住まいのインサイド・アウト、アウトサイド・イン 

 

 

本日10月31日はハロウィンだそうです。でもディアガーデンでは普段と変わらぬ一日。何の興味もないのですが、カボチャは可愛いので、インテリアには小さいのをいくつかデコレーションして楽しみました。(→こんな感じ

明日からはもう11月ですね。

秋が深まりこのごろは日中もかなり寒くて、ブランケットが欠かせません。事務所はもちろん、部屋のあちこちに置いています。ふわモコの見た目に合わせて、ソファのクッションカバーを変えました。

 

クッションカバーを新調。特に深い緑が気に入ってます。手持ちのグレージュのカバーとつなぐ色として、またアクセントとして、柄物のターコイズも。

 

今冬の気分は緑色です。しかもこれから出すクリスマスツリーの緑とも合うんじゃない?いいじゃん、いんじゃん♪

欲しいと思っていた色味がちょうどIKEAにあって、たまたまお買いものに行くよというマダムに声をかけていただいたので、厚かましくもお願いして買ってきてもらいました。

 

マダムのお宅に商品を取りに伺ったときのこと。素敵なカップで紅茶をいただきました。聞くとオールドノリタケだそうです。シックで落ち着いた色使いと柄、優美な形にウットリ。こういう雰囲気も大好きです。チョコレート風味の紅茶も美味しかった~。ご馳走様です。

 

カバーは季節やその時の気分でしょっちゅう変えています。部屋に占める割合は小さいけれど、意外と雰囲気を左右するアイテムです。今回緑のカバーに変えて引きで見てみると、窓外の緑と繋がってなんかいい感じ♪

庭の色を部屋にも取り入れる・・・こういう手法を「リレーティブ」もしくは「アウトサイドイン」というそうです。逆バージョンの「インサイドアウト」という手法もあります。

言葉は何かで聞かれた方も多いかもしれませんが、ここでいうそれは住まいのことです。

屋内だけ、屋外だけと別々に分けないで、ゆるやかにつなげていったり、取り入れたりする手法。窓の外とインテリアをつなぐことで、感覚的に自由な広がりを味わえます。

 

テラスの緑を部屋に取り入れています。逆に部屋にあるはずのテーブルやイスをテラスにも置いています。狭いリビングですが開放的。

 

「リレーティブ(連続性)」「インサイド・アウト、アウトサイド・イン」という考え方は、ガーデンデザイナーの吉谷桂子先生の講座で教えていただきました。先生はイギリスで暮らしておられた時に知ったそうです。いまや「レイヤード(重なり)」という手法と共に、私のガーデンデザインでも欠かせないものとなりました。

アウトサイド・インの他の例としては、庭の植物を屋内でも育てるとか、天窓から光を入れるとか。風を通すなども含まれます。インサイド・アウトの例では、庭にクッションを置いたり照明やキャンドルを灯して、お酒を楽しんだりして、外にも部屋と同じような居住性を持たせる。部屋ですることを外でやるんですね。すると寛ぎながら凄い開放感が得られると思います。

そうして、それぞれが狭くともつながると、一つの大きな空間となります。視線も自然に流れるので、広がりが感じられます。

 

植物を窓際に置くのは、植物の為だけでなく、視覚的に外の緑とつなぐ意味もあります。また庭にあってもおかしくないような大きな植物を置くことで、部屋が生き生きとして見えます。

 

それには窓のつけ方、窓外の庭づくり、このふたつがポイントになると思います。インテリアは、誰もが当たり前に整えること。でも窓や庭のことをあわせて、同じ比重で!考える方は少ないのかも知れません。とても勿体ない話です。

もしもいま、暮らしに閉塞感を感じておられるのなら、外との「リレーティブ(連続性)」、「インサイド・アウト、アウトサイド・イン」という手法を取り入れてみてはいかがでしょう。

 

 

テラスでいただくと何でも美味しい?-タルトタタンに挑戦

数あるリンゴを使ったデザートの中で私が一番好きなのはタルトタタン。

これまでは食べるばっかりでしたが、シンプルなケーキなので、そろそろ自分でも作れるようになりたい。ポカンと空いたある日の午後、いっちょ頑張ってみました。

 

今まで食べた中で一番美味しかった京都のカフェ「ラ・ヴァチュール」さんのタルトタタン。程良い酸味、ねっとりとした食感、最高に美味しいです。

 

参考にしたのは、若山曜子さんの「至福のキャラメルスイーツ」のレシピ。この本にはキャラメル好きなワタクシにはたまらないレシピが満載なんです。もう超おすすめです!

「キャラメリゼした柔らかくジューシーなりんごとさくさく少し塩けのある生地が抜群のコンビネーション」と紹介されていた若山さんのタルトタタン。よくある丸型ではなくパウンド型で焼くという。長方形のタルトタタン、ちょっとお洒落じゃない?

材料のリンゴは、あれば紅玉でと書いてありましたが、ここいらでは滅多に見かけませんから、仕方なく特売の「シナノスイート」という品種で作りました。とりあえず。

 

キャラメルソースで煮たリンゴを型に並べたところ。つやつやです。つまみ食いしたい気持ちを抑えるのが大変。

 

焼けました~♪

 

「初めてにしては、見た目もそれらしく出来たような~(^^*」と、自己満足で喜んでいると、

夫がポツリ「押し寿司・・・」って、ひどくない?w こういうデザインのタルトタタンなんですぅ!!!

こっくりとした味で美味しいけれど、材料のりんごが紅玉ではないこともあって、パンチがないというか・・・。今度はやっぱり紅玉で作ってみよう。何度か練習しなきゃね。

 

「外でいただくと何でも美味しいの法則」にのっかる。

 

この頃は蚊も少なくなって、外で寛ぐのが心地よい季節となりました。うちのテラスも再び on Season!です。

青空と植物が身近に感じられるのが素晴らしいテラス、第2のリビングダイニングとしても大活躍。皆様にもぜひお勧めしたいです。ディアガーデンで施工&植物、照明、家具などトータルコーデ可能、後付けでも問題なく作れますよ。

「え?テラスってこんな狭いところでも作れるの?」と、きっとビックリされると思うディアガーデンのテラス。これで結構十分なんですよねぇって、きっと実感して頂けるのでは?大事なのは、広さじゃなくて、クオリティなんです。

一度見て、実際に感じていただきたいわ~。

お茶とお菓子(もしかしたら上達したタルトタタンがお出し出来るかも?!)を御用意して、見学のご予約お待ちしております♡

*ご予約はこちらより→Contact

 

 

庭を撮影する意味 

秋ばらが見頃です。春と秋に花盛りを迎える四季咲きのばら。秋の花は小ぶりながらもこっくりとした色合いが何とも素晴らしい。手を掛けたらかけた分だけ咲いてくれる、それがばらじゃないかな。

特に今年はすっごい酷暑だったから、それを乗り越えて咲いてくれたことが本当に嬉しいの。ということで、昨日は綺麗に咲いてくれたうちの「あおい」ちゃんを撮影しました。

私の場合、ディスプレイガーデンの記録として、またブログやインスタグラムに載せることもあって、ほぼ毎日、たくさん写真を撮ります。そうしているうちに撮るのがだんだん好きになってきました。プロが撮った写真と決定的に違うのは、育てた者目線、庭を作った者目線、そういう目線の違いかなぁと思います。テクニック的には劣るけれども、愛では負けないゾ。別に張り合うつもりはないのですが、まぁそんな感じです。

この子はこの光が一番きれいに見えるんだよなーとか、苦労して伸ばしたこの枝を生かしたいんだよねー、カタチは変だけど可愛いんだよねーとか、そんなことを思いつつ撮っていて、思い通りに撮れたら、その瞬間は自分の中に残ります。

 

あぁ、綺麗♡それしかない!咲きはじめは小豆色で咲き進むと紫がかったピンクへとうつろいます。この色をうまく撮るには曇りの日が最適っ!ということで昨日でした。

 

ちょっと逸れるようですが、こんな話を。

最近、京都新聞の「象徴のうた―平成という時代」という連載を楽しみに読んでいます。天皇、皇后両陛下が過去に詠まれた歌をテーマに、歌人永田和弘氏のエッセイがお二人のお写真と共に紹介されています。

両陛下の歌は、切り取られた情景にあたたかな眼差しが感じられてじーんときます。こんな風に詠めたら素敵だろうな。でもそもそも歌を詠む行為とは何なんだろう?ってわからないことが多いのです。そこで今日の記事です。なんとなくストンと腑に落ちました。

結婚してよかったと思った瞬間は?と尋ねられた美智子さまは、次のように答えられた。

「春、辛夷(こぶし)の花がとりたくて、木の下でどの枝にしようかと迷っておりましたときに、陛下が一枝を目の高さまで降ろして下さって、そこに欲しいと思っていたとおりの美しい花がついておりました。」

そんな「本当に小さな思い出」は

「仰ぎつつ 花えらみゐし 辛夷の木の 枝さがりきぬ 君に持たれて」(昭和48年)

という美智子さま自身の歌としても残っている。

本当はそれは逆なのかもしれない。歌に詠まれたからこそ、そんな小さな記憶が色褪せることなく三十数年間を美智子さまの心に生き続けたのだろう。歌に詠まれた時間は、他の時間とは違う、かけがえのない記憶として定着されるものである。歌を作る意味のひとつはそこにある。

何気ないことですが、陛下の美智子さまに対する優しさが伝わってくる素敵なエピソードです。

美智子さまのお気持ち、うんうん、わかります!男性のそういう優しさってキュンとしますよね。自分の意図したことが自然に相手に伝わっていた・・・この人と深いところで繋がっているんだなぁなんて、思われたのでしょうか。

そんな瞬間を繰り返し繰り返し思い浮かべながら、言葉を丁寧に選ぶ作業が、記憶の定着となる、そういうことですね、歌を詠むって。

 

今度はテーブルの硝子部分に置いてみる。そこに映る姿がええ感じやん!って気づいて、背景を暗くぼかして・・・なんて、私なりに工夫して撮ってます。

 

それで思ったこと。歌を詠むことと写真を撮ることは似ています。私も先に書いたように素人ながら一応、一生懸命考えて撮っているつもり。そんなことの繰り返しで、庭や植物の記憶がどんどん定着していきます。

そしてその積み重ねが、次の庭づくりに生かされているのかもしれないなって思います。

歌も詠めたら更にいいけれども(^^;

 

ベストショットはこれかな!インスタグラムにUPしました。

 

皆様も庭や植物の写真を撮られると思います。撮れた場面を見ると意外と他人目線で見られる、客観視できるところもメリットです。

庭づくりに大いに役立つ撮影という行為、これもガーデニングの一部にしましょう。

 

 

ガーデンセンターで気に入ったもの

前回の続きで、お洒落なガーデンセンターでのお買い物レポートです。植物やお高めの鉢などは自分で仕入れられるものですから、手頃なものをいくつか。

「FEEL THE GREEN」さんで、モダンな鉢を見つけたので買ってきました。うすーい金属で出来ていて、マットな黒なところもいいなぁと。まだ何も植えていないので、展示品を参考に載せますね。↓

 

手前に見えている黒い鉢を大小ひとつづつ買いました。同材で受け皿もついています。ツヤツヤの砂利もついでに。黒は緑が映えるよね~。

 

清潔感があるので、何か盛っても良さそうだなぁと思います。

植物はプラスチックの鉢のままでは、インテリアに馴染みません。なので、こういったものは既にたくさん持っているのですが、見たら欲しくなってしまうので危険なのー(T_T)

私は、和でも洋でも合うようなシンプルな鉢と、デザイン的に品よく尖ってる鉢、両極端なものを選んで買っています。植物って鉢によって雰囲気が変わりますから、たまに違う鉢に入れてあげると、また新たな気分で付き合えるからいいよね。

あと、気に入ったら必ず複数個買います。並べて置く場合、同じデザインの方がシンプルにまとまって、だんぜんきれいに見えると思うの。

 

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もうひとつ。「the farm UNIVARSAL」さんでグレビレアのドライを買いました。モスグリーンとオレンジのツートンの葉っぱでとてもかっこいい植物です。こういう花材は、地元の花屋さんには置いてないのよね。

それをメインに、手持ちのドライフラワーを合わせて、久しぶりにスワッグを作ってみました。ドライフラワーは滅多に飾らないタチですが、これは秋らしく見えるので気に入っています。

玄関に飾りました。

 

奇しくもオレンジと黒のハロウィンカラー。どれもパリパリに乾いています。

 

面白いカタチの植物を色々と寄せました。リューカデンドロン・ケープスパイス、バーゼリア、ユーカリが2種類、車輪梅の実と、早乙女蔓の実。

 

今夜は十三夜ですね。

お天気も良さそうなのでお月見ができそうです。

 

 

ガーデンセンターのレジャー化

先日、兵庫へ帰省したついでに、大型ガーデンセンターを二か所見学してまいりました。

最初は「the Farm UNIVERSAL Osaka」さんへ。

今年の3月に高槻JCT~神戸JCT間が開通したばかりの新名神高速道路。その途中にある茨木千提寺ICが最寄りになります。ICを出てすぐなので、帰省途中にちょこっと寄れて便利になりました。すぐですが、結構な山道を走るので、次回もナビがないと行けそうにないなぁ・・・(^^;

こちらはイマドキの体験型のガーデンセンターの走り的存在。植物やガーデン雑貨を買うだけでなく、カフェや子供の遊び場などもあり、SNS映えしそうな環境を整えられています。

オープンされてからもう3年経つし、金曜日ということもあってか?店内は人がいなくてガラーン。ちょっと想像とは違っていました。でもその分ゆっくりと見せていただけました♪

 

建物やディスプレイ、商品はカジュアルでカッコいい感じのテイストで統一。デッキ頭上の葡萄棚が素敵でした。ちゃんと生ってましたよ。

 

季節柄ハロウィンのディスプレイ。

 

実際、ウィークデーにはあまり商品は動かないみたいで、人がいるのはカフェと遊具のあるスペースでした。ガーデンセンターの中に寛げる場所があるというのは素敵ですよね。緑の中で過ごすという体験を売られているのです。ガーデンセンターがレジャー化するのはとってもいいことだと思います。

それで、私が一番テンションが上がった場所はというと。実は植物でもなくカフェでもなく、フクロウのいるコーナーでした〜。ジャングルっぽく植物を配置した中にさりげなくいて、初めはすごく驚きましたが、ずっと見てると面白くて。人がいないのをいいことに、かなりの時間フクロウを独り占め!

その後でね、しっかりカフェで寛がせてもらいました(^^

ディアガーデンでも、お客様に、緑の中で何かしら癒し体験をしていただいて、暮らしの中に取り入れてもらえるように出来ればなぁ・・・なんて、美味しいスコーンをいただきながら、考えを巡らせておりました。

 

人はカフェにいました!ママさんたちのランチ場所化してる。温室の中にいろんな種類のガーデン家具が色とりどりに配されて、植物いっぱいでお洒落な雰囲気。

 

次に訪ねたのは、実家から車で小一時間くらいの姫路市にある「FEEL THE GREEN」さん。

書写山の近くです。こちらは今春オープンされたばかりだそう。

 

「FEEL THE GREEN」さん。

 

インテリアグリーン中心の品ぞろえ。どれも元気いっぱいで種類が豊富。

 

雰囲気はユニバーサルさんと全くといっていい程同じでした。こういうの流行(はやり)というのでしょうか。全国的にこんな感じ(カジュアル&ナチュラル&カッコいい系で、いかにも若者が好きそうな雰囲気)になってきていて、こう作れば間違いないでしょ的な。なので見る度、あぁここもやっぱり同じ。またかぁと、実はちょっと食傷気味です。

でも元ジモティからするとね、姫路にこんなお洒落な場所が!ってすごく新鮮な感じがしました。

それにしても、月曜だから?またしても人がほとんどいない。こちらにはカフェや遊び場がないので、ママさんたちもいませんでした。ガーデンセンターは環境がいいだけに、ただ植物を売るだけでは勿体ないような。飲食は運営するとなると大変だと思うけれども。

 

面白いものを発見。これは種です!通称「悪魔の実」。オクラに似た植物の種で、動物の身体にひっかけて移動し繁殖するために、こんな形になったそうです。不思議なものがあるもんだ~。掌を広げたくらいのサイズで、インテリア雑貨として売られています。

 

2か所とも実は造園設計施工も請け負われているので、ちょっとした気づきもいただきつつ、お買い物もしました。

植物やお高い鉢、雑貨は自分で仕入れられるので、それ以外のものです。また次回UPしますね〜。

 

 

関守石のさり気なさ、から派生して 

茶庭、露地ともいいますが、そのお庭で「この先ご遠慮ください」という場所には、「立入禁止」と書くかわりに、石がひとつ、そっと置いてあることがあります。

小ぶりで丸みのあるその石は、縄で器用に縛られています。その縄の先をひょいと持って、ちょんと置いた、そんなさり気ない感じなのです。ただ石を置くだけだと、きっと見逃されますし、座りも悪く、すぐ転がって行っちゃいそう。縄には意味があるんですね、きっと。

 

飛び石や延段に置かれた石は「この先ご遠慮ください」の意。色々な呼び方はありますが、私は「関守石(せきもりいし)」と呼ぶのが好きです。

 

「入らないでくださいよ」という気持ちが、たったひとつの石で表現されていることに驚きます。小道の途中に置いてあるため、どなたでも、例えば外国の方でも何かしら気づくはず。庭に溶け込んでいる様子が美しく、ダメと言われているのに、嫌な気持ちは全くしません。むしろ「露地ではこういう事すらも、粋に表現するんだな。」って思いました。

自分の言いたいことを、こんなにさり気なくスマートに伝えられるなんて素敵だな。

さり気なさってセンスですよね。

さり気ない行い、さり気ない装い・・・それらのベースには常識や良心があり、控えめながら、どこか光るものがあるというか。その方の細やかな心配りの現れかな、って思います。大人な振る舞いの最たるもの、憧れます。

どうすればそのようなことが出来るようになるのでしょう。

ひとつのヒントが、最近読んだ本「坐禅のすすめ」(臨済宗全生庵住職 平井正修著)の中にありました。

禅の修行僧のことを雲水と呼びますが、その方たちは修業期間中は道場で生活されます。行住座臥の一切合切が修行ですから、例えば、朝、起きるときは、音や太鼓が打ち鳴らされたら、ただちに起きて身繕いをし、本堂に駆けつけなければならないそうです。暖かい布団の中で「あと5分・・・」など余計なことを考えている暇はありません。直ちに本堂へ行くには、起きる事に専念し、そこに心を配ること。それでいっぱい一杯なんだそうです。読経も、食事も、掃除も、托鉢も、何もかもが同じ調子。

そのときやるべきこと、目の前のこと、当たり前のことだけに心を配る。これがね、かなり難しいことで、普通は何かをしながらも、つい別のことを考えたりするものです。雑念だらけで「心ここに非ず」なことが多いのは、私も自覚するところ。それで手落ちがあったり、バタバタするのかなぁと思います。見ているようで全然見えていない、だから見逃す。あぁ。さり気なくスマートにこなすとは遠い姿。

禅の修行で、来る日も来る日も何年間も、そうしたことを続けると、何をする時も自然に心が配れるようになる、心を配るという思いを持って何事にも迎えるようになるといいます。

そうして「心を配る」という思いを持っていると、物事に対する向かい方、ふるまい、所作が変わってくるのだそうです。さり気なさって、まさにそれかな!と思いました。

ちなみに雑念を消すには、坐禅がよいトレーニングになるそうです。坐禅と瞑想、似ているようでちょっと違うみたい。坐禅は、まず禅僧の指導を受けることが重要なポイントで、それは、初心者に教えることが奥義であり極意であるから、とありました。正しいカタチから入り、それを身体で覚えることが大切なんだそうです。

なるほどー。で?坐禅会に?行ってみる???

 

 

紅葉のはしり、美味しいもの・・・秋ですね

朝夕の冷え込みも感じられるようになったこの頃、ディスプレイガーデンでは、もう紅葉が見られます。一番早く色づくのは、いつも決まって前庭のアオダモ。

通りからも良く目立つ場所にあり、建物を引き立ててくれるシンボル的存在です。

 

アオダモの紅葉。真っ赤にはなりません。全体的には渋めの赤で、一部はんなり赤。大きな白い壁の前に木を植えよう、きっと映えるに違いない、建物を設計する時からそう考えていました。

 

オフィスの小窓からも良く見えるアオダモは、私が図面を書いているとき、とても慰めになります。

 

午後の日差しを透かして見ると本当にきれい。目が休まる景色です。

 

ちなみに初夏はこんな感じです。アオダモの葉は落葉樹の中でも爽やかさNo1。

 

カメラだと室内が暗く写ってしまいますね ・・・真っ暗なオフィスみたい(^^;

北向きなので、落ち着いた雰囲気ではありますが、もう少し明るいです。でも、室内がそんなだから、窓外の景色がいっそう輝いて見えるのかもしれませんね。

 

苔の上に散るアオダモの葉。もうかなり葉を落としています。

 

木を植えるなら、出来れば、こうして外からも中からも楽しめるようにしたいですね。一本の木を味わいつくせてお得です。

ディスプレイガーデンの紅葉のピークは例年11月末~12月初。今年はどうでしょうか。大好きな秋、できるだけ長く続いてほしいもの。

 

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先週は、9月末に祇園OKUさんで食べた珍味「卵黄の味噌漬け」に挑戦しました。

 

お酒と味醂、砂糖で調味した味噌床に生の卵黄を漬け込んで冷蔵庫で4、5日寝かしたもの。卵黄をガーゼで保護するのがポイントです。

 

うまく出来ました~!

熱を加えていないのに固まっているのが不思議です。でも食感は、茹でたのとはまた違って、ゼリーのよう。しかもねっとりとしています。お店で食べた味に近く、とっても美味しいです。これはおすすめ!

最初は日本酒の肴に、次はご飯にのっけてみました。

 

「卵黄の味噌漬け」とごはん。卵かけごはんとはまたちょっと違う美味しさ。

 

私はいつもお鍋でご飯を炊いています。少ししか食べないし、あっという間に炊けるので。

お米を洗い30分程ザルで水を切る→1合につき200ccの水加減にする→10分中火→15分弱火→10分蒸らしたら完成。かーんたん!私は蒸らさず食べちゃうときもあります。

料理家の土井善晴氏の本で読んだのですが、炊く前にお米は水に浸けない方が良いのだそう。ザルで水を切った状態のまま置いておくだけで十分水は含まれるそうで、水に浸けて置く時間が長いと、お米が発酵して雑菌が増えるからというのが理由。

そして、炊いている間フタはとらないのではなく、沸騰したらフタを開けて、木べらなどでかき混ぜて “米を踊らせる” のがおいしく炊き上げるコツなんだとか。均等に熱が通るので更に美味しくなるそうです。

 

卵の濃い色が食欲をそそります。調味味噌もごはんに合います。

 

「卵黄の味噌漬け」って、当たり前ですが黄身しか漬けられないので、白身が大量に余ります。

困った挙句、クッキーを焼きました。最初に焼いたラング・ド・シャは、何故だか濡れ煎餅のようになってしまい失敗。次に焼いたメレンゲクッキーはまぁまぁの出来です。

 

面白いカタチのメレンゲクッキー出来ました。メレンゲと砂糖だけではベタつくので、コンスターチ(片栗粉でもOK)を入れるレシピがおすすめ。低温で90分程かけてじっくり焼く。サクサクシュワンな食感になります。

 

食欲の秋。新米も出始めて、美味しいものがいっぱいですね。サンマが安くなって良かった~。最近は、葡萄にもハマっていて、毎朝大粒の巨峰やピオーネを数粒いただくのが楽しみです。そして今夜は・・・栗ごはん!!!

普段の美味しいは、特別なものでなくて、旬なもの、少しだけ手をかけたもの。それで満足です。

 

 

台風とカーポート 

台風続きで災害のニュースが絶えないこのごろ、造園や外構会社は、倒木の後処理、剪定、エクステリアの修理などの対応に追われています。また、そういう作業を行うには、前もって現場をみせていただき、修繕方法の検討や、いくらかかるのか見積もりをしてお客様にご提示、材料を手配し工程を組むといった事務処理も必要で、職人さんだけが忙しいわけでもないのです。

被害に合われたお客様が少しでも安心されるように、出来るだけ早くと、業界のみんなが頑張っていますが、とにかく件数が多いので混んでいます。私のお客様もお待たせすることになりそうで心苦しいです。

 

事務所にて見積もり作成中。お土産でいただいた浜松の五穀屋さんの「山むすび」に癒されています。パッケージが和モダンで凝ってます。

 

エクステリア商材の中では、カーポートの屋根が風で飛ばされるという被害をよく聞きます。その多くはポリカーボネート製の屋根がついている製品で、施工後だいぶ年数が経ったお宅です。

カーポートはスペースとお役所の許可さえあれば、安価に設置できる車庫です。いたるところに建っていますから、台風時に屋根パネルが吹き飛ばされるかも?という心配は、持ち主だけではないでしょう。自然現象によって、もしも近所のパネルが飛んできて窓ガラスが割れたとしても、自分で直さねばならない可能性が高いのです。

 

ポリカーボネート製のカーポートの例。デザインや大きさだけでなく、耐風圧強度、耐雪強度によっても選ぶ製品が変わってきます。これは四国化成さんのハイグレードモデル「MyPORT7」耐積雪20cm相当、耐風圧38m/秒相当です(※保障値ではなく目安)

 

いくつかのメーカーのカタログを見ると、ポリカーボネート屋根の場合、耐風圧強度の目安値は次のようになっています。

  • 基本タイプの製品は34m~38m/秒
  • それ以上のモデルですと42~46m/秒
  • 鉄板屋根の場合ですと54m/秒相当まで

対して、台風の強さを表す基準でよく聞く最大瞬間風速は

  • 「強い」33m~44m/秒未満
  • 「非常に強い」44m~54m/秒未満
  • 「猛烈な」で54m/秒以上

となっています。このところの台風は「非常に強い」か「猛烈な」と表現されていましたので、もしも、もしも運悪く、その風をまともに受けてしまった場合、ポリカーボネートの屋根が飛ぶのは性能上どうしようもないこと、なのです。経年変化による部品の劣化や、周囲の状況によって風が更に集中してしまう場合などの要素が重なるとどうなるのか・・・。

一般的にカーポートを選ぶとき、ここまで考えて選ばれているでしょうか?耐雪仕様をご検討されることはよくありますが、耐風圧はあまり気にされないかもしれないなぁと思い、細かな数字を上げてみました。

恥ずかしながら私自身も、これまで風速45m/秒相当と言われても、ピンと来ていませんでしたが、9月の台風21号を経験したことで、ようやく実感できた感じです。

参考までに、台風21号の最大瞬間風速の記録を見ますと、

  • 彦根は46.2m/秒(ディアガーデンの近くの観測所)
  • 関空島は58.1m/秒
  • 高知県室戸岬は55.3m/秒
  • 大阪は47.4m/秒

カーポートは製品によって、屋根パネル抜け防止材のような部品がオプション用意されているものがあります。いわゆる補強材です。部材がない場合、パネルに穴を空ける可能性もありますが、薄いプレートで代用もできます。現状で心配な方は、そのような対策をご検討されてはいかがでしょう。

 

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ブログでも時々書いておりますが、私はカーポート推奨派ではなく、これまでほとんど施工しておりません。

建物のデザインとマッチするカーポートは少なく、家の顔と言うべき前庭に合わないと思うのと、屋根を掛けてしまうと何も植えられなくなるからです。たった一台分でも建築確認申請が必要なのですが、それを知っているお客様も少ないので、そこから説明しなければなりません。

そんなことで、ただでさえ消極的なのに、今年のようなものすごい勢いの台風を経験してしまうと、お客様におすすめするのが、ますます不安になります。台風の夜におちおち寝ていられません。

ですから駐車場は、建物と一体化したデザイン、いわゆるビルトインタイプの車庫か、もう潔く青空駐車!そのどちらかに、というのが理想です。

どうしてもカーポートを設置する場合は、何か構造物で上手く建物と一体化させるように出来ないでしょうか。デザイン的に良くなるだけでなく、むき出しでない分、風当りも少なくなるのでは。

 

ディアガーデンの唯一のカーポート事例より。と言っても見えていませんが。RCのゲートとシャッターを設け、中のカーポートを隠しています。外観もスッキリです。

 

ちなみに、ディアガーデンの駐車場は青空です↓

 

ディアガーデンの駐車場は建物の脇。縦列で2台置けるようになっています。来客時にはここを1台分空けて対応しています。

 

玄関のすぐ脇にあるので、雨でも乗るまでそう濡れることはありません。冬に雪で数日埋もれるときはありますが、そんな日は車に乗ることはないので、あまり困りません。夏の暑さはカーポートの下でもそう変わらないだろうし、とりわけストレスは感じていないのです。

車がないとき、狭い敷地に抜けた空間が出来るので、少しゆったり見え、庭の一部になるところがいいと思っています。

カーポートの必要性、人それぞれですよね。ただ、やっぱり欲しいと思っておられるなら、性能を良く知って、設置場所や、素敵に見える納め方などもよくよく検討され、上手に取り入れられたらいいですね。