テラスdeランチ-GWversion

GW後半はようやく晴れて、いよいよテラス ON SEASON!

ディアガーデンのテラスは、いま、モミジやいろいろな低木の新緑で包まれています。

 

いつもとは画角を変えて青モミジ越しのテラスです。ON SEASONに向けて、予めタイルや家具を洗っておいたので、気持ち良く使えます。

 

GW終盤、今年初の「テラスdeランチ」をしました。

(※テラスdeランチとは、このブログでテラスの活用例としてご紹介する「ソトメシ」シリーズのこと。途切れ途切れですが、ゆるく続けています。過去ログは「テラスdeランチ」で検索可能です。)

 

さて、この日は家族でBBQです。

BBQといっても、炭で焼くのは、熾すのも後片付けも大変だから、電化製品の方の焼き肉プレートで。テラスにコンセントが2口あって、そこに差すだけなので手軽です。

以前はBBQをするなら炭焼きでないと!と妙に思い込んでいましたが、そうすると億劫になることもあり、この際、変なこだわりは捨てました。

普段は電化製品に頼って、どうしても炭で焼きたい時は炭で、もうどっちでもええやんって感じwww。

外で食べると何でも美味しいものです(^^*

 

カンパーイ!先日の高山旅行でゲットした朴葉味噌を早速焼いてます(^m^

 

右:朴葉味噌に木の芽をそえて。左:高山でもらった飛騨りんごを使ったクラフトチューハイ。りんごの風味とアルコールもどちらも強めでした。美味しい。

 

上の画像の木の芽は育てたものです。いつだったか鳥が落としてくれた山椒の種が50cm位まで成長したので、採りたての木の芽を楽しめるようになりました。じつは育てるという程の手間はかけていませんが、ちゃんと毎年芽吹いてくれてありがたいです。

テラスの近くに植えていて、ちぎって立水栓でサッと洗い、手の平でパンとひと叩きしてお肉に添えます。爽やかな香りが鼻に抜け風味もバツグンです。

他にテラスの近くで育てている食べ物は、ネギやスペアミントは必ず。年によってはバジルとかコリアンダー、イタリアンパセリなどを、キッチンハーブの寄せ植え鉢として、ひとつ作って育てています。

テラスdeランチには、このようなハーブ類があると、かなり便利です。料理に添えると美味しいし、見栄えが格段に良くなります。手軽だし、自分が育てているものだから安心できますでしょ?

 

ミントはフレーバーウォーターの材料にしたりそのまま飾ったり。私の場合、栽培目的はモヒート用にだけどwww

 

GWの10連休も今日で終わりですね。明日からシャキッとできるかなぁ?

徐々に慣らしていきましょう(^^;

 

 

GW花巡り

本日は端午の節句。朝から室礼の支度を・・・といっても、大人ばかりの我が家では、玄関に菖蒲の葉を飾るだけ。

菖蒲はよくお風呂に入れたり、屋根に葺いたりしますが、こうして飾るだけでも邪気を祓うそうです。

 

 

さて、前回に続き、GW中の花巡りレポートです。

私は連休中は例年、どこかしらのお庭や花園を訪れるようにしていますが、今年は「砺波チューリップフェア2019」へ行ってまいりました。

 

臨時駐車場がいくつか設けられていましたが、それでも大渋滞。1時間程待ってようやく会場入り。

 

富山県の県花はチューリップ。砺波市を中心に栽培が盛んです。風土が意外にも栽培に適しているようで、その歴史は古く大正7年(1918年)から。やがて日本一の出荷量になるまで発展しました。

では、会場の風景をお楽しみください。

 

こちらの会場は約26ha。そこに216品種700万球ものチューリップが植えられているそうです。地植えだけでなく、池に浮かべたりもされてて、見ごたえあります。

 

出ました!「令和」文字(^^ 会場にはここ以外にもまだあって、たくさんの人々が楽しそうに写真を撮っていましたよ。

 

植栽デザインは、鮮色使いや地上絵、一種植えと言ったフラワーパークの王道的テクニックが満載です。量と色のパワーで魅力する力技。どちらかというと男性的な雰囲気を感じると言いましょうか。でもそれが、老若男女一番ウケるのは間違いないことも実感。

いつも新しいデザインを求めている私は、チューリップを主役とした斬新な組み合わせも見たかったなぁと思っちゃったりして。我儘かな。

雲一つない晴天で、絵ハガキみたいなの撮れました~。忘れな草とチューリップは定番の組み合わせ。美しい。

 

立体的に設えられている花壇に色鮮やかなチューリップ。物凄い迫力です。遠くからでもよく目立つ色目で人寄せ効果抜群でした。

 

チューリップの草丈は、大きくてもせいぜい50~60cm程なので、普通に植えると、見るときに屈まねばなりません。でもこちらの会場では、花壇を丘のようにして立体的にしたり、平地の場合でも30cm程高さを設け、さらに土を30cmほど盛って植えられていました。

そうすると、GLから100cm近くの高さに花が咲くので普通に歩きながら鑑賞できるようになります。もちろん屈んで見るような場所もありますが、多く屈んだ印象はありません。一つ一つ美しく咲かせるテクニックも凄いけれど、こういう細かな配慮も素晴らしいと思いました。

 

芝桜の丘で。可愛いお子さんと満開の花、絵になるなぁ~(^^*

 

最初の予定では、高山市から白川郷に行くつもりで、2度トライしましたが、大・大・大渋滞で結局辿りつきませんで、富山まで足を延ばすことにしたのです。

白川郷も素晴らしかったでしょうが、この量のチューリップを見ることはなかなかないので、結果オーライ的な旅となりました。

 

 

祝 令和&GWのお出掛け

皆様、あらためまして、令和元年、おめでとうございます。

 

 

五月晴れの若葉の煌めきと共に新しい時代の幕開け。その瞬間を本当に晴れやかに、そして背筋を正すような静かな心持ちで迎えました。

一人ひとりが輝く時代、令和。どうか幸多きことと心よりお祈り申し上げます。

 

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それにしても、列島各地祝賀ムードに溢れてますね!

令和元日、私は岐阜県高山市に向かっていました。連休中日ともなると、高速道路の渋滞が収っており、呆気なく到着。しかしその安堵も束の間で、やっぱりというか、観光地は局所的に大渋滞。若干予定を変更しながらも「温泉と花と美術館」という私的旅行のセオリーは外さず、楽しんでまいりました。

 

ホテルにチェックインした後、歩いてすぐの人気観光スポット「古い町並み」へ。

 

高山の古い町並みを散策。そこかしこに「令和」の文字、そして国旗を掲げてあります。

 

高山はまだ桜が咲いていました。特に八重桜は見頃。また花見が出来て嬉しい。

 

高山市の新元号を記念する行事として「高山祭屋台の特別曳き揃え」が開催されていました。春と秋に曳かれる山車が一度で見られる特別な行事のようですが、雨で一部中止になったり、曳き揃えが予定より遅れてたようでした。

でもそのおかげで、本当にギリギリのタイミングでしたが、見ることが出来たので、ラッキーでした(^^*

人出もピーク時よりは減っていたようで、わりと上手く撮影出来ましたよ↓

 

からくり付きの立派な屋台。

 

後ろ姿も美しい♡とっても豪華です。

 

見事な彫刻!間近で拝見しました。

 

街並み散策のお目当てはズバリ酒蔵!

女子的には食べ歩きでしょうが、飛騨牛やなんかはホテルで食べる予定だったので、地酒をメインにしました。

それでいっぱい試飲して、どれも美味しくて決めるのが大変でしたが、なんとか2本に絞ってお持ち帰り~(ノ´∀`)ノ

うち1本は「令和」というお酒。美味しかったし、やっぱりお祝いでね。飲むのが楽しみです。

 

高速で走行中は雨がたくさん降っていて心配でしたが、散策時にちょうど止んでラッキー。夫が超が付く程の晴れ男なので、そのお陰かな?

 

酒蔵を巡って試飲を楽しみ(もちろんお酒も買って^^)ほろ酔い気分で観光。青い瓶が「令和」という名前のお酒です。

 

夕方になると格子から漏れる灯り。情緒たっぷりですね。ここは料亭でした。

 

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そして、高山市内の観光前に寄ったのは、美術館というか博物館?展示物の趣旨がよくわからないけど、とにかく建築が凄かった「光ミュージアム」。

山の中に突如現れた不思議な建物に、思わず「おぉーーーっ」と叫ぶこと間違いなし!です。

 

ピラミッドやマヤ建築がモチーフのよう。平成5年から(株)竹中工務店と左官職人の挾土秀平氏により約5年近くかけて作られたらしい。

 

このミュージアムは地下に降りていくようにアプローチします。出入口のフロアは地下3階で、地下通路という美しいトンネルを通って総合案内へ。次に、エスカレーターもしくは階段を上って進むと、巨大な吹き抜けのフロア。その吹き抜けは、外からみるとピラミッドになっていて、これまた凄い。見る者を圧倒します。

構成が見事です。ディティールも凝りまくりで、よくこんなの作れたなぁって感心しきり。これだから美術館建築探訪は楽しい!

 

左官職人の挾土秀平氏の力作の地下通路。土の柔らかな質感とモダンなデザインが不思議と調和していて素敵でした。

 

展示品は、新旧・和洋・誰でも知っているような有名どころを薄く網羅されていて、例えばゴッホやモネの絵が、ガラス越しでなく至近距離で、しかも独り占めしながら見られます。

それでもって、考古学的なコーナーあり、恐竜ありで、おもちゃ箱をひっくり返したような感じ。マヤのモチーフの中に能の立派な舞台があったりもして、なんというか・・・面白いんです。

美術館といえば、ミュージアムショップやミュージアムカフェに寄るのも楽しみのひとつですが、こちらはお土産屋さんもしくは町のレストランという雰囲気。建築の素敵さに比べてちぐはぐな感じがして、もうちょっと何か出来るのではないかと思っちゃった。

 

ピラミッドホールというところ。天井がものすごく高くてこの陰影とステンドガラスが美しいです。

 

外壁や内壁にライムストーンでつくられた幾何学模様のレリーフが繰り返し使われています。それが細かくてとても丁寧に作られおり素晴らしい。

 

ピラミッドホールの外観。メキシコ・ベラクルス州エルタヒン遺跡の一つ「壁龕(へきがん)のピラミッド」をモチーフに作られており雰囲気たっぷり。窓は365個もあるそうです。これを見るだけでも価値がありそう。

 

中庭になぜが恐竜の実物大模型が!◝(⁰▿⁰)◜ヒエー このように子供さんが喜びそうな展示も。

 

令和最初の美術館探訪は、なかなか刺激的でした。この先は、きっと日本以外、世界の美術館も堪能しそうな予感♡

(つづく。次回は花巡りです)

 

 

庭仕事の前に 

日本は季節の変わり目に雨がよく降ります。それぞれに名前が付く程で、春に降る雨は「春雨」「春霖」「菜種梅雨」「催花雨」「桜雨」「穀雨」などと呼んだりします。大地を潤し、芽吹き始めた草木を育てる雨です。

そんなことを意識して庭に出て見ると、確かに雨の後は、一段と植物の勢いが増しているように思います。

長らく沈黙を保っていたディスプレイガーデンがいよいよ動き出しました。

 

ギボウシの芽、アジサイの芽が勢いよくふきだして。

 

ドウダンツツジの花が鈴なりに咲いています。背後に見える若葉はアオキ。

 

昨年のうちに植栽の配置替えをして、枯れ枝や落ち葉も取り除き、寒肥も施していたワタクシ。春を迎える準備はほぼ整っており、今のところまだ庭仕事という程の作業はありません。

同じように芽吹き始めた雑草たちを取り除く位かなぁ。今なら表土を掻くだけで抜けるので楽チンです。とは言え、全部抜くのではなく、個人的に好きな雑草は残しています。例えばスミレとかヒナゲシは、庭の前を通る歩道にポツポツ咲くように、敢えて抜かずにそのままにしています。

この歩道には、庭で育っているオキザリスがいつのまにか繁殖して、残した雑草と混じって、庭の景色の延長のようになってきました。

5月にオキザリスの花が咲いたらUPしますね。

 

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庭仕事ですることがない今のうちに、窓ガラスを拭いたり、テラスのガーデンファニチャーやタイルを洗ったり、しようと思います。

新緑を部屋から眺めたときに、きれいに見えるように。

テラスONシーズンに向けて、いつでも気持ちよく使えるように。

 

拭きたての窓ガラス越しにテラスを見る。冬の間物置に仕舞っておいた散水ホースもスタンバイ。

 

窓ガラスは雑巾で二度拭きするだけです。ついでに窓枠と網戸も拭きます。しょっちゅう拭くのでそんなに汚れがたまっていないし、無駄に精魂こめてピカピカにはしません。疲れちゃうもんね。

窓ガラスはテキトーにいつもきれい。それがディアガーデン流。

 

 

桜の季節を堪能

いつの頃からでしょう。桜が咲くのをこんなにも楽しみにするようになったのは。

子供の頃は、特別な気持ちで桜を愛でた記憶がありません。たぶん20代でも、結婚するまでは、今ほど感慨深く見ることはなかったような。それが年を重ねるごとに、桜、桜、あぁ桜。春になると、この花を一体何度愛でることでしょうか。

思うに、花をただただ眺めるだけ、という行為は大人でないと出来ないかもしれません。子供はきっと飽きちゃうもんね。

 

 

お花見といっても、私の場合、大抵は一人花見なので、何にも持たず見物することが多いです。家族と一緒の時でも、せいぜいが缶ビールと軽いおつまみ程度かな。

そういえば、こんな話を読んだことがあります。

篠田桃紅さんの著書「桃紅105歳好きなものと生きる」にある江戸時代の富める町人の豪勢なお花見についての一文。

彼らは五段の重箱を下げてお花見に出かけていました。そして桜の木の枝から枝へ紐を渡して、着て行った贅沢な羽織や打掛をかけて、その中で酒盛りをしたそうです。贅沢な着物と絢爛たる美しい桜、それが当時のお花見の風情でした。外を歩く人々は、その贅沢さに目を奪われ、隙間からお重に盛られた料理を覗き見たに違いありません。

一夕の夢物語として、彼らは消えてしまうことにお金を遣うことを惜しまなかったようです。ばかばかしくてもったいないと言えばそれまでですが、そういうことを面白がり、優雅に楽しんでいました。

桃紅さんは言います。「文化と言うのは、ばかばかしさから生まれます。今の人は優雅な楽しみ方をしているでしょうか」

うーーーん。私のお花見に優雅さは欠片もないけれど、あんたは虫か!という程のばかばかしさで、花を追いかけているのは間違いないな(^^;

 

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お花見今季3回目は、高島市の海津大崎へ。

こちらは桜の名所100選に選ばれた県内でも有名なお花見スポットなんですよ。ウチからは車で1時間半ほどかかり、桜の時期はかなり混雑するらしく、これまでなかなか行く機会がありませんでした。

今回は、夫がたまたま平日に休みが取れて、空いてるんじゃない?と予想して、行ってみようとなったのでした。

 

滋賀県高島市にある海津大崎。琵琶湖に突き出した岬で観光船の発着場もあります。

 

同じ琵琶湖ですが、湖北の方が水が澄んでいます。

 

予想通り車の渋滞もなく駐車もできました。

晴れたのは良かったけれど、花冷え。結構風が冷たくてー!やはり湖北(琵琶湖の北側のことをこう呼んでいます)はまだ寒かった。

それだけにまだ花が結構残っていて、満開から一歩だけ進んだくらい?満開といってもいい感じで、道いっぱいに枝を伸ばしてトンネルになっているところが素晴らしかったです。湖と桜の景色も評判通り。とても美しくてウットリ。

いくつか画像をお楽しみください♡

 

琵琶湖岸に沿って約4kmにわたりソメイヨシノが咲き誇ります。

 

陸では桜のトンネル、そして湖からも楽しめる特別な場所。

 

そんな桜の名残りをウチでも楽しみたくて、お土産に桜餅と桜の塩漬けを買って帰りました。

桜の塩漬けは、まずは桜茶に。茶碗の中でふわっと花開いて、またまたお花見が出来ます。

 

晩ごはんのあとは、桜茶と一緒に桜餅をいただきました。桜茶は桜の塩漬けをサッと洗ってから白湯を注ぐだけ。桜の香りとほんのり塩味を感じます。

 

桜の塩漬けって、7分から8分咲きの八重桜で作るんですってね。だからこんなにきれいに色が残るんでしょうか。

つづいて作ったのはあんぱんです。

見た目も可愛いし、甘い餡と塩味がマッチして美味しく焼けました(^m^*

 

 

桜の塩漬けを使って、あんぱんを焼きました。半分はクリームぱんです。

 

休日の朝ごはんにいただきました。

 

桜の塩漬けはまだたくさんあるので、次は「桜おこわ」を焚いてみようと思ってます。

関西の桜はもう見頃を過ぎつつありますが、私のお花見は食卓でまだ続きます。

 

 

お花見日和、作庭日和

関西の桜もようやく見頃を迎えました・・・が、今日は雨。

ワタクシ、今期はまだ地元の桜しか愛でておらず、花散らしの雨にならないことを祈ります。

 

近江八幡市の観光スポット「八幡堀」の桜も満開。私は観光客のいない早朝か夕暮れの時間帯を狙って行きます。

 

八幡堀のソメイヨシノ。毎年見てるけど、毎年ウットリ。

 

日曜日に近所の公園でお花見ランチしました。ここは家族連れで賑わっています。

 

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さて、そんな満開の桜に後ろ髪をひかれながら向かった先は、造園工事の現場。和菓子店「仁々木」様の守山店です。1月の祇園本店に続きこちらもリニューアルされ、それ合わせて植栽も変えることになりました。ディアガーデンに再びご依頼いただき有難いことです。

(祇園本店様の造園工事 詳しくは→コチラ)

 

守山店様のリニューアルの方針は、躯体はそのままで意匠を変えようというもの。庭も同じように、

1.元々あった花壇のベースを生かしつつ植栽デザインを変える。

2.花壇をひとつ追加する。

といった工事内容となりました。

 

建築の外装工事がほぼ完了し造園工事開始。はじめに不要な植物を撤去し土を改良。それから石を据え木を植えます。ユンボ(正式には「バックホウ」という)を使って効率よく進めます。

 

今回のデザインは、いや今回も?景石をポイントに使いました。私の設計では、和洋問わず、わりと石を使います。

石って時間の塊のようなもの。その存在感はどんな庭にあっても確かで、これほど植物に合う素材はないでしょう。メンテナンスフリーなところも良くて、お手入れに時間が取れない方には、枯山水のような石を使った庭はピッタリだと思います。モダンにもナチュラルにもデザイン次第です。

 

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景石は、前もってパートナーの造園屋さんや材料屋さんで選んでおきます。

場に合う大きさ・形で、デザインする雰囲気に合う色・風合いの石を探します。でも大抵無造作に積んであるので、せいぜい2面くらいしか見えません。小さな石なら手で動かせますが、ある程度大きな石を選ぶ際、いちいち重機で吊って見せてもらう訳にもいきませんしね。裏側がどんな風になっているのかは、想像するしかないんです。

とはいえ、想像を大きくハズすこともありません。想像と違っていても、その石なりに良いところが必ずあるので、それを生かすのが一番。何も困ることはないし、一つで足りなきゃ、もう一つ添えるとか、植物を添えるとか、すればいい話です。そういう臨機応変な気持ちというか、切り替えの発想を持っていないと、石など据えられない。

・・・なんて偉そうに書いてますが、私の言葉ではありません。そう教えてもらったんです。

 

パートナーの造園屋さんの土場で景石選び。ゴロゴロと無造作に積んである山を登り、目当ての石を探します。緑のテープでマーキングしてあるのが今度使う石です。

 

今回、パートナーの造園屋さんのアドバイスをもらいつつ選んだ石、一番目立つところに据えようとした石が、想像を超えた石でした。自然にできた窪みが、水鉢のようになっており、うまい具合に水を張れるのです。

自然石手水鉢といっても、普通は人工的に水穴を掘ったものが多く、こういった自然の力により穴が掘れたもの、一切加工してないものは、探すのに苦労します。それがたまたま選んだ中にあったという訳です。

土場で選んでいるときは、下向きになっていたのか?そういう窪みには全く気づきませんでした~(^^;

 

自然に出来た穴にうまく水が張れるように据えました。雨が降った後、水を打った後に出来る水面が、庭に趣を与えてくれます。

 

そんなハプニングがありつつ、お天気にも恵まれて、気持ち良く楽しく作らせてもらいました。

次回に続きます。

 

 

花冷えの朝、届いていた贈り物

昨日に続き今朝も花冷えの朝。起き抜けにテラスを見ると、雪が薄っすらと積もっていました。

 

6時前くらいのテラスの様子。さむっ(・_・;)

 

前庭で満開のニオイスミレにも雪。

 

ここ近江八幡市で4月に積もるのは珍しい。でも霜でなくてまだ良かったな。

寒気の影響で大気の温度がマイナス10℃になっても、積雪が1cmでもあると、地表の温度は0℃かマイナス1℃程度。植物は雪のお布団で守られます。雪ではなく霜柱が立つと、小さな苗は根こそぎ持ちあげられてしまうこともあるほど。せっかく春を迎えたのに霜柱で枯れてしまうのはとてもショックですよね。

そんなことを思いながら、朝の支度を済ませ、しばらくしてまたテラスを見ると。

モミジの枝に無数についた雫に朝日が当たって、眩しいくらいに輝いていました。

 

芽吹き始めたモミジの枝先に宝石のような雫が輝いています。

 

部屋の中から見て、ちょうど朝日が昇るとこら辺に植えてあるから、今朝のように雫があると、ものすごく光ります。それが、あたかもダイヤモンドを枝いっぱいに飾ったみたいなんですよ。こんなに一杯のダイヤってね、ありえないでしょ。

なーんて想像したりして。私はいつも雨上がりの朝に、こうした豪勢な気分を味わっています。

でももしも、本当のダイヤを飾ると、きっと同じような眺めにはなるだろうけど、物騒で仕方がない。小市民な私としては、落ち着いて眺めていられません。だからいつの間にか消える雫がやっぱりいいわ。

 

朝日に照らされてキラキラ。あぁなんてきれいなんだろ。

 

自然からの美しい贈り物は、あちこちに用意されていて、それに気付いた者だけが受け取れるようになっています。

思いがけないタイミングで、美しいものを受け取ると、ただ純粋に感動してしまいますよね。感動って、大人になるとなかなかないから、それこそがかけがえのないこと。美しいものだと思うの。

誰に遠慮しなくてもいい庭は、一番身近な小さな自然です。贈り物に気づく手っ取り早い場所なのかも。

 

 

新元号「令和」に寄せて

東京では満開の桜のもと、晴れやかに新元号「令和(れいわ)」が発表されましたね。

平成が発表されたときは、昭和天皇の崩御すぐ後で慌ただしい印象がありましたが、この度は待ち遠しくワクワクする気持ちでおりました。

令和と聞いて、私の第一印象は「なんて品の良い響き。文字の見た目もかっこええやーん(^^」でした。予想で、ローマ字で書くときに「R」はないだろう、なんて勝手に思っていたので意外に感じました。って平成のときも意外って思ったけど。

事前に伝えられていたように、中国の古典ではなく日本の古典「万葉集」からの引用とのこと。「令」という文字が元号に使われたのは初めてで、一方「和」という文字は日本人にとって馴染み深いもの。そのあたりにも深い意味がありそうです。

引用された序文には、「初春」「風」「梅」「蘭」などの文字もあり、日本の自然の美しさ、穏やかで雅な雰囲気も感じられます。花の名前が2つ入っていることから、国民それぞれが花を大きく咲かせられる日本国でありたい、そんな願いも込められていると安倍総理が説明されていました。

花を咲かせる、って実際に色々な植物を見ていると、簡単なことじゃないけれど、ね。それでも自分のいる場所を受け入れて、そこで出来ることを迷わず真っ直ぐやっていくことかなぁと思います。

 

花見といえば、今は桜ですが、奈良時代は梅。万葉集では梅の歌が桜の倍以上もあるそうです。梅といえば「花の兄」。端正な花の形、年を経る毎に風格を増す枝ぶり、上品な香り、一年のはじまりに合わせて咲き始める梅は、全てにおいて優れた花の長兄。

 

改元といいますと、大昔は災害や戦乱、疫病や飢饉などの出来事を断ち切るために行われることもありました。今の時代を生きる私達は、それは摩訶不思議なことと映りますが、何度も行われたところを見ると、元号が改まることって、実は相当の力があるんじゃないかしら。

日本国民全員がこの「令和」という元号のもと、過去に区切りをつけ、新たな気持ちで生活を始めると、それは間違いなく日本独自の時代の区切りとなり流れとなる・・・そういうことなのかぁと思います。

生きている内にそんな歴史的瞬間に2回も立ち会えるなんて。

あぁ、なんだか5月が待ち遠しいですね。

 

 

ニュアンスカラー‘Taupe‘

Taupe(トープ)色ってご存知?

ベージュとグレーを混ぜたようなとてもシックな色です。グレージュとも呼ばれて、ファッションでは数年前から注目されている色。控えめな色合いなので主張し過ぎることがなく、どんな色合いのアイテムにも馴染んでくれます。ひと差しするだけで上品にまとめてくれる、そんな大人の便利色です。

グレーが好きな私ですが、このニュアンスカラーに魅せられて、iPhoneケースやキーケース、バックとトープ色のアイテムが増殖中(^^*

 

iphoneケースはBonaventuraのエトープを愛用中。

 

どこか見慣れた感じがする色だなぁと思っていたら、そうそう、樹の幹色にトープって多いです。ガーデンデザインでパースを着彩するとき、緑以外で一番使う色がトープだったりします。幹以外にも石や地面、柔らかく陰をつけたいときなど、あらゆるところに塗っているので、すぐ減ってしまうのよね。

 

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最近リメイクした照明(フロアスタンド)も実はトープ。

このフロアスタンドは、20代の頃に建てた家のお祝いでいただいたものです。滋賀に引っ越すことになって、家は売ってしまいましたが、フロアスタンドはずっと大切に使っています。シンプルでナチュラルな雰囲気のスタンドで、主に寝室に置いていました。

大事にしてきたつもりですが、年月が経ちだいぶシェードが日に焼けて、本体にもところどころ小さな傷がついています。

 

長年愛用してきたフロアスタンド。リメイク前です。本体は明るめの茶色、シェードは生成色。

 

そんな折、寝室の家具を動かす必要があり、このスタンドが不要になってしまいました。でもちょうどリビングのフロアスタンドが替え時だったので、そこに合うように思い切ってリメイクすることに。

シェードを取り換えて、本体を違う色に塗り替えたら何とかなるかな?と、ひとまず塗装を剥がしてみました。

すると現れた生地がトープっぽくてびっくり!

 

塗装を取ってみると、トープっぽい色目でとってもいい感じ。

 

乾いた感じも今の気分だし、結局何も塗らないことにしました。

サンドペーパーの番手を変えながら丁寧に磨いて仕上げ。小傷も消えてスベスベになりました。そしてシェードはグレーにチェンジ。元よりも幅の広いモダンな雰囲気のシェードです。

 

リメイク後。本体は素地をそのまま生かし、シェードを落ち着いたグレーに変えました。

 

ちょっぴり大人の雰囲気になったかなぁと思います。

トープなので周りと馴染み感が凄くて、リメイクしたのに、しかも割と大きなものなのに、夫は全く気付きませんでした。まぁ、普段からしょっちゅう色々なところを変えているので、いちいち言わないのかもしれませんが~(^^;

 

点灯ーっ。シェードを変えると光の色がやっぱり変わる。少し暗めでより落ち着きが出ました。

 

一口にト-プといっても色々なトーンがあるそうで、このスタンドの色はPaleTaupe(ペールトープ)、もしくはLightTaupe(ライトトープ)でしょうか。

長年見続けたスタンドがちょっとのことで一新、とっても嬉しいです。トープとグレー、ベージュの組み合わせにハマりそう。

 

 

新しい空気

一雨ごとに芽のふくらみが感じられるようになりました。弥生とは草木弥生い茂る月の意。今はまだグレーな風景ですが、月末には桜も咲いているのでしょうから、このひと月間の変化は相当なもの。楽しみでなりません。

「弥」という漢字を調べますと、

①あまねし。ひろくゆきわたる。「弥天」「弥漫」 ②時を経る。ひきつづく。ひさしい。わたる。「弥久」「弥月」 ③つくろう。とじつくろう。「弥縫」 ④おさめる。やめる。 ⑤いよいよ。ますます。いや。「弥栄(いやさか)」 ⑥梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「弥陀(ミダ)」「弥勒(ミロク)」

「漢字ペディア」より参照)

三月の弥は「⑤いよいよ」でしょうか。期待膨らむ春の訪れにぴったりだと思います。

 

芽吹きまであと少し。

 

私には「いよいよ」ということは何もないのですが、急に思いついてイメージチェンジしたくなり髪を切りました。デコルテのところまであったのを20cm以上バッサリ!

うなじに風を感じます(笑)

髪って死んだ組織の集まりだっていうから、美しく保つことは本当に大変。時々バッサリ切って清潔感を維持したく。

 

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今迄そこにあったモノを動かしたり、なくしたりすると、新たな空間が出現します。隙間が出来て新鮮な空気が流れます。それがいいんですよね。

 

そういえば、ヨガをしていると、痛いところに空気を流すとか、何気なく言われます。呼吸で痛いところをほぐすようイメージをするのだそうです。そうすると、その場所に風が通ったような感じがしてスーッとします。澱みが取れたような気がするから不思議です。

ガーデンデザインの分野でも風を視覚的に感じるような自然な植栽がキテます。風通しのよい庭、風にそよぐ植物、亜熱帯化している日本にはこのような庭に癒しがあるのでは?

見た目も涼しげで心地よいものですよ。

 

動きがある植物がいいなぁと感じています。繊細な葉っぱ、でも性質は強いので節水できます。ディアガーデンの前庭昨年夏の様子です。

 

実は空気が汚れていたり澱んでいるような場所にいると、そういう雰囲気を感じるだけでも、人間の良心が低下するとか。ネガティブな影響が出て犯罪率が上がります。だから大気汚染が与える影響は底知れません。

クリーンで風通しのよい環境を作ることは、より良く生きることに繋がるのね。この春はそれを意識して暮らしてみようと思います。

滞りがちな習慣や使わないモノも捨てて、新しい風を通したい。断捨離に励もう!