雑草対策はいまが肝心

春に向かうちょうど今頃に降る雨を、一般的に菜種梅雨といいますが「催花雨(さいかう)」という呼び方もあることをご存知でしょうか。書いて字の如く「花」を「催す(咲かせる)」「雨」という意味です。

植物は、開花や芽吹きに向けて、とても水を欲しがっている時期なので、一日中シトシトと降る催花雨はまさに恵の雨。私は部屋の中の鉢植えにも、催花雨を当ててあげます。朝からずっと夜通し降る、なんて日が理想的で、冷え込まないし、24時間、催花雨の下に放置します。葉っぱがピンピンになりますよ。

それって如雨露でやっても同じじゃないって思うでしょう?雨はただの水ではありません。地上の生きとし生けるもの全ての活動と成長を促す作用があると言われています(詳しくはコチラの回を参照されたし→「雨のポテンシャル」)。

雨上がりに庭に出ると、庭全体が生き生きして見えるのは、こういう訳なのです。

 

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さて催花雨上がりにやっておくべき庭仕事は雑草取りです。土が柔らかくなっているので簡単に抜けますし、春にやっておくのが肝心なのです!必ず夏に差が出ますゾ。

雑草取りにはこんなコツがあります。

  1. 鎌で刈るときは、地上部だけを刈るのでなく、土より3㎝下を意識して掻き取るように刈る。発芽するまでの期間が長くなり、雑草の量がグッと減ります。
  2. 根の浅い草は抜かずに土ごと掻きとる方が簡単です。数分で枯れます。
  3. 一・二年草(ナズナ、ハコベ、ヒメジョオンなど)は種ができる前に取り除く。
  4. 宿根草(タンポポ、ヨモギオオバコなど)は出来る限り根を残さず抜く。日が経つにつれ根が張り抜けなくなります。

しゃがんだ姿勢での作業は腰にきます。一気にやろうと思わないことです。そもそも人は植物の繁殖に勝てるわけがないのですから、完璧を目指さず程々に整えば良し!と思ってください。植えた植物の成長の妨げにならなければ、それで良いのです。根を詰めないで気楽にやりましょう。

 

職人さんの草取り用の道具を参考に見せてもらいました。オススメは右から2つ目と3つ目の道具。土ごと雑草を掻き均すので仕事が早い。右から4番目の小さな鎌は扱いやすく地面下3cmを狙いやすい。左から1番目2番目は根を引き抜く道具。

 

雑草は、手入れや水要らずで蔓延ってくれるので、鑑賞するほどでもないけれど緑が欲しい、なんて場所のグランドカバーとして利用しても良いと思います。闇雲に取ってしまうのは惜しいです。イヌフグリやシロツメグサ、ヨモギ、カタバミなどはそれに値するかと。

雑草という言い方が価値がないように感じてしまう一番の要因なんですよね。そんな偏見なしに、じっくり見ると素朴で実に愛らしい。

例えばナズナとか。私はアジサイの鉢でいつの間にか育っていた芽を抜かずにしばらく育てていました。そのうち種が出来そうになり、仕方なく抜いて、でも生き生きと可愛らしい花をたくさんつけているので捨てられず。花瓶に活けて事務所に飾ることにしました。

 

花も可愛いし、明るい黄緑の草も綺麗なら、真っ白な根も綺麗。しかもナズナは食べられます。七草粥にも入れる春の七草のひとつ。

 

通称ぺんぺん草。PCのそばに置いているので、目をあげるとこの子が。それで「可愛いね、可愛いねぇ」ってずっと言ってるの。

 

手入れする場所が広すぎる、または時間的身体的にどうにも無理という場合は、何かで覆ってしまうのがおすすめ。ディアガーデンにご相談ください。面積によって、また現行の下地の状態によって、㎡単価が変わりますのでお見積り致します。

安価な順で

  1. 防草シート+砂利
  2. 土舗装(ディアガーデンの施工例があります→コチラ
  3. レンガや石を敷き詰める

コンクリート舗装という選択もありますが、これは味気ないものですから、お庭にはあまりお勧めできません。透水性もなく環境面から考えても増やしたくない舗装です。駐車場なら・・・やむを得ずってところ。

 

とってもナチュラルな土舗装。コンクリートのように固まっているので雑草が生えません。

 

ガーデナー的な対策は・・・雑草が蔓延る隙間もない程、好きな植物を植えてしまうという!この方法がベストかもしれませんね。

うちのディスプレイガーデンがほぼそんな感じです。

 

ディスプレイガーデン前庭部分の昨年6月の様子。ギッチギチに茂ります。野草っぽいのもデザインの一部。好きで植えたものです。

 

3月末現在の上↑の画像の場所は、芽吹きが始まったばかり。スッカスカですから、今の内にちょこっとだけ生えている雑草の芽を処分しておきます。3ヶ月もするとここまで茂り、もしも雑草の残りがあったとしても、伸びていく空間がほとんどないので、全く目立たなくなります。

今年は若干植栽を変えていますので、また違った眺めになるはずです。楽しみだなぁ。

 

 

トクサのリース

2週間程前にディスプレイガーデン(駐車場)のトクサを地際でバッサリと刈り込みました。新しい茎に更新するためのルーティーンです。(詳しくは→コチラ

刈り取った葉は一抱えほどもあり、まだ青々としています。

 

刈り取って置いておいたトクサ。

 

これまでは花生けに少し使って残りは捨てていました。でも今年はもっとアフターガーデニング。トクサのリースを作ることにしました。以前見たことがあって、一回作ってみたかったのです。

アフターガーデニングとは、庭で育てた植物を、庭にあるのとはまた違った目線で楽しむことを言います。

フラワーアレンジメントや、リース作り、ドライにしたり、クラフトの材料にしたり。育てた野菜やハーブを使ったお料理や、撮影してSNSで共有したりするのも、広い意味ではアフターガーデニングになると思います。

心を込めて育てた植物ですから、少しでも長く楽しみたいですよね。それに命を最後まで生かし切れる、自分なりにですけれど、そんなところもいいなぁと思います。

 

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リースと言うと、どことなく可愛らしい雰囲気を想像しますが、トクサのリースは違います。力強くてオーラさえ感じる、独特の佇まいのリースです。

 

まずは枯れた部分を取って水洗い。ざっくり束ねておきます。

 

作り方は色々やってみて、結局、一番手慣れた方法が上手く仕上がりました。いつものリースリング(土台)に結わえていく方法です。

いつもと勝手が違うのは、材料がめちゃくちゃ長いことです。クリスマスリースに使う針葉樹の葉っぱだと20cm位に整えてから結わえるので、すごくやりやすい。でもトクサの茎は1m近くあります。これを切ってしまっては、茎の流れが表現出来ません。良さが消えてしまいます。

手順をざっくり説明しますと。

  1. 土台に沿って長い茎を配置し、ワイヤーで仮止めしつつ足していき、円状に整えます。
  2. 最後に、ワイヤーを外しながら、飾り紐をバランスよく括り、茎を固定します。
  3. 仕上げに、暴れた茎を丁寧に整え、完成です。

 

シンプルなトクサのリース、出来ました。茎の流れを上手く表現できたと思います。直径45cm程で、かなり厚みがあるけれど、軽いです。

 

作っている間は無心です。

「こうした方がいいかな?」「あれ、違うな。やっぱこうか!」なんて、無心だけど、独り言のオンパレードです。考えながら手を動かすので、いい気分転換になります。

庭にトクサがある方は、この一味違ったリース、作ってみませんか?

 

玄関の壁に飾りました。モダンなだけじゃない、静かな迫力が・・・。

 

シンプルにこのままもいいし、飽きたら茎の間に何か、エアプランツを差してもいいかも。エアプランツの中でも、個性的な存在の「チランジア・ウスネオイデス」が合いそう。シルバーグレーの葉がトクサの緑に映えると思うんだけど。

トクサは既に乾燥していてリース自体はかなり軽いです。これから徐々に退色していき、最終的にはトープ色になります。寂びた感じでそれもまた良し、ですが、たぶん外してしまうと思います。保管か捨てるかはその時に考えるとして。

 

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新型コロナウィルスの感染防止で、まだまだ集会しにくい状況です。ディアガーデンでも実はワークショップを企画していましたが、様子見で、募集には至っていません。一体いつまで続くのやら?と先が思いやられますね。

でも庭に出れば、いつものように芽吹きが始まっていて、もうすぐ桜も咲きます。

自然はいつもの通り変わらずある、それを見ると、きっと私達もまた、いつもの流れに戻っていける時が来るはずと元気づけられます。

 

 

今津港の植栽 完成動画UPしました

今津港の植栽工事について3回に分けてお届けしています。最終回は完成した直後の姿を見て頂きます。

 

 

YouTubeで公開中の動画 Dear Garden「The New Work」。

新しく作ったお庭を動画でお披露目するシリーズで今津港の花壇が第1回目になります。

 

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出来立てほやほや。水も貰ってしっかりとお掃除もしてもらい、スッキリと気持ちよさそうな植物たちです。

 

建物の玄関付近に花壇の中心を持ってきて、ここに、モミジとアオダモを寄せ植え。グッと視線を集めようという目論見です。下枝がない木を選んだので、ほどよく視線が抜けるはず。

この場所には、観光バスがギリギリまで横付けされることもあるそうで、下枝がないことは重要。なのでボリュームは横というより縦(上の方)に持たせました。お陰でとても伸びやかな雰囲気になったと思います。

高木の足元に配した低木のほとんどは常緑(ヒサカキ・シャリンバイ)ですから、真冬でもこのくらいの緑量はキープされるはず。季節を感じられるように春に咲くレンゲツツジ、初夏に咲く山アジサイも植えました。

空いているスペースには、休眠中でまだ芽吹いていない宿根草の株がたくさん隠れています。何もない今の姿からは信じられないかもしれないけれど、順調に成長すると半年後には1m近く伸びていくものも。

糸ススキで、細くシャープな葉に白い斑が入る爽やかな印象の「モーニングライト」という品種。名の通り穂が赤く、葉色とのコントラストも美しい。一般的なススキは手に負えないほど大きくなりますが、この品種はコンパクトに育つのでおすすめです。

午後から日に当たり乾燥しがちな場所なので、丈夫なグラス類は他にも色々植えていて、夏~秋が楽しみです。涼し気だし、少しの風でも揺れてくれるから植栽に動きが出ます。建築をカッコよく見せてくれるしね。

 

横幅がある花壇、アクセントにちょっとした石と苔を。シンメトリーな建築に合わせた植栽ですが、ここだけ崩してみました。

 

こんな風にガーデンデザイナーは色んな場面を想像し計画します。ディテールを整え、ちょっとした演出を仕込み、植物それぞれの成長を促すよう植え付けます。

ブログの読者さんには分かっていただけますが、何も聞かずこの場に立つと…分かりませんよね〜。仕方ない(笑)

何となくいい感じ、って思っていただけたら成功かな(^^

 

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朝7時に事務所を出て、現場には8時半に到着。それからすぐ作業を始めたので、割と早く片付いて、最後にゆっくり撮影タイムが撮れました。iPhoneで動画も何本か撮ったので、編集してYouTubeにUPしました。

全体像や港の景色も映したのでより分かりやすいかと思います。

 

 

それにしても動画編集は久しぶり。チャンネルだけ作って長いこと放置してました(汗)

編集作業は大好きだから、ついやり過ぎちゃうところをグッと抑えて。慣れたらもうちょっとカッコよく出来るかと思うのですが・・・お役に立つような内容でね。

チャンネルを登録していただくと、最新動画のお知らせが受け取れるようになります。これからも新しい庭が出来るたびUPしよう!と、鼻息だけは荒いマブチです。

期待は・・・誰もしてないと思うけれど、もし良ければ登録してくださーい(^^*

 

 

今津港の植栽工事

前回の続きで、今津港の植栽工事の模様です。

今回の現場は、琵琶湖を周航する観光船の停泊所(切符売り場や待合い等がある建物)なので、当たり前なんだけど、すぐ目の前がこんな景色↓

 

琵琶湖汽船の今津港桟橋を望む。植栽工事の日の朝は気持ち良く晴れ、琵琶湖もこんなに青い。いい眺め!

 

青い空、青い淡海、遠くの山々も青く霞んで・・・本当に心が洗われるような景色です。工事前にここで深呼吸。気持ちを整えてから入りました。

ついでにこの日の作業服コーデ撮ってみました(^^*↓

 

カーキ色+チョコ茶のちょい地味めな組み合わせ。UNIQLOのブロックテックパーカー(メンズ)に迷彩柄のスキニー。ブーツはいつものイルセ・ヤコブセン。ウエストポートに鋏やスコップ、ペン、スケール。

 

晴れているとはいえ、動いていないとかなり寒いから、ニット帽も被ってガッツリ防寒。スキニーの下にはヒートテックタイツも履いてます(^^;

 

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さて、植栽場所は建物のファサード部分で、奥行がなく幅がある花壇。

どう植えても横並びの平凡な眺めになりがち。高低差や植物のフォルムを上手く生かして変化を付けようと思いました。

高木は落葉樹で、根鉢の小さな上背のある単幹をいくつか寄せて。低木はおおむね常緑のもの、宿根草は風にそよぐグラス類を中心に揃えました。これらはほとんど地元に自生する植物たちです。

(種類や自生種にこだわるワケは前回のブログに書いたので端折ります)

 

3~5mのモミジとアオダモ数本、低木いろいろ。ポット苗も9種30株ほど植えます。

 

まずは花壇の土をしっかり改良。客土にパーライトや堆肥を混ぜ水はけ水持ちどちらも良くなるように。

 

湖北地域はかなり強い風が吹きつける土地柄なので、高木には支柱は必要です。しかし場所が狭いため、八ツ掛けは難しいし、悪目立ちもしますから、メインは地下支柱で。補助的に1本支柱を付けることとしました。

地下支柱は、専用の製品や金具がありますし、やり方も色々です。今回は画像のような↓金属製のベースマットに根鉢を固定するような製品を採用しました。高木を植える前に予め取り付けておきます。

 

地下支柱を装着しているところ。ベースに取り付けられた固定ネットに根鉢を設置し、四方からロープで固定。ベースの板の底には穴が開いていて根は下にも伸びて行けますからこのまま植えます。

 

シンメトリーで視線の抜けが特徴的な建築なので、植栽デザインもそれに合わせる感じで考えました。

建築家さんから中央扉のところは空けて植えて欲しいという要望があり、その部分を避けて両側に高木を伸びやかに配置しました。将来的に吹き抜けの天井付近のガラス窓越しに小梢が見えるといいな。

 

建築に合わせ、植栽もシンメトリーを意識しつつ。ウチソトからの視線を通すよう下枝の少ない木を選んでいます。

 

住宅のファサードでも、最低でもこれくらいのスペースは取れると思うので、応用できそうです。

緑があるのとないのとでは、住宅の見え方かなり違います。カッコよくなりますよね。

 

マルチングを施し最後にたっぷりと灌水&お掃除。隙間があるように見えますが休眠中のポット苗がしっかり植わっています。

 

次回は、完成の様子を動画をまじえて!ご紹介したいと思います。

 

 

今津港の植栽デザイン

今週末に植栽工事予定の現場。琵琶湖汽船(株)今津営業所(通称「今津港」)の建築工事は仕上げ段階、そろそろディアガーデンの出番です。

めまぐるしく変わるこの頃の天気、どうかなと気になっていましたが、晴れそうで良かった。

植栽工事は雨でも出来なくはないけれど、仕上げがどうしても荒れてしまうから、本当言うとやりたくない。雨に濡れるのが嫌とかそんな意味ではなく、完璧な仕事をしたい、美しくお引渡ししたいという思いからです。

 

ナチュラルモダンでお洒落に生まれ変わった新今津港。切妻屋根の形に添った大きなガラス窓が印象的な外観です(設計・監理は宮村太設計工房さま、施工は(株)坂田工務店さま)

 

 

老朽化した以前の建屋。それが・・・なんということでしょう!?素敵な建物に大変身~~~。

 

一年前、現場を見に行った時の画像です(※再生しません)昭和ちっくな以前の建物。味がありますね〜。「のりば」って大きな看板が如何にも昭和。

 

今津港のある高島市は滋賀県北西部にあります。市内の大部分を森林が占めており、それらは琵琶湖に注ぐ水の約3分の1を生み出しています。自然豊かで日本ナントカ百選なる景色がいっぱい。今津港はそんな観光の拠点であり、琵琶湖に浮かぶ竹生島・宝厳寺への玄関口ともなっています。

そんな環境の中、どんな雰囲気の植栽が合うのか?植栽場所は出入り口前の細長ーい花壇です。建築家のご希望は、自然風な植栽で、高木数本と手のかからない足元の緑・・・種類は私にお任せで、という感じでした。

それで、落葉高木やミツバツツジ、ヒサカキ、山アジサイなど高島の山にも生息する素朴な低木と、小型のススキ、ハナセキショウ、ギボウシ、タデ科のペリシカリアなど自然風で丈夫な宿根草を植えることにしました。

設計図という程でもないけれど、配置と株数を確認するためにざっとこのような図↓を作成します。

 

自分用の控えです。正式な学名も合わせて覚えたくて。

 

年々亜熱帯化する日本。梅雨は雨期だし、夏は植物も人も過酷すぎる環境に、災害級の台風が去ると、ようやく庭にも平穏が・・・といったところでしょうか。庭を愛でる期間が年々減っている気がします。

それもあって、ここのところ私はよりローメンテナンスな自然主義的な植栽デザインを追求しています。ディスプレイガーデンで実験し、お客様のお庭にも提案したりして、検証中ではありますが、自生種を主にして、あとは自生種由来のものを見栄えするよう少し加えるパターンが出来つつあります。

目指すは「自然の感触を持ちながらも人の美的感覚を取り入れた景色」それは一見地味で、花があるのが庭だと思っている方からすると「花が咲いてない!こんな雑草を植えて!」なんて言われそうですが。風に揺れるようなさり気なさ、スマートな地味深さを味わって欲しいのです。

こまめな手入れや水やりをせずとも、年間通してのボリュームと四季折々の眺めを実現するには、身近で当たり前に生えている自生種が欠かせない。それを如何に素敵に見せるかが考えどころです。

最近では、自生種由来の珍しい園芸種や外来種も手に入るようになりました。見た目はちょっと華やかです。ガーデニングに興味のある方ならきっと「これ何?」って目を惹くんじゃないかしら?でも性質は自生種に近いから育てやすいの。

ではでは、次回は工事の模様をUPします。

 

 

春はそこまで。宿根草の切り戻し時期です

昨日はグングンと気温が上がって春さながらの陽気になりました。こうなると虫でなくとも外に這い出たくなります。今は宿根草の切り戻しの最終時期。そろそろやらなきゃなーと思っていたところ、絶好の庭仕事日和となりました。

出て見ると、木々の芽は膨らみ始めているし、ヘレボラスは満開。ニオイスミレや沈丁花の花が甘い香りを放っています。そして嬉しいことに、昨年秋に植えつけた宿根草が早くも芽を出していました。テラスのモミジには、黄色い羽が可愛いカワラヒワが2羽やってきて、きれいな声で歌ってくれます。主に種を食べる野鳥だそうでスズメほどの大きさ。本当に愛らしいです。

うちに来るカワラヒワ、さえずりはこの子に近いです。自分では上手く撮れなくて画像お借りしました。↓↓↓

 

 

麗らかな日差しの中、植物たちや鳥たちを見ていると、訳もなく喜びが溢れてきます。冬を乗り越えた命がキラキラと輝いていて、そのエネルギーが私を圧倒してる。

 

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さて、庭仕事です。

トクサやグラスなどの細長い葉を持つ植物は、例年積雪によって潰れてしまうから、年末に地際で刈りこむという作業をしていました。それが今年は暖冬で、雪が積もらなかったから、彩りのために一部そのままにしてて。そろそろ出てくる新芽を生かすために、古い葉を刈り込むことにしました。

 

駐車場の脇に境界ブロック隠しを兼ねて緑を。丈夫な自生種トクサを植えています。今年は雪による損傷がなく割ときれい。

 

キレイさっぱり刈り取りました。雑草も抜いて間に溜まった落ち葉やなんかも取り去って、本当にスッキリ!!でしょ?無粋なブロックが見えるのは少しの我慢。3ヶ月もすると隠れます。

 

トクサは毎年刈らなくても別に支障はありません。刈り込もうが刈らずにいようが、どのみち同じ位茂るのです。でもここは本当に狭い花壇なので、新旧の葉が一緒になるより、毎年新しい葉に更新する方が綺麗だと思うので、こうしています。

今は「こんなに刈っちゃって大丈夫?!」って程、何もない状態ですが、ひと月もすれば新芽がニョキニョキ。梅雨ごろにはもう結構茂っていますから全く問題ありません。問題は刈り取った葉。ひと抱え程もあるのでリースでも作ろうかしら?

その他、常緑のヤブランをトクサと同じく地際からザックリ刈りました。これも新旧の葉が混在するよりも更新する方がいいと思う品種です。グラス類のほとんどは年末に刈り込んで、今は新芽がすこし出始めています。

宿根草で古い葉が残っていたら、こんな風に切り戻しをすると、夏にコンパクトで美しい姿を見ることが出来ます。是非やってみてください。

 

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あと植替えも少し。

テラスの花壇は、育ち過ぎ幅り過ぎのローズマリーを若木に更新。これもまたイチから育てていきます。少し場所が空いたので、新しい苗「レンゲショウマ」を植えました。日本特産の銘花で厚みのあるロウ細工のような清楚な花を咲かせます。上手く育つといいな。

過酷な気候変動の中、ストレスレスで育てられる植物は、やはり自生種だと思うんです。でもまだお客様にご紹介できていない素晴らしい日本の植物はたくさんあります。が、まずは自分で育ててみてどうなのか?検証します。そうでないとご質問にも自信をもってお答えできないし、やっぱりオススメも出来ませんから。

レンゲショウマ、咲いたらUPしますね~。

 

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庭仕事を終えて、部屋に入ると・・・またもや植物を触ってるワタシ(^^;

庭で咲いていた花をいくつか摘んでアレンジメントをひとつ作りました。

 

ヘレボラスとニオイスミレ。スミレは一部根付き。庭の景色をそのまま持ち込んだようなアレンジです。部屋に春の香りが!

 

こうして庭の花を摘んで活けられる季節がまた巡ってきました。

 

 

ウェブサイト見直しました ー SNS表示/SSL化等

新型コロナウィルスの影響でイベントやお出掛けなど自粛ムードなこの頃。

作庭においては、基本的に外ですから特に問題なく動きます。材料の納品も今のところ支障ありません。事務所対策としては、加湿やこまめな換気、打合せテーブルのアルコール消毒、マスク着用のご対応などの準備をし、お客様をお迎えしています。

それで私はといえば。例年2月いっぱいは極寒期ということで植付けに適さないことから、別に自粛している訳じゃなんだけども、内勤中心でした。啓蟄過ぎると、まさに虫が這い出るごとく外仕事が増えていく(笑)

そんなことで冬籠り中は、確定申告作業、昨年度の資料整理をしつつ事務所の環境改善、作庭に向けての各種打合せ、各企画立案その他諸々・・・繁忙期に出来ないことを今のうちにと、まぁ焦る程ではありませんが、コツコツと取り組んできました。

そんなコツコツ作業のうちのひとつ。年明けからウェブサイトをちょこちょこいじってまして。それで、とりあえずこんなもんかな~と思うところまで出来ましたのでお知らせします。

PCやタブレットに表示されるトップページをこんな風に変えました↓

 

 

基本的なレイアウトは変えていませんが、

    1. メインメニューのところ:NewsとBlogを分けていたのを一つに。ブログの内容でお知らせ的なものを、トップページのお知らせ欄にタイトルが表示します。
    2. サイドバーのところ:日々投稿しているSNS情報をわかりやすく表示してみました。これらはトップページだけでなくどのページにも表示されます。ワンクリックでお好きなSNSにリンクします。

 

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モバイル表示バージョンは変わらずで、フッターのところにリンクボタンがあります↓

 

 

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サイトのSSL化も済んでいます。

SSL(Secure Sockets Layer)って、あまり耳馴染みがないのですが、情報を暗号化することで、盗聴防止やデータの改ざん防止送受信する機能のことです。URLの先頭が『https://』となり、ブラウザに『鍵マーク』が表示されます。

SSLを利用する事でより安全に情報を送信する事が可能となるので、ディアガーデンでは個人情報の入力時に、セキュリティ確保のため、これらの情報が傍受、妨害または改ざんされることを防ぐ目的で使用しております。

もしも『http://』でブックマークをされていても、自動的に『https://』のサイトに転送されるよう設定していますが、万が一転送されない場合、恐れ入りますが URLに“s”を付けて修正してください。こんな風に→『https://deargarden-style.com/

 

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情報を知る伝えることに関しては、いろんな方法がどんどん出てきて、便利なことです。年齢や性別によって利用されているものが違いますから、主だったものは、とりあえずアカウントを作って発信に努めています。どこで皆様と繋がれるか?!分かりませんものね。

ディアガーデンの場合は、一番長く続けてるブログが軸で、そこから派生する形で、インスタグラムやフェイスブックを。ラインは顧客の方々とのやり取りが中心。今年は作庭現場や完成したお庭のお披露目などに、もっとYouTubeを活用できたらなぁ、なんて考えています。

といっても、マブチ一人が発信しているものですから、しょちゅう更新とまではいきませんけど(^^; でもこういう作業、結構好きなので、楽しんでやっています。どれでも同じように分かりやすく伝わるようにしたいです。

皆様にとって役立つ情報を発信して、いつでも気軽に安心して繋がれるようこれからも改善して参ります。今後共どうかよろしくお願い申し上げます。

 

 

自家製の粒あん

この冬はあんこをよく煮ています。

家族みんな粒あん好きで、以前は缶詰のあんこを買っていたのですが、最近は消費スピードに追い付かなくって、そんなに好きなら大量に仕込んでやるかと、自家製あんこを作るようになりました。

粒あんを添えると何でも美味しくなります。私は特にあんバターパンが好き♡

こっくりとした粒あんと有塩バターの甘じょっぱいハーモニーがたまりません。香ばしいハード系のパンに挟んであるタイプが特に好きで、出先で見つけるとつい買ってしまいます。

 

お粥メーカーで予め柔らかく煮ておいて、仕上げに砂糖と塩少々を入れお鍋で煮詰めていきます。

 

煮る時間がかなり長いため、私は手持ちのお粥メーカーを使います。そうすると、ずっと付いてなくてもいいので気が楽。最後の仕上げはいつものジャム作りの要領です。

あんこ作りは日常で、何度も仕込むから、あんまり手間かけてらんない。私なりの工夫です。

 

北海道産小豆200gを煮ると大き目のジャム瓶3個弱のあんこが出来ます。あんバターパンにして味見。出来立てアツアツを食べられるのは作る者の特権です♪

 

手作りあんこで作る「いちご大福」。求肥はレンチンでOK。意外と簡単に出来ます。

 

学校閉鎖で揺れる3月。トイレットペーパーが無くなるデマまで流れました。昨日スーパーに行くと、案の上というか、棚は空っぽ。そして傍には、最後の数個を買い占めるべくカートに積もうと四苦八苦している年配の女性が。無理やり何個も載せるから落としてばっかりいるんですよ。ホント、滑稽でした。

今はひとり一人が冷静に、慎重に、そしてちょっとのあいだ我慢を共有する時です。

外出がためらわれるこんな時こそ、家の中のことに目を向けてみる。家でも出来るよう工夫をする、そんな良い機会じゃないでしょうか?私はそう捉えます。