花生けのお仕事より(10月のまとめ)

ディアガーデンではお庭づくりや外構工事といった建物の外回りのお仕事だけでなく、植物に関するご要望に広くお応えすべく、インテリアプランツの納品や装花室礼といったお仕事も受け賜わっております。

そんな流れで、本年度より株式会社仁々木さまの京都祇園本店に毎月数回お花を生けに通っています。今日はそんなお仕事より10月のまとめをご覧いただきます。

○過去の事例はコチラ→1月2月3月 / 4月 / 5月 / 6月 / 7・8月

 

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9月は緊急事態宣言中だった関係で、お店が休業されており、花生けのお仕事もお休みでした。10月からまた再開です。

この頃は京の街にも人出が戻りつつあり、花の仕入先がある四条河原町界隈は賑わっております。しかし、鴨川を渡り南座を過ぎるとまだ静か。閑散とした花見小路通りも見慣れてきて自分でも変な感じがしています。

この辺りだけではありませんが、馴染みのお店が撤退して違うお店に変わっていく様には、諸行無常を感じずにはおれません。

生け花の花材は、根がないので寿命はとても短いです。まさに「諸行無常の響きあり」です。ここでは一番美しい時をいただいているのですから、どうにか花の気持ちにも答えられるよう、精一杯生かしてやれるように手を尽くしたく。

そして、その時肌で感じている感覚を大事に、それに加え、少し季を先んじて生けているつもりです。

 

投げ入れ

 

10月初旬。季節は秋なのですがなぜか夏日が続いていたころでしたので、竹籠に秋の野草を活けました。薄、藤袴、紫蘭の実と葉、アクセントに赤い鶏頭を。

 

10月中旬。実りの秋をテーマに、鶴首の花瓶に豆柿の枝を素朴に挿してみました。

 

京の街を歩いていると、素敵なショーウィンドウに目が惹かれます。特に古美術店のショーウィンドウは趣ある室礼がされているお店も多く、花活けの参考になります。

下の画像は上原永山堂さんのショーウィンドウ。こちらのディスプレイは以前からファンで、わざわざ見に行く程です。

 

珍しい花入れ。竹の根に近い部分をくり抜いたものでしょうか。水墨画の前に真っ赤に色づいた実、色の対比が鮮やかです。素敵ですね。

 

掛け花

 

杜鵑をシンプルに。花に斑点がある植物は、怖いもの見たさか?何故か惹かれるものがあります。

 

10月中旬頃で、実りの秋を意識して藤豆があったので仕入れてみました。艶やかなサヤ、色がいい。

 

余った花材を片口に。カウンターにちょっとした愛想を加えます。

 

木苺の葉は夏を経て大きくなり紅葉します。野ばらの実と合わせてみました。花器は備前焼きの蹲る。掛けても置いてもよく勝手がいい。

 

盛り花、他

 

春から夏は緑の木賊を飾っていた大きな鉢。秋になり野ばらの実がついた枝ものに変えましたら新鮮で。

 

10月下旬。ハロウィンカラーを意識して小菊でブーケを作りました。花器は私物の手あぶりです。小さなかぼちゃがハロウィンらしいでしょ?

 

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今日は10月晦日、コロナ禍2度目のハロウィンです。

我が家ではコロナ関係なく、例年小さなかぼちゃを飾ったり食したりするだけで、いたって静かなものですが。

 

かぼちゃの上の蜘蛛はもちろん作り物です。でも初めて見る人は本物と思ってギョッとされますw

 

さて皆様はどのように?