台風19号

先週末、台風19号が大きな爪痕を残して去っていきました。皆様ご無事でしょうか?

ニュースで浸水や土砂崩れなど悲惨な現状を目にして、やるせない気持ちでいっぱいです。

日本列島は、これまでの台風や地震等で未だ復興途中の所がまだまだ沢山あります。どこもかしこも被災地ばかり…。

一体この先の日本の気候はどうなってしまうのでしょうか。

 

台風通過の日は、外出せず自宅で過ごしました。キャンドルで不安な雰囲気を和ませて。

 

ここ滋賀では雨というより風の勢いが凄くて、庭木の葉がかなり吹き飛ばされていました。京都との境にある比良山に当たって吹き降ろす風(通称「比良おろしの風」と言います。神戸の「六甲おろし」と同じ現象)が、いつもにも増して強かったです。

台風一過の朝、家の前を掃除をしていて気づいたのですが、瓦の欠片が落ちていて、何がが飛んできて当たったのか、一枚欠けたみたい。やれやれ。でも庭の大方は元気そうだし、こんなの被災地に比べれば何てことないです。

何が起こるか分からない環境の中で、今回はこの程度で済みました。有難いです。でも、明日は我が身と思って備えなければなりません。

そういえば、もうひとつ。

今日から工事が始まる現場用に、長野の種苗店に苗の発注をかけていました。千曲川の地域なので心配でしたが、大きな被害はなさそうでほっとしたのも束の間、輸送上の問題があり納品が遅れるかもしれないとのこと。多方面色々な影響が出ますね。こんな時ですから、遅れたしても仕方がない。

お客様にはお待たせしてしまいますが、きっと分かって下さると思うし、私が出直せばいいだけなので気長に待つつもりです。

 

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さて、台風が去って季節外れの暑さはようやく納まり、今週からは平年並みの気温になるとか。

深まる秋というと、若いときは訳もなく物寂しく感じたもんだけど、今はちっともそんな感じがしません。何故なんでしょう?全然寂しくない。いつからこんなに図太くなってしまったのかしら?(*_*)

食欲と芸術欲だけは納まらないけれど。

我が家のオーブンレンジ、ついこの間、リコールとかで最新機種に交換してもらえて、見た目は前と同じなんだけど、サラッピンになりました♪

(買ったのは1年半程前。嬉しくてブログに書いたっけ。今度こそ長く付き合えるといいけれど。→コチラ

気を良くしてまたもやお菓子を焼いています。

 

ティーマのスクエアプレートでどーんと焼いたプリン。昔ながらの堅いやつです。食後のデザートに。

 

 

 

 

フライング十三夜

今夜は十三夜です。

関西は台風19号の進路からはそれましたが、恐らく観月は望めない・・・(ノД`)

先月の十五夜は晴れていて、でもちょうど工事の真っ最中で、帰宅途中に眺めただけという味気ないものでした。十三夜こそはまったりと!と思っていたのにな。

それで昨夜フライング。

 

十三夜直前の月。昨夜は時折雲がかかりながらも綺麗に見えました。

 

昨夜、月を撮っていて感じたのですが、雲一つない空に月がポツンというのは、確かにスッキリとしていますが、面白みに欠けるなぁと。

「月に叢雲(むらぐも)花に風」という諺をご存知でしょうか?良いことには邪魔がはいりやすく、長続きしないものだという意味で、普段あまり使わないけれども。

でも、月に雲、花に風は、自然の中ではそう悪いものではありません。それが自然の摂理ってもんでしょうし、だからこそ人は一層儚く美しいと感じるのかもしれません。そもそも自然界には「邪魔もの」という考えはないでしょう。

何か起こっても自分を見失わないこと、無理に流れに逆らわないこと、自然界ではそんな風に乗り切っているように見えます。少しでも真似出来たらと思いますが、なかなかねぇ。

 

十三夜の室礼。薄と庭のフジバカマ・紫蘭の実を活けています。イガ栗は栗名月に因んで。

 

そういえば、先日ノーベル化学賞を受賞された吉野彰氏の会見の中で、とても印象的だったお話。

「われわれ人類は、自然現象の中で、本当に理解しているのは、たぶん1%か2%ぐらいだと思う。98%、99%は未知の哲学の状態で、いろんなことが横たわっている。そういうのをチャレンジすれば、必ず誰か、とんでもないものを見つけ出す。とんでもないものを発明すると。そういうことをぜひ、伝えたいと思っている」

吉野氏のような化学者が、自然を見よといわれていることに、大変感銘を受けました。

 

 

秋色の日差し

今朝は澄み渡った空が気持ちの良い朝でした。

ふとテラスを見ると、木漏れ日の影色がすっかり薄くなって。

庭の木々はまだ紅葉には早いけれど、カサコソと乾いた葉擦れの音に秋の訪れを感じます。

慌ただしい日々の中で、季節の移り変わりに心を留める僅かな時間が、気持ちを和ませてくれます。そして、暮らしを庭・・・というか自然のリズムに合わせて整える。そんな小さなことで居心地の良さも増すように思います。

 

我が家はテラスからひとつづきのダイニング。ゆらゆらと木漏れ日が部屋の中まで揺れて美しい朝。

 

伸びた影が面白い(^^*

 

日差しがどんどん低くなって黄色みを帯びて参りました。

何の取り柄もないインテリアが、光のお陰で、たまーにいい感じに見えます。

 

ドライフラワーのアジサイ「アナベル」を大き目のガラスの器に入れてみました。こちらは繊細な影。さて、どこに置こうかな?

 

アートワークや照明、ファブリック類を秋用に変えました。

庭の植物をドライフラワーにして飾ったり、赤い実や、薄なんかも飾ったりして。

ドライフラワーは普段滅多に飾らないのですが、秋だけは何故か例外。ワンシーズン楽しんだら捨てます。

 

リビングに飾ってみました。でもまた変えそう。

 

今日は穏やかですが、台風19号の動きが心配ですね。どうか被害のないようにと祈ります。

今のうちに外回りを片付けておこう。

 

 

和の香り

朝の家事ルーティーン。私の場合、まず床掃除から始まって、お弁当・朝食作り~後片づけ、洗濯、庭の手入れ、ゴミ出し、トイレ掃除という順番。ゴミ出しとか、日によってやらないこともあるけれど、ウィークデーは大体こんな風。

最後の締めくくりには、お香やエッセンシャルオイルを焚きます。家の中の空気が清められるようで気持ちいいです。

いい香りを感じつつ、お花を活け直し、自分にもお茶を淹れて、少しブレイク。

 

庭の手入れついでに草花を適当に摘んで部屋に飾ります。虫食いの葉もまだ開かぬ蕾も、ありのままに。それは自然の美しさそのものです。

 

最低限のルーティーンですが、これで不意にお客様がいらしても、気持ち良くお迎え出来ます。

自宅に事務所がある私にとって、最後に香りを焚くことは、仕事モードになる切り替えスイッチのようでもあり。

 

今朝はお線香を焚きました。といっても重厚な香りではなく、軽くて甘さや清浄感ある香りです。

 

エッセンシャルオイルは、そのままでも焚いても同じような香りですが、お香は違います。熱を加えると、全然違う香りになるので面白いです。

それに、焚いているときよりも、焚き終わったあとの余韻といいましょうか、残り香の方が柔らかくていいですね。

窓を開け放つと香りは消えてしまうけれど、ときどき部屋の隅に、佇むようにほんのりと残っていることがあって、ふっと和みます。

 

香炉やアロマポットは玄関が定位置。

 

焚いたあとは燃え残りを拾って表面を整えます。香炉灰のふわふわした感触も好き。

 

お香については詳しくありません。でもご縁あって、これからは今まで以上に深く知ることが出来そうです。

それに今月は香道のお教室があります( *´艸`) 香木を聞くのは久しぶり。とても楽しみです♡

 

 

 

町家とその庭、住まい方-無名舎(吉田家住宅)

特別公開中の京町家「無名舎(吉田家住宅)」さんを見学してまいりました。

こちら、昔は白生地問屋だったそうで、建物は大店(おおだな)によく見られる「表屋造り」。棟と棟の間に小さな庭(坪庭)が複数箇所設けられているのが特徴で、採光や風通しに問題がある町家建築の弱点を補っています。国登録有形文化財の指定を受けた貴重な建物ですが、現在も住まいとして使われています。

過去メディアで何度も取り上げられたお宅ですから、建物や庭のウンチクは、ウェブ検索すると山ほど出てまいります。ですので、詳細はそちらにお任せするとして、私は住まい方についていいなぁと思った点など書きたいと思います。

 

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暖簾をくぐると、店の間、そして玄関へと続きます。

玄関先は外部空間となっていて、足元には洒落た石貼りが。それが通り庭へと伸びています。ここにある腰掛待合は、茶道を嗜まれるご当主が近年作られたものだそう。新しいものなのに、明治に作られた建物と違和感なく合っているのはさすがです。

腰掛待合とは、お茶事で客が茶席に入るまでの間待機する場所。玄関棟の隣棟にある座敷に炉を切ってお茶室にされています。水屋も押し入れのスペースを上手く利用して設けられていました。

登録有形文化財とはいえ、外観を著しく変更しなければ改修や改装も行うことができるそう。建物を守ることは大事だけれど、住まい手が楽しく暮らすことも大事。吉田家住宅はそのあたりのバランスが素晴らしい。ご当主様の知性とセンスによるものだと思います。

 

玄関の脇にある腰掛待合。こう見えて一番新しい。石の貼り方が凝ってます。

 

玄関で靴を脱いで上がらせてもらいますと、座敷には網代が敷かてれいます。町家独特の夏の室礼の一部で、ヒンヤリとした感触が心地いい。その冷たさは予想以上で「うちにも網代、欲しいな~」と思うくらいでした。

吉田家は季節によって敷物や建具を変えられます。床の間の軸、各部屋の室礼、先ほどの書きました水屋に置かれたものなどは、季節毎ではなく、それはもうしょちゅう変えられているそうです。

お気に入りの美術品や道具類がいっぱいあったら・・・私もそんな風にとっかえひっかえして遊びたい!

 

玄関棟から見る坪庭。向かって右に店舗棟、左に住居棟があり、それらを上手くつなぐのがこの坪庭です。棕櫚竹とシダ、灯籠、手水鉢などが品よく配されています。

 

小判型に繰りぬかれていた手水鉢。商家ならでのユニークな発想ですね。

 

庭は、店と玄関・住居棟の3方に接する「中庭」と、住居棟と蔵の間にある「奥の庭」の2カ所。

そう大きくない空間ですが、灯籠や手水鉢が配され、ちょっとした露地を思わせます。坪庭がこのような形になったのも、茶道の露地の体裁を取り入れたからだと言われています。常緑植物が多いのも露地由来かなと思います。

中庭はあまり日が差さない陰の庭、奥の庭は日当たりのいい陽の庭となっていて、部屋の障子をあけ放つと気圧の差によって風が通る仕組みです。これは皆様もよくご存じのことと思います。

庭を空調設備とするこの仕組みは、暮らしの知恵?それともちゃんとした計算?少しでも涼しさを感じようという京都人の執念のようなものを感じますね。

 

網代、簀戸など夏座敷の室礼のむこうにも庭が見えます。床に敷かれた網代は、冷たい感触だけれなく、水が撒かれたかのように艶があり目にも涼しい。

 

木陰のように薄暗い座敷に座ると、前には明るい庭が見えて、そのコントラストの美しさは圧巻。でもとても落ち着きます。奥の間の簀戸を引いてもらうと、庭がより涼し気に見えました。冬は簀戸が障子に変わるので、庭の光が障子紙を通して拡散され、室内がほわっと明るくなります。建具替えの妙です。

これを行うには、その労力も大変ながら、凄い枚数の建具を収納する場所が必要です。おいそれとは真似できません。更にいうとエアコンが設置できません。窓を開け放っているので虫も入って来るでしょう。冬は恐ろしく寒いといいます。

空調設備に慣らされた私は、この粋な暮らしに憧れつつも、無理やわ~と思ってしまう。それでもこの世界観を取り入れることは出来ます。

庭は敷地の東~東南方向にひとつ、部屋から庭を見えるように窓を大きく開けます。そして対面にも窓を設けます。西〜北側は庭でなくとも木を植えるだけでOK。庭は背景を遮断し、僅かでもいいので常緑植物を植え、お気に入りの照明やオブジェを置きます。庭を歩きたければ小道を作ります。

灯籠も庭石も場に合わせて決まり事のようなものあり、難しく考えてしまいがちですが、要は今でいう照明とオブジェ、と見立ててみましょう。照明器具に凝るように昔の人も灯籠を選び、灯りが欲しいところにいくつも置いたのです。

オブジェがあると、庭に変化が付くし、その人の個性も出ますよね?それと同じように昔の人も、どこそこの石がいいとか好きとか、鶴みたいな形の石がいいとか、どうせなら亀みたいな形の石も合わせて置くと「鶴亀」になって縁起良さそうとか、考えたのですね。可愛いじゃないですか。

 

奥の庭。鶴亀石はじめ京都の名石がゴロゴロ。侘助椿が灯籠をふわっと覆って素敵です(灯障りの木といいます)簾をよく見ると波の模様が。格のある奥の間だけに凝ってますね~。

 

沓脱石は貴重な鞍馬石。奥の縁先手水鉢の足元は大きく掘りとられ海という部分。大雨時は水がここに流れ込むようになっています。

 

昔ならではの素材、施工方法は、それしかなかった当時を思うと、良く考えられているなぁと尊敬する部分が多々あります。

中庭は大雨の時に、どうしても水が溜まりやすい。今なら暗渠排水といって透水パイプを埋め、それを桝に接続し、外部の側溝に流すようにするのですが、昔は違います。庭の一部を深く掘って、地面に傾斜をつけてそこに水が流れ込むようにしています。溜まった水は土に浸透させて、そのうち無くなるのを待つのです。どこかに流すという訳ではないような。時々海の底の土を耕さないと水が浸透しなくなるそうです。

でもただ穴を掘ったのでは庭の景観としてイケてません。なので手水鉢を添えたりして。ついでに手水鉢の水も流せるし、上手い具合に落としどころを見つけたなぁと思います。

 

雨が降りだして、庭の見え方も一変。鶴石がヌラッと光ります。庭に雨、風情が増します。

 

庭は部屋を掃除するのと同じレベルで、とっても清潔でした。枝の透かし具合から見ても庭の管理も相当きちんとなされています。だからこそ、こんなにも一体感があるのです。

座敷は埃一つないのに、庭は生い茂りまくりで、折角の庭石も見えなかったらだったらどうでしょう。そこまで極端でなくても、一か月間なにも掃除していない庭と、昨日今日掃除した庭の差は、誰が見ても分かりますよね。そこなんですよ。

個人邸で毎日の掃除は大変でしょうが、こちらのように公開している庭だったり、モデルハウスの庭とか、お商売をされているところの庭は、室内と同じ程度に掃除して季節ごとに整えないと、全てが台無し。ちぐはぐに見えるので、気を付けたいところです。

 

見学を終えて外に出ると結構降っていて、お陰で足もとがずぶ濡れ(´;ω;`)ウゥゥ

 

受付にはオジサマ3人が座っておられ、希望すれば各部屋の詳しい解説をして下さいます。タイミングがあえば家猫がひょっこり顔を出してくれるかも。私は台所の吹き抜けあたりでみました(^^

撮影も自由。通年予約制で公開されているそうですが、今月一杯は観光協会主催の特別公開なので、予約なしですぐ見せていただけますよ。

 

 

夏休み前半ノコト

昨夜は台風10号の通過で大荒れでした。

皆様のところは被害はありませんか?雨風の直接的な被害も困りますが、交通機関の運休でご苦労をされている方も多いかと思います。無事御帰宅されましたでしょうか。

 

台風一過の朝、お掃除に恐る恐る庭に出て見ると。吹き溜まりに葉っぱが溜まっている程度で、どの植物も何事もなかったように揺れていてひと安心。

近年は茎のか細い植物ばかりを植えているので、折れるかも?と心配していましたが、なんのなんの。強風に逆らわず、身を任せ、そして受け流す。か細いけれど、しなやかだから強いんですね。

しなやかさって大事。改めて植物から教えてもらった朝でした。

 

台風一過、何事もなかったかのような涼しい顔をして咲く瑠璃柳。しなやかな枝は強い風をも受け流して。

 

さて、夏休み最初は夫の方のお墓参りに帰省しました。

お盆には少し早かったのですが、台風が来る前に参ることが出来てよかったです。結婚してからほとんど毎年欠かさず帰省して、こうしてお参りできるのも、兄家族がお墓を守り温かく迎えくれるお陰。

若い頃は深く考えることもありませんでしたが、年を重ねると、もし私達夫婦が本家だったら同じように出来るかな?到底務まらないだろうなと思うので、兄夫婦には感謝しかありません。

お盆は家族のつながりを意識する大切な時間ですね。

 

夏の野菜や果物を集めてお盆の盛り物。白や絣模様の茄子は兄の畑より。すごくお洒落な茄子でしょ?

 

夏休み前半、出掛けたのは結局このお墓参りだけ。

あとは台風情報を横目に手仕事三昧。

6月に参加した竹籠づくりのワークショップについては以前ブログでご紹介しましたが(→コチラ)、それからも、もっと編んでみたいと思っていて、ようやく時間が取れて挑戦しました。

 

六つ目編みという基本的な編み方で作る籠。基本というけれど、すごく難しくて、悪戦苦闘しました。画像は難関をようやく超えて簡単な箇所に入ったところ。このあと更に悪戦苦闘することになります。

 

編みたい編みたいと思っていてなかなか出来なかったのは、時間がないこともありましたが、材料の竹ひごが手直になかったのです。

自分で竹を割って作るなんて出来そうもないし、ネットで探すかぁと思っていたとき、たまたま知人に話をしたら「どこで買ったかわからへんけど、家に余ってるのがあるからあげるわ」と言って、快く分けて下さったのです。ツイてる?こんなこともあるんだと。何でも話してみるもんですね。

その竹ひごの本数と長さでちょうど編めるのが、この六つ目編みの籠でした。

楽しそう~とワクワクで始めたのはいいのですが、次第にどよーん。ワークショップで作った「四海波籠」とは比べ物にならない難しさ、規則的に編むといっても、竹ひごの数が多いのですぐ訳がわからなくなってしまいます。普段ロクに頭を使っていないからか、全然出来なくて「もう、知らん!」と何度切れたことか。

それでも、折角いただいた竹ひごだからと自分を励ましながら、分からないところは適当に誤魔化して、何とか最後まで編んで完成!

見てやってくださーい↓↓↓

 

完成した六つ目編みの籠。早速落としを入れて庭の花を活けました。黒い実をつけた白山吹や咲いていた花で秋を感じるアレンジメント。

 

合っているのか自分でもサッパリ分かりません。適当でもほどけなきゃいいかと思って。

 

ひごの幅が違うせいか、予定よりだいぶ大きくなってしまいました。でも遠目で見る分にはギリ耐えられそうな出来かと、自己満足です。かなり薄めの竹ひごでしたが、編むと頑丈になり、普段使いにも耐えられそう。

それにしても自分で作って初めて分かる、売っている竹籠の凄さ。左右対称だったり、筒のカーブが整っていたり、真っ直ぐだったり、網目が整然としていていたりね、信じられない手技のオンパレード。プロはやっぱり凄いです。

 

あー疲れた、でもやっぱりモノ作りは楽しい、面白い。仕事とはまた違う集中力があって、こんなに苦労したけれど、これが私のストレス解消法。またやりたいって思うのはもう病気でしょうか。

 

 

夏バテ予防に

日中は体温越えが続いています。お庭で陽が当たっている場所はきっと40℃位はありそうで恐ろしい。

早々に部屋にこもってしまいます。

 

ディアガーデンの事務所。北向きなので午前中は冷房なしでも十分過ごしやすいです。窓外にアオダモの枝が見えていますが、その向こうは灼熱!

 

大暑の頃は、なるべく外作業を控えていますので、専ら内勤の日々。

上の画像のように、午前中は冷房なしで、風鈴や秋色アジサイなど目に耳に涼しいもの達の力も借りて、機嫌よくお仕事出来ています。

そして午後からは無理せず冷房を入れて、水分補給もこまめに(その水分のことを後で書きますね)

 

秋色アジサイ。昨年はほぼ全部お客様に差し上げましたが、今年はあまり咲かなかったし、事務所と他の部屋に飾ってます。シックで涼し気でしょ?

 

秋色アジサイといえば、

醍醐味は秋に紅葉する姿なのでしょうが、私は翌年もたくさん咲かせたいので、普通のアジサイと同じ様に7月中には切ってしまいます。それでも青からライムへと変わりつつあるニュアンスカラーがとっても涼し気。それを切り花として目の前で楽しめるから、まぁよしとして。

毎年、イイ感じにドライフラワーにならないかと、アレコレやっていますが、あまり上手くいきません。

冬まで木で咲かせると、徐々に水分が抜けていくので一番きれいなドライフラワーになるのだと、わかってはいるけれど。出来ませんし。悩ましい。

 

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さて、脱水症や夏バテ予防の水分補給について、ですが、

近年私は「梅酢ウォーター」もしくは「梅酢麦茶」を時々飲んでいます。

作り方は水や麦茶に少量の梅酢を混ぜるだけ。ほんのり梅の風味がして、かすかな塩味もあって、とても美味しいんです。

梅干しを漬けているので、その副産物として梅酢が採れます。私のは白梅酢です。梅酢には殺菌・解毒作用・疲労回復効果があるらしく、汗で奪われる塩分補給も同時にできるのがミソ。スポーツドリンクのように変に甘くないから後味サッパリ。オススメです。

家で梅干しを作らない方、梅酢は市販もされてるそうなので是非探してみてください。

 

冷水に梅酢を少々加えた「梅酢ウォーター」梅酢は万能調味料として便利に使っています。今年も採れそう。楽しみ。

 

いま、ひと月前に塩漬けした梅をテラスで土用干ししている最中です。

幸い毎日カンカン照りなので、たぶん上手く干せそう?

 

いつもの夏支度

ブログの更新が滞っている間に、梅雨が明けて、台風が通り過ぎて、ついに夏がやってきました。

あぁ、なんと蒸し暑いことよ・・・。でも、ここまでの暑苦しさがあるからこそ、涼しさも一層心地よく感じる訳でね。肌で感じる他に、それこそ五感をフル活用しての涼の演出は、先人の教えに倣って。

手始めに風鈴を出しました。

 

風鈴は家の中程に吊るします。風が通る路地のようなこんな場所が定位置です。

 

火箸をデザイン化したこの風鈴は「明珍火箸風鈴」といい、私のお気に入りです。

その音色は、例えるならばおりんのよう。小さな4本の火鉢が和音を奏で耳に心地よく届き、微風の存在も知らせてくれます。

 

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旧家の御屋敷では夏に先立って簾や葭戸の夏仕度をし、木蔭のようなほの暗い空間を作るといいます。

そんな部屋の入口の戸を開けると、目の前に広がる庭が通常の倍ほどに明るく見えます。日射の良い日は、その庭のあちこちに落ちる木漏れ日が、蹲るように点在して、光と影の見事な景色を作り、目を喜ばせてくれるのです。そんな粋な景色も夏座敷の陰影あってのことと伺いました。

夏のほの暗さって情緒がありますね。子供のころは夏の暗がりと言えば、妙に恐怖感を煽られるものでしたが、今ではむしろ趣を感じるように。

 

例えば我が家の東向きのダイニング。正午には日が当たらなくなって、庭とのコントラストがくっきり。するとテーブルに青モミジが映って。

 

 

門掃きして打ち水、これも昔ながらの涼の演出。

 

ま、どれもちょっとしたことですが、やるとやらないでは心地が違う。そして昔ながらの和の暮らしはやっぱり日本の風土に合っているなぁと改めて思います。

暑い方に神経を集中しないで、五感を研ぎ澄まし、涼しい場面を積極的に感じていくこと、そんな風に心掛けるだけで、不快な夏も大人好みの風情あるものに変われば。

 

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さて、仕事で作るお庭も、このところ何故か和の傾向が続いています。改修工事が秋にいくつか始まりそうでワクワクしています。

その計画や打合せ等が立て続けにあり、プライベートも忙しくて、7月はあっという間に過ぎ去ってしまいました。

 

古民家にある坪庭の改修案。あるものを生かしてどれだけ変わるか?楽しみな物件。さてどうなりますでしょうか???

 

もうすぐ8月。

規則正しい生活を心掛けることが一番の夏バテ対策と思い、しっかり食べてしっかり寝ることを肝に銘じます。

昨日は土用の丑の日でしたから、鰻をいただいて。

 

 

鰻丼でパワーチャージ。久しぶりの鰻なので奮発。美味しかった♡

 

暑いときはバタバタせずに、心にゆとりをもって行動すると、涼し気な人に見えますね。

周りに配慮して、自分自身も涼感が出せるように。そんな気遣いのできる女性になりたいなぁ。

 

 

雨の日は

梅雨空の日、今日は一日中シトシトと降り続けるなんて日。私は家の中で育てている植物達を外に出してあげます。

インテリアプランツや、アレンジメントの枝物は、本来なら屋外で育っているもの。それが鉢に入れられたせいで、もしくは切り枝となったせいで、雨の恩恵を受ける機会がなくなってしまいました。

雨は植物の成長を促すポテンシャルを秘めている・・・という話を以前のブログに書きましたが(→コチラ)、たまにはね、そんな恵の雨の中で一日過ごすのも良かろうと思って外に出すのです。

日差しにある程度耐えられるような葉に厚みのある種は、このままひと夏、外暮らしとなる場合もあります。

 

いつもはインテリアとして飾っているドウダンツツジ。葉水をやる変わりに、雨の日はこうしてテラスに出して濡らしています。

 

たっぷりの雨に打たれた後は、本当にプリプリとして、ご機嫌さん♪な感じです。

 

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植物が外で気持ち良く過ごしている間、今度は私が気持ち良く過ごす為に、いつもの朝掃除の後にお香を焚きます。

夏は何故か和の香りの方が好み。インテリアも和風の方が涼しく感じます。

 

ジメジメとした空気感とお香の香りって合うと思う。掃除の後などに焚きます。

 

静岡で知ったお茶の葉を焚く習慣。この香りも爽やかで好きです。

 

事務所の小窓をすこーし開けていると、すぐ近くに植えたフジバカマの香りも漂ってきます。フジバカマは葉から桜餅のような?何とも言えないいい香りがするので大好きです。濡れると余計に香りが強くなるようで、雨の効果がこんなところにも。

和の香りなので、お香と混ざっても気持ち悪くならず、かえって良いハーモニーが生まれているように感じます。

 

 

七夕の室礼-2019

七夕を迎え、今年は「乞巧奠(きこうでん・きっこうでん)」という奈良時代に中国より渡来した七夕の原型を元にしつらえてみました。

宮中の節会でもある乞巧奠。供物と共に五色の糸を飾り、香を焚き上げ、管弦の演奏や和歌を朗詠するなどし、何とも風雅な行事だったようです。貴族たちは願い事を梶の葉に綴ったとも言い伝えられています。

そんな雅びな夜を想像しながら、玄関に小さなお室礼を。

 

乞巧奠に因んで五色の糸を飾りました。五色とは、青(緑)・黄・赤・白・黒(紫)。

 

 

糸に添えた梶の葉はレプリカ。

 

この室礼のヒントは先日訪れた永楽屋本店2階の喫茶室で。店内の壁に七夕の飾りがセンス良く飾られていて、思わず観察。

こちらは河原町四条という繁華街にありながら、珍しく広々とした気持ちの良い空間。インテリアも素敵で、和のスイーツはどれもハズレが無さそう。おすすめです。

老舗と呼ばれているお店は、必ずと言っていいほど季節感を大事にされています。インテリアを整えるまでは初期投資で幾らでも素敵に出来るけれど、日々の装飾はプラスα。お室礼やお花のあしらいは売り物でもありませんから、それだけにそのお店の姿勢とかセンス、おもてなしの気持ちが感じられるところです。

お室礼は常に入れ替えないといけないし、花は新鮮でないと意味がない。しかもそれをセンス良く続けるのは大変です。経費もかかることでしょうが、そこを削ってはいつ訪れても同じに感じてしまいます。

季節感ある店内で過ごすのは、ある方にとっては非日常を感じるかもしれません。私にとっては憧れの空間です。気分が上がるし、とてもいい勉強になります。