雪と庭 

さ、さむーいですね。

日本各地大雪で、お困りの方、また予定通りにいかないこと多し。ここ近江八幡市もいつ降ってもおかしくないので、覚悟して準備していましたら、今朝いよいよ積もりはじめました。

 

朝起きたらもう積もってた!これは8時前位のテラスです。建物に遮られているのでまだ10cmも積もっていません。この程度が一番きれいに見えるんだけどなぁ。

 

昨年のドカ雪を経験したら(昨年の様子はコチラ)、もうね、ちょっとやそっと降ったからって動じませんよw これから2月いっぱいは、こんな日の繰り返し。雪ありきの暮らし、庭づくりです。

 

駐車場脇のフェンスを緑で彩ってくれるトクサ。雪が積もると倒れてしまうの。雪対策として前年末までに8~9割がた地際で刈るようにしています。

 

といっても、雪吊りや雪囲いをする程でもないし、除雪車が道路の雪をどけてくれることもない、なんとも中途半端な降り方なんですよ。

だからこそ、何もせずとも雪の重みに耐えられる樹木や耐寒性のある植物を選んで庭を作ります。日本原産の植物中心の庭づくりをすると、まぁ間違いない。雪が降る地域の雪対策は降る前に慌ててするものではありません。

針葉樹は自分で雪を落とすことができるので、夏のムレさえ対処できれば外来種も植えます。オーストラリアやアフリカ、地中海地方原産の植物は、移動可能な鉢植えが無難です。

そして、雪の止み間には庭に出て、植物の状態に合わせてひと手間かけてあげたいもの。苔は雪が乾燥除けのお布団になるのでそのままにしますが、他は軽く払ってあげるといいと思います。万が一折れて悔やむことにならないように。

ついでに小さな雪ウサギや雪だるまを作ったりね(^m^* 庭の景色をたった数時間で全く違うものに変えてくれる雪、その不思議さ、美しさも楽しまなければ。

 

南天で作った雪うさぎ。部屋から見えるところに置いておくのもご愛嬌。

 

枝の雪を払っているとき、こんなに寒いのに、来春にむけて芽をふくらませようとしているのがわかると思います。そんな姿を見ると、ちょっと救われる気がするの。冬来たりなば春遠からじ、です。

無事に冬を乗り越えましょうね。

 

 

初冬の庭 

今日は久しぶりに暖かく、絶好の庭仕事日和でした。

ディスプレイガーデンでは、長らく落葉低木や宿根草の枯れた姿を楽しんでいましたが、切り戻し作業しつつ、そろそろ大掃除を。

 

アジサイ「アナベル」を切り戻して、地際もキッチリ掃除してこざっぱりと。あー気持ちいい!

 

落ち葉はそのままマルチングとして残すという方法もあるかと思いますが、私はぜーんぶ取り除きます。そしてそれを堆肥の材料にして、マルチングは専用の腐葉土なり完熟堆肥なりを施すのが好きです。その方が土づくりにもなりますし、何より清潔感があります。リセット出来た感じがして、一年を締めくくったなぁと変な充実感があるのですw

この落ち葉を取り除く作業、手でやらないと奥まで完全に取りきれないので結構大変です。でも、モクモクとやっています。まだシロヤマブキやドウダンツツジなどが葉を残しているため、大掃除は来月にもう一回やらねばなりません。

いくら掃除しても、風情もない程までに完璧に取り除いても、吹きさらしの外なので、またすぐどこからか風情が飛んできます(T_T)アア・・・

切りがないって思いますよね。

だけど掃除とは、一瞬でもキッチリきれいにすること、と思います。これはお客様のお庭をお掃除するときも同じ。時間の限り掃いてます。山ではない、庭なのだから、放っておいて綺麗などありえませんね。

 

前庭は冬も寂しくならないように常緑植物を多めに植えています。これからの時期、オキザリスがグランドカバーになります。杉苔やヤブコウジなども冬の緑として大活躍。

 

掃除や手入れを頑張ったら・・・頑張ったからこそ、冬ならではの庭の愛で方を。

冬は庭の「骨格の美しさ」を愛でたい。骨格とは、フォルムとか素材そのものとか、庭を構成するものたち。刈り込んだ常緑樹やなだらかな築山のフォルム、落葉樹の繊細な枝先、石積みの質感・・・、冬はそれらが際立って見えます。何もない土の「余白」としての美しさも、他の季節にはないものです。花もない、生き生きとした緑も少ない、だから見るものがないわけではありません。何でもそうですが、今目の前にあるものの中に、良さを見出す目を持ちたいものです。

骨格が美しければ、クリスマスとか、何か飾りものをしても映えますよね。骨格が美しければ、花が咲いたら、それはもう・・・ですよね。

冬の間、骨格という視点でご自分の庭を観察するのも面白いことではないでしょうか?

 

 

カランコエのこと  

晩秋の美しい時間、朝夕の光の素晴らしいこと…。ふとした日常の景色に見とれてしまいます。

 

夕暮れ時の八幡掘。ちょうど桜の紅葉時期です。夕日が一本の桜を照らしていました。

移動の道すがら、少し余裕を持って出掛けると、そんな景色に出会ったとき、ほんの僅かな時間でもとどまることが出来ます。美しい瞬間をひとり静かに心に刻みながら・・・写真を撮る♪

もう帰らない時間を記録するため。勝手におススメするのですが、ブログの読者様にもお見せしたいし。

桜は花も見事ですが、紅葉もまた素晴らしい。日当たりの良い場所ですと真っ赤になります。真っ赤な葉に更に赤い夕日が当たると、それはそれはもう!

さて冷え込みも増してきましたので、そろそろ耐寒性のない植物たちを取り込む時期です。ディアガーデンでも観葉植物やカランコエなどを室内へ移動させました。

 

夏の間、軒下に置いておいたカランコエ。自由気ままに育っていました。この枝の暴れっぷりには感心してしまいます。また来年剪定しよう。

3年ほど前でしたか、買った時のこじんまりとまとまった姿はもうありません。解き放ったかのように枝を伸ばし暴れています。その野放図な枝ぶりが面白いと思える私仕様のカランコエです。

それでも時々は切り戻して、枝を水に差しておくとね、簡単に発根するの。ガーデナーの性(さが)でしょうか?それを見るとやっぱり植えずにはいられません。

 

切り枝を浅いボウルに差しておく。こうして飾っているうちいつの間にか発根しています。

発根したものを植えて、3,4ヶ月程経った鉢です。日中陽当りのよい&夜暗くなる場所で管理すると花芽がつきます。今冬咲くかな?

このカランコエは白い花が咲きます。緑と白のコントラストがスッキリとしていて私好み♡

株分けや挿し木(挿し芽)は、時期とコツを押さえればとても簡単。関心を持って見ていることも大事で、これはどんな植物、いえ、生き物にも共通することですね。そんなわけで気が付けばどんどん増殖しています。厳密には増殖させているんだけど。

冬になると外は寂しくなりますが、室内は温室のようなディアガーデンの事務所です。

 

 

植物の冬支度 

今日はハロウィン・・・と言っても、特別なことはしません。

クリスマスのような美しさがあるのならまだしも。小さな子供さんのいるご家庭ならともかく。仮装パーティーも内輪でやるなら全く問題なくて・・・。ただ、盛り上がるのなら何でもやっちゃえ的なノリを見ると引いてしまう。日本ってなんでこうなっちゃうんだろ?

 

面白いかぼちゃをいただいたので、フェイクのクモを添えてみた。ウチの中でここだけ唯一収穫祭的な方のハロウィンです。自分で置いたくせに、この良く出来たクモにいちいちビックリしてるw

クモは何かでもらったものだったか?よく出来ているのでとっておいたのですが、ハロウィンくらいしか使い道が思い浮かばず。このかぼちゃは「ひょうたんかぼちゃ」と言うらしい。あっさりしたお味です。冬至じゃないですが、我が家でハロウィンはかぼちゃを食べる日かな(^^;

栄養たっぷりのかぼちゃをいただいて身体を養おう。

 

ひょうたんのカタチを見せたいので半分に割ってグラタンにしてみました。でもさすがに多すぎて全部は食べられませんでした。残りは今晩ポタージュスープにでもするか。

さて、ハロウィンが終わると11月。本当ならカラッとした穏やかな陽気を楽しめるはずの10月が、ただただ雨で終わってしまいました。雨の日を静かに過ごすのも好きですが、お出掛けには晴れを期待しますよね。さすがにもう台風は来ないと思うので、今から目いっぱい楽しみたいです。

今朝、久しぶりに庭へ出ました。これまで、たまに晴れた日も出掛けていたので、ゆっくり眺めるのは2週間ぶりくらいじゃないかな。少しづつ紅葉黄葉し始めています。落葉する植物たちにとって今は、冬眠に向けての総仕上げというところでしょうか。

 

今朝のディスプレイガーデン。テラスに植えたアジサイ「アナベル」の様子。葉が黄色くなり始めていて、花はドライフラワーになってます。

木は何故冬支度をするんだろう?なぜ紅葉して落葉させる必要があるがあるんだろう?当たり前のようですが、考えてみたことがありますか?

掻い摘んで書きますと、

理由の一つには水分にあります。冬に水が凍ってしまうと、体内にある通り道が凍った水道管のように破裂してしまうため、光合成を一時ストップする必要があるのです。多くの木は夏頃から活動を弱めて、体内の水分を減らそうとするそうです。そして、葉っぱに蓄えられた養分を分解して、幹や根に移動させ、ここで来春に向けて貯蔵して、休眠に入ります。必要なくなった葉っぱは、分離層を作ってあとは風に吹き飛ばしてもらうだけです。身体に残しておいても積雪や強風をまともに受けると、折れたり倒れてしまう可能性があるので、捨てちゃうってわけ。

針葉樹や常緑樹はまた身体の仕組みがぜんぜん違って、不凍液の役目を果たす物質を持っていたり、水分を奪われないよう葉っぱにワックス層もあります。それに安定感があり雪を落としやすい真っ直ぐな幹です。カラマツは針葉樹でも落葉する珍しい木で、それが何故なのかはわかりません。

それぞれの冬越しパターンがあるんですね。因みにどちらが進化系かというと落葉樹の方なんですって。これから紅葉を見に行かれたら、こんな話を思い出してみるのも一興かと(^m^*

 

ディスプレイガーデンの紅葉は恐らく今月末くらいかな。今はアジサイ「アナベル」がいい感じに枯れかかっています。アナベルは冬に剪定しても次の年の花が沢山咲く種ですので、こうして最後の最後まで楽しめるのが魅力なのです。

 

レースのような繊細な細工に見とれます。これも侘び寂びの美に通じると思う。

レースの部分にスポットライトのようにちょうど朝日が当たっていて、それはそれは美しい。こんな瞬間に立ち会えるのも自分の庭だから。

これを美しいと思わない人もいらっしゃるでしょう。自分で育てたからこそ、枯れていく姿も愛おしいのかもしれません。確かにずぶ濡れの時はそう美しくもありませんが、いいお天気の日にタイミングよく見ると、感動するほどの繊細さがあると思っています。この奇跡のような瞬間を逃さないのは、庭を持つ醍醐味でもありますね。

つたない画像ですが、少しでも伝わればなぁ。

お金では買えない・・・というか、ただで手に入る四季折々の変化を、間近で愛でるという心の贅沢を!多くの方にそれを、庭のある暮らしで体験していただきたいと願っています。

 

 

落ち葉の活用法-コンポストのある暮らし 

今日から冷えてくるということで、まもなく紅葉がはじまる地域もあるでしょうね。ディアガーデンにも落葉樹を何本か植えているので楽しみです。

中でも毎年一番に紅葉するのはアオダモの木。9月下旬にはオレンジっぽく色づきはじめるという早さです。モミジのように真っ赤にはなりませんが渋い感じに色づくの。なかなか素敵です。

事務所の窓を開けていると、アオダモから「カサコソ」「カサコソ」という乾燥した感じの葉擦れの音が聞こえてきて、あぁ秋だなぁと思います。

 

今朝の前庭。アオダモの葉っぱはもう半分くらい落葉しました。

 

落ち葉も秋の風物詩。子供の頃歌った童謡「たき火」にあるような落ち葉焚きは、現代では禁止されている場所が多く、長閑な風景は見られなくなりました。

たくさん集まる落ち葉、今は厄介者のように扱われていますけれど、個人邸の小さな庭くらいなら、資源として活用できると思います。捨てるなんてもったいないです。私はコンポスト(堆肥づくり)に活用していますよ。

庭作りを生業としている以上、こういうことも身を持って体験した方がいいかな?と、軽い気持ちで始めたのですが、意外と便利だし、面白くもあり結構続いています。1本の木を味わい尽くしてます。

 

アオダモの葉っぱがたくさん落ちています。でも、こんな感じに、風がある程度まとめてくれますから。掃除もしやすいです。

 

久しぶりに掃いて、40Lのごみ袋半分程度集まりました。ひとまず入れてるだけで捨てません。ある程度たまったらコンポストの材料にします。

 

ディアガーデンのコンポストについては、以前ブログで書いたこともあったと思いますが、大きさは30cm×65cm×深さ30cmほどの小さな木箱でつくっています(下の画像参照ください)

 

ディアガーンのコンポスト。落ち葉を入れたばかり初期の状態です。普段は上にカバーをかけていて、底の部分は空気が通るようにしてあります。変な匂いは全くしません。敢えていうなら土のような?匂いです。

 

これは昨年のものですが、杉苔が入っていた木箱を再利用したもの。この中で、庭で採れた落ち葉と土・米ぬかをブレンドして使っています。常緑樹の落ち葉は分解に時間がかかりすぎるので入っていません。

ここに日々キッチンから出る果物や野菜のくず、茶殻、コーヒーかす、剪定ゴミなどをポイポイ放り込んでいきます。入れたらかき混ぜる。それを夏が終わる位までやると、フカフカの堆肥になります。これが花壇のマルチングにちょうどいいんですよ。

一年間、入れても入れても量が増えないのがね、頭ではわかっていますが、不思議だなーと思います。スイカの皮、細かくしたとはいえ結構なボリュームでしたが、いつの間にかどこかへ行っちまった。主に微生物のお陰ですが、彼らの姿は見えないだけに、まさにブラックホールだなぁ、なんて思います。

もう何年もこうしてコンポストを作っているので、だいぶ暮らしに馴染んできました。材料の分別を考えるようになり、無駄なく利用するようになりました。コンポストによって生ゴミが減ったことも嬉しいことです。

例えば柑橘系の分別↓

1.いただきものの文旦。2.ワタと袋(薄皮)は、コンポストに。種だけは捨てます。3.表面の皮は、お風呂に入れたり、このまま香りを楽しんだり。4.実。酸っぱくなくてジューシーで本当に美味しい♡朝食に添えていただきます。

 

コンポストの中にときどき大きなミミズを見ます。この子達は特に可愛がっていてね(^^*

このごろは、ペットを育てているような感覚でコンポストを育てています。でもペットほど手間がかかることはありません。乾燥していたら水をあげるとか、土をかけてやるとか。万が一匂ったら米ぬかを入れてやるとか。そんなところです。(因みに、米ぬかですが、精米機を管理している会社でいただいております。無料で取り放題なの)

これから落葉する葉で、来年に向けて、また新しいコンポストを作ります。あなた様のお庭にもおひとついかが?

 

 

NEW TOOL BAG 

施工現場やお客様のお宅へメンテナンスに行くとき、剪定鋏やスケール、ペン、手袋など、ちょっとした道具を持っていきます。

造園工事中の主な作業は職人さんにお任せしているので、私が道具を携帯する必要はないのですが、それでも最後の仕上げ時には一緒に作業します。下草を植えたり枝先を整えたりするので、鋏の他に移植ゴテが必要になります。

こういう道具類をひとつにまとめて持ち歩けるバッグ、ツールバックとか、シザーケースとかいうのものですけれど、自分に合うものはないかと、ずーっと探しています。

手を自由に動かしたいからウェストポーチのようなものがいい(エプロンは女性っぽくなるので避けたい)、いろんな道具をいっぱいガンガン突っ込めるもの、ハードな使い方をするため耐久性があるもの、汚れても手入れで綺麗になるもの、一日中下げてるから軽いもの、最後に私にとっては一番大事なことで着こなしのポイントになるようなカッコいいもの・・・などなど、注文の多いことったら!自分でも呆れます。

よく見かけるのは、剪定バサミ1,2本だけしか入らないものや、鋏じゃなくて工具関係を入れるガテン系バッグばっかりです。それか美容師さんが腰に下げてるシザーケースのちょっと大きいもの、ガーニングエプロン、どれも私の求めるツールバックではありません。仕方がないので、ある程度妥協して使っていたのですが、重みで片寄って身体からズレてきたり、すぐ破れたり、入らない道具をどこかに置いてきてしまったり、やっぱり全然使えないのです。

探すのに疲れて、ついには自分で作りました。それをもう3年以上使っています。工夫してポケットをたくさんつけましたが、マチがないため思った程入らない、素人の縫製なので道具の重みに耐えられない等、不満は色々あるものの、デザイン的には気に入ってたのよね。(ブログのプロフィール写真でも腰に下げています)

でもさすがにくたびれてきたなぁと思っていた時、とうとう理想に近いツールバックに出会いました。WORKS&LABOというブランドのポータブルツールバッグです。これは一応プロ仕様ということで、素材や使いやすさをトコトン追求され作られたものだそう。

 

新旧並べてみました。左:マブチオリジナルツールバッグ 右:WORKS&LABOポータブルツールバッグ

 

比べてみると、自作のツールバックより小さく見えますが、マチが5cmある分容量が大きいし、出入れしやすいです。最高級タンニンなめしの栃木レザー&国内縫製で職人さんが一つづつ丁寧に仕上げておられるとかで、結構なお値段するけれど、経年変化と耐久性には期待できそうです。

一番気に入っている点は、鋏と移植ゴテが余裕で納まるところ。コンパクトなバックだと移植ゴテが入らないものが多いんですよ。あと、内部ホルダーがフレキシブルに付け替えられるところも便利。鋏もガッチリ固定できるので安心して突っ込めます。

唯一デザイン的にアクセントになっている前面のベルト、ここには手袋を挟めそうで、良く考えられているなぁと思います。目印にDearGardenの名札を吊り下げてもいいかもね。

 

ロゴは裏の目立たないところに。本体とベルトをつなぐこの部分がしっかりしています。私が作ったバッグはこの部分が弱かったから、時々外れてしまうこともありました。

 

腰に下げて上から見るとこんな風。鋏2本とナイフ、ペン、移植ゴテ等を入れようと思う。内部ホルダーは全て取り外せるのでその人なりに使いこなせるようになっています。

 

カラバリは5色。定番のキャメル、チョコ、ブラックの他に珍しい赤やオリーブ色もあります。オリーブと迷ったけれど、お気に入りのイルセ・ヤコブセンのブーツがダークブラウンなので、合わせてチョコにしました。シンプルなユニセックスデザイン、素材の感じもいいのでどんな服にも合いそうです。

仕事のモチベーションが上がりそうなお気に入りがひとつ増えました。また現場に下げていきますので、細かく見たいなーと思われる方は是非お声掛けください。

 

私が腰につけるとこんな感じです。ポケットの高さぐらいに合わせると使いやすい。バッグの色はこのブーツと合わせたつもり。合ってる?

 

さて、このツールバッグを置いているのは昨日のブログでも紹介しました「LIFETIME」という農園芸用品専門店。WORKS&LABOはこのお店のオリジナルブランドだそうです。ウェブショップもあるので、ポチってする方が簡単なんですが、やっぱり重さとか付けてみた感じとかがわからないから、小筆のお稽古帰りに寄ってみました。

 

農園芸用品専門店「LIFETIME」さん。京都の北大路通沿い、大徳寺さんの真ん前にあります。グレーと水色の配色がいいですね。

 

こじんまりとした店内。人ひとり通れるだけの通路を残して沢山並べられています。輸入物メイン、オリジナルブランドもアリ。私などは見てるだけでもワクワクします。

 

駅に向かう帰り道、紫式部墓所の前を偶然通りました。京都って普通にこういうことがあるから面白いです。

最初はお墓だとは知らず、先にムラサキシキブの実が目についたのです。彼女と同じ名前の植物で、ちょうど今頃に紫の実を成らすので、わかりやすかったの。きれいだなぁと思い近づいて良く見ると、なんと紫式部墓所と書かれてあります。寺院の中ではなく、街中にひっそりとあったのが意外でした。

誰でも立ち入り可能なお墓でしたので、ご挨拶がてらお参りしてきました。今年は京都新聞で、京都弁訳版の源氏物語が連載中で、ずっと読んでいるところなんです。これまでも色々な方の訳で読んでいますけれど、自分の読む歳によって感じ方が随分と違うので、本当に飽きませんね。たぶん一生付かず離れず私の周りにある物語だと思います。

そんな思いを感謝と共に紫式部さんに伝えてまいりました。

 

紫式部のお墓には、やっぱりムラサキシキブが植えられていました。

 

北大路周辺までは足を延す機会がなかったので、LIFETIMEさんキッカケにまた散策してみようと思います。

 

 

相棒HAWSのジョウロ復活  

ディアガーデン創業当初から大切に使っているHAWS(ホーズ)社のジョウロ。ディスプレイガーデンや寄せ植えの現場などで使っていますが、もう13年以上になりますか・・・。苦楽を共にしてきたと言ったら大げさかな?相棒的道具のひとつです。

HAWS社は1885年創業、英国ロンドンの老舗メーカーです。満水時でも半分しか水か入っていなくてもバランスよく散水できるのが特徴で、世界中のガーデナーに愛用されているジョウロなのです。

デザインや大きさ、素材は色々ありますけれど、私は「ロングリーチカン5L(グリーン)」タイプを愛用しています。プラスチック製で軽くて扱いやすいし、このくらいだと満水でも苦労せず持てます。柄が細長いので茂みの奥の方まで散水しやすい、庭に出しておいても邪魔にならないカラー、色々な点でオススメの品です。

 

13年以上愛用しているHAWSのジョウロ。小傷はありますが、水漏れはありません。傍にあるのはセトクレセア(紫御殿ともいう)の鉢。ツユクサの仲間で葉色の美しさを愛でる植物。育てやすいです。

 

とても気に入っているのですが、困っていることがひとつ。それは付け替え可能な部品「シャワーヘッド」と「水差しヘッド」を無くしてしまい、HAWSの代名詞でもある絹糸のような散水や、ピンポイント散水が出来なくなってしまったことです。

水差しヘッドの方は、忘れもしない!2004年の国際バラとガーデニングショウで作庭した折に無くしたんですよね。めっちゃ探しましたが、会場がドーム球場だったので、到底見つかるはずもなく。買ってすぐだったのでショックが大きく覚えているんです。

以来、こんな感じで↓使っています。

 

先っぽに付ける部品がないと、水の着地点が安定しないため、気を抜くとあらぬ方向にかかってしまう。大量に撒くときはいいのですが。根にかけようとすると土がはねて床を汚すことも。自分なりに加減して何とか使いこなしてます。

 

無くして以来、店頭でHAWSのジョウロを見かける度に「ヘッドだけ売ってもらえませんか?」と聞いてみました。でもいつも答えは同じ。「セットものですから無理です」「別売りはありません」でした。インターネットでも検索してみましたが見つけられませんでした。

自分が相当おっちょこちょいなのはわかってます。わかってますけど、私みたいなヒト、やっぱり居ると思うんですよ。そんな方に是非教えてあげたい!

だって、とうとう、ついに、ようやく、ゲットしたんですもの!!!!!

 

コレコレ!部品が手に入りましたーーーっ!!

 

見つけたのは京都市北区にある農園芸道具店「LIFETIME(ライフタイム)」さんで。お店に伺った目的は別にあったのですが、HAWSのジョウロが置いてあったので、いつもの調子で「この先っちょに付ける部品だけありませんかね?」って、たぶん無いって言われるだろうなぁ、って思いつつも聞いてみました。

そしたらナント!「ありますよ」って。

なぬーーーーっ!?

あれですよ、キムタクのドラマHEROの名シーン。行きつけのバーで「こんなのあります?」って聞いたら、田中要次さん演じるマスターが「あるよー。」って出してくれるあのシーンみたいな感じ。ホントまさにあの感じで、レジカウンターの奥の棚からシャワーヘッドと水差しヘッドが出てきたんですwww。

聞いといて何ですけれど、めっちゃビックリしました。「コレどこにも売ってないんですよ。やっと買えました~」って言うと、店主さんが「あーそうですか。ネットショップにも出さなあかんなーって思てたんですけどね・・・」って、ぼそっと言われてました。なので、近いうちにネットでも買えるかもしれません。今はグリーンだけ数個あるとのことです。

 

根の部分を狙って水遣りできます。あらぬ方向に水を撒き散らすこともありません。ワーイ

 

うまく撮れないけれど、シャワーヘッドだとこんな風に絹糸のような?散水(左)対象物によってヘッドの向きを変えます(右)葉水をあげたり、種撒き後に苗床を均一に湿らせたいとき等に使っています。

 

部品は本体に差す部分があります。これは便利なんですが、勝手に外れてどっかいっちゃう原因にもなっています。特に小さい方が心配。今度こそ無くさないように気を付けないと!

 

ベランダが定位置なため鉢植えの水遣りに便利な水差しヘッドを常設。シャワーヘッドは待機、のパターンにしておきます。これからもよろしく頼むね、相棒!

 

仕事で使う道具関係は、使いやすさとデザインをよくよく吟味して買うようにしています。男性が多い業界だから、どちらかというと機能性や耐久性重視のガテン系道具が多いのですが、それですと重すぎたり素っ気ないデザインのものになりがちです。とはいえ、女性用にデザインされたものですと、変な花柄やパステルカラー調の甘すぎるものが多く、なんかフワフワしちゃっててピンときません。

軽くて(←私的に結構重要ポイント)丈夫、シンプルなデザインと機能性、それでいて庭の風景に馴染むような、作業姿がスマートに見えるとか、仕事のモチベーションが上がるとか、そういう道具を選んでいます。雰囲気も大切だと思っています。やっぱりカッコいい現場にしたいじゃないですか。ちょっとしたことですが、これもディアガーデンスタイルです。

お気に入りが増えていく中で、道具への愛着が深まり、自然と付き合いが長くなります。そして傷さえも愛おしくなり風格もついてきて、ますます愛着が・・・。

LIFETIMEさんのお蔭で相棒が完全復活しました。長く使い続けられる品をセレクトされているお店だけに、こういう部品も置かれているのかもね。本当にありがたかったです。

次回は本題というか、お店に伺った目的の品について。またひとつお気に入りの道具が増えました。

 

 

台風を乗り越えて 

台風18号襲来であいにくの三連休でした。各地に大きな爪痕を残して去っていきましたが、皆様の地域ではいかがでしたか?お庭の植物は無事でしょうか?

ディアガーデンの前庭でちょうどこれから見頃となる秋明菊。草丈は1m以上ありますので、風で倒されないように一つに結わえて、最寄りの構造物や木に固定しておきました。あんまり倒れる印象はない花ですが、念のため。簡単な養生でも効果があります。

 

今朝の前庭の様子です。秋明菊、わかるかな?画像の中心で、すっと伸びた茎に白い花が咲いているのがそうです。ヤブランの紫もきれいです。

 

木々たちは植えてもう10年になりますから、根もしっかり張っているため支柱もとっちゃってますけれど、普段からキチンと透かし剪定をしておりますので、風を受け流してくれ無事でした。

大切にしている庭を守るためには、普段のお手入れや、整理整頓、掃除が意外と大事だったりします。台風の前は、他にもやることがたくさんあると思うので、慌てずに済むという点でもね。

 

今年も白い清楚な花が咲きました。

 

秋明菊は根が荒く移植は少々難しいのですが、居ついてしまえばどんどん増えます。ディアガーデンでは雑草化している位で、変なところからしょっちゅう芽を出すの。見つけ次第抜いています。日当たりが今一つな場所だから、この程度で納まっているのかもしれません。

さほど手をかけていないけれど、暑かった夏や台風を無事乗り越えて、こうして咲いてくれたのはやっぱり嬉しい。植物は時期が来たら咲くのが当たり前のようですが、昨今のような気候ですと、来年また同じように咲くとも限りません。

そう思えばやはり、その時その時の状態を見極めて出来ることをやっておかねば、と思います。

何事も、普段が大事、今が大事、ですね。

 

 

青の慰め 

蒸し暑い日が続きます。ここ数日はとても寝苦しく、熟睡できなくて気だるい・・・。皆様、体調はいかがでしょうか?

今日は目に優しくて、涼やかな気分になる植物を、ディスプレイガーデンがらお届けします♡ ブログでは香りがお届けできないので、やはり視覚的にというと色。とりわけ青や紫系、白などでしょうか。

青は大好きな花色ではありますが、庭ではどうも沈んで見えます。遠目でみると葉の緑に負けてしまって、咲いているのかどうかもわかりにくい色。日陰が多いディスプレイガーデンでは、特に扱いにくく、あまり植えていません。好きな花をただ植えてしまっては、デザインとしては成立しない。そのへんは、プロとしての自覚が勝ちますし、ディスプレイしている以上は、気をつけています。

それでもバランスを考えて少しだけね。蒸し蒸しするころに咲いていると、目が休まるというか。ホッとするのね。色が身体を助けてくれる、特に植物の色はそんなパワーがあると思っています。

 

秋色アジサイ「マジカルコーラル」年によって、空色っぽくなったり、青紫になったり。アジサイはグラデーションにも見とれちゃう。真ん中の小さい花が(これが本当の花ですが)とびきり可愛らしい青です。

 

植え付けて2年目の瑠璃柳。初めて咲いてくれた。茄子のような花ですね。優しいブルーグレーの葉も涼しげで大好き。丈夫だけれど、根が粗いので移植が難しかったの。実家の花壇から株分けしてもらって、2回目でやっと根付いてくれました。なので3年越し!悲願の花ですo(^▽^)o

 

斑入りの紫式部。とてもお洒落な低木だと思って、事務所の階段の脇に植えました。若い茎が紫ってところも気に入っています。斑入りは黄色もあるけれど、白の方が涼しそう。(黄色はぱぁっと明るくなります)

 

色といえば、

日本の伝統色の色名の中には、植物由来の名前が多く含まれています。例えば青系ですと、代表的な「藍色」の他に「桔梗色」「露草色」「藤色」「菫色」など。聞きなれない名前だと「葡萄染(えびぞめ)色」なんてのも。葡萄葛(えびかずら)の熟した実のような色で、紫草の根を用いて染められました。平安時代に宮廷の女官に好まれたらしい。ピンク色に寄った紫で、華やかな印象の色です。

調べてみると結構面白い(*^m^) 葡萄染色は、書いてこそわかりますが、えびぞめなんて聞くとピンときません。でも、桔梗色や露草色などは想像できます・・・よね?ね?

先人達がこうして植物を通して色の感覚を伝えたということは、それほど植物を身近に感じていた、植物が生活の中に当たり前にあったということでしょう。もし露草色がわからない方がおられたら、畦のないところで暮らしておられたか、咲いていても足元の雑草など見えていなかったのかも?露草という名前自体をご存知ないとか?

私はそれを知っていますが、他の大事な事がたぶんポカーッと抜けています。露草の青を知らなくても何てことはありません。ですが、少し生き急いでやしませんか?植物の中であのような青は、透き通った明るい青は、珍しいと思うの。ちょうど夏の花です。きれいだから、是非知っていただきたいなぁ。

 

 

のほほん化してる件 

近頃は図面作成に没頭していて、ブログを書こうとするのですが、最後まで仕上げられずに中途半端なネタが溜まっていく・・・(>_<) 今日も一応書きかけて、そのうち「えいやッー!」でUPしそうですが、どうかお付き合いくださいませ。

アジサイがいい感じで撮れました。いまが旬なので早くお見せしたいと思いまして。

梅雨に入りましたが雨の降らない日が続くと、忙しくとも朝の水遣りは欠かせません。ホースを引き回してバタバタと始めるのですが、植物の顔を見つつ水をかけていると、そのうち気持ちが穏やかになるのがわかります。掃き掃除や草引きなどもしつつ、全てやると30分位はかかってしまうのですが、水を打った涼しげな庭を見ると「きれーい♡」。顔も緩んで眉間のシワも伸びるというものです。まいにち朝日をキチンと浴びて、体内時計をリセット出来るのも、庭のお陰だなぁ~なんて。

・・・で、「はっ!こんなところで、のほほんとしている場合ではない!」と我にかえるのです。恐るべし植物の調整機能。テンパっている人をいとも簡単にリラックスさせてしまうとは。

 

テラスの花壇に植えているアジサイ「アナベル」

 

綿帽子のようなアナベルの花。西洋アジサイですが茎は細く花もふんわりとして。見ているだけで「はぁ♡なんてキレイなの」とデレデレ。

 

山アジサイ「クレナイ」。額の部分が珍しく赤くなることから名付けられました。今は白からピンクに変化。最終的には真っ赤になります。

 

紅に染まった様子。赤いアジサイは珍しいでしょう?

 

うーん。見た目も性格も、年々「のほほーん化」してきたのは、日々植物にどっぷりハマっているのが原因ではないか?!

昔は「しっかりしてそう」と言われた時期もあったのですが。いや違うか。「一見しっかりしてそうだけど、なんかヌケてる」でした。

中途半端ですが、これでオワリヽ(´ー`)ノマタネ