雑草対策はいまが肝心

春に向かうちょうど今頃に降る雨を、一般的に菜種梅雨といいますが「催花雨(さいかう)」という呼び方もあることをご存知でしょうか。書いて字の如く「花」を「催す(咲かせる)」「雨」という意味です。

植物は、開花や芽吹きに向けて、とても水を欲しがっている時期なので、一日中シトシトと降る催花雨はまさに恵の雨。私は部屋の中の鉢植えにも、催花雨を当ててあげます。朝からずっと夜通し降る、なんて日が理想的で、冷え込まないし、24時間、催花雨の下に放置します。葉っぱがピンピンになりますよ。

それって如雨露でやっても同じじゃないって思うでしょう?雨はただの水ではありません。地上の生きとし生けるもの全ての活動と成長を促す作用があると言われています(詳しくはコチラの回を参照されたし→「雨のポテンシャル」)。

雨上がりに庭に出ると、庭全体が生き生きして見えるのは、こういう訳なのです。

 

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さて催花雨上がりにやっておくべき庭仕事は雑草取りです。土が柔らかくなっているので簡単に抜けますし、春にやっておくのが肝心なのです!必ず夏に差が出ますゾ。

雑草取りにはこんなコツがあります。

  1. 鎌で刈るときは、地上部だけを刈るのでなく、土より3㎝下を意識して掻き取るように刈る。発芽するまでの期間が長くなり、雑草の量がグッと減ります。
  2. 根の浅い草は抜かずに土ごと掻きとる方が簡単です。数分で枯れます。
  3. 一・二年草(ナズナ、ハコベ、ヒメジョオンなど)は種ができる前に取り除く。
  4. 宿根草(タンポポ、ヨモギオオバコなど)は出来る限り根を残さず抜く。日が経つにつれ根が張り抜けなくなります。

しゃがんだ姿勢での作業は腰にきます。一気にやろうと思わないことです。そもそも人は植物の繁殖に勝てるわけがないのですから、完璧を目指さず程々に整えば良し!と思ってください。植えた植物の成長の妨げにならなければ、それで良いのです。根を詰めないで気楽にやりましょう。

 

職人さんの草取り用の道具を参考に見せてもらいました。オススメは右から2つ目と3つ目の道具。土ごと雑草を掻き均すので仕事が早い。右から4番目の小さな鎌は扱いやすく地面下3cmを狙いやすい。左から1番目2番目は根を引き抜く道具。

 

雑草は、手入れや水要らずで蔓延ってくれるので、鑑賞するほどでもないけれど緑が欲しい、なんて場所のグランドカバーとして利用しても良いと思います。闇雲に取ってしまうのは惜しいです。イヌフグリやシロツメグサ、ヨモギ、カタバミなどはそれに値するかと。

雑草という言い方が価値がないように感じてしまう一番の要因なんですよね。そんな偏見なしに、じっくり見ると素朴で実に愛らしい。

例えばナズナとか。私はアジサイの鉢でいつの間にか育っていた芽を抜かずにしばらく育てていました。そのうち種が出来そうになり、仕方なく抜いて、でも生き生きと可愛らしい花をたくさんつけているので捨てられず。花瓶に活けて事務所に飾ることにしました。

 

花も可愛いし、明るい黄緑の草も綺麗なら、真っ白な根も綺麗。しかもナズナは食べられます。七草粥にも入れる春の七草のひとつ。

 

通称ぺんぺん草。PCのそばに置いているので、目をあげるとこの子が。それで「可愛いね、可愛いねぇ」ってずっと言ってるの。

 

手入れする場所が広すぎる、または時間的身体的にどうにも無理という場合は、何かで覆ってしまうのがおすすめ。ディアガーデンにご相談ください。面積によって、また現行の下地の状態によって、㎡単価が変わりますのでお見積り致します。

安価な順で

  1. 防草シート+砂利
  2. 土舗装(ディアガーデンの施工例があります→コチラ
  3. レンガや石を敷き詰める

コンクリート舗装という選択もありますが、これは味気ないものですから、お庭にはあまりお勧めできません。透水性もなく環境面から考えても増やしたくない舗装です。駐車場なら・・・やむを得ずってところ。

 

とってもナチュラルな土舗装。コンクリートのように固まっているので雑草が生えません。

 

ガーデナー的な対策は・・・雑草が蔓延る隙間もない程、好きな植物を植えてしまうという!この方法がベストかもしれませんね。

うちのディスプレイガーデンがほぼそんな感じです。

 

ディスプレイガーデン前庭部分の昨年6月の様子。ギッチギチに茂ります。野草っぽいのもデザインの一部。好きで植えたものです。

 

3月末現在の上↑の画像の場所は、芽吹きが始まったばかり。スッカスカですから、今の内にちょこっとだけ生えている雑草の芽を処分しておきます。3ヶ月もするとここまで茂り、もしも雑草の残りがあったとしても、伸びていく空間がほとんどないので、全く目立たなくなります。

今年は若干植栽を変えていますので、また違った眺めになるはずです。楽しみだなぁ。

 

 

春はそこまで。宿根草の切り戻し時期です

昨日はグングンと気温が上がって春さながらの陽気になりました。こうなると虫でなくとも外に這い出たくなります。今は宿根草の切り戻しの最終時期。そろそろやらなきゃなーと思っていたところ、絶好の庭仕事日和となりました。

出て見ると、木々の芽は膨らみ始めているし、ヘレボラスは満開。ニオイスミレや沈丁花の花が甘い香りを放っています。そして嬉しいことに、昨年秋に植えつけた宿根草が早くも芽を出していました。テラスのモミジには、黄色い羽が可愛いカワラヒワが2羽やってきて、きれいな声で歌ってくれます。主に種を食べる野鳥だそうでスズメほどの大きさ。本当に愛らしいです。

うちに来るカワラヒワ、さえずりはこの子に近いです。自分では上手く撮れなくて画像お借りしました。↓↓↓

 

 

麗らかな日差しの中、植物たちや鳥たちを見ていると、訳もなく喜びが溢れてきます。冬を乗り越えた命がキラキラと輝いていて、そのエネルギーが私を圧倒してる。

 

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さて、庭仕事です。

トクサやグラスなどの細長い葉を持つ植物は、例年積雪によって潰れてしまうから、年末に地際で刈りこむという作業をしていました。それが今年は暖冬で、雪が積もらなかったから、彩りのために一部そのままにしてて。そろそろ出てくる新芽を生かすために、古い葉を刈り込むことにしました。

 

駐車場の脇に境界ブロック隠しを兼ねて緑を。丈夫な自生種トクサを植えています。今年は雪による損傷がなく割ときれい。

 

キレイさっぱり刈り取りました。雑草も抜いて間に溜まった落ち葉やなんかも取り去って、本当にスッキリ!!でしょ?無粋なブロックが見えるのは少しの我慢。3ヶ月もすると隠れます。

 

トクサは毎年刈らなくても別に支障はありません。刈り込もうが刈らずにいようが、どのみち同じ位茂るのです。でもここは本当に狭い花壇なので、新旧の葉が一緒になるより、毎年新しい葉に更新する方が綺麗だと思うので、こうしています。

今は「こんなに刈っちゃって大丈夫?!」って程、何もない状態ですが、ひと月もすれば新芽がニョキニョキ。梅雨ごろにはもう結構茂っていますから全く問題ありません。問題は刈り取った葉。ひと抱え程もあるのでリースでも作ろうかしら?

その他、常緑のヤブランをトクサと同じく地際からザックリ刈りました。これも新旧の葉が混在するよりも更新する方がいいと思う品種です。グラス類のほとんどは年末に刈り込んで、今は新芽がすこし出始めています。

宿根草で古い葉が残っていたら、こんな風に切り戻しをすると、夏にコンパクトで美しい姿を見ることが出来ます。是非やってみてください。

 

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あと植替えも少し。

テラスの花壇は、育ち過ぎ幅り過ぎのローズマリーを若木に更新。これもまたイチから育てていきます。少し場所が空いたので、新しい苗「レンゲショウマ」を植えました。日本特産の銘花で厚みのあるロウ細工のような清楚な花を咲かせます。上手く育つといいな。

過酷な気候変動の中、ストレスレスで育てられる植物は、やはり自生種だと思うんです。でもまだお客様にご紹介できていない素晴らしい日本の植物はたくさんあります。が、まずは自分で育ててみてどうなのか?検証します。そうでないとご質問にも自信をもってお答えできないし、やっぱりオススメも出来ませんから。

レンゲショウマ、咲いたらUPしますね~。

 

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庭仕事を終えて、部屋に入ると・・・またもや植物を触ってるワタシ(^^;

庭で咲いていた花をいくつか摘んでアレンジメントをひとつ作りました。

 

ヘレボラスとニオイスミレ。スミレは一部根付き。庭の景色をそのまま持ち込んだようなアレンジです。部屋に春の香りが!

 

こうして庭の花を摘んで活けられる季節がまた巡ってきました。

 

 

タネの未来

最近読んだ本の中から、1冊ご紹介したいと思います。

 

 

以前のこのブログでも、タネについてちらっと書いたことがあります。→こぼれ種の強さのワケ

2分ほどで読めるのでご一読いただければと思います。

で、この本。庭作りにおいてタネはいつも興味が尽きない対象で、何気なく手に取った一冊でした。

読むのには2時間程。タネについて現在世界や日本で何が起こっているかが、とても丁寧に分かりやすく書かれてあります。また、著者の小林宙くん(2019年発行。その時なんと高校2年生!)がタネの世界をどう変えていきたいか?何が出来るのか?考えた結果、伝統野菜のタネを流通させるために起業することを決意し、それを実行に移す過程が、彼の生い立ちと共に詳しく書かれてあります。

こぼれ種のブログで取り上げたF1の種、現在販売されているすべての野菜の9割を占めているそうです。ということは、タネは既に農家の手からほぼ離れてしまっており、種苗会社から買っているというのが現状なのですね。

更に遺伝子組み換え食品(GM品種という。是非この言葉も覚えてください)の実情は、思った以上に厄介なことがわかります。これを読むまで知りませんでした。

GM作物は国内でも作られていますが、商品として市場には出てきていません。健康被害を懸念する声が多く、それを押してまで販売するにはリスクが大きいからです。でも社会の風潮が変わったら一気に出回る可能性もあるということです。もしもそうなれば、GMのタネも同じように普及していくだろうと小林君は言います。

GMのタネはF1のタネと違い2代目も同じ出来栄えの作物が出来るよう操作できます。更に怖いのはある特定の農薬しか効かないというような操作も出来てしまいます。営利に重きを置く種苗会社は、次世代も同じものが出来るタネは売れないので、必ず必要になる高い農薬をセットで売って儲けるという策に出ました。GMのタネについては、このパッケージ売りが主流というのですから、なんとも言えません。

GMのタネで、食品アレルギーを起こさないような野菜が作れたり、栄養補助食品的な役割を加えたり、将来危惧される環境変化に負けない作物作りも可能になる、その反面、非常に危険なタネが実際に作られていることを知りました。

そんなGMのタネは見かけ普通のタネと変わらないので、農家さんが混乱するのは必至です。隣の畑でGM野菜を作れば花粉が飛んで、GMじゃない野菜と自然に交配してしまうことも心配されています。GMのタネで出来たかどうかわからない野菜の表示責任はどうなるのでしょう?

こういった問題を解決できないうちは、国内ではまだ当分GMのタネは普及しないだろうと小林君は見ています。

しかし、GM作物はスーパーで見かけることはなくとも、私達は既に多く口にしてしまっています。日本は世界最大のGM作物輸入国らしいのです。一部の加工食品や植物油、しょうゆ、また飼料など既に多く流通している、という事実をもっと知らなければいけませんね。

 

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タネの公益性を守る法律である種子法という法律があるのですが、それが2018年4月1日で廃止されています。主要作目である「米、麦、大豆」のタネの開発と管理を国が民間に開放しました。ひっそりと、という訳でもなかったのでしょうが、あまり関心が寄せられなかったと思います。それ以降、そういえばブランド米が多く出回ってきたような気がしますが。

主要作物についての管理を国が手放した以上、生産者や消費者は、よぼど真剣に向き合わなければなりません。小林君は企業によって独占されるかもしれないタネや農業の未来に不安を覚え、地方を回って伝統野菜のタネを集め流通させようとしています。

その真摯な思いや行動力、彼を支える周りの人々に、感動します。そこらへんは是非本を手に取って読んでみてください。

 

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もうひとつ、GM作物について、海外のドキュメンタリー映画をご紹介します。

たねと私の旅

米国やカナダに遺伝子組み換え(GM)の表示義務がないことを疑問に感じた一人のカナダ人女性が、10年の歳月をかけて記録したドキュメンタリー。
料理家でもある彼女が作る、数々の美味しそうな料理も必見です。

自主上映の映画なので、実はまだ予告しか見ていません。でも海外のGM事情が知れそうな映画だなと思います。

 

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小さなタネの大きな問題。

自分は何が出来るのかと改めて考えさせられます。

ひとまずは現状を知ること、そして選ぶことが大事かと思います。

映画「たねと私の旅」の中で『私達は有機的な小規模農業に戻るべきです』という言葉が印象的だったのですが、

小麦や米は無理だけど、自分が食べる野菜は数種でもいいから自分で育てる。それが当たり前な日本になれば、タネの問題は良い方向に向きそうな気がします。

そんなコンセプトで始める庭作りもいいと思う。

 

 

庭の大掃除と正月迎えの準備

前回のブログでも書きましたが、暖冬のせいかディスプレイガーデンの植物の状態が、例年に比べ2週間ほどズレています。

例えば前庭の孔雀シモツケ。

25日になってもまだ紅葉(というか、正しくは黄葉)したままで葉を落としませんでした。

 

黄色~ベージュ~苔色までのグラデーションがきれい。それはいいんだけど、この眺め半月ズレてる。

 

紅葉が半月遅くて、何が困るかって、大掃除の予定が狂うこと。

私のこだわりなんですが、年末の庭掃除では、全ての落ち葉を出来る限り取り去って、地面を一旦スッキリさせています。いつ朽ちるかわからない落ち葉をそのままにしておくと、どうも散らかって見えてしまいます。

それにこの辺りでは、年が明けると大抵雪が降って庭仕事どころではなくなるので、このタイミングでやっておかないといけないのです。

 

テラスのモミジの落ち葉をテラスの真ん中に集めていたら、アラ!絨毯みたーい♡これは捨てずに堆肥にします。

 

それで、暖かかった25日午前と28日の午後、それぞれ1時間ほど費やして徹底的に掃除。マルチングまで完了しました。

 

常緑の緑と落葉した枯れ枝の透け感、マルチングしてスッキリとした地面、これこそが冬の庭。潔くて好きです。

 

春まで使うことのない植物用の散水ホースはきれいに洗って屋内に片付けてしまい、庭の立水栓への元栓も凍害対策として締めちゃう。

 

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お正月迎えの準備も着々と。

来年の干支の置き物を買いました。玄関にお花と一緒に飾ろうと思います。

 

これは薫玉堂さんの干支の置き物。ちりめん細工の可愛らしい俵ねずみです。実は匂い袋になっていて、甘い白檀系のいい香りが広がります。

 

家の中の大掃除は、大まかですが、11月から取り掛かったのでほとんど済んでいます。最後の仕上げで、玄関付近や水回りは、もう一度念入りにお掃除して、美しいお花を飾り、良い香りで満たしておきます。

そして大晦日に、お供えとして水回り各所に小さなお餅と、鏡餅やお節も用意します。これらはただの飾りやお正月料理ではありません。神様への新年のご挨拶やおもてなしに当たるものですから、そのように気持ちを込めて。

神様をお迎えするんだと思うと、自分の出来る限りのことをと思うのです。

 

 

来春に向けてディスプレイガーデン更新

先週末はディスプレイガーデンの前庭部分のお手入れをちょこっと。

ここの花壇は昨年春に、ローメンテナンスでよりナチュラルな植栽に変更した花壇です。大きく育ち過ぎた古い株は分け、うまく育たなかったものは配置替えし、空いたスペースに新しい苗を植えました。

株が古くなると、最初に比べて花が減ったり姿が乱れてきますので、株分けは必須。するとまた若返って、新しい植物ともよく馴染みます。株が小さくなるので、余白が出来るのもメリットです。

ディスプレイガーデンは雑草の蔓延るスペースもない程にぎっちり植わっていて、新しく植えるには何かを抜かねばならないの((+_+))

 

新しく丁子草を植えました。これは日本原産種で初夏に青い花を咲かせます。その周りに見えているのはオキザリス。何も手入れせずとも増え続けてます。冬の間中、青々として、グランドカバーになってくれてるから、まぁいっか。

 

高木や低木は、ここで10年以上も育っており、もう植え替えられません。剪定や幹の更新で姿を整える程度です。でも宿根草は、最新のスタイルを実験する意味もあって、常に入れ替えしています。

ローメンテナンスの観点から、なるべく自生種から選ぶようにしていますが、外来種の魅力にも抗えなくてやっぱり植えちゃいます。でも、ここでは敢えて増やさない、あくまでゲスト的な扱いをしていて、自生種と場に馴染むような品種を厳選しているつもり。

こうした小まめなお手入れは、お客様に見ていただくための庭だから、ということもありますが、私の楽しみでもあるのです。

より美しく育てる楽しみ、今まで育てたことのない植物に挑戦する楽しみ、どんな景色になるだろうかと想像する楽しみ、色々な楽しみがあるものですから。

ガーデンデザイナーになる前の年月も足すとガーデニング歴は25年位になりますでしょうか。もう25年というよりまだ25年、です。その間、ずっと植物を育てることに魅せられ続けていますし、これから先も、更に経験を積んでいきたいです。

 

事務所の階段脇。ここは外来種のフウロ草を。青花と黄金葉のコントラストが素晴らしい「ブルーサンライズ」という品種で、初夏から秋までと花期の長いのが魅力。フウロ草は好きなのですがこれまで育った試しなし。これは黄金葉なのに丈夫なところに期待して。ちなみに日本原産のフウロ草は「ゲンノショウコ」です。

 

丁子草やフウロ草の他にも、10年前に育てていた植物の新品種をいくつかゲットできたので、追加しました。また新たな気持ちで育ててみようと思います。

育ったら嬉しい。成功です。お客様にもおススメできるかもしれません。育たなかったら、上手くいかなかったという事実が分かっただけ、データ収集出来たという点で、成功です。

そう。偉人トーマス・エジソンさんに倣って、そう思うことにしています。

 

 

グラス類の春から秋

ディアガーデンの前庭でミューレンベルギアが立派に育ちました~(ノ´∀`)ノ

秋に出す穂が赤みを帯びてスモーク状になる植物で、グラス類の仲間です。

この場所は西日がガンガンに当たるので、植物を育てるにはあまりよろしくない環境。それを逆手にとって、西日(午後の日差しや夕日)が当たったら綺麗だろうな~と思う植物を植えることにしました。それが穂が出て乾燥にも強いグラス類ってわけ。

 

事務所の階段脇で育つミューレンベルギア「カピラリス」

 

赤い穂が夕日に照らされてフワフワ&スモーキー

 

ミューレンベルギア以外に、ウチで秋に穂が出ているのはペニセタムJSジョメニクという品種。こちらはチカラシバの黄金葉品種。小型でとても扱いやすいです。

 

ペニセタムJSジョメニクは秋にフワフワの穂を出します。夕日が当たると黄金に輝いて。

 

何種類か育ててみて分かりましたが、穂を出すタイミングが季節によって違うようです。春から夏にかけて穂を出していたメリカ・キリアタやスティパ「エンジェルヘアー」、ホルデュウム・ジュバダムなどは、今の時期は葉っぱだけになっています。

穂がなくなった後、しっかり立って茂る「エンジェルヘアー」は花壇の中で役割を果たしますが、あとは茂っているけれど寝てしまうので、ちょっとだらしない感じに。そうなったら早めに地際まで切り戻すようにしています。

ちなみに、初夏の前庭はこんな感じでした↓↓↓

 

5月~6月の同じ場所。グラス類の青々としたシルキーな穂が風になびいて爽やか~。

 

グラス類のいいところは放任で育つところ。雨がかかる場所なら水やりはおろか、肥料もほとんど必要ありません。冬になったら、稲を刈るように地際まで切りもどすと、株はそのまま冬越し、春になったらまたグングン芽吹いてきます。

種が飛んで増えるので、飛ぶ前に穂を切り取るか、芽吹いたところをコマメに抜いてください。外来種を野放しにしないように気を付けている私は、増えないように目を光らせ、近所もさりげなく見回っています。といっても、今のところ増えてどうしようもないと思ったことは一度もありませんが。

 

 

春から晩秋まで、グラス類でも花を咲かせる植物と同様に長く楽しめます。

ナチュラル感たっぷりで植栽にリズムを生みだすグラス類、ちょうど来シーズンに向けて今が植え時です。

 

 

木犀の香り成分に注目

いま、ディスプレイガーデンでは柊モクセイの花の上品な香りが漂っています。

このあたりでは、キンモクセイの開花時期が例年に比べ遅いようで、先週まで香っていました。それより更に遅く開花する柊モクセイは一体いつ咲くのかしら?と心配していましたら、こちらはいつも通りでした。あれ?

 

柊モクセイの花。キンモクセイの花と形は似ていますが、白い花びらで香りも全然違います。

 

柊モクセイは木犀と柊を掛け合わせて出来たもので、トゲトゲの葉っぱが防犯上役に立つところから、東側の隣地境界に沿って生垣にしています。10数本が一気に咲くので、とてもよく香ります。

キンモクセイの香りはフルーティーな甘さがありますが、柊モクセイは奥行きのある甘い香り。非常に女性らしい香りで、クチナシの香りに近いように思います。

 

金木犀は前栽によく植えられる常緑低木。丸く刈り込んで整えます。生垣にしてもいいですね。

 

見えない世界では、モクセイの木はその強い香りでもって、魔を祓うとも言われています。見たわけではありませんが、悪霊や禍々しいモノたちは良い香りが苦手なんだそうです。植物で厄除けするという方法は古くから日本の建築に取り入れられていました。

一方、現実世界のお話。

キンモクセイや柊モクセイの香りにはラクトンという成分が含まれています。ラクトンにはいくつか種類があり、クチナシや桃などにも含まれているそうです。

実はラクトンは若い女性特有の香りでもあるそう。10代後半でピークとなり、年齢を重ねるごとに悲しいかな、どんどん減少していきます。2018年2月、ロート製薬(株)さんがこの事実を発見し「スイート臭」と名付けました。サイトによると、ラクトンの香りをつけることで、女性らしさや若々しさ、魅力度を上げることが出来るという実験結果が公開されています。

確かにフルーティーな甘い香りは若い女性を連想させますね。

たぶん昔は私にも含まれていたであろうラクトン、今はもうほとんどないであろうラクトン・・・。柊モクセイの香りをかいで気持ちが高揚するのは、こうした理由があったからなんだな。

若々しくいたい方は、ラクトン入りの香水やヘアケア、ボディケア商品を探してみてはいかがでしょうか。

 

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ところで、一昨日行われた天皇陛下「即位礼正殿の儀」素晴らしかったですね。古式ゆかしい装束や御帳台の美しく厳かな雰囲気に、改めて日本の良さを感じました。

中継を見ていて、天皇陛下がお言葉を述べられたあたりで、直前まで降っていた雨が止んだだけでなく青空が見えたので「おぉーーーっ、凄ーい!」とビックリしました。後で聞いたのですが、くっきりと虹までかかっていたとか!!!

あのタイミングで虹がかかるなんて・・・神がかり的としか思えません。天照大御神様が祝福の気持ちをお示しになられたのだなぁ。日本が神々に見守られている証、なんて有難い。

植物を通して、目に見えない世界のこと、神様の存在も信じているので、こんな超現象を見せていただいて感激しました。

ということで、その晩「令和」という名前のついたのお酒でお祝いしました。

 

船坂酒造店さんの純米吟醸酒「令和」。春に買ってなんとなく飲みそびれていたもの。賞味期限内に美味しくいただかないとね。

 

きっと令和は良い時代になることでしょう。あぁワクワクします。

 

 

庭作りの始動は秋!

10月になったというのに結構暑い。衣替えの時期ではありますが、まだ半袖1枚で過ごしてちょうどいいくらい。

それでも植物たちは、日が短くなったのを感じて、ちゃんと秋の装いへと変わり始めています。今朝撮ったばかりのディスプレイガーデンの様子をご覧ください。

 

秋の花が咲き始めたディアガーデンの前庭

 

この場所は建物の北西ですから、午前中はほとんど日が当たりません。朝でもちょっと暗めの映りになってしまいます。

花を咲かせるが難しいので、美しい葉を持つ植物をメインに構成しています。花はおまけ、位にしか考えていないのですが、やっぱり咲くと嬉しいものです。日当たりが良ければモリモリと咲くところ、ここでは楚々としか咲きません。だからこそ余計に愛おしい。

日陰でもアジサイやユーパトリウム(洋種フジバカマ)、ヤブランはまだよく咲く方で、夏の花の代名詞的なセージやジニアなどは咲かないどころか自立も難しい。好きだけど、もう植えないようにしようと思います。

 

白い花を咲かせているのはユーパトリウム「チョコラータ」茎と葉裏が濃赤茶色。ナチュラルシックな雰囲気が気に入ってます。

 

秋明菊もポツポツと咲き始めました。この部分だけちょうど朝日が当たって輝いています。

 

雄蕊の黄色がいい色合いです。こんなに清楚な花を咲かせる割には、野性味ある育ち方をするというか。どん欲に増えていく。

 

この前庭は自生植物が多い。杉苔も育てています。和の庭の要素がありながら、それでも緑一色で時々木に花が咲く…という程度では物足りなくて、四季折々に咲く草花も多く取り入れたデザインとなっています。

自生植物はあまりメンテナンスを必要としませんが、昨年からは更にローメンテナンスにと、部分的に植栽を変えました。乾燥に強く肥料もあまり必要としない草花たちを多く取り入れてみたのです。

でもいくらローメンテナンスとはいえ、もちろんほったらかしではダメで、姿が乱れるような時には手を入れています。自然を、人の都合で作った庭という枠にはめるのですから、そこはデザイン力が必要なのです。

姿が乱れるパターンは2つあって、茂り過ぎる、倒れる、です。茂り過ぎるのは場所に適合しているということ、切り戻せばいい。一方、倒れるというのは適合していないということです。適合していないものを植えても、人と植物両方のためになりません。

そんな風に色々と見直しつつ、ナーセリーのカタログを眺めています。

 

ローメンテ植物といえばグラス類。これもディスプレイガーデンに合う品種合わない品種というものがあるのよね。このペニセタム「JSジョメニク」は良さそう。

 

来年の庭づくりに向けてのスタートはいま、秋です。

春に植えても、庭の鑑賞時期は梅雨までとわずかな期間しかありません。この頃の夏はあまりに厳しいため、それ以降植物は美しくならなくなりました。それに肝心の庭の主、人間が長く庭で過ごせない状況になってしまっています。

ですから、新しく何かを植えるのなら今です。冬までに根をある程度育て、春の早い時期から芽吹かせるようにすると、少しでも長く鑑賞できます。

ガーデンデザイナーの吉谷桂子氏いわく「日本の温暖地のガーデニングのパターンとは、秋にはじまり初夏に終わらせる。梅雨が来たら景色は熱帯になる、そんなとき一旦、庭は休業でもよいのじゃないかと。」

全く同感です。

 

 

お盆休み始まりました

お盆休み、いかがお過ごしでしょうか。ディアガーデンも18日までお休みをいただきます。

休み前には、見積もり依頼や発注、提出するもの、メールの送信等、抜かりなくやって「ヨシヨシ」と満足していたら、飛び込みのお仕事がきました。しかも翌日朝までの返信とのことで、急に慌ただしくなってしまいました。

 

飛び込みの仕事に急いで対応。プランはいつも手書きです。イメージもこんな感じかなと超ササッと描いて、着色だけペイントソフトでやって、このままメールで送信。

 

「お盆は仕事を気にせずゆっくり休みたい」「休み明けはスムーズに仕事にかかりたい」皆さん考えることは同じですよね~。

それにしても突然だなぁと思いつつも、頑張って描きまして。なんとかこちらも間に合いました。(;”∀”)ふぅ

 

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これから超大型の台風10号もやってきますし、何よりこの蒸し暑さですから、出掛ける気力がすっかり萎えてしまっています。

お墓参り以外は、お掃除やインドアで楽しめる手仕事をアレコレやるつもりです。習い事の大事な試験も控えているので、この機会に気合いを入れて練習しなければ。

 

先週作ったレモンカードと大好きなCHOICEを使って何か作ろうかな。

 

今のうちに台風に備えて、外回りのお片付けもしませんと。

…などとやることリストてんこ盛りですが、ひとまずゆっくりしようと思います。

 

この夏まだ呑んでいなかったモヒート。そのために育てていたペパーミントを摘んで炭酸を足したら爽快なカクテルの出来上がり。

 

夕方の水やりの後はモヒートでリフレッシュ&リラックス。

ほんのちょっぴり酔いがまわって、何とも心地よい夏休みの始まりです。

 

 

雨の日は

梅雨空の日、今日は一日中シトシトと降り続けるなんて日。私は家の中で育てている植物達を外に出してあげます。

インテリアプランツや、アレンジメントの枝物は、本来なら屋外で育っているもの。それが鉢に入れられたせいで、もしくは切り枝となったせいで、雨の恩恵を受ける機会がなくなってしまいました。

雨は植物の成長を促すポテンシャルを秘めている・・・という話を以前のブログに書きましたが(→コチラ)、たまにはね、そんな恵の雨の中で一日過ごすのも良かろうと思って外に出すのです。

日差しにある程度耐えられるような葉に厚みのある種は、このままひと夏、外暮らしとなる場合もあります。

 

いつもはインテリアとして飾っているドウダンツツジ。葉水をやる変わりに、雨の日はこうしてテラスに出して濡らしています。

 

たっぷりの雨に打たれた後は、本当にプリプリとして、ご機嫌さん♪な感じです。

 

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植物が外で気持ち良く過ごしている間、今度は私が気持ち良く過ごす為に、いつもの朝掃除の後にお香を焚きます。

夏は何故か和の香りの方が好み。インテリアも和風の方が涼しく感じます。

 

ジメジメとした空気感とお香の香りって合うと思う。掃除の後などに焚きます。

 

静岡で知ったお茶の葉を焚く習慣。この香りも爽やかで好きです。

 

事務所の小窓をすこーし開けていると、すぐ近くに植えたフジバカマの香りも漂ってきます。フジバカマは葉から桜餅のような?何とも言えないいい香りがするので大好きです。濡れると余計に香りが強くなるようで、雨の効果がこんなところにも。

和の香りなので、お香と混ざっても気持ち悪くならず、かえって良いハーモニーが生まれているように感じます。