竹籠づくりのワークショップに行ってきました 

御所南にあるくらしの器と切子ガラスの店「結」さん主催の竹籠づくりのワークショップに参加してきました。

竹籠は大好きでも作る機会は滅多にありません。今回のワークショップの籠は、デザインもすごく好みだったので、募集を見てすぐ申し込んでしまいました。

講師は竹工芸作家の中村さとみさんです。

 

結さんの店内。京町屋らしく坪庭があります。葉が光の加減で透けて見えたり、ここから時々風が流れてきて気持ちいい。やっぱり庭ってあるといいな。手前に見えているのは中村さとみさん作の器です。

 

中村さとみさんといえば、以前NHKBSプレミアム「美の壺」で、竹のハンガーを取り上げられていた作家さんです!結さんの店内で実際にその素敵なハンガーを拝見し「はて?どこかで見たような?」と引っかかっていて、帰宅してからようやく気づいたという・・・(^^;オソイ

チャーミングな方で、とても気さくに接してくださり、文字通り「手取り足取り」教えていただきました。

さて、ワークショップで作った籠は「四海波籠(しかいなみかご)」という名前がついています。中村さんによると、編み方は大正時代に考案されたもので、初心者向けのワークショップで作る定番の籠なんだそう。とはいえ、単純にして究極のデザイン、とも言っておられました。

竹という素材の柔らかさが生かされた流線形のフォルム。コロンとして何とも愛嬌があります。私が参加しようと思ったのも、先に書きましたように、この見た目に惹かれたからなんですよね。

で、いきなり完成画像↓

 

四海波籠、完成!右が見本で左がマブチ作。両掌に乗るくらいの大きさです。少々のアラは目立たないところが嬉しい。おまけでつけてくださった竹のタグがまた可愛い。

 

作り方のポイントや竹ひごの扱い方なども丁寧に教えてくださいました。平たく作ることも出来るし、丸っこくすることも出来るので、自分好みの形を選びます。私は高さを出して丸っこく作ることにしました。竹ひごに遊びがあるので、完成してからでも手で押して形が変えられるから、結構なんとでもなる感じです。

形から想像して、四方のひごを結んで作るのかなぁとは思っていましたが、どう結わえたらこんな形になるのかしら?先の処理はどうなっているの?など色々疑問でした。それが、やってみると「なるほど、すごーい!!」です。はじめは平面的だったものが一気に立体的になるところが面白いです。お話しながら30分ほどで完成しました。

余談ですが、最後、剪定鋏で余った部分を切り落とす時、何故か切り方を褒められちゃった(^^*

「(竹ひごを)4本まとめて切る人はなかなかいないです」だって~。いつも使ってるし、普段もっと太い枝を切ってるからねwww

 

中村さとみさんの可愛らしい箸置きを買いました。4色それぞれ素材の色と模様が生かされています。器を買うのは断捨離以降節制しているので、欲望はこういう小物や花器に流れがち。

 

出来上がった四海波籠をウキウキで持ち帰ってきました。電車に乗っているときも、時々袋の中を見てはニヤニヤ。ディアガーデンでも時々ワークショップをするけれど、お客様の気持ちってこんなかな?こんなだったらいいけどなぁって思いました。

帰宅後、早速、落としを仕込み、庭の花を活けました。籠なので、お菓子や果物を盛っても良さそうだし、花じゃなくてグリーンを飾ってもいいなぁ。

茶色く経年変化するのも楽しみです。

 

活けたのはアジサイとシダ、シマススキ。竹の透かし模様が涼し気でこれからの季節にぴったりです。

 

これ、すっごく可愛いよ~って、みんなに教えてあげたいです。

 

 

初夏のインテリアの定番ドウダンツツジ

ドウダンツツジの枝が花屋さんの店先に並んでいます。涼し気な雰囲気がナチュラルなインテリアにぴったりで、投げ入れるだけの手軽さもあってか、とても人気があるよう。早ければ5月頃から出回ってるみたいですね。

私は庭で育てているので、昨年試しに飾って、すっかり気に入りました。いろんな木を剪定する際に出た切り枝を時々飾っているのですが、ドウダンツツジは葉っぱが小さいので納まりがいいように感じます。

それで、今年も飾ろうかなと思っていた矢先、通りがかった花屋さんで偶然見かけたのです。それがまたお買い得価格で!(^m^

庭木を切るよりいいなと思って即買い。長い枝も結構ありましたが、小さな家なので、1.3~1.0mくらいのセットを選んで持って帰ってきました。

大き目のガラスの花器に活けて、TVボードに飾りました↓

 

背景がシンプルなグレーだから映えるような気がします。

 

枝越しに見るダイニング

 

ドウダンツツジのような細い枝を、寸胴の花器に数本だけ活けるとき、自分の思う方向に留まってくれないことが多いですよね。真っ直ぐ立たせるなんて絶対出来ません。その枝の向きたい方向にありのまま活けるのが本当は一番いいのだけれど、飾るスペースが限られているとそうもいきません。

しかも今回は花器はガラス。透明感を生かしたいので、剣山などの花止めではなく、小枝をY字に細工して留めました。

これは生け花のテクニックのひとつで、ご存知の方も多いと思います。

 

小枝を花器の直径にぴったりハマるよう長さを調整。そして先に鋏をいれ、Y字になるよう広げます。Yの開いた部分に枝を刺すと留まってくれます。枝の太さと本数によってYの深さを調節してください。

 

生け花を習っていたときに使ったもので、竹で出来ているこういう部品がありまして、今も何個か手元に残っています。今回は、枝が細すぎたり花器の直径があわなかったりで使えなかったので、急遽庭へ出てエゴの枝を切って作りました。

同じ茶色の枝だから、言われてみれば分かる程度?そんなに悪目立ちはしないと思いますが如何でしょう。

長い枝に苦戦されている方の参考になれば幸いです。

 

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さて、先日のこと。

庭づくりの打合せをしていたお客様に、白樺のキャンドルホルダーをいただきました~ (ノ´∀`)ノ

手作りだそうです。ティーライトキャンドルがうまい具合に置けるよう細工されていて素敵。白樺の樹皮って本当にきれいですね。

 

白樺のキャンドルホルダーに、涼し気なガラスの器と緑を色々寄せて、サイドテーブルにも景色を。

 

日が落ちて。ライトアップされた庭の景色を楽しむためには、部屋ではこれくらいの灯りがちょうどいいんです。かわいい~(^^*

 

使うときは目を離さないでくださいね~ということで、キャンドルの揺らぎを十二分に堪能しつつ、寛いでいます♪

 

 

5月の庭仕事

ここんとこ30度越えと真夏並みに暑い日が続きました。身体が慣れていない時期です。皆様、体調崩されていませんか?

こうなると、庭仕事も涼しい時間帯にササッと済まさたいところですよね。

時々、思いついたように自分のやっている庭仕事について書きます。同じ季節でも年によって庭の状態が違うので作業も変わってきます。知識も少しは増えているので、改めて書いてみようと思います。

もしかしたら、あなたのお庭に役に立つこともあるかも?

 

1.水やり

昨年秋に強剪定したレイランディの生垣。一部の古株にはこたえたようで、芽吹きが悪く弱っている感じ。毎年勢いよく枝葉を伸ばしていたし、どんどん幅ってきたこともあって、強く切り戻したのですが、やはり10年経った木には酷な事だったようです。そこで、樹勢回復の手助けをと、朝は根元にたっぷりとやり夕方には葉水を。特に葉が少ない部分は蒸散が著しいので重点的にたっぷりとクールダウンさせるべくしっかりとかけます。

そして週に一度は活性剤(バイオゴールドⅤ-RNA)を施します。これは肥料ではありません。早く根付かせたいときや新芽や葉を早く出したいときに有効な液剤で、よく使っています。日照不足を補う意味で使うこともあります。

 

㈱タクトさんのバイオゴールドバイタルV-RNAを愛用しています。根・土壌集中活性液です。細胞分裂促進により根張りを応援してくれます。また土壌の有効菌を増やす効果もあるとのこと。薬剤のような匂いではなく自然系の匂いがします。結構キョーレツ。

 

その他の場所は、今から咲くアジサイや杉苔にだけ、朝夕水をあげています。苔は、春以降特に、こまめに水をかけるよう気を付けているの。というのも、なんとか増やしたいと思うからです。

苔にも雄雌株があります。桜が咲いた後、杉苔を見ると、小さくて黄色い花のようなものが付いています。これは雄花盤というもので精子を作っています。雌株は卵細胞を作るそうです。精子は泳いで卵細胞に到達しなければなくて、泳ぐためには水が必要です。具体的には、雄花に雨粒が当たると跳ね返り、それと一緒に精細胞が空中高く飛ばされて、雌株に運ばれる仕組みだそうです。

杉苔は育てるだけなら、少々乾燥してもリカバリーは可能。日差しも好きだったりします。でもそれだと、だんだん減ってくるので、何年かに一度張替えしないとみすぼらしいことに。増やしたいと思うなら、湿気た環境に植えるか、でなきゃこまめな水やりは必須・・・というのはこんな理由からなんですね。

 

苔以外の宿根草や低木、鉢植えたちは、状態を見ながらやるように。地植えについては、雨で十分なように強く育てたいので、ギリギリまでやらない。

あまりに日差しが強すぎた日は、夕方、全体的に葉水をサッと。

 

2.花殻摘み

一年草は、種を付けると花が咲かなくなるので、とにかく咲き終わった花は摘むに限ります。宿根草でも、盛りが過ぎた花は、見栄えが悪いので摘みます。溺愛しているバラは、咲き進むだけでも株に負担がかかるから、蕾がほころびかけたらサッサと摘んでしまって、部屋の中で楽しみます。

花殻摘みは朝仕事。ついでに摘んだ花でアレンジメントをいくつか作って、各コーナーに飾ります。

 

玄関に紫蘭の花と鳴子百合の葉を。花器は和田麻美子さん作。

 

ダイニングに。バルコニーで育てているバラと庭の葉っぱを色々。花器はアンティークの盃洗。

 

同じくダイニング。上の画像のアレンジに何かしら足して活け直したものです。花器はDURALEXのガラスボウル。

 

これは、お客様がいらしたときのために、ではなく、自分や家族のために。だから贅沢な花でなくていい、生き生きした庭の花で十分。

朝、美しく咲いた花を触っていると、それだけで気分がいいです。前向きに一日のスタートが切れるし、日中もアレンジが目に入ると思わずニコニコ。花を置く=場が片付きますしね。

本当に小さなアレンジで、ささいなことですが、植物のオーラで部屋が明るく、気持ちも明るくなります。

 

3.害虫対策

いわゆる「虫取り」を、いい歳のおばさんが毎朝やってます。今、一番よく見るのが、レイランディの葉っぱを食べるスギドクガの幼虫。あと、たまに、モミジについているミノムシ。

スギドクガは木が枯れる程大発生しませんが、毎年そこそこ発生します。農薬まみれにしていないので仕方がありません。

有難いことにスギドクガは毒虫ではないので、割りばしで摘まんで取っています。どこからかやって来るアシナガバチも良く食べてくれています。アシナガバチはこちらが攻撃しなければ襲ってはきませんから、彼らの働きを遠巻きに静観。

もしも薬で全滅させると、そこらへんの食物連鎖が切れちゃうかもと思うので、薬剤は使わない方向で育てています。小さい庭だからね。

ツバキの新芽につくアブラムシは手で取ったり、水で吹き飛ばしたり。たまに自然農薬(木酢液ベースでドクダミやトウガラシやニンニクを漬け込んだやつ)をかけてみたり。今のところ天敵のテントウムシが来てくれないので、自分でなんとかするしかありません。

アブラムシは肥料過多だと発生しやすいとある本で読んだので、これから気を付けようと思います。花後、お礼肥えを、当たり前のようにやっていたのですが、それがかえって仇になるかも・・・というお話は、また日を改めてじっくりと。自分でもまだ結論は出ていませんが、一緒に考えて欲しいなという思いで書きたいと思います。

鉢植えのバラには乾燥する今の時期発生しやすいハダニを予防するため、葉水は必ず。

 

4.雑草対策

私は除草剤は撒きたくありません。事務所の前を犬が散歩で通るかもしれません。もしも除草剤を舐めたら大変です。何より枯草が庭の景色に混じるのが嫌なんです。

花壇に関しては、雑草の入り込む隙間もないほど、たくさん植えていますから、悩むことはありません。問題はそれ以外の部分、事務所前の歩道や駐車場・砂利舗装をした通路といった植物を植えられない場所です。

それらの場所は地面がむき出しではなく、何かしらマルチングしているので、草ぼうぼうにはなりませんが、目地や隙間にちょっと生えています。毎日取るほどのレベルじゃないから、雨の後、地面がぬるんでいるときに10分くらいがんばります。どのみち根絶やしにはできないので、全部やらないで時間を決めてやるといいと思います。

朝の掃除のとき、箒で雑草の上を強めにこするように掃いたりもします。葉っぱを痛めて伸ばさないように、芽吹いたばかりの葉っぱも引きちぎるので、大きくなりにくい。雑草取りの専用用具で、長い柄の先に小さな鍬のようなものが付いているのがありますが、それで地表面を浅く鋤くようにするのもいいですね。雑草は根が露出するとすぐ枯れます。何より立ち姿勢で作業できるので腰がラク。

悩みそうな場所は、とにかく好きな植物で埋め尽くしてしまう & マルチングをする & 小さいうちに取るか痛めつける その3つをお勧めします。

雑草といっても、環境に適応した植物が芽吹いてきているわけですから、何もしなくても憎らしい程?きれいです。だから見方を変えて、デザインとして使えそうな草はないか?あとはその繁殖をコントロールする、そんな考えもあると思います。

虫に対してもそうですが、雑草に対して、あまり神経質ににならなくてもいいんじゃないでしょうか。彼らに人間が勝てるワケがないのです。

それに虫一匹いない、草っこ一つ生えてない庭なんて、かえって不気味じゃないですか?

 

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こんな感じで朝小一時間(アレンジメント作成時間込み)、夕方半時間くらいやっています。皆様と同様、家事を何やかんややりつつですので、大体ですが。

最後に庭仕事をしながら、もうひとつ絶対やること。

それは庭を眺め味わうこと!

 

ディアガーデンの前庭。今はサルビアネモローサやいろんなグラス類が立ち上がってきてボリュームが出てきました。それぞれ風にそよいでイイ感じ。

 

手入れをするのに必死で、気が付いたら冬になっていたって・・・何とも勿体ない話。

でもコレ、ガーデナーあるあるなんですよね~。

お互い気を付けましょう。

 

 

ディアガーデンの白い花たち

いよいよGWが始まりました。

ディアガーデンは本日から6日までお休みを頂戴します。でもブログは時々更新しようと思いますので、またのぞいてくださいね。

 

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さて、この10連休をどう過ごしたいか?あるリサーチによると「自宅でゆっくり過ごす」という回答が一番多かったとか。案外そんなもんなんだなぁって、ちょっと安心。お仕事だという方もいらっしゃるでしょうしね。

私も例外ではなく、出掛ける日は数える程。それ以外に、もしも晴れたらテラスで食事を楽しんだり、ハイキングに行けたらいいなぁ、なんて計画はしているのですが。季節物の入れ替えもやらないと。主婦業もなんやかんやあります。

 

しかし、寒いです!GWでこんなに冷えるのは今までにないような。

昨日は、遠いところからお客様がいらして下さったのに、台風のような風で、晴れていると思いきや急に雨が降ってきたりと、かなり荒れた天候でした。打合せの時は暖房のある事務所にいるので、まだ平気なんですが、庭を案内しようと一歩外に出ると、凍えるような寒さ。なので、せっかく咲いていた花々も、お目に留まったかどうか?

ディスプレイガーデンでは、ただいま白い花がたくさん咲いていて、新緑と相まってとても爽やかな雰囲気です。

例えば、高木ではアオダモ、もう少ししたらエゴノキも咲き始めます。低木ではドウダンツツジと白山吹が満開です。宿根草だとアマドコロ、ティアレアの可憐な花が見られます。

たくさんといっても、ひとつひとつが小さくて楚々とした雰囲気なので、気づきにくいのよね(^^;

 

白くてフワフワとしたアオダモの花。若葉も清々しいです。

 

ドウダンツツジの花。鈴なりに咲いて、とても可愛らしいです。

 

大好きなアマドコロはディスプレイガーデンのあちこちで増殖中。山野草の斑入り種で、夏の間はもちろん、晩秋に黄葉するまでずっと乱れず立っていてくれるところが好きなんです。

そういえば、例年、いまごろになるとジギタリスの茎が上がってくるのだけれど、今年は行方不明。もしかしてアマドコロを植えているときに抜いちゃったかも?!いくら好きとは言え、増やし過ぎたかもしれません。

 

斑入りのアマドコロ。鳴子のような花。

 

先がほんのり黄緑。葉ともよくあっていて爽やかです。

 

今年はテラスの花壇にニューフェイス「ティアレア」が加わりました。

この植物は、半日陰の方がむしろ花付きがいいと聞いたので、日当たりの悪いディスプレイガーデンに合う花かもしれないと思い実験的に取り入れてみました。

ティアレアといえば「スプリングシンフォニー」がポピュラーですが、これは比較的新しい品種で「シュガーアンドスパイス」といいます。自生植物ではありませんので、ディスプレイガーデンではあくまでゲスト扱い。勝手に増えないよう目の届く場所に部分的に植えています。

植えてからひと月ほどですが、早々と花を咲かせてくれて、葉っぱも落ち着いた美しさがありますし、これはかなり期待できそう。四季を通じてどのように変化するか、経年変化等、じっくり観察して、よければお客様の庭にもお勧めしたいと思います。

 

今年テラスの花壇に試しに植えてみたティアレア。小型のヒューケラのような葉で、花は蕾がピンクで咲き進むと白になります。

 

もう定着して広がり始めました。後ろに見えているのはアマドコロ。

 

ティアレアの花は線香花火のような。あくまで私的な印象ですが。

 

白山吹がたくさん咲いたので、事務所に飾って、お客様をお迎えしました。

 

これら白い花のピークが過ぎたら、次はバラやハラン、オキザリスなどのピンクの花、そして初夏にはアジサイやサルビア系のブルーの花へと主役の座が移っていきます。花以外にも、グラス類が多数育ってくる予定ですので、おいおい画像をUPしようと思います。

画像ではなくて、本当は実際に見ていただくのが一番なんですけれどね。どのように育つのか?香りとか、手触りとか、光によって変わる見え方とか、その植物の良さがダイレクトに感じていただけますから。

ご興味のある方は是非、見学にいらしてください♡(ご予約はコチラ→Contact

 

 

続・庭仕事の前に-GWにおすすめの作業

清々しい風が吹いています。

ぬめぬめとした赤子のような芽が日を追うごとに黄色みを帯びて、今日はもう葉脈がくっきりと見えるまでに形が出来上がって梢の先で笑っています。その姿のなんと希望にあふれていること。クスノキ並木は、毎分50枚くらい古葉を捨てて、もう振り返りません。

そして私は日曜の朝、白山吹がこの春一番の清らかさで咲いているのを発見したのでした!

 

ディアガーデンの前庭で咲く白山吹の花。

 

花のない、みどり葉のない季節はもう去りました。

こうなれば、どのようにしてあの暗い冬を過ごしていたのか?耐えられたのか?もう思い出せないほどです。

確かに私の庭はまだ土の部分は多いけれど、日を追うごとに少なくなっていて。その隙間に見えるのは、これからの数か月、この短い間に起こるであろう様々な繁栄そして衰退…そんなドラマとそれに翻弄される自分。

でも今はまだ若葉を眺めているだけ。庭に空スペースや、野菜畑でもあれば、嬉々として苗を植えるところですが。

それで、庭仕事の準備体操として、私がしたこと。

  • 庭が見える窓を磨いて、テラスのタイルやガーデンファニチャーを洗う。(前回のブログで書きました)
  • 観葉植物の株分けをして、増えた鉢の飾り場所を用意する。 ―― 因みに私は浴室にしました。
  • 蘭の水苔を新しくして外に出す。
  • 木製の家具は古いペンキを剥がして、これまでにない斬新な色に塗り変える。 ―― 因みに私は紫(!!)に塗りました。
  • 昨年末に配置替えをした宿根草を部分的に再修正する。
  • 部屋に春らしい若葉色のフラワーアレンジメントを飾る。今は庭の植物は切りたくないので、お花屋さんでグラス類とカラー、クラスペディアを買ってきました。

 

私としては斬新な色!ペールラベンダーです。薔薇やピンク系の花に合わせて選んだ色。

 

若葉色と黄色のアレンジメント。キッチンカウンターに飾りました。何とも爽やかで、家事中もずっと見てます^^

 

これらの作業は、GWに楽しみながらやるのにもピッタリ。

観葉植物や蘭は植え替え適期ですし、ペンキ塗りはお子様と一緒にすると盛り上がりそう。浴室やバルコニーは、他の部屋のインテリアにそう影響がないので、思い切ってイメージチェンジするのもアリですよね~。

私の浴室グリーン化とバルコニーの模様替えについては、また改めてブログに書きたいと思います。

 

 

花活けの仕事

先月、花壇を作らせてもらいました京都祇園「仁々木」さんに、引き続き、店内装花のご依頼をいただきました。初めは観葉植物をご提案しましたが、もっと自然なもの、季節感のあるものをという社長様のご意向で、お生花を活けることになりました。

花壇の詳細 →コチラ

普段、根っこの付いたものばかり扱っているディアガーデンが、花活けをするなんて?でも、自分でも意外な程あっさりと、庭のお仕事と同じように、このご依頼を受けていました。

 

・・・というのもひとつは、私自身、日常生活の中で毎日当たり前に花を活けているから、かもしれません。

花屋さんで買ってきた花材に、庭で育てているちょっと虫に喰われたような葉っぱや曲がった枝を加えて活けるのが得意です。庭と部屋がそこで繋がった感じがして気に入ってます。

来客がある時などは、地元には気の利いたお花がないから、仕方なく京都で探すことになります。月2回お稽古で行くので、その帰りにいろんな生花店を周りお洒落な花を調達しています。そんな経緯で、市内のどこにどんな材料を置いてあるかやお値段なども、漠然とですが把握していました。当然ながら、季節の植物は分かっていますしね。

また、花好きの延長で、これまで洗練されたお店やアーティストさんの素敵なアレンジをたくさん見てきました。それに、大昔の話になりますが「嵯峨御流」という流派で准華範(師範のひとつ上)までは一応取得していたので、和の活け込みの経験もあります。

全部ただ植物のことが好きで、見たりやっていたことで、それが花活けの仕事に役立つ日が来るとは思ってもいませんでした。専門にやられている方と同じようには出来ませんが、庭づくりの要領で、そこで育った姿を知っている私っぽい活け方でやれればとお請けした次第です。

お菓子づくり、特に和菓子は季節を大切にされます。また、前栽やお花はおもてなしの気持ちの表れですからこの仕事はとても重要。心を込めて当たらせていただきました。

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例によってまた前置きが長くなりました(^^;

メインの花活けは、入口から見て突き当たりの壁に。店内で一番目立つところです。大きな花器を据え、サンシュの枝と白玉椿をふんわりと投げ入れました。

サンシュはミズキ科の落葉小高木で、3月以降に鮮黄色の小花を木一面に咲かせます。素朴な花ですがとても可憐で、春の山を連想させてくれます。椿は蕾が玉のようで野趣ある薮椿の風情。大きなしべの色が黄色なので、サンシュに合うと思い選びました。白玉椿は茶花にも使われますし、和菓子店にあってもよいかと。

お客様が何気なく目を落とした先に花があってふんわり笑ってるといいな。お菓子を買う、そんな楽しい時間がより特別になりますように。

 

お店の一番目立つ所に大きな活け込みを置きました。看板に花を添えるようにサンシュと椿をざっくり投げ入れ。向かって右にベンチがありお客様が通るため、邪魔にならないようそちらの枝は控えています。

 

椿はたくさん挿しているように見えますが。大枝1本の他は2,3本挿しただけです。はじめから根締めにするつもりで、幅のある暴れた枝を選んで仕入れたもの。計算通りおさまってくれました。

 

口の大きく開いた水鉢。活けやすいように流木に苔を貼った小物を添えました。こういうのも全部自分で考えて作ります。

 

たぶん白玉椿?ころんとした蕾、どっしりとしたしべをふんわり包むように咲く筒咲きの品種。素朴な感じがいい。

 

大鉢の向って右側にあるベンチには和の寄せ植えを。ご要望が草盆栽っぽく、だったので苔を貼りました。土が見えないので清潔な感じになります。

このベンチは、お菓子を包んでいるあいだ腰かけてお待ちいただく、そんなスペースだそうです。ここで食べてもいいそうで、そんな時少しでもおもてなしできたらと、花を添えたいとのことでした。素敵ですね。

小さくまとめながらも、生き生きと枝先葉先が踊っている感じにしたつもり。待っている間、お菓子を食べている間、しばらく眺めていられるように何種類か寄せています。結構安定感あるので、ちょっと当たったくらいでは倒れることはありません。

 

草盆栽。これも春を感じさせる小手鞠をメインに寄せ植えしてみました。

 

足元に苔をこんもり大らかに貼って。意識してまあるい感じに作ってます。

 

入口脇、揚げ菓子の傍にはトクサの緑を配しました。常緑で手入れの簡単な植物です。入り口の近くですが、他より控えめな印象の場所となっており、そのためあえて抑え気味にしています。その方がメインを引き立てそうな気がして。

 

木賊は庭でよく使う植物です。乾燥に強くとても丈夫。すっと立ってくれるので邪魔にならないところがいい。

 

器は3つとも滋賀県産の「信楽焼き」です。

和の空間に合うものの中からシンプルでモダンな鉢をご提案しました。色目はお選びいただきましたが、壁の色とよく合っているなと思います。花活けの器としてだけでなく、鉢カバーとして、また水鉢としても使えるようになっているので、色々なアレンジが楽しめるお得なデザイン。

ディアガーデンでは、鉢は和洋問わず、大きさ問わず、色々取り扱っておりますので、場に合わせてご紹介できます。よろしければご相談ください。

 

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そうそう、昨日(7日)のお昼頃、日本テレビの「ヒルナンデス!」で、仁々木さんが紹介されたそうです。ご覧になった方おられますか?

萌え断(きゅんとする断面)グルメツアー特集で取り上げられたこちらのフルーツ大福、私も何度かいただきましたが、ジューシーでふわふわで食べ応えあって大満足の美味さ!しかも種類がいっぱい。オススメです。ウェブサイトからお取り寄せできますよ~。

 

不用な枝は切り落としますが、まだこれから咲きそうな部分はゴミとして捨てるには可哀想。こうして活け直して愛でてます。器はアンティークの火鉢です。

 

私も仕事で伺うたびに違う種類のお菓子を買って、その日の夕食後に夫と楽しんでいます(^m^*

 

 

お正月の室礼2019

三が日は終わりましたが、松の内ということで、今回は私のブログではお馴染みの「お正月の室礼」記録です。

日本には年中行事という素晴らしい風習があり、私はそれをとても大切にして暮らしているの。室礼とは年中行事の心をかたちにしたものです。

はじめは両親がしていたことや誰かの真似をしながら行っていました。そうして、型の不思議、どうしてその植物を飾るのだろう?といった、素朴な疑問を解いていくうち、神仏や祖先、自然、地域、家族とのつながりや命の有難さをしみじみ感じることが出来ました。

行事を通して、自分が生かされているという実感も得られました。だから変に孤独を感じてひねくれることもないし、日々周りへの感謝の気持ちが増すように思います。年中行事で感謝という気持ちが湧いたのは思いがけないことでしたが、実際そうなのです。生活にハレとケのメリハリが付き、分不相応な暮らしはいたしません。

今年も出来る限り、ですが、丁寧に行ってまいりたいと思います。

ブログで紹介する意味は、やはり多くの方に薦めたい気持ちと、年中行事で使う植物が、実は庭づくりにオススメの植物が多いものですから。日本に昔から生えている植物=風土に合っている植物なので、手間をかけずに育てられます。育てると年中行事のために、わざわざ買ってくるのではなく、庭から気軽に手折って使うことが出来ますしね。植物と年中行事は深い関係なのです。

 

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さて、お正月の室礼。

これは主に歳神様をお迎えするためのものです。玄関に飾る注連縄や松の飾り、鏡餅、お節、・・・それぞれに役目があるのですね。人の為ではない神様の為、と知ると、やはり心の込め方が変わってきます。

以下、我が家の室礼を一部をご紹介いたします。

 

2019年のお飾りは大王松。清らかな白の水引を添えて。シルバーのドアに合わせて、大抵モダンな感じに整えています。

 

玄関の室礼。今年は白っぽいお飾りに合わせて、餅花も白一色、お花も白で整えました。餅花は五穀豊穣を願う飾りです。

 

竹の器に白い蘭とグリーンの実、レモンリーフ、日陰蔓、庭で咲いている椿を活け、新春の清々しい雰囲気を表現してみました。縁起物の亥の置物も添えて。これは頂き物で、とっても気に入ってます。ありがたく飾りました。

 

ダイニングの盛り花は蘭「バンダ」の紫が主役。日陰蔓で間を埋めてみました。うっかりいつもの調子で地味な花色ばかり選んでしまったので、金や水引、扇など飾りお正月っぽく。

 

生け花の脇役で使った日陰蔓は、古事記や万葉集にも登場する植物です。

関西のお正月飾り「掛け蓬莱」によく使われ、その長く這いつたう様は長寿の象徴です。掛け蓬莱にする程長い大物となると、入手困難ですが、いつか飾ってみたい植物です。

入手困難といえば、餅花づくりに使う柳の枝も、たくさんはありませんでした。花屋の店主いわく、昨年夏の台風の影響で柳の木に損傷が多く、細い良い枝が採れなかったそうです。今年は災害がないといいのだけれど。年末はどれにしようか迷う程、たくさんあるといいなって願います。

 

事務所の室礼その1。獅子柚子(鬼柚子ともいう)の飾り。柚子は柑橘類、キツ=吉に繋がり、柚子もこれだけ大きいと大吉ということでお目出度い。そんな「言葉の盛り物」です。

 

事務所の室礼その2。打ち出の小槌、紅白で目出度さを表現してみました。小さな壷は大好きな和田麻由美さん作。

 

今年もディスプレイガーデンで育てている、数寄屋侘助椿、南天、千両、葉蘭などが、室礼やお節に大活躍してくれました。

歳神様にあやかって、縁起の良い品、縁起の良い言霊があちこちに。いつもと違うハレの雰囲気に身も心もあらたまります。こんなふうに緑いっぱい華やかな花々と共に、平和に新年を迎えられたことに感謝です。

 

 

2018年お世話になりました。

2018年もいよいよ大晦日となりました。

一年間無事終えられますこと、お客様、ブログやインスタを見て下さった皆様、パートナーの造園会社様や職人さん、お取引様に心よりお礼申し上げます。また友人や家族には、至らないところも随分と許され支えていただきました。

皆様、本当にお世話になり有難うございました。

際立ったニュースはありませんが、お客様の庭づくりや、ここディスプレイガーデンを通じ、季節ごとの庭の美しさを丹念に感じていく一年は充実していました。

スマホやネットを見ているとあっという間に時が過ぎます。季節を庭と過ごすことは、心に余裕(立ち止まる時間)をもたらせます。生きもの本来の時間に整えてくれると言うべきか。それが精神的に充実した時を過ごすことに繋がるのでは。そんな風に思ったものでした。

 

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さて、お正月迎えのルーティン。

年賀状を出し、お正月飾りを用意し、市場で諸々買い出し。玄関や水回りの掃除を終えて、歳神様をお迎えする準備を万事整えると、今日はいよいよお節の仕込み、とここに到るまでの半月余りは早鐘を打つように過ぎて行きます。

といっても毎年のこと。いつの間にかこれらはルーティンとして、私の中ではなくてはならない締めの作法となりました。

 

錦市場の有次さんでお目出たいデザインの抜型を買いました。どれにしようか迷う程たくさんあります。夫と私、好きなものを色々と物色。これもとても楽しい時間です。

 

お正月飾りは毎年手作りです。玄関にドア飾りと餅花、そして盛り花。事務所のポーチやダイニングにも花を活けます。事務所の中には、毎年届けて下さる縁起物の鬼柚子(獅子柚子ともいう)を有難く飾ります。

庭で咲いている椿と赤い実をつける千両も花活けになくてはならないもの。ボリュームが出るので。

 

今年のお飾りはこんな感じに↓

 

本来は農家の五穀豊穣を願う小正月の飾りである餅花。我が家ではその形を借りて招福の祈りを込めて毎年飾っています。

 

玄関のお飾り。大王松と裏白、餅花の余り、水引などをさっぱりとシンプルにまとめました。

 

なんとか30日に間に合いました。

 

お正月飾りは飾る部屋や場所によって、それぞれ違う風に作りました。玄関は、餅花を白一色で作ったのがきっかけで、白っぽいシンプルなイメージで統一。

実は昨年も白だけの餅花にしようとして、でも飾ってみると何だか寂しく見えて、結局紅白にして満足していたのですが、今年は潔くかっこよく白が気分でした。(といいつつ春まで長く飾るものなので、途中紅色を足すかもしれません)

 

小さな家ですが、こんな風に植物をあちこちに配して、歳神様をお迎えします。そして、その美と生命のパワーを目いっぱい感じて、新しい年を迎えたいと思います。

皆様もどうぞよいお年をお迎えくださいませ。来年もよろしくお願い致します。

来る年がどうか平安でありますように。

 

クリスマス・テーブル2018

今朝のテーブル。最後のクリスマス飾りです。シルバーやグレーが好きで、そればっか買ってしまうから、自然と統一感が出てきました。今年はライムグリーンを合わせました。

 

クリスマスのフェスティブシーズン中は、いろいろな方がおみえになり、お茶やお菓子と一緒に楽しい時間を重ねてまいりました。そして昨日のイブは例年通り夫と静かなディナー。

会話の中心にあるのはいつも小さなテーブルです。

クリスマスは非日常だから、いつもはしないテーブルコーディネートを頑張ります。食器は普段使いのものでも、テーブルランナーを敷いたり、ナプキンをセットしたり、お花やキャンドルも華やかになるからたくさん飾ります。掃除はざっとする程度ですが、庭がきれいに見えるように窓ガラスだけはピカピカにしてます。

何事も雰囲気づくりって大事です。特に女性のお客様には喜ばれるように思います。モノづくりが元々好きだから、あれこれ考えることや、実際に空間をまとめ上げることも楽しくて、ついのめりこんじゃう。

 

クリスマス・ティーパーティーのおもてなしテーブル。センターピースはブルーアイスと白い胡蝶蘭。ひと月間きれいなままでいてくれました。

 

お気に入りのスイーツに、簡単な手作りスイーツ(手前のグラス)も混ぜてお出しします。最近ハマっているタルトタタンも何度か焼きました。いっぱいあると賑やかになるもんね。

 

イブのテーブル。シャンパンとケーキは夫が用意してくれます。今年のシャンパン、最高でした。雰囲気はロマンチックだけど、私達は色気より食い気なんでwww

 

メインディッシュにミートパイを焼きました。

 

イブは、なんだかんだ忙しいから、あんまり手のかかる料理は作れません。(ってか、時間があっても無理だけど^^;)

簡単で失敗しそうになくて、かつ見栄えするレシピは重要です。今年はBALMUDAのオーブンレシピの中からミートパイを見つけました。(→コチラ

「肉のジューシーさを存分に楽しめるミートパイです。くるみとレーズンが肉の旨味を引き立てるアクセントに。」って書いてありますが、本当にそのとおーり!付け加えるとしたら、マッシュルームが味に深みも与えています。味はアッサリ、でもすっごいジューシー。風味もよくて、とっても美味しかったです。

それで、実際作って見ての感想は・・・「ハンバーグが作れて、冷凍パイシートさえあれば、きっと誰でも出来ます!」です。気を付けることと言えば、焦げないようにオーブンを見張ることくらいかな?意外と簡単でした。

私達は食べきれませんでしたが、若い人たちだったらすぐになくなりそう。パーティ料理におすすめです!

 

パイの飾りはツリー(のつもり)。味は割とあっさりしています。でもボリューミーなので私は一切れで十分。

 

11月半ばに作ったスワッグ、今はドアのところですっかりドライになりました。まだまだ飾っておけますが、本日にてお役御免。

 

クリスチャンではないけれど、サンタも来ないけれど、クリスマスがあって嬉しい。あぁまた来年までお預けか。寂しいなぁ・・・なんて思いつつ、さっきね、スーパーに寄ったら、お正月の音楽と共にそれ用の品がズラリ。クリスマスムードは皆無で笑っちゃいました。

いや、今日25日なんだってば。分かるけどぉも~(@_@)

 

 

X’massワークショップ2018の報告

先週11月28日〜12月2日に開催しておりましたクリスマススワッグを作るワークショップ、お蔭様で無事終了しました。ご参加いただきました皆様には心よりお礼申し上げます。

 

11月28,29日はディアガーデンの顧客限定、30〜はビジターさんと2部に分けて開催。

 

今日のブログはその様子を報告したいと思います。

 

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スワッグとは、ドイツ語で壁飾りという意味で、クリスマスの伝統的な飾りのひとつです。最近日本でも人気があって、お花屋さんやインテリアショップなどでよく見かけるようになりました。

束ねるだけなのでリースを作るより簡単。初めての方でも素敵に仕上がります。ディアガーデンのスワッグの特徴といえば、庭で育てた生きている材料をふんだんに使うこと。お花屋さんのに比べ、自然な枝ぶりでボリュームがあります。その形を生かして束ねると、これまた素敵なんですよね。

 

ワークショップはディアガーデンの事務所で開催。お客様に一足早くクリスマスムードを楽しんでいただきたくて、あちこちにクリスマス飾りをほどこしました。ちなみに壁にかかっているのがスワッグというもの。

 

スワッグの材料とクリスマスツリー。事務所に入った瞬間「いい香り~」って気づいて下さるくらい針葉樹の香りで一杯です。

 

長くディアガーデンのお客様だけの「シークレット」な催しでしたが、「もしかしたら、ディアガーデンを知っていただくいい機会かもしれない?!」と思い、ビジターさんの募集を始めました。

ウェブサイトとSNSでしか告知してませんのに、地元の方がそれを見て来て下さって、とても嬉しかったです。

 

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さて今年のワークショップ。最初はティータイムからスタートです。

近況(ビジターさんとは初めましての自己紹介)や庭の様子をうかがったり、これから作るスワッグの材料紹介、デザインのポイント、作り方などをご説明する時間としました。

 

ティータイムのテーブル。ケーキ数種とクッキー、フルーツなど添えて。

 

今年はフルーツティーをお出ししました。茶葉に風味がついたものが一般的ですが、フレッシュなフルーツを煮出すタイプは珍しかったよう。作り方を尋ねられた方もいらっしゃって意外にウケました。良かったです(^–^♪

作り方をざっくり。

  1. 大き目のポットを用意して、人数分淹れた紅茶に蜂蜜で甘さをプラス。茶葉は取り除きます。
  2. 数種のフルーツをカットして、ポットに投入します。今回はリンゴ、ブドウ、オレンジ、レモン、パイナップルを入れました。
  3. そのポットをティーウォーマーにかけ15分程温めます。ティーウォーマーがないときは直火やレンジなどで温めてください。フルーツの風味がお茶に映って美味しいフルーツティーの出来上がり。
  4. 更に時間を置くと風味が増しますが、レモンは取り出した方が良さそう。

 

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ティータイムの後はいよいよスワッグづくり。

過去何度もご参加くださっている方は、私がアレコレ言わなくとも、慣れた手つきで作りはじめられます。初めての方には少しアシストしつつ、でもすぐにコツを掴まれてご自分なりのアレンジを楽しんでおられました。

作っている最中は、皆さん、結構無口になられて真剣そのもの。「日常の余計なことなんかすっかり忘れて、すごく集中する!」っておっしゃいます。それこそ手仕事の醍醐味です。特に植物を使った手仕事は、その精気を感じつつ右脳をフルに活用するので、心身に良い効果をもたらします。

スワッグを飾るお宅もまだ少ないので「これ私が作ったのよ!」なんて、ちょっと得意な気持ちになってもらえたら、私としては本当に嬉しいです。

 

スワッグ製作中。最後の仕上げにラフィアのリボンを結びます。これが意外に悩みどころ。

 

最後に。

お客様が実際に、ご自宅のドアや門扉に飾られたところを撮影して、送って下さったので紹介します。

どれも力作揃いですっごくいい感じ!

師走に入り、寒くなって、なんだかんだせわしないけれど、一年で最もキラキラとしたシーズンでもあります。平成最後のクリスマスをスワッグと共に楽しんで下さい。

 

 

来年はこのような庭や植物のワークショップを増やし、近隣の方にディアガーデンを訪ねていただけたらと計画中です。コミュニケーションの土台作り、です。

まずは季節ごとに何かお知らせ出来ればと思います。