静と動

暑中お見舞い申し上げます。

酷暑の折からくれぐれもお身体を大切にお過ごしください。

さて、こんな時期に木を植えるなんてことオススメしませんし、滅多に請けないのですが、諸事情によりやらねばならぬこともあります。

というわけで、毎日現場でいい汗かいています。

いま、取り組んでいる工事現場を建物の2階から撮影してみました。見比べてみるとだいぶ整備されてきたのが分かります。

 

今月初旬に撮ったあちこち掘り返し中の現場画像。トラックや重機がひしめいて。花壇もまだ出来ておらず植える場所は限られていました。

19日。だいぶスッキリと見えるのは、アスファルト舗装前で軽く均されたから。道路工事も進んでいます。これから作る花壇枠のアウトラインを書いたので(赤線部分)上からバランスチェックしたときの画像です。

 

現場では作業服に長靴か地下足袋姿。日焼け止めクリームやファンデーションは汗で流れ、代わりに土埃にまみれて、もうきっと性別は不明です。

色々な配置や高さ、立ちを見るために、職人さんと離れてずっと見てるか小走りをしているか、私の中で工事は「動」の仕事です。

その「動」の合間に、花生けの仕事や製図、お客様との打ち合わせなどが入り、そちらは「静」の仕事です。

植物という材料で何かを作り出すのは同じなのですが、それぞれ全く異なる雰囲気なのがこの仕事の面白さ、奥深さを感じるところです。

 

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現場から帰宅したら、汚れた服のままディスプレイガーデンの水遣りをします。

水遣りをしながら、雑草を抜いたり、盛りを過ぎた花の切り戻しや掃除をします。もう日が落ちかけている時間帯なので葉水もたっぷり。そしてついでに手袋や長靴についた泥を洗い流して庭に干す・・・ここまでで20分くらいかな。

ディスプレイガーデンの植物はどれもよく根付いているし、乾燥に強い品種を選んで植えていることもあり、夏場でも忙しいときは一日1回の水遣りでも大丈夫。何だったら数日飛ばしてもいけそうな感じです。ただしその1回はたっぷりと遣るし、それぞれの様子を察しながら要所を押えてやっているつもりです。

例年7月中旬には済ませているアジサイの剪定も忘れず。

(剪定方法についてはコチラをご参照下さい→アジサイの剪定とアレンジメント

今年もたくさん花が咲いたので部屋のあちこちに飾りました。

 

剪定した花を寝室の寛ぎスペースに飾りました。茎が短いとどうしてもこじんまりとしたアレンジになってしまいますので、丈のあるフラワーベースに挿して変化を楽しんでいます。

 

インテリアの模様替えもちょこちょこと。

事務所で見飽きた姿見。ある日ひらめいて測ると、キッチンの小窓とほとんど同じ大きさでした。

そこで鏡を窓に見立てて、その小窓に並べて飾ってみると、これがシンデレラフィットというものかしら???

窓に見えるような。

 

キッチンの換気のために設けた小窓(右)の大きさとほぼ同じだった鏡を窓に見立ててかけてみました。

 

見る角度によってはテラスの生垣の緑が写っていい感じ。

 

こういうしょうもない模様替えも時々やるとなんか新鮮~。

 

 

身近で観光を

今朝は少しばかり雪が積もりました。

春のような陽気が続いた後のいきなりの雪。三寒四温のこの頃は体調管理が難しいですね。

 

テラスに置いた鉢植えの雪越しに見るリビング

 

リセットされた現在のディスプレイガーデンは、潔い黒土と木々のシルエットを愛でるばかり。キーンと冷えた空色に黒や様々なグレーのグラデーション。静けさの中に例えようもないくらいのエネルギーを感じます。

そんな冬らしい落ち着いた眺めを時々、それも唐突に明るくしてくれるのが雪です。

たくさん積もると生活に大打撃。でも積もっても10cmくらいだと、すぐ溶けるし、何とか許容範囲です。そんな上手く降る訳ないけれど、今朝の積雪は大体10cmでした。

部屋とひと続きになった庭ならば、その雰囲気が部屋のインテリアにまで影響を及ぼして、これまた新鮮です。変わり映えしないリビングでも光が変わるとハッとすることがあります。

光を観ると書いて観光ですから、緊急事態宣言下の今は、家のウチソト、身近な観光でもいかがでしょう?

配置や家具は同じでもお花やクッションの飾り方を変えたりして、すこーし見栄えを整えて自分をおもてなししています。

 

雪の照り返しか?いつもより白っぽい光に包まれたソファーコーナー。クッションチョップがポイントです。

 

リビングのソファのクッションは、使ったら軽くたたいて形を整えて置き直すのが常ですが、この頃はそれを海外のSNSでよく見る「クッションチョップ」に。

クッションの上部の真ん中に空手チョップして両側のコーナーをピンと立てるやり方。クッションをふっくらと見せる技なんだって。名前の由来が本当に空手チョップから来ているそうで笑えます。

動物が耳を立てたような形になり、たしかにただ膨らませて置くだけよりも、アクセント効果があります。

お試しあれ~。

 

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さて、今朝は仕事前にハーブティーをたっぷり淹れました。

 

先日プレゼントしてもらったJACINTHE & Cie のハーブティNo65 Contre le pollenをたっぷり用意。毛糸のカバーは冬の定番です。

 

事務所は暖房も効いているけれど、更に湯たんぽを膝にのせて。

BGMはSpotifyのプレイリスト「Song to Sing In The Shower」。いま丁度、懐かしの海外ドラマ「フレンズ」の主題歌がかかっています。これ好きだったなぁ。

ってな感じで、テンションを高めつつ。

今日もお仕事頑張ります。

 

 

今年の抱負とお正月の室礼-2021

ディアガーデンは本日から仕事始めです。

植物と一緒に生きてきて、これまでは庭作りが主で、それは変わらないのですが、今年はより幅をもたせ、色々な場面でお役に立てるように頑張ります。

 

事務所前の花。庭のトクサや椿・千両を活けました。松だけは買ったものです。

 

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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休暇中、外に出たのは2日に夫の実家へ年始の挨拶へ伺ったときだけ。雪も止んだし、どちらも感染拡大地域ではなく年配者もいない。Door to doorの車移動です。

滞在は半日と、とっても短い時間でしたが、それでも久しぶりに会えて、健康を喜び、楽しいひと時を過ごしました。いや、本当にいい時間で・・・心がほっこりしました。会うことがこんなに貴重に思えるなんて。

初詣も未だ行けず、例年とは全く違うものになった2021年のお正月。

家にずっといて、その雰囲気はお料理と室礼で感じることが多かったように思います。そう、今年ほど室礼の有難みを感じる年はありません。

 

年末、玄関は特に念入りに掃除します。そしてしめ飾り。今年は鶴のわら細工です。九州地方に多い飾りだとか。長寿や目出度さの象徴、飛翔する鶴にあやかりたい。

 

お正月の室礼は歳神様を迎えもてなすためのもの。植物や配色で目出度さを表し一年間の無事と繁栄の祈りを込めます。

年はじめのこの目出度さは、きりっとしためりはりのある色調で見る側も身が引き締まる思いがします。

松の緑。奉書の白、水引の赤や金銀と、神さびた趣ながら華やかさもひとしおです。

 

稲わらで作った鶴に紅白の水引と若松で色を添えてみました。私には鶴が鳳凰のように見えます。

 

お正月の室礼は、しめ飾り、鏡餅、水や火を使う場所に小さな鏡餅もと、やることは細々とありますけれど、それらを供えることで、昨年の「気」を一掃し、新たに喜びやお祝いの「気」を満たすことになるそうです。

たとえ「気」は見えなくとも、供える前には必ず場を清めますので、やった者としてはスッキリとした改まった気持ちになります。

 

玄関には庭の万両を鉢上げして、干支の置き物を添えました。

 

床の間がない我が家では、室礼はほぼ玄関先に集約しています。

入ればまず下駄箱の上にお花と干支の置き物。そして餅花があります。

今年は厳密に言うと花ではありません。万両の鉢植えです。万両はその響きから縁起がよいと言われる低木。他に千両、百両、十両、一両など呼ばれる低木があり、どれも万年緑で赤い実がなるところが共通しています。

自生植物で雨さえ当たれば世話いらず、とても育てやすいのでおすすめ。ディスプレイガーデンには万両、千両、十両があり、こうして室礼にも利用しています。

鉢は実は手あぶり火鉢ですが、干支の置き物と色を合わせたくて使いました。

この金茶の丑は、香老舗「薫玉堂」さんのもの。愛嬌のある丑さん、俵をしょって縁起がよくとても気に入っています。お腹のところが匂い袋になっていて、老山白檀・丁子などの甘い香りがほのかに広がります。子の飾りも薫玉堂さんだったのですが、1年間飾って大晦日に入れ替える時も未だしっかり香っていました。天然の香りってこんなに長持ちするのかと驚いています。

お香はいまや日々の暮らしに欠かせないものとなりました。

今年も少しづづ学びを深め、たくさん楽しもうと思います。

 

玄関ホールに飾った餅花。本来は豊作を願う農家の正月飾りですが、近年その形を借りて招福の祈りを込めて飾るようになりました。かわいいので雛祭りまでこのまま。

 

鏡餅に添えたのは正月木の松とゆずり葉。木花包みという折形に包んでみました。このシンプルさが清々しくて。

 

テーブル装花には南天「難を転じて福となす」をどっさり。同色の飾りを足して華やかに。

 

華やかなのに辺りはしんとしているような、そんなお正月風景を楽しめるのも松の内まで。

私は7日にほとんど片付けてしまいます。

 

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話は最初に戻ります。

今年は庭作りと共に、こういった室礼や花生けのお仕事も少しづづ手掛けられるよう頑張りたいです。

室礼も花生けも、私にとっては植物を扱っている延長線上にあるもの。暮らしの中で自然にやっていることで、仕事にしようとして学んだつもりはありません。

花生けに関しては30年程になりますか、季節に移ろう自然を追いかけて楽しいから続けていたもの。室礼は植物と暮らしとの関係を考える過程で出会い、伝統的な日本文化と年中行事の合わさりに感動して、学びたい気持ちが止まらないだけでした。

この楽しいだけ事柄が仕事となると、また違ってくるのでしょうが、それはまだ新たな学びになるに違いありません。

 

 

 

イルミネーション ディアガーデンの場合

陽が落ちて空がブルーとピンクに染まるころ、今頃ですと17時くらいでしょうか。

事務所の窓辺に飾ったイルミネーション照明はその頃に点灯するよう設定してます。

ずっと中にいると目が慣れてそんなに暗くも感じず、うっかり時間を忘れている時も、照明が付くともう夕暮れ時だと気づかされます。そして、雫のようなかわいい灯り方とその向こうに見える空のグラデーションに見とれています。

 

窓辺にヒンメリとワイヤータイプのLED照明。2.7m50球のものを今年はふんわり垂らすようにしました。この時分は空の色が本当にきれいですね。

 

11月の終わりに行ったクリスマスイベントに合わせて、こんな風なLED照明をあちこちに仕込み、タイマーをセットし自動で一斉に点灯するようにしています。

テーブル照明やスタンド照明は自分で点けて。

1日の終わり、心がほぐれる瞬間です。

 

窓辺は道行く人にも楽しんでもらえるよう23時ごろまで灯しています。前庭には他にも照明がふたつあります。

 

イルミネーション照明は、植物に添わせるのではなく構造物に添わせるのがディアガーデン流。

植物に直につける場合、いくら気を付けていても、表面や水を通す導管を傷つけてしまいそうで。風の影響でこすれ、傷がつくかもしれません。

個人邸の場合、そんなリスクまで負ってイルミネーションをすることもないと思うのです。

また、折角飾るのなら、自分だけ楽しむのではなく通りにも暖かな光を零してみませんか。北欧の街のように、通りを歩いているだけで楽しい気持ちになれたら素敵です。

 

小さなクリスマスツリーにもイルミネーション。小さな灯り、可愛いです。

 

今日はクリスマスイブ。

クリスマスはウチで静かに家族とクリスマスディナーの予定です。テーブルコーデをクリスマス風にして、普段の夜ご飯とはちょっと違う雰囲気を味わいます。

コロナ禍だから、という訳ではなくて毎年そんな感じです。

 

 

近況諸々

withコロナでの暮らし。不本意ながらも、だいぶ慣れてきました。

夏に比べるとマスク生活もかなりラクになりましたね~。いかがお過ごしでしょうか。

私は、今のところ、マスクのデザインにこだわりはなくて、でも今冬は遊んでみようかしら?お洒落なものが出回っていて、目移りしています。

ガーデンデザイナーだけど・・・フラワープリントやボタニカル柄は絶対にないな。ふんわりとした可愛い系が全く似合わない見た目なので、たぶんシンプル&クール系になりそう。

さて、長らくブログの更新が滞っておりまして。今日は近況を諸々。

 

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新しい庭作りのお打合せが始まりました。

まだどうなるかわかりませんが、現場に通って色々と検証しているところです。

外構と庭、トータルで考えていきます。

お客様にとっては終の住処となる場所。使い勝手よく暮らしに彩りを添えられるように・・・頑張りたいです。

 

元々前栽にあった景石や沓脱石も生かす予定です。

 

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先日、京都の地下鉄の駅構内で、クリスマスツリーを見ました。いくら何でも早すぎませんか?と戸惑いましたが、季節は冬に向かって進んでいるんですね。今年もあと2ヶ月半かと思うと何気に焦ります。

事務所のインテリアの冬支度、ゆるりとはじめました。

まずは、打合せスペースの椅子をリフォーム。久しぶりに座面を張り替えました。

 

愛用のヴィンテージの椅子の座面を張り替えました。スタッカーで留めるだけなので簡単。

 

WOOL100%の北欧っぽい?柄にチェンジ。スポンジも新しくしたのでフカフカです。

 

次に外からも見える窓辺を。

春夏はプランツハンガーでグリーンを飾っていたのですが、ヒンメリに変えました。

 

昨年作ったものを大事に保管していました。本来は長持ちさせるものではない、と作り方を教わった先生がおっしゃってましたが、1年限りではどうも勿体なくて・・・。

 

北欧の国フィンランドでは、太陽と豊穣のシンボルである麦藁を使ってつくる幸運のモビールとして、冬の時期以外にも日頃から食卓やゆりかごの上などに吊るし、幸福を願うためにも飾られるそう。

日本ではクリスマスの印象があるので、ツリーほどではないにしろ、ちょっと気が早いように思うけれど、長く楽しみたいので飾ることにしました。

羽毛のブランケットも出して、ほっこりしながらお仕事してます(^^*

 

 

モダンなモルタル製ボウル

新しく誂えたモダンなモルタル製のボウル。

無機質で静かな佇まいがとても気にっています。

 

 

何かを盛ってもいいし、そのままでもオブジェになります。

直径30cmほど、持つとずっしりとしていますが過剰に重くもなく、丁度いい大きさです。

 

事務所のカウンターに飾りました。

 

すべすべの肌、でもピンホールや色むらなどもあって、それがいい味になっています。

 

実はこれ、連休中に夫と一緒に作りました。というか、私は口で言うだけで、作業したのはほとんど夫です。

現場で使わなかったセメントの小袋(4kg)、そのまま物置きに放置してると、そのうち袋が劣化して変に固まってしまいそう。処分したくて、時間が出来たら何か作るつもりだったのが、ようやくです。

 

型枠になる大小のプラスティックボウルを用意。セメントを練るバケツは後始末しやすいようにビニール袋で覆っておく。

 

材料は手近で揃うものばかりで工程もシンプル。意外と簡単に出来ます。

まずは型枠。お気づきでしょうか?このボウルの型枠、実は洗面器です。ダイソーで買いました。1回打設したら多分もう使えないかも。だから100均で十分かなと。

最初はキッチン用のボウルがいいと思っていましたが、実際に見ると、注ぎ口がついていたりと変に工夫されていて使えません。プレーンなデザインでセメント4kgが使い切れるちょうどいい大きさ、しかもサイズ違いがあるのが、洗面器だったという訳です。

本当言うと、もうちょっと円錐に近いシュッとした型が良かったのだけれど、そんな都合良く手に入りませんよね〜。

 

ボウルの裏面に少しだけ台が付いていました。この形が残るのが嫌でサンダーで削り取っているところ。

 

上手く型が外れないと、割れたり表面が荒れたりします。

今回は念のため、型枠の表面に離型剤としてチェーン専用の潤滑油(CRE 「チェーンルブ」)を薄く塗っておきました。青い色をしていますが、仕上がりに影響はありません。

結論から言うと、気持ちいくらいスムーズに脱型出来まして、もしかしたら離型剤がなくても外れたような気もします。

 

セメントを練る。配合の目安は袋に書かれてあります。今回は4㎏に対して水900cc入れました。若干シャバシャバ気味。手が荒れるので必ずビニール手袋着用して。

 

大きな方の型にセメントを流し込み、小さな方の型で挟む。圧で浮いてくるので砂利で重石をします。置いたときに安定するよう底は厚めにしつつ芯を合わせて据えるのがちょっと難しい。

 

1日経って脱型。するんと型が外れて気持ちいい。芯があまりズレていなくてホッとしました。このあと縁のガタガタとざらつきをサンダーで整え、少し乾かして完成です。

 

ガーデンデザイナーが鉢じゃなくて何故ボウルを作るの?と言われそうですが。

セメント系の鉢は、アルカリ中和処理も必要で多少手間がかかります。それに、お洒落な既製品がたくさん出回っていますから、敢えて作る意味がないように思いまして。その点、セメント系のインテリアボウルはあまり見かけないなーと思って。

 

画像ではドライフラワーを置いています。エアープランツや(直接ふれないようにして)苔玉を置いてもカッコいい。季節の室礼などにも利用できそう。

 

 

 

植物でインテリアの夏支度-番外編

植物を使ったインテリアの夏支度について書いています。

第3回目は番外編というか、特に夏仕様という訳ではありませんが、水遣りをするのに一番手っ取り早い場所に飾ってみてはいかがでしょう?という提案です。

それは「浴室」

水栓や排水が完備され、水浸しが当たり前の場所。日に一度は湿気に満たされ、窓があり光も入ります。また、防カビ対策として風通し良くしなければなりませんから、植物の生育環境としてはまずまずです。

冬は他の部屋よりも低温になりますが、その環境に慣れているものなら、一日一回入浴することで温まるからリスクは減ります。

私の経験では、真冬に泊りがけで出掛けるときだけ別の部屋に移動させる、その程度で冬を乗り越えられます。

 

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我が家の浴室は一般的なユニットバス。はじめは一鉢だけ水栓の横に飾っていましたが、シャンプーとか掃除道具を置かないことにしてから増殖してきました。

ほとんどの鉢は鏡の前に。倍に見えてより緑が多く感じますし、見たくないものを遮ってもくれます(笑) 身体やお湯が当たらないように、また葉が壁に擦れないギリギリのところを狙って置いています。

一応ね、家族には「もう少し増やしてもいい?」と断りを入れて置いています。そのうち「全然少しじゃない」って言われそうだけど、だましだまし増やしてる(笑)

 

一部だけチラリと。鏡がいい効果を出してくれます。上からアスパラガス、ホヤ「カルノーサ」、シンゴニュウム、アンスリューム。ホヤは置いて日が浅いので育つかどうか?これらの他に、テーブルヤシ(一番の古株)やポトスをいくつか。その時ある枝物や花なども飾ります。

 

ハンギングプランツはマグネットフックで吊っています。

ほとんどのユニットバスは天井や壁に磁石がくっつくってご存知?旧式や最新の場合は付かないこともあるそうですが、我が家はまぁまぁ古い(13年前)製品なのでばっちり付きました。

このマグネットフック↓は、ネットで見つけました。磁力は凄いし変に悪目立ちしないデザインで気に入っています。

前回も書きましたが、こういうフックがあるからこそ、レイアウトの幅が広がるんですよね。

 

超強力マグネットフック。鉢はせいぜい1kgくらいだけど、余裕をみて耐荷重9Kgのを選びました。ぐらつきもしません。錆るかもしれないので時々外して拭いています。

 

枝物も大胆に置いちゃって。その横にあるガラスの器にはキャンドル。時間があるときは灯して、のーんびり入ります。

 

自然を、そして庭を愛する私は、こんなふうに住まいにも観葉植物をたくさん飾ります。

ちょっと大きめなものは床置きにしたり、プラントスタンドやプラントハンギンガーを駆使して、窓辺や階段の踊り場など様々な場所に飾るのがディアガーデンのインテリアの特徴です。

夏は爽やかなグリーンが見た目も涼しく、逆に冬は温室にいるようで暖かな感じもして、不思議なのですが、どちらも心地良いものです。

 

 

植物でインテリアの夏支度-ハンギング編

植物を使ったインテリアの夏仕度について。前回は夏らしい素材例やグリーンを飾る前の部屋の整え方、剪定・植替えについて書きました。

今回は夏ならではの飾り方を我が家の例をご覧いただきつつ考えます。

 

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涼しく見せるためには空間の余白が大事。となれば、グリーンはハンギング(吊るすもの)がおすすめです。床に置くと、床はもちろんその上の空間までもが埋められてしましますから。

ハンギングでは、たとえ小さなグリーンでも目の高さ前後に葉がくるので、幹が伸びる大きなグリーンを置くのとほとんど同じ効果があるのも嬉しい効果。小さなお子様や犬や猫がいるご家庭でも比較的安心して飾れます。

座って見上げると緑がある・・・それって庭で木を見上げている感覚に近いです。自然に包まれている感覚、それが部屋でも味わえるなんて素敵です。

 

我が家は大人ばかりでペットもいませんが、ホントーに狭いので、夏に関わらず、あちこちに吊るして楽しんでいます。例えば、狭いわりに家具が多い事務所とか、もともと狭いトイレなど。

今季、ある「きっかけ」があって、ダイニングキッチンにも追加しました。

 

ダイニングキッチンにずらりと吊るしてみました。人に近いのでテラスの緑にも負けてない感じ。

 

これらは、照明のダクトレールを利用して吊り下げています。

ダイニングテーブルが座る人数に合わせて伸長出来るタイプなので、広げたときに照明の位置も動かせるようにしたくて、新築時にダクトレールを設置しました。

これまでもこのレールを利用して、エアプランツを飾るためのガラスの器は吊るしていました。フックは手作りで、軽いので十分吊るせています。それが最近ダクトレール専用のフックがあることを知りました。

なんだこんないいもんあったんだ!耐荷重5㎏までなのでとっても安心。ガッツリ吊るせるじゃん♪と、嬉しくなって早速購入しました。

(ネットや電気店で購入可能です。1個税込み200円前後かな?)

実はこれが、ここにハンギングプランツを飾る「きっかけ」になったわけです。

鉢植えだと、水遣り直後は水を切っても1kg以上はあるので、しっかりしたフックでないと、気が気じゃないというか。落ちてしまったら、片付けるの大変ですから。

 

ダイニングのダクトレール。筒のような器具は照明です。その間に見えているのがダクトレール用のフックです。溝に差し込んで90℃回転させると挟まって抜けません。悪目立ちしないし最高です。色は黒もありました。フックの左に見えているのは二つは自作のフック。軽いものなら十分。

 

ハンギングプランツを楽しみたいけれど、まずはどうやって吊るすか?が問題です。部屋にむき出しの梁があると一番カッコよく吊るせるんだけど、そんなお宅も限られています。

私の場合、元々あったダクトレールに植物を吊り下げようとは!まさか思ってなくて、たまたま専用フックを見つけたのが幸いしました。

どんなハンギングプランツにしろ、悪目立ちしないフックって大事だなぁと改めて実感。

探せば穴の跡が目立ちにくいフックもあります。賃貸でもこれなら吊れます。

カーテンレールやつっぱり棒を利用して吊っておられる方も多いと思いますが、スッキリ感や自由度、安全面からみると、重量に合わせたフックが一番かと思います。

 

鉢は軽いのが理想なのでプラ鉢です。どこにでも売っているものですが、照明器具の色やフォルムに合わせてかなり加工したので、もはや別物に。

 

ここでは、ふわふわのアジアンタム「フリッツルーシー」や、タマシダの一種「ネフロレピス・ボストンブルーベル」、ポトス「ライム」の3種類を育てています。アジアンタムは昔よく枯らしたので、今度こそ!再挑戦です。

複数飾る場合、植物の組み合わせ方は庭植えと同じで、色やフォルムや質感に変化をつけるといいと思います。

飾る位置も高低差があると自然に見えます。うちでは照明が低い位置にあって横並びほぼ同じ高さなので、それより上になるよう、かつガラスの器ともバランスとりつつリズムを意識して飾っています。

 

数年前から飾っているエアプランツ用のガラスの器。エアプランツは飾らずに、季節に合わせた小物を入れて楽しんでいます。ガラスは夏は涼し気に見え冬は煌めきを与えてくれます。

 

鉢や土は、吊るし方や吊るす場所、お手入れに掛けられる時間によって、またお好みに合わせて、最適なものを選んでください。

鉢は安全面から見ても、とにかく軽いものがいいと思います。インテリアショップに行くと、色々と素敵な鉢が売られていますが、葉が茂ると存在がなくなるので、デザインにはあまりこだわらなくてもいいかも~と思います。

床置きなら鉢のデザインは結構重要です。でもハンギングに限定して考えれば、私は鉢のデザインよりもスタイリングを重視します。それに植物が生き生きと元気であれば、どんなでも素敵に見えちゃうんです。

底面給水鉢ならちょっとだけ水遣りをサボれます。それが仇とならないようにだけ気を付けて。受皿が要らない点はいいと思います。

そもそも鉢植えにこだわる必要もなくて、エアプランツならそのままひっかけられるし、プランツハンガーを使えばガラスの花器だって飾れちゃう。ハンギングはもろもろ自由です。

土は鉢と同様にとにかく軽いものを。そして水持ちのいいブレンドのものを選んで。私はハンギング用の培養土に植えています。ハイドロカルチャー(水耕栽培)用のボールも衛生的だし便利に使っていますが、土に比べ成長は遅いようです。

 

旅先で拾った貝殻やシーグラス。好きで集めています。

 

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お店から大株を買って帰っても、環境に馴染むまでに枯れてしまうことがよくあります。小さな株から大きくするのが理想的なのですが、数年はかかりますし、何度も植え替えなければならない上に、大きく育った鉢は移動が大変なんですよね。

腰が弱い私にとっては、これから老いていくわけだし、夫はあてには出来ないし、この重さが一番のネック。掃き出し窓の近くに一鉢くらいなら、なんとか育てられるかなぁ・・・なんて弱気です。

ですので今のところ、インテリアグリーンは小さめの鉢をとっかえひっかえ楽しむのが一番しっくり来ています。

まだまだ増えそうな予感(^^;

 

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次回は番外変。

夏とは関係ありませんが~我が家で、グリーンの密度が一番高い場所をご紹介します。

もちろん庭以外で。

ヒントは水遣りに便利な場所です。さて???

 

 

植物でインテリアの夏支度

うんざりする程に降った今年の梅雨もようやく明けました。振り返れば、降雨量は被災地以外でも平年の2倍に達した地域が続出。本州の日照時間は平年の4割程しかなかったといいます。

ここ滋賀でも、これまで本当に毎日毎日雨が降っていたものですから、何だか涼しい日も多くて、風鈴を吊るのもすっかり忘れていました。

 

愛用の明珍火箸風鈴、本日出しました。掛ける場所は玄関から通づる事務所扉の近く。ディアガーデンは住宅街にあるので、外に掛けると近所迷惑になりかねませんから、ここが定位置です。この澄んだおりんのような音色にひと夏癒されます。

 

今日で7月も終わり。

梅雨明け後は一転、猛暑日が続くらしいので、庭で過ごすのは朝夕の涼しい時間帯に限られそうです。昼間は涼しい室内で、外の緑を眺めつつ、インテリアプランツも楽しみましょう。

これから数回に分けて、植物を使ったインテリアの夏仕度について書きます。ディアガーデンだけでなく、他所で見かけた素敵な事例も合わせてご覧いただこうと思います。

よろしければお付き合いくださいませ。

 

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まずは、グリーンを飾る前に。

とにもかくにも、お部屋の見た目をスッキリと。部屋の四隅を片付けて空間をつくり、抜け感を出します。コーナーが空いていると、なんだか広く見えますし、風通し良く感じられますでしょ?

私は、部屋のコーナーに置いていたちょっと大きめの鉢(ストレリチア「レギネ」)も、余白を作りたいし、庭に出してしまいます。風通しのいい半日陰に置いておくと、ひと夏でグンと大きくなります。水遣りも庭の植物に遣るついでに出来ます。

 

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視覚から入ってくる情報は、少なければ少ないほど清涼感を感じるので、デコレーションは厳選します。ディアガーデンの場合、飾っているのは、ほぼグリーンのみです。

器はグリーンとも相性のいいガラスや竹、籐などを選ぶと夏らしい。

 

ガラスと緑と籐の籠が素敵にディスプレイされた雑貨店のコーナー。こんな風にガラスの器に植物を少しづつ挿して飾るのもいいな。ガラスはたくさんあっても涼し気です。

 

下の画像は、インテリアではありませんが、竹を使った鉢カバー例です。シンプルで全体に統一感があり、植物のチョイスも流石、素敵です。

余白を生かしたディスプレイの見本。

 

とある旅館の門前に飾られたシマススキの鉢。竹で輪に編まれたカバーが掛けられていました。涼し気で粋だな。

 

 

インテリアプランツを剪定したり植替えしたりする適期は5月~9月。今はちょうどいいタイミングです。

 

ディアガーデンのアスパラガス「スプレンゲリー(スプレンゲリ)を剪定しました。この品種は茎が1m以上も伸びるので時々切り戻さないとだらしない感じに。もっと密に茂って欲しいから土を入れ替え「シンゴニュウム」も抜いて別鉢に植え替えもしました。

 

事務所の本棚の上に剪定したアスパラガス「スプレンゲリー」を飾って。ふわふわとして涼しそうです。

 

アスパラガスといえば食用を思い出しますが、インテリア用の品種もたくさんあります。根に球状の水を貯めるものが付いていますので、乾燥にはめっぽう強く育てやすいです。

私は上の「スプレンゲリ」以外に「メイリー」も育てています。「メイリー」は室内ではなく前庭に植えちゃっています。冬に地上部は枯れますが、春になると芽が出てきて綺麗に育ち、意外と手間がかかりません。もっと増えたら株分けして、一鉢、部屋に入れてあげようかな。

 

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次回はグリーンの飾り方をもう少し。

夏は床置きだと狭く見えるので、ハンギングがオススメです。

今夏、新たに追加したハンギングプランツについて書こうと思います。

 

 

在宅勤務の工夫

3月31日付けで、ディアガーデンのある滋賀県でも、新型コロナウィルス感染拡大が広がっている県への不要不急の往来の自粛要請が出ました。合わせてテレワークや時差出勤、在宅勤務など働き方の工夫をするように、また若年層への注意喚起なども。

昨年までは思いもよらなかった急速なテレワークへの流れの中、強制的に切り替わった方々は、日々ご苦労なさっていることとお察しします。それでも通勤から解放されて時間に余裕が出来る、暮らしや家庭で新たな気づきがあったりと、効用も大きいのではないでしょうか。

私自身は、ご存知のように在宅勤務です。ディアガーデンを創めた当初からずっとですから、もう17年近くになります。

創業当時は一軒家を借りていて、部屋が余っていましたので、他所に事務所を借りるなんて全く考えず、当然のなりゆきで在宅勤務となりました。そのあと、自宅を新築し、その一角に事務所を作り、今に至ります。

 

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在宅勤務を長年続けてきて、一番難しいのと思うのは、ON/OFFのメリハリをどうつけるか?環境をどう整えるか?です。

ON/OFFのメリハリは、私の場合、時間で区切ることは難しい。繁忙期なら昼夜問わず働いてしまう性分で、夜ソファで寛いでいても、いいアイデアが浮かぶと事務所に直行してしまう。逆に、仕事の合間に家事をした方が効率的な場合もあります。ただ、朝だけはルーティーン化して、クリーンな環境にリセット後、仕事に入れるようにします。時間の区切りで、唯一切り替えが出来るのはその時かしら。

メリハリをつけるのに、私に一番合っているのは外見を変えること。

服装は、一応ホームウェアというんですか?あまりに寛いだ雰囲気のお洋服は着ないように心掛けています。帽子やサングラスをつけてバックを持つと出掛けられるような・・・そんなコーディネートを心掛けています。色はカジュアルでもきちんと見えるネイビーが多めかな。

朝、着替えたら、顔や手に日焼け止めのクリームを塗るだけでメイクはしません。髪を整えたら、きらっと光る小さなアクセサリーを付けます。

自分にとって快適だけど、程よく緊張感のあって気分も上がるような、そんな外見にすることが、在宅でも仕事モードに入るスイッチかなと思っています。アポなしの来客も、この程度整えておけば、何とかなってるかなと。すっぴんだけど、気にするのは自分だけなので、まぁいっか、です。

 

3年前になりますか、今更どうかしら?と迷いつつ思い切ってあけたピアスホール。これが良かったです。軽いし、付けると少し輝きがプラスされるので気分がいい。画像のピアスは2つに分かれるタイプ。普段は揺れる部分を外して付けています。

 

環境づくりは、第一にワークスペースを確保することから、ですね。これからの住宅はワークスペースを含めた間取りが当たり前になっていくのでしょう。

スペースの大小やスタイルはそれぞれ。そんな中、意外と重要なのが、座る時の向きじゃないかと思います。

部屋の状況によって変わりますが、私は、この頃、窓や入口のドアに向かって、壁を背にして座っています。デスクワーク中にふと目を上げると外の景色や庭木、空がすぐ見えて気分がいいんです。

背景が壁や本棚ですと、私はあまりしませんが、オンライン会議などの最中、家の中が見え過ぎてしまわず安心かと思います。それに、本棚を背にしていると、知的に見えるそうですから、おススメです。

 

今朝の事務所。私の背景は概ねこんな感じです。本以外のものも並んでいて、本棚というより飾り棚っぽいかな。

 

それと、ワークスペースには、小さくとも良いので、是非、植物を飾ってください!と申し上げたいです。

と、いうのも

植物を見ながら作業すると作業効率が1.4倍、幸福感は1.5倍アップするというデータがあります。更に言うと、緑視率10~15%の環境にいる時に、人のストレスが最も減り、パフォーマンスが最も向上するそうです。(過去ログ参考→緑視率?パフォーマンスが最も向上する値

女性の皆様にはこんな嬉しい効果も!観葉植物をデスク周りに置いて、観葉植物の近くで働くと肌荒れが改善するという研究結果が報告されています。これを知って以来、ウチの事務所に緑が更に増えたのは言うまでもありませんw

植物の種類は問わないので、お好みのものを選んで飾ってみてはいかがでしょう。インテリアに制限がないのは在宅勤務のメリットですもの。

 

ハンギングプランツを窓辺に。背の高い観葉植物を飾るのと同じ効果があります。狭い空間や小さなお子様、ペットのいらっしゃるお宅などにおススメの飾り方でもあります。これはポトス。一鉢300円位からどこにでも売っているし育てやすいのでおススメ。

 

私は、事務所のインテリアだけでなく、家全体、特に長く居る1階のインテリアは、しょちゅう変えています。家具はそうそう変えられませんが、観葉植物の配置替えをしたり、年中行事の室礼、フラワーアレンジメントを飾るなど、ちょっとしたことですが。

同じ景色ばかりだと、本当に、ホントーに飽きてくるんですよ。日々の小さな刺激が、在宅勤務にメリハリをつけてくれます。

そういう意味では、アートや音楽、香りは瞬時に気分を変えてくれる優秀なアイテム。

とりわけ嗅覚から脳へは、僅か3秒程で信号が伝わるとされ、それらは自律神経に影響を及ぼします。自律神経を整える=ストレス対策になりますから、ワーキングスペースでの香りは、結構重要だなと実感しています。

音楽は、集中したいとき以外は、アプリでクラシックやインスト曲、映画のサウンドトラックなど流しています。

 

事務所のカウンター。この日は雨で暗かったのでキャンドルでアロマを焚きました。気分によってお線香を焚いた入りもします。

 

その他にも、季節のいいときはワークスペースをテラスに変えて、気分転換してみたり。

それでもどうにもやる気が起こらない時は、スクワットを30回する(身体を動かすとやる気がでるそう)などなど、色々と工夫しながら過ごしています。

 

ディアガーデンのテラスは午後から建物の影になるので、夏は部屋より快適な日もあります。ここでプランを煉ったり、資料に目を通したり。

 

 

これからは益々働き方のバリエーションが増えていくことでしょう。消費の傾向も大きく変わるのかも。

これが日本の暮らしにどのような変化をもたらしてくれるのか?とても興味深いです。