半夏生の景色

梅雨末期の長雨がどうにも重苦しいこの頃。明けると共に、猛暑の洗礼が待っていると思うと・・・更に気が重くなります。

ワタクシ、夏は本当に苦手。

でも涼し気な景色に出会うと、精気を取り戻せるような気がします。

今頃によく見かける植物「半夏生(はんげしょう)」はご存知でしょうか?6月中旬から7月に花を咲かせる植物です。

私はこの半夏生が群生している景色を見つけると、いつも清涼な気持ちになります。

見所は何といっても、葉の緑と白のコントラストでしょうか。遠くから見ると、白い部分が雪がかかっているかのようで幻想的で美しい。

 

6月晦日の夏越しの大祓をした沙沙貴神社で。半夏生の花が咲いていました。

 

金地院の池のほとりに半夏生の群生。昨年撮影したものです。

 

半夏生は自生種なので、耐寒性、耐暑性共に高く強健な性質です。

ドクダミ科ですから、乾燥した場所でなければ、地下茎でよく増えます。庭に植えるなら、よほど広い場所か、予め植木鉢に植え付けてから埋めるくらいしないとダメかな

 

料理旅館の前庭で。涼し気な水景に添えられた半夏生。こんな景色を見ると、庭にもいいなぁと思ってしまうけれど。

 

半夏生の葉の白い部分は、ドクダミでいう花の白い部分と同じ役割を果たしているそう。ドクダミの花の白い部分は、葉が変化した苞葉(ホウヨウ)と呼ばれるもので、厳密にいうと花ではありません。花を目立たせ、昆虫を呼び寄せる役割があります。

半夏生の花が終わると、葉が緑になるというのが不思議でしたが、なるほど、受粉を助けるという役目を終えたからなんですね。

しかし、半夏生に惹きつけられる虫の気持ち、わかるなぁ。

 

 

ディスプレイガーデンのニューフェイス

蒸し暑い日が続きます。いかがお過ごしでしょうか?

滋賀県では6月1日に県境超え移動自粛は一部解除され、19日にはいよいよ全国的に解除になりましたね。出不精な私も、徐々にですが、出掛けるようになりました。

今週は3か月ぶりに京都へ。電車に乗るのさえ3ヶ月ぶりです。こんな新鮮な気持ちで電車に乗るなんてと、自分でも驚いています。

不織布マスクは暑そうなので、布の機能性マスクをつけていたけれど、やっぱり蒸し暑くて苦しくて、現場にいるより疲れました。(3密とは無縁の現場では、ほぼマスクはしないので)

「やっぱりおうちがいいよ~」お籠り生活に慣れた軟な自分の心の声

これから本格的に暑くなるのに・・・先が思いやられます。

 

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さて、今日も蒸し暑さMaxではありますが。

ディスプレイガーデンでは、フウロ草の青紫の花が涼し気に咲いています。

今季のニューフェイスです。

 

フウロ草。花色もそうですが、茎が立ち上がり、揺れながら咲くのも涼し気。

 

ディスプレイガーデンは、実験の場でもあるので、毎年何かしら新しい植物を育てています。

自生植物でベースを作っているため、華やかとは言えないところもあります。そこを外来種の宿根草で補っているのですが、あくまでゲストであって、増やすつもりはありません。ゆえに時々入れ替えを楽しんでいます。

育てやすく、蔓延ることもなく、この風土にも合っていたら、お客様にもおススメできます。これからも色々な植物に挑戦、実験を続けます。

 

花は数日ですぐ散ってしまうけれど、次々と咲きます。

 

このフウロ草は昨年の11月に植えたもので「ブルーサンライズ」という品種です。

耐寒性宿根草で、青花と黄金葉のコントラストが素敵。花は初夏から秋まで繰り返し咲き、花期が長いとのこと。そうだと嬉しいけれど、どうかな?花には過剰に期待はしていません。でも半日陰でも割と咲いてくれています。

いつもブログで書いていますが、植物は花で選ぶのではなく、草姿で選ぶもの。そしてそれを植える場所の近くにある植物とのコーデも考慮するべきです。お互いを引き立てあうよう変化を付けるといいです。耐寒性はマスト条件。

フウロ草は低くこんもり茂ってくれますし、この品種は季節によっては葉色が少し変化する(春は黄色っぽく、夏になるにつれライム色になる)ので選びました。

ディスプレイガーデンで植えた場所は前庭。事務所のアプローチ階段のすぐ脇です。タイル貼りなので、エッジは効きすぎる程効いていますから、葉で覆ってくれると階段が庭に馴染んで見えます。

 

事務所のアプローチ階段をふんわり覆ってくれます。周りの細長いグラス類の葉とフォルムのコントラストをつけて植えています。

 

青い花は遠目で見ると色が沈んでほとんど見えませんが、ブルーサンライズは明度が高い青、ライム色の葉を背景に咲くところもいいです。

少し前まで、コーラルピンクに咲いていたアスチルベ「ビジョン・インフェルノ」の花房は、すっかり緑となって脇役と化し、今は、グラスの白い穂と葉、フウロ草の対比が見所となっています。

こんな感じの前庭は、道路に向かって解放していますので、お近くの方はいつでも見て頂けます^^

 

 

 

梅雨の間に植栽工事

一般的に木の移植適期と言われているのは、

常緑樹の場合は、萌芽前の4月か梅雨期。

落葉樹は、落葉期で萌芽前の3月下旬頃か、落葉後暖かさの残る11月頃。ですが、梅雨のころは新芽も定着していますし、植付け後にたっぷり雨にあたりますので、6月もおすすめしています。お客様にとっても、梅雨の間は、お水遣りの手間が少なく済みますから。

だいたい高さ2mまでの木なら、ご自分でも植えていただけると思いますので、是非挑戦してみてください!

 

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とはいえ、実際に植えるとなると、場所を整えたり、穴を掘ったり、土壌を改良したり、木を買ってきて運び込み、姿が良いように植付け、しっかり支柱もし・・・と、何かと大変です。特に穴を掘る作業は重労働ですし、残土の処理など思った以上に苦労するものです。

そこで私たち造園のプロの出番ですが、頼むのには予算が限られているしなぁと躊躇されるかもしれません。しかし、ご予算と理想をいかに擦り合わせ素敵な景色を作るか。それを考えるのも仕事の一つなので、一度ご相談いただければと思います。

例えば、必要な作業の一部をお客様ご自身で行っていただく、というのも予算削減に効果的です。どの作業なら出来そうか、そのやり方やコツ、道具のレンタル(無料です)なども含め色々とアドバイス出来ます。

 

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それで、今日ご紹介するのは、梅雨に入ってまもなく、つい先日ですが、植栽工事をさせていただいたお宅です。

リビングダイニングから、木のある緑の景色を眺めたいとのご希望でした。

伺ってみると、住宅街の中ということもあってか、隣家の外壁と室外機だけしか見えません。確かにこの部分だけちょっと無機質な感じがします。でも日当たりや風通しは良さそうです。

色々ご希望を伺いながら相談を重ね、お客様で出来る作業は、ご自身で行っていただくことになりました。

除草剤散布と防草シート設置の2つの作業です。

 

植樹する場所。(右)元々は芝生を張られていましたが、芝に雑草や苔がはびこり手入れにストレスを感じるように。(左)植栽する前に除草していただきました。除草剤を撒いてから3週間超経過した状態。しっかり枯れています。

 

次に何かを植える場所での除草作業は、予め地上に出ている部分を刈った後、表土ごと剥ぎ取ったりして出来るだけ根を残さないようにするのですが、お客様でそれをしていただくのは大変なので、ホームセンターで購入できる「ラウンドアップ」という除草剤をおすすめしました。

ラウンドアップはアミノ酸系除草剤で、葉から入って根まで枯らし、土に落ちても短期間で微生物により自然物に分解されるもので、散布後3週間からひと月ほど経過すると、植付けや種まきが出来るそうです。

 

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工事は枯草の処理からスタート。

梅雨の中休み日で、作業はサクサクと捗ります。

 

(右)土壌が粘土質なため植穴の底部を水はけよくするためにパーライトを沢山使って改良しました。(左)植穴周囲も改良剤を施し植付け完了。こういう作業もお客様に材料や意味を説明しながら行っています。

 

ではここで、植木を紹介しますね。

仕入れにはお客様も同行していただき一緒に選びました。

ディアガーデンでは仕入れによくお誘いするんですよ。実際にあれこれ見ていただきながら選ぶと、木に対して思い入れが違うと思いますし、何よりたくさんの木を一度に見るのは珍しいでしょう。そういう経験も工事の中に含まれているって楽しくないですか?

主木はアオダモです。高さ4m超えの2本立ち。畑で見たとき、樹冠の小梢がとてもいい感じで、木漏れ日がさぞ素敵だろうなという印象でした。なので、ふんわり広がるように支柱で細工しました。今は幹は2本ですが、数年後に根元近くから新しい幹(ひこばえ)が出てくると思います。

添えの木は鳥が来る木をご希望でしたので、実のなるオトコヨウゾメとムラサキシキブ、冬に蜜を吸いにくるよう侘助ツバキを植えました。小さな実なのでくちばしの小さな小鳥が来てくれると思うのですが、さていかに?!

侘助ツバキだけ常緑なのは、前のお宅のエコキュートを見えなくするためです。育つと結構隠してくれると思います。

宿根草は、私がいつも仕入れる種苗会社さんの苗の中からお客様セレクトで。自然な風合いの白と青の花が、そのうち見られるかと。

楽しみです。

 

高木と低木の植付けが完了。花壇全体に客土・堆肥を追加し改良します。見栄えは悪いのですが、木に水を遣りやすいように水鉢(根鉢の周りに土で土手を巡らせる方法)を作りました。

 

 

植栽完了です

 

(右)ビフォー。前のお宅の壁面や給湯設備や室外機などが見え、平面的で無機質な眺めでした。(左)アフター。清々しい緑の眺めが出来ました。空間が立体的になり、四季折々の木々変化や草花の手入れも楽しみな場所になりました。

 

建物の脇。特に何を植えるでもなく土で残されていたスペースです。(右)お客様で除草剤を撒いていただき枯らした状態。(左)お客様で防草シートを張られた後、砕石を敷きました。スッキリしましたね。雑草に悩むこともなくなりそう。

 

今回のお客様、奥様を癒してあげたいという旦那様のお気持ちが、静か~に伝わってきて・・・なんか素敵でした。

今頃お二人でどんなふうに新しい庭を眺められておられるのでしょうか?

想像すると心がほんわかします。ふふふ。

 

 

梅雨の中休み、夏至の日に。

この土日は梅雨の中休み。

見頃を迎えたアジサイは、雨の日、うな垂れてしまいますので、貴重な止み間にじっくり鑑賞します。

 

前庭では秋色アジサイ(マジカル系)を育てています。6月21日時点でこんな色合い。ようやく青っぽくなり始めました。これから徐々に青い花が増えていきます。

 

テラスのアナベル、白が際立っています。

 

白い花は暗くなってからも魅力的。暗闇に沈みがちな濃色と違って白は浮き立って見えます。アナベルの白い大きな花房、白斑入りのムラサキシキブやイトススキ、ヤブコウジなどこの場所には白を集めました。

 

アジサイ「アナベル」昼とはまた違った顔。まだ雨粒が残って瑞々しい。なんて綺麗なんだろう。

 

雨あがり。濡れたタイルが鏡のように景色を映して。

 

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前回の梅雨の中休みの日、先週だったか。「彩雲」という虹色に光る雲を見ました。

日暈(ひがさ、にちうん)や月暈(つきがさ、げつうん)はよく見ますが、これは初めてだったので、ちょっと感動。気象的にはありふれた現象のようですが、見ると縁起が良いとか。

 

丸印の中に虹色の雲。虹の切れ端が浮いている感じでした。本当はもっとはっきり見えたけど薄っすらとしか映らなくて。

 

いくら科学が発達しても、気象や暦、天体現象などは変えられないから、不可思議なことはそのままに、畏敬の念を持ちつつ、生きていくしかありません。

珍しい現象に何か期待するのも自然なこと。強く期待するのは変だけど、良きことがあるといいな。

 

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空の現象がらみでもう一つ。

今日6月21日は夏至、新月、部分日食が重なった珍しい日でした。

新月の日は身体の「浄化」や「解毒」などするとよく、新しいことを始めたり、願ったりするのにも適していると言われています。夏至や部分日食といった現象が重なると、新月の行いがどのようなことになるのか、実験するのも楽しそうです。

さて何を始める?何を願う?

2020年の前半はほぼコロナ一色でしたが、折り返し地点を迎え、後半は各々の希望が叶えられ充実した日々になるよう、まずは願いたい。

個人的には色々と。

何かを始めることや願うことなしに、実現することはありえないから、最初の一歩のきっかけが今日と言う日。

 

 

奥深き庭の世界へようこそ

この頃のディスプレイガーデンは淡いニュアンスカラーが目立って来ました。

早春からこれまでずっと目まぐるしく変化し続け、狭いながらも見飽きることがありません。この庭が出来て13年目ですが、毎年ビミョーにマイナーチェンジを重ねていることもあって、どうなる?どうなる?って楽しみでなりません。

梅雨入り間近の薄曇りの光が庭の撮影には丁度良くて、いくつか撮ってみました。明るい陽射しは、見る分にはいいのですが、撮ると影が強く映ってしまったり、白がとんでしまったりして、感じているように撮るのは至難の業。

でも、こうしてブログ用に何度も何度も撮ることで、季節や天気によって変わる光の美しさ、その空気感を、より感じられるように。

今や、一筋の光であっても、心震わせ泣けそうなマブチです。

なんと安上がりなことでしょう(笑)

 

昨年秋に植えたアスチルベが咲き始めました。ライムやベージュを背景に優しいピンクが涼し気。

 

この↑アスチルベは「ビジョン インフェルノ」という品種。

ライム色の蕾が、徐々に淡いピンクに染まり、そしてその花房はグリーンに変化し枯れません。アジサイ「アナベル」の花房と同じように、夏以降も鑑賞できるというお楽しみ満載の品種です。

小さな庭の場合、鑑賞期間が長い植物を多く植えることも、選択のひとつです。でも、一時の輝きを愛でるために植えるのも、またよし、です。

 

何気ない緑のコーナーだけど、光の具合で、イイ感じに見えることがあります。奥のサントリナがふわりと透けているのが好き。

 

 

テラスのアジサイ「アナベル」もライムの蕾が白くなってきました。3株あるうち、日が当たる株だけてんこ盛りに咲いて、あとは儚げに蕾が上がっています。

 

ディスプレイガーデンは、とにかくめいっぱい植えているから、植物の方も大変だと思う。

古株は堂々と幅を利かせていて、新参株や私の都合で植え替えられた株たちは、光と余白を探し、気を使って、「ひとまずこんな感じかな?」と様子見しながら成長しています。

可愛いです。

そんな様子を俯瞰でみて、今年はここは上手くいったからこのままで、とか、ここは来年もう少し手を入れよう、とか。振り返りが大事。好きな眺めを、絵を描くように、いくらでも作ることが出来る所が、庭の楽しいところです。

そういえば、コロナ自粛中にガーデニングに目覚めた方も多いらしい。

Welcome!

どうか一時の流行りではなく、育て続けて欲しいな。

経験を重ねても、例えば30年のベテランガーデナーや職人さんであっても、たった30回しか、その春を、夏を、経験していないのです。そこが面白くもあり、奥深い世界なのです。

 

 

ナチュラルな植物にはナチュラルな支柱を

梅雨の前の貴重な晴れ間、日向では暑いくらいですが、木蔭に入るとひんやり。爽やかな風も感じられます。

ディアガーデンの庭では、いま、グラス達が思い思いにそよいで、とても気持ちよさそうです。

グラスとは、イネ科やカヤツリグサ科などの草のことを言い、その細長い葉や穂を鑑賞します。花とはまた一味違った魅力があり、ワイルドだったり逆に繊細な感じもして、庭に自然な雰囲気をもたらしてくれます。

 

今朝の前庭。そよそよ、ふわりふわり、とそれぞれに揺れるグラス達。

 

雨がかかるところでは放任で育ち肥料もいりません。

そんな丈夫なグラス達ですが、唯一手を掛けていることと言えば、倒れないように支えを作ること、くらいでしょうか。

大型のグラスだと要らないのですが、ディスプレイガーデンは狭いので繊細な小型か中型種しか植えられないし、日当たりも悪いから骨太には育たず、葉や茎の整理が必要なのです。

びっしりと植えているので、周囲の植物が支えになっている箇所もありますが、ほとんどは目立たないように小枝を使って支柱をしています。

 

こんな風に小枝を地面にクロスに刺して株を支えています。

 

小枝は植えているエゴやモミジなどの剪定枝を再利用したもの。プラスチック製品の支柱と違って、悪目立ちしないところが気に入ってます。

先端を斜めにカットして地面に刺しているだけなんですけれど、これで冬まで十分役目を果たしてくれます。

スッと立ってそよいでいる方が、やっぱりカッコイイ。

 

大型のグラスをこざっぱりさせる方法。

インスタグラムで見つけた、こんな技いかがでしょう↓ なんと葉っぱを編み込んでまとめています(^m^

 

大型のグラスにナイスアイデア!

 

髪が長かった頃、こんな風に編んでまとめていたっけ・・・と思い出しました。

 

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さて、6月に入って、我が家にもあべのマスクや給付金が届きました。

有難いです♡

自分や周りの安全のため、そして社会経済に貢献するために、大事に使わせていただこうと思います。

 

 

初夏の庭はドラマティックに変化

今は春の終わり?初夏?その間を行ったり来たりしているこの頃。

ディスプレイガーデンの前庭はピンクの花が全盛期を過ぎようとしていて、徐々に白や青の花が咲いてまいりました。

植物は成長を重ね、私のデザインなどお構いなしに、互いに入り乱れて・・・それがまた、何とも言えないドラマティックな風景を作ってくれています。

 

ピンクのオキザリスがサントリナと絡んでいます

 

奥のピンクの紫蘭は最盛期を過ぎつつあります。手前の蕾は10年ぶり位?久しぶりに植えてみたアスチルベ。「ビジョン インフェルノ」という割と新しい品種。変化が楽しみな種なので期待しています。グラスの穂も揺れています。

 

コバノズイナの白い蕾。

 

そして、いま、前庭で盛大に咲いている花というと、なんといってもコレ↓

 

エゴノキの花が鈴なりに咲いています

 

日の当たる東側の枝にたくさん花をつけています。といっても、昨年よりは少な目です。

葉裏にぶら下がるように咲くので、遠目では目立ちませんが、木の下に入って見上げると「わぁー!」な眺めです。

エゴノキは樹勢が強いので、肥料は全くやっていません。それが仇となって?木が危機を感じてるのかしら?毎年良く咲きます。そして大量に実を成らします。鳥はあまり食べてくれなくて、そのまま落ちて芽吹くのが困ったところ。

今年は花後にバッサリと透かし剪定をする予定です。

 

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初夏から夏にかけては、涼し気な白や青系の花に主役交代。

 

丁子草の花。ディスプレイガーデンでは初めて咲く花です。花を横から見ると「丁」の字に似ていることから名前が付きました。品のある青で撮影が難しい(´;ω;`)

 

サルビア・ネモローサ「カラドンナ」が咲き始めました。旺盛に咲く品種ですが、どこも大抵日当たりが悪いディスプレイガーデンではあまり咲かず、3年程彷徨っていましたがこの場所が一番合ってそう。

 

青の補色であるオレンジのヒューケラとの寄せ植え。足元のヒナゲシは雑草だけど、敢えて抜かずにおいて。

 

青は黄緑と合わせるとこの上なく爽やか。黄緑のグラスはホルデュームジュバタム

 

梅雨前には青いアジサイも咲く予定で、庭の眺めはよりドラマティックに。

また追ってUPしますね。

 

 

 

庭の花でブーケづくり

これから夏にかけて、庭の花がどんどん咲いてまいります。

庭を持っていて良かったことのひとつ、それは、思うままに花が摘めること。この時ばかりは少女の気持ちに戻り、ワクワクしながら摘むのです。

満開一歩手前ぐらいの花を摘みたいのですが、そのまま咲かせて眺めとして楽しみたい気持ちもあります。余程たくさん咲いていない限り「思うまま」ではないけれど、摘んで風通しよくすることは、庭にとっても、良いことなのです。

昨日は、庭を新しくされたいというお客様とのお打合せでしたので、参考までに、ディスプレイガーデンの花を摘んでブーケを作り持っていきました。この地でよく育つものばかりです。

 

一巡りして集めた草花たち(見えているのは薔薇、紫蘭、セージ、アマドコロ、シモツケ、白山吹、グラスの穂、フジバカマ)たくさん摘むときは、水を張った器を用意してすぐ浸すように。

 

庭の草花でアレンジをするときの私なりのコツや手順。

  1. 摘むときは朝一番に。午後は植物が乾き気味になるので避けたい。水を張った器を傍らに持ち摘んでいく。
  2. 摘むついでに、咲き終わった花を切ったり雑草を抜いたり。ちょこっと庭の手入れもやります。
  3. 部屋に持ち込む前に、虫が付いていないかチェックする。ここで下葉を取っておくとゴミが増えない。
  4. 洗って下葉を丁寧に処理。花の中やガク、葉の裏に小さな虫や卵が付いてる場合が多いので、再度チェックして出来るだけ取り除く。
  5. 水切り後、出来れば半時間ほどは水に浸し、しっかり水揚げをする。
  6. アレンジする直前に植物の種類ごとに並べて置くと捗ります。(私はそのへん適当ですが)
  7. ブーケにするときは花→葉、花、花→葉とランダムに組んでいく。器に活けるときは枝や葉物から差していく。庭の花は茎が繊細なので、葉物枝物で支えます。
  8. 微調整して仕上げ。ブーケは輪ゴムで縛り茎を切りそろえる。器に水を張る場合、草花は少なめ枝物は多めで。

お花屋さんの草花と違って、庭の場合は、虫や埃がついていますので、その処理はしっかりやります。でも、十分取り除いたと思っても、どこからか虫が出てくることもあります。

ガーデナーならその位どうってことないと思いますが、人によりますよね。プレゼントする時はいつも以上に気を付けてはいます。

 

いまのディアガーデンの景色を映した小さなブーケ

 

庭の花で作る小さなブーケは、作る人も、それを貰った人も、幸せな気持ちにしてくれます。

是非作ってみてください。

 

 

今年もバラの季節が到来

ディアガーデンのバルコニーでバラがポツポツと咲き始めました。

バラは一度は育てていただきたい植物の一つです。デリケートな植物ですから育てるのは少々苦労します。それでもお勧めしたい訳は、バラの花ほど咲かせて感動する植物はないからです。

バラの季節は本当に楽しみ。場所の関係で育てられるのはたった2,3鉢ですけれど、それでも十分にバラを堪能しています。樹勢を衰えさせないように、咲いたらすぐに摘み取って、家のあちこちに飾ります。

 

和ばら「葵」を庭の植物と共にアンティークのピューターに活けました。今年はまだ咲き始めたばかり、これは昨年のものです。

 

房咲きのバラは、蕾は残し、咲いたものだけを短く切り取って、こんな風に飾っています↓

たった一輪で小さな事務所はいい香りに満たされています。

 

今朝のこと。「シャンテ・ロゼ・ミサト」の咲き始めの花。短く摘み取り事務所のPCの傍に飾りました。

 

バラは女性の身体やメンタルに良い影響を及ぼすと言われています。

以前のブログ「毎日解毒生活」という記事の中で、バラ一輪で女性ホルモンの分泌を高める方法をご紹介しました。女性らしさやモテ度(フェロモン)を高めたい方必見。以下その部分を抜粋します。

生理の2週間後の排卵日の時に、好みの色のバラを一輪買って寝室に飾ります。そして寝る前にそのバラをしばらく見つめたら電気を消して寝ます。以上!

え?たったそれだけ?それだけなんです。

寝る前にバラを見ると色や香りなどによって五感が刺激されて脳に伝わり、寝ている間の女性ホルモンの分泌が高まるそうです。飾ってしばらくしたら、花びらをちぎって塩をひとつかみ加えてバラ風呂にすると更によくて。不妊や更年期トラブルの改善にもバラは効果的なんだとか。ちなみにこの方法は男性ホルモン分泌の安定にも効果を発揮し、抜け毛や薄毛予防になるんだって。

バラってすごいですね~。夫婦の寝室に一輪いかがでしょう?

 

バラの香りについては他にもこんな記事を書いています→「ローズの精油で印象UP出来るという話

よろしければ参考になさってください。

 

小さな器ならではの楽しみ方。こうして近くに持ってきて時々香りをかいでいます。本当に素晴らしい香りで、お伝え出来ないのが残念。

 

強香種は花もちが悪く病気になりやすい傾向があります。

うちでも葵よりミサトの方が強香、でも花もちの良いのはだんぜん葵の方。それぞれに良いところがあるので色々育ててみたくなります。膨大な品種から選ぶのは至難の業ですが。

因みに私がなぜこの2種を選んで育てているかというと、身内に同じ名前のものがいるからです。姪っ子なのですが、いつもその子を思いつつ世話をしています。それに、葵は県内の育種家さんが「和ばら」として世に出されたものでもあります。

 

ところで、より香るタイミングなるものも存在します。

  • 咲き始め
  • 早朝
  • 薄曇りの日

この条件が合わさったとき、バラは一番香るそうです。

心行くまで堪能することができるのは、やはり自宅で育てているからこその特権と言えそうです。

 

 

新緑のディスプレイガーデンにて。

今週は花冷えで、庭に出るのに、いまだ薄いダウンジャケットが手放せません。

それでも植物は次々と葉を広げて、あたりは薄緑に染まっていきます。まだ花はほとんど咲いておらず、ただただ新緑の重なりを楽しんでいます。

本日は、そんなディアガーデンのテラスと前庭をご覧いただきます。

今朝方の空は割と分厚い雲に覆われていて、ときおりその切れ間から差す日差しにタイミングを合わせて撮りました。

まずはテラスから。

ここは、なんといってもモミジが主役。

 

 

新緑のモミジ。この萌黄色のきれいなこと!光が差すと見事なグラデーションに目を奪われます。

 

モミジの足元でティアレア「シュガーアンドスパイス」が咲き始めました。2年目の株です。蕾は薄いピンクですが、咲くと白で線香花火のような花になります。

 

次は前庭へ。

ここは建物の北側にあるので、ほとんど日が当たりません。わんさと花が咲くわけでもないけれど、その分成長がゆっくりで、こじんまりと納まりがいい。

日当たりが悪くとも次々と芽吹いて、見るだけで柔らかいと分かる質感の様々な緑に覆われています。

 

前庭もここにきて一気にボリュームUPした感じ。

 

今、咲いているのは、アマドコロと白山吹です。

どちらの花も緑がかった白。特に白山吹の花の白といったら、なんというか、それはもう清い清い白なのです。控えめに咲いているので、よく見ないとうっかり見逃しそう。

 

12月の初めまで長く楽しめる自生植物アマドコロはそこここに。手がかからないので増えるに任せています。

 

大好きな白山吹。日陰でも咲いてくれます。白い花の中で、この花の白が一番好き。

 

ゴールデンウイークの頃、もしくはそのあとには、シランやオキザリスのピンクの花が一斉に咲き、今とは雰囲気が一変していることでしょう。

季節は流れています。

私たちは、季節を追い抜いて進むことも、逆らって同じ季節に留まることも出来ないのです。それでこうして一瞬の光や、風が作る葉擦れの音に励まされて、またある時は、雨音を静かに聞き入ったりして、自分を慰めたりしています。

そうしているうち、気が付くと季節と共に必ず前に進んでいます。

困難な状況も過ぎ去るのは間違いないのだから。疲れているけれども、私達は流れの中にいるのだから大丈夫。

どうにもならない時は、ジタバタせずにただじっとして、変に頑張ったり追い込んだり落ち込んだりする必要はない、自然に身を任せていいのだって思うの。