美しい紅葉のための手入れとは

コロナ警戒中の三連休、いかがお過ごしでしょうか。

例年今頃になると、京滋は紅葉狩りに来られる観光客で賑わいます。

今年は静かかな?と思っていたら、GOTOキャンペーンでいつもとほぼ同じような状況に。

報道で嵐山や四条河原町など現地の密ぶりを見ると何とも言えない気持ちになります。今後、コロナの感染拡大は免れないだろうな、なんて良くない想像をしてしまいます。

 

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紅葉といえば、最近京都新聞で「京都の紅葉は過去に比べ色づきが悪くなっている」という記事を読みました。

(寒暖差が大きい丹波地方や滋賀の山間部などでは鮮やかな赤さを保っているところもあり、これは恐らく京都市内について言われていることでしょう)

鮮やかに葉を染める条件は日差し、湿気、寒暖差です。

日差しは赤い色素のもととなる糖分を作り出すのですが、これは今も昔もあまり変わりません。しかし近年、猛暑や少雨、都市化によって乾燥が進み、適度な湿度が保ちにくい状況に変わっていっています。寒暖差は戦前に比べ2度以上も小さくなりました。夜の気温が高いと昼に作られた糖分が葉の呼吸のために使われてしまい、赤味が弱まるそうです。

そこで紅葉の名所では、夏の間、手入れに力を入れているところも多い。例えば東福寺では「猛暑や乾燥で葉先がちりちりになり、紅葉が茶色っぽくなる年がある」として樹下の苔を念入りに手入れして乾燥を防いだり、永観堂もスプリンクラーで約3千本の木に水分補給しておられる。

日差しや寒暖差などの環境的要素は個人では変えられない。とすると出来ることは、枝振りを整えたり、良い状態の葉を多く残すことです。それには夏の間の水遣りと定期的な剪定が欠かせません。

 

永観堂の紅葉。2019年12月に行きました。思い起こせばまだこの時はコロナの存在すら知らなかった。

 

見頃も変わってきました。

イロハカエデの葉の大半が赤く染まる「紅葉日」温暖化により京都市では50年間で約15日のペースで遅くなり、現在平年は12月3日。彦根市でも約15日遅くなったということです。

今年はいつもより早いなぁという感じがありますが、昔はこの位の時期だったみたいですね。ディアガーデンのイロハモミジは見頃まであと1歩という感じ。またきれいに色づいたらUPしますね。

 

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この三連休。私は初日は事務所で打合せ、残りは数日後に行うクリスマスリースづくりのワークショップの準備などをしつつ過ごしています。

そしてもっぱら家飲みを楽しんでいます。先週19日ボジョレー・ヌーヴォーが解禁になりましたね~。

 

 

微発泡のやや甘口赤ワイン。飲みやすくてすぐボトルが開いてしまう。

 

 

前庭にマルバノキを追加

来春にむけて、前庭に低木を追加しました。植えたのは事務所の小窓の下あたり。目隠しの為です。

前庭は道路に面していて、しっかりとした歩道もあります。今年の初め頃だったか、近所にコンビニが出来たことにより、ディアガーデンの前を歩く人が増えました。

建物の基礎を道路よりかなり高くしたので、中にいても歩行者と目が合うことはありませんし、昼間は防犯ガラスのお陰で事務所内はほどんど見えませんから、プライバシーの点では何の問題もないのだけれど、中からはしっかりと見えているので何となく気になるのです。いつも外を見ている訳ではないけれど、目の端で人影を拾ってしまうというか。

これまでこの歩道を利用する人が少なかったので、ちょっと違和感を感じています。

そこで窓近くに少し高さのある低木「マルバノキ」を植えました。完全に見えなくしたい訳ではないので落葉樹で十分です。今はまだ小さいのですが育つとこの小窓の半分位は覆ってくれるでしょう。

住環境は日々変わっていきます。自分ではどうしようもないことですよね。でもそれを改善するのに植物は役立ちます。

ストレスを癒しに変えてもくれるのでおススメです。

 

落葉のタイミングを見計らって植えたマルバノキ(丸で囲んだ部分)

 

マルバノキは、マンサク科の落葉低木です。

花はパッとしませんが何といってもハート型の葉が魅力的。秋になると、陽が当たるところでは見事に真っ赤に、それ程でもないところではオレンジや黄色とグラデーションになって、それはそれで美しいのです。

3m程に成長し、剪定で場に合わせます。ディスプレイガーデンでは、しばらく剪定せず伸び伸びと育てるつもり。窓外にたくさんのハートが浮かぶ様子にきっと癒されるでしょう。楽しみです。

 

秋、ハート型の葉は日当たりがよいと真っ赤に。

 

マルバノキを植えたところは、以前ドウダンツツジが植えてありました。その移植に伴い花壇のレイアウトを大幅に変えています。12月迄はまだまだ作業が続きそう。

植物が葉を落とし休眠期に入る今時分は移植適期。

お客様のところへもメンテナンスで伺う時期でもあり、暫くは外作業の日々です。

 

 

秋の愉しみ ー 木の実拾い

湖国の街でも紅葉が始まりました。日当たりのいい場所にいる木から徐々に色づいていて、その過程にいる木との対比、グラデーションがとてもきれいです。

先日、クリスマスリース用にと木の実を集めに訪れた公園で見かけた景色をご覧いただきましょう。

 

モミジバフウのある公園。紅葉が始まったばかりでグラデーションが美しい。ちょっと外国っぽい雰囲気がするのはこの木のせい。北米中南部から中米原産です。

 

秋も深まるころ、子供時分にどんぐりを拾った経験がある方は多いでしょう。落ち葉に紛れてキラリと光る形の良い実、わくわくしながらポケットをいっぱいにしたものです。その愉しさは大人になっても忘れられません。

子供の私は単純で、カシの木しか目に付きませんでしたが、植物を扱う仕事に就いてからは、色々な木に目が行くようになりました。そして実の不思議で完全な形に美を見出し、益々魅入られています。

画像にあるモミジバフウとは、モミジのような葉から付けられた和名で、正式にはアメリカフウといいます。とても大きくなりますので、庭木には不向きで、街路樹や公園樹として植えられることが多いです。それだけに列植されると壮観。

そしてその実はウニのよう。丸くてトゲトゲがいっぱいですごくキュートです。「アンバーバーム」と呼ばれて、クリスマスリースやスワッグの材料としてよく使います。

 

木に生っている若い実。

 

木の足元に茶色くなった実がたくさん落ちています。不思議でとても可愛らしい形。きれいに洗って乾かして使います。

 

アンバーバームや松ぼっくり、ハス、バクリ、ツガ、アニス、ワタカラ等々いろいろ実や種、その殻たち。どれも人には思いつかないユニークな形です。クリスマスリース用にたくさん集めました。

 

クリスマスワークショップ2020についての詳細は→コチラ

 

歩いていると、足で感じる落ち葉のカサコソ感、苔のモフモフ感がとても心地良い。

 

公園にいたのはほんの30分程かしら。

耳を澄ますと、湖の音そして鳥の声。空はどこまでも高くて、深まりいく秋に五感を解放したひとときでした。

私は大人にも、こういう時間があってもよいのではと常々思っています。普段仕事や自宅でせっせと植物と触れあっている私でも、また違うものを感じます。

 

 

クリスマスリースづくり ワークショップ2020のご案内

クリスマスリースを製作体験するワークショップを開催いたします。

庭の植物をふんだんに使ったディアガーデンならではのフレッシュなリースです。

クリスマスに向けて手作りしてみませんか?

 

 

このところのワークショップではずっとスワッグを作っていただいておりましたが、今年はリースにしました。なんと5年ぶりです。

ディアガーデンの庭で育てているレイランドヒノキに様々な木の実をたっぷり飾った滋味深いリースをご提案します。

デザインテーマは「normal」

コロナ禍、色々なことがあり過ぎて心が静まらない日々が続いているせいでしょうか?浮ついたところの全くない落ち着いたデザインが何故か心に響きます。

New normalに戸惑いつつも、家族や近しい人との絆を再確認したり・・・身近にある変わらないものに支えられて一日一日を過ごしてきました。窓を開ければ自然や小さな庭がいつもそこにあり、気持ちを引き上げてもくれました。

新しい価値観や常識の中で、日常の大切さを思い、このリースを考えました。

皆様にも気に入っていただけるといいな。

 

色々な木の実をご用意してお待ちしております。

 

草木の爽やかな香りを感じながら、日頃の忙しさをしばし忘れ、一緒に楽しく作りましょう。

よろしければ、庭づくりやガーデニングについてのご相談、ディアガーデンのお庭見学なども併せてどうぞ。

コロナ感染予防対策もしっかり行い、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

ワークショップ詳細

日程(全8回)

11月26日(木曜日)①10時~11時30分 ②14時~15時30分

11月27日(金曜日)③10時~11時30分 ④14時~15時30分

11月28日(土曜日)⑤10時~11時30分 ⑥14時~15時30分

11月29日(日曜日)⑦10時~11時30分 ⑧14時~15時30分

今年よりOB様ご招待日をなくし新しいサービスを始めました。詳しくはコチラ

定員:それぞれの回につき 2名

場所:ディアガーデン ※2台駐車可。お申込みの際に合わせてご予約下さい。

内容:リース(直径40~50cm程)製作体験。おみやげ 付

参加費:5,500円(税込)※材料費を含みます。当日受付時に現金にてお支払いください。

持ち物:マスク。持ち帰り時の袋。汚れが気になる方はエプロンや手袋など。 ※道具類はご用意いたします。

お申込み方法:こちらからどうぞ→Contact

※参加日時、お名前(複数参加の場合は全員分)、参加人数、電話番号は必ずご入力ください。

申し込み締切:定員になり次第 締め切ります。

感染予防措置について

  1. 密度軽減のため、各回2名様までとさせていただきます。
  2. 例年設けておりましたお茶の時間は感染防止の観点から省いております。
  3. 使用するテーブル、道具等の清掃およびアルコール消毒を1開催毎に行います。
  4. 会場内は換気を徹底いたします。
  5. 講師の手洗い、うがい、手指消毒、マスクの着用を徹底いたします。
  6. お客様もマスクの着用をお願い致します。
  7. 当日体調不良の方はご連絡の上ご参加をお控えください。後日花材または完成品をお渡しいたします。

 

クリスマスワークショップOB様ご招待終了と新サービスのお知らせ

いつもディアガーデンをご愛顧いただき誠にありがとうございます。

今日はサービス変更にまつわる大切なお知らせがあります。

これまで8年間にわたり、ディアガーデンでお庭をお作り下さったお客様(OB様)をクリスマスワークショップにご招待して参りましたが、2020年度をもちましてこれを終了し、新サービスに移行することとしました。

長く続けてきたサービスであり、楽しみにして下さっていた方には申し訳ないのですが、今回の変更をどうかご理解いただきますようお願い申し上げます。

 

新サービスについて

ディアガーデンの主催するワークショップやイベントにご参加いただくたびに、どなた様も

1回1ポイントが付与され、3ポイント貯めると、お好きなワークショップ1回ご招待いたします。

【ポイントの貯め方】

ディアガーデンでは、ワークショップやイベントのお知らせに、この公式サイト以外にLINEの公式アカウントを利用しています。

  1. まずは友達登録をしていただき「ショップカード」を取得してください。
  2. ご来店時にショップカードをご提示ください。
  3. ポイント付与用のQRコードをご案内いたしますので、ショップカード画面右下にあるスキャンGETのマークをタップし、お客様の端末でスキャンしてください。
  4. 携帯電話をお忘れになって当日スキャンできない場合は、専用URLを送信します。そのURLをタップすることでポイントを獲得できます。

因みにショップカードとは以下のような画面です。↓↓↓

既に友達登録をして下さっている方も、今一度ご確認くださいますようお願い申し上げます。

【注意事項】

  1. 1日に複数回来店されてもポイントは1ポイントのみ付与されますのでご了承ください。
  2. 特典の使用期限は最終利用日から1年間です。
  3. 有効期限から1カ月前に通知が来ますが、1カ月以内にワークショップが開催されない場合もございますので、有効期限や開催情報のこまめなチェックをお願いいたします。
  4. 特典をご利用されるとポイントはリセットされます。
  5. 不正利用が発覚した場合、これまでに獲得したポイントが全て向こうになる場合があります。

友達登録はコチラからどうそ↓↓↓

   友だち追加

 

 

友達登録をしていただくと次のようなことも簡単にできてとても便利です。

  • 参加申し込みがLINEでできます。
  • ご相談やご来店の予約など、いつものメッセージのやり取りの要領で気軽に出来ます。
  • メッセージは他のお客様と共有されることはありませんのでご安心下さい。
  • 無料電話もご利用いただけます。

 

クリスマスワークショップOB様ご招待終了の経緯について

8年間地道に続けて参りましたクリスマスのこのイベントは、私にとっては大切なもので、日ごろご無沙汰していますOB様と、庭の状態や植物のお話などできる貴重な機会でもありました。

続けてこられたことに心から感謝しています。

OB様はわざわざ時間を作ってはるばるお運び下さるだけでなく、皆様、素敵な手土産までご持参くださいました。その温かいお気持ちに改めてお礼申し上げます。

しかし、このところ毎年広くお知らせするも、来ていただく方はほぼ固定しており、クリスマスというイベントが、全てのお客様に合うとは限らないのではないかと思い始めました。年の瀬を前にスケジュールが合わない方もいらっしゃって、その方々に同じようにお応えできるサービスがなく、片手落ちは否めません。

そこで、年間いくつかのワークショップを企画し、何度もお運びいただいた方に対して、そのご愛顧にお応えする形で、興味のある回をお選びいただき招待するという特典をお付けすることにしました。

一度でもディアガーデンをご利用くださった方皆様がOB様と考えます。

より多くの方に、気軽に来ていただけるようなキッカケになれば嬉しいです。

コロナ禍で今年予定していたワークショップのほとんどを中止。残念ながらこれまで1回しかご案内出来ておりません。それは屋外で行ったもので、冬の訪れと共に第3波が到来しつつある今、屋内で行うクリスマスワークショップを開催をするべきか、直前まで迷っておりました。

そんなことで、ワークショップのご案内と同時のお知らせになってしまったこと、誠に申し訳ございません。

Withコロナ、またいつ自粛生活に戻るとも限りませんが、希望をもって、庭での暮らしを更に豊かにするような、新しい刺激になるような、何よりお役に立つような楽しいワークショップやイベントをこれからも企画してまいります。

引き続きディアガーデンとお付き合いいただけるよう頑張ってまいりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。

2020年11月7日
ディアガーデン 代表 馬渕律子

 

庭作りのお打合せで必ず話すこと

以前ブログ(近況諸々)で書いた案件が進み始めました。

先週末は、お客様のご要望+私なりのアドバイスと提案を盛り込んで作成したプランをお客様にプレゼンテーション。

どういうふうに作っていくか、その素材はどういうものか、素材のメリット・デメリット、何故このようなデザインにしているのか、などを見積書と照らし合わせながら、詳しくお話します。

ディアガーデンが庭や外構の計画をするとき、常に核にあるのは「用の美」です。

用に叶ったデザインはシンプルで飽きがこない究極の美です。植物という常に変化し続ける素材を合わせるので、土台は簡潔なものの方がいいと思うのです。

 

計画中のお庭。プレゼンテーション用に図面の他にこんな風な完成予想図(イメージパース)を作成します。これはその一部分でまだ未完成。最終的に着彩したものをご覧いただきます。

 

たたき台となるこのプラン。これからご予算に合わせて、新しい暮らしを想像していただきつつ、庭を維持していくために出来ること出来ないことも検討していただきつつ、これから更に詰めて参ります。

どのような庭でもお作り出来ますが、お客様自身で維持できなくては良くなりません。私達が完成しましたとお引渡ししてからが、お客様にとって始まりなのです。

庭は「作庭4分守り6分」といわれます。確かに土台となるプランやディティールのデザインは大切ですが、お引き渡し直後は植物が小さくまだまだ未完成。風格もありません。どう育てるかに庭の将来がかかっています。日々の手入れや掃除が行き届いている庭は本当に清々しいものです。

だから、維持管理にどれだけ労力がかかるか、費用が掛かるか、そういった現実問題も経験に基づきオブラートに包まず話します。

 

これは2017年公開の「マイ ビューティフルガーデン」のワンシーン。一ヶ月以内に庭を元どおりにできなければアパートを出てってと言われた主人公ベラは、隣人であり卓越した庭師でもある偏屈老人の助けを借りて荒れた庭を手入れします。庭づくりを通して特別な関係を築いた二人。自分の殻に閉じこもっていたベラが、自分の世界から一歩踏み出した時から始まる様々な出会いと奇跡。心温まる物語です。

 

お客様の想像以上に手間がかかる場合、それが仇となって?時には夢を壊すことにも。

申し訳ないと思いつつも、余計なご苦労をかけたくないので、ありのままをお伝えします。私がお客様の立ち場なら「こうなるって知ってたんなら初めに言って欲しかった」って思いますし、やるなら理解して始めるの方が良いはずです。

維持管理が難しくても「やってみたい気持ちが大きい」「手間や育てる工程を味わいたい」「その景色を見て暮らしたい」そんなお客様には、出来るだけ楽(楽しく容易)に出来るようブラッシュアップしたプランを考えます。

そして全力で実現します。