庭とずっといい関係でいること  

昨日は新規のお客様と事務所で打合せ。ディアガーデンの前庭を見て下さったことがきっかけで、お庭づくりのご相談にいらして下さいました。

前庭は道路に面してオープンに作ってあるので、前を通ると嫌でも目に入ります。ひょっとすると、植物や庭に興味のない方には見えていないかもしれませんが、お好きな方は、車で通り過ぎる一瞬の間でも、見て下さっているようです。

看板は一応あるけれど、看板よりも看板の役目を果たしてくれている前庭です。ディスプレイガーデンは小さな庭がいくつかありますが、この前庭は公共性のある庭なので、特に念入りに世話をしています。

季節ごとに色々な表情を見せるよう設計しているつもりで、愛情もたっぷり込めています。それを汲んでくれたのか?こうして時々お客様を連れて来てくれます。ってか、現在、地元のお客様はこの前庭を見て来られる方ばかりです。

私の苦手な営業を庭がしてくれてる。前庭よ、サンキュー(T_T)ウルウル

 

毎朝簡単な掃除と手入れをして、苔と一年草だけ水遣りします。夏場は特に朝夕の打ち水も欠かせません。歩道までしっかり清めてます。通りがかりの方にも目で涼んでいただけたらと思います。

 

いま盛りなのは、三尺バーベナ(バーベナ・ボナリエンシス)です。1m近く細い茎を伸ばし、その先に紫の丸い花を咲かせます。か細い茎は意外と強く、折れても曲がっても花を咲かせます。繁殖力の強さから見ても、まるでコスモスのような植物です。来年どこから芽を出すか、ちょっとドキドキ。

たくさん植えているグラス類と共に、少しの風でそよいでくれて、動きのある前庭になってます。

 

日照り続きでも、涼しげな顔で咲いている三尺バーベナ。

 

白いジニアは、日当たりが悪いので、ひょろひょろと儚げに咲いています。後ろのペニセタム・ジョメイニクから面白い穂が出てきました。

 

猛暑つづきの今夏、夕立もなく、本当に一粒の雨も降らないけれど。3日ほど留守にしていても植物たちは大丈夫でした。この安心感は私を自由にしてくれます。庭を愛しながらも、庭に囚われることなく、暮らしたいのです。こうなるには、ある程度時間もかかるし、植栽デザインに工夫が必要です。

異常気象の中、そして自分も年を取っていく中、あなたと庭がずっといい関係であり続けるには何をすべき?それは庭のある場所、その方それぞれに答えは違うでしょう。

是非一緒に考えさせてください。

 

 

夏支度

始まったばかりと言うのにとんでもない猛暑つづき。誰もが暑さに慣れておらず、今週は熱中症患者激増とのことです。大げさでもなんでもなく、第一には命を守るべく、無理や過信のない行動をとらねばと思いました。

 

夏よりは冬の方が好きで、本当に暑さに弱い私ですが、夏生まれの夏オンナ。最近、またひとつ年とりました。今世まだまだ修行する必要があるようで生かされております。

重ねた年の多さに動揺は隠せません。もう女子ではない、超・熟女です。でも年の功かしら?いままで自分には無理!って思い込んでいたことが、やってみれば意外と出来たりして。まだまだいろんなことに挑戦できる年齢ではありますので、これからも精進したいと思います。

先週末、バースデーケーキにもなるし~とロールケーキに挑戦したら、案外上手く出来ました。以前、教えてもらいながら一回だけ作ったことはありましたが、一人でも出来たなんて信じられない。ホントに嘘みたい。自分が一番ビックリしています。

上手いこと出来た記念に載せます↓

 

夫のリクエストでもあった「キャラメルロールケーキ」自分が作ったと思えない美味しさでした。素晴らしいレシピに感謝。

 

若山曜子さんの「至福のキャラメルスイーツ」という本を見て作りました。

キャラメル風味のホイップクリームをたっぷり巻き込み、仕上げにビターなキャラメルクリームを塗るという、キャラメル好きの私にとっては悶絶級のレシピです。生地がコーヒー風味で、バターではなく太白ゴマ油を使っていますので、さほどクドくなく香ばしい。さすが計算されています。

こちらの本、どのページもキャラメルづくしで目に毒です。

 

夫からのバースデープレゼント。若さという輝きが失せたので、物質で補わなくてはなりません。モダンなピアスをもらいました。角度によってパールが見えたり黒のパヴェが見えたり。超気に入ってる。ありがと♡

 

実はここんとこ、ブログに何か書こうとしても、報道で被災地の方のご苦労を見るにつけ、どうも浮ついた風に感じられ、気持ちがザワザワとし落ち着きません。

書いては消し、書いては消し。でも同じように落ち込んでいても全く意味がないなぁと思い、結局また日常を書いています。

こうして生かされている限り無駄に年を取ってはいけない。自分に与えられたものを磨きつづけ、去年の自分より、昨日の自分より、少しでもマシな人間になりたいって思ってる。

 

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さて本日の本題。夏支度の話です。

私は一人でいることも多いし、仕事でも変わりがいないので、周りに迷惑をかけないためにも、自分の行動や体調管理には気を付けなければと肝に銘じます。それで、ディアガーデンの事務所でも、我慢ぜずエアコンを使用しますが、ただ涼しいだけではちょっと物足りない。夏には夏の風情ってもんがあって、どこか情緒的な面でも涼しさを感じられたらなと思います。

 

夏の間、ディスプレイガーデンで欠かさないのは、朝夕と来客時の打ち水。自分達だけでなく、ディアガーデンの前を通る見知らぬ方々へもちょっとした涼を提供できたらなと思って続けています。

 

朝夕の水遣りの時や来客の時には、前の歩道にも水を撒きます。見た目の涼やかさだけでなく体感温度もかなり下がります。それにしても植物たちはよく耐えてるなぁ。

 

次は事務所に夏の定番、風鈴をかけて・・・っと。

事務所は建物の北側にあるため、午前中は窓からの風だけでも過ごしやすいので、エアコンは使っていません。わずかな風でも風鈴は拾ってくれて、なんとも涼しげな音を奏でてくれます。

それにしても、風に音色を付けるなんて、昔の人はよく工夫したものですね。風鈴の音を涼しく感じるのは日本人だけみたいですけれど、とても風流な習慣だと思います。

 

事務所の風鈴は「明珍火箸風鈴」。風鈴の音って、近所迷惑になることもあるので、窓際ではなく建物の中ほどで、風のよく通る場所を選んで吊るしています。

 

この風鈴はもう何年も使っているけれど、デザインが洗練されていて、鉄の質感とか、黒一色なところとか、見る度いいなぁ♡って思います。でも一番気に入っているのはその音色。深く長く響き、4本の火箸で心地よい和音を奏でます。

ディアガーデンではこの音色が夏のBGMってところです。

 

普段の花飾り。打合せテーブルに庭の花をアッサリと。小壺にも花を挿してみたけれど、うるさかったのでやめました。狭い事務所では、特に夏場は、ちょっと物足りないくらいが涼しげかと。

 

 

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ルームフレグランスも爽やか系に変えました。はなかなかこれって一つに決められないので、都度気分で焚くことが多いです。夏は和のお香や柑橘系の香りを選びます。お茶の香りもすっきりして好きです。

普段は来客の前や気まぐれに焚くことが多いのですが、最近は、朝の掃除を済ませた後にも焚くようになりました。掃除のあとに香らせると、空気も清められた感じがしてさっぱりと気持ちがいいし、さぁ今から仕事という、気持ちの切り替えにもなっています。

 

これはMujiのアロマポット。手持ちのが古くなったので最近買い替えました。そのついでエッセンシャルオイルも買ってみました。レモンとゆず、ユーカリなどがブレンドされた「おもてなし」の香り。スッキリサッパリ系です。

 

香りは本能をつかさどる「大脳辺縁系」にダイレクトに作用するため、強制的に気分を切り替えるのにぴったりなツール。特にレモンの香りは作業効率をUPするのに有効らしいので、何となくバテ気味でダラダラしちゃいそうな夏には合っているのかも~。

お茶の香りは、実際茶葉をいぶして香らせます。お茶専門店の前を通ると、ふんわりお茶の香りが漂ってくるでしょ?あんな感じ。以前静岡へ行ったときの宿で、茶香炉から漂う日本的な香りに何とも癒されたので、うちでも真似して時々焚いています。

ハーブティーでも同じように出来そうよね。

 

静岡への旅の記念に買った茶香炉。

 

五感というものは、大自然の中では思いっきり発揮されるものですが、普段の暮らしの中、何気ない局面では、余程耳目を研ぎ澄まさなければ、その自然の恵みとやらも、見逃してしまう。

蒸し暑く苦しい面ばかりに五感を使わないように。五感で心地よさを感じるのは意識の問題、とも思います。

 

 

水遣りについて、プチ講座。

7月になり、庭の水遣りが本格的にスタート。

これから9月いっぱいまで、雨が降らなければ、出来れば朝と夕の2回遣っていただきたいです。それぞれの植物の様子を見ながら遣れればベストです。

作って10年以上経つディスプレイガーデンでは、苔や一年草、鉢植えには朝晩しっかりと遣りますが、その他は加減しています。出来るだけ資源と手間を節約すべく、今年は更に乾燥に強い植物を増やしました。そもそも水を遣らないでいいようなプランツデザイン、これから重要になってくるでしょう。

一般的な水遣りのタイミングについて、ですが。

草花は根が浅く、土は表面に近いほど乾きやすいので、朝夕やる方がいいというのは分かると思います。では根の大きな木の場合はどうでしょう。

水は葉の光合成に使われるので、昼間、特に暑い日にたくさん吸い上げられます。その分や蒸散で失われる水分を取り戻すためにも、夜の間にたくさん水を吸収します。水の吸収には時間がかかるので、水遣りはそれにあわせて、夕方行うとよいと思います。根の先めがけて、バケツ2,3杯はやるつもりでゆっくりたっぷりとあげて下さい。

朝は何かと忙しいですから、木は夕方。そう思えば少し気持ちがラクになりませんか?

植えつけて間もない木は、基本的にこんな風に。弱っている木、根の小さな木はその状態に合わせて。しっかり深く根を下ろした木なら、雨さえ当たればよくて、よっぽど日照りが続かない限り水遣りは必要ないです。

 

モリモリと育ってきたディアガーデンの前庭。

 

それからもひとつ。

上の画像のワタクシは突っ立って水を遣っていますが、コレ、撮影用のポーズです。実はほとんどの時間、中腰で水を遣っています。水は植物の根にかけねば意味がないため、前屈みになる方が自然なんですね。

そうやって顔を近づけ、植物を良く観て、コミュニケーションも取りましょう。植物のことを解りたいという気持ちがあれば、水遣りはきっと上達するに違いありません。

そうだ、あとホースについて。夕方にはホース内の水がお湯のようになっていますので、そのままかけないように注意してくださいね。

 

個々の状態を観察していると、こんな場面を見ることも。三尺バーベナ(バーベナ「ボナリエンシス」)の花には、蝶々がよく来ます。

 

そして、そんな風に一生懸命やった水をちゃんと枝先まで届けるには。

水は茎や幹の表面近くに通っている導管と呼ばれる細い管を通って運ばれますよね。ですから茎や幹を傷つけると、管を切ってしまったり、空気を入れることになり、水が途切れてしまいます。そうなれば、いくら根にたっぷりやっても、届かない部分が出てきます。花を活ける時、水切りをしますが、それも導管に空気を入れないためです。

なるべく茎や幹を傷つけないように育てることも大事なことです。

 

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さて、朝、家事をして水遣りを終えたら、もう汗だくです ^^;

お仕事の前に自分にも水遣り。本日は抹茶ソイラテ♡

 

小休止に。抹茶ソイラテ+お疲れさん手当のバニラアイス添え。汗が引く~。

 

水遣りの基本的なことアレコレ。参考になりましたでしょうか?

暑いので、どうせなら「水浴びだ~。」なーんて、童心に帰って楽しんでやってしまいましょう。

 

 

秋色アジサイ-ディアガーデンの場合

梅雨になりアジサイが見頃を迎えています。今日はディアガーデンの前庭にある秋色アジサイ(マジカルシリーズ)について書きます。

これまではもっと空色っぽかったのですが、今年は紫が強く出ました。空色のままがよかったのにな…。バルコニーで鉢で育てているアジサイの色も同じような色合いになってきたので、共通してやっている肥料のせいかしら?なんて疑っています。

 

前庭の秋色アジサイ、いま(2018年6月17日)はこんな感じの色です。

 

このアジサイはライムグリーンから次第に青や紫に変化します。7月にはその色が抜けてアンティークっぽいニュアンスカラーになり、夏以降はだんだんそのニュアンス的な青が薄れていきほぼ緑に。そして晩秋の寒さにあたると赤く紅葉してきます。

秋色アジサイは蕚が肉厚で茎もしっかりしているので、このように秋まで花がしっかりしているのが特徴なんです。

「え?でも切り花の秋色アジサイは、秋口でもニュアンスカラーのままじゃなかった?」と言われる方もいらっしゃるでしょう。

そう、切り花は上手く色が維持出来ていてとってもきれいです。それはたぶんハウス栽培で、遮光調整や防風雨対策がしっかりなされているからだと思います。

普通に庭植えだとなかなかそこまで手を掛けられません。地植えのままニュアンスカラーを長く維持することは難しいと思うのですが、その代わり花数多く育てられるので、私は良しとしています。鉢植えの秋色アジサイなら、夏以降の置き場所を工夫するとニュアンスカラーを維持できるかもしれません。

 

では、花色がどんな風に変わるのか、過去の画像でご覧ください。↓↓↓

 

同じアジサイ。昨年の7月に切り戻した時の花です。青がだいぶ抜けてこんなニュアンスカラーに。この頃の色合いが一番好きです。うまくすると飾りながらドライフラワーになるかも?と毎年挑戦しています。

 

8月頃。シモツケのピンク花のむこうにチラリと見える秋色アジサイ。ほぼ緑ですが、まだ青が薄く残っていますね。

 

この株は確か2011年に植えたもの。滋賀でも秋色アジサイの苗が並び始めた頃で、ひょっとして将来需要があるかもしれない、試しに育ててみるかと植えてみました。

秋色と言うからには普通のアジサイのように7月に剪定しては意味がない、色の変化を観察をするために最初の頃は11月まで花を残しました。そしたらニュアンスカラーは秋まで残るとは限らないという事(その年の気候による)、そしてやっぱりというか、翌年の花芽がどんどん少なくなってく、という事も分かりました。なるほど、こういうもんか・・・と。

でもせめて翌年の花を増やせないかと、剪定のかわりに芽かきをしたり、肥料をたっぷりやったり、色々工夫もしましたが効果はありませんでした。アジサイは7月中にキッチリ剪定し、株のチカラを新しい花芽に集中させてこそ、翌年も立派な花が見られるのだ・・・ということを身を持って体験しました。

最近はセオリー通り剪定してしまいますので、今年もこんなに咲いています。(大きく咲かせたいのでこれでも花数を減らした方です)この前庭では、ニュアンスカラーは8月以降減っていくので、7月のアジサイを切り花として飾り、部屋で楽しむこと満足しています。これが結構長持ちするんですよ。

 

同じアジサイ。2014年10月30日に撮影したもの。このころまで株に残しておくと、寒さにあたって紅葉します。普通の庭植えだと大抵こんな風になると思う。

 

紅葉したアジサイをドライにして、アナベルと共にリースを作りました(2014年作)

 

秋色アジサイに限りませんけれど、アジサイって年によって微妙に色が違うので、それが栽培する楽しみでもあります。その場に合う高さや花のバランスも、経験を重ねるにつれ分かってきて、上手くいったときは、カナリ自己満足!

でもね、大抵の植物は花が咲くにしても年1回のことですから、庭仕事を10年やったって、その植物に関してはたった10回しか経験できないの。

だから普通は10年も同じ仕事やると、ベテランって言ってもいいと思いますが、庭づくりに関してはそうとも限らないんですよ、ね。

 

 

ディスプレイガーデンのアジサイ2018-1

5月末に薔薇の生産者さんから20本買ったモダンローズ。今週いよいよ最後の時を迎えています。毎日水を変えたり切り戻したりしていましたが、少しずつ散っていき・・・でも20日間程も楽しませてくれました。

残った3本は、花びらの端が少し茶色くなって、揺すると今にも散ってしまいそう。そっと活け直しました。

 

最後の2輪(右)は、とっても危ういので器の縁にもたれるように。バルコニーで咲いたバラとフロックスを寄せて入れました。

 

そしてこれが最後の一輪。花だけ水を張った器に浮かべました。半端な花や葉たちはいつもこうして浮かべて楽しんでいます。

 

梅雨に入りバルコニーのバラも2番花が終わました。ディスプレイガーデン次の主役はアジサイへと交代します。私は4種のアジサイを育てていて、それぞれが今しっとりと咲き進んでいます。

 

ではでは。雨の休み間に撮ったものを順に紹介いたします。

まずは野趣あふれる山アジサイから。存在感のある西洋アジサイに比べると、このアジサイは圧倒的に周りに馴染む派。それがまたいいところなのです。

 

前庭の山アジサイ「クレナイ」です。さほど大きくならない品種なので3本も植えています。白から紅に変わって行きますが、今はその途中。透明感ある赤です。

 

これは2年前の画像ですが、今の眺めとほとんど変わらないので。ここは6月だけ赤のコーナーになります。自然な赤だから気に入ってます。

バルコニーで育てているアジサイ。こちらはアジサイ専門店で買ったものなのに品種がわかりません。昨年は赤紫でしたが、土が酸化してきたのか?肥料のせいかな?今年は青みがかった紫になりました。買った当初の薄紫にしたいのだけれど。花色の調整は難しい。

 

このアジサイの花。結構大きい。可愛らしい露草色です。蕚の中央部はまだ蕾なので咲くのが楽しみです。

 

今の時期、アジサイ園やアジサイ寺へ行ってみるものいいですね。

社寺にはその場所を象徴するような花があります。いつだったか朝刊(京都新聞)を読んでいると、勧修寺(京都山科区)筑波門跡のお言葉に目が留まりました。

「花を見て癇癪を起こす人はいない。花は和みや安らぎを与えてくれる。花は無言の説法をしているわけで、それぞれが仏である。」

本当にそうだな、って感動しちゃって。ディスプレイガーデンで直向きに咲いている花の姿を毎日みるにつけ、その都度どれだけ慰めをもらっていることか。

花を見る時間が長いと、穏やかな気持ちが長く続くことになりますから、いつの日か穏やかな人になれるのでしょうか。そんな風に思ったり。

・・・そんな私が、いま一番見ている花は、テラスのアジサイ「アナベル」です。

 

アジサイは日陰でも咲いてくれる貴重な植物。モミジの樹冠の下なので、アナベルにしてはこじんまりと咲いています。

 

 

アジサイ「アナベル」が盛りです。この株は日が当たる方。綿帽子のような大きな花、今年もたくさん咲かせてくれました。

 

テラスの花壇は白い植物を多く植えており、小さいながらホワイトガーデン風です。今年はここに縦のフォルムを追加したくて、スパイク状に咲く白いトラノオ(ベロニカロンギフォリア「アルバ」)を植えたのだけれど、日照不足でひょろんひょろん。全く咲かない。やっぱダメかぁ・・・残念。

こんな風にいまだ試行錯誤、実験中です。

このテラスに白い植物を集めたのは、リビングダイニングに接しており、夜も眺める場所だから。特に美しい時間帯は、夕日が落ちてポツポツと灯りがともる頃。ブルーアワーと呼んでいますが、その時間帯は白い植物が特に神秘的に見えます。闇に同化していく植物が多い中、白だけが徐々に浮かび上がってくるからです。

そして暗くなっても、白い花だけは見えるのね。だからお勤めや学校などで家には夜しかいないようなご家庭に、ホワイトガーデンをよく提案しています。私はこうして毎夜見ているので、提案におもわず実感がこもってしまいます。

 

初夏19:00pm。何もかも青く染まる中、白い花だけがぼうっと浮かび上がります。この眺めが好き。

 

ディスプレイガーデンには、まだ秋色アジサイもあるのですが、長くなりましたので次回に書きます。

アジサイの季節は始まったばかりですが、大好きな低木なのでいつもにも増して饒舌になってしまいます。マブチ的アジサイ論、しばらくお付き合いくださいますか?

 

 

梅雨前に庭を点検

梅雨時期はどうしても庭に出る機会が少なくなります。雨が続く前にディスプレイガーデンの点検をしました。毎日見てはいるのですが、常に点検という目で見ているわけではありません。見えている=把握しているとは限らないのです。

概ね問題ありませんでしたが、アオダモにイラガの幼虫のコロニーを見つけました。遠目から見ても、そこだけ茶色く葉っぱが枯れて葉脈だけになって、クモの巣を掛けたようにモヤモヤとしています。だからよくわかるんです。でも見ようとしなければ見落としていたと思います。

 

茶色くなった葉っぱにはイラガがいっぱい。今はまだここに留まっているので、枝ごと切り取ると一気に退治できます。

 

イラガは卵の段階では見つけにくい。孵化しばかりの頃はコロニーを形成し移動しないため駆除しやすいのです。一説によるとイラガの幼虫は食べる能力に差があるため集団で助け合って食べ大きくなるのだとか。しかし、この葉っぱ数枚に何百匹いるのでしょうか。これが全部大人になった日にゃもう×××!きゃー、想像したくありませーん!怖くて庭にでることもはばかられます。

イラガといえば毒毛虫の代表格。今日の所はまだ2mm程のあかちゃんでしたが、それでも触れるとその毒にやられると思います。成虫に刺されると、患部が腫れ、何日もかゆみに悩まされ、あげく跡もしばらく消えません。あぁ、私も何度やられたことか。だから退治するときは、長そで&手袋はマストです。今回は注意深く枝ごと切り取り処分しました。

イラガはどこにでもいるので、どんな木にもつく可能性があります。モミジにはつく可能性大で、うちも最初はそうでした。それが広がっていったのかもしれないし、どこかからやってきたのかもしれません。今年何故かアオダモの樹勢が少し落ちていて、春からカイガラムシにやられるわ、イラガはつくわ、本当にかわいそう。でもその都度早めに対処し、活性剤もやっているので、今は青々と茂っています。

庭の植物は自然と似てて非なるもの。生態どうこう関係なく、持ち主の好みで集められた植物ですし、人工地盤ですから、そもそも生きる力が違います。だからこまめな点検は大事です。関心を持って見ること、それだけで植物が健やかに育つ基盤が出来ます。人間関係と似ているなぁといつも思います。

 

さてお手入れ後、すっきりとした気持ちで撮影しました。午後の傾きかけた日差しを受けてキラキラを輝くディスプレイガーデン。前庭に植えたグラス類が大きくなってきて、風に揺れてていい感じです。

 

この春、もっと自然風な植栽デザインにしたくて、だいぶ植え替えました。それが根付いてくれて、花も咲いてきました。

 

スティパ「エンジェルヘアー」が透き通るような穂先を揺らしています。日差しを受けるとキラキラと輝いて本当にきれい。

 

庭の手入れをしていると、近所の小さなBFがよく話しかけてきます。私のことを「おばちゃん」ではなく「マブチさん」と呼んでくれます。子供さんならではの自然の見方がユニークで、聞いていて楽しいの。真剣に話してくれているので、きっと本当にそう思っているんだなぁ、ピュアだわ。彼はツルツル石を集めているそうで、私の石のサンプルがコミュニケーションの役に立っています。

 

 

スモールガーデン完成

ディアガーデンのある関西はまもなく梅雨入り。

雨の季節を待ちわびるかのように、ディスプレイガーデンのアジサイが、空に向かって花首を伸ばしています。

 

山アジサイ「クレナイ」が咲き始めました。名前の通り、これからだんだんと紅に染まってきます。

 

さて先日は、家を新築された若いご夫妻のために色々な植物を植えてまいりました。エクステリアと花壇は建物と一緒に仕上げられており、そこへ植栽をとディアガーデンにご依頼くださったのです。

ご縁を頂戴できたのは、ご夫妻がたまたまディアガーデンの前を通りかかられたのがきっかけでした。前庭の雰囲気を気に入って下さって、更にこのウェブサイトをご覧になり、ご連絡くださいました。

およそ3平米ほどの花壇。お話がまとまりつつあったのは4月半ばでした。急いで内容を詰めてすぐ植えてもよかったのですが、植物の世話をするのが初めてとのこと、少しお待ちいただいて梅雨前に仕上げることをご提案しました。梅雨ならひと月間たっぷり雨が降りますから、植物にとっても、水遣りの不慣れな夫妻にとっても、スタートには最適と判断したからです。

植えたのは奥様のお好きな植物ばかり。インテリアに飾れるものがメインで、今とても人気のあるドウダンツツジですとか、アジサイ(秋色アジサイとアナベル)コデマリなどの低木や、シャクヤク、スカビオサ、千日紅などの草花、などなど10種類揃えました。シンボルツリーは姿の清々しいアオダモです。

私はいつも植木を仕入れる際、お客様に「よろしければ一緒に選びに行きませんか?」とお声かけしています。お客様自らお選びいただくと、もちろんプロのアドバイスもしつつですが、きっとその木に対して愛着が増すだろうなと思うからです。沢山の植木を見る機会もそうないでしょうし、いかがでしょうか?ってね。

今回のお客様はそんな誘いを喜んで受けて下さいまして、一緒に出掛けてまいりました。

いつもお世話になっている造園材料の問屋さんへお客様をご案内。広い敷地にたくさんの苗木が植えられています。

 

問屋さんまでドライブする道すがらお客様が「お庭を作ろうと思ってから、急に色々な植物が目につくようになって。今まで好みでなかったものも可愛いなと思ったり、不思議ですね。」っておっしゃいました。お客様のワクワクする気持ちが伝わってきまして、すっごく嬉しくなりました。

今まで見えなかったものがすごく見える、気になる、それって世界が広がったってことですよね。その体験をされたことが素晴らしいです。私も見えないものがいっぱいあるので少しでも多く見えるようになりたい。羨ましいなぁと思います。

(ドライブの帰りもエピソードがあって。次回書きます♡)

植木畑では、色々な木を見てゆっくり迷ってもらって、私の意見も聞いていただいて、コレって決めていただきました。「これもいいな、あれもいいな。」と迷うことも楽しみの一つですよね。育てやすそうな素直な枝ぶりで、花壇内の低木ともバランスのとれる素敵な木をお選びいただきました。

庭づくりの過程ひとつひとつを楽しむこと、それはモノづくりの醍醐味です。たんに庭をお作りすることだけが私の仕事とは思ってなくて、他で出来ない体験や植物の新しい知識などもご提供できればと思っています。

 

お客様とどの木を仕入れるか物色中。今回植える場所には高木が1本だけなので、素直に伸びているこの木に決定!

 

全ての材料が揃っていよいよ植え込み当日。

どんなふうに植えるのか興味津々なお客様に、工程のひとつひとつをご説明しながら、また配置をご確認いただきながら職人さんと作業していきます。

高木には水遣りのしやすいように「水鉢」といって根鉢にそって土手のようなものも作りました。私はスペースが許せば出来るだけこの水鉢を作るようにしています。水鉢があると、そこに水がたまるので、効率よく根に届けることが出来るからです。

 

まずは植栽地盤をしっかり作ります。雑草を含む表土を取り除き、土壌改良剤(完熟たい肥とパーライト)をいっぱい漉き込みます。保水性排水性を高め、肥料分も補うことができます。木を植える穴には深いところまで更に改良剤を追加。

 

ポット苗を一緒に植えていただいたりお手入れ方法をお伝えしながら、ゆっくりと作業して3時間程で完成しました。

お客様にも大変喜んでいただけ有難い思いでいっぱいです。お客様の笑顔、この瞬間がね、私にとってはご褒美の時でして。また次頑張ろうという気持ちにしてもらえる媚薬なんですよね。

植え込み完了。一つの景色となるよう高木、低木、宿根草をバランスよく配置しました。アオダモは仕入れの時に畑で見るより大きく感じます。「この木を選んでよかったです」と満足いただけてホッ。

 

カラーコーデは青~ピンク~白(シルバー)と大人可愛い配色。これからどの色がメインとなるのかな?将来が楽しみです。

 

形が出来上がるまで少なくとも2、3年はかかります。でも今咲いたお花はすぐにでもお部屋に飾ってもらえますし、成長過程そのものを楽しんでいただけたらと思います。

思うように育たない、または育ちすぎる、なんでやねん!と思うこともあるでしょう。でもある朝、思いがけない贈り物をもらうことだってあるし、泣きたくなる程美しい場面に出会うこともあるんですよね。愛情を持って接すると、植物って、庭って、必ず答えてくれます。本当に。

またしばらくして成長した姿を見にお訪ねするつもりです。今後とも末永くよろしくお願い致します。

 

 

庭に咲く花々や植物を飾ることの素晴らしさ 

それにしても素敵でしたねぇ、昨日の英国ロイヤルウェディング。ヘンリー王子とメーガンさんに心からお祝いを申し上げます。快晴の空の下何もかもが輝いて・・・本当に素晴らしいものを見せていただき感激しました。

ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂に飾られたフラワーアレンジの見事なこと!女性としましては、ジバンシーのウェディングドレスにも心奪われますが、ガーデンブログなのでお花を特筆したいのです。

 

このフラワーアーチ、信じられないほど美しいです。

 

装飾を担当されたのはフィリッパ・クラドック氏。

https://www.philippacraddock.com/

彼女は事前に「主に女王の所有地とウィンザーグレートパークの植物、ブナやカバの枝やシデ、白いガーデンローズやボタン、フォックスグローブをはじめとする5月に自然に咲く花々や植物を使う予定です」と話されていました。

温室で育てられた花より、自然の花々、土地に生息する植物を使ったことが、こんなにもダイナミックでナチュラルなアレンジになったのですね。ブーケも、ヘンリー王子自らケンジントン宮殿のプライベートガーデンで白い花を摘んでフィリッパさんに託されたのだそう。うわー♡

ちょうど今月末植栽予定のお宅のテーマが「白を基調としたカッティングガーデン」なんです。お客様が白い花がお好きなので白を中心に。それに合う植物もいろいろ育てて、花が咲いたら家に飾る、そんな目的で花壇を作ります。だから私にとってこの結婚式の画像はタイムリーで、目が釘付けだったというワケ。

 

白い花といえばアジサイ「アナベル」。庭にあって良し、切り花にしても良し、ディアガーデンでも育てやすさ折り紙つきなんで、ほとんどのお客様にお勧めしています。

 

今回は、切り花として使うことを目的に栽培するので、お客様が飾られたい植物を植えることが最優先です。

植えたい植物は色々あって迷うけれど(ガーデナーなら迷って当たり前ですよね)それが実際どのように育つのか?私はそのあたりの情報をサポートしつつ、土地に合う育てやすい植物もご紹介しながら、最終的に植える植物を決定しました。

 

お客様宅での打合せ風景。インテリアや食器、ちょっとした飾り方にも抜群のセンスをお持ちの素敵なご夫婦。ここに庭の花が加わると季節感がプラスされて、更に素敵になるんだろうな~。

 

カフェに来てるみたい!お洒落なおもてなし♪有難うございます♡美味しかったです。

 

庭で育てた花は、日当たり具合や隣の植物との兼ね合いで、お店に並んだ植物とは姿かたち色合いが随分違います。でもだからこそ、より自然なアレンジメントが作れ、そのお宅らしさが出ると思います。蕾から実まで、侘びた姿のものまで、好きなタイミングで好きなだけ切れます。それに買うことを思うとだんぜん安上がりで、わざわざお店に寄る時間も手間もいりません。

なんて自然で手軽なんだ!常々、ディスプレイガーデンの植物を切って飾っているので、実感としてそう思います。虫食いの葉っぱまでもが愛おしくて、そのまま飾ったりしています。

ロイヤルウェディングのフラワーアレンジメントも庭の花、自然の植物を多く使っておられたと先に書きました。今後こういう風に庭と関わることが流行るといいな。

 

 

5月の庭仕事と日除け虫除け対策 

GWおうちで庭や畑のお手入れをされた方もいらっしゃるでしょうか。新芽が固まり蕾が出来つつある5月、美しい眺めや花を大きく咲かせるために、風通しを良くして病害虫を防止するために、間引きや透かし剪定をしましょう。

私もGW中に庭の手入れを「ちょちょっと」やりました。ディスプレイガーデンは元々日当たりの悪い場所が多いのに加え、既に飽和状態なので、個々のボリューム調整は必須なんです。

作業内容をざっと書きますと、

  1. 今年植えた植物のレイアウト修正とボリューム調整
  2. 茂りすぎて他の植物に影を作ってしまっている部分を剪定
  3. アジサイは今年花芽が多すぎるので間引き
  4. すごい勢いで芽吹いてボリューム過多のアオキの葉をひたすらむしる。古葉が落ちているので掃除。
  5. 雑草の整理(好きなのは少し残し蔓延ると厄介なのは抜く)
  6. テラスの掃除、玄関先の掃き掃除
  7. ベランダの鉢の移動
  8. 光合成が足りてない植物に活力剤をやる
  9. スギゴケの伸びすぎた部分を剪定。
  10. 今年は青虫が少なくて嬉しいんだけど、少しはいるので手でトール。
  11. バラの一鉢にアブラムシが付いていたので手でつぶす(テッシュ越しに。これが一番早いので)
  12. もちろん乾いていたら水遣りも

あと何をしたっけ?こうして書くと色々やってるみたいですけれど、大したことはしてません。その時々で気になったところを手入れします。

気持ちのいい陽気に誘われて庭に出ると、何気に目につく粗(あら)。無意識に手を出してます。本格的に変えたいときは時間を区切って、職人さんに手伝ってもらったりもして、しっかりやりますが、日々の手入れは10分~30分くらい。

手入れ後、部屋に戻ったときは大抵剪定した枝や花を持っていて。それを洗って部屋に飾ります。切りたては瑞々しく綺麗だから、すぐに捨ててしまうには惜しいの。部屋に植物があふれているのは、ほぼこうした日々のルーティーンから。

小さな積み重ねが、今の暮らしの眺めを作っていると思います。

 

トクサをバッサリ剪定したとき、一部捨てずに玄関に飾りました。花器として使うアレンジは以前和のカフェで見かけて。このままひと月間飾れましたよ。

 

それともうひとつ。いま気をつけないといけないのは、自分の日焼け対策です。自分のことをいつも忘れそうになります。日除け、虫除け対策も小さな積み重ねが大事なんですよね。ベテランガーデナーにとっては、日に焼けた肌やシミも勲章になるかな?! 健康的でカッコいいです。うーん、でもやっぱりシミは気になります。

私の場合、先に書きましたように、ふらっと庭に出てふと気づくと手入れを始めていたりするので、これからの時期、出入り口付近の目につくところに日除け虫除けをセットしておくようになりました。詳しくは以前まとめたブログを参考に。ハッカ油で作る虫除けスプレーのレシピも有ります→「庭仕事地の蚊&日焼け予防セット」

 

これからのシーズン、庭仕事の前後に便利なセット(手前から虫除けスプレー、虫刺されの塗り薬、日焼け止めローション)。庭への出入り口に置いておくと便利です。

 

庭仕事用の帽子を事務所にも常備。位置はドアに近いここ、鏡に吸盤でフックを取り付けました。

 

この帽子、植物と鳥が遊ぶ模様がガーデニングにピッタリでしょ?2年前に北欧系のリサイクルバザーで見つけたファブリックで作りました。仕事の現場には被っていきませんが、自宅で庭仕事をする時にはこんなくだけた可愛い帽子(^m^*

 

 

庭での一日-ディアガーデンのテラスから

桜が終わると緑が駆け出すように広がって、景色がドラマチックに変わります。新鮮な若葉の色、柔らかな手触り・・・。いつも美味しそうって思ってしまう。ごくたまーにですが、落ち込むことや切ない時もありますけれど、可愛がっている庭や自然から毎日贈り物が届いていることに慰められています。

今日は、そんな初夏のディアガーデンの様子、主にテラスでの一日を綴ってみようと思います。

 

4月のディスプレイガーデンは葉のレイヤードが美しい。緑だけでも飽きない眺め。

 

10:00a.m.

朝、テラスに出てみると葉っぱが風にそよいでいい感じ。雀かな?鳥の声が結構聞こえます。水を遣った後は特に緑が生き生きとして、濡れると葉っぱから香りも出ます。木漏れ日がきれいで、ホント気持ちいい!

その様子を動画でお伝えします。是非ご覧ください↓

 

 

小さな空間ですが、ここに座っていると五感が喜ぶというか、気持ちが高揚します。

そういうのを、新しく庭づくりされる方やおうちを建てる方に知っていただきたいなぁと思います。言葉や映像で伝えたいと思って頑張っていますが、やっぱりご自分で感じていただくのが一番です。

ディスプレイガーデンは見学していただけます。是非いらしてくださいませ。私はいない時も多いので予約していただくと確実です。隣家に囲まれてても、小住宅でも、庭のある暮らしが楽しめることを実感していただけると思います。

 

今春、前庭に新しく植えたサルビア・ネモローサ「カラドンナ」の一番花。青い花を植えるのは久しぶりです。シランもすぐ咲きます。少しは華やかな眺めになりそう。

 

noon

気候のよい時期は晴れたら「テラスdeランチ」です。一人の時もよく外で食べています。このテラスはダイニングと繋がった場所で、テーブルやチェアも年中出しっぱなしですので、思い立ったらすぐ外で食べることが出来ます。

テーブルとチェアは、年に2,3回程ブラシを使って丁寧に洗っています。普段はサッと拭く程度です。出しっぱなしでいいところは、それも癒しの眺めになるという点。耐久性の高さに加え、デザイン性のある本当に気に入ったファニチャーにこだわることをお勧めします。外で使うものは、そのあたり値段に比例している商品が多いですね。

 

簡単なものでも外で食べると美味しく感じます。これはハムを足してKraftのチーズパスタソースで合えただけのもの。このソース、濃厚で美味しいです♡

 

10:00p.m.

日が暮れて、自然の野山なら緑は闇に溶けていくものですが、庭ならば!見たい場所に灯りをつけることも出来ます。しばし夜ならではの眺めも楽しめます。

昼間は光は上から下。影が下に出来るけれど、照明は下から照らすことが多いので、影は上の方に出来ます。それがまた面白くて。部屋を間接照明だけにするとかキャンドルだけにする等して暗めすると、窓ガラスに自身が写りこまず、ライトアップした庭がきれいに見えます。暗めの照明で過ごすと、寝つきも良くなるそうで、いいことですね。

 

夜のテラス

 

照明はテラス以外にも数か所設置しています。器具や照らし方もそれぞれ。照明計画の参考例として見ていただけるかと思います。

私は防犯上気になる部分を除いて、就寝時は消すようにしています。植物も休みたいだろうと思うから。もし消し忘れても、タイマーやセンサーでコントロールできていますので安心です。

 

花壇をライトアップすると葉っぱの陰翳がきれい。

 

いかがですか?ひとつの庭が、植物が、時間によっていろんな風に見えると思います。植物の組み合わせ、楽しむための工夫、美しく見る仕掛け、そういうこと全てがデザインする要素でして、ガーデンデザイナーの腕の見せ所なんです(^^*

こんな風に毎日庭と向き合って、自分でメンテナンスもしているので、暮らしに添う庭とは?って常に考えています。