面白い花壇&ディスプレイガーデンの近況 

春本番。地面からいろいろな芽がにょきにょき伸びて可愛らしく花をさかせていますね。

先日歩いていてふと目にした風景。ゴミステーションとして利用されている場所にある花壇です。ひなげしのオレンジ色が緑に映えてきれいなこと!可愛らしいこと!

 

道端の風景。ひなげしが奔放に咲いていました。

 

人工的に刈り込まれたツツジとこぼれ種で勝手に育っているひなげしの対照的なフォルムの組み合わせ。面白い植栽だなぁと思って撮りました。こういうのって狙って作るのは難しいと思うな。提案しても受け入れてもらえるかしら???

水遣りなんて恐らくされていない場所。なんてことない素朴な花ですがたくさん咲くとインパクトあります。ディアガーデンでもひなげしは雑草化してあちこちにいますが可愛いから抜かずに残しています。スミレも雑草化しているけれど抜きません。

雑な草と目の敵にして農薬で根こそぎ退治するよりも、場所によって、ここは生やしてより自然な感じにしようとか、ここはか弱い園芸品種を優先させようとか、そういうやり方があってもいいのでは。だって肥料や水を遣らなくてもめっちゃ元気な彼等だから、うまく取り入れることもアリなんです。

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さて今朝のディアガーデン。

画像はテラスの花壇です。前庭の植栽をリニューアルしたので、もともと植えていたアマドコロやムラサキシキブをこちらに移植しました。うまく根付いたようで元気に芽を出しています。よかった。

いくつかある花壇には、植物がパンパンに植わっているから、雑草が蔓延る余地はあんまりないの。だからひなげしを大事にしてるwww

 

いろんな葉っぱがにょきにょき。元気に育っています。

 

イロハモミジから木漏れ日が差して。薄い葉が透けてね、ずっと見てられるわ。

 

庭をきれいに眺めたいから、せっせと窓を拭きました。

 

床もみじならぬテーブルもみじ(^m^ 庭と建築のいい関係

 

今はシロヤマブキが満開です。いくつか切って事務所に飾っています。

 

仕事の合間に庭仕事にも精を出しています。

部屋にも庭の植物をいっぱい飾って。あぁ・・・。こうして冬までずっと庭の緑と暮らすんだ。

 

 

ローメンテナンスな新・宿根草主義の庭へ

毎日ポカポカ陽気。関西ではこれから週末にかけて一気に咲き揃いそうでお花見が楽しみですね。

お庭でも可愛らしい芽があちこち顔を出し始めている頃ではないでしょうか。遅霜の心配もいらなくなって、苗の植えつけにはちょうどいい頃です。ディアガーデンも先だってディスプレイガーデンの植栽を一部リニューアル!苗をたくさん植えました。

主に変えたのは事務所前の花壇。建物の北西に位置し道路からもよく見えるので、ディアガーデンの看板的役割を担う場所です。要は前庭ってことで、常にきれいに見せたい場所でもあります。

でも、日当たりが悪く、風当りが強い、西日もガンガンに当たるという悪条件が三つ揃った難しい場所なんです・・・((+_+))

こんな過酷な条件でも生き残った少数精鋭の植物たちは主に自生植物たちでした。楚々とした花、瑞々しい葉、そういう植物たちです。自生植物なので当然ローメンテナンス。

この植栽に定着して5,6年経ちますので、自生種の良さを十二分に味わい尽くしました。いろいろ試した経験から「日陰をローメンテナンスで明るく潤いある植栽に」というリクエストがあったら即座お応えできる自信もつきました。

 

事務所前花壇。昨年の春の様子。見えているのはアオキ、アジサイ、アマドコロ、ベニシダ、シラン、ハラン、スギゴケ。全部自生種!明るい葉が元気モリモリで場を明るくしてくれています。

 

結構気に入っていましたが、ここ数年変えたいってずっと思っていました。ディスプレイガーデンは私の実験の場所でもあるのです。常に新しい試みをせねば進化はありません。

そこで、いまやってみたい植栽デザインがあって、それがこの過酷な場所でも成り立つのか?実験にトライします!

 

新しく招いた植物たち。プリップリです。

 

それは今より更にローメンテナンスな植栽。それでいて、自然で、風に揺れるようなさり気なさ、かっこよさがあります。そういう植栽はどんな住宅にも合いますから、これからいろんな場所でおすすめしていきたいと考えています。一番過酷なこの場所でもうまく表現できるか?実験開始です。

 

イメージするのはこんな花壇。ローメンテナンスな新・宿根主義の植栽。

 

現状の自生種の低木を背景として生かし、宿根草のほとんどは入れ替えました。

強靭なグラス類を中心に、この場所で育つ実績があって乾燥に強いアルテミシア、花は日本にもあるトラノオ系や野放しOKなバーベナ系をピンポイントで植えます。日当たりが悪いので多くは求めませんが、儚げに咲いている感じもまた良いものです。

 

これまでここで育てていたアマドコロやヤブコウジは他の場所に移植。新しい苗を植えつけて1週間後の様子です。まだ頼りないけれど、もう活着して広がりはじめています。

 

グラス類は景石や砂利ともよく合います。ススキやカヤツリグサ系といったこれまで雑草とみなされていたような植物にもっと注目したい。彼等は雑な草はではないのだから。和風の庭でも植える量を調整すれば、この植栽デザインを応用できる、モダンで新たな眺めを作れるはず、と思っています。

また、住宅会社さんの作るエクステリア商材とコンクリートだけの「カチンコチンな外構」。それを和らげる緑を取り入れてもらえるように。ローメンテナンスな植栽デザインなら、もっと取り入れて下さらないでしょうか。ディアガーデンならエクステリア商材にもローメンテナンスな緑を添え、見栄える外構にします。

というのも、もともと何も植えずにお引き渡しすると土壌が造成土のまま。お引っ越し後気持ちの余裕が出来て、花でも植えようという気になった奥様は、これまたカチンコチンな造成土では植えられず、結局鉢に植えるしか出来ない。土の量の少ない鉢では水を遣らねばすぐ枯れるという顛末です。土がありながらプラ鉢が無造作に並べられていく不思議な光景は、こういう仕組が原因の一つだと思うの。

ローメンテナンスでカッコいい植栽を広めたい。この実験はさてどうなるか?!うまくいきますように・・・。この夏が楽しみです。また成長の過程を追々UPしますね。

 

 

芽出し球根のアレンジ

春に咲く球根の花。アネモネやヒヤシンスにスイセン、クロッカス、ムスカリ、フリージア、そして誰でも知っているチューリップと、色々ありますね。球根から育てるのが一般的ですが「芽出し球根」といって、花を咲かせた状態の球根も買えるようになりました。

そしてこの頃は、その芽出し球根をお部屋で楽しむことが流行っている様子。

ディアガーデンでは、バラにつくコガネムシ類の忌避を期待して、一緒にスイセンを育てています。検証をはじめて2年が経ちますが、今のところ根を食害されることもなく助かっています。

3月に入って可愛らしい黄色い花が次々と咲き始めました。一部をそっと掘り上げて根洗いして球根ごと器に飾ります。切り花にない自然な姿がとても新鮮。

簡単にできるのでオススメしたいです。

 

芽だし球根のアレンジ。根が見えているところが面白い。素朴なんだけど、こうして整えると澄まして見えますね。

 

作り方は見たまんまですけれど・・・。ポイントを書きますと

  1. 球根を掘り上げる時や土を落とす時は傷めないように、また一緒に植えている植物も傷つけないように、そっとやさしくね。
  2. 器は好きなものでOK。私は清潔な感じがするのでガラスにしました。脚付きだと、ただの球根がより洗練されて見えます。
  3. 器の底に根腐れ防止剤を入れる。(下の写真参考)
  4. 器によりますが、ぐらつく場合は苔や小石を軽く詰めて安定させます。

 

根腐れ防止に珪酸塩白土を少し入れておく。ミリオンという商品名で売っています。

 

 

球根が浸からない程度に少しだけ水を遣ります。切らさないようにだけ注意。

 

冬はモノトーンだったソファの周り。春だから壁のアートワークもカラフルにチェンジ。同じ色合いに揃えてみました。

 

ダイニングに飾る場合は、より清潔に感じられるように大き目のガラスに入れて。

 

球根ごと活けているので、すごく生き生きしています。時々寒いところに出すと長持ちするんじゃないかな。花が終わったらまたバラの根元に戻そうと思います。スイセンの他に、ムスカリやクロッカスなども絶対可愛い。増えすぎる野生のスミレも同じように根洗いして飾ると、庭とはまた違った雰囲気で楽しめます。

是非やってみてください♪

 

 

庭メンテと今年初のテラスdeランチ 

今週は春本番さながらの陽気。昨日の午前中はディスプレイガーデンをひとまわりして、植物の様子をチェック&メンテナンスしました。

落葉系は順調に芽を出しつつあります。でも芽を出すのは雑草も同じで、虫もまた出てきます。この二つは見つけ次第やっつけておくに限ります。特に雑草は、汗をかかない今のうちに取っておくこと。夏の苦行を減らすことが出来ます。

ディスプレイガーデンによくいる虫といえば、イラガ、スギドクガ、カイガラムシ、ハムシ系、菌類です。これらはどこからか飛んでくる、まさに招かれざる客。農薬を撒きまくってないため、毎年一定量は食害されます。虫一匹たりとも許さん!とは思っていないので、ある程度は仕方がないことと大らかな考えです。

私の対処法としては、健康に育てることを基本に、風通し良くすること、見つけたら手で取る、剪定で枝ごと処分、天敵利用、予防のための薬剤(木酢液に+α)散布、などです。これでダメなら、最終手段として農薬に頼るという感じです。

お客様やお庭の状況は其々ですから、このお手入れ法を押し付けるつもりはないんです。手を掛けられない時もありますよね。だから農薬で防除するお仕事もしています。ただ、ディスプレイガーデンはいつも目の届く所なので、虫の観察や対処の効果などを確認したいこともあって、今のかたちに落ち着いています。

この日実際にやった害虫対策を以下にまとめてみます。手軽に出来ることもあるので。

  1. 触れると厄介なイラガは、まだ蛹の状態。茶色で小さな豆のようなものが幹に密着しています。この一匹がたくさん卵を産むのです!今なら素手で大丈夫ですから、取って捨てる!
  2. 葉裏に卵を産まれていないか要チェック。落ち葉が残っていたら、そこで越冬している虫がいるかもしれませんから取り除きます。
  3. カイガラムシはこそげ取るのが一番なんですが、沢山いる場合は本当に厄介。嫌になる!今年はアオダモの木全体に白いカイガラムシが付いてしまいました。今なら幼虫か?と仕方なしにスミチオンを撒きましたが、どうなることやら。やっぱり手でとるしかないかな。

茂る前は観察しやすいですし、農薬を撒かなくても対処できるかもしれません。

とにかく・・・庭へGO!!!(←ドラマ「家を売るオンナ」の北川景子さんの口調で。Do you know?)

 

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色々やっているとあっという間にお昼に。いいお天気ですし、ランチはそうだ!テラスでいただくとしよう。

ってことで、今年初の「テラスdeランチ」です (人*´∀`)

 

ポカポカ陽気のテラス。

 

有り合わせの焼きうどん+ノンアルコールビール。冷たいドリンク飲んでも、もう寒くないのが嬉しい。

 

テラスでランチといっても、一人のときは普段ダイニングでいただくのと同じメニュー。ただテラスのテーブルに移すだけです。

でもやっぱ、外で食べるとうまーい!(ノ´∀`)ノ

 

ローズマリーの花が日差しを受けて笑ってるw

 

少し霞んだような春の青空。モミジの芽が随分と膨らんできました。

 

お日様サンサン。ひたすらあったかくて幸せな気分。

あぁ冬を乗り越えた感ハンパない・・・。きっと植物もそう思ってるよね。

 

 

雪と庭 

さ、さむーいですね。

日本各地大雪で、お困りの方、また予定通りにいかないこと多し。ここ近江八幡市もいつ降ってもおかしくないので、覚悟して準備していましたら、今朝いよいよ積もりはじめました。

 

朝起きたらもう積もってた!これは8時前位のテラスです。建物に遮られているのでまだ10cmも積もっていません。この程度が一番きれいに見えるんだけどなぁ。

 

昨年のドカ雪を経験したら(昨年の様子はコチラ)、もうね、ちょっとやそっと降ったからって動じませんよw これから2月いっぱいは、こんな日の繰り返し。雪ありきの暮らし、庭づくりです。

 

駐車場脇のフェンスを緑で彩ってくれるトクサ。雪が積もると倒れてしまうの。雪対策として前年末までに8~9割がた地際で刈るようにしています。

 

といっても、雪吊りや雪囲いをする程でもないし、除雪車が道路の雪をどけてくれることもない、なんとも中途半端な降り方なんですよ。

だからこそ、何もせずとも雪の重みに耐えられる樹木や耐寒性のある植物を選んで庭を作ります。日本原産の植物中心の庭づくりをすると、まぁ間違いない。雪が降る地域の雪対策は降る前に慌ててするものではありません。

針葉樹は自分で雪を落とすことができるので、夏のムレさえ対処できれば外来種も植えます。オーストラリアやアフリカ、地中海地方原産の植物は、移動可能な鉢植えが無難です。

そして、雪の止み間には庭に出て、植物の状態に合わせてひと手間かけてあげたいもの。苔は雪が乾燥除けのお布団になるのでそのままにしますが、他は軽く払ってあげるといいと思います。万が一折れて悔やむことにならないように。

ついでに小さな雪ウサギや雪だるまを作ったりね(^m^* 庭の景色をたった数時間で全く違うものに変えてくれる雪、その不思議さ、美しさも楽しまなければ。

 

南天で作った雪うさぎ。部屋から見えるところに置いておくのもご愛嬌。

 

枝の雪を払っているとき、こんなに寒いのに、来春にむけて芽をふくらませようとしているのがわかると思います。そんな姿を見ると、ちょっと救われる気がするの。冬来たりなば春遠からじ、です。

無事に冬を乗り越えましょうね。

 

 

初冬の庭 

今日は久しぶりに暖かく、絶好の庭仕事日和でした。

ディスプレイガーデンでは、長らく落葉低木や宿根草の枯れた姿を楽しんでいましたが、切り戻し作業しつつ、そろそろ大掃除を。

 

アジサイ「アナベル」を切り戻して、地際もキッチリ掃除してこざっぱりと。あー気持ちいい!

 

落ち葉はそのままマルチングとして残すという方法もあるかと思いますが、私はぜーんぶ取り除きます。そしてそれを堆肥の材料にして、マルチングは専用の腐葉土なり完熟堆肥なりを施すのが好きです。その方が土づくりにもなりますし、何より清潔感があります。リセット出来た感じがして、一年を締めくくったなぁと変な充実感があるのですw

この落ち葉を取り除く作業、手でやらないと奥まで完全に取りきれないので結構大変です。でも、モクモクとやっています。まだシロヤマブキやドウダンツツジなどが葉を残しているため、大掃除は来月にもう一回やらねばなりません。

いくら掃除しても、風情もない程までに完璧に取り除いても、吹きさらしの外なので、またすぐどこからか風情が飛んできます(T_T)アア・・・

切りがないって思いますよね。

だけど掃除とは、一瞬でもキッチリきれいにすること、と思います。これはお客様のお庭をお掃除するときも同じ。時間の限り掃いてます。山ではない、庭なのだから、放っておいて綺麗などありえませんね。

 

前庭は冬も寂しくならないように常緑植物を多めに植えています。これからの時期、オキザリスがグランドカバーになります。杉苔やヤブコウジなども冬の緑として大活躍。

 

掃除や手入れを頑張ったら・・・頑張ったからこそ、冬ならではの庭の愛で方を。

冬は庭の「骨格の美しさ」を愛でたい。骨格とは、フォルムとか素材そのものとか、庭を構成するものたち。刈り込んだ常緑樹やなだらかな築山のフォルム、落葉樹の繊細な枝先、石積みの質感・・・、冬はそれらが際立って見えます。何もない土の「余白」としての美しさも、他の季節にはないものです。花もない、生き生きとした緑も少ない、だから見るものがないわけではありません。何でもそうですが、今目の前にあるものの中に、良さを見出す目を持ちたいものです。

骨格が美しければ、クリスマスとか、何か飾りものをしても映えますよね。骨格が美しければ、花が咲いたら、それはもう・・・ですよね。

冬の間、骨格という視点でご自分の庭を観察するのも面白いことではないでしょうか?

 

 

カランコエのこと  

晩秋の美しい時間、朝夕の光の素晴らしいこと…。ふとした日常の景色に見とれてしまいます。

 

夕暮れ時の八幡掘。ちょうど桜の紅葉時期です。夕日が一本の桜を照らしていました。

移動の道すがら、少し余裕を持って出掛けると、そんな景色に出会ったとき、ほんの僅かな時間でもとどまることが出来ます。美しい瞬間をひとり静かに心に刻みながら・・・写真を撮る♪

もう帰らない時間を記録するため。勝手におススメするのですが、ブログの読者様にもお見せしたいし。

桜は花も見事ですが、紅葉もまた素晴らしい。日当たりの良い場所ですと真っ赤になります。真っ赤な葉に更に赤い夕日が当たると、それはそれはもう!

さて冷え込みも増してきましたので、そろそろ耐寒性のない植物たちを取り込む時期です。ディアガーデンでも観葉植物やカランコエなどを室内へ移動させました。

 

夏の間、軒下に置いておいたカランコエ。自由気ままに育っていました。この枝の暴れっぷりには感心してしまいます。また来年剪定しよう。

3年ほど前でしたか、買った時のこじんまりとまとまった姿はもうありません。解き放ったかのように枝を伸ばし暴れています。その野放図な枝ぶりが面白いと思える私仕様のカランコエです。

それでも時々は切り戻して、枝を水に差しておくとね、簡単に発根するの。ガーデナーの性(さが)でしょうか?それを見るとやっぱり植えずにはいられません。

 

切り枝を浅いボウルに差しておく。こうして飾っているうちいつの間にか発根しています。

発根したものを植えて、3,4ヶ月程経った鉢です。日中陽当りのよい&夜暗くなる場所で管理すると花芽がつきます。今冬咲くかな?

このカランコエは白い花が咲きます。緑と白のコントラストがスッキリとしていて私好み♡

株分けや挿し木(挿し芽)は、時期とコツを押さえればとても簡単。関心を持って見ていることも大事で、これはどんな植物、いえ、生き物にも共通することですね。そんなわけで気が付けばどんどん増殖しています。厳密には増殖させているんだけど。

冬になると外は寂しくなりますが、室内は温室のようなディアガーデンの事務所です。

 

 

植物の冬支度 

今日はハロウィン・・・と言っても、特別なことはしません。

クリスマスのような美しさがあるのならまだしも。小さな子供さんのいるご家庭ならともかく。仮装パーティーも内輪でやるなら全く問題なくて・・・。ただ、盛り上がるのなら何でもやっちゃえ的なノリを見ると引いてしまう。日本ってなんでこうなっちゃうんだろ?

 

面白いかぼちゃをいただいたので、フェイクのクモを添えてみた。ウチの中でここだけ唯一収穫祭的な方のハロウィンです。自分で置いたくせに、この良く出来たクモにいちいちビックリしてるw

クモは何かでもらったものだったか?よく出来ているのでとっておいたのですが、ハロウィンくらいしか使い道が思い浮かばず。このかぼちゃは「ひょうたんかぼちゃ」と言うらしい。あっさりしたお味です。冬至じゃないですが、我が家でハロウィンはかぼちゃを食べる日かな(^^;

栄養たっぷりのかぼちゃをいただいて身体を養おう。

 

ひょうたんのカタチを見せたいので半分に割ってグラタンにしてみました。でもさすがに多すぎて全部は食べられませんでした。残りは今晩ポタージュスープにでもするか。

さて、ハロウィンが終わると11月。本当ならカラッとした穏やかな陽気を楽しめるはずの10月が、ただただ雨で終わってしまいました。雨の日を静かに過ごすのも好きですが、お出掛けには晴れを期待しますよね。さすがにもう台風は来ないと思うので、今から目いっぱい楽しみたいです。

今朝、久しぶりに庭へ出ました。これまで、たまに晴れた日も出掛けていたので、ゆっくり眺めるのは2週間ぶりくらいじゃないかな。少しづつ紅葉黄葉し始めています。落葉する植物たちにとって今は、冬眠に向けての総仕上げというところでしょうか。

 

今朝のディスプレイガーデン。テラスに植えたアジサイ「アナベル」の様子。葉が黄色くなり始めていて、花はドライフラワーになってます。

木は何故冬支度をするんだろう?なぜ紅葉して落葉させる必要があるがあるんだろう?当たり前のようですが、考えてみたことがありますか?

掻い摘んで書きますと、

理由の一つには水分にあります。冬に水が凍ってしまうと、体内にある通り道が凍った水道管のように破裂してしまうため、光合成を一時ストップする必要があるのです。多くの木は夏頃から活動を弱めて、体内の水分を減らそうとするそうです。そして、葉っぱに蓄えられた養分を分解して、幹や根に移動させ、ここで来春に向けて貯蔵して、休眠に入ります。必要なくなった葉っぱは、分離層を作ってあとは風に吹き飛ばしてもらうだけです。身体に残しておいても積雪や強風をまともに受けると、折れたり倒れてしまう可能性があるので、捨てちゃうってわけ。

針葉樹や常緑樹はまた身体の仕組みがぜんぜん違って、不凍液の役目を果たす物質を持っていたり、水分を奪われないよう葉っぱにワックス層もあります。それに安定感があり雪を落としやすい真っ直ぐな幹です。カラマツは針葉樹でも落葉する珍しい木で、それが何故なのかはわかりません。

それぞれの冬越しパターンがあるんですね。因みにどちらが進化系かというと落葉樹の方なんですって。これから紅葉を見に行かれたら、こんな話を思い出してみるのも一興かと(^m^*

 

ディスプレイガーデンの紅葉は恐らく今月末くらいかな。今はアジサイ「アナベル」がいい感じに枯れかかっています。アナベルは冬に剪定しても次の年の花が沢山咲く種ですので、こうして最後の最後まで楽しめるのが魅力なのです。

 

レースのような繊細な細工に見とれます。これも侘び寂びの美に通じると思う。

レースの部分にスポットライトのようにちょうど朝日が当たっていて、それはそれは美しい。こんな瞬間に立ち会えるのも自分の庭だから。

これを美しいと思わない人もいらっしゃるでしょう。自分で育てたからこそ、枯れていく姿も愛おしいのかもしれません。確かにずぶ濡れの時はそう美しくもありませんが、いいお天気の日にタイミングよく見ると、感動するほどの繊細さがあると思っています。この奇跡のような瞬間を逃さないのは、庭を持つ醍醐味でもありますね。

つたない画像ですが、少しでも伝わればなぁ。

お金では買えない・・・というか、ただで手に入る四季折々の変化を、間近で愛でるという心の贅沢を!多くの方にそれを、庭のある暮らしで体験していただきたいと願っています。

 

 

落ち葉の活用法-コンポストのある暮らし 

今日から冷えてくるということで、まもなく紅葉がはじまる地域もあるでしょうね。ディアガーデンにも落葉樹を何本か植えているので楽しみです。

中でも毎年一番に紅葉するのはアオダモの木。9月下旬にはオレンジっぽく色づきはじめるという早さです。モミジのように真っ赤にはなりませんが渋い感じに色づくの。なかなか素敵です。

事務所の窓を開けていると、アオダモから「カサコソ」「カサコソ」という乾燥した感じの葉擦れの音が聞こえてきて、あぁ秋だなぁと思います。

 

今朝の前庭。アオダモの葉っぱはもう半分くらい落葉しました。

 

落ち葉も秋の風物詩。子供の頃歌った童謡「たき火」にあるような落ち葉焚きは、現代では禁止されている場所が多く、長閑な風景は見られなくなりました。

たくさん集まる落ち葉、今は厄介者のように扱われていますけれど、個人邸の小さな庭くらいなら、資源として活用できると思います。捨てるなんてもったいないです。私はコンポスト(堆肥づくり)に活用していますよ。

庭作りを生業としている以上、こういうことも身を持って体験した方がいいかな?と、軽い気持ちで始めたのですが、意外と便利だし、面白くもあり結構続いています。1本の木を味わい尽くしてます。

 

アオダモの葉っぱがたくさん落ちています。でも、こんな感じに、風がある程度まとめてくれますから。掃除もしやすいです。

 

久しぶりに掃いて、40Lのごみ袋半分程度集まりました。ひとまず入れてるだけで捨てません。ある程度たまったらコンポストの材料にします。

 

ディアガーデンのコンポストについては、以前ブログで書いたこともあったと思いますが、大きさは30cm×65cm×深さ30cmほどの小さな木箱でつくっています(下の画像参照ください)

 

ディアガーンのコンポスト。落ち葉を入れたばかり初期の状態です。普段は上にカバーをかけていて、底の部分は空気が通るようにしてあります。変な匂いは全くしません。敢えていうなら土のような?匂いです。

 

これは昨年のものですが、杉苔が入っていた木箱を再利用したもの。この中で、庭で採れた落ち葉と土・米ぬかをブレンドして使っています。常緑樹の落ち葉は分解に時間がかかりすぎるので入っていません。

ここに日々キッチンから出る果物や野菜のくず、茶殻、コーヒーかす、剪定ゴミなどをポイポイ放り込んでいきます。入れたらかき混ぜる。それを夏が終わる位までやると、フカフカの堆肥になります。これが花壇のマルチングにちょうどいいんですよ。

一年間、入れても入れても量が増えないのがね、頭ではわかっていますが、不思議だなーと思います。スイカの皮、細かくしたとはいえ結構なボリュームでしたが、いつの間にかどこかへ行っちまった。主に微生物のお陰ですが、彼らの姿は見えないだけに、まさにブラックホールだなぁ、なんて思います。

もう何年もこうしてコンポストを作っているので、だいぶ暮らしに馴染んできました。材料の分別を考えるようになり、無駄なく利用するようになりました。コンポストによって生ゴミが減ったことも嬉しいことです。

例えば柑橘系の分別↓

1.いただきものの文旦。2.ワタと袋(薄皮)は、コンポストに。種だけは捨てます。3.表面の皮は、お風呂に入れたり、このまま香りを楽しんだり。4.実。酸っぱくなくてジューシーで本当に美味しい♡朝食に添えていただきます。

 

コンポストの中にときどき大きなミミズを見ます。この子達は特に可愛がっていてね(^^*

このごろは、ペットを育てているような感覚でコンポストを育てています。でもペットほど手間がかかることはありません。乾燥していたら水をあげるとか、土をかけてやるとか。万が一匂ったら米ぬかを入れてやるとか。そんなところです。(因みに、米ぬかですが、精米機を管理している会社でいただいております。無料で取り放題なの)

これから落葉する葉で、来年に向けて、また新しいコンポストを作ります。あなた様のお庭にもおひとついかが?

 

 

NEW TOOL BAG 

施工現場やお客様のお宅へメンテナンスに行くとき、剪定鋏やスケール、ペン、手袋など、ちょっとした道具を持っていきます。

造園工事中の主な作業は職人さんにお任せしているので、私が道具を携帯する必要はないのですが、それでも最後の仕上げ時には一緒に作業します。下草を植えたり枝先を整えたりするので、鋏の他に移植ゴテが必要になります。

こういう道具類をひとつにまとめて持ち歩けるバッグ、ツールバックとか、シザーケースとかいうのものですけれど、自分に合うものはないかと、ずーっと探しています。

手を自由に動かしたいからウェストポーチのようなものがいい(エプロンは女性っぽくなるので避けたい)、いろんな道具をいっぱいガンガン突っ込めるもの、ハードな使い方をするため耐久性があるもの、汚れても手入れで綺麗になるもの、一日中下げてるから軽いもの、最後に私にとっては一番大事なことで着こなしのポイントになるようなカッコいいもの・・・などなど、注文の多いことったら!自分でも呆れます。

よく見かけるのは、剪定バサミ1,2本だけしか入らないものや、鋏じゃなくて工具関係を入れるガテン系バッグばっかりです。それか美容師さんが腰に下げてるシザーケースのちょっと大きいもの、ガーニングエプロン、どれも私の求めるツールバックではありません。仕方がないので、ある程度妥協して使っていたのですが、重みで片寄って身体からズレてきたり、すぐ破れたり、入らない道具をどこかに置いてきてしまったり、やっぱり全然使えないのです。

探すのに疲れて、ついには自分で作りました。それをもう3年以上使っています。工夫してポケットをたくさんつけましたが、マチがないため思った程入らない、素人の縫製なので道具の重みに耐えられない等、不満は色々あるものの、デザイン的には気に入ってたのよね。(ブログのプロフィール写真でも腰に下げています)

でもさすがにくたびれてきたなぁと思っていた時、とうとう理想に近いツールバックに出会いました。WORKS&LABOというブランドのポータブルツールバッグです。これは一応プロ仕様ということで、素材や使いやすさをトコトン追求され作られたものだそう。

 

新旧並べてみました。左:マブチオリジナルツールバッグ 右:WORKS&LABOポータブルツールバッグ

 

比べてみると、自作のツールバックより小さく見えますが、マチが5cmある分容量が大きいし、出入れしやすいです。最高級タンニンなめしの栃木レザー&国内縫製で職人さんが一つづつ丁寧に仕上げておられるとかで、結構なお値段するけれど、経年変化と耐久性には期待できそうです。

一番気に入っている点は、鋏と移植ゴテが余裕で納まるところ。コンパクトなバックだと移植ゴテが入らないものが多いんですよ。あと、内部ホルダーがフレキシブルに付け替えられるところも便利。鋏もガッチリ固定できるので安心して突っ込めます。

唯一デザイン的にアクセントになっている前面のベルト、ここには手袋を挟めそうで、良く考えられているなぁと思います。目印にDearGardenの名札を吊り下げてもいいかもね。

 

ロゴは裏の目立たないところに。本体とベルトをつなぐこの部分がしっかりしています。私が作ったバッグはこの部分が弱かったから、時々外れてしまうこともありました。

 

腰に下げて上から見るとこんな風。鋏2本とナイフ、ペン、移植ゴテ等を入れようと思う。内部ホルダーは全て取り外せるのでその人なりに使いこなせるようになっています。

 

カラバリは5色。定番のキャメル、チョコ、ブラックの他に珍しい赤やオリーブ色もあります。オリーブと迷ったけれど、お気に入りのイルセ・ヤコブセンのブーツがダークブラウンなので、合わせてチョコにしました。シンプルなユニセックスデザイン、素材の感じもいいのでどんな服にも合いそうです。

仕事のモチベーションが上がりそうなお気に入りがひとつ増えました。また現場に下げていきますので、細かく見たいなーと思われる方は是非お声掛けください。

 

私が腰につけるとこんな感じです。ポケットの高さぐらいに合わせると使いやすい。バッグの色はこのブーツと合わせたつもり。合ってる?

 

さて、このツールバッグを置いているのは昨日のブログでも紹介しました「LIFETIME」という農園芸用品専門店。WORKS&LABOはこのお店のオリジナルブランドだそうです。ウェブショップもあるので、ポチってする方が簡単なんですが、やっぱり重さとか付けてみた感じとかがわからないから、小筆のお稽古帰りに寄ってみました。

 

農園芸用品専門店「LIFETIME」さん。京都の北大路通沿い、大徳寺さんの真ん前にあります。グレーと水色の配色がいいですね。

 

こじんまりとした店内。人ひとり通れるだけの通路を残して沢山並べられています。輸入物メイン、オリジナルブランドもアリ。私などは見てるだけでもワクワクします。

 

駅に向かう帰り道、紫式部墓所の前を偶然通りました。京都って普通にこういうことがあるから面白いです。

最初はお墓だとは知らず、先にムラサキシキブの実が目についたのです。彼女と同じ名前の植物で、ちょうど今頃に紫の実を成らすので、わかりやすかったの。きれいだなぁと思い近づいて良く見ると、なんと紫式部墓所と書かれてあります。寺院の中ではなく、街中にひっそりとあったのが意外でした。

誰でも立ち入り可能なお墓でしたので、ご挨拶がてらお参りしてきました。今年は京都新聞で、京都弁訳版の源氏物語が連載中で、ずっと読んでいるところなんです。これまでも色々な方の訳で読んでいますけれど、自分の読む歳によって感じ方が随分と違うので、本当に飽きませんね。たぶん一生付かず離れず私の周りにある物語だと思います。

そんな思いを感謝と共に紫式部さんに伝えてまいりました。

 

紫式部のお墓には、やっぱりムラサキシキブが植えられていました。

 

北大路周辺までは足を延す機会がなかったので、LIFETIMEさんキッカケにまた散策してみようと思います。