「香道 教林坊流」体験

前回の続きです。ディアガーデンのある近江八幡市のモミジ名所として有名な教林坊さんで香道体験をしてきました。

きっかけは先月お香喫茶で沈香をかがせてもらったこと。そのときのことをブログに書いて(→コチラ)それを読んでくれた友人と話が盛り上がりまして。今度は本格的な香道を体験させてもらえる所はないかと探してみたら、案外近くで見つかりました。こちらの募集は年に2回だけなのですが、たまたまタイミングが合ったことも幸いでした。

 

新緑が美しい教林坊さん。こちらの書院で香道を体験させてもらいました。

 

何も知らないので身一つで伺って、しかも普段着です。

先生とお寺の方、他にもお着物を召された方がおられました。先生はモダンな飛び柄の小紋。着慣れておられるのでそれはもう素敵で、やっぱり着物はいいなぁと見とれていました。勝手な想像で女性ばかりかと思いきや、半分は男性。しかもお若い方もおられ、少しばかり驚きました。私たちのような初心者もあわせ全部で17名の会です。

まずは、先生が簡単に香道のいろはを教えて下さいます。香道とは、灰の整え方や用具について、聞くときの香炉の持ち方、聞き方の作法など、なんとなくの知識の意味がわかり、この時点でもう引き込まれました。

そしていよいよ沈香を聞くことに。順番に香炉が回ります。

 

香炉です。持つとほのかにあったかい。聞いている間は鼻もあったかい。電子香炉よりもだいぶあったかい。

 

嗅覚だけでなく五感全てを研ぎ澄ませて香ること。それを「聞く」と表現します。心静かにゆっくりと3回。綺麗なもので身体の中を浄化するかのようなひと時でした。

次は組香というお遊びです。あるお題に基づいて問題がだされ、香りを聞きあてるゲームです。これ、やってみたかったんだ♪

 

香炉が回っている間、先生がいろいろなお話をしてくださいます。

 

今回は夏の会でしたから、先生は、百人一首の中から「夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ」という夏の句をテーマに選ばれました。清原深養父という方の句。この方、実は清少納言のおじい様なんだって。

月と見立てた香りを最初に聞いて、それに当てる3つの香りを雲一、雲二、雲三とします。その中に月と同じ香りがあるかどうかを判断するゲームです。答えは月の名前で、雲一が同じ香りと思ったら「宵」雲二なら「暁」雲三なら「有明」などと紙に書きます。さて雲のいずこに月宿るらむ?

計4回聞くので、もうわかりません。先生曰く、ほとんどわからないものらしい。だから正解しなくても当たり前なんですって。それを聞いて気が楽になりました。

ぱっとわかるものもあれば、微かに違うような?というものも。どれも柔らかないい香りです。私は香りの余韻の違いで判断しましたら、たまたま正解しましてビックリ。嗅覚を一時失っていた私が正解したなんて~感無量です(泣)

香りがしないと味もわからない、季節の花の香りもわからない、かなり侘しい日々でした。でも見た目どこも悪くないので、良くなるまでは近しい人にしか打ち明けていませんでした。薄紙をはがすように徐々に治ってきていたのですが、今回「もうすっかり良くなったんだよ」と、こちらの観音様が教えて下さったんだなぁと思いました。

下の画像はその記録紙です。どうも記録の書き方なるものもあるみたいです。

 

この日の香席タイトルは「夏目香之記」。正解者には名前の下に「叶」と書きます。記録紙は正解した中で上座の方がいただけるのですがその方が譲ってくれて。いい記念になりました。

 

最後にお菓子と薄茶を頂戴しました。

たぶんこの日のために特別に選ばれたお菓子だと思います。いただくのが勿体ないくらい綺麗でした。

 

生菓子を頂戴しました。新緑を映したような美しい緑色。青葉か?それとも苔?上に一粒の露がのっています。美味しかったです。

 

香りを聞くときは風が入らぬように閉められていた障子が、お茶の時間になると一斉に開け放たれます。すると見える景色は一変!緑したたるお庭が現れます。その鮮烈な色、解放感。庭がまるで絵のごとく眺められ・・・至福の時間です。

庭ってこんな風にも使われるんだ。この感動を体験させてもらったことだけでも、来てよかった、そう思えたのでした。

 

書院の窓を開けると、まるで掛け軸を掛けたよう。風情ある眺めが飛び込んできます。

 

香道の良いところとは、香りを通して、日本文化の知識や嗜みが覚えられること、と先生がおっしゃられていました。先の歌も、ただ覚えるよりは、組香という遊びを通じて覚えた方が覚えやすいのだと。

今回の歌は清少納言のおじい様ということで、清少納言のこと、平安時代の風習や常識、月にまつわることそれが現代でどうなのか、先生の体験なども交え広く語っていただいて、聞いていて本当に楽しかったです。先生の知識の抱負さ、語り口調など、ただただ感服するばかり。

それに加え、着物に憧れる私にとっては、着られる貴重な機会。とても魅力的ですが、次があっても間違いなく洋服だな。友人も「まず長時間の正座がムリやわ」と。確かに!激しく同意です。

ほとんどの時間、足を崩していたのに、立つとき相当ヤバかった。和服を嗜むまでの道は遠い。

 

 

ディスプレイガーデンのスギゴケ。補修&お手入れについて

このごろは植物の成長が著しく毎日庭に出るのが楽しみです。庭仕事も徐々に増えて。今週は前庭のスギゴケを補修しました。

前庭の花壇は30cm位土を盛っていて、道路に向かって緩やかに傾斜しています。たった30cmの築山ですが、低木や背の高い宿根草を上の方に植えると思いのほか立体的な眺めになります。建物の基礎が道路から70cmと相当高いので、隠す目的もあって、築山の花壇にしたのです。

その土止めにスギゴケを貼りました。面積でいうと2平米強。そんなにないのでお手入れできそうな気がして。

 

7月頃の前庭全景。道路に向かって傾斜のついた立体的な花壇。

 

スギゴケを選んだのは、庭園材料として最も使われているこの苔を、実際育てるとどうなのか知りたかったことと、和の地被植物を洋風の草花と合わせるとどう見えるか実験してみたかったからです。

10年育ててみてわかったこと。

  1. 芝生ほど手間がかからない。
  2. 成長期の水管理をしっかりやればうまく育つ。早朝の水遣りが効果的ですが無理なら夕方以降でも。
  3. 結構伸びる。時々剪定すると若返ります(方法は後述)
  4. 花はあんまり可愛くない。気持ち悪い方かも。
  5. 水をやったときはすぐ反応して可愛い。ペットみたいに思えてきます。
  6. 洋風の草花とも意外と合う。

 

でも、いくら一生懸命手入れをしていても、成長し続けるとは限りません。宿根草の葉っぱが覆いかぶさった所や、乾燥しすぎた所、雨水がはけ難い所などは枯れてしまいます。見た目によろしくありませんので、数年に一度こうした部分を張り替えています。

庭はこうして都度修正して綺麗さを保つもの、足したり引いたりを繰り返して、何で根付かないんだろ?何でこんなに大きくなっちゃうの?あーでもないこーでもない、それが楽しいんです。

 

杉苔の傷んだ部分を張り替え。少し土を入れて築山のラインを整えたところ。木箱に杉苔が入っています。

 

スギゴケは毎年上へと伸びつづける苔。15cm位伸びたものを見たことがあります。それだけ伸びると倒れて下から新しい芽が出にくくなります。そこまで伸びる前に剪定しましょう。時々底の平らな靴で苔踏みを行うと徒長を抑制する効果があるそうです。

伸びすぎたら、春に花が咲いて胞子が散ったあと切り戻すと、梅雨ぐらいから新しい芽が出てきます。剪定したばかりのときは、茶色い部分が目立ち緑になるまでしばらくかかりますが、そこは我慢。水やりをしてあたたかく見守ってあげましょう。

 

杉苔敷き詰め完了。そのうち茶色い部分からも新芽が出てくるはずです。

 

杉苔以外の苔もいっぱい混ざっちゃってるけど、あんまり気にしないことにしました。

私が作った庭なのに、私のチカラでは変えられないこともたくさんあります。変えられることもあるけれど、どうしようもないことも本当に多い。なぜか急に樹勢が弱って虫が付いてしまうこともあります。

それでも庭としてみると成長しているのです。私も神経質にならず臨機応変になって庭と向き合えるようになり、少しは成長したかなと。

 

 

真冬の植栽現場にて 

先週末は、設計監理を担当させてもらっている現場で、メインとなる高木を植えてまいりました。

ディアガーデンでは、個人邸や店舗、住宅会社等々、様々なお客様がおられ、お仕事内容もケースバイケースで請け負っております。設計~工事~メンテナンスまで引き受けさせていただく場合や、今回のケースのように設計監理だけの場合もあります。

設計監理だけですと、ディアガーデンのパートナーの造園会社様や職人さん以外と作っていくこともあります。例えば、県外の場合は、必然的にその土地の造園会社様と組むことになります。

お客様と設計者と工事者、その3者が同じ思いを持って、一つの庭を完成させていくわけで、お互いが協力しながら情報も回して、作っていかないと、良い庭にはならないと思っています。だから、デザイナーはただ「いい庭を設計したらいい」というだけでなく、コミュニケーション能力も大事なのかもしれません。自然素材ばかりで作るので、図面通りに植えたら終わり、ではない。設計者が設計の目的を、工事者にキチンとお伝えしなければ、お客様の本位が庭に反映されませんし、その伝え方にもやり方があるように思います。

 

雨続きでなかなか植えられなかったところ、泥んこ状態ですが・・・なんとか植えるタイミングがきました。広い庭ですから樹高5m、7mと比較的大きな木を植えさせてもらいました。

 

この日、私の仕事は、図面の位置近くに指定の植木を配置し、微調整しながら全体のバランスも見つつ、その立ち姿を決めていくことです。造園会社様の職人さんたちと丁寧に植えていきます。

多くの職人さん達は、なぜこの木がここに植わるのかを知りません。そりゃそうですよね。ですから「こういう風に見せたいので、この枝がここに来るようにお願いします。」とか「この3本で雰囲気つくりたいので、こんな風に組んで下さい。」とか出来るだけ設計主旨も合わせて伝えるようにしています。そうすると「なるほど、じゃあ、もう一回吊ろうか」とか「回そうか」とか、動いていただけるように思います。設計監理者それぞれにやり方があると思いますが、私はまわりを巻き込んで知恵も出してもらって、より良い庭を作りたい派です。

更地だったところに、一本、また一本と植わっていくたびに、どんどん庭らしくなってきます。一瞬仕事を忘れて、感動してしまう瞬間が何度もありました。冬なので葉っぱの緑はありませんが「やっぱり木が入ると建物の見え方が変わりますよねー。」「そうだねー。」って職人さん達とニンマリです。春の芽吹きが楽しみですが、実は庭の完成までは時間がかかりそう。これからも何度か通う予定です。完成まで頑張ります!

こちらのお庭はとにかくたくさん植えますから、お客様に主だった木だけでも名前がわかるようにと、プランツタグをご用意。名前さえ分かれば、イマドキは手元でいくらでも検索して情報が得られますので、シンプルに書くことにしました。読みやすい丸ゴシック体です。

 

プランツタグはお洒落なスレートでできたものをご用意♡イギリスのナッツシーン社製です。樹木名は油性のホワイトペンで書くと消えにくいです。数年たってもし消えてもまた書けばいいし。

 

吊るすとこんな感じ。タグって悪目立ちする商品が多いのですが、これなら自然な感じでいいかな♪

 

12月の現場はさすがに寒いです。こちらの現場では雪も予想されたため、カイロ貼りまくり&重ね着&お洒落カッパ&長靴と、かなりな重装備で臨みました。ラッキーなことに晴れてきて、走り回っていたこともあり、ポカポカとあったかい位で、本当に良かったです。基本、現場監理の仕事って、立って見ていることが多いので、凍えたらどうしようって、めっちゃ心配だったの。

 

外仕事は暑い寒い濡れるが当たり前。その中で一日過ごすことはザラなので、服装対策は万全に。この日は防寒防雨できて、かつ動きやすいこの格好で臨みました。

 

カッパ代わりに来ているのは、ユニクロさんのブロックテックパーカーです。名前にあるように色々ブロックしてくれます。水もはじくけれど、汚れもはじいてくれて、本当に優秀。帰りは電車に乗らないといけなかったのですが、泥は水でサーッと流しタオルで拭くとキレイになったので助かりました。そんなに蒸れないし、外仕事をする方におすすめです。

実はこれ、メンズの商品。欲しかったカーキ色がメンズのみの展開で、でも私は大柄だから、Mサイズがぴったりでした。ウイメンズのようなクビレがあるデザインではないのですが、その分、中に着込めて、まさに冬場の作業服にはもってこいです。

作業服はすぐ汚れたり破けたりするので、1,2年でダメになる場合が多く、着倒せるユニクロさん頼みです。職人さんは「寅壱」というブランドの作業服を着ているって聞いて、今度見てみようと思います。女性用は少ないかもしれませんが、私、大柄なんで(←クドイ?)

そのうち意味もなく地下足袋も履くんじゃないかと(^m^*

 

 

NEW TOOL BAG 

施工現場やお客様のお宅へメンテナンスに行くとき、剪定鋏やスケール、ペン、手袋など、ちょっとした道具を持っていきます。

造園工事中の主な作業は職人さんにお任せしているので、私が道具を携帯する必要はないのですが、それでも最後の仕上げ時には一緒に作業します。下草を植えたり枝先を整えたりするので、鋏の他に移植ゴテが必要になります。

こういう道具類をひとつにまとめて持ち歩けるバッグ、ツールバックとか、シザーケースとかいうのものですけれど、自分に合うものはないかと、ずーっと探しています。

手を自由に動かしたいからウェストポーチのようなものがいい(エプロンは女性っぽくなるので避けたい)、いろんな道具をいっぱいガンガン突っ込めるもの、ハードな使い方をするため耐久性があるもの、汚れても手入れで綺麗になるもの、一日中下げてるから軽いもの、最後に私にとっては一番大事なことで着こなしのポイントになるようなカッコいいもの・・・などなど、注文の多いことったら!自分でも呆れます。

よく見かけるのは、剪定バサミ1,2本だけしか入らないものや、鋏じゃなくて工具関係を入れるガテン系バッグばっかりです。それか美容師さんが腰に下げてるシザーケースのちょっと大きいもの、ガーニングエプロン、どれも私の求めるツールバックではありません。仕方がないので、ある程度妥協して使っていたのですが、重みで片寄って身体からズレてきたり、すぐ破れたり、入らない道具をどこかに置いてきてしまったり、やっぱり全然使えないのです。

探すのに疲れて、ついには自分で作りました。それをもう3年以上使っています。工夫してポケットをたくさんつけましたが、マチがないため思った程入らない、素人の縫製なので道具の重みに耐えられない等、不満は色々あるものの、デザイン的には気に入ってたのよね。(ブログのプロフィール写真でも腰に下げています)

でもさすがにくたびれてきたなぁと思っていた時、とうとう理想に近いツールバックに出会いました。WORKS&LABOというブランドのポータブルツールバッグです。これは一応プロ仕様ということで、素材や使いやすさをトコトン追求され作られたものだそう。

 

新旧並べてみました。左:マブチオリジナルツールバッグ 右:WORKS&LABOポータブルツールバッグ

 

比べてみると、自作のツールバックより小さく見えますが、マチが5cmある分容量が大きいし、出入れしやすいです。最高級タンニンなめしの栃木レザー&国内縫製で職人さんが一つづつ丁寧に仕上げておられるとかで、結構なお値段するけれど、経年変化と耐久性には期待できそうです。

一番気に入っている点は、鋏と移植ゴテが余裕で納まるところ。コンパクトなバックだと移植ゴテが入らないものが多いんですよ。あと、内部ホルダーがフレキシブルに付け替えられるところも便利。鋏もガッチリ固定できるので安心して突っ込めます。

唯一デザイン的にアクセントになっている前面のベルト、ここには手袋を挟めそうで、良く考えられているなぁと思います。目印にDearGardenの名札を吊り下げてもいいかもね。

 

ロゴは裏の目立たないところに。本体とベルトをつなぐこの部分がしっかりしています。私が作ったバッグはこの部分が弱かったから、時々外れてしまうこともありました。

 

腰に下げて上から見るとこんな風。鋏2本とナイフ、ペン、移植ゴテ等を入れようと思う。内部ホルダーは全て取り外せるのでその人なりに使いこなせるようになっています。

 

カラバリは5色。定番のキャメル、チョコ、ブラックの他に珍しい赤やオリーブ色もあります。オリーブと迷ったけれど、お気に入りのイルセ・ヤコブセンのブーツがダークブラウンなので、合わせてチョコにしました。シンプルなユニセックスデザイン、素材の感じもいいのでどんな服にも合いそうです。

仕事のモチベーションが上がりそうなお気に入りがひとつ増えました。また現場に下げていきますので、細かく見たいなーと思われる方は是非お声掛けください。

 

私が腰につけるとこんな感じです。ポケットの高さぐらいに合わせると使いやすい。バッグの色はこのブーツと合わせたつもり。合ってる?

 

さて、このツールバッグを置いているのは昨日のブログでも紹介しました「LIFETIME」という農園芸用品専門店。WORKS&LABOはこのお店のオリジナルブランドだそうです。ウェブショップもあるので、ポチってする方が簡単なんですが、やっぱり重さとか付けてみた感じとかがわからないから、小筆のお稽古帰りに寄ってみました。

 

農園芸用品専門店「LIFETIME」さん。京都の北大路通沿い、大徳寺さんの真ん前にあります。グレーと水色の配色がいいですね。

 

こじんまりとした店内。人ひとり通れるだけの通路を残して沢山並べられています。輸入物メイン、オリジナルブランドもアリ。私などは見てるだけでもワクワクします。

 

駅に向かう帰り道、紫式部墓所の前を偶然通りました。京都って普通にこういうことがあるから面白いです。

最初はお墓だとは知らず、先にムラサキシキブの実が目についたのです。彼女と同じ名前の植物で、ちょうど今頃に紫の実を成らすので、わかりやすかったの。きれいだなぁと思い近づいて良く見ると、なんと紫式部墓所と書かれてあります。寺院の中ではなく、街中にひっそりとあったのが意外でした。

誰でも立ち入り可能なお墓でしたので、ご挨拶がてらお参りしてきました。今年は京都新聞で、京都弁訳版の源氏物語が連載中で、ずっと読んでいるところなんです。これまでも色々な方の訳で読んでいますけれど、自分の読む歳によって感じ方が随分と違うので、本当に飽きませんね。たぶん一生付かず離れず私の周りにある物語だと思います。

そんな思いを感謝と共に紫式部さんに伝えてまいりました。

 

紫式部のお墓には、やっぱりムラサキシキブが植えられていました。

 

北大路周辺までは足を延す機会がなかったので、LIFETIMEさんキッカケにまた散策してみようと思います。

 

 

愛情過多でプランしてます 

このごろは、晩秋~来年に行う造園工事についての打合せが続いています。

 

お打合せはお茶やお菓子をいただきながら和やか~な感じもあれば、施工業者さんと数字を見ながら超真面目にするときもあり。どっちも同じくらい真剣ですゾ。

 

個人邸いくつかと商業施設で、規模や用途・雰囲気はそれぞれ違うので、色々なタイプの庭づくりに挑戦させてもらえて刺激的です。ディアガーデンにご依頼いただくお客様は、いわゆる外構工事だけという方は少なく、初めから「庭ありき」で建物を考えて下さっている方や、暮らしの中でもっと庭を楽しみたいと思われている方々が多く、やり甲斐もひとしおです。

 

庭と建物の関係が素敵な例。建物を設計するとき、庭ありきで考えておられるのがよくわかります。だからこの窓、だからこの高いフェンス、なのですね。

 

色々なプランを考えるとき、基本はご希望や現場の状況に沿って進めるのですが、その方が庭と関わることでより幸せになっていただけますように、お店なら商売繁盛しますように、そうなるにはどうしたらよいのか考えます。さらに庭で機嫌良く過ごされている様子を想像しながら書いています。

たとえば・・・

目覚めて外を見たとき、森の中のように庭の緑がキラキラと輝いていて、「今日も気持ちのいい朝だぁ。」と言っているお客様だったり、

季節ごとにかわるがわる咲くお花をリビングのソファで寛ぎながらゆったりと眺めているお客様だったり

庭で子供が遊ぶ様子をデッキでお茶をいただきながら見守っているお母様だったり

非日常的な景色を、お店に来て下さった方々と共有しながらお仕事されるお客様。休み時間に緑を見てほっとひといき・・・

今はまだ仮想空間ですが、これが現実になったら、どんなに素敵だろう!!なんて。

 

庭のプランを考えるのに「何とか契約を取りたい」「人と違ったことをしなければ」って思ったら苦しいし、悩んでしんどくて堪りません。そんなプランは後々苦しみを生むだけです。幸せを願いながら、楽しんでおられる様子だけを頭に置いて、私もウキウキしながら、そういう気持ちを持つようにすると、自然に豊かな知恵が出て、豊かな庭が生まれてくるのではないか?甘い考えかもしれませんが、そう思っています。

今も幸せな思い入れたっぷりで考えているので、お客様の庭なのに時々愛情過多が過ぎて、お打合せのとき自分でブレーキをかけることもあるくらいです。だから本当に庭が出来た時には…どの庭も愛おしくてたまらないの。

 

さて、話はゴロっと変わりますが、

打合せに際し、普段ドすっぴんな私も一応身だしなみとしてお化粧します。涼しくなってようやくメイク魂に火がついた感じ。久しぶりにアイシャドウを新調してテンション上がってます。てっとり早く今風の顔をつくるためは色や質感が大事でしょ?最新のにすれば間違いないかと安易なマブチです。

 

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新色アイシャドウ。ルナソルは色がめっちゃきれい。いつもながら品の良い仕上がりも気に入ってます。

 

お打合せ中、女性のお客様やデザイナーさんの、お洋服とかお化粧とかネイルとか長ーい睫毛とか、いいなぁって見とれています。年齢差もあるし、同じようには全然いかないけれど、ネイルも出来ないし。でも密かに刺激をいただいています。

なので、お打合せは本当に楽しいです♪

 

 

GWは庭めぐり 

今日から5月、そしてゴールデンウイーク。如何お過ごしでしょうか?休暇の真っ只中の方も、これからという方もいらっしゃると思います。晴れ予報が続くので、外で過ごすという方も多いでしょう。まだ予定を決め兼ねているという方は、時期的に花の盛りなので、お庭めぐりに行かれてはいかが?

ディスプレイガーデンは今年ちょっと花が遅いです。いつもならそろそろシランやオキザリスが咲いて、周りのサツキとのコラボが楽しめるのですが、いまはまだ蕾。咲いているのはアマドコロやドウダンツツジ、シロヤマブキ、アオダモ。どれも白い花ばかりなので、そろそろ色彩が欲しいなぁと思っています。

 

アマドコロ。コロンとした白い花が鈴なりに咲いて。目立ちませんが、その可愛らしいこと可愛らしいこと♡ふんわりした葉が好きで、あちこちに植えています。

 

それで、庭めぐりですが、私もGW中は少し遠出してみようと思います╰(*´︶`*)╯ワクワク

庭めぐりの際は紫外線対策が必須。調整しやすい服装で行かれる方が多いと思います。近場に行くなら気負ってコーディネートしないかもしれませんが、色合いだけでもお庭に合わせて明るくしてみませんか?春の明るい日差しの中では、色彩のきれいなお洋服の方がお顔うつりがいいですし、ダンゼン景色に馴染みますからね~。

花の中で自分も花のような色を身につけるというのは、いわゆる同系色というか。そういうきれいな色の服装の人は、庭の雰囲気を邪魔しないのです。これは遠目で見るとよくわかります。だから第三者の目にもいい印象に見えるでしょうし、写真うつりも良くなるんじゃないかな?

女性だけじゃなく、もちろん男性も。白やベージュ、淡いグレーなんか普通に着れそうですし、デニムもいいですね。

 

今度の庭めぐりにはこのレトロな花柄ワンピを着ようかな!

 

画像はラルフ・ローレンのワンピース。インナー共にシルクなので身につけているのを忘れそうな軽さです。あまりにフェミニンで、しかも胸元も背中も大きく開いているデザイン。こういうフワフワでフリフリの服は、ウェディングドレスを除けば、これまでの人生で恐らくこの一着だけじゃなかろうか?! なんで買っちゃったんだろうと思うこと100回、家の中でうっとり眺めること100回、でもって着て外出したのはたったの2回です・・・(/ω\)

まさか仕事では着れないし、パーティーはないし、さりとて処分するには惜しいし…、と言っている間にお肉がついてきて!い、いつ着るんですか?!まだ入る今しかないでしょ!ってな感じで、変な危機感を覚えるこの頃。

そうだ!こういうドレスこそ、庭めぐりの時に普通に着るべきなんじゃ?と思い至りました。

 

カーデを羽織れば諸々カバーでき、気分的に楽です。靴は白いスニーカーの方がいいかな。

 

きれいな植栽の写真、たくさん撮ってきまーすヾ(❀╹◡╹)ノ゙

 

 

なんだかんだ言いつつも、楽しむ 

最近雪がよく積もるせいで、ラバーブーツが大活躍です。そう言えば、今年に入って結構あちこち出歩いていますが、まだヒールの高い靴を履いていません・・・(*_*)ナンテコッタ! 駅まで歩くとしたら、濡れちゃうし転びそうで危なくってね。

こんな年は珍しいです。そろそろ華奢な靴を履きたいなと恨めしく思いつつも、ラバーブーツ履いて、真新しい雪の上をザクザク歩く気持ち良さったら!O(≧▽≦)Oタマラン! ・・・年甲斐もなく、ついやってしまいます。

 

私は庭仕事用のを履きます。ILSE JACOBSEN(イルセ・ヤコブセン)のレースアップラバーブーツ。もう5、6年愛用しています。普通にカジュアルコーデ用としても履けるので、このまま電車に乗ってもおかしくないと思うの。

 

庭仕事用のときはこんな感じ。この画像はブログのプロフィールに使用しています。

 

アミアミの部分から、水が入ってきそうに見えますが、タンが本体と一体化しているので問題ありません。靴紐がこのブーツのデザインポイントだから、まめに洗って白さをキープしています。本体も洗って革用のムースを少量なじませるとピッカピカに。ラバーといえども、他の靴たちと同じように、いつもキレイな状態で履きたいので、お手入れも同じようにしています。

 

ディアガーデンの花壇。溶けたころにまた同じ位積もって、の繰り返し。

 

春になったらこのブーツを履いて作業する日を楽しみに、何を植えようかと、まさに白いキャンパスのような花壇(コレ↑)を横目で見つつ、思案中のこのごろ。

 

スノーマンと一緒に考え中w 彼はすぐヘロヘロになるので、アテにはなりませんが、可愛いからときどき事務所にいます。で、ヘロヘロになったら、すぐ近くにある鉢植えに移動。そのまま植物に吸い込まれて成仏されます。

 

なんだかんだ言って、この珍しい状況にも慣れてきました。折角だから、楽しんでおこうという気にね、なってくるものですね~。

ところ変われば 

昨日は県外の住宅会社様まで出張でした。これから計画するお宅の現場をいくつかご案内いただき、お打ち合わせ。こちらにはもう何度も伺っているので、だいぶ土地勘もついてまいりました。

植栽計画やデザインは、風土に合わせて変えなければなりません。風雨量や降雪量によっても庭のデザインは変わってきます。そもそも住宅の建ち方からして違いますから、外回りが違ってくるのも当然。色々な現場を経験させていただきながら、日々学んでいます。

ところ変われば、着ていくお洋服でさえも、こっちと同じ格好では寒いかな?などと、前日まで天気予報とにらめっこ。いつも迷います。今回の場合、移動時間が長いだとか、現場は工事中か土がむき出しという状態だから、楽で動きやすい格好がいいけれど、あんまりラフでは相手様にも失礼だし・・・なんてね。

 

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昨日の出張コーデ。ニットのジャケットにファーのスヌードを持参。スヌードは寒かったら首に巻けるし、使わなくてもバッグからのぞかせるとポイントにもなるし。お洋服が黒で地味だったので、小物は派手派手(^^;; 大柄なワタクシは、この程度の派手さには負けませぬ。

 

初めていく地域では、車窓の景色でも、職業柄かな?どんな植物が植わっているのかに目が行きます。昨日も、車で移動中に、とある住宅街に差し掛かったとき、街路樹に目が釘付けになりました。

なんかすごい、異様な松なんですけど!

 

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この松、街路樹です!歩道は機能しているの?

 

この幹の太さ、間近で見るとすごい迫力です。防風林としての松並木はよく見かけるのですが、街路樹で、しかもこの形?!仕立ててあるのか、どうしようもなくてこの形になったのか?疑問はつきません(笑)運転している地元の方は、全く驚いておられませんでしたが、私は「!」だらけでした。

街路樹は通常、電線や道路に成長を阻まれて、どこか萎縮しているように見えるものですが、ところ変われば、このように悠々とした木もあるのですね。私の浅い固定観念など見事に覆されました。

 

お施主様と建物にマッチした素敵なデザインは、誰もが望むことで当たり前。それ以前に、風土に合ったデザインでなければ、うまく育っていかないのも当たり前。生きている植物を扱っているのですから。どちらも大事で、全てにおいて場に合ったデザイン(それを「用の美」というのかもしれません)を、これからも追求していきたいと思います。

 

 

マリメッコのテキスタイルがこうなりました。 

5月末に行ったフィンランド・マーケットで見つけたマリメッコのテキスタイル↓

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お洋服を作ってみようと買ったマリメッコの「SYLVIA」(グリーンの方)。鳥が描かれているテキスタイルは既に帽子になっています。

 

・フィンランド・マーケットの様子はコチラ

・帽子づくりの様子はコチラ

 

初めはワンピースを作るつもりでいましたが、大きさにどうも無理があって、結局ノースリーブのブラウスとバッグになりました。クローゼットには無地の服が多いので、このプリミティブなプリントは私にとって異色です。ダークカラーは夏の終わりにちょうど合いそう。タウンユースとしてなら着れるかなと。

作りたいデザインがなかなか見つからなくて、つくる気にならない時もあるし、なんだかんだで3ヶ月近くかかってしまったけれど、最期までやり遂げられてスッキリです。

 

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プリーツを襟元や袖ぐり、脇に取り入れたデザインです。黒のタイトスカートを合わせてみました。

 

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後ろはアシンメトリーなデザインになってます。バッグは手提げにしてもいいし、クラッチ風に持ってもいいように。

 

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バッグ作るとき、内側にポケットが沢山欲しかったので、別布で内袋を縫ってくっつけたのですが、よく考えたらリバーシブルで使えるじゃん!作った後で気づきました(´×ω×`)

 

出掛ける前にインスタ風に自撮りしてみましたが、何げに撮ると、姿勢の悪い自分が思いっきり写ってて。私ってこんなんかーっ!!( ̄□ ̄;)ガーン あまりに情けない自分の姿を見て、ゾッとしたというか、涼しくなったわ(笑)

まっすぐ立ってるつもりでも傾いていたり、シャンとしているつもりなのに、すごくだらけているように見えるのよね。普段見えない後ろ姿が特にひどい。なんとか姿勢を直して撮ったものをUPしました。これでも出来のいい方なんですよ。

たまには全身自撮り、やってみるものです。

 

 

身近なものをアップデート

雨の日はゆったり時間が流れるようで好きです。事務作業やプランニング、何かを作ったりするのにもピッタリ。休日に雨が降ると、身の回りのアップデートを楽しんでいます。

インテリアもそろそろ夏仕様。私の場合は絵や照明、ファブリック類、香りなどを変えます。食器棚も秋冬は白や磁器がよく見えるレイアウトですが、春夏は青や緑、ガラスや陶器がまず目につくように並べ替えてみました。手持ちの食器はあまり増やしたくないので、ただ並べ替えるだけ。それでも幾分か涼しそう。

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リビングも夏用のアートワークにチェンジ。水と雲との文様です。

 

因みに春はこんな感じでした→「リビングに小さな春」

 

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このところ久しぶりに帽子づくりに凝ってます。今年3つ目の作品。

 

帽子が好きで、秋冬は毛糸で春夏は布で作っています。これも忘れているときはさっぱりやらないくせに、ひとたび始めてしまうと、何個も作ってしまうの。帽子はすぐ出来上がるからね、面白いです。シンプルなものしか作れませんが、それでもだいぶ慣れてきてました o(^▽^)o

帽子があれば、服が多少ラフでもそれなりに見えるから不思議。ノーメイク・ノーブローでも、サッと出掛けられるところもいい。帽子があれば本当に楽チンです。

 

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素足の季節、ペディキュアは必要だと思う。何も塗っていないと剥き出しすぎて生っぽい。塗っている方が清潔感があるような気がします。先月はグレー2色で、今月は赤です。隠そうと思えば隠せるので、いつも濃色or鮮色にします。