夏越しの大祓をすませ、いよいよ夏本番

照り付ける太陽と共に7月がはじまりました。

7月は私の誕生月なので楽しみつつ大切に過ごしたいと思います。

それに先立って、先日近くの沙沙貴神社まで夏越しの大祓に行き、これまで半年の穢れや悪い念を祓ってもらい、これからの半年を健やかに過ごせるよう祈ってまいりました。

私にとっては恒例行事。誕生月をスッキリした気持ちで迎えるためにも、行かないと何だか落ち着かなくて。

 

市内にある沙沙貴神社へ。馬渕家に縁のある神社で夏越しの大祓。この立派な楼門は県指定有形文化財です。背景の空が如何にも夏空っぽい青で、こんなにくっきり撮れたのは初めてかも。

 

琵琶湖岸で刈り取った葭(よし)と真菰(まこも)で作られた大きな輪。葭の清々しい香りが漂っています。

 

このところ猛暑日づつきで熱中症で倒れる方が増えています。コロナの感染者もまた増加傾向にあるそうです。

考えなしに行動したり何となく暮らしていると危険な夏になりそう。健康でいられるように、ここで今一度気を引き締めなければね。

参拝はそういう気持ちを再確認する機会でもありました。

 

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昨日は所用で大津へ。

大津は京都への通過点という感じで、普段はあまり訪れない場所。折角の機会なので、ランチは以前から食べてみたかった「かねよ」さんのきんし丼を。滋賀県民なら知らない人はいないであろう鰻のお店です。

土用の丑の日はまだ先ですが、ここらでスタミナをつけようと奮発しました。

 

逢坂山の中にあるかねよさん。この日は本店がお休みだったので向かいに建つレストランへ。昭和感漂うレトロな外観&ドライブインのような内装。懐かしい感じがします。

 

きんし丼とは、うな丼(うな重もあり)にふわっふわのだし巻き卵が一切れのったもので、かねよさんの名物らしい。

一切れといっても、器の半分以上を覆う程の大きさで分厚くて凄い迫力なの。お客のほとんどが注文するくらい人気のメニューです。

 

きんし重。香ばしくふわっと焼かれた鰻、たれは甘み抑え目であっさりです。卵焼きは縦12cm×横8cm×厚6cmくらい?とにかく大きくて出汁がきいていて食べ応えあり。卵の下にも鰻が隠れています♪

 

鰻は正直、今まで食べた中では際立ってどうこうないのですが、卵焼きとの組み合わせが絶妙で、本当に美味しかったです。

夏に大津市に来られたら是非~。

 

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もう蝉が鳴いていますね。

ディアガーデンの事務所は北向きなので、午前中はとっても涼しく、開け放った窓からは街路樹や前庭の緑が見えます。

そして6月中頃だったか、過去最速に出した風鈴の音が響いています。

 

風鈴の音が響く事務所。今年の紫陽花は何だかぼんやりした色。でも元気に咲いてくれています。午後は冷房いれるので窓は締めて、風鈴の代わりにBluetoothスピーカからmusicを楽しんで。

 

庭仕事や庭での愉しみは朝夕に限られてしまいますね。

でもこの時間帯のお庭って、これはこれで夏っぽくって本当に美しいです。

7月のブログではそんな愉しみについて書いていこうと思います。

 

 

お庭の改修工事Before&Afterと・・・

6月に入って雨は数えるくらいしか降っていないのに、本日もう梅雨明けしたとか?!

近畿でも統計開始以来、最も早い梅雨明け(これまでの最早:1978年の73日ごろ)らしく、梅雨期間は14日間で最短を更新(これまでの最短:1958年の17日間)

だそうです。

今夏は例年以上に過酷なものになるのではないでしょうか。

巷では電力の供給不足が懸念されていますが、私は水不足による農作物の影響も心配です。庭の植物も梅雨の雨が不可欠なのに。

 

紫陽花が色付いて一応6月っぽいディアガーデンの前庭です。例年なら水遣りなど全く要らない時期なのに、今年は遣らないと小さな株や苔は枯れちゃいそうです。庭をお持ちの方は個々の状態に合わせて水遣りをお願いいたします。

 

それにしても、暑さに慣れていない身体に連日30度越えは、かなり堪えます。

皆様もどうぞ、水分をしっかり補給していただき、無理のないようお過ごしください。

 

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さてブログですが、前回の更新から2週間以上も間が空いてしまいました。

その間、とあるお宅のお庭の改修工事を終えお引渡し、別物件の設計と見積もり からのプレゼン、4月にオーダーしていた事務所の家具がやっと納品されて断捨離や片付けに追われたり、その他公私共に用事も細々とあって移動も多く。そういえば梅仕事も一応やったのですが・・・。

何だか怒涛のごとく日が過ぎ去っていき、気がつけば6月の最終週になっていました。

ブログネタはたっぷりあるので追々綴っていくとして、まずはお庭改修工事Before&Afterをご紹介します。

 

この眺めのポイントは3つ

  1. たくさん植えてもスッキリ見えて、お手入れがしやすい高さのレンガ花壇を新設。見えていませんが小さなコンポストスペースもあります。
  2. 部屋と繋がっていて広縁のように寛げるデッキを新設。
  3. 雑草除けに防草シートを張り化粧砂利を敷きました。

 

こちらのお宅には、他にデッキがもう一か所とサイクルポートを新設しました。

動線に無理のないよう最初にしっかりゾーニングのお打合せし、施工の際は更に改善しつつ納めましたので使いやすいと思います。素材は建物に合わせつつも、お客様のお好みが反映されております。

今回、私共はお庭のベースを作っただけ。ちょっとしたストレスを排除し、お庭での過ごし方やガーデニングをより楽しめるよう構造物や土づくり、支柱を建てる、等々の施工のみです。

植物は元もとお客様が育てておられたもの。樹木以外の移植はお客様でなさいましたので、工期が短く済みました。

新しいお庭で、益々充実した時間を過ごしていただければと思います。

 

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最後に、そのお客様からいただいた素敵な贈り物をご紹介。

御贔屓にされている京都のお茶に添えられていたサンキューカードがとても綺麗でした。

 

いただいたカードに付属していた切り絵。初夏の花々がモチーフになっていて、この繊細さに感心してしまいました。近くで眺めたいので屏風ふうに折って香りの道具と一緒にサイドテーブルに飾ってみました。

 

あとで奥様にうかがうと「郵便局のグリーティングカードでサンリオ製ですよ」と教えてくださいました。

私も郵便局では特殊切手なんかはチェックしてはいるのですが、こんなに素敵なカードがあったなんて全く知りませんでした。

見ているだけでなんだか涼しく感じられて癒されます。

ありがとうございます。

 

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このようなお客様からいただいた心のこもったカード類は、しばらく飾って癒されたあと、紙が傷まないうちにファイルしています。

私にとっては勲章のようなものなので、見ると、他の仕事で感じる辛さや苦しさも何もかも吹き飛んでいくようです。またピュアな気持ちというか原点に戻って頑張ろうと思うのです。

植物を植えるっていいお仕事ですね、と言ってくださる方も多いです。確かに植えることは楽しいし大好きです。でも植えるまでの過程で、不得手な仕事はたくさんありますし、工事現場もかなりキツイ。色々な方がおられますので辛く感じることもあります。これってどんな職業でもそうだと思うのですが。

仕事の辛さは仕事でしか解消できないものですね。

 

 

梅雨入り間近。やるべき庭仕事&ディスプレイガーデンの近況

水を湛えた田には山や空が映り込み、早苗が頼りなく揺れています。畦草は勢いを増して緑の額縁のよう。

琵琶湖の水面はどこまでも青くキラキラと眩しい。渡ってくる風は少し湿り気を帯びています。

ときおり水辺の樹々がザワザワと鳴って髪を乱していきます。

すると、ふいに芳しい香りが流れてきて。どこの茂みからか、いづれの木の花かも分からないまま、ただぼんやりと包まれています。

6月ですね。

ディアガーデンからほんの少し車を走らせると広がるこんな景色が広がっています。

見慣れた場所ではありますが、時々立ち止まって味わいます。

今の時期は、まるで緑色と青色しかないような・・・2色が迫ってくるような感じがします。

 

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さて、関東甲信越地域は6日に梅雨入り、ここ関西も来週中には梅雨入りしそうです。

いま、私は梅雨前に仕上げる約束の仕事を無事終えて、ほっと一息ついているところ。

季節を堪能しつつ、自分の庭の手入れに勤しみ、そして寛いでいます。

 

いつも静かで確かな時間の流れがあって、植物や鳥や虫がたくさんいて、ややもすると身勝手になりがちな自分を修正してくれる場所。それが庭なんですよね。

 

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さて、梅雨前にやるべき手入れについて少し書きますね。

それは「切り戻し」と「透かし」剪定です。

これから一カ月間、雨に打たれるわけでから、伸ばしっぱなしでは、倒れたり折れたり蒸れたりして、見映えが悪くなるばかりか病害虫の原因にもなりかねません。

春咲きの宿根草の茎は、1/3程を目安にカット。ツツジやサツキもいま剪定しておくと来年もたくさん咲きます(花芽が付く前に整えておく)。

高木の枝は、込み入っているところや内向きに伸びている枝はカットです。上手く切る自信がないという方は、葉っぱをむしるだけでも構いません。

私も、常に目に入るテラスのイロハモミジの葉をむしって処分しました。

この木は3月中頃に剪定してもらい、その後たくさん芽吹きました。5月のうちは清々しい印象でしたが、これから大雨が降ると、葉の重みで枝がしな垂れて、なんとも鬱陶しい姿になるのです。

ですので、1/3以上の葉を取り去ってすっきりさせました。この程度なら木が弱ることもないし、狭い場所ですし成長をセーブ出来たらとも思って。

(あくまでディスプレイガーデンの場合の参考値です。それぞれの木によって加減して下さい)

梅雨の間はだたでさえジメジメと暗いもの。雨が降っても枝が下を向かずシャッキリした姿を見るのは、精神衛生上、大事だなと感じています。

 

テラスのイロハモミジは葉をむしって軽く。アジサイ「アナベル」が咲き始めました。

 

テラスの花壇ではアジサイ「アナベル」が見頃です。今年はこんもりといい感じの樹形になりました。

この場所は白い花、白い斑入りの葉、ライムグリーンの葉というように爽やかなホワイトガーデン風の植栽にしています。

リビングダイニングに面するテラスですので、一日中どの時間も、ライトアップした夜でもよく見えるよう、「白」を選びました。

 

白とライムグリーンのコントラストは夏の間もずっと続きます。目に優しいし涼し気に見えます。

 

何年もここで咲かせているアナベルですが、今年はちょっと変わった咲き方の花が。

縦格子のフェンスのすぐ前に植えているので起きたアクシデントです。

蕾が出来て大きくなる過程で、一枝だけフェンスの角にずっと当たっていたようで、一部窪んで成長しまいました。途中で気づいて当たらない場所に移動させたのですが、茎の伸び方のクセでどうしてもフェンスの方に向いてしまう。

ここで支柱を建てて別方向に向かせようすると、私の場合、ウッカリ周りの蕾が付いた貴重な茎を折ってしまったりするんですよ。アナベルの茎は他のアジサイに比べて細くて繊細だからね。

過去にそうして落ち込んだ経験が多々あるので、そっとしておいたら、こんな風に咲きました。

 

ハート型のアナベル!

 

作ろうとして作った形ではないので、発見したときは「わぁ・・・こうなったのね」と嬉しくなりました。

冬の間や春の初め、そして梅雨前と、時期によって、少しづつ手入れをした結果がいま現れています。

ボリュームや配置など色々と考えて手入れを積み重ねてきて、ほぼ、計算通りの眺めですが、こうしたアクシデントも悪くはないなぁ。

 

 

建築家伊礼智氏の講演会へ

現場作業が雨で日程変更となり、その日の夕方、ぽっかりスケジュールが空いてしまいました。

出掛けるつもりで一応メイクしたり支度をしていたので、折角だし「行けたら行こう」と思っていた講演会に参加することに。

それは建築家 伊礼智氏の講演会。

自然素材を使い豊かに暮らせる小さな住宅設計で人気の建築家さん。全国の工務店で設計指導もされています。建築関係、とりわけ木造建築の世界では恐らく知らない人はいない・・・そんな方です。

私はご本や雑誌を通して伊礼氏の植栽ありきの設計手法に共感し、その延長でブログも拝見していました。

ここ滋賀県にも伊礼建築は何棟かあります。講演会は恐らくそれらを建てた工務店さんのアテンドかな?

「行けたら行こう」なんて気になったのは、会場がすぐそこにあるホテルで、席がまだ残っていたから。そしてテーマが「町と家の間を考える」だったので、きっと造園についても話されるだろうな、どんな風に設計されるのか聞いてみたいと思ったからです。

 

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講演は、沖縄ご出身というご自分の生い立ち、そして、ご実家や沖縄建築のお話から始まりました。

沖縄は、海と陸の間、この世とあの世の間、町と家の間…というふうに、何かにつけて「間(あいだ)」が豊かなんです。とおっしゃられたことが印象的でした。

年を重ねるごとに、沖縄の建築にどんどん回帰しているように思うともおっしゃっていました。

 

潮が引くと海岸には海の恵みが色々と出現。沖縄の人々は海と陸の間の豊かさを暮らしに生かしてこられた。

 

それに、天井高2100mmが何だかいい高さなんですよ~と何度も言われるのです。椅子に座ると、とても落ち着く高さなんだとか。

2100mmって、私なら(身長170cm)手を伸ばせば届いてしまうくらいの高さです。低っ!と思ってしまいましたが、よく考えたら実家にそういう部屋がいくつかあります。ですから、言わんとされていることは何となく分かりますが。

大きな窓を付けたり吹き抜けとの併用で圧迫感をカバーするらしい。そんな部屋が一つくらいあってもいいのかもしれませんね。

 

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さて、演題の町と家の間について。

伊礼氏は、構想の段階で、造園家さんと現地でアレコレ話すそうです。一般住宅では普通、庭は後付けで最後に相談される場合が多いのですが、それが設計時でもなく、構想時というところが特徴的です。

そして方位のセオリーに囚われず(南向きのリビングとか)、土地の良いところを読み取り、施主の希望や造園家さんの意向も取り入れつつ、設計を始めるということです。

なるほど、完成した住宅を見ると、植栽が後付けでないことがはっきり分かります。中から見て、近景・中景・遠景のバランスが良いので、開口部それぞれが意味を持ち、活かされているのかなぁと感じました。

造園家は建築家とは違う目線で住宅を考えますから、互いに強い信頼関係が築けたら、それは素晴らしい仕事が出来るでしょう。

それに、そういう設計手法って、やっぱり施主が望まないと出来ません。建物と違って庭は生き物なので育んでいくもの。庭を楽しめる気持ちがない施主だと難しいと思います。

植栽ありきで街並みにも貢献したいという施主だから伊礼氏を選ばれるのでしょう。それに、伊礼氏には施主をその気にさせる魅力もあるのかなと思ったり。

私は、そんな建築家、そんな施主と出会うためには・・・やっぱり自分を磨くしかありません。

同じ目線で考え、しっかり提案できるよう、いや、今も出来るつもりではいるのですが。

自分がやる事にどういう意味を感じるのか?仕事との関わり方含め、もっと考えてみたいと思った講演会でした。

 

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最後に、哲学者の野矢茂樹氏との対談の話をして下さいました。

野矢氏は「豊かなものは外部からやってくる。いいものは取り入れ、良くないものは取り入れない、建築ってそういうことでしょ」と言い放たれ、その言葉に感銘を受けたとおっしゃられていました。

敷地内で完結しない設計が町と住宅をつなぐのですね。

 

 

初夏のディスプレイガーデン-2022

初夏の明るい日差しを受けて、庭は今まさに色めき立っています。

ディスプレイガーデン(ディアガーデンの庭)では、少し前までの花色は白が中心だったのが、今はピンク色と青。6月になると青が主役になりそうです。

 

ディアガーデンの前庭。緑主体で、それぞれの草姿をどう生かすか考えてデザインしています。花が少しづつ咲きはじめた5月中旬に撮影。

 

ディスプレイガーデンは、省メンテナンスで維持できるよう緑を主体にデザインしていまして、花はおまけ的存在です。

日当たりの悪い場所がほとんどですから盛大に咲かせるの難しいし、そもそも「色とりどりのお花がいっぱいでかわいい〜」という雰囲気は私の好みではありません。あくまで自然にアクセントとして咲いてて欲しい。それがディスプレイガーデンの趣旨なのです。

そんな風に取り入れている花だから、目立つのは短い期間。初夏と初秋だけです。

若葉が輝いて花も咲く初夏は、ディスプレイガーデンが一番華やかになる時期です。

 

玄関ポーチに咲いているのはサルビアネモローサ・カラドンナ。青紫の花色、スラリとした草姿がナチュラルな雰囲気。こんもりと茂るオレンジのヒューケラとは色もフォルムも対照的なので、お互いを引き立て合ってます。

 

自生植物のシラン。どこにでも咲いている植物で丈夫だし育てやすい。濃いピンクの花は遠目からも意外と目立ちます。

 

青い花色のフウロ草。可憐な花、自然な佇まいが気に入って増やしました。花がないときはドーム状に茂り、紅葉もして、しかも育てやすい。

 

だいぶ眺めが定着してきました。

それでも毎冬、微妙に配置を変えたり、株を増減したり、少しづつアップデートしているのです。

新しい株を植えるスペースは全く残っていないので、整理して入れ替えたりもしています。

 

テラスには青モミジが木漏れ日を落としています。今年もアジサイ「アナベル」がたくさん蕾をつけてくれました。咲くのが楽しみです。

 

ブログでは残念ながら、香りがお届けできませんが、前庭ではフジバカマの葉が甘い香りを、テラスではレイランドヒノキが森のような爽やかな香りを振りまいています。

朝方や雨上がりに庭に出ると、特に強く香っていて、思わず深呼吸してしまう程の心地良さです。

こんな風にある程度広い範囲で香らせるには、草花の香りよりも、葉っぱの香りとか木の花の香りが有効です。

そうそう、初夏の香りといえば、バラは外せませんね。

バルコニーで育てている鉢植えのバラは、GW明けだったか?例年より少し早めに咲き始めました。

嬉しいことに、今年はアブラムシが全く発生しません。特になにも予防していなかったのにも関わらずです。たまたまかな?

 

バルコニーで育ててるバラ。例年より2週間ほど早い開花しました。手前がシャンテ・ロゼ・ミサト、奥が和バラの葵。

 

でも他の植物には相変わらず発生しています。

手で潰したり水で吹き飛ばすことを繰り返していると、そのうちいなくなります。恐らく天敵も食べてくれているのでしょう。アブラムシが目に付くのは春だけですので、目の敵にするほどの存在ではありません。

カイガラムシも少し付くのですが、「共生関係」であるアリが、居場所を教えてくれるので、今の時期は、見つけ次第手で取っています。

花の時期は虫たちも勢いよく活動します。それが自然なんですね。

個人庭の場合、虫がついても、要は枯れなききゃいいわけです。あまり神経質になり過ぎると、かえって自分を苦しめてしまいます。

虫よりも、この素晴らしい季節、そして輝いているお庭にフォーカスして楽しみましょう。

書展のご案内

大人になってから改めて習い始めた書道は、今年の夏で7年目となります。

この度、お教室のメンバーで作品を披露する機会を得ることができました。

コロナ規制も解かれつつあることですし、初夏の京都を散策がてら、お出掛けになりませんか?

下記の通り展示いたしておりますので、ご都合がつきましたら是非お立ち寄りください。

もちろん入場料はなしで、どなた様も自由にご覧いただけます。

 

とき 令和4年5月13日(金)~15日(日) 11時~18時(最終日は16時まで)

ところ ギャラリエヤマシタ1号館2階

京都市中京区寺町三条上る天性寺前町534-2

TEL. 075-231-6505

最寄り駅:京都市営地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩3分

地図 → コチラ

私は、513日(金)11時~14時半、15日(日)14時半~16時 会場におります。

 

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それぞれ好きなものを書いて展示するのですが、私は、古今和歌集・夏歌の中からの一首を小筆で散らし書きにしました。

お教室に通うメンバーの中で、私は一番日が浅く下手っぴです。並べていただくこと自体、恥ずかしくてたまらないのだけれど、何事も経験と思い参加する決意をしました。

当日は他の方の作品を見て、じっくりとお勉強させていただくつもりです。

額や軸と書の、様々な組み合わせを知るのも、展覧会の醍醐味なので楽しみです。

 

書展用に何枚書いたことか・・・。どれもどこか納得いかないのですが、先生に一つ選んでいただいたものを額装してもらっています。実は希望は伝えたものの、どう仕上がったのかまだ知りません。なので私も当日が楽しみ。

 

もしも、このブログを見てどなたかが会いに来てくれたら・・・とっても嬉しいです。

その時は是非お声掛けくださいね。

 

 

のんびりGW

GWも後わずかとなりました。

久しぶりに規制のない連休ということで、観光地はどこも盛況で道路は大渋滞でしたね。

私のGWといえば、ほぼカレンダー通り。土曜日にも仕事をしたとはいえ、そんなにバタバタせず、ゆっくり過ごしております。気分転換のお出掛けは近場に1日だけ。あとは家の用事をしたり、読書に耽ったり。

 

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GWで済ませた用事というと、

衣替えの総仕上げ兼ねてクローゼットの整理整頓、キッチンの換気扇やその周りの拭き掃除、窓拭き、ガーデンファニチャーを洗ったり、観葉植物の手入れ・・・等など。

一気にやると疲れてしまうので、一日にひとつづつ片付けていきました。

 

ダイニングキッチンのハンギングプランツのひとつ、リプサリスが角のような新芽をニュニュッと出しました。角は最初、糸のような細さなのにどんどん太く長くなっていきます。日々変わるので観察するのが楽しいです。

 

暖かくなったので、観葉植物はこれからが株分けや植え替えの適期です。

私は今回、ストレリチアやアスパラガス、多肉植物、ポトスなどを、株分けしたり一回り大きな鉢に植え替えました。

部屋にはそうして増やした観葉植物があちこち置いてあるのですが、庭に比べればまだまだスペースに余裕があります。なので、ウチに合う観葉植物を常に探してる。

そして、空いたスペースには、ひとまず、枝物を生けて愛でています。

 

事務所に緑清々しい枝物を飾りました。これはナツハゼです。もとは不要な切り枝でしたが、こうして活けると十分美しい。

 

庭の植物たちもこの陽気でグングン成長しています。植え付けて1年未満の木や根の浅い宿根草は、水切れしないよう気を付けてやらねばなりません。

私は天候や植物の状態に合わせて、手動と自動散水システムを使い分けて水遣りをしています。忙しいときや疲れているときは、スマホでポチっとするだけで水を撒いてくれる自動散水システムがすごく便利。

GW中、何度この機械のお世話になったことでしょう。

 

昨年設置した自動散水システム。黒いホースは植物が育つとほぼ見えません。水遣りは機械に任せて、空いた時間を活用できます。春はもう紫外線が強いので、外に出ずに室内からスマホで操作できるのも嬉しい。

 

家庭用の自動散水システムについての詳細はコチラ

 

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お出掛けは夫の希望で長浜へ。

県内といえども、道路の渋滞や駐車場探しで無駄に時間を取られたくないので、電車に乗って向かいました。

夫が行きたい場所は、私はあまり興味がない場所だったのですが、それだけに新鮮。まぁまぁ楽しめました。

結構な人出で、喧騒を逃れようと脇道に入ると、立派なお寺が見えます。こんなところにお寺があったのねと行って見ると、素敵な障子絵に出会うことが出来ました。

 

長浜別院大通寺。長浜の商店街は何度も訪れているのに、こちらのお寺は初めてでした。浄土真宗大谷派(東本願寺)の別院で地元では「長浜御坊」と呼ばれています。安土桃山時代末期創建で建造物の多くは国又は市の指定重要文化財です。

 

米原市を拠点に活動されているアーティスト早川鉄兵氏による切り絵障子が特別に展示されていました。

5月15日(日)までの期間限定だそうです。

 

切り絵障子とは!何ともカッコいいです。初めて見せていただく眺めです。

 

18面の障子に阿弥陀如来と様々な生き物たちが切り出されています。

 

中からは影絵となって、また表からは微妙に趣の異なる眺め。私は中から見た感じが好きです。

 

感動しました~。

偶然の出会いに感謝です。

 

長浜浪漫ビールにてランチ。昼間っからクラフトビールをいただけるのも、休暇中ならでは。暑いくらいだったので、冷たいビールは本当に美味しかったな。電車で来て大正解でした。

 

こうして行きたいところに行き、人と集えるって、やっぱりいいですね。

このままコロナとの共存が上手く進みますように願っています。

 

京都市京セラ美術館の建物探訪記

先日、京都市京セラ美術館に行って来ました。

前回のブログでは展覧会の様子を。今回は建物についてです。

昔から美術館という場所自体が大好きで、パワースポットのようにも感じているワタクシ。非日常的で飛びぬけて素敵なその空間に身を置くだけで、不思議と癒され満たされるのです。だから全て味わい尽くしたい。展示だけでなく建築までもじっくりと鑑賞してしまいます。

振り返ればこれらの経験は、ガーデンデザインをする上で血となり肉となっているように思います。もはや美術館は私の人生から切り離せないものになりました。(何と大袈裟な!笑 でも本当のこと)

過去ログでもいろんな美術館記事を書いております。ご興味のある方はサイトのサイドバーにある検索欄で「美術館」と入力して探してみてください。ざっと30は出てくると思います。旧seesaaブログを合わせると60近くあるかもしれません。

 

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さて、京セラ美術館。

以前は京都市美術館だったところです。2017年に50年間のネーミングライツ契約を京セラ(株)と締結。スポンサーを得て大規模な改修工事が行われました。

工事中は何度も前を通り、どのように変わるのだろうと楽しみにしていたのですが、オープン後2年も行けないでいました。パンデミックのせいもあるけれど、無理をしてでも見たい!と思う展覧会がなかったのが本音です。建物は逃げないので、そのうち行く気になるだろうとのんびり考えていました。他にも行くべき美術館はありましたしね。

 

京都市京セラ美術館。改修工事が始まったのが2018年1月で、翌年10月に竣工、リニューアルオープンは2022年5月のことでした。建築家青木淳、西澤徹夫氏のよる。青木氏は現館長。

 

建築の見所の一つは、なんといってもファサード。元々あった前広場を掘り下げ、ガラスをはめ込んで出来た新しい空間「ガラス・リボン」でしょう。

レンガにガラス、直線的なラインに対して流動的なライン。素人の私でも分かりやすい対比ですが、それにより、実際は以前とさほど変わらないのに、とても新鮮に映ります。

ガラス張りの効果は絶大で、全体を引きで見ると、どっしりとした建築が浮いているように見えるから不思議です。このデザインを実現する技術力も凄いんだろうな。

 

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中に入ってみると、壁は恐らく塗り替えられているのでしょうが、モールディングやタイル、窓枠、古いガラス、階段の手摺りなど、古き良き時代を思わせる意匠はそのまま。

そこに極々控えめにモダンテイストを加えたという感じで、元のデザインをとてもリスペクトされているんだなと感じます。

 

ここは談話室。元々の意匠がそのまま残されています。天井が高くて窓や照明が本当に素敵。家具はこれで合ってるのかな?

 

 

中央ホール。照明が変わっていたけれど床や天井は前と同じ。新しい動線として階段が追加されています。紙で作ったかのような軽やかなデザイン。

 

以前と大きく変わったのが動線です。

メインエントランスが地下になって、奥の日本庭園まで一直線に伸びる軸線が新しく設けられました。シンプルで機能的だし「抜け」があってとても素晴らしいと思いました。前は内部がいまいち分かりにくく薄暗い印象でしたので。

改築に当たり「この美術館に埋め込まれていた軸線を引き出そうとしました」と青木氏はおっしゃっています。

 

中央ホールを少し進んだところ。レトロとモダンテイストが融合してカッコいい。扉の向こう側、ガラス越しに日本庭園が見えるところも素敵です。

 

メインエントランスから真っ直ぐ進み突き当たる場所。ガラスがはめ込まれ、中からこんなに解放感ある眺めが楽しめます。庭も作品のひとつ、まさに屏風をひろげたよう。

 

建物と庭というのは、このように一体化してこそ価値があると改めて感じました。

いくら立派な庭でも、室内からその景色を取り込めないと魅力は半減してしまいます。

以前のお庭は建物の裏と言う感じで、ガラスがはめ込まれたところには確か重い扉があったような。中から見えたかどうかもはっきり覚えていませんもの。新しくなって庭がようやく生きたように思います。

見せ方って大事。庭が分かっている建築家っていいよね~。

 

元々あった日本庭園。七代目小川治兵衛が関わった言われています。東エントランスから出て散策できます(一度出たらまた正面に回らないと入れません)。そんなに広くありませんが東山まで視線が抜けて気持ちいいお庭です。

 

藤棚もあり見頃を少し過ぎたころでした。良い香りを堪能。

 

池のほとりに番いかな?2羽の鴨が寛いでいました。すぐ近くに人がいるのに慣れているのか逃げる素振りもありません。あまりに動かないので置き物のよう。ウトウトとお昼寝中でした。

 

最後に美術館の隠れたお楽しみ。それはミュージアムカフェです。

美術館に併設されたカフェって、大抵お洒落で静かなので大好きです。展覧会の余韻を楽しむのにはピッタリな場所。私は必ず立ち寄ります。

こちらのカフェは新しく作られたスペース。メインエントランスのすぐ脇にありますが、奥まったところにあるので、入館者の出入りは案外気になりません。

 

鑑賞したあとはミュージアムカフェで寛ぐのが定番です。半地下でガラス越しに前広場や平安神宮の大鳥居が見えます。京都の食材を選んで使っているようです。私は京もち豚のローストポークを挟んだホットサンドをオーダー。美味しかったですよ。

 

新設された建物東山キューブの屋上。この日はあいにくの曇り空でしたが、それでもこの景色。新緑の山々が見えて爽快でした。

 

このさき何度も訪ねそうな美術館。

斬新な企画展を期待しつつ、その折にはまたゆっくり建物探訪したいと思います。

皆様も機会があれば是非行って見てください。

 

 

京都市京セラ美術館「兵馬俑展」へ

京都市京セラ美術館で開催中の「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」を見てきました。

この先中国に行きたいと思うか?分からないので、向こうが近くに来てくれたこの機会に、ひとまず好奇心を満たそうと出掛けたのです。

 

大規模な改修工事を終え、2020年リニューアルオープンした京都市京セラ美術館。

 

春秋戦国時代 秦の始皇帝の陵墓から出土した副葬品や、漢王朝時代のものが展示されています。

死後の生活が困らぬように、また安泰を願い、あらゆる道具類、魔除けの品など埋葬されました。その極めつけが兵馬俑です。私が想像していたより一回り大きくて凄い迫力でした。兵馬俑は埋葬時に彩色されていたそうで、再現ビデオを見ると、色合いがとても鮮やか。瞳も描かれていたのでより人間っぽかったです。

春秋戦国時代というと紀元前3世紀ごろ。日本では弥生時代に当たります。始皇帝陵には馬も含め俑が8000体以上埋まっていたというから驚きです。他の時代の兵馬俑はもっと小さかったようなので、始皇帝は特別な感性と権力の持ち主だったのだろうと想像します。死んでもなおこれだけの兵を装備するとは一体どんな心境だったのでしょう。独特な死後の世界観が感じられ、共感は全く出来ませんがとても興味深かい展示でした。

目玉の兵馬俑のコーナーは一番最後。なんと撮影可能という太っ腹対応でした。ここに感想と共に一部掲載します。

 

兵馬俑がこんなに間近に!なんと190cmもあるんです。等身大に作ったと書いてあったけれど、兵士だから体格がいいのかしら?胴がすごく長いのも妙なんだけど。頭部以外の造りは結構大雑把でした。一体一体顔が違うのは実在の兵士をモデルにしたとか。現代にもこういう顔の人、いそうですね。

 

手前に写っている像は本物。奥に並んでいるのは一回り小さく作られたレプリカです。いろんな武器を持っていたみたいでポーズがちょっと違ってる。馬の像もあります。これが2700年前のものだなんて。

 

この展覧会は静岡、名古屋、東京と巡回するそうですよ。実際見られたらきっと驚くと思います。

 

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京セラ美術館に来たからには、同じ岡崎エリアにある細見美術館にも寄らねば。

琳派好きな私は以前から細見美術館を贔屓にしていて、これまで何度も来ています。久しぶりに酒井抱一の「桜に小禽図」に会えて、貸し切り状態でじっくり鑑賞出来ました。

私にとっては抱一の描く世界がこれ以上ない眼福。平和で風雅で粋でモダンで刺激的。争いごとなど全く及ばない世界です。

 

推しの絵師酒井抱一の絵も所蔵しておられる細見美術館。只今「神坂雪佳展」開催中。大抵空いていてゆっくり鑑賞できるのでおススメです。

 

パンデミックが始まった頃は、美術展は軒並み中止になったり、開催されても出掛けにくかったりして、残念なことが多々ありました。

しかし、チケットを日時指定して事前購入出来たり、入館者数を制限できたり、色々と新しい仕組みが生まれプラスの面も。兵馬俑展のようなメジャーな展覧会でも、ゆったり見て回れるのは嬉しい変化です。

GWは流石に混むかなぁ?チケットを事前に購入すると、優先的に入れてもらえます。

次回のブログは「京都市京セラ美術館の建物探訪」です。

 

パリの蚤の市へ

本日はディアガーデンから1kmほど離れた旧市街地へ。目的はco-minkaで開催中の「パリの蚤の市vol.4」です。

フランスの風を感じたくて、初日に合わせて訪ねました。

 

「co-minca」にてアンティークショップ、フラワーショップ、スイーツショップの3店舗で「小さなパリの蚤の市vol.4」が開催中。18日(月)迄です。

 

こちらのお店は駐車場がありません。でもすぐそこだし晴れていたので散歩がてらテクテク。開店時間を10分ほど過ぎたころに店内に入ると、なんと、もう沢山のお客で賑わっていました。

こういう催しって早いモノ勝ちだもんね。

 

antiquenaraさんのディスプレイ。フランスのもの、日本のもの、色々あるみたい。何に使おうが想像しながら見て回ります。

 

アンティークショップや骨董店には、具体的に何かを探して行くときと、ただ出会いを求めて行くときの2パターンがあります。

今回は特に探しているものはなかったので、どんなものが置いてあるのかなと軽い気持ちで見ていたのです。

店内を2周して殆どは食器関係と把握。でも、布やフレーム、鏡、花器など、インテリア関係も置いてあります。antiquenaraさん曰く、買い付けに半年近くかけられたとか。コロナ禍で海外とのやり取りは大変なご苦労もあったかと思います。

途中アンティークフレームに目が留まりましたが日本製でした。予算もあるし、折角の機会なのでフランス製のものをと思い直し眺めていると、好物のピューターの器を発見しました。

私、何故だかピューター(錫)製品に目がないの。経年変化で変わる色合い、加工がしやすいのでお洒落なフォルムのものが多いし、金属だけれど人の手のぬくもりを感じるというか、そういうところが好きなのです。

そういえば以前のブログで、錫の盃洗ちろりをご紹介しましたよね。

 

戦利品を持ち帰って。紙袋にもちょこっとParis。

 

1900年代初めのものらしい。歪みもないし状態はいい。シンプル過ぎず、されどゴテゴテもしてなくて、ちょっと和っぽい雰囲気もあって、うちに飾っても馴染むかなと思いました。

テーブルのセンターピースとして花を生けたりスイーツを盛ったりしても良さそう。(あまり持っていませんが)アクセサリーを入れても映えそうだし、何も入れずそのままチェストの上に飾ってもいいかも。色々と想像が膨らみます。

 

フランスのピューターの器をゲット。ひとまず庭の花を生けてみました。白山吹と菫です。

 

ようやく経済が動き出したこの頃、以前のように骨董市も開かれるかもしれません。

楽しみだな。