今春おすすめのガーデンシネマ-2018

このところ久しぶりに雨続き。花冷えで体調崩されていませんか?

花散らしの雨、でも植物たちにとっては恵みの雨です。今朝はディスプレイガーデンのモミジの新緑がとっても鮮やかです。

 

例年より早い芽吹き。

 

桜の木は咲くとすぐわかりますが、咲いてもパッと見わからない木も結構あります。例えばこのモミジがそう。赤い小さな花が咲いていますけれど、葉っぱに隠れて気づきにくいよね。

でもとっても可愛らしい。受粉して出来る種は竹とんぼみたいな形になります。それもまた可愛らしい。

 

5mm程の小さな花。雄花と雌花があり、ピラピラしたのが付いている方が雄花、だと思う。

 

さて、今日は時々書いているガーデンシネマ特集です。

今春私がオススメするのは「ロンドン、人生はじめます」」(原題「Hampstead」2017年イギリス製作)です。

主人公エミリーを演じるのは、私の大好きな女優ダイアン・キートン!もうね、絶対楽しめること間違いなしです!オフィシャルサイトによると、あらすじはこうです。

ロンドンのハムステッドの高級マンションで暮らす未亡人のエミリーは、夫亡きあと発覚した浮気や借金のこと、減っていく貯金のこと、上辺ばかりのご近所づきあい、海外勤務に行ってしまう一人息子のことなど様々な問題に直面している。ある日、自然に囲まれ手作りの小屋で暮らすドナルドと出会う。庭でのディナー、気ままな読書、森でのピクニック…余計なモノを持たず幸福に暮らす頑固だけど温かいドナルドに惹かれていくエミリー。だが、ある事件がドナルドに降りかかる・・・。

 

 

「暮らしも、お金も、恋も、自分らしく」なんて一見若い女性の映画みたいなキャッチコピーがついてます。でもご覧のとおり人生の酸いも甘いも知った円熟期を迎えた男女の物語なんです。

舞台となったロンドン最大の公園ハムステッド・ヒースの自然美や、高級住宅街の街並み、主人公エミリーのファッションなど見所いっぱい。ダイアンってホント羨ましいくらいベレー帽が似合うよね。そう言えば前の作品(「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」)でも被ってたっけ。

もよりのシアターは京都シネマなんですが、例によってここでの上映日時は不確定極まりない。6月以降になるかも(>_<) しかも2週間くらいしか上映しない場合も多く、ウッカリ見逃すことも十分あり得る。大阪まで足を伸ばすか?

 

映画「マイ ビューティフル ガーデン」 

3月のブログ「今春おすすめのガーデンシネマ」にてご紹介した映画「マイ ビューティフル ガーデン」(原題「This Beautiful Fantastic」)

やっと観ることが出来ました~!(๑•̀ㅂ•́)و✧

レビューを書きますと言っていたので、今日はネタバレにならない程度にたっぷりと書こうと思います。

しかし半年も待たされるとはねー!京都シネマが、いつまで経っても上映してくれないもんだから、もう少しで見逃すところでした。同映画館では9月2日~15日までの公開です。各地ほとんど終了していますが、まだ一部見られるところもあります。

(実は最寄りのイオンシネマ近江八幡で6月頃上映されていたようなんですが、当初ここでは上映されないことになっていたので、アッサリ見逃した・・・(˚ ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )シクシク )

 

クリックすると「マイ ビューティフル ガーデン」のサイトへ

 

公式サイトより抜粋。あらすじ↓

図書館に勤めながら絵本作家を夢見るヒロイン ベラは、几帳面すぎるせいか、
無秩序に伸びる植物が大の苦手。そのせいで、庭を荒れ放題にしていた。ある日、家主から彼女に届いた知らせ。

一ヶ月以内に庭を元どおりにできなければアパートを出ていくこと。

何から手をつけていいかわからないベラを救ったのは、犬猿の仲だった隣人アルフィー。
偏屈者の老人にしか見えなかった彼こそが、実は卓越した庭師だった。
ベラの悪戦苦闘を見かね、大切な教えを伝授していくアルフィー。
2人は庭づくりを通して特別な関係を築いていく。そして、最後にベラが手にしたものとは――。

自分の殻に閉じこもっていたベラが、自分の世界から一歩踏み出した時から始まる様々な出会いと奇跡。
心温まるハッピーエンドはささやかな幸せを願うすべての人に勇気を与えてくれるはずだ。

 

殻に閉じこもる人に対しては、わざわざこじ開けようなんて誰も思わないものね。自分から心を開けば、どんな状況でも好転していくもの。あとは素直さですね。豊かな人生、よい人間関係をつくるのに必要なのはその二つだと、この映画を観終わってつくづく感じました。

ベラがどんな庭づくりをするのか?卓越した庭師だというアルフィーの庭はどんな風?私が見たかったのはそこなんですが、庭はなんていうか「美しい印象を残す」ためにあって、デザインとして見るには全く物足りません。でもいいんです。庭でのシーンは幻想的で本当にきれいだったから。

 

登場人物は少ないけれど、ひと癖もふた癖もある個性派ぞろい。それぞれは心の奥に悲しみを持っていて、だからこそ優しくて、ユーモアがあって、愛すべき人々なのです。くすっと笑ってしまうような会話の掛け合いが最高です。

やっぱり演じる俳優さん達がみんな素晴らしいのね。ベラ役のジェシカ・B・フィンドレイが可愛いのは当然として、特に偏屈老人アルフィー役のトム・ウィルキンソンと、料理人ヴァーノン役のアンドリュー・スコットがとってもチャーミングです。お互いを罵り合っているけれど、実は深く理解し思いやっている的なシーンがいっぱい出てきて、なんかねー、いいんですよ。

 

アルフィーの庭。いろいろな植物が自由に咲き誇る。アルフィーいわく「美しい秩序を保った混沌の世界」とっても素敵なシーンです。

 

肝心の庭づくりの仕上げにやや「???」と思ったり、デートのドタキャン理由に「えー、そんなんアリ?」とズッコケそうになったり。それでエンディングはちょっと切なくて・・・。特筆すべきは中盤ですね。素晴らしく癒されます。

図書館好きな私としては、イギリスの重厚な図書館でのシーンがたまりません。インターネットとか携帯電話の代わりに、タイプライターやラジオが登場します。時代設定はいつなんだろう?と思う位アナログな雰囲気です。ベラのガーデニングファッションも独特でかわいい!真似してみたくなります。

こんな風に衣装、料理、インテリア、みんなお洒落で、ワンシーンワンシーンが凝っていますので、手元に置いてまたじっくり見てみたいと思う映画でした。

この映画の空気感とか、会話とか、ファンタジックな部分は、きっと誰もを優しい気持ちにさせてくれるに違いありません。特にフランス映画の「アメリ」が好きな方はハマると思う。

 

虫除けにチュールをすっぽりかぶったベラ。手袋も何気にコーディネートされていて可愛いガーデニングスタイル♡

 

庭づくりを題材にした映画は、たいてい女性が主人公で、ポジティブなものが多いです。これまで見た「ベルサイユの宮廷庭師」や「フラワーショウ!」もしかり。美しい映像を楽しみながら、元気がもらえるという点でハズレがない。「マイ ビューティフル ガーデン」もその一つとして、特に女性にオススメの映画です。

 

最後に。ベラが庭づくりの教科書としてアルフィーから贈られた本「Ou Discovering The Garden(庭との出会い)」。アルフィーの人生を語るうえで重要な役割を果たす架空の本ですが、庭づくりの悦びが詰まった内容のよう。あんなに植物を嫌っていたベラですが、読後、なんと!ガーデナーになる気満々になっていました。

どんな魔法の言葉が書かれてあるの?私もそんなことが伝えられたらなぁと思いました。

 

 

今春おすすめのガーデンシネマ 

今日は映画の話題。アカデミー賞受賞作品もいいけれど、ディアガーデンおすすめの映画は、やっぱり庭に関するものにします。4月から順に公開予定の作品です。

庭の映画には、派手な演出やアクションはないけれど、植物が好きな人には堪らない景色が満載です。じんわり感動するストーリーが多く、見ていて「そうそう!」と頷く場面もきっとあるに違いありません。植栽デザインは大抵ナチュラル系で、ここは好みが分かれるポイントだとは思いますが、庭づくりの疑似体験が出来ますし、とても参考になると思います。私はその庭で人々がどういう風に過ごしているのかを見るのも好きです。

こういうテーマは、外国で制作される場合がほとんどです。やっぱりイギリスとかね。日本では少ないのが残念。例えば、大大名のお城の作庭を題材にしたものなんて、誰もが知っている庭ですし、面白そうですが。だって景石ひとつにしても。醍醐寺の三宝院庭園にある「藤戸石」は、信長や秀吉ら天下人の間を渡った伝説の名石ですが、源平合戦の頃まで遡る壮大な物語があります。実際に見ると意外に小さい石なんですよ。それにそこまでこだわるなんてね。面白いですよ。

前置きが長くなりました。

最初にご紹介するのは、「マイ・ビューティフル・ガーデン」(原題:「This beautiful fantastic」)2016年イギリスの作品です。

 

 

植物嫌いの主人公が、老庭師から庭づくりの手ほどきを受け、成長していく物語。公式サイトにハッピーエンドと書いてあったので、安心してじっくり庭の観察をしようかな。どんな素敵なセリフが聞けるのでしょうか?それも楽しみで、イチ押し作品です。

 

2番目は、ガーデン界でお馴染みの故ターシャ・テューダーさんのドキュメンタリー「ターシャ・テューダー 静かな水の物語」です。映像提供がNHK/NHKエンタープライズとあったので、たぶん過去のNHK特番のリメイクかな?何度も見て、目に焼きついている場面が出てきそうですが、親戚のおばあちゃんに会えるようで楽しみです。彼女の愛犬のメギー(コーギー犬)も出てきます。

 

 

3番目は日本の映画で、既に公開中の「人生フルーツ」。建築家の津端修一さんと妻・英子さん夫妻のドキュメンタリーです。現代の桃源郷のような暮らしぶりは、これまでもTVで放送されたり書籍化されているので、ご存知の方は多いかと思います。こちらもTV版のリメイクでしょうか。

 

 

2015年見た庭の映画は「ヴェルサイユの宮廷庭師」、2016年は「フラワーショウ!」。この二本は若い方が主人公でしたが、今年は人生の大先輩方がメインの映画ばかり。きっと素晴らしい教訓がいただけるのではないかと思います。「美しい庭は人生の意味を教えてくれる」とは、最初にご紹介した「マイ・ビューティフル・ガーデン」のキャッチコピーです。期待しちゃうなぁ。

ディアガーデンからすぐのイオンシネマでは、残念ながらどれも上映されないので、京都に出かけなくてはイケマセン。どれも見たいので、うまくタイミングが合えばいいのですが。

見られたら(ネタバレにならないように)感想書きますーッ!ヽ(・∀・)ノ

 

 

映画「アバウト・タイム」

10月最初の日曜日、久しぶりに素敵な映画を見ました。昨年公開されたイギリスが舞台の映画「アバウト・タイム」です。

 

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「アバウト・タイム」主人公の二人。これは結婚式のシーンでした。紅いドレスを着るんだ⁉︎ってちょっとびっくり。でもキュートで似合ってた!

 

主人公はタイムトラベラーという、現実には有り得ない設定なのですが、テーマは家族愛や人間愛。キャストが本当に素晴らしい。音楽、セリフ全部好み。イギリスの雰囲気にどっぷり浸れて、最期泣けます。見終わったあと、窓の外の景色が輝いて見えました。

脚本・監督・製作総指揮はリチャード・カーティス。「フォー・ウェディング」「ノッティングヒルの恋人」や「ブリジット・ジョーンズの日記」「ラブ・アクチュアリー」など数々の作品を生み出された方とあらば、ウィットに富んだお洒落な映画に違いないと想像します。「アバウト・タイム」はそれに加えて、人生のキラキラした場面が満載で、悲しい出来事さえも、愛おしむように、描かれています。

ドーナル・グリーソン演じる主人公のティムは、愛する人メアリーを得てどんどん格好良くなっていく。メアリー役のレイチェル・マクアダムスは女性が見ても惚れそうな程キュート。私の好きなリンゼイ・ダンカンもティムの母親役で、今夏に見た映画「フラワーショウ!」に出てたトム・ヒューズはいけ好かないチャラ男役で出演。そして、そして、ティムの父親役ビル・ナイがめちゃくちゃいい!

好きなシーンは・・・ほぼ全部かな。まだ1回しか見ていないから特定できませんが、ティムの故郷イギリス南西部コーンウォールの景色が好きだな。どんな天気でも、ほぼ毎日のように海辺でピクニックを、週末は野外映画上映を楽しむ家族で、ちょっと変わってるけれど、その様子も素敵なのよね。

わたし、雰囲気やストーリーが好きな映画のうち、音楽と背景(インテリアや街並み、庭など)が特にお洒落で美しいものは、仕事中もBGMのようにして、流しているのですが、「アボウト・タイム」もそうなりそうです。

また見ていない方は是非。オススメです。

 

 

映画「フラワーショウ!」 

庭がテーマの映画を観てまいりました。2002年イギリスのチェルシーフラワーショウにおいて当時最年少で金賞受賞したメアリー・レイノルズの実話をもとにした物語です。(参考→公式サイト

女性ガーデンデザイナーが主役で、世界一メジャーなフラワーショウに挑戦する過程を描いていますが、物語としては、ごくごく単純なサクセスストーリー。レビューは辛口なものが結構多いので、さほど期待せずに、ショウの雰囲気や受賞した庭がどんなふうに再現されているのかを見ようと劇場へ行ったのです。

 

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久しぶりにパンフレット買いました。映画の中で、庭の完成度はすごく高かったです!キャストも物語に合っていましたし。余談ですが、チャールズ皇太子を演じた方が吹き出しそうな程似てた~( ´艸`)

 

でも見所は別にもあります。原題「Dare to be wild」は自然回帰を促す意。ショウの庭で彼女が訴えたかったことはそこなのです。アイルランドの豊かな自然、人工的装飾的に走るイギリス(一般的な都市)の庭、砂漠化しているエチオピア、様々な場所が出てきます。そこで感じたことや実情を丹念に描いていて、単純なサクセス&ラブストーリーにしたくないという彼女の思いが見えました。アフリカの緑化と水資源開発を行う日本人の活動家、新妻香織さんも名前だけですが物語に出てきます。恥ずかしながら、私は彼女のことをこの映画で初めて知りました。

人は自然の美しさを求めて世界中を旅します。しかし、現代の庭園は自然が本来持っている素朴な美しさを見失っている。この素晴らしい自然が永遠に失われる前に、私たちはそれぞれのやり方で守っていくべきです。(メアリーがフラワーショウ願書に書いた言葉)

現在、イギリスを中心とするガーデンデザインの世界的な流れは、より自然なものに変わっています。貴重な水を無駄使いしないように、乾燥に強いグラス類(ススキのような植物のこと)やワイルドフラワーをメインにした植栽デザインです。それもひょっとして彼女の影響があるのかな?わかりませんが。

アイルランドの自然はスピリチュアルな雰囲気満載。神秘的で力強い。人々は自然に畏敬の念を持って接しています。日本の神社を取り巻く(いわゆるパワースポットと呼ばれているような)神聖な森の雰囲気にどこか似ているなと思いました。それをそのままデザインに生かしたところが、イギリスの審査員の郷愁心に刺さったのだと思います。アイリッシュ音楽がやさしく耳に響いて、とても癒されますよ。

 

昨年の見た庭映画「ヴェルサイユの宮廷庭師」もそうですが、主役が女性ガーデンデザイナーなので、やっぱりね、思いっきり感情移入してしまいます(^^; (昨年のブログ→「ヴェルサイユの宮廷庭師」)

フラワーショウの挑戦の過程は、私自身、毎年埼玉で開催されている日本最大のガーデニングショウ「国際バラとガーデニングショウ」に挑戦したときに似ていて、もう涙なくしては見られない!って感じで。たぶん映画館で泣いていたのは私だけだったろう(笑)ショウに参加する=会場で作庭しなければならないのです。「どうしよう、どうしよう。」と悩む気持ちが痛いほどわかる。

 

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これが国際バラとガーデニングショウで作庭した「静心の庭」。もう12年前の話。懐かしい。写真を見ると、苦労して作ってくださったこと、会場に一人残り毎日手入れしたこと等、当時のことを瞬時に思い出せます。お世話になった方々、出会った人々。この機会を与えてくださって本当にありがとうございます。(画像クリックしていただくと詳細ページが見られます)

 

メアリーは「私の庭で世界を変えたい!」とショウに挑みましたが、私は単に自分のデザインがどこまで通用するか、試したくて挑戦したのです。引越ししてすぐ無謀にもディアガーデンを立ち上げたのはいいけれど、仕事もなく、デザインする時間と気力だけはものすごくあって。業績も無いので何とか世間に出て行くきっかけが欲しいともがいてました。そして、応募したデザインが、まさか、まさかで受かってしまったのです。通知を見て歓喜→しだいに不安になる→追い込まれていく という経過は、映画と重なります。

引越ししてすぐなので、メアリーと同じように材料も職人さんも、スポンサーもないないづくし。でも、デザインした庭を会場で作りたい!人々に見て欲しい!という思いは捨てられず。協力してくれそうな方には、応募する事は伝えていましたが、まさか現実になるなんてと驚かれました。そこを頼み込んで色々紹介していただいたり、借りたり、自己資金で足りない分スポンサーを募ったりして、実現できたのです。振り返れば、これも奇跡のような話です。いっぱい無理をお願いしたので、ショウのあとは、仕事で恩を返そうという一心で、苦手な営業もして、結果少しづつ仕事も増えてまいりました。本当に感謝してもしきれない。それを思い出だしたら、泣けて泣けて。

初心を思い出させてくれた映画、見てよかった。

 

 

お洒落過渡期 

季節が変わるごとに悩むのがファッション。もしかしたら庭以上かも(笑)今の自分は中途半端な年齢。体型もまぁるくなって、何を着てもモッサリして見えるというか、サイズ感が本当に難しい。ここ数年、まさにお洒落過渡期という感じです。

それでも2016年の夏はもう二度と来ない。そして今日、この瞬間が将来から見ると一番若いわけで、楽しまないと損!ですよね?なので「キレイめにまとめてさえいれば、大きくはハズないだろう」という持論でもって、果敢にいろいろなスタイルに挑戦です。

理論的に腑に落ちるスタイリングで何かと参考にさせていただいている方、スタイリストの大草直子さんによると、

年齢を重ね、嬉しい変化も目を背けたくなるような変化も。ときに、服は受け止めてくれるし、ときに、拒絶されます。そんなことも含めての、おしゃれ更年期ですが、わかっていることもはっきりあります。

デニムとTシャツは、とにかく新しく――ということです。

またまた腑に落ちるアドバイスです。「おしゃれ更年期」ですか・・・なるほど(^^; 今季のデニムといえば、幅広系とかダメージ系でしょうか。ダメージデニム、カッコ良く履きこなしてみたいっ。で、手始めにダメージもキレイめに見せてくれそうなアイテム買いました♪マキシ丈のボトムスなら何でも合いそうです。

 

夏靴とクラッチ

今シーズン気になる靴、足の甲を覆うデザインのウェッジソール。見た目よくても、足あたりが硬かったり重かったりソールが安っぽかったり・・・色々履いてみて、これが一番合いました。好みのものが見つかって嬉しい。シックなペディキュアして、夏らしいクラッチと合わせてみようかなー。なんて、考えることが楽しいのよね。

 

そうそう、ファッションといえば。

北欧を代表するファッション・ブランド「マリメッコ」創業者アルミ・ラティアの波瀾万丈な人生模様を描いた映画がまもなく公開されます。ファッショナブルな映像も楽しみですが、女性起業家が珍しかった時代、いくつもの荒波をくぐっていった彼女の情熱に感化されたい!そのうち見に行こうと思っています。

映画「ファブリックの女王」公式サイト→http://www.q-fabric.com/

 

 

ミニシアターにて 

今年初めて劇場での映画鑑賞「ニューヨーク眺めのいい部屋売ります」。原題は「5 flights up」。こうして二つのタイトルを並べると、実は内容がよくわかるの。

画家の夫アレックス(モーガン・フリーマン)と元教師の妻ルース(ダイアン・キートン)が、長年暮らすお気に入りの部屋は、いま最もお洒落な街ブルックリンにあります。最上階の5階にあり眺めも日当たりも最高。でも唯一の欠点はエレベーターがないこと。階段の上り下りが辛くなり、とうとう引越しを決意しますが・・・。

ダイアン・キートン、やっぱり素敵!大好き!彼女がいるだけで映画がチャーミングに見えるのよね。ベレー帽が似合っててお洒落でした。モーガン・フリーマンは、ジャック・ニコルソンと共演した「最高の人生の見つけ方」という映画が一番好きでしたが、この映画も同じくらいイケてます。夫を思うからこそですが勇み足気味のルース、全て受け止めてリードしてくれるアレックス。二人の掛け合いがとってもいいです。

 

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まだ結婚していない方や小さなお子様がいらっしゃるような方が見ると、もしかして退屈極まりない内容かも。でもある程度夫婦生活を経験されている方には、ジーンとくる映画だと思います。夫婦お互いをとても理解していて思いやる気持ちが、大げさでないセリフに現れています。ちょいちょい出てくる回想シーンがまた絶妙でいいんですよ。

眺めのいい部屋のインテリアは、ひとことでいうと「Cozy」。暖かくて居心地の良い、こじんまりとした、くつろいだ、楽な、打ち解けた、親しみやすい・・・そんな意味ですが、アレックスとルースを表しているようなインテリア。アレックスは屋上の庭で野菜を育てていて、少ししか成らないトマトを差して「高級レストランで食べるより高いトマトね。」なんて、ルースがからかいます。

愛犬ドロシーや内覧会で何度も出くわす小さな女の子、すごくよくしゃべる不動産エージェントの姪、ご近所さん、みんないい味出しています。私は小さな女の子がすごく印象に残りました。大人が家を買う買わないで騒いでいる中、一人達観していて、まるで小生意気な天使のようなのです。可愛かったです。

 

こういう良質な映画、作家性の強い映画は、残念ながら近所のシネコンでは上映されません。今回は京都のミニシアター「京都シネマ」で見てまいりました。京都四条烏丸にある『COCON KARASUMA:古今烏丸』の3階、ACTUS・KIRA KARACHOなどハイセンスな雑貨店やカフェなども入っている商業施設の中にあります。

チケットを買うロビーには、ドッカンドッカン騒々しい音楽も流れていないし、ポップコーンなどの売り場もなく自販機だけ。子供も走り回っていないし、とにかく落ち着いています。上映室は本当にこじんまりしていて、足元も狭めですが、シートはゆったりしています。要は大人にちょうどいいシアターなのです。

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京都シネマのロビー。レトロないい雰囲気です。(出典: www.coconkarasuma.com)

 

またふらりと立ち寄りたい京都シネマ。旧作上映もありです。因みに「ニューヨーク眺めのいい部屋売ります」の上映は4月22日までです。