だったら同じように出来るかな?到底務まらないだろうなと思うので、兄夫婦には感謝しかありません。

お盆は家族のつながりを意識する大切な時間ですね。

 

夏の野菜や果物を集めてお盆の盛り物。白や絣模様の茄子は兄の畑より。すごくお洒落な茄子でしょ?

 

夏休み前半、出掛けたのは結局このお墓参りだけ。

あとは台風情報を横目に手仕事三昧。

6月に参加した竹籠づくりのワークショップについては以前ブログでご紹介しましたが(→コチラ)、それからも、もっと編んでみたいと思っていて、ようやく時間が取れて挑戦しました。

 

六つ目編みという基本的な編み方で作る籠。基本というけれど、すごく難しくて、悪戦苦闘しました。画像は難関をようやく超えて簡単な箇所に入ったところ。このあと更に悪戦苦闘することになります。

 

編みたい編みたいと思っていてなかなか出来なかったのは、時間がないこともありましたが、材料の竹ひごが手直になかったのです。

自分で竹を割って作るなんて出来そうもないし、ネットで探すかぁと思っていたとき、たまたま知人に話をしたら「どこで買ったかわからへんけど、家に余ってるのがあるからあげるわ」と言って、快く分けて下さったのです。ツイてる?こんなこともあるんだと。何でも話してみるもんですね。

その竹ひごの本数と長さでちょうど編めるのが、この六つ目編みの籠でした。

楽しそう~とワクワクで始めたのはいいのですが、次第にどよーん。ワークショップで作った「四海波籠」とは比べ物にならない難しさ、規則的に編むといっても、竹ひごの数が多いのですぐ訳がわからなくなってしまいます。普段ロクに頭を使っていないからか、全然出来なくて「もう、知らん!」と何度切れたことか。

それでも、折角いただいた竹ひごだからと自分を励ましながら、分からないところは適当に誤魔化して、何とか最後まで編んで完成!

見てやってくださーい↓↓↓

 

完成した六つ目編みの籠。早速落としを入れて庭の花を活けました。黒い実をつけた白山吹や咲いていた花で秋を感じるアレンジメント。

 

合っているのか自分でもサッパリ分かりません。適当でもほどけなきゃいいかと思って。

 

ひごの幅が違うせいか、予定よりだいぶ大きくなってしまいました。でも遠目で見る分にはギリ耐えられそうな出来かと、自己満足です。かなり薄めの竹ひごでしたが、編むと頑丈になり、普段使いにも耐えられそう。

それにしても自分で作って初めて分かる、売っている竹籠の凄さ。左右対称だったり、筒のカーブが整っていたり、真っ直ぐだったり、網目が整然としていていたりね、信じられない手技のオンパレード。プロはやっぱり凄いです。

 

あー疲れた、でもやっぱりモノ作りは楽しい、面白い。仕事とはまた違う集中力があって、こんなに苦労したけれど、これが私のストレス解消法。またやりたいって思うのはもう病気でしょうか。

 

 

お盆休み始まりました

お盆休み、いかがお過ごしでしょうか。ディアガーデンも18日までお休みをいただきます。

休み前には、見積もり依頼や発注、提出するもの、メールの送信等、抜かりなくやって「ヨシヨシ」と満足していたら、飛び込みのお仕事がきました。しかも翌日朝までの返信とのことで、急に慌ただしくなってしまいました。

 

飛び込みの仕事に急いで対応。プランはいつも手書きです。イメージもこんな感じかなと超ササッと描いて、着色だけペイントソフトでやって、このままメールで送信。

 

「お盆は仕事を気にせずゆっくり休みたい」「休み明けはスムーズに仕事にかかりたい」皆さん考えることは同じですよね~。

それにしても突然だなぁと思いつつも、頑張って描きまして。なんとかこちらも間に合いました。(;”∀”)ふぅ

 

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これから超大型の台風10号もやってきますし、何よりこの蒸し暑さですから、出掛ける気力がすっかり萎えてしまっています。

お墓参り以外は、お掃除やインドアで楽しめる手仕事をアレコレやるつもりです。習い事の大事な試験も控えているので、この機会に気合いを入れて練習しなければ。

 

先週作ったレモンカードと大好きなCHOICEを使って何か作ろうかな。

 

今のうちに台風に備えて、外回りのお片付けもしませんと。

…などとやることリストてんこ盛りですが、ひとまずゆっくりしようと思います。

 

この夏まだ呑んでいなかったモヒート。そのために育てていたペパーミントを摘んで炭酸を足したら爽快なカクテルの出来上がり。

 

夕方の水やりの後はモヒートでリフレッシュ&リラックス。

ほんのちょっぴり酔いがまわって、何とも心地よい夏休みの始まりです。

 

 

もう立秋。四季と日本人の性向の関係

今日から立秋を迎えます。

立秋は初めて秋の気配が感じられる頃のこと。今はまだ夏真っ盛りな感じで、どこにそんな気配が?!って思いますが、夏の暑さはこの立秋に極まり、そこから少しずつ秋に近づいていくという意味だそうです。

 

まだ夏真っ盛りのディスプレイガーデンより-1。アジサイ「アナベル」の葉っぱにセミの抜け殻発見。出てくるところを見たかった( ;∀;)

 

夏真っ盛りのディスプレイより-2。LED照明の上に雨蛙。LEDは熱を発しないので、こうして居られるのです。どうやらここが彼のダイニングのよう。私を見ても、こんなにレンズを近づけても逃げません。

 

そういえば、昨夜のことですが、ふと耳を澄ますと虫の声が聞こえました。ちょっと前まで蛙がゲコゲコと鳴いていたのにな。いつの間に変わったのかしら?

音色を聞いていると、その瞬間だけでも、暑苦しさから離れられるような気がして、あぁ秋がそこまで来ていると少し穏やかな気持ちで眠ることが出来ました。とは言え、冷房を付けていたから眠れたわけですが。

今年は梅雨明けが遅かったら夏が短く感じます。私は夏が苦手なので、それでも全然いいんですけれど、夏の良さを味わわないうちに、もう立秋か~。

だって、

今年はまだモヒートを呑んでないぞー!

花火もしてないぞー!

おまけに打ち上げ花火も見てないぞー!(←そういえば今晩、びわ琶湖大花火大会です)

それでも秋になれば、もう夏のことなどすっかり忘れてるに違いない私。

 

以前読んだ「辰巳芳子のことば 美といのちのために」の中で、上智大学の竹内修一教授のお話が興味深く心に残っています。

日本人が論理的思考が弱いのは、四季の美しさがあるからだ。春はいいなぁと思っても、なぜいいか、それを考えているうちに夏が来てしまうと。根を詰めて考えなくても、自分を運んでくれる日本の風土がある

とありまして、とても納得してしまいました。

著者の辰巳さんも「自分を置ききれないで次に行ってしまう。それが日本人の非論理的で、考えを突き詰めていけない性向を生んだのではないかと思います。」と同じように述べられています。

 

根を詰めて考えない日本人・・・隣国との外交で見るやり取りを考えると、やはりそんな面が見えてきます。詰めが甘いんだって。

 

 

 

 

庭を楽しむ実例-梅の土用干し2019

令和最初の梅干しがいい感じに出来ました。

私の作るのは手間のかからない白梅干し。とりあえず完成ですが、塩の角が取れるまで(少なくとも3ヶ月)、食べるのは我慢、我慢。

 

左の瓶が昨年漬けた梅干しで、それ以外が今年の分です。比べると色や質感がだいぶ違います。

 

このところ猛暑続きで身体に堪える毎日ですが、梅を干すにはこれ以上ない天気。だって、夕立ちの気配すらないのですから、梅を出しっぱなしで出掛けても、結構余裕でした。

 

そんなこんなで、ディアガーデンでは梅を干すのもすっかり庭の風物詩となりました。

たった2kgなので小さなテラスのテーブルの上が定位置です。椅子も駆使したら10kgは干せそう・・・って、そんなに作っても食べきれないけれど。

梅が並んでいるテラスは、いつもと違って何だかホンワカした感じ。今頃日本各地で梅干しが干されているんだろうか?なんて想像すると、平和な気持ちになります。

 

土用干しの場所はテラスのガーデンテーブル。室内からも可愛い梅たちがよく見えるので、ついつい眺めてしまいます。梅酢も日光で殺菌するため1日くらい干します。

 

このテラスは道路から奥まっていて、人目につかない場所にあります。梅を干しても、食事をしても、気にすることがないスペースです。

敷地にこういう余白があればこそ、こんな大きな平ザルも置きっぱなしに出来るのかも。ダイニングキッチンとも段差なしにつながっているから、梅の移動もスムーズです。

ベランダで干した時もありましたが、ここより狭い上に鉢や物干しがあるから、結構邪魔になってしまうのね。この大きさですと、私の事ですから、何かのはずみでひっくり返しそうだし。

 

生り口を揃えて並べます。瓶から出したばかりの梅は、まだ黄色くて丸々として杏っぽい。とってもフルーティーな香りがふんわり。

 

そう思うと余白って大事。庭って多目的に使える余白です。

でも、余白があっても、雑草除けにただ砂利を敷いておくだけでは殺風景だし、塀がなければ「外から見られているかも?」と思うので、何をするにも気兼ねしてしまいます。

庭として作りこむ工夫が暮らしの幅を広げます。部屋と繋がりを持たせることも大事なポイントです。

 

庭の植物に守られて梅が梅干しになっていく。

 

例えば3m×3m位のスペースがあれば、4人が座れるガーデンファニチャーも置けます。ディアガーデンのテラスは3m×5m程です。空っぽのテラスにしておくよりも、こんな風にテーブルとイスを常時置いておく方が、何かと使い勝手がいいのでおススメです。

梅干しを干すにしても、地べたに置くのは抵抗がありますでしょ?何か台の上で干したいとなると、ガーデンテーブルはうってつけです。「いい天気だから庭で食べようかな?」と気まぐれに思いついちゃったときなんか、いちいちテーブルを出すのかぁと考えると、もう邪魔くさくなりますよね。

出しっぱなしのテーブルとイスがあると、庭の可能性が増えます。ベンチだけでもいいかも。デザイン性の高い家具はそれだけで庭のフォーカルポイントになります。

 

干し上がり。日に当たることで赤く変化して、随分しわも寄って、梅干しらしくなりました。白くなっているの部分は塩です。

 

密封容器に小分けして。昔ながらのしょっぱい梅干しだから冷暗所で常温保存できます。

 

暮らしにフィットする庭づくり、どうせなら多目的に使えるスペースに。

そんなアイデアやアドバイスは、やっぱり自分で普段からこうして使っているからこそ、湧いてくると自負しています(^^*

 

 

夏バテ予防に

日中は体温越えが続いています。お庭で陽が当たっている場所はきっと40℃位はありそうで恐ろしい。

早々に部屋にこもってしまいます。

 

ディアガーデンの事務所。北向きなので午前中は冷房なしでも十分過ごしやすいです。窓外にアオダモの枝が見えていますが、その向こうは灼熱!

 

大暑の頃は、なるべく外作業を控えていますので、専ら内勤の日々。

上の画像のように、午前中は冷房なしで、風鈴や秋色アジサイなど目に耳に涼しいもの達の力も借りて、機嫌よくお仕事出来ています。

そして午後からは無理せず冷房を入れて、水分補給もこまめに(その水分のことを後で書きますね)

 

秋色アジサイ。昨年はほぼ全部お客様に差し上げましたが、今年はあまり咲かなかったし、事務所と他の部屋に飾ってます。シックで涼し気でしょ?

 

秋色アジサイといえば、

醍醐味は秋に紅葉する姿なのでしょうが、私は翌年もたくさん咲かせたいので、普通のアジサイと同じ様に7月中には切ってしまいます。それでも青からライムへと変わりつつあるニュアンスカラーがとっても涼し気。それを切り花として目の前で楽しめるから、まぁよしとして。

毎年、イイ感じにドライフラワーにならないかと、アレコレやっていますが、あまり上手くいきません。

冬まで木で咲かせると、徐々に水分が抜けていくので一番きれいなドライフラワーになるのだと、わかってはいるけれど。出来ませんし。悩ましい。

 

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さて、脱水症や夏バテ予防の水分補給について、ですが、

近年私は「梅酢ウォーター」もしくは「梅酢麦茶」を時々飲んでいます。

作り方は水や麦茶に少量の梅酢を混ぜるだけ。ほんのり梅の風味がして、かすかな塩味もあって、とても美味しいんです。

梅干しを漬けているので、その副産物として梅酢が採れます。私のは白梅酢です。梅酢には殺菌・解毒作用・疲労回復効果があるらしく、汗で奪われる塩分補給も同時にできるのがミソ。スポーツドリンクのように変に甘くないから後味サッパリ。オススメです。

家で梅干しを作らない方、梅酢は市販もされてるそうなので是非探してみてください。

 

冷水に梅酢を少々加えた「梅酢ウォーター」梅酢は万能調味料として便利に使っています。今年も採れそう。楽しみ。

 

いま、ひと月前に塩漬けした梅をテラスで土用干ししている最中です。

幸い毎日カンカン照りなので、たぶん上手く干せそう?