2022年を振り返って

2022年の大晦日を迎えました。

今年はWITHコロナがかなり進み、師走の街は人で溢れています。皆様忙しそうで笑顔で、見ていて嬉しくなります。

諸外国からみると、未だコロナ禍と見えているかもしれませんが、それでも日本なりに、かなり動きが出始めたのは有難い傾向だと思っています。

ディアガーデンは今年も有難いことに、ご縁とお仕事に恵まれて、新しいチャレンジもしつつ、前に進めた一年でした。

コロナ禍前にご縁のあった県外のいくつかの会社様に、再びお声掛けいただいき、新しいプロジェクトがスタートしました。

また、地元の方々のご依頼も年々増えて、地道に続けてきて良かったなと思うことも多々ありました。

施工チームはその時々で色々なメーカーさんや職人さんが来て下さいます。いつも親身になって関わって下さり、お客様に無事お引き渡しすることが出来て、本当に感謝しかありません。

 

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こんな感じの2022年。いつもなら仕事漬けになりそうな状況ですが、今年はしっかり休むことも意識して仕事量を調整できました。

日中のパフォーマンスと気持ちの余裕を維持するためには、今の私にとって、睡眠時間の確保することがとても大事なこと。

これまでは何も考えず身体を使っていて、知らず知らず変な癖がついてしまったことで、痛い思いをしました。ですので、それを直すように矯正したり環境を整えたり、疲れやストレスを生じないようにする、また早めに解消する、などなど。 とにかく自分にとって快適な状態って何だろうと考える時間が増えたのです。

そんな中の取り組みのひとつ、私にとって多くを過ごす事務所の環境改善は、思い切ってやって良かったです。

 

PC作業中の姿勢が悪く腰にかなり負担がかかっていたのを改善するため、椅子をエルゴヒューマンプロに替えました。めちゃ快適です。既存の家具がエルゴに合わないため、机を新しくし、キャビネットも大幅リフォーム。家具の配置も見直して、事務作業や接客しやすいようにしました。

 

キャビネットの棚の一部を飾り棚に。これまで集めてきたアンティークや作家さんの花瓶、香炉、植物等飾っています。そのときの気分や季節によって時々入れ替えます。向かって左がお客様用のソファベンチ。

 

作業用の椅子を替えたことで、疲れが軽減されましたし、モチベーションもUP。かなり断捨離も出来ましたのでスッキリしました。

まだまだグリーンも増やしたいし、インテリアは改善途中ですが、全体の雰囲気が自分好みに近づいたので居心地が良く過ごせています。

 

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プライベートでは、3年ぶりに泊まりで旅行に行けたことがいい思い出です。

 

栃木県日光市へ。こちらは前からずっと行って見たかった隈研吾氏設計の馬頭広重美術館。堪能しました。

 

睡眠時間を確保したので、これまで営業時間外に書いていたブログは投稿数が減ってしまって、実はUP出来なかった画像が沢山あります。

今年最後なので、いくつかUPしますね。

 

習字のお稽古をずっと続けていて、初めて書展に出した作品。額装してもらったらそれなりに見えますが、まだまだ未熟。でも作品を作る喜びを知りました。この額は今自宅に飾っています。

 

近くの佐川美術館で開催されたバンクシー展へ。今年も色々な展覧会に足を運び感性を刺激してもらいました。

 

混乱がつづく世相の中、それでも前に進むしないという状況。

荒波は立ちづけているかもしれないけれど、私は敢えて揉まれないように、いつも凪で、そして柔軟でいたい、そう思って過ごしたように思います。

身体を整えることで心も落ち着いて、余裕も出来る、そんなことも実感した一年でした。

もちろんやり残したことも沢山あるけれど、それは「まだまだ伸びしろがある」というように捉えて、来年のお楽しみにします。

皆様、一年間ディアガーデンとディアガーデンブログをご愛顧いただき本当にありがとうございます。

どうぞ良いお年をお迎えくださいね。

 

 

庭仕事1年の締めくくり 庭の大掃除 

お正月迎えの準備に追われる年の瀬。

清浄なすっきりとした空間で、気持ち良く新しい年をスタートさせたいと思うので、年末の掃除はとても大事だと思っています。

とはいえ、時間や体力には限りがあるので、「ここをこの程度きれいにすればよし」と自分で基準を決めてやっています。

絶対きれいにしたいところは水回りと玄関、そして庭です。

我が家では水回りと玄関は、元日までにお供えやお飾りをする関係上、いつもより丁寧にお掃除するのは当たり前、という気持ちです。庭掃除は、庭仕事の締めくくり。植物への感謝の気持ちを添えて掃除します。

ブログでも何度も書いていますが、年末の庭掃除で私が心掛けていることを参考までにご紹介しますと、

1.土の上をきれいにする

紅葉を最後まで楽しんで、葉がすっかり落ちるのを待つと年末です。全ての落ち葉を出来る限り取り去って、地面を一旦スッキリさせています。この辺りでは、年が明けると大抵雪が降って庭仕事どころではなくなるので、このタイミングでやっておかないといけない、という事情もありです。

いつ朽ちるかわからない落ち葉をそのままにしておくと、どうも庭が散らかって見えてしまいます。地際がきれいだと、植物の根にいい気が流れるような感じすらします。

来季の植物の成長のため、庭仕事をスムーズに始めるために、地面をリセットすることは、年末の掃除で一番大事なことと思っています。

 

テラスの花壇。落ち葉は全て取り除いて地表面をリセット。このあと土が減っていれば足して、最後にバークでマルチングします。

2.落葉性の宿根草は地上部全撤去

これも積雪する関係で、枯れた葉は地際で切り戻しし、防寒のためにマルチングします。常緑性の宿根草でも、雪で潰れて支障が出る部分は、地表部まで切り戻しします。

積雪のない地域では、枯れた葉も冬の庭の景色として捉え、霜がのれば趣きが出るかもしれません。ですので、春までに切り戻せばOKです。

同時に株分けや移植作業をやってもいいのですが、別の機会にするのが理想的。ただでさえ、忙しい師走です。作業が増えると疲れてしまうので掃除に集中したい。

 

前庭の落葉性宿根草を切り戻したところ。草花はなくなりましたが、常緑低木と苔の緑は残ります。ここに5cm程度の雪が乗るといい感じなんです。実際はもっと積もりますけどね(泣)

 

3.エクステリア建材関係を水ぶき

オンシーズンには植物が絡まっていたり、手前の花壇に色々なものが咲いていたりと、手入れがしにくいものです。門扉、フェンスなどは、近くで見ると結構汚れています。洗えなくとも水ぶきするだけもピカピカになります。庭の照明カバーも同時に拭くといいですね。

4.アプローチの掃き掃除

我が家に門はないので、アプローチや駐車場の掃き掃除のみです。凍害防止のために、立水栓への水道の元栓を締めてしまいます。自動散水装置のコントローラーを外して、水遣り用のホースと共に室内の物置にしまいます。

 

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庭掃除の基本は掃き掃除です。

年末の大掃除は、普段より一層、土の表面をきれいにすることに拘り、更に拭き掃除も追加しますと、庭の見た目も気持ちも、すっごくスッキリ、リフレッシュします。

是非やってみてください。

 

 

Happy Holidays !

2022年のクリスマスは土日と重なって、多くの方がゆっくりお過ごしのことと思います。

師走はともすると、仕事に区切りを付けなきゃとか小掃除などやることに追われて、バタバタと過ぎて行きがち。でもクリスマスがあるお陰で、少しは浮き立つ気分になるというもの。

クリスチャンじゃないので雰囲気を楽しむだけですが、12月に入ってからツリーを飾ったりドア飾りをしたり、更には自分へのご褒美プレゼントも贈ったりして、徐々に気分を盛り上げて参りました。

 

2022年のクリスマスツリーは、オーナメントは少な目。ベツレヘムの星とガラスのボールだけのシンプルツリーです。イルミネーションライトを灯している姿も好きだけど、こんなふうに朝日を浴びて輝いている姿がとても好き。

 

ドアにもクリスマス飾りを。今年は短めのガーランドを作りました。

 

自分へのクリスマスプレゼントはシルクのパジャマと寝具のセットを。

 

イブの夜は、それらしくテーブルセッティングもして、クリスマスディナーを用意しました。

毎年変わり映えしないセッティングではありますが、年に一度しか見ないのでそれなりに新鮮です。

 

テールブランナーや食器なども出来るだけ増やさずにいるので、変わり映えしないコーデだけど、お気に入りばかり。キャンドルがあれば特別感でます。

 

メインディッシュは近江牛のローストビーフ。

私、ローストビーフは得意なんです。簡単なんで。

作り方ってほどでもないけれど、少し書きますと、室温に戻した塊肉を塩コショウ・刻みニンニクで下味をつけ表面を焼きます。それをジップロックに入れ空気を抜いたら、60~70℃のお湯に漬け40分間低温調理するだけ。特別な機器は必要ありません。私は温度計と炊飯器の保温機能を使っています。あと、しっかり研いだ包丁で、出来るだけ丁寧にスライスします。

いつもはスーパーのお買い得品で作るけれど、クリスマスディナーの時だけはちょっと奮発して近江牛で作ります。肉の旨味がね、やっぱり違います。近江牛、最高。

 

しっとりフワフワの手作りローストビーフ。シャリアビンソースをつけていただきます。家族にも大好評の一品。

 

前菜は柿と生ハムのカプレーゼ。

 

日本では物価高騰に大寒波襲来、そして世界では紛争収まらぬ国も、と気持ちの休まるときはありませんが、今日くらいは穏やかな気持ちで過ごせればと願います。

良い休暇をお過ごしください。

 

 

新しい名刺をデザイン

自分の好きなデザインの名刺を持てるって個人事業主の特権かなぁと思います。

私の今の名刺は、2013年6月に作ったもので、ブルーとブラック2色刷りで縦型。

自分でデザインして、近所の印刷屋さんで刷ってもらいました。

この名刺は結構気に入っていたので、在庫が減るたび何度か刷り直してもらい、気が付けば9年以上も使い続けていました。

 

以前の名刺。ブルーの文字とシルバーの名刺入れの組み合わせも気に入っていました。

 

コロナ禍、仕事のスタイルや環境を見直す時間を得て、2022年は事務所のインテリアやウェブサイトを刷新中です。

そんな流れの中、ちょうど名刺の在庫が切れそうだったので、この際、変えてみようと思い立ちました。

もっとシンプルでサッパリした名刺の方が、今の自分にフィットするような気がして、レイアウトも何もかもイチから考え直しました。

そして初めてモノクロ印刷にしました。今まではカラー印刷もしくは2色刷りが当然の選択で、ピンク色とか使っていた時期もあったくらいだったのに、いまは全くそんな気分じゃないんですよね。不思議です。

だから、刷りあがったモノクロの名刺を見て最初に思ったことは「大人じゃーん」でした。実際いい大人、という年齢いですしね。

色々な色の名刺入れを持っているのですが、モノクロの名刺はどんな名刺入れでも合うって、今更ですが知りました。

 

新しい名刺。シンプル&サッパリしたデザインです。

 

新しい名刺を見て、恐らく一番インパクトを感じるのは、DearGardenのロゴ、でしょうか。

このロゴはちょっとづつ改良しながらですが、すいぶん前からウェブサイトで使っていて、私にとってはすごく馴染みがあるもの。

自分らしいと思うし、気に入っているので、レイアウトの要にしました。DESIGN OFFICEの文字もさり気なく入れて、事業の方向性を提示したつもりです。

他のこだわりは、読みやすく品の良いフォントを選んだこと、そして綺麗な余白を作ること、です。

名刺って、余白の作り方でデザインのとんがり具合が分かりますけれど、今回は静かでバランスのとれた感じにと、シンメトリーな余白にしました。

このデザインにちょこっと飽きたら、紙質を変えたら全然違った印象になりそうで、いいかもなぁと思います。

この名刺が新しい出会いに少しでも良い印象をもたらしてくれますように。

 

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事務所のインテリアやウェブサイト、名刺のデザインなどは、ディアガーデンのプロモーションの一環です。

実業務とは違うけれど、ディアガーデンの印象を左右する大事な仕事の一つでもあり、これらをデザインすることは、私にとってはいい気分転換。ガーデンデザインはもちろんですが、デザインすること自体が好きなんです。

さて、12月も終盤。

そろそろ年賀状をつくらないとな。

 

 

テレビ放映(画像提供)のお知らせ

明日11日お昼に放送されるテレビ大阪の番組で、このブログ記事にUPした画像が紹介されるようです。

番組製作の過程で画像検索したか何かで、たまたま目に止まったのだと思います。

テレビ局から聞いてる内容は以下の通り。もしお時間が合えば、ご覧になって下さい。

テレビ大阪「発見!食遺産」
放送日:2022年12月11日 午前11時30分放送
番組HP:https://www.tv-osaka.co.jp/ip4/syokuisan/

福井県おおい町で取材した農家さんの畑に獅子柚子がなっており、縁起物として店先などに飾られることを番組内で紹介される、とか?今回のメイン食材は自然薯らしいので、映るとしても恐らく一瞬だろうなと想像しています。

こんな画像です↓

 

獅子柚子を用いたお正月の室礼。柚子は柑橘類、キツ=吉に繋がり、柚子もこれだけ大きいと大吉ということでお目出度い。そんな「言葉の盛り物」です。

 

放送予定の画像は、2019年1月1日にUPした「お正月の室礼2019」で紹介した獅子柚子を用いた室礼です。

自然への感謝の気持ちや命の尊厳、日本独自の伝統と文化、それらが根底にある年中行事。楽しみの少なかった昔の人にとっては「ハレ」の日でもあり、とても意味のあるものでした。

植物を扱う仕事をしている私は、同じく植物を用いて行う年中行事の室礼に、何故かとても心惹かれます。

床の間がないどころか、和室もない我が家ではありますが、自分なりにアレンジしたりして、楽しみながら室礼をしてていくうち、庭づくりとの関係性を見い出せたし、仕事の質を深めてくれたと思います。

「生かされている」という気持ちはこういうものかと、腑に落ちて、大げさかもしれませんが、生き方も少し変わりました。

番組制作で、まさかこんな素朴な室礼が目に止まるとは、という気持ちですが、お役に立てたなら良かったのかな。

 

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さて、この番組。私が住む滋賀県では残念ながら見られません。

テレビ大阪は映らないんですよね~。

TVerなどの動画配信サービスにUPされたら、見てみようかなと思います。

 

 

晩秋の眼福、教林坊の散りもみじ

師走に入るのに合わせたように気温が下がり、ついに大好きな秋が終わってしまうのだなぁと残念に思うこのごろ。

色鮮やかな紅葉もピークを過ぎて、いまは散りもみじの見頃です。

秋の名残りを探して、夕暮れ時に教林坊に出掛けました。

こちらはディアガーデンからは車で15分ほど。同じ市内にある天台宗の古寺で、小堀遠州作とされる名勝庭園は紅葉の名所です。

この前に来たのはコロナ前で香道体験の時だから・・・3年ぶりかな。近いのでたまに訪れていますが、夕暮れ時は初めて。わざわざこの時間に合わせたのは、ライトアップしたお庭を見たかったからです。

 

本堂へと進む小道で、苔むした石に舞い落ちたモミジの葉。見上げていた時とはまた違う風情ある景色。

 

山門をくぐり、山に向かって緩やかに上る園路を進むと、そこは朱に染まる別世界が広がっていました。まさにレッドカーペットです。

いつきてもこちらのモミジの美しさには圧倒されますが、秋から冬の狭間の散りもみじは、侘びた感じもして、俗世のしがらみを忘れさせてくれるような美しさです。

 

このお庭は回遊式。山の急こう配を利用して作られており、かなり上から眺められるのが魅力です。瓦屋根に積もる落ち葉も絵になりますね。

 

このお寺は長い間、見捨てられていた歴史があって、それが木にとっては都合が良かったのかもしれません。お陰で自然に伸び伸びと成長しています。

山裾にあるので、日が当たり過ぎず、土もいいし、山から流れてくる沢が庭を巡っていて、湿度も十分。散った葉は、湿り気を帯びるとしばらくは美しさを保ちますので、このような真っ赤な絨毯になるわけで。

開発された住宅地で、モミジを植え育てても、こうはなりません。

ここにくるといつも感動、自然への憧れ、嫉妬、・・・そんな気持ちが湧いて来て、何とも複雑です。

 

日暮れの書院。脇には小堀遠州作の庭だけに?水琴窟もあります。ここで香道体験した日が懐かしい。

 

この日は木曜日でしたが、撮影目的で来られている方、観光バスで来られたであろう方々が多数おられました。

来るたびに駐車場は大きくなっており、そこには他府県ナンバーがずらりと並んでいます。

近所過ぎてピンとこないのですが、SNS効果でしょうか?若い方も結構多くて、こんなに小さな集落の入り組んだところにまで紅葉狩りに来られるんだなぁと驚いてしまいます。

 

書院のインテリア。掛け軸のように見立てた窓です。季節によって景色が変わる掛け軸、ですね。

 

そうこうしているうちに夕闇が迫ってまいりました。

もしも一人でここにいたら、結構怖い時間帯ですが、この日はワクワクしかありません。

17時をまわるころ、照明が一斉に点灯。

残っている葉に照明が当たって、より一層赤く染まると、まるで木が迫ってくるような感じがします。

眼福です。

 

茅葺の書院とライトアップされたモミジ。きれいだ~。

 

 

ライトアップは自然にはない照らし方。太陽も月も上から降り注がれるもので、下からはありません。自然現象で敢えて探すなら、反射とか照り返しのような感じなので、非日常なのです。だから私たちはドラマチックに感じるのですね。

ひとつだけ気になるのは光源が丸見えなところ。

こういう自然な場所ですと、わざとらしいのは間違いなくて、しかも光量が大きいのでウッカリ見るとめちゃめちゃ眩しく感じてしまうのよね。そこ修正したら、もっと素敵になりそうです。

 

巨石を用いて鶴亀を表現する素朴かつ豪快な庭。照明が怪しいまでに紅葉を照らして。この日のベストショットかな。

 

ディスプレイガーデンのイロハモミジも半分ほど葉を落としました。

全部落ちるまで散りもみじを楽しんで、年末まとめて掃除しようと思います。

芽吹きからずっと私に喜びを与えてくれたモミジ。最後はコンポストの材料となります。

教林坊のお庭の散りもみじもきっと山や庭に返されるんだろうな。