初夏の庭はドラマティックに変化

今は春の終わり?初夏?その間を行ったり来たりしているこの頃。

ディスプレイガーデンの前庭はピンクの花が全盛期を過ぎようとしていて、徐々に白や青の花が咲いてまいりました。

植物は成長を重ね、私のデザインなどお構いなしに、互いに入り乱れて・・・それがまた、何とも言えないドラマティックな風景を作ってくれています。

 

ピンクのオキザリスがサントリナと絡んでいます

 

奥のピンクの紫蘭は最盛期を過ぎつつあります。手前の蕾は10年ぶり位?久しぶりに植えてみたアスチルベ。「ビジョン インフェルノ」という割と新しい品種。変化が楽しみな種なので期待しています。グラスの穂も揺れています。

 

コバノズイナの白い蕾。

 

そして、いま、前庭で盛大に咲いている花というと、なんといってもコレ↓

 

エゴノキの花が鈴なりに咲いています

 

日の当たる東側の枝にたくさん花をつけています。といっても、昨年よりは少な目です。

葉裏にぶら下がるように咲くので、遠目では目立ちませんが、木の下に入って見上げると「わぁー!」な眺めです。

エゴノキは樹勢が強いので、肥料は全くやっていません。それが仇となって?木が危機を感じてるのかしら?毎年良く咲きます。そして大量に実を成らします。鳥はあまり食べてくれなくて、そのまま落ちて芽吹くのが困ったところ。

今年は花後にバッサリと透かし剪定をする予定です。

 

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初夏から夏にかけては、涼し気な白や青系の花に主役交代。

 

丁子草の花。ディスプレイガーデンでは初めて咲く花です。花を横から見ると「丁」の字に似ていることから名前が付きました。品のある青で撮影が難しい(´;ω;`)

 

サルビア・ネモローサ「カラドンナ」が咲き始めました。旺盛に咲く品種ですが、どこも大抵日当たりが悪いディスプレイガーデンではあまり咲かず、3年程彷徨っていましたがこの場所が一番合ってそう。

 

青の補色であるオレンジのヒューケラとの寄せ植え。足元のヒナゲシは雑草だけど、敢えて抜かずにおいて。

 

青は黄緑と合わせるとこの上なく爽やか。黄緑のグラスはホルデュームジュバタム

 

梅雨前には青いアジサイも咲く予定で、庭の眺めはよりドラマティックに。

また追ってUPしますね。

 

 

 

歩道のツツジと前庭

Stay Homeが続く今の状況下で、自暴自棄になったり周りに攻撃的にならず、心身共に健康であり続けるには、日々の暮らしのリズムを崩さないことが大事だそうです。

私自身も色々と不安ではあるけれども、リズムを保ちつつ、やるべきことを坦々とやっていこうと思います。

といっても、私は以前から在宅で、大雑把な時間帯で仕事していましたでしょ。それに加え、最近の家族は、ほぼほぼテレワーク化した者、勤務時間短縮&土日出勤の者といった風に、みんなてんでバラバラ。誰一人として決まったリズムで働いていませんので、このごろは本当に曜日が全く分からなくなってきました(^^;

結局、曜日関係なく毎朝早く起きて、家事ルーティンをこなし、9時過ぎには事務所入りする。これでリズムをキープしています。

 

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最近は気温が高い日が増えましたので、晴れていたら起き抜けに庭に出て、朝日を浴びながら深呼吸するのが小さな日課になりました。

その日その日で漂う香りが違っていて興味深いです。

ある朝は、何かの花の香りが立ち込めていました。甘さの中にツンとした感じがあって、これは草花ではなく木の花だ、と思いました。自分が植えたものの香りならすぐ分かりますが、これは自分の庭からではない、ご近所の木かな?歩道のツツジかな?たぶんそのあたりです。たまたま風に運ばれて、うちまで流れてきたのだなぁと。

静かな朝。植物の香りで、感覚が少しづつ目覚めていく感触は、なかなか乙なものです。

 

ディアガーデンのすぐ真ん前にある歩道のツツジは、平戸ツツジという品種。日本中どこにでも植わっていて、5月に濃いピンクや薄いピンクの花を咲かせます。

 

歩道のツツジ越しのディアガーデン。

 

春の前庭は、そんなツツジの花色に合わせて、紫蘭やオキザリスを咲かせています。今年も可憐に咲き揃いました。

前庭はあまりにも狭いスぺ―スなので、閉ざさずに、思い切って通りに開くデザインにしています。道路植栽であるツツジの咲く春は、この通りでは唯一華やかさを感じる季節。そこで前庭と道路植栽をひとつの景観として捉えコーディネートしたもの。

開かれた前庭は街の景観となりますから、自分なりに美しくし貢献したいものです。

 

角度を変えて撮ってみました。

 

花壇のピンクの花たちは、肉眼で見る方が分かりやすいみたい。離れて撮ると、どうも緑に沈んでしまいますね(^^;

もう少し寄って撮ると、こんな感じです。↓

 

ピンクの花が紫蘭。アマドコロやグラス類など混植しています。

 

看板の下はオキザリスが満開です。ブラジリエンシスという品種で和名をベニカタバミといいます。大正時代に帰化したこれまたありきたりの花です。

 

毎年増殖していくオキザリス。縁石のところまで増えて増えて!ここはオキザリスの小道になりそうです。

 

このオキザリスは元々何かの苗にくっついてきたもので、自ら選んで植えたものではありません。

冬の寒い時期に青々と茂ってくれ、夏に他が茂る頃は姿を消します。花も可愛い、雑草除けになるし、世話は要らないのに元気、と一見いいところづくめの植物です。特に気に入っていたわけではないけれど、ツツジとも合うし、そのまま育ててきました。

が、いかんせん繁殖力が半端ない。ウッカリすると他の植物をも埋もれさせてしまう程で、しかも、この頃はテラスの花壇にまで紛れ込んでくるようになりました。

これではいかん!ディスプレイガーデンがオキザリスに支配されてしまう!!!

今年は花後に調整することに決めました。豆粒ほどの球根なので、難しいけれど、思い切って8割処分するくらいの勢いで取り組みます。

ということで、来年はもう少しピンクが減りそうです。

 

 

休業中の施工現場へ1ヶ月点検

GWには花巡りの旅へと、毎年どこかしら出掛けていましたが、今年は自粛です。そもそも植物園や庭園、公園なども他の施設同様に閉まっています。

きっとどの園も昨年からしっかり植え込みし、手入れもされていたでしょうに、苦渋の決断を迫られ休園。美しく咲く花を見ると、余計に辛いでしょうし、悔しいこととお察しします。

実際に見て頂くことも出来ず、来年の花のために切り戻しをされている場面をテレビで見ました。気の毒で胸が締め付けられます。でもどうか来年への希望をもって!作業されている方たちにエールを送りたいです。

 

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さて、今年の3月に植栽しました琵琶湖汽船(株)様の今津港。4月に竣工オープンされたばかりですが、実はこちらも滋賀県における新型コロナウィスル緊急事態措置の休止協力のため、4月13日~5月6日の間は全便欠航、そして臨時休業されています。その先も今のところ未定とのこと。

植栽工事からひと月ほど経過した4月のとある日、誰もいらっしゃらないだろうけれど、マスク着用の上、車(ドアtoドア)で、そっと様子見に行って参りました。

完成後に植物の生育状態のチェックに行くのは、これまでどの現場でも行っていたことで、ちゃんと芽吹いているかどうか?手入れは出来ておられるか?気になります。それに、もしも状態の良くないものでも、早期リカバリーで元気になる場合が多いので、見に行くことは大事だと思っています。

完成後これまで状態が悪いなどの連絡はありませんでしたが、プロの目で見て異常がないとはまた違いますので。

 

久しぶりの今津港です

 

高木が無事芽吹いていてホッ。

 

花壇は道路から普通によく見えるのですが、桟橋の方に回ると事務所に人影が。琵琶湖汽船の方が1名出勤されていました。

マスクをして2m以上離れて手短に・・・と思いつつ、いつも以上に緊張しながら挨拶をして見せていただきました。

 

上枝が強風の時揺れるのが気になるとのことで柱に結わえておられました。支柱が効いているのでコケることはないのですが気になるのはしょうがないです。このまま様子見かな。

 

植えたものは、小さな宿根草もなにもかも全部芽吹いており、おおむね順調なスタートが切れていました。「みんな機嫌良さそう」そんな印象です。

一株だけ、芽吹いてはいますが、地面から浮き気味だったので、植え直しておきました。見にきて良かったです。

 

一株づつ丹念に様子を見る。最後に全体にお水をたっぷり遣って。

 

レンゲツツジが可憐に咲いていました。

 

水遣りは特にご負担になっていないよう。念のため、梅雨まで2,3日に1度は遣っていただくようにお伝えしました。

やはり初年度は水管理が一番大事です。

 

全面欠航中でひっそりとした桟橋。賑わいが戻る日が待ち遠しいですね。

 

梅雨が明けるころには、草花が茂り、花壇の様子はだいぶ賑やかになっているはず。

そして人も増えて賑やかになって・・・と願います。

 

 

良い庭の日に-5月の庭仕事

本日4月28日は、4(よ)い2(に)8(わ)で「良い庭」の日だそうです。

庭や造園への関心をもっと高めようと日本造園組合連合会が制定しました。植付けや耕作、庭めぐりにも適した頃、まさにピッタリです。

個人的に428で思い出すのは、滋賀県に引っ越して最初にもらった電話番号。いくつかの候補の中に37-4128がありました。語呂合わせすると「みな-よいにわ」。覚えやすいし、気に入ってその番号に決めました。ディアガーデンを起業する半年位前のことです。

こんな不思議なお膳立てというか、巡り合わせがあるんだなぁ。自分の勝手な思い込みなんですけど「みんないい庭になるからやりなさい」と背中を押されたような気がして、思い切って起業しました。

それからまた引っ越すことになり、同じ市内だけど、番号は引き継げないということで、残念ながら変わってしまったけれど「良い庭」を探求する気持ちは変わりません。

 

世界的に有名なガーデンデザイナーさんの映画「FIVE SEASONS」の無料デジタルプレミア。事務所でじっくり見ました。壮大なスケールの庭や氏の仕事に対する姿勢に感動。字幕はないので感覚で見ていました。

 

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さて、良い庭の日は、私も庭で手入れに勤しみました。

  • 朝から庭に水遣り。しばらく晴天が続いてるし更に続きそうなので。GW中にも何度か水遣りをするつもりです。
  • 椿やドウダンツツジにお礼肥えをあげる。ドウダンは今年何故かほとんど咲かなかったので、肥料をやるには早いけど、来年に期待して。
  • トマトの苗を2種植付け。久しぶりにミニトマトを作ります。植える場所がないので鉢で。日当たりのよいベランダで育てます。ハーブはアサツキや三つ葉、木の芽、ミントなどを同じく鉢で育てています。バジルはトマトのコンパニオンプランツだから、そのうち一緒に植えようと思ってる。

 

もうすぐ5月。庭仕事でやるべきことは・・・

  • アサガオ、ナスタチウム、コリウスなど高温を好む一年草の種まき
  • トマト、ナス、キュウリなど、いろいろな野菜苗は定植の適期
  • パンジーやビオラを始末してセージやジニアなど植えて夏花壇へチェンジ
  • 観葉植物、洋ランの植え替えや株分け
  • バラは新苗の植付け。蕾にアブラムシが付きやすいので見つけしだい手で潰す。
  • ツバキ、サザンカは剪定するなら早めに。ツツジやサツキは花後すぐに剪定です。
  • 生垣は新芽が固まっていたら剪定。エッジを利かせて。
  • 害虫が発生してきます。日々の点検を怠らないようにし見つけ次第捕殺します。毒虫もいるからくれぐれも素手で触らないように。

 

柊モクセイについた虫。これテントウムシっぽいけれど違う。葉を食い荒らす憎いヤツ「ヘリグロテントウノミハムシ」成虫もいるけれどこの幼虫が新芽に潜んでる。農薬を撒くのが嫌なら春に刈り込む。でも花芽も刈ってしまうけど。ウチは昨秋強剪定したからか?今年は少ない。少々の食害の後は残りそうですが、枯れるまではいきません。そこらへんはガーデナーの性格によるかも。私は呑気だから。

 

  • 雑草取り。とにかく花を咲かせない。咲く前に抜く。これを今のうちに、少しづつ、でも小まめにやると夏にラク!
  • 芝を張る、西洋芝の種まきの適期。Xeriscapeの視点から見て、芝庭は全くお勧めしませんが。
  • 蚊もいないし、とにかく庭で過ごすのが気持ちいい月なので、アウトドアを思いっきり楽しむ。日焼け対策はしっかりね。

 

ふぅ。結構やることあるねー。でも、今年のGWは、おうち時間はいっぱいあるし、順番にやってみよう!

こんなに生産的で健康的で有意義ことが他にある?

 

雑草対策はいまが肝心

春に向かうちょうど今頃に降る雨を、一般的に菜種梅雨といいますが「催花雨(さいかう)」という呼び方もあることをご存知でしょうか。書いて字の如く「花」を「催す(咲かせる)」「雨」という意味です。

植物は、開花や芽吹きに向けて、とても水を欲しがっている時期なので、一日中シトシトと降る催花雨はまさに恵の雨。私は部屋の中の鉢植えにも、催花雨を当ててあげます。朝からずっと夜通し降る、なんて日が理想的で、冷え込まないし、24時間、催花雨の下に放置します。葉っぱがピンピンになりますよ。

それって如雨露でやっても同じじゃないって思うでしょう?雨はただの水ではありません。地上の生きとし生けるもの全ての活動と成長を促す作用があると言われています(詳しくはコチラの回を参照されたし→「雨のポテンシャル」)。

雨上がりに庭に出ると、庭全体が生き生きして見えるのは、こういう訳なのです。

 

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さて催花雨上がりにやっておくべき庭仕事は雑草取りです。土が柔らかくなっているので簡単に抜けますし、春にやっておくのが肝心なのです!必ず夏に差が出ますゾ。

雑草取りにはこんなコツがあります。

  1. 鎌で刈るときは、地上部だけを刈るのでなく、土より3㎝下を意識して掻き取るように刈る。発芽するまでの期間が長くなり、雑草の量がグッと減ります。
  2. 根の浅い草は抜かずに土ごと掻きとる方が簡単です。数分で枯れます。
  3. 一・二年草(ナズナ、ハコベ、ヒメジョオンなど)は種ができる前に取り除く。
  4. 宿根草(タンポポ、ヨモギオオバコなど)は出来る限り根を残さず抜く。日が経つにつれ根が張り抜けなくなります。

しゃがんだ姿勢での作業は腰にきます。一気にやろうと思わないことです。そもそも人は植物の繁殖に勝てるわけがないのですから、完璧を目指さず程々に整えば良し!と思ってください。植えた植物の成長の妨げにならなければ、それで良いのです。根を詰めないで気楽にやりましょう。

 

職人さんの草取り用の道具を参考に見せてもらいました。オススメは右から2つ目と3つ目の道具。土ごと雑草を掻き均すので仕事が早い。右から4番目の小さな鎌は扱いやすく地面下3cmを狙いやすい。左から1番目2番目は根を引き抜く道具。

 

雑草は、手入れや水要らずで蔓延ってくれるので、鑑賞するほどでもないけれど緑が欲しい、なんて場所のグランドカバーとして利用しても良いと思います。闇雲に取ってしまうのは惜しいです。イヌフグリやシロツメグサ、ヨモギ、カタバミなどはそれに値するかと。

雑草という言い方が価値がないように感じてしまう一番の要因なんですよね。そんな偏見なしに、じっくり見ると素朴で実に愛らしい。

例えばナズナとか。私はアジサイの鉢でいつの間にか育っていた芽を抜かずにしばらく育てていました。そのうち種が出来そうになり、仕方なく抜いて、でも生き生きと可愛らしい花をたくさんつけているので捨てられず。花瓶に活けて事務所に飾ることにしました。

 

花も可愛いし、明るい黄緑の草も綺麗なら、真っ白な根も綺麗。しかもナズナは食べられます。七草粥にも入れる春の七草のひとつ。

 

通称ぺんぺん草。PCのそばに置いているので、目をあげるとこの子が。それで「可愛いね、可愛いねぇ」ってずっと言ってるの。

 

手入れする場所が広すぎる、または時間的身体的にどうにも無理という場合は、何かで覆ってしまうのがおすすめ。ディアガーデンにご相談ください。面積によって、また現行の下地の状態によって、㎡単価が変わりますのでお見積り致します。

安価な順で

  1. 防草シート+砂利
  2. 土舗装(ディアガーデンの施工例があります→コチラ
  3. レンガや石を敷き詰める

コンクリート舗装という選択もありますが、これは味気ないものですから、お庭にはあまりお勧めできません。透水性もなく環境面から考えても増やしたくない舗装です。駐車場なら・・・やむを得ずってところ。

 

とってもナチュラルな土舗装。コンクリートのように固まっているので雑草が生えません。

 

ガーデナー的な対策は・・・雑草が蔓延る隙間もない程、好きな植物を植えてしまうという!この方法がベストかもしれませんね。

うちのディスプレイガーデンがほぼそんな感じです。

 

ディスプレイガーデン前庭部分の昨年6月の様子。ギッチギチに茂ります。野草っぽいのもデザインの一部。好きで植えたものです。

 

3月末現在の上↑の画像の場所は、芽吹きが始まったばかり。スッカスカですから、今の内にちょこっとだけ生えている雑草の芽を処分しておきます。3ヶ月もするとここまで茂り、もしも雑草の残りがあったとしても、伸びていく空間がほとんどないので、全く目立たなくなります。

今年は若干植栽を変えていますので、また違った眺めになるはずです。楽しみだなぁ。

 

 

春はそこまで。宿根草の切り戻し時期です

昨日はグングンと気温が上がって春さながらの陽気になりました。こうなると虫でなくとも外に這い出たくなります。今は宿根草の切り戻しの最終時期。そろそろやらなきゃなーと思っていたところ、絶好の庭仕事日和となりました。

出て見ると、木々の芽は膨らみ始めているし、ヘレボラスは満開。ニオイスミレや沈丁花の花が甘い香りを放っています。そして嬉しいことに、昨年秋に植えつけた宿根草が早くも芽を出していました。テラスのモミジには、黄色い羽が可愛いカワラヒワが2羽やってきて、きれいな声で歌ってくれます。主に種を食べる野鳥だそうでスズメほどの大きさ。本当に愛らしいです。

うちに来るカワラヒワ、さえずりはこの子に近いです。自分では上手く撮れなくて画像お借りしました。↓↓↓

 

 

麗らかな日差しの中、植物たちや鳥たちを見ていると、訳もなく喜びが溢れてきます。冬を乗り越えた命がキラキラと輝いていて、そのエネルギーが私を圧倒してる。

 

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さて、庭仕事です。

トクサやグラスなどの細長い葉を持つ植物は、例年積雪によって潰れてしまうから、年末に地際で刈りこむという作業をしていました。それが今年は暖冬で、雪が積もらなかったから、彩りのために一部そのままにしてて。そろそろ出てくる新芽を生かすために、古い葉を刈り込むことにしました。

 

駐車場の脇に境界ブロック隠しを兼ねて緑を。丈夫な自生種トクサを植えています。今年は雪による損傷がなく割ときれい。

 

キレイさっぱり刈り取りました。雑草も抜いて間に溜まった落ち葉やなんかも取り去って、本当にスッキリ!!でしょ?無粋なブロックが見えるのは少しの我慢。3ヶ月もすると隠れます。

 

トクサは毎年刈らなくても別に支障はありません。刈り込もうが刈らずにいようが、どのみち同じ位茂るのです。でもここは本当に狭い花壇なので、新旧の葉が一緒になるより、毎年新しい葉に更新する方が綺麗だと思うので、こうしています。

今は「こんなに刈っちゃって大丈夫?!」って程、何もない状態ですが、ひと月もすれば新芽がニョキニョキ。梅雨ごろにはもう結構茂っていますから全く問題ありません。問題は刈り取った葉。ひと抱え程もあるのでリースでも作ろうかしら?

その他、常緑のヤブランをトクサと同じく地際からザックリ刈りました。これも新旧の葉が混在するよりも更新する方がいいと思う品種です。グラス類のほとんどは年末に刈り込んで、今は新芽がすこし出始めています。

宿根草で古い葉が残っていたら、こんな風に切り戻しをすると、夏にコンパクトで美しい姿を見ることが出来ます。是非やってみてください。

 

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あと植替えも少し。

テラスの花壇は、育ち過ぎ幅り過ぎのローズマリーを若木に更新。これもまたイチから育てていきます。少し場所が空いたので、新しい苗「レンゲショウマ」を植えました。日本特産の銘花で厚みのあるロウ細工のような清楚な花を咲かせます。上手く育つといいな。

過酷な気候変動の中、ストレスレスで育てられる植物は、やはり自生種だと思うんです。でもまだお客様にご紹介できていない素晴らしい日本の植物はたくさんあります。が、まずは自分で育ててみてどうなのか?検証します。そうでないとご質問にも自信をもってお答えできないし、やっぱりオススメも出来ませんから。

レンゲショウマ、咲いたらUPしますね~。

 

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庭仕事を終えて、部屋に入ると・・・またもや植物を触ってるワタシ(^^;

庭で咲いていた花をいくつか摘んでアレンジメントをひとつ作りました。

 

ヘレボラスとニオイスミレ。スミレは一部根付き。庭の景色をそのまま持ち込んだようなアレンジです。部屋に春の香りが!

 

こうして庭の花を摘んで活けられる季節がまた巡ってきました。

 

 

寒くない冬。庭のパトロールを。

今日は大寒ですが寒くないですねぇ。

今冬は雪も降りませんし。全く雪のない冬は、越してきてから初めてかもしれません。こんなに暖かいと、もう降らないんじゃないだろうか?降ると困るくせに、降らないと寂しいような、複雑な気持ちです。

私がそう感じる位だから、敏感な植物ならもっと変だと感じているはず。ある程度の寒さに当たってから春を感じて咲くという種もいますから、影響が心配です。害虫の活動や、スギとかヒノキの花粉の飛散も早そうで諸々心配です。

でも見方を変えると、外に出やすいということ。折角ですからお庭のパトロールをなさっては如何でしょう。

葉っぱがない冬は、害虫の卵や蛹などが見つけやすい時期です。カイガラムシも目視できますので、手で取るなりマシン油を散布することが出来ます。

触れると電気が走ったように痛くて延々痒いイラガ。庭でよく見る害虫です。〇で囲ったところに蛹がついてます。このようなものを見つけたら取りましょう。蛹は触っても大丈夫です。木だけでなく塀や家の壁などにもつく時があります。

 

次は地表面。鳥が落としていった木の種が芽吹いていないかチェックして下さい。そして見覚えのない芽があったら一刻も早く処分です。

些細なことですが、やるのとやらないのとでは大違い。これらは、春になって色々な葉が芽吹くとわからなくなり、後々厄介です。虫1匹が何百と増え、ひとり生え(実生)の木がアッという間に大きくなり抜けなくなるのです。

私も年末にパトロールをして、カイガラムシを見つけました。一昨年から発生していて、またしてもです。普段農薬は使わない主義ですが、手で取れる範囲を超えていたので致し方なくマシン油を散布しました。

カイガラムシは厄介な虫の代表。困り果ててます。何とか根絶を目指します。

 

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外仕事を終えて、柚子茶でほっと一息。

 

柚子茶は耐熱性のグラスでいただくと、綺麗な色も楽しめていいですね。まさにビタミンカラー。

 

年末に貰った柚子の残りで作った柚子ジャム、小さな瓶2つ分出来ました。

これをお湯で溶くと柚子茶になります。

 

 

柚子茶は、美味しい上に、風邪や喉の痛み、疲れなどに効き目があります。

爽やかな香りはリラックス効果もあって、PCでコチコチと事務作業をしている時なんかにいただくといい気分転換になります。

 

 

庭の大掃除と正月迎えの準備

前回のブログでも書きましたが、暖冬のせいかディスプレイガーデンの植物の状態が、例年に比べ2週間ほどズレています。

例えば前庭の孔雀シモツケ。

25日になってもまだ紅葉(というか、正しくは黄葉)したままで葉を落としませんでした。

 

黄色~ベージュ~苔色までのグラデーションがきれい。それはいいんだけど、この眺め半月ズレてる。

 

紅葉が半月遅くて、何が困るかって、大掃除の予定が狂うこと。

私のこだわりなんですが、年末の庭掃除では、全ての落ち葉を出来る限り取り去って、地面を一旦スッキリさせています。いつ朽ちるかわからない落ち葉をそのままにしておくと、どうも散らかって見えてしまいます。

それにこの辺りでは、年が明けると大抵雪が降って庭仕事どころではなくなるので、このタイミングでやっておかないといけないのです。

 

テラスのモミジの落ち葉をテラスの真ん中に集めていたら、アラ!絨毯みたーい♡これは捨てずに堆肥にします。

 

それで、暖かかった25日午前と28日の午後、それぞれ1時間ほど費やして徹底的に掃除。マルチングまで完了しました。

 

常緑の緑と落葉した枯れ枝の透け感、マルチングしてスッキリとした地面、これこそが冬の庭。潔くて好きです。

 

春まで使うことのない植物用の散水ホースはきれいに洗って屋内に片付けてしまい、庭の立水栓への元栓も凍害対策として締めちゃう。

 

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お正月迎えの準備も着々と。

来年の干支の置き物を買いました。玄関にお花と一緒に飾ろうと思います。

 

これは薫玉堂さんの干支の置き物。ちりめん細工の可愛らしい俵ねずみです。実は匂い袋になっていて、甘い白檀系のいい香りが広がります。

 

家の中の大掃除は、大まかですが、11月から取り掛かったのでほとんど済んでいます。最後の仕上げで、玄関付近や水回りは、もう一度念入りにお掃除して、美しいお花を飾り、良い香りで満たしておきます。

そして大晦日に、お供えとして水回り各所に小さなお餅と、鏡餅やお節も用意します。これらはただの飾りやお正月料理ではありません。神様への新年のご挨拶やおもてなしに当たるものですから、そのように気持ちを込めて。

神様をお迎えするんだと思うと、自分の出来る限りのことをと思うのです。

 

 

庭探訪しつつ忘年会-南禅寺参道 菊水

少し前の食事会のことです。忘年会っていう名目で集まったわけではありませんが、師走ともなると、自然にそうなっちゃいますね~。

せっかく時間を設けて行くのだから、お庭をじっくり鑑賞しつつお勉強できるお店がいいなぁ・・・と伺ったのが、料理旅館「南禅寺参道 菊水」さん。

こちらは昨年6月にリニューアルオープン。数寄屋造りの建物がどんなふうにリノベーションされたのかしら?お庭は室内からどんな風に見えるのだろう?お料理よりも、そっちばっかりが気になってしまいます。

 

南禅寺の参道を少し入った小道をいくと現れる「南禅寺参道 菊水」さんの立派な門。アプローチの敷石が何気にモダンな敷き方で。

 

元は1895年頃に呉服商・寺村助右衛門の別荘として建てられたものだそうで、大きな木々がこの場の歴史を物語っています。門をくぐると、観光客で賑わう参道付近からは想像できない静けさが広がっていて、それになんだかとっても清々しい。

街中であっても、木をたくさん植えることで、喧騒と物理的に離れられるし、空気自体も変えられるんだなぁって実感しました。

少し早めに着いたこともあって、門からお玄関まで、いっぱい写真を撮ったりして、相当な時間を過ごしてしまいました。先が思いやられます(^^;

 

趣ある玄関。和そのものですが、ナント、靴を履いたままお部屋に向かいます。

 

通していただいたお部屋には、専用のクローゼット、専用の化粧室もついていて、ひと家族泊まれそうな程ゆったりとした空間。他にも庭園内に3つの離れがあって、そちらも凄く雰囲気良さそう。

そして、何より贅沢なのが、部屋に入ったとたん飛び込んでくる庭の景色。壁一面が窓になっていて、まさにピクチャーウィンドウです。ガラスは存在を感じられないくらいピッカピカ。

散り始めたモミジの葉も目に付くところや園路などはスッキリ、茂みとか樹幹の下にはふんわり積もっています。聞くと、毎日庭師さんがお掃除に来られているそうです。

もちろんこのあたりの別荘のお庭といったら植治の庭です。琵琶湖の疎水を引き込んだ池泉回遊式庭園が広がっています。

 

これこそまさにピクチャーウィンドウ。光の具合でどんどん見え方が変わる絵画です。ずっと見ていられます。

 

床の間の室礼。置いてあるものは、よく分かりませんが、香炉と干菓子作りの道具のような?お軸も新しいもののようですっきりモダンな印象です。

 

庭ばかり見ているので、お料理をいただくペースがすっごい遅い(笑)でもその遅さに合わせて出して下さいますし、急かされる感じは全くしませんでした。畳敷きのお部屋ですが、テーブルと椅子でいただく懐石、足が楽です。

 

古き良き時代の灯籠も、足当たりのいい石も、様々に変わる水の景色も素敵なんですが、この庭で一番目を惹きつけられたのはなんといっても庭の中央にある大赤松です。

幹肌が本当に美しい赤松、日が当たると一層映えて、艶っぽさも感じる程。周りのモミジがいくら赤く染まっても全く引けを取りません。堂々とした幹からは相当な年月を感じさせますが、姿はどうも新しく整えられたように見えます。

 

赤松の幹肌。磨きをかけるとこんなに赤くなります。常に磨いているからゴツゴツの樹皮じゃないです。

 

赤松が美しい庭は、細やかなお手入れがされている証です。というのも、剪定するときに、仕上げに幹肌まで磨いておられるからです。山にある赤松の幹はこんなに滑らかで赤くないでしょう?

赤松は女松(めまつ)対して黒松は男松(おまつ)と呼んだりします。職人さんはそれぞれの木の特徴を生かし手入れをされるので、女松は女松らしくというと、肌を磨いてその美しさを引き出してあげるんですね。

それにしても、最初は誰が始めたんでしょう?あのひび割れた幹肌を磨くなんて!その発想が、私には突拍子もなく感じられ素晴らしいなと思います。どうやって良く見せてやろうか?って、ずっと赤松のことを考えていないと出てこない発想かと。

松の幹でも磨けば美しくなるです。自分の肌も磨いてやらなきゃなぁと密かに思った次第です。

 

お庭が散策できます。点在する離れとのつながりが、どこも違和感なくそれでいて変化もあって。

 

新しく出来たデッキ。レストランスペースに繋がっています。このデザインが気持ち的に敷居の高さを緩和してくれてる。ここでいただくアフタヌーンティは格別だろうな。

 

繊細で美味しいお料理や、美しい器、つかず離れずのおもてなしを堪能しつつ感じたのは、やっぱり「お庭の美しいところにはハズレがない!」ということです。

庭の大きさとかじゃなく、庭に対するこだわりや状態を知れば、お店の心遣いが分かります。

 

 

お庭もお正月迎えの準備。冬季メンテナンスへ

今年作庭した(株)仁々木様 の前庭のメンテナンスに行って参りました。

社員様による日々のお手入れ(お水遣りやお掃除)は欠かさずされていますが、更に良くなるようにと、年2回、ディアガーデンがメンテナンスをさせてもらうことになりました。

この時期のメンテナンスは、

  • 落葉樹の剪定や宿根草の冬支度
  • 植物の養生と植物がなくなった余白を美しく見せるための処理
  • お正月を清々しくお迎えになられるようにすっきりとお掃除

・・・と、やることが色々あります。

メンテナンスするのは、京都市の祇園本店と滋賀の守山市にある近江工房店の2店舗。場所や大きさは違えども、どちらも和の風情と季節感を大切にした庭となっています。

作庭記はコチラ→新しく作った祇園本店、既存のものを使ってリフォームした近江工房店

 

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まずは守山工房店のメンテナンス。

11月末に行いました。ビフォーアフターをご覧ください。

 

山野草やグラス類を中心に植えた花壇。半年で随分と成長しました。春は花、夏は青葉、そして今、秋の紅葉と穂を楽しむグラス類が見頃です。

 

この時は紅葉の真っ盛り。暖冬の影響か?秋の草花が例年ならもう枯れかかっているところ、一部ススキはまだ穂を出したばかりで、野イチゴは花を咲かせており実も生っています。フジバカマがたくさん咲いているし、ギボウシの葉も何故かまだ青い!ディアガーデンの庭もそうだけど、いつもより季節の進みが遅いようです。

モミジは大きくする予定なので切れないけれど、それでも色々やることが。

暴れてる柳など低木を剪定し、大きくなりすぎる傾向のグラスは株を小さくし、枯れた宿根草の葉や雑草を取り、蔓延った伊吹ジャコウソウを切り詰め、砂利を洗い、マルチングを追加・・・と結構手をいれました。

最後に花壇の周りをきれいにお掃除して、お水をやって終了。12月中に様子を見てもう少しだけ手を入れるかな、って考えています。

 

さっぱりした、かな?

晩秋の風情漂う前庭。

 

 

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次は祇園本店。

こちらは小さな花壇ですが店舗ということもあって、出来上がり直ぐ見栄えするようにというご希望で、初めから敢えて多めに植えておりました。ですからメンテナンスは間引いていく作業になります。

普段お手入れをして下さっているお店の方は、折角大きく生き生きと茂った植物を切るなんて、可哀そうだし勿体ないって、なかなか手を出せないでおられます。が、このまま来年春を迎えるとボーボーに茂ってしまいます。

で、心を鬼にして?いや、結構あっさり切っちゃいます。

 

お手入れ前の画像。こちらは常緑の植物が中心です。溢れんばかりの緑、緑、緑。立派になったなぁ。

 

「えーそんなに切っちゃっていいんですかぁ?」

「いいんですよ~^^」チョッキン!チョッキン!まだ切れるけど、こんなモンにしとこうかな。

 

苔や石が見えるまでに切り詰めてスッキリ

 

お手入れ前。真ん中に水道のメーターボックスがあって竹の蓋で隠しています。その蓋が見ないくらいツワブキの葉っぱが茂りました。ヤブコウジの赤い実も埋もれてる。

 

近くで見ると、ヤブコウジの赤い実が良く見えるようになりました。来春成長するための余白も確保。また来年梅雨前あたりにメンテに入る予定。

 

小さな花壇ですが、庭のように見えるようにするには、余白も大事かなと思います。

ツワブキの花茎が上がって蕾がたくさんついてました。株元にもこれから立ち上がりそうな花芽がいっぱい。ツワブキは本来なら11月中頃から咲くものなのに、まだこれからです。今年植えつけたばかりということもあるかもしれませんが、やっぱり遅いです。コバノズイナも紅葉してないし、どうなってんだ?

でも、黄色い花が咲いたら、また違った眺めになるだろうなって楽しみです。