時間を止める散歩

2月最初の朝は、この時期らしく小雪が舞っていました。

寒いけれど外に出て、冷たい空気を肺の隅々にまで入れ込み、それから全身に回すようにして、何度も深呼吸をします。身体の中が浄化されるようで気持ちいい。

仕事上自然や植物と多く接する関係で、忙しければ忙しい程、外に出る機会が増えます。なので、冬は確かに最初は辛いけれど、動いてさえいれば大丈夫。冷えた空気がかえって心地よくなってくるの。

 

昨日は材料探しの途中で、ちょこっと琵琶湖畔を散歩しました。ディアガーデンから車ですぐですから、まぁ日常の見慣れた場所なんですけど、パワースポットです。時々ゆっくり眺めたり歩いてたりしています。

1月は忙しすぎたから、時間を意識的に止める意味もあって。自然の中での内観は、また違った気づきがあります。

 

冬の琵琶湖畔。静かな砂浜でゆっくり散歩。

 

寒いから誰もいない(^^; こんな日に散歩するのは物好きね。

風の音、小さな波の音、鳰の声、それくらいしか聞こえなくて。鉛色の空と水面が、いかにも侘び寂びの世界です。こんな色合いも覚えておこう。今の自分の気持ち、どう感じたか覚えておこう。

 

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1月は例年ならあっという間に終わる感覚があったのですが、今年は長く感じました。ブログには書けないまでも、日々色々なことがあり、挑戦があり、いろんな思いがあり。キィーッってなりながらも楽しくて、そして疲れる。

なので、ブレイクする意味の散歩。お蔭で落ち着きました。

人は無意識に自然を求めるバイオフィリアという性質があるそうです。5分~20分程度でよいので緑が多くある場所(公園や神社)などで散歩をすると、ストレスが軽減されるだけでなく、死亡リスクが30%減少するといいます。是非覚えておいてくださいね。

 

さぁ、2月になったし、また走り出そう。

 

 

お正月の室礼2019

三が日は終わりましたが、松の内ということで、今回は私のブログではお馴染みの「お正月の室礼」記録です。

日本には年中行事という素晴らしい風習があり、私はそれをとても大切にして暮らしているの。室礼とは年中行事の心をかたちにしたものです。

はじめは両親がしていたことや誰かの真似をしながら行っていました。そうして、型の不思議、どうしてその植物を飾るのだろう?といった、素朴な疑問を解いていくうち、神仏や祖先、自然、地域、家族とのつながりや命の有難さをしみじみ感じることが出来ました。

行事を通して、自分が生かされているという実感も得られました。だから変に孤独を感じてひねくれることもないし、日々周りへの感謝の気持ちが増すように思います。年中行事で感謝という気持ちが湧いたのは思いがけないことでしたが、実際そうなのです。生活にハレとケのメリハリが付き、分不相応な暮らしはいたしません。

今年も出来る限り、ですが、丁寧に行ってまいりたいと思います。

ブログで紹介する意味は、やはり多くの方に薦めたい気持ちと、年中行事で使う植物が、実は庭づくりにオススメの植物が多いものですから。日本に昔から生えている植物=風土に合っている植物なので、手間をかけずに育てられます。育てると年中行事のために、わざわざ買ってくるのではなく、庭から気軽に手折って使うことが出来ますしね。植物と年中行事は深い関係なのです。

 

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さて、お正月の室礼。

これは主に歳神様をお迎えするためのものです。玄関に飾る注連縄や松の飾り、鏡餅、お節、・・・それぞれに役目があるのですね。人の為ではない神様の為、と知ると、やはり心の込め方が変わってきます。

以下、我が家の室礼を一部をご紹介いたします。

 

2019年のお飾りは大王松。清らかな白の水引を添えて。シルバーのドアに合わせて、大抵モダンな感じに整えています。

 

玄関の室礼。今年は白っぽいお飾りに合わせて、餅花も白一色、お花も白で整えました。餅花は五穀豊穣を願う飾りです。

 

竹の器に白い蘭とグリーンの実、レモンリーフ、日陰蔓、庭で咲いている椿を活け、新春の清々しい雰囲気を表現してみました。縁起物の亥の置物も添えて。これは頂き物で、とっても気に入ってます。ありがたく飾りました。

 

ダイニングの盛り花は蘭「バンダ」の紫が主役。日陰蔓で間を埋めてみました。うっかりいつもの調子で地味な花色ばかり選んでしまったので、金や水引、扇など飾りお正月っぽく。

 

生け花の脇役で使った日陰蔓は、古事記や万葉集にも登場する植物です。

関西のお正月飾り「掛け蓬莱」によく使われ、その長く這いつたう様は長寿の象徴です。掛け蓬莱にする程長い大物となると、入手困難ですが、いつか飾ってみたい植物です。

入手困難といえば、餅花づくりに使う柳の枝も、たくさんはありませんでした。花屋の店主いわく、昨年夏の台風の影響で柳の木に損傷が多く、細い良い枝が採れなかったそうです。今年は災害がないといいのだけれど。年末はどれにしようか迷う程、たくさんあるといいなって願います。

 

事務所の室礼その1。獅子柚子(鬼柚子ともいう)の飾り。柚子は柑橘類、キツ=吉に繋がり、柚子もこれだけ大きいと大吉ということでお目出度い。そんな「言葉の盛り物」です。

 

事務所の室礼その2。打ち出の小槌、紅白で目出度さを表現してみました。小さな壷は大好きな和田麻由美さん作。

 

今年もディスプレイガーデンで育てている、数寄屋侘助椿、南天、千両、葉蘭などが、室礼やお節に大活躍してくれました。

歳神様にあやかって、縁起の良い品、縁起の良い言霊があちこちに。いつもと違うハレの雰囲気に身も心もあらたまります。こんなふうに緑いっぱい華やかな花々と共に、平和に新年を迎えられたことに感謝です。

 

 

平成最後のお正月

お正月の三が日、いかが過ごされましたか?

平成最後のお正月、ですが、私は例年通り夫の実家でワイワイ賑やかなお正月を過ごしてました。優しい義兄さん家族に甘えっぱなしで、もう自分の実家と同じくらいリラックス。超馴染んじゃってます(^^;

 

馬渕家のお正月というと、カニすきパーティーーー♪が恒例なんです。

 

カニすき、せこ蟹、島安納黒豚しゃぶしゃぶ。お正月に集まれば、やっぱりお鍋&お取り寄せ、ですよね!

 

2日の夜にお姉さんが作ってくれた豚しゃぶ鍋。その食べ方が、珍しかったので紹介しますね。

魚介のお出汁(焼きあご入り・濃いめ)に、刻んだ長ネギをたっぷり投入して、そこに肉をくぐらせていただく、というもの。お出汁の香りとねぎの風味がお肉をアッサリとさせてくれて、とっても美味しかったです。これは本当におすすめ!

「今度うちでも作ろう!」って言ったら、特製だしパックをお土産に持たせてくれました。お姉さん、ありがとう (T_T)♡

 

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初詣2社目ですが、美濃国一の宮の南宮大社さんに連れて行ってもらいました。地元では「南宮さん」と呼ばれていて、私もこれまで3回程お参りしたことがあります。

南宮さんは、平成18年より進められていた「平成の大修理」が昨年竣功。式年遷宮を行ったばかりだそうで、貴重なタイミングだし、きっと綺麗だろうということで、今年はこちらに伺うことになりました。

 

南宮さんの真新しい拝殿。

 

吊灯籠に「南」の文字がデザインされています。素敵!

 

黄金の飾り金具は輝いているし、目の覚めるような極彩色が冬空に冴え冴えと映えて、それはそれは美しい。新春の清々しさとも相まって、ありがたさ倍増です。

極彩色は、朱色に緑、白、黒、黄色、青、茶、金。色数は少ないのに、こんなに鮮やかに感じるのは配色に補色が多用されているから、ということです。補色とはお互いに引き立てあう色の組み合わせ。色相環でいうと対面にある色で、朱(あか)なら緑。先人の色彩感覚の素晴らしさに感服するばかりです。

式年遷宮という行事があるお蔭で、21世紀に生きる私達が、古代の人々が目にしたであろう景色と同じものを見ることが出来ます。そう思いつつ、改めてこの立派な社殿を見ると、神仏を敬う心は古代の人と変わらないのだなぁと思いました。

 

最後に「今年のディアガーデンへアドバイスをください」と心で唱えながら、おみくじを引いたところ・・・

「さびさしさに 何とはなくて 来て見れば うれし桜の 花ざかりかな」

・・・と、縁起良さげな歌が最初に目に入って、花ざかりとはまた嬉しいことを思いつつ、読み進むと、

大吉ーーーーーっ!

いただきました。やったぁ♪

「短気を戒めて、身を慎み、何事にも心静かに、他人とよくよく相談して事をなさい」とのこと。いいアドバイスをいただいたので、結ばずに持ち帰りました。

 

大吉おみくじ、ちょいちょい見返そうとスマホカバーのポケットに忍ばせておきます。

 

よーし、頑張るゾ!(←めっちゃ単純)

 

 

2019年 新年の挨拶

新年あけましておめでとうございます!

今年もディアガーデンと、ディアガーデンブログをよろしくお願い致します♡

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ディアガーデンの2019年度の年賀状は、昨年ディスプレイガーデンを撮影した中からお気に入りのショットを選んでプリントしました。

  1. ポストカード風1月のカレンダー付バージョン
  2. もしディアガーデンがガーデンマガジンを出したらならこんな表紙?   の2種類です。

どちらも年賀状らしくないって夫に言われちゃいましたが、私が育てた美しい植物のパワーを、亥の一番に?感じていただけたらと思い、このままお届けすることにしました。

 

2019年のディアガーデンの年賀状。2種類つくりました。

 

実はさりげなーく今年の抱負的なことも盛り込んでいます。

How Dear Garden Creat Modern Meadow・・・

そう、ディアガーデンらしいカッコいい植栽デザイン、厳しい昨今の気候に適応した日本のモダンメドウをじっくりと考えていきたい。実験・検証、提案していきます。

 

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さて、元日の朝。晴天に恵まれ初日の出を拝むことができました。それからすぐ氏神様へ初詣。帰宅後、夫とお節とお雑煮をいただきました。

氏神様とは徒歩20分程の日牟礼神社。大抵お節の後に初詣にいくのですが、参拝者の列が年々長くなるので、今年は思い切って逆の順で。7時半くらいに家を出ました。着くと駐車場にまだ空きがあるくらいで、車で来ても良かったくらい。行列も全くなくて。

朝日をたっぷり浴びながら、厳かな雰囲気で参拝出来て、とても良かったです。

 

能の舞台に奉納品が飾られていました。豊穣を願うおめでたいお飾り、新年らしい。

 

大晦日に仕込んだお節。なんと過去最速で17時にはもう詰め終えていました。慣れですかね?

毎年何かしら品を変えて、工夫しながら楽しんで作っています。

 

買ったばかりのおめでたい鶴の抜型。茶色い煮物の上にちょこんとのせると映えます(^^*

 

まずは三つ肴から。我が家の田作りは夫のリクエストでナッツを一緒に合えます。黒豆は29日から仕込んだのでふっくら柔らかく。これはもう得意料理です!

 

お酒によく合う甘エビの塩麹和え。柚子窯風にしました。これと栗きんとん以外は買ってきたもの。

 

今年は松風(一番奥)を手作りしました。鰆の白味噌漬けは錦市場丸松さんの。肉巻牛蒡は義母ゆずりの一品で、馬渕家のお節には欠かせません。

 

日本酒のスパークリング澪。これ大好き!お正月バージョンで金粉入り♡私だけ朝から飲んでます。

 

馬渕家のお雑煮は、角餅でおすまし仕立て。具は餅菜という葉っぱだけというシンプルなもの。特徴といえば、これでもか!って程鰹節を乗っけること。追い鰹みたく出汁が濃厚になります。とは言え、少しづつ私のアレンジも加えて、今年はこんな感じです。

 

お節は大変なようですが、これで三が日は食事の支度を休めます(^^イエイ♪

 

2018年お世話になりました。

2018年もいよいよ大晦日となりました。

一年間無事終えられますこと、お客様、ブログやインスタを見て下さった皆様、パートナーの造園会社様や職人さん、お取引様に心よりお礼申し上げます。また友人や家族には、至らないところも随分と許され支えていただきました。

皆様、本当にお世話になり有難うございました。

際立ったニュースはありませんが、お客様の庭づくりや、ここディスプレイガーデンを通じ、季節ごとの庭の美しさを丹念に感じていく一年は充実していました。

スマホやネットを見ているとあっという間に時が過ぎます。季節を庭と過ごすことは、心に余裕(立ち止まる時間)をもたらせます。生きもの本来の時間に整えてくれると言うべきか。それが精神的に充実した時を過ごすことに繋がるのでは。そんな風に思ったものでした。

 

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さて、お正月迎えのルーティン。

年賀状を出し、お正月飾りを用意し、市場で諸々買い出し。玄関や水回りの掃除を終えて、歳神様をお迎えする準備を万事整えると、今日はいよいよお節の仕込み、とここに到るまでの半月余りは早鐘を打つように過ぎて行きます。

といっても毎年のこと。いつの間にかこれらはルーティンとして、私の中ではなくてはならない締めの作法となりました。

 

錦市場の有次さんでお目出たいデザインの抜型を買いました。どれにしようか迷う程たくさんあります。夫と私、好きなものを色々と物色。これもとても楽しい時間です。

 

お正月飾りは毎年手作りです。玄関にドア飾りと餅花、そして盛り花。事務所のポーチやダイニングにも花を活けます。事務所の中には、毎年届けて下さる縁起物の鬼柚子(獅子柚子ともいう)を有難く飾ります。

庭で咲いている椿と赤い実をつける千両も花活けになくてはならないもの。ボリュームが出るので。

 

今年のお飾りはこんな感じに↓

 

本来は農家の五穀豊穣を願う小正月の飾りである餅花。我が家ではその形を借りて招福の祈りを込めて毎年飾っています。

 

玄関のお飾り。大王松と裏白、餅花の余り、水引などをさっぱりとシンプルにまとめました。

 

なんとか30日に間に合いました。

 

お正月飾りは飾る部屋や場所によって、それぞれ違う風に作りました。玄関は、餅花を白一色で作ったのがきっかけで、白っぽいシンプルなイメージで統一。

実は昨年も白だけの餅花にしようとして、でも飾ってみると何だか寂しく見えて、結局紅白にして満足していたのですが、今年は潔くかっこよく白が気分でした。(といいつつ春まで長く飾るものなので、途中紅色を足すかもしれません)

 

小さな家ですが、こんな風に植物をあちこちに配して、歳神様をお迎えします。そして、その美と生命のパワーを目いっぱい感じて、新しい年を迎えたいと思います。

皆様もどうぞよいお年をお迎えくださいませ。来年もよろしくお願い致します。

来る年がどうか平安でありますように。

 

2018年私的総括

2018年の仕事納めをして、細々とした迎春の準備をしつつ、行く年に思いをはせています。

今年もいつもお世話になっている顧客の方々のお仕事ベースに、新規のお客様や久しぶりにご連絡いただいた方とも、色々な庭づくりを経験できました。皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

 

県外のお仕事。更地の段階でご依頼をいただき、打合せや工事の立ち会いに何度も通い、今春完成したとっても大きなお庭です。庭の管理にも一部関わらせていただいるので、いつも気がかりな存在。

 

上のお庭、設計段階で模型も作りましたっけ。

 

また今年西日本では、地震や、大雨による土砂崩れ、台風と大きな災害が続きました。被災者の方々には一日も早い日常をとお祈り申し上げます。

災害の少ない滋賀県ですが、台風21号の被害は甚大で、いまだ一部修復工事が続いています。ディアガーデンにも修理のご依頼があり、貴重な経験をさせていただきました。

こんなことは二度と起こって欲しくはないけれど、今度もし何かあっても、適格に対応できると思います。

 

ディスプレイガーデン今年の夏の様子。葉っぱのフォルムで見せる植栽、丈夫な品種のみで魅せる植栽、新宿根主義の庭への実験です。夏はなかなか涼しげに見えました。

 

春には、ディスプレイガーデンで、ローメンテナンスな新・宿根主義の植栽の実験をしました。この植栽の雰囲気は、なかなか素敵でした。

植物が自立してくれると大成功だったのですが、半分くらいは支えがないと倒れてしまったのが残念。来年は配置換えをしたり、植物を選び直したりして、ブラッシュアップしたいと思います。

 

市内にある教林坊というお寺で香道体験。香りで癒されて、知的なお話も聞けます。

 

プライベートでは、日本の伝統文化に益々傾倒。習字のお教室は3年目。そして香道を体験もしました。日本人だから、やっぱりとてもしっくりくるので、この傾向は来年も続きそうな気がします。

 

さて、来年の庭づくりは、どのようになりますでしょうか。今年の経験を生かせそうな事案に心を躍らせています。

 

クリスマス・テーブル2018

今朝のテーブル。最後のクリスマス飾りです。シルバーやグレーが好きで、そればっか買ってしまうから、自然と統一感が出てきました。今年はライムグリーンを合わせました。

 

クリスマスのフェスティブシーズン中は、いろいろな方がおみえになり、お茶やお菓子と一緒に楽しい時間を重ねてまいりました。そして昨日のイブは例年通り夫と静かなディナー。

会話の中心にあるのはいつも小さなテーブルです。

クリスマスは非日常だから、いつもはしないテーブルコーディネートを頑張ります。食器は普段使いのものでも、テーブルランナーを敷いたり、ナプキンをセットしたり、お花やキャンドルも華やかになるからたくさん飾ります。掃除はざっとする程度ですが、庭がきれいに見えるように窓ガラスだけはピカピカにしてます。

何事も雰囲気づくりって大事です。特に女性のお客様には喜ばれるように思います。モノづくりが元々好きだから、あれこれ考えることや、実際に空間をまとめ上げることも楽しくて、ついのめりこんじゃう。

 

クリスマス・ティーパーティーのおもてなしテーブル。センターピースはブルーアイスと白い胡蝶蘭。ひと月間きれいなままでいてくれました。

 

お気に入りのスイーツに、簡単な手作りスイーツ(手前のグラス)も混ぜてお出しします。最近ハマっているタルトタタンも何度か焼きました。いっぱいあると賑やかになるもんね。

 

イブのテーブル。シャンパンとケーキは夫が用意してくれます。今年のシャンパン、最高でした。雰囲気はロマンチックだけど、私達は色気より食い気なんでwww

 

メインディッシュにミートパイを焼きました。

 

イブは、なんだかんだ忙しいから、あんまり手のかかる料理は作れません。(ってか、時間があっても無理だけど^^;)

簡単で失敗しそうになくて、かつ見栄えするレシピは重要です。今年はBALMUDAのオーブンレシピの中からミートパイを見つけました。(→コチラ

「肉のジューシーさを存分に楽しめるミートパイです。くるみとレーズンが肉の旨味を引き立てるアクセントに。」って書いてありますが、本当にそのとおーり!付け加えるとしたら、マッシュルームが味に深みも与えています。味はアッサリ、でもすっごいジューシー。風味もよくて、とっても美味しかったです。

それで、実際作って見ての感想は・・・「ハンバーグが作れて、冷凍パイシートさえあれば、きっと誰でも出来ます!」です。気を付けることと言えば、焦げないようにオーブンを見張ることくらいかな?意外と簡単でした。

私達は食べきれませんでしたが、若い人たちだったらすぐになくなりそう。パーティ料理におすすめです!

 

パイの飾りはツリー(のつもり)。味は割とあっさりしています。でもボリューミーなので私は一切れで十分。

 

11月半ばに作ったスワッグ、今はドアのところですっかりドライになりました。まだまだ飾っておけますが、本日にてお役御免。

 

クリスチャンではないけれど、サンタも来ないけれど、クリスマスがあって嬉しい。あぁまた来年までお預けか。寂しいなぁ・・・なんて思いつつ、さっきね、スーパーに寄ったら、お正月の音楽と共にそれ用の品がズラリ。クリスマスムードは皆無で笑っちゃいました。

いや、今日25日なんだってば。分かるけどぉも~(@_@)

 

 

一陽来復

今日は冬至。

それに先立って、義兄さんちから、もぎたての柚子が届きました。段ボール箱には、同じくもぎたての蜜柑、畑で採れた黒豆、手作りの干し柿が入っていて、何とも贅沢な詰め合わせに感謝感激です。

 

 

義兄さんは早期退職後ファーマーに転身!「Dear Farm(ディアファーム)」という屋号で、野菜やお米の栽培&販売をされています。

元々Dear Gardenという響きか何か?わかりませんが妙に気に入られていて、「俺はDear Farmにしようかな?」「いいですね~。」ってな、ゆるーいやりとりで屋号でも兄妹に。将来的に何かコラボ出来たら面白そう。ウェブサイトが出来たら、リンクを貼りたいと楽しみにしています。

几帳面で凝り性な兄ならではだと思うのですが、作る野菜は、新鮮で美味しいのはもちろん、ものがとっても美しいです。身内だから贔屓目で見ているのかもしれませんね。でも本当にきれいな野菜だから、さぞ美容に良かろう!なーんて、思いながら食べています。

今晩はこのいい香りのする柚子をお風呂に入れてあったまる予定♡

 

柚子、てんこもり~(^m^ お風呂に入れてもまだ余りそうだから、お節に入れたりジャムを作ったり、いろいろ出来そう。

 

冬至は、陰が極まり陽に転ずる日、と言われます。

柚子をこれからゆっくりと復活していく太陽に見立てて、その香りで邪気を払い、来年は更によい方向へ流れが変わっていきますように、一陽来復を祈るとしましょう。

 

 

年末のお仕事事情、庭仕事・・・でもFestiveSeasonを楽しんで

今年提出するべき案件は大方おえて、やれやれと肩の力が抜けてます。

みなさん年末はバタバタされてますから、納期がタイトになるのは仕方がありません。急なご依頼であればあるほど納期が厳しいってもんです。こういう場合、私もしんどいですが、一番しんどいのはお客様・・・と思って、出来るだけ応えます。

本来なら余裕をもって事が進んでいたはずなのに、何か手違いがあって、急ごしらえを余儀なくされた・・・そういうことって、時々ありますよね。時間がない中、信じてご依頼くださって、私が作業する間は待つしかないんです。相当辛い状況です。これが逆の立場なら、耐えられへんわって思います。だから絶対間に合わせます。

しんどいけれど、こういうシチュエーションで、集中力や瞬発力が鍛えられるんですよね。

思えば造園や外構工事って、建築の一番最後の工程です。建物の工事がどれだけ遅れても、引き渡し日や開店の日は延期されないので、帳尻を合わせるのは私達です。それは予算の場合でもしかり。何でなん?って思っても仕方がない。やるっきゃないって状況は、いつものこと・・・だから、鍛えられて出来るようになりましたし、肝も据わるwww

 

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今は、凪いでます。2018年を締めくくる作業、年賀状づくりや内外の掃除、整理整頓を始めました。

普段、小掃除をやっているので、大掃除ってほど大層なことはしません。庭も11月末に庭師さんに完璧に掃除してもらったので、それ以降たまった落ち葉を取ったり、植栽の手直しをしたりするくらい。落ち葉は集めてコンポスト作りに使います。

 

スギゴケが入っていた木箱を再利用してコンポストを作っています。この通り、場所はそんなにとりません。通常は雨除けにカバーをかけてます。

 

庭の落葉樹の落ち葉のほとんどがこの杉箱の中に納まります。常緑樹の葉っぱは、なかなか腐敗しないので入れません。

コンポスト作りは、そこに土と米ぬかを加えベースを作ったら、あとは日々の野菜屑や果物屑など放り込んで、かき混ぜるだけ。スイカの皮とか、たくさん入れてもいつの間にか無くなっているの。ブラックボックスだなぁっていつも思います。秋になると随分と嵩が減って、ほぼ堆肥の状態になっています。全然臭くなくて、土のいい香りがします。

ただ完熟、とは言い切れないので、花壇の土には混ぜ込まず、表面に撒きます。マルチングですね。いつも冬に撒いています。寒気に晒すことで病害虫退治にもなりますし。

小さな庭で命が回ってる・・・それが目で見てわかります。無駄なものは何もないのよね。

 

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12月初めに行ったクリスマススワッグのワークショップの片づけも今頃ようやく。

花材やオーナメントを多めに用意しているせいか、どうしても余ってしまうの。処分するモノ、来年使えるモノに選り分けながら、でもイキイキした枝を見ると、どうしても捨てられないのよね。

気が付くと、リースを作りはじめてしまっていて、なかなか片づけが終わりません(^^;

 

余った材料てんこ盛りの賑やかなリースになっちゃいました。トウガラシにピンクペッパーベリーと香辛料のオーナメントが目立つのでキッチンに飾ろうかと。

 

私がいつも立っている流しのあたりから見える壁に掛けました。

 

クリスマスのフェスティブシーズンもいよいよ大詰めですね~。

日暮れも早いこの頃。夕方には、イルミネーションライトやキャンドルを灯します。私は木に巻きつけず建物に付ける派。植物に付けると傷をつける可能性大だし、なるべく負担になることは避けたいのです。

都会ならあちこち凝ったイルミネーションが輝いて、歩いているだけで、華やいだ気分になるのでしょうが、ここ近江八幡市ではそんなイルミネーションは全くありませーん(T_T)

なので、ディアガーデンなりにささやかながら、街にクリスマスムードを提供しようかと。

 

通りに面した事務所の小窓に小さな灯り。街にクリスマスの雰囲気を少しだけこぼして。

 

こちらは、表通りからは全く見えないテラス。主にリビングから楽しむイルミネーションですが、ご近所さんはなんとなーく見えるかな?

 

小さなクリスマスツリーにも灯りをつけて。夜はソファに座ってこの眺めに癒されています。

 

これらの飾り、25日が過ぎると片づけて今度はお正月の準備と、何とも慌ただしいことです。雰囲気が一気に洋から和に変わるので、滑稽だなぁって思う程。今まさに、クリスマス飾りを見ながらお正月飾りの準備をしてて、なんとも変な感じ~。

邪魔くさいし疲れますが、やっぱりね、ないと寂しい。私の場合、クリスマスに先立ってそのワークショップをする関係で、必要に迫られ飾っていくうちに、どんどんハマっていきました。

クリスマスまであと少し。皆様のクリスマスのご予定は?

 

 

師匠との別れ 

仕事以外で何か他の世界を持ちたいと思い、2015年夏から書のお稽古に通っています。かな文字や古筆(平安~鎌倉時代に書かれた和様の名筆)の勉強をしていて、いつも小筆で和歌を書いています。

筆を持つのは小学校以来で何にも分からない私に、書の魅力を教えて下さったのが師匠の島田雨城先生です。

文字の成り立ち、道具のこと、墨色の濃淡や筆使い、歌の内容に合わせた紙面の構成、余白の使い方、歌の中の言葉の意味や背景・・・それらを喜びと共に教えて下さった先生。知らないことだらけで、だからこそ覚える楽しみにワクワク・ゾクゾクしていました。先生があまりに楽しそうに話されるので、それを見るのも好きで、休みながらも何とか続けてまいりました。

そんな先生が10月に急逝されたのです。91歳、人生の最後の瞬間まで現役で、書に向き合われました。

 

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12月8日土曜日、書道会主催のお別れ会へ行ってまいりました。

案内をいただいた時、先生にきちんとご挨拶をしてお礼を言いたい、そんな気持ちから何を置いても伺おうと決めていました。実は亡くなる少し前にお会いしていて、その時「僕もいつまで教えてあげられるか、わからへんけれどね。」って弱気なことをおっしゃったのです。

でもその時はお顔色も良く、とてもお元気そうに見えましたし、いつもと変わらず添削をして下さったので「先生、そんな寂しいことをおっしゃらないでください。これからもお願い致します。」と申し上げました。感性研ぎ澄まされた方ですから、今思えばですが、何か予感するものがおありだったのかもしれません。

一方凡人の私は、まさかそれが本当に最後になるとは思ってもみません。訃報を聞いたときは悲しみよりも「嘘やん!」という気持ちの方が強かったです。

 

会場はホテルセントノーム京都。小さな祭壇に先生のお写真があり、そこで手を合わせた時初めて涙が出ました。ちゃんとお別れをさせてもらえて、ありがたい気持ちで一杯です。

 

大きな会場の壁いっぱいに先生の遺作が飾られてありました。若いときに書いたもの、最近のもの、面白いところでは酔狂で書かれたものもあって、宝物のように見させていただきました。

恐れ多くて聞けなかった先生のご経歴や書道会の歴史なども、この時初めて知り、偉大な先生に出会え教えを請うことが出来たことに、改めて感謝しました。「自詠歌自書」を創作の第一としてすすめられた先生。私の作った拙い歌にも、真剣に向き合って下さり「若い方がこうして歌を作ろうとすること、それが嬉しい」って言ってくださいました。

思い出せば、次々と先生のお言葉が浮かびます。

 

遺作がズラリ。紙や表具、額などもひとつひとつ丹念に選ばれた素晴らしいものに違いありません。

 

お別れ会には100名以上の生徒さんが集まりました。湿っぽいのが嫌いな先生だから、明るく楽しい和やかなお別れ会にとプログラムがすすめられます。

食事をいただく間、色々な方が先生との思い出をスピーチされたのですが、中でも男性の方、プロの狂言師だそうで、その方の歌が印象的でした。狂言を生で聞いたのは初めてです。朗々と響く言葉ひとつひとつが、こんなにも心に迫ってくるとは、自分でも思ってもみませんで、ちょっとした衝撃をうけました。

能もわかりませんが、きっとこんな風に生で聞いたり見たりすると、想像とは違うのかもしれないな。今は亡き先生のお陰で、また新しい体験が出来ました。

 

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最後に先生の句を。

わがこヽろ 澄みゆくほどに 筆とれば 書線冴え来て よき歌書成らんか

 

書に遊び歌を詠む楽しみにあふれた何と清々しい句でしょうか。

素晴らしい生き様を最後に手本として残してくださいました。本当にお世話になり感謝の気持ちでいっぱいです。今は只、ご冥福をお祈りいたします。

仕事の忙しさにかまけて、初心を忘れ、練習を疎んじていたこの頃。先生に会えないならもう辞めちゃおうと心の中で9割決めていたけれど、お別れ会で諸先輩方を拝見し、新しい先生ともじっくりお話できて、もう少し頑張ってみようという気持ちになっています。