ワンコと一緒に寛げる高機能ベンチのご紹介&うちのワンコ事情

ディアガーデンのある近江八幡市は初雪が降りました。今週はとっても寒いです。

うっすらと雪化粧のディスプレイガーデン

でも心はぽかぽかハッピーなの(^m^*

ただいま、可愛いコーギー犬が遊びに来ています♪ 親戚が家族旅行に出掛けている間だけ、10日間ほどですが、あずかっているのです。以前ウチでも飼っていた犬種と同じで、2歳になったばかりの男の子。そういえば、何度かブログで紹介したことがあります。→コチラ

久しぶりにワンコとの暮らしを楽しんでいるところです♡

人間の年齢に換算すると20代前半くらいでしょうか。元気な盛りで、散歩の時は振り回されちゃってます。朝晩はもちろん、内勤の日はずっと一緒にいて、一方的ですが超ラブラブ状態。

ではでは、彼を紹介します。

アッシュといいます。とってもハンサムでしょ?今朝の散歩は、雪の中を飛び回っていました。

PCでデスクワークをしていると、「なにしてるの~?」って覗いてきます♡

アッシュにとって、初めて琵琶湖。水際は初めてのようですが、全然怖がらずに自然を満喫していました。

琵琶湖をバックに記念撮影。なんてハンサムなんだ♡

我が家は建てる時に、既に飼っていたため、基本ワンコ仕様になっています。リビングにケージを収納する場所があったり、水栓の位置や床の素材なども色々と考えて作りました。玄関傍の物置も便利だし、そこから続く広い土間(事務所です)も使い勝手がいいです。

お庭にも同じように犬の為の設備があります。シャンプーができるように温水の出る水栓を設置したり、つないでおくための金具も設置しました。植栽は美観というだけでなく、夏に木陰で涼めるように配置も考えました。だから今は飼っていませんが、こうしていつでもワンコを迎えることは出来るのよね。

・・・前置きが長くなりました。家を建てる前ならこういう工夫も出来ますが、そうでない場合はあとから足すことになりますよね。

室内では放し飼い、というご家庭も多いと思います。でも外となると、意外とつないでおく場所に困ります。そんな時重宝するベンチをご紹介させてください。

天気もいいしワンコと外でちょっと座って寛ごうかなというような時、玄関先で少しの間だけつないでおきたい時、等々にこれがあると便利かなと思います。

モダンでコンパクトですが、しっかり重量感もあるベンチ。犬のリードをつなぐことのできる専用金具が取り付けてありますので、場を少し離れるときも安心なの。

どこにでもちょこっと置いておけるデザイン。

犬をつなぐとこんな感じになります。とってもお洒落ですよね。

※画像はメーカーさんの許可をいただいて掲載しております。

  • 本体:ガラス繊維強化セメント
  • 付属品:①座面(ハードウッド)②プランター(樹脂)※プランターとしてもお使いいただけます。
  • 外寸:w750×D330×H400(405※座板設置時)
  • 重量:42kg(本体のみ)
  • カラーバリエーション:ホワイト、ブラック、ベージュ、カーキ、サックスブルー
  • 本体価格:45,000円(消費税、送料別途)

ご注文、その他詳しくは、ディアガーデンまでお問い合わせくださいませ。 コチラ→Contact

さて、まだまだアッシュの画像があります(^^

夕方の散歩が終わって、私の仕事も終わったら、リビングでまったり一緒に過ごしています。

いま我が家のリビングやテラスはクリスマスモードなのですが、駆けまわってもツリーを倒したりしないし、とってもありがたい子です。コーギー特有の愛嬌と明るさは存分に持ちながら、穏やかな性格で、ほとんど吠えません。なんちゅーいい子なんだ!って感心しています。

リビングとテラスに、クリスマスのイルミネーションが輝く頃・・・

真っ赤なマフラーでクリスマスモードのアッシュ。ホントは同じく赤いトナカイの角が付いたカチューシャもあるのですが、すぐはずしてしまうの。可愛いのに。

アッシュくんは今週末で帰ってしまいます。なんだかペットロスになりそ・・・(T_T)

でも親戚のワンコだから、またすぐ会えるしね。犬を亡くして早3年たちますが、いまのところ飼いたいという気持ちにはなりません。時々アッシュに会えれば満足かな。

植物の造形美を楽しむ 

庭を持つ楽しみには、育てて愛でることの先に、植物を活用する楽しみ(アフタガーデニングと言います)もあって、暮らしはより豊かになると思っています。庭で眺めているときよりも、もっと身近に引き寄せるので、植物の造形美、不思議さなどがじっくりと味わえて、どんどん愛着が湧いてきます。

ディアガーデンは、エクステリアやお庭の設計・施工や維持管理をするお仕事以外にも、庭を楽しむ暮らしのご提案やイベント企画なども行っております。そういうわけで、今月末に開催するワークショップも恒例行事となりつつあります。アフターガーデニングだから主材料はディスプレイガーデンで育てた植物というところが特徴なんですよ。あと副材料的なものも自然の材料にこだわって揃えています。

琵琶湖の浜辺に出掛けて、暴風林として植えられてる松の下にある松ぼっくりを拾って、使わせてもらうこともあり。犬がいたときは、こうした自然の中にしょっちゅう出掛けて、一緒に散策を楽しんでいたのですが、最近はめっきり少なくなってしまいました。

年1回こういう機会でもなければ、ということで、久しぶりに野歩きしてきました。この日は秋晴れのポカポカ陽気でとっても気持ちがいい。この気持ち良さを共有しましょ!と思ってたくさん写真を撮りました。

秋晴れの空と琵琶湖。穏やかなこの眺め、きっと古(いにしえ)の人々とほとんど同じものを見ているんだろうな、と思うとなんか不思議な気持ちになります。

ゆったりと打ち寄せる波際、きれい・・・。

琵琶湖は大きいので一見すると海のように見えますが、波が立たないのでね、やっぱりすごーく穏やかです。もう見慣れてしまったけれど、こんなにも青い空を映す日の眺めは、改めて素晴らしいなぁと思います。

そんな風に思いながらゆっくり浜辺を歩いていると、ぎょっとすることが!

なんと倒木が打ち寄せられています。先の台風21号の爪痕じゃないでしょうか。強風で根こそぎ持ってかれて、どこからか流されてきた様子。真っ二つに折れており何とも悲惨な姿でした。浜辺の際に暴風林として植えられた松やなんかも、倒れたりかなり傾いていましたから、どれだけの風が吹いたのかと恐ろしくなりました。ここまでの被害は滅多にありません。

生活に支障のない場所ですから、このまま捨て置かれるのかしら?

こんなところに木なんて生えてなかったからね。恐ろしや台風21号。

気を取り直して・・・(^_^; 散策の続き。今度は紅葉が始まった林の中です。

南京ハゼの落ち葉が園路を彩って

こういうところを歩いていると、ひときわ感じるのが、普段と違う足裏の感触。柔らかな砂浜、土の上はフカフカで落ち葉がカサコソいったり。苔の絨毯がひかれた園路は、普段歩いているアスファルトの歩道とは全く違って、何とも贅沢な感じです。

たまにはこういう感覚を味わうのもいいものですね。

目が覚めるような紅葉。青空に映えますね。綺麗だぁ。

自然にあるものは人に作れない造形美があるので、それを材料に使って作る作品は、おのずと美しいものになります。命あるものの迫力も感じられるんですよね。

今度のワークショップで作るものは、小さなスワッグですが、そんなところに気づいていただけたら嬉しいし、ディアガーデンで庭を作ったからこそ体験出来る時間を楽しんでいただけたらありがたいです。そしてアフターガーデニングのキッカケになればいいなぁと思います。

植物の冬支度 

今日はハロウィン・・・と言っても、特別なことはしません。

クリスマスのような美しさがあるのならまだしも。小さな子供さんのいるご家庭ならともかく。仮装パーティーも内輪でやるなら全く問題なくて・・・。ただ、盛り上がるのなら何でもやっちゃえ的なノリを見ると引いてしまう。日本ってなんでこうなっちゃうんだろ?

 

面白いかぼちゃをいただいたので、フェイクのクモを添えてみた。ウチの中でここだけ唯一収穫祭的な方のハロウィンです。自分で置いたくせに、この良く出来たクモにいちいちビックリしてるw

クモは何かでもらったものだったか?よく出来ているのでとっておいたのですが、ハロウィンくらいしか使い道が思い浮かばず。このかぼちゃは「ひょうたんかぼちゃ」と言うらしい。あっさりしたお味です。冬至じゃないですが、我が家でハロウィンはかぼちゃを食べる日かな(^^;

栄養たっぷりのかぼちゃをいただいて身体を養おう。

 

ひょうたんのカタチを見せたいので半分に割ってグラタンにしてみました。でもさすがに多すぎて全部は食べられませんでした。残りは今晩ポタージュスープにでもするか。

さて、ハロウィンが終わると11月。本当ならカラッとした穏やかな陽気を楽しめるはずの10月が、ただただ雨で終わってしまいました。雨の日を静かに過ごすのも好きですが、お出掛けには晴れを期待しますよね。さすがにもう台風は来ないと思うので、今から目いっぱい楽しみたいです。

今朝、久しぶりに庭へ出ました。これまで、たまに晴れた日も出掛けていたので、ゆっくり眺めるのは2週間ぶりくらいじゃないかな。少しづつ紅葉黄葉し始めています。落葉する植物たちにとって今は、冬眠に向けての総仕上げというところでしょうか。

 

今朝のディスプレイガーデン。テラスに植えたアジサイ「アナベル」の様子。葉が黄色くなり始めていて、花はドライフラワーになってます。

木は何故冬支度をするんだろう?なぜ紅葉して落葉させる必要があるがあるんだろう?当たり前のようですが、考えてみたことがありますか?

掻い摘んで書きますと、

理由の一つには水分にあります。冬に水が凍ってしまうと、体内にある通り道が凍った水道管のように破裂してしまうため、光合成を一時ストップする必要があるのです。多くの木は夏頃から活動を弱めて、体内の水分を減らそうとするそうです。そして、葉っぱに蓄えられた養分を分解して、幹や根に移動させ、ここで来春に向けて貯蔵して、休眠に入ります。必要なくなった葉っぱは、分離層を作ってあとは風に吹き飛ばしてもらうだけです。身体に残しておいても積雪や強風をまともに受けると、折れたり倒れてしまう可能性があるので、捨てちゃうってわけ。

針葉樹や常緑樹はまた身体の仕組みがぜんぜん違って、不凍液の役目を果たす物質を持っていたり、水分を奪われないよう葉っぱにワックス層もあります。それに安定感があり雪を落としやすい真っ直ぐな幹です。カラマツは針葉樹でも落葉する珍しい木で、それが何故なのかはわかりません。

それぞれの冬越しパターンがあるんですね。因みにどちらが進化系かというと落葉樹の方なんですって。これから紅葉を見に行かれたら、こんな話を思い出してみるのも一興かと(^m^*

 

ディスプレイガーデンの紅葉は恐らく今月末くらいかな。今はアジサイ「アナベル」がいい感じに枯れかかっています。アナベルは冬に剪定しても次の年の花が沢山咲く種ですので、こうして最後の最後まで楽しめるのが魅力なのです。

 

レースのような繊細な細工に見とれます。これも侘び寂びの美に通じると思う。

レースの部分にスポットライトのようにちょうど朝日が当たっていて、それはそれは美しい。こんな瞬間に立ち会えるのも自分の庭だから。

これを美しいと思わない人もいらっしゃるでしょう。自分で育てたからこそ、枯れていく姿も愛おしいのかもしれません。確かにずぶ濡れの時はそう美しくもありませんが、いいお天気の日にタイミングよく見ると、感動するほどの繊細さがあると思っています。この奇跡のような瞬間を逃さないのは、庭を持つ醍醐味でもありますね。

つたない画像ですが、少しでも伝わればなぁ。

お金では買えない・・・というか、ただで手に入る四季折々の変化を、間近で愛でるという心の贅沢を!多くの方にそれを、庭のある暮らしで体験していただきたいと願っています。

 

 

落ち葉の活用法-コンポストのある暮らし 

今日から冷えてくるということで、まもなく紅葉がはじまる地域もあるでしょうね。ディアガーデンにも落葉樹を何本か植えているので楽しみです。

中でも毎年一番に紅葉するのはアオダモの木。9月下旬にはオレンジっぽく色づきはじめるという早さです。モミジのように真っ赤にはなりませんが渋い感じに色づくの。なかなか素敵です。

事務所の窓を開けていると、アオダモから「カサコソ」「カサコソ」という乾燥した感じの葉擦れの音が聞こえてきて、あぁ秋だなぁと思います。

 

今朝の前庭。アオダモの葉っぱはもう半分くらい落葉しました。

 

落ち葉も秋の風物詩。子供の頃歌った童謡「たき火」にあるような落ち葉焚きは、現代では禁止されている場所が多く、長閑な風景は見られなくなりました。

たくさん集まる落ち葉、今は厄介者のように扱われていますけれど、個人邸の小さな庭くらいなら、資源として活用できると思います。捨てるなんてもったいないです。私はコンポスト(堆肥づくり)に活用していますよ。

庭作りを生業としている以上、こういうことも身を持って体験した方がいいかな?と、軽い気持ちで始めたのですが、意外と便利だし、面白くもあり結構続いています。1本の木を味わい尽くしてます。

 

アオダモの葉っぱがたくさん落ちています。でも、こんな感じに、風がある程度まとめてくれますから。掃除もしやすいです。

 

久しぶりに掃いて、40Lのごみ袋半分程度集まりました。ひとまず入れてるだけで捨てません。ある程度たまったらコンポストの材料にします。

 

ディアガーデンのコンポストについては、以前ブログで書いたこともあったと思いますが、大きさは30cm×65cm×深さ30cmほどの小さな木箱でつくっています(下の画像参照ください)

 

ディアガーンのコンポスト。落ち葉を入れたばかり初期の状態です。普段は上にカバーをかけていて、底の部分は空気が通るようにしてあります。変な匂いは全くしません。敢えていうなら土のような?匂いです。

 

これは昨年のものですが、杉苔が入っていた木箱を再利用したもの。この中で、庭で採れた落ち葉と土・米ぬかをブレンドして使っています。常緑樹の落ち葉は分解に時間がかかりすぎるので入っていません。

ここに日々キッチンから出る果物や野菜のくず、茶殻、コーヒーかす、剪定ゴミなどをポイポイ放り込んでいきます。入れたらかき混ぜる。それを夏が終わる位までやると、フカフカの堆肥になります。これが花壇のマルチングにちょうどいいんですよ。

一年間、入れても入れても量が増えないのがね、頭ではわかっていますが、不思議だなーと思います。スイカの皮、細かくしたとはいえ結構なボリュームでしたが、いつの間にかどこかへ行っちまった。主に微生物のお陰ですが、彼らの姿は見えないだけに、まさにブラックホールだなぁ、なんて思います。

もう何年もこうしてコンポストを作っているので、だいぶ暮らしに馴染んできました。材料の分別を考えるようになり、無駄なく利用するようになりました。コンポストによって生ゴミが減ったことも嬉しいことです。

例えば柑橘系の分別↓

1.いただきものの文旦。2.ワタと袋(薄皮)は、コンポストに。種だけは捨てます。3.表面の皮は、お風呂に入れたり、このまま香りを楽しんだり。4.実。酸っぱくなくてジューシーで本当に美味しい♡朝食に添えていただきます。

 

コンポストの中にときどき大きなミミズを見ます。この子達は特に可愛がっていてね(^^*

このごろは、ペットを育てているような感覚でコンポストを育てています。でもペットほど手間がかかることはありません。乾燥していたら水をあげるとか、土をかけてやるとか。万が一匂ったら米ぬかを入れてやるとか。そんなところです。(因みに、米ぬかですが、精米機を管理している会社でいただいております。無料で取り放題なの)

これから落葉する葉で、来年に向けて、また新しいコンポストを作ります。あなた様のお庭にもおひとついかが?

 

 

大きな木を切るとき、抜くときの儀式 

先週庭のリフォーム工事をさせていただいたお宅、カシを数本抜いた後、空いたスペースに坪庭を作ってまいりました。施主様は大変植物が好きなお方で、これからじっくり数年かけて、理想の庭に仕上げられる予定です。

さて、今日はそのカシの木を抜く話です。

苗木を植えて13年程経ち、樹高は5m位。これまでは施主様が剪定に励んでおられ、この大きさにキープされていました。しかし年齢的に考えると、この先同じように手入れが出来きそうにない・・・。それで仕方がなく木を減らすご決断をされました。合わせてちょっと違う眺めの庭を造れないだろうかとご相談いただいたのです。

 

ご神木や大樹を切る場合は、事前に神主さんに祈っていただくと思います。でもそこまででもないなと思う木を切る時はどうでしょう。生きている木で、そこそこ大きい、それに思い入れもある木です。私は、いくらご依頼とはいえ、いきなり切ってしまうなどと言う手荒なことは出来ないなぁと思っています。

一般的にはお祓いとかお浄めと言いますが、私の考えとしては、そんな恐れおののく感じじゃなくて。木に対して、切るに至った経緯を伝え、謝罪と感謝の気持ちを表すのが筋だと思うのです。生き物である木の命を、人間の理由で奪ってしまうわけですから、それくらいはしなければと。

昔からある木を切って障りが出たとか、良くない出来事が続いたとか言う話をときどき聞きます。でもそれって濡れ衣ではないでしょうか。植物はとても純粋な生き物、恨むなんて恐ろしいことをするでしょうか。それでもそう捉えてしまうのは、人間のどこか後ろめたい気持ちからきているのではないかと思います。

大きな木なら雨風からそのお宅を守ってくれていたはずですし、夏には影を作り涼しさをもたらしていたことでしょう。その影により、庭の雑草も押さえていたのかもしれません。もしもそれが落葉樹なら新緑や花、果実で楽しませてくれたのかもしれません。可愛がってきた木なのに、自分の都合で切らざるを得ない・・・。辛いですよね。

それで、様々なご事情やお気持ちを汲んで、私達造園業のものは、お酒やお塩のチカラを借りて、木にことわりを入れてから、伐採や抜根作業を行うわけです。木と施主様、両方が少しでも納得がいくように、お慰めになれば・・・。そんな「気持ち」でやることですので、値段どうこうって当然ながら関係ありません。

これから木を切ったり抜いたりするという方で、気になるなぁという場合、造園業者の方に頼めば、このような儀式をきっと快くやってくださると思います。私も出来るだけ施主様のお気持ちに添いたいと思っていますよ。

 

カシのために用意したもの。お神酒用のお酒は特に決まりはないそうですが、私の気持ちとして、地元滋賀のお酒にしています。お清めのお塩は氏神様のところでいただいてまいりました。袋にある「撤饌(おさがり)」とは、神前に御供えし神様の力が宿った食物(今回は塩)のことです。

 

お清めの方法は色々あると思いますが、ディアガーデンの場合は次の通りです。

施主様が立ち会えない場合は、事前にお別れを言っておいてもらいます。立ち会い可能な場合は一緒に行います。まず、木の四隅に撤饌の塩を置き、次いでお酒を撒きます。そして、切る理由と、これまでのねぎらいや感謝の気持ちを私から伝え、心から祈ります。施主様にも同様にしていただくと、心の整理がつくように思います。

これまで、私じゃなくても、パートナーの職人さんがやってくれる場合もあり、その方達の見よう見まね+私の思い で、こういうカタチにしました。ただお酒を撒くだけ、という方もいらっしゃいますし、色々です。

今回は、お施主様の立ち会いが可能でしたので、一緒に行いました。とてもご納得された様子でよかったなぁと思います。作業前の静かな祈りのこの時間はとても大事で、これから始まる新たな庭づくりへの良いスタートとなります。時々今はないその木を思い出したり、とっても大きな木なら伐採後一部を生かして何かを作ってみるのもいいことです。

 

さて、様々な過程を踏まえて、いよいよ、カシの伐採作業スタートです!

 

カシの抜根作業がはじまりました。痛々しい根の画像です。当初はどこまで根が深く張っているのかと危惧していましたが、案外浅く、しかもすんなり抜けてくれて、作業はすごくはかどりました。カシも納得してくれて根をほどいてくれたのかなぁ、なんて。

これは移植するカシです。根を崩さないように「根巻き」という処理をしてから移動させます。大きな根鉢なら、この規則正しいロープワークが芸術になります。(勝手にそう思ってる)

同時に移植場所に穴を掘り、土壌改良剤で土づくりをしておきます。

クレーンで吊って移植場所まで移動中。植えながらたっぷりと水をやります。

カシの伐採と移植がスムーズに終わり、工事1日目は予定より随分はかどりました。職人さんの作業風景やクレーンで木を高く吊ったりする様子を、そばでご覧になっていた施主様も興奮気味で、楽しそうで、よかったです。

 

最後に話をまた少し戻しますが、

私はこの仕事に就くまで、就いてから最初の方しばらくも、木は生き物だとわかっていたけれど、どこか材料みたいに扱っていました。しかし、職人さんが木の根元にお酒とお塩を撒いてから、伐採されている姿を初めて見たとき、意識が変わったのです。この仕事は命を扱っているんだと。しっかりと自覚ました。

それ以来、低木や草花を抜いたり移植したりするときも、お塩は撒かないまでも、出来れば事前に、抜きながらでも祈っています。「ごめんね。またここで綺麗に咲いてね」とか何とか。ブツブツ言いながら作業しています。

変な人と思われても、そう語りかけずにはいられないのです。

 

景石選び。石の魅力とは  

来月造園工事予定の現場に入れる景石を選んできました。今ある木を整理して坪庭を作ります。

お客様のお好みを元に、その場に合う大きさや雰囲気の石を探します。まずは中心となる石を決めて、添えとなる石(バランスを取る石)、その周りの石など、次々と見ていきます。パートナーの造園会社様と一緒に、あーでもない、こーでもない、とか言いながら、石を見るのはとても楽しいです。

私はいつもパートナーの土場や、石材の問屋さんで見させてもらいます。大抵、産地ごとに分けてざっくりと積まれてあるので、石の上を登ったり下りたりしながら探していきますが、その山がね、結構高いの。

こういうときの為にも、日頃から、足腰や体幹を鍛えておかないと! です。男性は当たり前にひょいひょいと登って行ってしまうので、戸惑っていたら置いて行かれちゃう((+_+)) もともと高いとこは好きだけど、こんな場面で万が一にもオンナが出ようものなら「アホか」と思われます。心の中では「ひえーっ。怪我しないようにしなきゃ。」って思いつつも、何食わぬ顔してついていくマブチです。

 

ものすごい巨石から坪庭に合う小ぶりの石まで、色々あります。

 

色々な石を見ていると、これはこういう場面に合うんじゃないか?こうして使うとカッコいいだろうな、という話で盛り上がります。もしも使える機会に遭遇した場合、すぐ提案が出来ますから、見ておくだけでも勉強になります。

出来たてホヤホヤの庭でも、石があると、重みが出るというか、地に馴染んだ眺めになるように思います。植物を植える時は、石に添わせるように植えられるので、自然の景色に近くなり、更に馴染んで見えますね。それが庭に石を入れる魅力だと思います。生き物ではないけれど、何か特別な意志を持っているように感じることも。風雪にさらされながら、同じ場所でじっと佇んでいる様子に、色々な思いを重ねる方も多いのではないでしょうか。

石に魅力を感じ、遥々運び入れて自分のものにしたと思っても、石の命の方が上回るので、私達は石の前を通過しただけに過ぎません。時間の単位が違う。石と人との関係って不思議ですね。自然の中で、お庭探訪で、石の配置、使われ方など見るにつけ、そう思ってしまいます。

 

ライフワークの滝めぐりにて。滝のある庭を造らせてもらうことなどあるのかしら?わからないけれど、興味深く観察します。滝も見るけれど、転がっている石を見てる。動く水に対して動かない石。ここで人は部外者。ただ圧倒されるのみ。

 

「ウェスティン都ホテル京都」の裏には植冶さんの回遊式庭園が広がっています。置かれたものなのか、そこにもとからあったものなのか、わからないほど馴染んでいる石。人が作った庭ですが、自然にかえりつつあるようで。

 

島根県の足立美術館の庭園。借景の山とのつながりが見事です。きれい過ぎて(人工的過ぎて)若干すましている感じはしますけれど。この威厳ある石がなければ、これほどの眺めはない。

 

智積院の坪庭。ほんのわずかな空間ですが、石組みがあることで、庭として成立しています。

 

重森三玲庭園美術館にて。石がにょきにょき立っているのが特徴です。(←この言い方!怒られるわ^^;)とにかくいっぱいいるから、石同士お話しているみたいやわぁと思いながら座敷から眺めていました。人が違えば全然違って見える。それが面白い。

 

小さいけれど飛び石に使う石にもこだわりたいところです。石の上に置いてある可愛いものは「関守石」といいます。「ここから先の立ち入りはご遠慮ください」とさり気なく伝えるもの。立ち入り禁止の看板を立てては雰囲気丸潰れ。こっちの方がよろしおすなぁ。

 

石って面白いですね~。いいですね~。

坪庭が完成して、お客様の許可が出たら、ブログでご紹介出来ると思います。素敵な眺めが出来るよう、パートナーの造園会社さんと共に、一生懸命頑張ります。

 

 

亡き愛犬にまた癒されて 

盆入りの昨日は、夫の実家へお墓参り。お仏壇にも参らせてもらい(私達というか、たぶん夫を)常日頃見守ってくださっているご先祖様に感謝しつつ、手をあわせてきました。

夫婦共、実家は県外にあるため、こういう年行事やお彼岸、法事がお参りのきっかけです。だからお盆休みは、他の連休やバカンスとはちょっと意味合いが違うように感じているの。

仏壇や神棚がある家で育ったので、お供えやお参りなどが暮らしに当たり前にあったのに、結婚してからは分家ということで、ただ自分達が生活するだけの日々です。それが、気楽でいいと言えばえばそうなのですが。何年もそうして暮らしていると、大人として、その分野の常識や嗜み、心掛けといったものが、決定的に不足していくような気がしてなりません・・・。

 

白いナスや細長い豆(ササゲという)など珍しい野菜含めいろいろいただきましたので、今年もお供えに見立てて盛ってみました。

 

さて、話は変わって。

実家では、今年もお義姉さんがご馳走いっぱい作って待っていて下さいました♡近況を語り合うだけでも、あっと言う間に時間が過ぎて、帰るときはいつも名残惜しい。あとね、昨年から家族の一員となったコーギー犬のアッシュ君が、可愛くて可愛くてもうメロメロです。

まだ1歳なので、やんちゃ盛り(コーギーは生涯やんちゃだけど)とにかく遊びたくて仕方がないという感じで、私にまで遊ぼうのポーズをしてましたよw。この先お預かりすることもありそうで、とても楽しみです。

アッシュ君を見ていると、どうしても3年前に亡くなった私のラルフを重ねてしまう。同じコーギー犬で、毛色も同じだしね。匂いを嗅ぐと懐かしさがこみ上げてきます。昨年のお盆のブログにも同じようなことを書いていますが、その時に比べ今は喪失感とか悲しみは随分和らいで、こうして軽く話をする位では泣かなくなりました。

時間ってそういうふうに強くしてくれるんですね・・・。

「もう犬を飼わないの?」ってよく尋ねられますが、まだそういう気になりません。ときどきこうしてアッシュ君に会えたり、他所の犬と遊んだり、インスタグラムでコーギー犬の画像を見るだけでいいっかと思っています。

 

実家の愛犬アッシュ君(コーギー、1歳)です。超元気&人懐っこい性格で、可愛いったらないの♡ときどき私達の話をわかっているかのような素振りをすることがあって、びっくりします。

 

昨年の2月はまだこんなに小さかったのに~。今やもう立派な青年犬です。

 

それにラルフとの思い出だけでも、この先十分かなとも思います。

ラルフがうちに来てくれて、色々ないいことがありました。度重なる引越しで見知らぬ土地に来ても、すぐご近所さんと仲良くなれたし、犬友達として、今も仲良くしてくださる方にも巡り会えました。一人で家にいるときは常に私を楽しい気持ちにさせてくれたし、用心棒としても心強い存在でした。でもカミナリが超苦手で、お尻までブルブル震わせながら私にしがみついてきたっけ。すごい食いしん坊でこっそり生米まで食べてたこともあったなー。その時はびっくりしたけど今は笑える。呼んだら全速力で腕に飛び込んできたラルフ。あぁ、ラルフ!

ペットって、一緒にいるときにも、無償の愛で癒しまくってくれたのに、死んでからも尚、こうしてじんわりと癒してくれる。なんて素晴らしい存在なのでしょう。愛に言葉はいらないってラルフを通じて実感できたような気がします。

いかん、久しぶりに泣けてきた~・゜・(ノД`)・゜・

 

 

ありがたい癒しやご利益はどういただく? 

お盆休みに先駆けて、混まないうちにと、近場の伊勢志摩へお食事と温泉を楽しみに出掛けました。ホント温泉好きな夫婦なんです。ここ滋賀県内にも温泉はあることはあるけれど、新鮮な海鮮料理がいただけるお隣の福井県や三重県に出掛けることが多いです。

そんなことで、お伊勢参りはほぼ毎年、です♡

伊勢神宮は言わずと知れたパワースポット。そのパワーがどれだけ素晴らしいものか、ワタクシ鈍感なのでよく感じられていませんが、神聖な気を浴びているんだろうなと思って歩いています。立派な大樹が多く、水がとてもきれい、建築が素晴らしい、その3点セットがあるだけで、もう大好きな場所ですが、スカーッと一気に浄化されるとも聞くので、こまめに行けるのは本当に有り難いことです。

 

伊勢神宮(内宮)の正宮。お陰様で今年も元気にお参りさせていただけます。ありがたや。

毎年のようにお参りさせてもらって、ひとつ気になることがあるので書きます。

参道には幹の直径が2m以上もあるような大樹がたくさんあります。そのような木に人々が寄っていき、ずっと撫でていたり、抱きついたりされてます。パワーや安らぎをもらいたい!と思う気持ちはとっても良くわかりますが、そのせいか?根元の樹皮はツンツルテンになっています。これはやり過ぎです。木にとっては不自然なことだと思うのです。

樹皮のすぐ下には根からの水分や葉で作られた養分を運ぶ大事な管があるのに、ましてや根に一番近い部分だし、こんなことをして大丈夫なんやろかと心配になります。私たち造園業の者は、樹皮を傷つけないように、とても神経を使っているからです。

大事な木ですから、神社の方も心配されてか、根元にこも巻の要領で養生している木もありました。その木の周りにはさすがに誰もいませんが、その代わりとなる裸の大樹をまたペタペタ触られています。あぁ。

樹皮に耳をつけても水が流れる音など聞こえませんよ。聴診器を当てて聞こうというのが流行ったこともありますが、水の移動距離はごく僅かなので聞こえません。夢を壊すようでごめんなさい。聞こえるのは外部の音か、普通に軽く耳を塞いだら聞こえるような音で、空耳なんです。

たまたま登った山の木に抱きつく程度なら支障はありませんが、伊勢神宮のような日々参拝客が押し寄せる場所で、何十人何百人か単位で毎日それをされたら、木は嫌がるだろうなと思います。ましてやそれがご神木となれば軽々しく触ってよいものでしょうか。中には本当に神様が宿っている場合もあるといいますが、普通、仏様や神様の像には抱きついたりしませんから、やはりおかしな行為じゃないでしょうか。

木を身近に感じる仕事に就いてから、寿命の長い大樹を敬う気持ちはより大きくなりました。ご神木から本当にパワーや癒しがいただけるのなら、木から離れていても届けてくださるはず・・・私はそう思っています。だからそっと仰ぎ見るだけ。

 

夏のおかげ横丁といえば、コレ!赤福氷。氷の中に赤福餅が入って美味しい。汗が一気に引く~。

さて、静かに参拝を終え、温泉で汗をサッパリ流したあとは、ご馳走が待ってます♪

 

最初のきれいなテーブルが左上の状態。それからどんどん運ばれてきて食べるのが追いつかずテーブルの上は大混雑。それにしても三重は美味しいものがたくさんありますね。

お料理の品数がものすごかったので、飲むのは程々にして食べる食べる。今回は旦那さんが奮発してくれて、松阪牛A5ランクのステーキもいただきました。年齢的にもう脂身の多いお肉は避けるようになっているので、こういうのは本当に久しぶりです。A5というのは売買基準で味の基準ではないと言いますが、やっぱりね、そりゃもうね、美味しいに決まってます~♡ タレが5種類もついてきて、 味の違いを堪能している間にペロリとたいらげていました。

途中、コースのお料理以外で、料理長さんから鯛の兜煮のサービスがありました。甘辛くてゼラチン豊富な身が、これまた日本酒と合うのよね。きれいにいただいた後、お皿を下げていただく時に、仲居さんが骨の小山を見て一言。

「あ、これ、鯛の鯛ですよ。」

「鯛の鯛?何のことですか?」

「この骨のことですよ。」

・・・どうもテキトーに寄せておいた骨の一番上にある小骨のことを言っておられるようです。

「鯛の姿ように見える骨だから、鯛の鯛って言うんです。縁起物で財布の中に入れておくとお金が貯まるっていいますよ。よかったらどうぞ。」

「へぇーーーっ!そうなんですか!(゚O゚)」

そんな骨があったとは、初めて知りました。担当の仲居さんがたまたま年配の方だったので、こういうこともよくご存知のようで、若い仲居さんは私と同じようにポカーンとされてました。

 

右の画像が「鯛の鯛」です。○印のあたりヒレの付け根の骨。言われてみれば魚っぽい形ですね。煮付けだから取りやすかったのだと思います。

それにしても色々な縁起物があるものですね。

後で調べてみると、目出度い鯛の中の鯛ということで、江戸時代から縁起物として喜ばれていたそうです。鯛中鯛とも言います。胸ヒレを支えたり、動かしたりするのに使われる部分で、神経の通る穴が目のように見え、全体の姿が魚っぽい。硬骨魚類のどの魚にもこの骨はありますが、特に昔から珍重されたマダイの物が、形も美しいそうです。

自然の生んだ最強の開運グッズ、なんて言っている方もいらっしゃいますが、普通にどの鯛にも二つあるものです。スーパーに並んでいるお頭付きの鯛や、兜煮用に頭だけをパック詰めされたものを買ってきても見つかりそうです。ただ、焼いてある鯛は、うまく取れないかもしれません。もし鯛をいただく機会があれば、探してみてはいかがでしょうか?

 

私の鯛の鯛は2.5cm×5.5cmほど。ペラッペラです。一応洗いましたが、溜まり醤油色に染まっているようです。

お伊勢参りの後というタイミングで、しかも偶然いただけたという、ちょっと特別感のある鯛の鯛ですので、大事に持ち帰りました。とても繊細なものなので、壊れないように工夫しないと。

神仏や縁起物って、ありがたいものには違いないけれど、頼り切っている訳ではなくて「やれることはやったので後のことはお任せします」ですよね。大事なのは、前に立ったとき、本当にやりきったとキッパリ言えるのか?そこだと思います。もしも胸を張って言えたなら、どんな結果をいただこうとも素直に受け入れられそうな気がするんです。そういう意味で神仏は私の中にいて下さり、縁起物は応援してくれるものだと。

 

 

これからのプランツデザイン  

昨日は観葉植物を納品した帰りに、植木を見に行ってきました。

用事を済ませてまだ時間があったので畑をひとまわり。夏は植栽に向かない時期ですから、他の季節に比べると木の量が少なめです。でも葉っぱのついた姿が見られます。

レアものと言えば、巷で流行りの山取り風の木でしょうか。畑で育ったような四方見のよい(形の整った)木ではなく、山の中でたくさんの木に囲まれて上へ上へと伸びたような木のことです。下枝がなくヒョロヒョロとした面白い姿をしています。

 

ビヨーンと斜めに伸びた雑木です。見ると根鉢は水平だったので、決して傾けて植えているわけではないの。景色づくりは使い方次第です。感性が問われますね。

 

10年程前は四方見のよい木ばかりがもてはやされていた様に思います。雑木の庭が流行りだし、今はより自然風がカッコイイ。山取りの木は一本生かしでも寄せて使ってもOKで、狭い庭に可能性を見出します。1階は伸びやかな幹を眺め、2階の窓からはそよぐ葉を楽しむ、なんてのは山取りの木ならでは。私も場が合えばオススメしようと思います。

一般の方には分かりづらいかもしれませんが、庭づくりにも流行り廃りがあるのよね。

草花についてもそうで、異常気象と言われる環境に適応すること、水不足や管理不足でも綺麗に見えるようなプランツデザインが台頭してきています。木のフォルムをどうこう言うのはともかく、環境に合わせた庭づくりは必然です。

先日のこと。

里帰りしたときお墓参りをしました。まだ開いている区画は更地のままなので、色々な種類の雑草が思い思いに生えていました。もちろん誰かが植えたわけでもなく、水といえば雨が降る時だけ。それなのに何とも素朴で自然風なお花畑になっていたのです。墓場なので、さすがに写真を撮るのは控えまして、画像をお見せできないのが残念なのですが、見た瞬間「うわー、きれい」と思わず言ってしまった程です。

どんな花畑だったかというと、

ベースはイネ科やカヤツリグサ系のグラス類。細い葉や穂がふわふわとして花畑全体にソフトフォーカスをかけたような感じ。その間に白いヒメジオンやノゲシのような黄色い花が均等に咲いており、アクセントにネジバナ他ピンクの花が混じっています。どの花も小さいけれど一杯咲いています。端っこの方には、供花から種が飛んで増えたのか?紫の三尺バーベナがあって、これが増えたらもっといい感じになりそうでした。面白いのは、これらがデザインしたかのように均等に生えていたことと、一見か細く見える草丈50cm~70cm程の草花がシャンと立って咲いていたことです。

こんな説明でうまく伝わってるかな?あーやっぱり撮るんだった~。でも何か映っちゃったら怖いし~ (>_<)

 

傍にいた母はしょっちゅう参っており、その景色は当たり前になっているのか、こんなに見事な花畑に気づきもしません。

「お母さん、ちょっと見て!手入れも水も貰えへんのにめっちゃきれいに咲いてるで!」と言うと、

「ほんまに雑草は強いなー。」(←私ほどは感動していない母。)

「次の日曜は墓掃除やからここもきれいに刈ってもらえるやろ。」って、そんなー(゚∀゚)ガーン

何を美しいと捉えるかは人それぞれ感性が違うので差がありますね・・・。でも間違いなくこれからのプランツデザインには、こういう野草たち(自生植物)を美しく活かすことが大事になってくると思っています。一見雑草だらけに見えるこの場所も、魅せ方次第ではウチの母も見違えるでしょう。

手入れいらずでも美しく育つように、もちろん雑草畑に見えないように植えることが、ガーデンデザイナーの課題となってくるでしょう。ガンバローo(^▽^)o

 

 

お庭のお手入れに伺う、の巻 

昨日お庭のお手入れに伺ったお宅は、家と庭の関係がとても素敵でした。木々越しに建物が見えたり、要所要所に坪庭も配され、落ち着きある大人の空間という感じ。植物大好きなご主人が自ら植えられた木も多く、それはそれは大事に育てられています。剪定も楽しんでされていますが、年数が経ち木が大きくなると手の届く範囲に限界も出てきます。そこでディアガーデンにお声かけ下さいました。

植木には建物を引き立てて景観をよくする以外に、優しい日陰を作る、目隠しになる、花や実を楽しむ、など色々な役割があります。だから剪定する時は、スッキリと整えつつも、その役割をキチンと果たしてくれるように考えて切っていかねばなりません。日々過ごしておられるお客様のご希望を理解して、丁寧に仕事を進めるよう心掛けました。

 

愛犬のための緑陰のコーナー。鬱蒼とした印象は取りたいけれど、透かしすぎないように慎重に鋏を入れていきます。

 

作業のメインは、シンボルツリーのケヤキでした。お客様が植えられた木だそうで思い入れもたっぷり。初めは3m程だったとのことですが、10数年経って10m近く育ち堂々と立派な木になりました。樹形もケヤキらしく大らかで、何より広い敷地と釣り合っていて素敵なのです。

しかし、こう育つと上の方の枝には手が届かないし、茂っているので台風などの強風を受けるとものすごく揺れて怖いくらいだそう。「どんな風に整えますか?」とお聞きしたところ「ディアガーデンさんにあるアオダモのような感じにしたい。」とおっしゃられました。

「葉っぱが落ちるからとにかくさっぱりさせて!」というような木の存在を否定する方もいる一方で、このような植物大好きな方にディアガーデンの庭をじっくりと眺めていただけていたとは。うわー(*゚▽゚*)、嬉しいです!ディスプレイガーデンと勝手に呼んで、私の庭に対する考え方をひと目で表せるようにと、日頃手入れに勤しんできました。それが報われたような気持ちです。本当に有難いです。

 

ディアガーデンの前庭。道路に面しているのでどなたでも見れます。真ん中に写っている木がアオダモ。植えてから10年が経ちますが、ゴツくならずに優しい枝ぶりに育った大好きな木です。そのアイダモが営業してくれたなんて、思いもよらず。ありがとうね♡

 

ケヤキにスルスルと登り、足をうまく固定して剪定していく職人さん。

 

多くを語らずともツーカーで伝わるパートナーの職人さんに、そんなご要望を伝えると「うわー、(俺そういうの)めちゃめちゃ得意ですやん♪」だってw。迷いのない鋏(鋸)さばきで軽快かつ丁寧に切っていただきました。生長に問題となる枝や姿を乱す枝以外に、太い枝を抜いて細くしなやかな枝に更新するように切ると、どんどん柔らかい姿になっていきます。

職人さんはこうした高い木の場合、枝に強度があれば、脚立である程度まで上がってからスルスルと登って行かれます。ユニック車(クレーンを搭載したトラック)+ゴンドラで、ピューンと上がって行かれることもあります。

私は下から見ているしかないので「めっちゃ身軽やなー。かっこいいなー。」といつも感心しています。高いところが好きだから、さぞ気持ちいいだろうなと羨ましくも思ったり。とにかく彼らは、普通の人からみると怖いくらいの高さもへっちゃらなんですね。まぁ、高所恐怖症だったり太った植木職人さんはいませんけどw

で、そんな時、私は何をしているかといえば・・・、場合によってですが、

職人さんの安全と無事を祈りつつ、下から「その枝切って~。」とか、「それは残そう~。」とか言って見ています。大きな木は特にこうして二人で切ると効率がいいのです。一人だと、下に降りて全体を見て、また登って・・・を繰り返さないといけなくて、その分時間もかかります。

その他には、手元(てもと)といって、職人さんのフォローをすることもあります。この現場なら、切り枝や葉っぱの掃除をするのです。切るよりも掃除に時間がかかることもありますし、大事な仕事ですのよ。ただ木の下をキレイにするだけでなく、周辺も含めて、例えば落ち葉が貯まっているところを掃いたり、雑草やゴミなどもついでに取り除いたり、出来る限り綺麗にします♡

 

青空に映えるケヤキ。内側をかなり透かせ、1m以上低くなりました。梢に爽やかに風が通り、サワサワと心地よい音色を聞かせてくれます。印象はだいぶ変わりましたが、パッと見どこを切ったのかわからない位の自然な出来はまさに職人技です。

 

お客様がご在宅でしたので、都度出来栄えを確認していただけ、スムーズに作業が出来ました。ケヤキについても「軽くなって風が気持ちよさそうに通ってるな~。」とご満足頂いた様子。いろいろなお話を聞かせていただいて、とても楽しかったです。特に街並みにおける街路樹剪定についてのお考えに深く共感してしまいました。お客様の愛犬の黒ラブくんとお近づきになれたことも嬉しかったなぁ(*´ω`*) ワンコの傍にこんなに長くいたのは久しぶりです。(あ、仕事の合間にね、ちょっと遊んでました・・・汗)

 

黒ラブくんとのツーショットです(*´ω`*) なんて優しい目をしているのかしら!それに比べて汗かいてぐちゃぐちゃの私・・・。(なのでボヤかしてます焦)黒ラブくん、暑い中移動してくれてありがとう。これからもずっと元気でいてね。

 

N様、どうか末永くよろしくお願い致します。(*´︶`*)