散り紅葉 

師走らしく慌ただしい日々が続いています。

お陰様で色々なプロジェクトに加えていただいており、一つづつ丁寧に丁寧にと言い聞かせながら、でも締切りがタイトなので(何故?!全部厳しい T_T )、息急き切って設計する毎日。

そんな中ほっこりさせてくれるのは、やっぱり庭の景色です。今年のモミジはとても鮮やかに紅葉してくれました。

夜が明ける静かな時間、出先で、お茶の時間、夕暮れ時、そんなちょっとしたときに季節を感じると、仕事に忙殺されずに、我を取り戻すことが出来るように思います。

仕事中は息を詰めたり逆にハァとため息をついたり。でも庭を見ているときは、息が深く一定なことに気付きます。余裕がない自分から少し余裕を感じる自分へ。そんな切り替えスイッチが庭のどこかに付いてます。

 

12月2日。紅葉まっ盛りの頃のモミジです。

 

美しーい(๑>◡<๑)

 

夜はライトアップするので、また一味違った眺めになります。今はクリスマスっぽくイルミネーションライトも飾っています。

 

風が強く吹いた日の次の朝。真っ赤な葉っぱが今度は足元にも。

 

同じ色の葉っぱは二つとしてありません。この微妙な色合い。本当にきれい♡

 

 

シマススキやアジサイ、ムラサキシキブなどは黄色くなります。赤だけじゃないところがいいんです。ツヤツヤの葉っぱは常緑低木のヤブコウジ(斑入り)。これは冬の間も緑を楽しめます。

 

すっかり葉っぱを落としきるまであと数日。それまで落ち葉掃きはしません。

落ち葉を堪能します。

 

落ち葉が集まれば、つい作ってしまう♡

 

理想は「落ち葉の絨毯」ですが、さすがに1本ではそこまでなりませんね。まぁご近所のことを考えると絨毯を作るわけにもいかないかな。街路樹だって落ち葉対策のために紅葉もそこそこに切られてしまうご時世です。

世知辛い?それとも?

 

京都のイチョウ並木は堂々と葉っぱを散らしてた。

 

私の感じるところを言うと、落葉樹はまだまだ嫌われもののようです。こんなに美しいのにね・・・。

小さな庭先から意識改革を起こしていけたらいいなぁ、と思います。先日提出したお庭のプランにもモミジ、ちょっとだけね、入れちゃいました~(*´д`)o

 

 

紅葉の見頃とクリスマス飾り

11月の最終週、ディスプレイガーデンのモミジが真っ赤に色づきました。

 

テラスのシンボルツリーとして植えたイロハモミジが紅葉の見頃です。

 

猛暑だった今夏、水遣りやミノムシ・イラガ退治に精を出したので、これだけ元気な葉っぱが残せました。葉っぱがなかったら紅葉も見られませんからね~。まさに実りの秋。うん、よく頑張ったワタシ!なんてひとり悦に入っております。

このテラスはLDKの窓と接しており部屋にいながらにして紅葉狩り気分を堪能できます。特に日差しを受けると赤がより一層鮮やかに見えて美しい。

手前味噌ですが、こんなに純粋で美しいものがすぐ傍にあるって、やっぱりいいなと思います。せわしない暮らしの中で、四季折々、庭にどれだけ心を清められたかわかりません。

 

リビングから

 

ダイニングから。紅葉を愛でながら頂き物のお菓子でお茶の時間。地元の有名菓子店たねやさんのオリーブ餅とこれまた全国的に有名なチョコたまごです。たねやさんのお菓子はほとんど食べましたがオリーブ餅は初めてです。オリーブオイルって何にでも合うんですね。意外といけます。チョコたまごは種類豊富で飽きない美味しさ。

 

さて、ディアガーデンでは、ただいまクリスマスワークショップ開催中。

庭で育てた植物など自然素材でドア飾りを作っていただく催しで、今年でもう7回目になります。

 

今年のスワッグは全体をミスティグリーンでまとめたナチュラルなデザインをご提案。昨日のお客様の反応では「これまでで一番自然なデザイン」とのことです。

 

このイベントに合わせて11月の初め頃から準備を進めてまいりました。今のディアガーデンは、ドアはもちろん事務所にもクリスマス飾りをして、一足早いクリスマスムードに包まれてます。

毎年来てくださる方もいるので、飽きないよう楽しんでいただくために、少しづつ変えてしつらえているつもり。

そんなディアガーデンの様子を今日はチラ見せ。まだ来られていないお客様もいらっしゃるからね。

 

ミニツリー。ここ数年はシルバーに白のオーナメント。今年工夫したのは置き場所。鏡の前に置いてダブルキラキラ☆させてみました。

 

本棚にもデコレーション。オーナメントの中では一番好きなベツレヘムの星と松ぼっくり。それに庭で育てている柊木犀の枝をシルバーのスプレーで着色したものを合わせました。これに気づくお客様いるかな?

 

昨日はたくさんのお客様が見えて本当に賑やかになりました。皆様それぞれちょっとづつ個性的で素敵なスワッグを仕上げられましたよ。

ワークショップは12月2日(日)まで続きます。お客様に楽しんでいただけるよう頑張ります!

また終了後にレポート書きますね。

 

 

ディスプレイガーデンの高木剪定

今週はディスプレイガーデンの高木や生け垣の剪定をしてもらいました。職人さんのお陰でスッキリとした気持ちで2018年を締めくくれそうです。

庭を作ってしばらくは自分で剪定していました。だんだん木が大きくなって手が届かなくなり、切り枝の処分にも苦慮するようになってきましたので、職人さんにお任せすることにしました。このところは1年~1年半に1回のペースでお願いしています。

私の専門は設計・工事監理ですので、どこを切るとか不要な枝、目指す形等はわかるのですが、実際剪定するとなるとすごく時間がかかります。その点、本職の植木職人さんの技と手際の良さは素晴らしい。掃除ひとつとっても、道具を駆使して本当にあっという間にサッパリ!綺麗にしてくださいます。

整った庭を見るこの気持ち良さはねー、もうね、悶絶級(^^♡

 

ディアガーデンの前庭全景。作業前の様子です。

 

上下↑↓の画像を見比べてみてください。

一見どこを切ったか分からないけれど、Afterの方がスッキリしています。これが職人技なんですね。幹や枝のバランスを整えてもらったのです。いかにも「切りました!」的なゴツゴツした印象はなく、あくまでしなやか。

2本ある落葉高木(左がエゴ、右がアオダモ)はもう少し伸ばすつもりですので、今年は幹の代替えはしませんでした。小さな庭の株立ちの木は、時々幹を更新しながら育てていくと、繊細で美しい姿を長く楽しめます。どの幹を残すか?切るか?ご自分では判断しかねる場合、私達が的確にアドバイスさせていただきます。

 

左に見える高木(エゴノキ)と右に見える高木(アオダモ)は不要な枝や幹を抜いてもらいました。足元の宿根草はこれから冬眠に入るので地表部を短く切り戻し、落ち葉も掃除しました。

 

3か所ある生垣もスッキリと整えてもらいました。角や面が出来ると品良く見えますし、場も広くなりました。

これがまた見てて超気持ちいい。

 

建物の東側、お隣さんとの境界にそってヒイラギモクセイの生垣があります。かなりボサボサ。通路側に枝を伸ばしているので狭く感じていました。葉の虫食い痕も目立ちます。

 

境界ブロック内に納めてもらいました。この面のキレイさね。ピシーッとした生垣をおかずにご飯食べられそうです。例え方がおかしい?

 

テラスのレイランディの生垣。面が揃ってスッキリと気持ちいい♡かなりスケスケになっちゃいましたが、またすぐ茂るので。モミジは以前芯の枝をうっかり折ってしまい形が崩れています。今はあまりいじらずに枝を作っているところ。

 

レイランディに「スギドクガ」という芋虫が沢山ついていたみたいで、処分するのに切り枝をトラックに積んだら、次々と這い出してきて気持ち悪いことになってしまいました。

ドクガといっても、毒はないのですが、気持ち悪さは相当なもんです。今年の夏はあまり見なかったので油断していました。職人さん、本当にごめんなさーーーい(>人<)

でも、剪定で害虫駆除が出来るって、こういうことなんです。

 

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今回、木の方ばっかり見ていて、職人さんの勇姿を撮り忘れてしまいました。うっかりしていました~((+_+))

仕事中は寡黙で怖いくらい真剣な顔つきで切っておられますが、普段は面白い話をいっぱいしてくれます。植木職人さんは、木に登るため皆さんスリムだったり小柄だったり。共通しているのは、本当に植物が好き、木が好きってことかな。一緒に庭の話をしているとあっという間に時間が経ってしまいます。

ディアガーデンはビジネスパートナーとして、色々な職人さんや造園会社さんと繋がりがありますので、お客様や庭に合わせてお手配できます。職人さんは一見怖そうで(誤解なんですけどね)言いにくいわ・・という方、特に奥様方には、同じ女性である私の方がアレコレ伝えやすいのではないでしょうか?

12月いっぱいは、どの職人さんも大忙しで無理なんですが、年明けからは、ご希望に合わせられると思います。この機会に庭の整備をされませんか?1本でもお伺いします。

まずは見せていただいて見積もりをします。お値段があえばご依頼くださればと思います。以前にも書きましたが、こまめな剪定が庭や木の健康とプロポーションを保ちます。

 

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そうそう、話は変わりますが。

この度ディアガーデンのオフィシャルサイトのfacebookいいねカウントが「200」越えしました(^^)v ブログのいいねのように、どなたがポチッとして下さったのかわからないのが残念ですが、この場で御礼申し上げます。

本当にありがとうございます。

 

いま見るとまた増えていて「207」に♪ ありがとうございます。

 

これからもブログやお知らせの更新が中心になりますが、このブログを見てくだされば、旬の植物や庭のデザイン、その時々にやるべき庭仕事、ディアガーデンの作庭風景、私のおすすめしたい事、情報などなど、わかるかと思います。

(たまっている施工例を美しく撮影してUPしなければ・・・^^; )

少しでも皆様のお役に立てるようなサイトに出来ればと思います。今後共どうぞよろしくお願い致します。

 

 

テラスでいただくと何でも美味しい?-タルトタタンに挑戦

数あるリンゴを使ったデザートの中で私が一番好きなのはタルトタタン。

これまでは食べるばっかりでしたが、シンプルなケーキなので、そろそろ自分でも作れるようになりたい。ポカンと空いたある日の午後、いっちょ頑張ってみました。

 

今まで食べた中で一番美味しかった京都のカフェ「ラ・ヴァチュール」さんのタルトタタン。程良い酸味、ねっとりとした食感、最高に美味しいです。

 

参考にしたのは、若山曜子さんの「至福のキャラメルスイーツ」のレシピ。この本にはキャラメル好きなワタクシにはたまらないレシピが満載なんです。もう超おすすめです!

「キャラメリゼした柔らかくジューシーなりんごとさくさく少し塩けのある生地が抜群のコンビネーション」と紹介されていた若山さんのタルトタタン。よくある丸型ではなくパウンド型で焼くという。長方形のタルトタタン、ちょっとお洒落じゃない?

材料のリンゴは、あれば紅玉でと書いてありましたが、ここいらでは滅多に見かけませんから、仕方なく特売の「シナノスイート」という品種で作りました。とりあえず。

 

キャラメルソースで煮たリンゴを型に並べたところ。つやつやです。つまみ食いしたい気持ちを抑えるのが大変。

 

焼けました~♪

 

「初めてにしては、見た目もそれらしく出来たような~(^^*」と、自己満足で喜んでいると、

夫がポツリ「押し寿司・・・」って、ひどくない?w こういうデザインのタルトタタンなんですぅ!!!

こっくりとした味で美味しいけれど、材料のりんごが紅玉ではないこともあって、パンチがないというか・・・。今度はやっぱり紅玉で作ってみよう。何度か練習しなきゃね。

 

「外でいただくと何でも美味しいの法則」にのっかる。

 

この頃は蚊も少なくなって、外で寛ぐのが心地よい季節となりました。うちのテラスも再び on Season!です。

青空と植物が身近に感じられるのが素晴らしいテラス、第2のリビングダイニングとしても大活躍。皆様にもぜひお勧めしたいです。ディアガーデンで施工&植物、照明、家具などトータルコーデ可能、後付けでも問題なく作れますよ。

「え?テラスってこんな狭いところでも作れるの?」と、きっとビックリされると思うディアガーデンのテラス。これで結構十分なんですよねぇって、きっと実感して頂けるのでは?大事なのは、広さじゃなくて、クオリティなんです。

一度見て、実際に感じていただきたいわ~。

お茶とお菓子(もしかしたら上達したタルトタタンがお出し出来るかも?!)を御用意して、見学のご予約お待ちしております♡

*ご予約はこちらより→Contact

 

 

庭を撮影する意味 

秋ばらが見頃です。春と秋に花盛りを迎える四季咲きのばら。秋の花は小ぶりながらもこっくりとした色合いが何とも素晴らしい。手を掛けたらかけた分だけ咲いてくれる、それがばらじゃないかな。

特に今年はすっごい酷暑だったから、それを乗り越えて咲いてくれたことが本当に嬉しいの。ということで、昨日は綺麗に咲いてくれたうちの「あおい」ちゃんを撮影しました。

私の場合、ディスプレイガーデンの記録として、またブログやインスタグラムに載せることもあって、ほぼ毎日、たくさん写真を撮ります。そうしているうちに撮るのがだんだん好きになってきました。プロが撮った写真と決定的に違うのは、育てた者目線、庭を作った者目線、そういう目線の違いかなぁと思います。テクニック的には劣るけれども、愛では負けないゾ。別に張り合うつもりはないのですが、まぁそんな感じです。

この子はこの光が一番きれいに見えるんだよなーとか、苦労して伸ばしたこの枝を生かしたいんだよねー、カタチは変だけど可愛いんだよねーとか、そんなことを思いつつ撮っていて、思い通りに撮れたら、その瞬間は自分の中に残ります。

 

あぁ、綺麗♡それしかない!咲きはじめは小豆色で咲き進むと紫がかったピンクへとうつろいます。この色をうまく撮るには曇りの日が最適っ!ということで昨日でした。

 

ちょっと逸れるようですが、こんな話を。

最近、京都新聞の「象徴のうた―平成という時代」という連載を楽しみに読んでいます。天皇、皇后両陛下が過去に詠まれた歌をテーマに、歌人永田和弘氏のエッセイがお二人のお写真と共に紹介されています。

両陛下の歌は、切り取られた情景にあたたかな眼差しが感じられてじーんときます。こんな風に詠めたら素敵だろうな。でもそもそも歌を詠む行為とは何なんだろう?ってわからないことが多いのです。そこで今日の記事です。なんとなくストンと腑に落ちました。

結婚してよかったと思った瞬間は?と尋ねられた美智子さまは、次のように答えられた。

「春、辛夷(こぶし)の花がとりたくて、木の下でどの枝にしようかと迷っておりましたときに、陛下が一枝を目の高さまで降ろして下さって、そこに欲しいと思っていたとおりの美しい花がついておりました。」

そんな「本当に小さな思い出」は

「仰ぎつつ 花えらみゐし 辛夷の木の 枝さがりきぬ 君に持たれて」(昭和48年)

という美智子さま自身の歌としても残っている。

本当はそれは逆なのかもしれない。歌に詠まれたからこそ、そんな小さな記憶が色褪せることなく三十数年間を美智子さまの心に生き続けたのだろう。歌に詠まれた時間は、他の時間とは違う、かけがえのない記憶として定着されるものである。歌を作る意味のひとつはそこにある。

何気ないことですが、陛下の美智子さまに対する優しさが伝わってくる素敵なエピソードです。

美智子さまのお気持ち、うんうん、わかります!男性のそういう優しさってキュンとしますよね。自分の意図したことが自然に相手に伝わっていた・・・この人と深いところで繋がっているんだなぁなんて、思われたのでしょうか。

そんな瞬間を繰り返し繰り返し思い浮かべながら、言葉を丁寧に選ぶ作業が、記憶の定着となる、そういうことですね、歌を詠むって。

 

今度はテーブルの硝子部分に置いてみる。そこに映る姿がええ感じやん!って気づいて、背景を暗くぼかして・・・なんて、私なりに工夫して撮ってます。

 

それで思ったこと。歌を詠むことと写真を撮ることは似ています。私も先に書いたように素人ながら一応、一生懸命考えて撮っているつもり。そんなことの繰り返しで、庭や植物の記憶がどんどん定着していきます。

そしてその積み重ねが、次の庭づくりに生かされているのかもしれないなって思います。

歌も詠めたら更にいいけれども(^^;

 

ベストショットはこれかな!インスタグラムにUPしました。

 

皆様も庭や植物の写真を撮られると思います。撮れた場面を見ると意外と他人目線で見られる、客観視できるところもメリットです。

庭づくりに大いに役立つ撮影という行為、これもガーデニングの一部にしましょう。

 

 

紅葉のはしり、美味しいもの・・・秋ですね

朝夕の冷え込みも感じられるようになったこの頃、ディスプレイガーデンでは、もう紅葉が見られます。一番早く色づくのは、いつも決まって前庭のアオダモ。

通りからも良く目立つ場所にあり、建物を引き立ててくれるシンボル的存在です。

 

アオダモの紅葉。真っ赤にはなりません。全体的には渋めの赤で、一部はんなり赤。大きな白い壁の前に木を植えよう、きっと映えるに違いない、建物を設計する時からそう考えていました。

 

オフィスの小窓からも良く見えるアオダモは、私が図面を書いているとき、とても慰めになります。

 

午後の日差しを透かして見ると本当にきれい。目が休まる景色です。

 

ちなみに初夏はこんな感じです。アオダモの葉は落葉樹の中でも爽やかさNo1。

 

カメラだと室内が暗く写ってしまいますね ・・・真っ暗なオフィスみたい(^^;

北向きなので、落ち着いた雰囲気ではありますが、もう少し明るいです。でも、室内がそんなだから、窓外の景色がいっそう輝いて見えるのかもしれませんね。

 

苔の上に散るアオダモの葉。もうかなり葉を落としています。

 

木を植えるなら、出来れば、こうして外からも中からも楽しめるようにしたいですね。一本の木を味わいつくせてお得です。

ディスプレイガーデンの紅葉のピークは例年11月末~12月初。今年はどうでしょうか。大好きな秋、できるだけ長く続いてほしいもの。

 

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先週は、9月末に祇園OKUさんで食べた珍味「卵黄の味噌漬け」に挑戦しました。

 

お酒と味醂、砂糖で調味した味噌床に生の卵黄を漬け込んで冷蔵庫で4、5日寝かしたもの。卵黄をガーゼで保護するのがポイントです。

 

うまく出来ました~!

熱を加えていないのに固まっているのが不思議です。でも食感は、茹でたのとはまた違って、ゼリーのよう。しかもねっとりとしています。お店で食べた味に近く、とっても美味しいです。これはおすすめ!

最初は日本酒の肴に、次はご飯にのっけてみました。

 

「卵黄の味噌漬け」とごはん。卵かけごはんとはまたちょっと違う美味しさ。

 

私はいつもお鍋でご飯を炊いています。少ししか食べないし、あっという間に炊けるので。

お米を洗い30分程ザルで水を切る→1合につき200ccの水加減にする→10分中火→15分弱火→10分蒸らしたら完成。かーんたん!私は蒸らさず食べちゃうときもあります。

料理家の土井善晴氏の本で読んだのですが、炊く前にお米は水に浸けない方が良いのだそう。ザルで水を切った状態のまま置いておくだけで十分水は含まれるそうで、水に浸けて置く時間が長いと、お米が発酵して雑菌が増えるからというのが理由。

そして、炊いている間フタはとらないのではなく、沸騰したらフタを開けて、木べらなどでかき混ぜて “米を踊らせる” のがおいしく炊き上げるコツなんだとか。均等に熱が通るので更に美味しくなるそうです。

 

卵の濃い色が食欲をそそります。調味味噌もごはんに合います。

 

「卵黄の味噌漬け」って、当たり前ですが黄身しか漬けられないので、白身が大量に余ります。

困った挙句、クッキーを焼きました。最初に焼いたラング・ド・シャは、何故だか濡れ煎餅のようになってしまい失敗。次に焼いたメレンゲクッキーはまぁまぁの出来です。

 

面白いカタチのメレンゲクッキー出来ました。メレンゲと砂糖だけではベタつくので、コンスターチ(片栗粉でもOK)を入れるレシピがおすすめ。低温で90分程かけてじっくり焼く。サクサクシュワンな食感になります。

 

食欲の秋。新米も出始めて、美味しいものがいっぱいですね。サンマが安くなって良かった~。最近は、葡萄にもハマっていて、毎朝大粒の巨峰やピオーネを数粒いただくのが楽しみです。そして今夜は・・・栗ごはん!!!

普段の美味しいは、特別なものでなくて、旬なもの、少しだけ手をかけたもの。それで満足です。

 

 

台風とカーポート 

台風続きで災害のニュースが絶えないこのごろ、造園や外構会社は、倒木の後処理、剪定、エクステリアの修理などの対応に追われています。また、そういう作業を行うには、前もって現場をみせていただき、修繕方法の検討や、いくらかかるのか見積もりをしてお客様にご提示、材料を手配し工程を組むといった事務処理も必要で、職人さんだけが忙しいわけでもないのです。

被害に合われたお客様が少しでも安心されるように、出来るだけ早くと、業界のみんなが頑張っていますが、とにかく件数が多いので混んでいます。私のお客様もお待たせすることになりそうで心苦しいです。

 

事務所にて見積もり作成中。お土産でいただいた浜松の五穀屋さんの「山むすび」に癒されています。パッケージが和モダンで凝ってます。

 

エクステリア商材の中では、カーポートの屋根が風で飛ばされるという被害をよく聞きます。その多くはポリカーボネート製の屋根がついている製品で、施工後だいぶ年数が経ったお宅です。

カーポートはスペースとお役所の許可さえあれば、安価に設置できる車庫です。いたるところに建っていますから、台風時に屋根パネルが吹き飛ばされるかも?という心配は、持ち主だけではないでしょう。自然現象によって、もしも近所のパネルが飛んできて窓ガラスが割れたとしても、自分で直さねばならない可能性が高いのです。

 

ポリカーボネート製のカーポートの例。デザインや大きさだけでなく、耐風圧強度、耐雪強度によっても選ぶ製品が変わってきます。これは四国化成さんのハイグレードモデル「MyPORT7」耐積雪20cm相当、耐風圧38m/秒相当です(※保障値ではなく目安)

 

いくつかのメーカーのカタログを見ると、ポリカーボネート屋根の場合、耐風圧強度の目安値は次のようになっています。

  • 基本タイプの製品は34m~38m/秒
  • それ以上のモデルですと42~46m/秒
  • 鉄板屋根の場合ですと54m/秒相当まで

対して、台風の強さを表す基準でよく聞く最大瞬間風速は

  • 「強い」33m~44m/秒未満
  • 「非常に強い」44m~54m/秒未満
  • 「猛烈な」で54m/秒以上

となっています。このところの台風は「非常に強い」か「猛烈な」と表現されていましたので、もしも、もしも運悪く、その風をまともに受けてしまった場合、ポリカーボネートの屋根が飛ぶのは性能上どうしようもないこと、なのです。経年変化による部品の劣化や、周囲の状況によって風が更に集中してしまう場合などの要素が重なるとどうなるのか・・・。

一般的にカーポートを選ぶとき、ここまで考えて選ばれているでしょうか?耐雪仕様をご検討されることはよくありますが、耐風圧はあまり気にされないかもしれないなぁと思い、細かな数字を上げてみました。

恥ずかしながら私自身も、これまで風速45m/秒相当と言われても、ピンと来ていませんでしたが、9月の台風21号を経験したことで、ようやく実感できた感じです。

参考までに、台風21号の最大瞬間風速の記録を見ますと、

  • 彦根は46.2m/秒(ディアガーデンの近くの観測所)
  • 関空島は58.1m/秒
  • 高知県室戸岬は55.3m/秒
  • 大阪は47.4m/秒

カーポートは製品によって、屋根パネル抜け防止材のような部品がオプション用意されているものがあります。いわゆる補強材です。部材がない場合、パネルに穴を空ける可能性もありますが、薄いプレートで代用もできます。現状で心配な方は、そのような対策をご検討されてはいかがでしょう。

 

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ブログでも時々書いておりますが、私はカーポート推奨派ではなく、これまでほとんど施工しておりません。

建物のデザインとマッチするカーポートは少なく、家の顔と言うべき前庭に合わないと思うのと、屋根を掛けてしまうと何も植えられなくなるからです。たった一台分でも建築確認申請が必要なのですが、それを知っているお客様も少ないので、そこから説明しなければなりません。

そんなことで、ただでさえ消極的なのに、今年のようなものすごい勢いの台風を経験してしまうと、お客様におすすめするのが、ますます不安になります。台風の夜におちおち寝ていられません。

ですから駐車場は、建物と一体化したデザイン、いわゆるビルトインタイプの車庫か、もう潔く青空駐車!そのどちらかに、というのが理想です。

どうしてもカーポートを設置する場合は、何か構造物で上手く建物と一体化させるように出来ないでしょうか。デザイン的に良くなるだけでなく、むき出しでない分、風当りも少なくなるのでは。

 

ディアガーデンの唯一のカーポート事例より。と言っても見えていませんが。RCのゲートとシャッターを設け、中のカーポートを隠しています。外観もスッキリです。

 

ちなみに、ディアガーデンの駐車場は青空です↓

 

ディアガーデンの駐車場は建物の脇。縦列で2台置けるようになっています。来客時にはここを1台分空けて対応しています。

 

玄関のすぐ脇にあるので、雨でも乗るまでそう濡れることはありません。冬に雪で数日埋もれるときはありますが、そんな日は車に乗ることはないので、あまり困りません。夏の暑さはカーポートの下でもそう変わらないだろうし、とりわけストレスは感じていないのです。

車がないとき、狭い敷地に抜けた空間が出来るので、少しゆったり見え、庭の一部になるところがいいと思っています。

カーポートの必要性、人それぞれですよね。ただ、やっぱり欲しいと思っておられるなら、性能を良く知って、設置場所や、素敵に見える納め方などもよくよく検討され、上手に取り入れられたらいいですね。

 

 

こぼれ種の強さのワケ

この頃は雨の日が多く、庭に出ることも憚られる間に、秋の花が咲き進んでいました。ヤブランやフジバカマ、秋明菊などです。

 

ディアガーデンの駐車場。敷き並べた瓦と秋の花。手前から紫の花ヤブラン、白い花ユーパトリウム。

 

この白い花はこぼれ種が育ったもの。元の株は2m程離れた場所にあります。ヤブランとヒューケラの間にいると気付いた時には、もう既にいい感じに育っていたので、そのままにしました。

その株がいま満開。意図しない所に出現して、それが思わずナイス!と言いたい場所。こうして見ると、ヤブランの紫とヒューケラのオレンジを柔らかに繋いでいることがわかります。

しかも!元の株より元気で、たくさん咲いていて、こぼれ種って強いなぁと改めて思いました。

 

横から見るとこんな感じ。

 

こぼれ種は強いって、ガーデナーなら経験からそうお感じになられているのでは?なぜ強いと感じるのだろう?

このユーパトリュームの元株に出来た種は四方八方に散らばったはずです。しかし、その種の全てが発芽するわけではない。何を条件に発芽するのかと言えば、種の遺伝子が、ディアガーデンの土壌に合うように変わりつつあるものが、より発芽しやすいのではないかと思う。芽吹いたあとに、生長する確率が高いから。

買ってきた種を撒いた場合は、多くはF1(ハイブリッド)といって、一定条件下で育てれば見本とされる株になるように人工的に操作された種ですが、苗床に撒いて発芽したものの中から、大きく色よい丈夫そうな葉っぱを付けたものを選んで、少し大きくしてから庭に移植します。

その苗はこの庭で初めて根を張る訳です。決してその土壌に適したものではありません。一方こぼれ種は既に馴染み色々情報を蓄えています。その違いは大きいと思います。だからこぼれ種から成長した株は強く感じるんだと思います。

 

こぼれ種から育ったユーパトリウム「チョコラータ」。最新の分類ではアゲラティナ・アルテシマというらしい。香りはないけれど落ち着いた葉色と自然な花が好き。

 

話を少し戻して、F1の種の2代目は、当然ながら、もとの見本のような形にならないものも出てきます。

このこぼれ種から成長した株も、恐らくF1の2代目です。見本から見ると劣性形質かもしれません。こういうバラツキが個人の庭で起こるのはあまり問題にならないのですが、生産農家さんだと困るのです。だから種苗会社からF1の種を買い続けなければなりません。人工的に操作したF1の種から出来た作物を長期間食べ続けると、人体にどんな影響が出るのか?そこが気になるところです。

そんな中、昔ながらの固定種を大事にしようという流れが起きています。形や成長スピードはバラバラなので手間がかかるけれど、風土の味がするというか、滋味豊かな野菜を作ろうとする農家さんや種苗会社さんもあるのです。

私達消費者が出来ることは、それを買って応援することしかありません。一般的に買えない場合も多いので、こういう事情を少し気に留めて置かれて、出会ったときに買う、そこから始めましょうか。

 

秋名菊の一番花です。中国原産で大昔に帰化。自生種といってもよいかと。花はこんなに可憐なのに、これもこぼれ種や地下茎でめっちゃ増えます。どんどん抜いてます。欲しい方に差し上げます。

 

庭の場合は、自生種以外がこぼれ種で増えていく方が、環境上どうなのか?という方が問題。このユーパトリュームは別名「西洋フジバカマ」日本の自生種ではありませんから、私の本来の庭づくりからするとゲスト的な扱い。だからいくらここの土壌に適合したからといって、これ以上は増やすつもりはないし、近所の道端で芽吹いているのを見たら抜くと思います。

自生種は外来種に淘汰されやすい傾向にあるので、ガーデンデザイナーとしては、そこんとこ神経を配らねばならないと思っています。なぜ自生種が外来種に追いやられるのか?そういう論文もありますが、それについてはまた改めて取り上げたいと思います。長くなっちゃうのでね。

種の世界は奥深く、ハマるとかなり面白いです。多種多様な方法で命を繋げているんだなぁと感心します。

 

 

ディアガーデンの動画を作ってみました 

夏の疲れが変なところに出て、ウダウダと治らず右往左往しているうちに、何とはなしに・・・ブログの更新が空いてしまいました(^^A

生活や仕事には全く支障のないものなので、誰も気付かなかったとは思います。あとは日にち薬ってな感じで軽く思っていたのですが、その期間がえらく長くて、気持ち的にしんどかったです。思い返すに、夏の間そんなに疲れてたっけ?と自覚が全くないので困ります。今はお陰様で元に戻りましたが、こんな丈夫な私でも不調をきたす程です。今年の夏は相当酷だったのだなぁと。

皆様もそんなことはありませんか?

無理をしている自覚はないかもしれませんが、季節の変わり目ですからね、労わって下さいね。

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そんなウダウダ中、唯一熱中していたのが動画作りなんです。撮り溜めていた画像の中から選りすぐって、ディアガーデンの庭ーディスプレイガーデンーの四季を動画にまとめてみました。

このサイトのサイドバーに、その動画を何気に仕込んでいます(^m^ (PCやタブレットの画面だと右側に表示されています)

 

育てている植物の紹介やそれぞれの場所の解説、庭づくりへの思い、マジカルな瞬間などなど、ギュッギュッと詰め込みました。同じ場所でも季節が違うとかなり雰囲気が変わるところが面白いです。

時間にして2分55秒。結構あっという間です。

ディアガーデンを良く知る方も、初めての方も、きっとお楽しみいただけるのでは。この動画をきっかけに、豊かな庭のある暮らしの一歩を踏み出していただけたらと思います。

では、早速ご覧ください!↓↓↓(注:BGMを付けましたので音が鳴ります)

 

 

動いている庭を見ていただくのもいいなぁと思いましたので、不定期になりますが、また動画を作りたいです。よろしければチャンネル登録をお願い致します。

ブログはまた近日更新しますね。

 

 

台風一過。お庭は大丈夫ですか?

昨日の台風は本当に恐ろしかったですね。皆様のところは大丈夫でしょうか。ニュースやSNSを見ていると、21号の爪痕は凄まじく、被害に合われた方々はどんなにか驚かれ、どんなにかお困りのことでしょう。心よりお見舞い申し上げます。

この辺り(滋賀県東部)でも、枝葉を大きく広げた木は、風圧をまともに受けてしまい、倒れたり折れてしまったり。自然の猛威をまざまざと見せつけられた感じです。

幸いディアガーデンは被害を免れることが出来ました。あの荒れようを思い出すに、ラッキーとしか言いようがありません。

そんな中、報道は本当に危機迫る感じで、詳細でいてかなり正確に伝えてくれました。そのお陰で、迎える覚悟や対応も出来たのかもしれません。「これまで経験したことがない位の○○」という表現が多すぎるこの頃、しかもそんな人の想定など軽く超えていきます。日本の気候は、地球は一体どうなってしまうのかと憂いでしまいますが、何とか凌いでいかなければなりません。

 

台風一過の後始末。道路に面してオープンな前庭には、街路樹の枝が吹き飛ばされてひっかかっていました。その他は飛んできてなくて、近所も無事のよう。良かったです。

 

昨日の暴風は予報どおり初めは東南から吹いてきました。ディスプレイガーデンでそれが当たりそうな木、針葉樹の生け垣の一部に植え直してまだ2、3年ほどの木があって、見るからにヤバそうだったから、急きょ支柱をしてしっかり結わえておきました。

案の定、可哀想な位ブンブン揺さぶられてはいましたが、何とか耐えてくれました。針葉樹は背丈のあるわりに根が小さいから、何もしないと絶対傾いていたと思います。

紐一本でも、要所に効いていると、効果は大きいなと実感しました。ちょっとしたことですが、支柱があることの安心感は大きかったです。

 

針葉樹の生け垣。元々あった丸杭に、新しく竹を渡して(矢印のところ)それに幹をしっかりと結わえました(丸の部分)。造園では普通にやる「男結び」という結び方で、一度結ぶと自然には解けません。

 

実は、暴風が当たった木には、このところ支柱はしていませんでした。植えている場所は、隣地境界付近。建物と建物の間の狭い空間で、普段は風が吹きつけるようなことはないからです。

10年以上前でしたか、最初に植えたときには支柱をしていて(生け垣用の支柱で「布掛け支柱」といいます)、今でもその丸杭は健在ですが、横桟の竹は腐ってしまって捨てちゃいました。それ以来ずっと支柱なしですが、全く問題ありませんでした。

でも、さすがに今回は危険だと判断しました。支柱をやり直して正解だったなぁと思います。

普段はパートナーである造園の職人さんがやってくれますが、緊急事態なので自分でやりました。方法は知っているし、いつも見ているし、材料もあるので、大丈夫なんですけどね。あんまりやらないから、久しぶりで新鮮でした。

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支柱は、その木の姿と根鉢のバランスを見て、また植える場所によって、するかどうかを決めます。そしてするとなると、なるべく悪目立ちしないように、その立て方を考えて、しっかりと打ち付けたり結わえたりします。

でも支柱はない方がいいんですよね。

大きな木は支柱も大きくなってしまいますし、落葉期なら木本体よりも目立ってしまう時もあり、何だかなぁと思います。地下支柱という目立たない支柱がありますが、これも大きな木ですとそれなりの金額になります。

支柱がないと、木は自らしっかり立たないといけませんので、踏ん張るように根を張るといいます。木を甘やかさないためにも支柱はない方がいい、という方もいらっしゃいます。私も出来るだけしたくないと思っています。

苗木のうちは支柱をしていても、何年も経って、それがボロボロに腐る頃には外して大丈夫です。大抵の木はもう根を張って十分自力で踏ん張れています。腐っているのに外さないと、そのうち幹に食い込んだりしてよくありません。あとは定期的に適度に枝を透かすように剪定して、風害や病害虫から守ってあげましょう。緊急事態には仮支柱をする、そんな臨機応変な対応も大事なことですね。

今回の災害を踏まえ、支柱のことをもっと深く考えたいし、剪定の重要性も改めて訴え、個々に対応していきたいと改めて思いました。