緑視率とは?パフォーマンスが最も向上する値

久しぶりに事務所の本棚を整理しました。最近ほとんど見ていない本や洋書、雑誌、古いカタログ等々かなり処分して、めっちゃスッキリ!

本棚は、小さな事務所なのでね、床面を空けたくて、壁付にしてもらいました。ご覧のように↓浮いている感じです。天井近くにはガラスが入っているので、光が差し、抜け感もあります。

一応、目いっぱい詰めても大丈夫なように作ってもらってますが、なるべく軽くした方がいいかなと気を付けています。いまどきはインターネットでカタログの閲覧や画像検索が出来ますし、SNSでも海外の庭とかすぐに見られますから、以前に比べ必要数は減りましたね。別の部屋にまだ本棚があるので、そちらに置けますし、図書館も利用しています。

 

片づけ後です。随分スペースが空いて取り出しやすくなりました。植物をたくさん飾っています。

 

見たところ、本棚のような?飾り棚のような?また新しい情報が入る予定のスペースには、グリーンや思い入れのある小物、実用的な雑貨などを飾っています。

この本棚の下がワーキングデスクと書庫になっていて、立つと資料にすぐ手が届くという訳です。座ってPCで作業しているときでも、見上げると植物がふわーっと垂れさがっていて、なかなかいい感じです(^^*

 

天井までの空きスペースにはポトスを飾っています。柔らかな光が入るせいか、元気に育っています。

 

「癒しのツボ」と呼んでいる石で出来た小壺。いつでも手に取れるところに飾っています。持つと意外とズッシリ。スベスベして気持ちいいの。(この壺について書いたブログもあります。画像をクリックするとリンクします)

 

CDのスペースにシュガーパイン。小さな鉢でも目の高さに置くと存在感が出ます。この本棚は下に空間が広がっているので垂れ下がるタイプの植物がよく合います。

 

ディアガーデンの事務所には、この本棚以外の所にもグリーンや季節のお花が飾ってあります。私が座っている場所から、右を見ても左を見ても上を見ても、何かしら植物がいます。振り返ると窓で、そこからは前庭のアオダモや街路樹のクスノキ、その他育てている様々な植物が間近に見えます。

こんな風に適度に植物が視界に入るオフィスにしたのは、単にお洒落に見せたいとかではありません。植物好きが高じて、いつの間にか家中に繁殖しているというのもありますが、本来の目的は、リラックスして自分の能力を最大限に引き出すため、更には、ここに来られたお客様とより良いコミュニケーションを取るため、なのです。

ところで皆様、「緑視率」って言葉、聞いたことがあるでしょうか?

 

本棚の下のスペース。その時によって植物の種類は変わりますが、置き場所はだいたい同じ。

 

人の視界に占める緑の割合のことを「緑視率」と言います。

国土交通省が平成17年8月に発表したデータによると、緑視率25%以上で、人は「緑が多い」と感じ、緑視率が高まるにつれ、「潤い感」「安らぎ感」「さわやかさ」などの心理的効果が向上する傾向が見られるといいます。随分前から緑視率という言葉はあったのですね。

その緑視率と人が感じるストレスの関係性を明らかにしたのが、豊橋技術科学大学の松本博名誉教授を中心とするグループ。緑視率10~15%の環境にいる時に、人のストレスが最も減り、パフォーマンスが最も向上するという。このデータに基づき、オフィスに植物を取り入れる取り組みが始まりました。

更に緑視率以外にも、わかってきたことが様々あります。

例えば、

  • オフィスの場合は、人の近くに緑があり過ぎると逆にストレスを感じ、仕事の効率が下がってしまう。多ければよいというものではないのです。
  • 時間的変化もあります。まず始めに拒絶反応が出て、そのあと好転反応が現れます。
  • 植物の種類によっても効果に差が生じる。
  • 視線が下だとネガティブな思考が強くなり、視線が前方の直立状態だとストレス耐性が強く、比較的ポジティブな思考でいられることから、植物の配置によっても感じ方は変わるのでは。

そして面白いのは、

  • フェイクの植物だとわかると、ストレス低減効果がなくなる。

これは植物に限った話ではないと思います。どんな物でも偽物ってわかったらやっぱりテンション下がりますよね。もし、5つ星ホテルでフェイクグリーンが置かれていたら、ゲンナリすると思うなぁ。夢や癒しを提供されていたり、自社製品は本物ですごく自信がある!という企業様は、避けられた方が賢明かと。

今のフェイクグリーンは、ひと昔前に比べると種類が増え、質感もUPしてます。空気を浄化する機能までついている商品もあるくらいです。本当に凄いです。でもね、それを見てまず思うのは「良く出来てるな~」です。おばちゃんはね、覚めた目で見ちゃうから。

フェイクと分からなければ。肉眼で見て質感が分からない位高いところに飾る場合は、フェイクでの代用もアリかなぁとは思います。

 

吹き抜けの空間に作られたディスプレイスペース。気軽にいける場所ではないので、フェイクグリーンでと、建築家さんから依頼がありました。この位離れているとフェイクかどうか分かりにくいので良いかと思います。ちなみにこれは赤のニューサイランのフェイクです。

 

たぶんフェイクを選ばれる方は、ポスターを飾るのと同じような感覚で選ばれているのではないかと思います。生きた植物の世話をすることの方がストレスになるのでしたら、本末転倒ですしね。

確かに育てるのは大変かもしれませんが、自分で選んだ植物を自分で育てると、これまで述べたような効果が更にUPするというデータもあります。植物の気に包まれる感覚を肌で感じていただきたいです。

 

さて、企業様には、是非取り入れていただきたいオフィス緑化。まずはよく使う会議室を緑化してみるというのも面白いと思います。緑を置くことで、コミュニケーションが良好に進みますので、いいアイデアが出たり、短時間で意見がまとまったりする可能性があります。

また、気軽に取り入れてもらえそうな事例としては、スタッフにその日の気分で好きな植物を一鉢選んでもらい、デスクに置いて仕事をしてもらう、というのはいかがでしょうか?

オフィスのインテリアに合う植物や鉢カバー、虫の発生しにくい土など、細かなご提供ができます。

 

スタッフがみんなが使うスペースを緑化する、きっといい反応が起きるに違いありません。(画像提供:㈱パーク・コーポレーション)

 

ディアガーデンには様々なアイデアがあり、ブレーンもいるので、実現のお役に立てると思います。

 

 

ショップデザイン観察ーFRANZE&EVANS LONDON

庭をデザインするにあたり、自然から学ぶことが多いのですが、それとは別に街からヒントをもらうこともあります。和洋問わずお洒落なショップのデザインにも興味津々です。

見てきた中で、これからお庭や住宅を作る方の参考になりそうな事例を時々ブログに書いています。

今回は訪れたのは、先月末、京都・麹屋町三条にオープンしたばかりの「FRANZE&EVANS LONDON」さん。イーストロンドンにあるカフェレストランで、日本では表参道に次ぐ第2店舗目なんだそうです。

 

ロンドン店、表参道店と同じテイストのファサードデザイン。敢えて?京都感ゼロです。京都らしいといえば、パンのコーナーが目立つ所にあるところ。京都ってバン屋さん多いんです。

 

いかにもインスタ映えしそうなお店・・・というのが第一印象。イマドキのカフェデザインですが、ちょっと可愛いらしい要素も散りばめられていて、例えばシャンデリアとかケーキスタンドとかね、女子にウケそう。20代の頃の自分を連れて行ってあげたいな、なんて思いながら「映える仕掛け」を観察しておりました。

イギリスのお店なのに植物がどこにもない・・・と思ったら、わ、わ。ケーキが並ぶカウンターの所、ブーツみたいな花瓶にお花がギュウギュウに突っ込まれていました。食べ物の近くに本物ではないとしても靴?!・・・遊び心なんでしょうかねぇ。

 

見ただけでテンション上がる店内。スイーツ、パン、惣菜はどれも華やかな見た目。そしてものすごいボリュームです。スイーツのディスプレイの仕方が凝ってて素敵♡

 

イートインスペース。チャッカー柄の床が印象的。かっこかわいいインテリアでした。壁にいろんな鏡をまとめて飾るアイデアは面白い。

 

ちょうどお昼の12時に着きましたが、そんなに並んでなくてホッ。休日はすごい行列らしい。ランチは2種類デリor2種類のデリ+ホットディッシュ。それぞれバケットとドリングがついて、ワンプレートにまとめてくれます。あとサンドイッチや3種のサラダのセットもあったかな。私はすごくお腹が空いていたんので、デリ+ホットディッシュ(アランチーニ)のにしました。

味がシッカリしてて、とっても美味しかったです。お野菜の食感が生かされてる調理で、盛り付けもいい。ただ私には量が多すぎた・・・。食べられると思ったのに。今度は少な目の方にしよう。

 

ランチメニューにはバケットとドリンクが付いています。野菜がめっちゃ美味しい。ライスコロッケもアツアツ。おなか一杯になってバケット食べられず!(包んで持って帰ったw)

 

ロンドンのお店を出て徒歩2分、今度はパリのお店「JEAN-PAUL HÉVIN」さんへ。

F&Eさんのスイーツはすごいボリュームなのできっと持て余しそう。こちらのを手土産に買って帰りました。上質なのは折り紙つきで、しかも程良いサイズ感。大人にはちょうどいいんですよね。ショーケースの所は照明も落とされて落ち着いた雰囲気です。2個包んでもらって出ました。

それから駅までテクテク歩く道すがら、和のお店の露地を見学。

 

いつもながら整然と並んだショーケース。F&E出店の影響か?すごく空いてました。

 

俵屋の天ぷらのお店「点邑」さん。私が行くときは定休日に重なる多く、改装後まだ訪れる機会に恵まれない。こちらの緑豊かな露地は狭小地のアプローチのお手本になります。

 

場所がら関西が多くなりますが、今後とも気になるショップへは出来る限り足を運んで、トレンドやスケール感、全体の雰囲気など、観察したいと思います。

 

 

ドライフラワーの洗練化 

夏の花アジサイ「アナベル」のドライフラワーを使ったクラフトを紹介します。寒い寒いこの時期に夏の花?って、ちょっと不思議な組み合わせですが、単に私の都合です(^_^;)

ディアガーデンのアナベルについて詳しくは過去ログをご参照ください→「やっぱり好き!西洋アジサイ「アナベル」の魅力」

 

アナベルとはこんな花。私の大好きな植物のひとつでブログにもよく登場します。この頃が一番美しい。綿帽子のように真ん丸になります。

 

さて、材料は庭で立ち枯れて自然にドライフラワーになったコレ↓庭にあるときは侘びて渋く見える茶色も、部屋に飾るとなると、どうも清潔感に欠けます。そこでひと手間かけて白くしてみることにしました。

 

11月末頃に全体をバッサリと切り詰めましたが、花は捨てずに取っておきました。カラカラに乾燥しています。さすがにこのままでは部屋に飾れない感じ。

 

白くなったら、すっかり洗練されて!上品な雰囲気に生まれ変わりましたよ♪↓ 盛りの頃の白とはまた違った趣きがあると思いませんか?

 

半乾きの状態ですが、ほぼ出来上がり。本当に真っ白になりました。

 

では白くする方法をご説明します。やることは少ないのですが、放置する時間が長く、出来上がりまでに1週間くらいかかります。

アジサイを育てておられる方で、他と違うドライフラワーを作りたい方、是非挑戦してみてください。たぶんアジサイ以外でもうまく出来ると思います。

【準備するもの】バケツや大き目のボウルなどの容器(蓋付きがおすすめ)、漂白剤、水、ラップ

【作り方】

1.水に漂白剤を溶かす。洗濯用でも台所用でもどちらでも良い。規定の希釈よりも3倍以上と相当濃くするのがポイント。そこにドライアナベルを浸けます。枝は好きな長さに残してもいいいけれど、途中でちぎれる可能性大です。塩素が蒸発しにくいように、表面をラップで覆って更に蓋をしました。

 

1日目、漂白剤に漬け込んだところ。今回は洗濯用の酵素系漂白剤(粉末状の)を使いました。

 

2.1日おきに漂白液を変えながら白くなるまで漂白を続ける。私の場合、3回変えてもオフホワイトにしかならなかったので、キレて4回目に煮洗い(漂白液に浸けて弱火で30分程煮る)という荒業に出てしまいました。花の形がカナリ崩れてしまったけれどようやく真っ白になりました♪

3.塩素抜きするため、熱めのお湯にさらすこと2回。冷めるのを待って取り出し天日しする。

4.8日目に完成

※何度も液を変えている途中に、どうしても絡まって形が崩れてしまうので、崩したくない方は、個々に容器を用意して漂白する方がいいかもしれません。

 

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出来上がった白いアナベルを使って何を作ろうかな?フラワーアレンジメントやリースにするのはありきたりだし、この繊細なディティールを生かす何か・・・と考えた結果、照明のシェードがいいじゃないか、という考えに至りました。

出来上がってみると・・・ふわふわの雲が浮かんでるみたい♡

この世に一台しかない照明。自己満足ですけれど、とても気に入りました~(ノ∀`*)

 

事務所のペンダント照明をリメイク。アナベルを小房に分けて両面テープでくっつけただけですなので、簡単に外せます。

 

点灯したらシルエットがめちゃめちゃ綺麗なの!(*゚▽゚*)

 

お揃いのスタンド照明も合わせてリメイク。こちらはワンポイントにハート形にしてみました。

 

やっぱり自然のデザインには脱帽です。

 

事務所の雰囲気が随分と柔らかくなり、この照明に合わせて他の部分も変えてみたくなりました。画像より実際見た方が断然キレイなんです。実際に見ていただきたいな~♡

アフターガーデニングの手仕事は、庭仕事が出来ない冬のお楽しみ。来春の植栽計画にアナベルを加えてみてはいかがでしょう?アナベル以外でもアジサイは本当に優秀な植物なので、私のお客様には必ずと言っていいほどオススメしています。和風洋風どちらにもしっくり合いますよ。

 

ディアガーデンのテラス。7月のアナベルです。

 

いつも書いていますが、庭づくりやエクステリア計画は、そのあとの楽しみ方暮らし方まで、合わせて考えたいもの。

高い買い物ですもの!思いっきり味わいつくさないと勿体ないのです。庭があることで、暮らしのクオリティが上がる・・・ディアガーデンでは、作らせてもらうだけでなく、そのあとのご提案も心掛けています。

このブログでも、ディスプレイガーデンを例に、沢山のアイデアをご紹介しています。過去ログはキーワード検索できるのをご存じでしょうか?サイドバーの一番上にSearchという欄がありますので、そちらにお好きな言葉を入力して探してみてください♡

 

 

冬だからこそ緑のインテリア

今日は小正月ですね。

 

年末からずっと飾っているこの餅花は、本当は小正月用の飾りだそうな。私は雛祭りまで飾っておくつもり。だって可愛いんだもん。

 

お正月飾りはとんど焼き(どんど焼き、左義長とも)へ、鏡餅も開いて、生花はアレンジを小さくして飾り直してと、家の中からお正月色がほとんど消えた中、唯一、餅花だけがその余韻を漂わせています。

 

お節の残りもリメイクして完食。これは栗きんとんパイです。ミルクとバターを少し足しながら温めなおしたものを、冷凍パイシートに包んで焼きました。うまーい(^ー^○)v

 

先週は、お正月の室礼を片づけるついでに少し模様替えしました。他の部屋に置いていた大小のグリーンを、リビングダイニングのあちこちに配置。温室っぽい雰囲気を作りました。

庭の植物は根っこだけになっているか、色のトーンを落として凍えているけれど、部屋の植物は生き生きと生命力に溢れています。小さな蕾を付けたものもありポツポツと花が咲き始めました。

葉に厚みのある植物は冬越しが上手。うちではそういう子たちがどんどん増える傾向にあります。冬に空間の密度が低いと、殺風景で何やら寒そうだから、瑞々しいグリーンで密度をあげると、温かそうに感じると思います。

(逆に真夏は、あんまりあっても暑く苦しいので、幾つか外に出します)

 

部屋のあちこちに瑞々しい緑を置いて。

 

暖房で乾燥するので加湿器は必需品です。

最適な置き場所というのがあるそうで、電気機器から1m以上は離して、出入り口や窓辺ではなく出来るだけ部屋の中心で、高めの所・・・等と言われますが、それがなかなか難しい。

窓辺に近いけれど、いつもグリーンを置いている場所に置くことにしました。

 

見た目と実益兼ねて加湿器の周りにもグリーン。窓外の生け垣と繋がってみえるよう窓近くには必ずグリーンを置くようにしています。面積以上の広がりが感じられます。

 

今週は凌ぎやすい日もあるようですが、寒さはこれからが本番です。どうかあったかくしてお過ごしください。

 

 

十三夜の室礼&クリスマスのこともちょこっと。  

霜月最初の夜は十三夜です。十五夜のときのように美しい夜になりそう。

皆様も良ければ一緒にお月様を眺めましょう。

 

栗名月と呼ばれる十三夜の室礼。ハロウィンもそうでしたが、その時期採れるもので供物や飾りものをして心を託します。

 

離れていても同じ月を眺めていると、何故かその人と繋がっているような気がします。太陽とか星ではそんな風に思わないのです。何故かお月様だけそう思うのね。

そういえば、9月に行われた秋篠宮眞子様と小室圭さんの婚約会見で、小室さんが「きれいな月を見つけると嬉しくなり宮様にお電話をおかけしています」とおっしゃられていましたよね。お月様を見ることで同じ瞬間を過ごしている、そんな実感がおありだったと思います。月フェチの私はTVの前で「きゃー小室さん、粋なこと言わはる」「あぁ、こんなことされてみたいわ~♡」と悶絶していました。

・・・たぶん、一生ないなw

 

だいぶ日差しが低くなって、今朝ふと見るとダイニングの奥、西側の壁まで朝日が届いていました。

私だけが感じる冬の気配。一枚撮りました↓

 

ダイニングのデコレーション越しに低くなった日差しを感じて。

 

このお気に入りのガラスのハンギングポット↑は、元々エアープランツを入れるもののようですが、私は季節によって好きに飾っています。今は秋っぽく赤い実を入れてて、もう少しすると、クリスマス用のヒカリモノに変えるつもり。赤でもクリスマスっぽいけどね。

だいぶ気が早いのですが、クリスマスのディスプレイをどうするか考えているとワクワクしてきます。クリスチャンじゃないけれど、ディスプレイだけはやります。だってきれいなんだもーん。デコレーションライトも増やして、シック&キラキラ路線をより極めて行こうと思っています♪

 

2016年のデコレーション。キッチンカウンターのところ。

 

インテリア中心ですが、エクステリアもモチロン、同じ路線でデコレーションします。ドアや窓辺からそんな雰囲気を感じていただけると思います。ディアガーデンのクリスマスをお楽しみに。

 

 

「抜け」があるから心地いい 

近頃急に寒くなって窓を閉めていることが増えました。そうすると音も入ってこないので結構シーンとしています。雨続きで庭へも出られないし、暗いので朝からキャンドルを灯したり、窓外を眺めたりして、大人しく仕事しています。

 

この前の日曜日のダイニングです。やっぱり雨でした。

 

窓は閉めるけど、カーテンはほとんど閉めません。小さな家なので、日中過ごす1階については、少しでも開放的に過ごせるように、見える景色や窓の位置を工夫しました。視線が抜けるので閉鎖的にならず良かった思います。

抜け感って、こなれ感という言葉と共に、ファッションでよく聞く言葉ですけれど、住環境分野の方ではもっと前から使われていたように思います。流行らせていなかっただけで。今やあらゆる分野において、共通の心地よさにつながっているようですね。

ちなみに住宅の場合には3つの「抜け」があると人は心地よいと感じるそうです。建築雑誌「ModernLiving」の発行人であられる下田氏曰く、それは「視線の抜け」「光の抜け」「風の抜け」。

抜けを感じるには、窓や高い天井、吹き抜け、壁が少ないなどの造作が必要で、抜けた先に見える景色にも一工夫あると尚いいと思います。理想的な景色があるならともかく、無い場合は、庭という景色を作ってしまいましょう。

植物を含めた空間の雰囲気そのものを取り込むので、四季折々の変化を見る、植物を通した光を取り込む、木立を渡る風を音や揺れる様子と一緒に感じるという具合に、単なる抜け感よりも、もっと趣深いものになります。

 

カーテンはウィンドウトリートメント(窓まわりのデコレーション)と考えると一気にお洒落に。窓に柔らかな表情が加わり抜けも感じられてまさにパーフェクト!ここは昨年泊まった熱海の洋館です。素敵だったなぁ。

 

北欧の住宅にはカーテンをかけるという概念があまりないそうです。その代わり窓辺には、季節の植物を飾ったり、お気に入りのインテリア雑貨を並べたりして、家の中の心地良さ、デンマークでは「ヒュッゲ」と表現しますが、そんなほっこりとした空気感を街にこぼしてあげるのだそう。

それは冬が長いことと関係していて、少しでも日差しを取り込むように、陰気な暮らしにならないように、という目的もあるそうですが、お店でもないのに「外からどうぞ見て下さい」と言わんばかりの演出までされるとは!

これって国民性もあるのかな?自分が心地よく感じれば、そんな風に心に余裕が出来るのかな?日本のように住宅が密集していないのかもしれないし。でもこんな街並みなら散歩するのも楽しそうだなと思います。見せると思うと、自然と片づけたり身綺麗になったりしてねw。

ディアガーデンも見習って窓辺を飾るようにしています。見せながらさりげなく外からの視線も遮っている、そんな飾り方が出来ればいいですよね。

 

事務所の小窓。今日は可愛らしい小枝を飾ってみました。ディスプレイガーデンの剪定枝です。

 

でも実は。

事務所だけでなく建物全部の窓が防犯ガラス(ガラスとガラスの間に特殊なフィルムが挟まっているタイプ)なので、反射の加減か?昼間は外から中の様子がほとんど見えません。大抵は鏡のように外の景色が写ってるので、窓に近づいたらようやく見えるという感じです。

だから窓辺に飾っても気付かれない可能性大なのですが・・・。でもね、夜灯りをつけると結構見えるので、少しはヒュッゲをこぼせるかと思います。

 

そろそろ秋のインテリアへ 

秋が近づいて、バラが色を深めてこじんまりと咲いています。

 

金継ぎをして使っていた湯呑茶碗が、再び欠けてしまったので、花入れとして使うことに。秋バラにしっくりと寄り添ってくれました。

 

虫の声も一層響くころ、少しづつインテリアを秋モードに移行中です。

私のインテリアの特徴は、部屋の中にも植物をふんだんに取り入れることです。観葉植物はもちろん、花や実、色、文様といったデザインに至るまで、あちこちに植物系のものを散りばめています。

 

秋の夜長にキャンドルの灯りは欠かせません。ホルダー内でキャンドルを固定しているのは黒豆です。マットな黒で気に入ってます。

 

リビングのアートワークは、稲穂や紅葉の文様が描かれたものにチェンジ。クッションカバーも生地はさらりとしていますが濃色のものに変えて。日中は暑い日もありますので、先ずは色を変えてみました。

夏の間そこここにあった緑も配置がえ。

 

4月頃のダイニング。春夏はこんなふうに空中にグリーンが揺れていました。

 

このガラスのハンギングポットは、ダイニングの照明と同じ形なので合うだろうなと思い買ったものです。お店では下の画像のように飾ってありましたが、私は個々にお水を少しだけ張ってポトスを飾ってみました。夏の間、窓を開けていると、伸びたポトスがゆらゆらと揺れて、涼しげに見えたものです。

 

インテリアショップにて。画像上の方に写っているのが同じハンギングポットです。こんな風につなげてエアープランツを飾ったりして使うもののようです。

 

夏が終わり、そろそろガラスとポトスという組み合わせが寒々しく見えるので、片づけることにしました。飾っている間、水をこまめに入れ替えていたせいか、いつの間にかすごく成長していて、たくさん発根してくれました。

 

ハンギングしていたポトス。初めは茎だけだったものが、こんなに発根していました。鉢植えにします。

 

それで、今度は秋バージョンとして、色々な実ものを入れてみました(^m^*

 

中に入れたのはドライの実もの。ペッパーベリーや小さな松ぼっくり、フウの実、フェイクの赤い柘榴などです。重さはほとんどありません。

 

今秋のトレンドカラーは赤らしい。インテリアでもファッションでもよく目にします。いろいろな赤があるけれど、我が家のリビングに合う赤は?手始めに小さな赤をダイニングに入れたので、あとはクッションカバーやブランケットなどで探してみようかな。

秋は一番好きな季節。じっくりと満喫したいと思います。

 

 

見る窓、見られる窓

夕暮れどき・・・太陽が沈んで薄明りが残るころ、家々に灯りがともりはじめます。これからの季節、窓からもれる暖かな灯りは、心を和ませる景色のひとつです。

ディアガーデンでは、まず庭の照明が自動点灯し、それに気づいて部屋にも点けるという感じ。事務所は道路からよく見える場所にありますが、窓のロールスクリーンは下ろさずにいますので、灯りをつけると特に、丸見えです・・・^^;

ほぼ車しか通らないため、恐らくですが、じーっと見られている感じはありません。私は仕事をしているだけだし、どちらかというとインテリアの方に目が行くと思うので、この程度ならいいかなと思って。

昼間とはまた違った前庭や建物の雰囲気を、感じていただけたらと思います。

 

夜のディアガーデン。

小さな事務所ですが、照明は天井、ドラフター、PC机用に3か所にあります。このガラスのシャンデリアは4月から9月まで限定です。

建築家でエッセイストの故宮脇檀氏は、著書「暮らしをデザインする」の中で、窓についてこんな風におっしゃられています。

「見る窓、見られる窓」

窓を開けるときには、まず隣近所をよく調べる。お隣の家の窓の位置、クーラーの屋外機などとぶつからぬように、また、奇麗に山が見える方向、風の吹いてくる方向など考えてから慎重に開けるようにしたい。環境を上手く取り込むという工夫をして窓を開けることが窓作りのコツ。

そして同時に、窓のもう一つの大事な役目は、町に向かって楽しい家の中の雰囲気をこぼしてあげること。美味しいコーヒーの匂い、奇麗な花、楽しいピアノの音が道を歩いていて感じられれば誰でも気持ち良くなる。

ヨーロッパの人たちが皆窓に花を飾っているのは、窓は道のショウウィンドウだと思っていて、道を飾るためにしているのだ。いま流行の出窓などは、まさにそのための窓といってよい。

道から見える位置に白い格子のはまった可愛いこんな窓を作り、花や季節の飾りものをしている。そんな家が立ち並んだ住宅地が出来たら、それは本当に住んでみたくなる街、環境だと思いませんか。

貴方がそんな家を作り、そんな住み方をすれば、貴方がその街の環境を作ることになるのです。

宮脇檀氏はバルコニーガーデンをおしゃれに楽しんでおられた方です。ご本はどれも面白くて大好きです。これを読んだのは2005年でした。

部屋から「見る窓」は当たり前だけれど、外から「見られる窓」という発想で設計された住宅はどれ程あるでしょう?また道を飾るとか雰囲気をこぼすという意識を持って暮らしている人がどれだけいらっしゃるでしょう?日本に足りないものだと思います。とても共感したのでメモってました。

じゃあ、ディアガーデンは街に向かって、何をこぼす???

今のところは、外から見える窓に観葉植物やリースなどを飾るとか、先程ご紹介した夜の暖かな灯りをこぼすとか、しています。いかにも事務所という感じにならないように、柔らかでいてスタイリッシュな雰囲気をこぼせたらいいな、なんて思います。

 

冬の窓際には、スノーフレークのオーナメントを。

魅力的な窓。これは7月に訪れた有馬温泉街のカフェ。格子の窓ごしに、赤い照明やお客さんが各々くつろぐ様子が見えて、ふらっと入りたくなります。店舗だから可能?窓の上半分なら個人邸でも出来そう。

最後に日本の現実を。

 

道路沿いのお宅なのに、窓からベランダからお布団がベロン!!(+o+)キャー 如何にも日本人的なというか。これは最もこぼして欲しくないものです。ベランダ内に納めて下さい。

超プライベートなものを晒しているとは、しかも見られているなんて、全く思っておられないようです。あぁ〜(ー ー;)

 

 

インテリアグリーンの仕入れ 

ディアガーデンは、お庭やエクステリア以外に、インテリアグリーンも手掛けています。

ディアガーデンは外も中も、ディスプレイガーデンとして見ていただけるよう緑いっぱい。最近来られた方ならご存知かと思いますが、人は私一人に対し、事務所内の植物はその3倍くらい居るんですよ(^m^*

 

ディアガーデンの事務所です。ブログにもちょいちょい登場していますが、今はこんな感じ~(^-^) 真ん中に座っているときが多いです。植物にめっちゃ囲まれてるw

 

インテリアグリーン、観葉植物とも言いますが、今日はそれを仕入れにいった時の様子を少しご紹介します。

商品は常時置いてはいませんが、お客様のご希望に合せてぴったりなものを仕入れることは可能です。

庭づくりに合わせてインテリアグリーンもというご依頼が多いです。お部屋に緑を入れ、外と繋がりを持たせると一体感ある眺めになるのでオススメです。

どんな植物を選べばいいのかわからないという方には、飾り方含めご提案します。今は本当に様々な植物が出回っていますので、任せていただく方がレアものをゲットできる可能性大です。出会いモノですからね。

 

色々な観葉植物が種類ごとにズラリと並んでいます。どれも元気そう。

さて仕入れの話。

大きな温室がいくつも並んでいるので、探すものがないということは滅多にありません。最近は枝ぶりの面白いものが人気ですから、仕立てたようなお洒落なものもたくさん見かけました。1m以上になると、個体差も多少あるので、同じ品種でもやっぱりいい鉢を選びたいと思っています。

真夏にハウスの中を物色していると、汗が滝のようにザーザー流れます・・・ε-(´∀`; ) でもダイエットにはちょうどいいかも~と、とにかく素敵なものを見つけようと隅々まで見て一生懸命探します。

 

BIGサイズのウンベラータ。恐らく3m近くありそう。ちなみに160~70cm位の女性が並ぶとこんな感じ。吹き抜けてる場所に置くと映えるでしょうね♡

柏葉ゴム1.2m。これくらいコンパクトだと、ちょっとした場所にも飾れそう。幹の仕立て方が面白い。背景にも映っているように、ほんとうにいろんな観葉植物があるんですね~。

仕入れたものの一つ。エバーフレッシュ2.5m(売約済です)。この木の面白いところは、朝になると葉が開き夜閉じることです。画像は夕暮れ時ですから閉じている状態。灯りをつけると繊細な影が・・・素敵ーっ!(゚∀゚ノ)ノキャー!!

ディアガーデン用にもいくつか仕入れてきました。こちらの2点はお売り出来ます。育て方のフォローも致します♡ 詳細はウェブサイトのお問い合わせフォームをご利用くださいませ→コチラ

 

カッコいい!! ツピタンサス1m(7号鉢) 12,000円(税抜き。飾り鉢は別途。送料等はご相談)

とにかく葉っぱがきれい。デヘンバキア0.5m(6号鉢) 2,700円(税抜き。鉢共。送料等はご相談)

 

インテリアに合せてオブジェや絵を飾るのは難しいけれど、植物ならどんな雰囲気にも合うので便利だと思います。手入れは必要ですが、ペットより育てるのは簡単で、フラワーアレンジメントよりも長く楽しめるのに、しっかり癒してくれます♡

あなた様のお部屋にもひと鉢お選びしましょうか?

 

 

夏の部屋は木陰のような暗さがいい 

梅雨明け間近のようで、急に暗くなって降り出したり、雷が鳴り響いたりしています。この暗くなる感じ、割と好きです。涼しくなるし。

若い時は、何故あんなに太陽が好きだったのだろう?青い海と白い砂浜、年中どこもかしこも明るい家など、今はあまり魅力を感じません。ひと年とると、軒の深い日本家屋のあの暗さの意味がよくわかります。風土に合っていて、うまく作られているなぁと思います。バカンスで行くとしたら、高原のリゾートかな。

 

マブチ的にええ感じの暗さ、です(^-^) 光の指している方向には、地窓があり、明るい坪庭が見えますので、そんなに陰気ではありませんよ。

 

軒の浅い我が家ですが、南側にすぐおうちが建っているため、熱射線を遮ってもらえていて、おまけにそちらに窓を設けいていないので、これまで住んだ家に比べると随分涼しいのです。(逆に冬はウチが北風を遮っています^-^)

なので、室内も普段から割と落ち着いた雰囲気なのですが、夏はいつも使わないブラインドを午前中だけ閉じて、薄暗くしています。日本家屋チックな暗さには届きませんが、まぁ気分です。

 

事務所は北向きなので、もともと暗い。いつもは夏に外に出すストレリチア(左奥)ですが、株分けしたばかりなので、今年は室内で養生させます。プランツが増えていく一方・・・。

 

暗い事務所ですが、レゲエなど聞いて、気分的には(∩゚∀゚)∩(∩゚∀゚)∩アゲアゲ 見積書作っています♪

今日はMaxi Priest・・・

私の世代としては、やっぱコレかな→「Close to you」 (YouTube公式視聴ページのリンクです)

 

晩柑をいただきました。甘すぎないので本当にすっきりします。よく冷やしてミントをちょこん。ごちそうさまでした。

 

「人は木陰にいて明るい草原を見る」というが、太古の昔から人間のDNAに刻まれた心地よさらしい。人が捕食されていた時代、安全を確認できる場所にいることが安らぎに直結していたのです。現代の住環境だと、家(木陰)から庭(明るい草原)を見るのが、本能的な心地良さにつながるのではないかと思っています。