お盆休みと夏の甲子園(追記アリ)

お盆休みもそろそろ終わり。皆様、ゆっくり過ごせましたか?

コロナ禍でようやく行動規制のないお盆、久しぶりにお墓参りをされた方もいらっしゃるかもしれません。

うちは夫婦それぞれの実家が県外。短い休み期間で両方参るのは体力的にしんどいので、お盆は夫の実家のお墓を優先し、自分の実家は春か秋のお彼岸に参るようにしています。

こういう機会に一族が寄って過ごせることは、やっぱり貴重だし嬉しいものですね。

ご先祖様に感謝です。

 

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この休みのビッグニュースといえば、夏の全国高校野球選手権大会に、母校「兵庫県立 社高等学校」が初出場したことです。

兵庫県でも指折りの強豪校で、過去、春の選抜大会ではベスト4まで残った実績もあります。

惜しくも2回戦で敗退してしまいましたが、素晴らしいチームでした。個々の技量もさることながら、冷静で堅実な野球をするチームです。諦めない姿勢、対戦校への敬意、何もかも素晴らしかったです。本当にアッパレで誇りに思います。

(ここから追記)

社高校の試合のあと、ディアガーデンのお客様が甲子園球場に試合観戦に行かれまして、お土産にと、大会オリジナルグッズを買ってきてくださいました。

めちゃ嬉しい♡ 夏の大会初出場のいい思い出になります。(私はただ応援していただけですが)

ありがとうございます!!!

 

社高校のネーム入りピンバッジ。かわいいです。どこに付けようかな~?

 

(追記ここまで)

いま住んでいる地元、滋賀では「私立近江高等学校」が準々決勝に進みます。郷土愛って、そんなに意識したことがないけれど、私にも少なからずあるようで、やっぱりソワソワドキドキして試合観戦しています。

甲子園の試合中継を見ていると、純粋な眼差しにキュンとしますね。コロナに振り回され、それでも腐らず地道に積み上げてきたものが、選手一人ひとりの表情に現れています。

自分の高校時代と比べると随分大人びて見えて仕方がないです。

 

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さて、8月も半ばを過ぎ、後半戦に向けて、そろそろアクセルを踏まないとな。

 

今朝のディアガーデン。前庭の様子です。8月は紫の花ばかり。バーベナ・ボナリエンシス(三尺バーベナ)が自由奔放に揺れています。

 

大小の庭作りプロジェクトが秋以降、本格化。

このサイトのリニューアルも予定しています。

8月前半に英気を養えたので、諸々、意欲的に取り組んでいきたいと思います。

 

 

夏庭の愉しみ-避暑スタイルのススメ

一年で最も暑さが厳しい頃「大暑」を迎えました。

日本の夏を如何に心地よく過ごすか、庭という視点から数回に渡って考えている7月のブログ。

今回は「避暑スタイルのススメ」です。

 

夏は様々な緑で彩られるディアガーデンのテラスです。日除けはありませんが、建物の東側に作ったので午後は日陰になり意外に過ごしやすい。

 

自宅の庭以外で、夏に心地良い屋外スペースはどこだったか?色々思い出すと、それは避暑地でした。

長野県、北海道、地元滋賀なら比叡山~奥琵琶湖あたり、京都なら貴船のあたり・・・これまで訪れたそれらの場所は標高の高いところで、平地に比べ気温が10℃以上も低い。まるで冷房の効いた部屋にいるようでした。

緑が足元から頭上、更に遠くまで繋がっていて、木陰も多い。だから眩しくなく目に優しいし、肌も焼けない。樹々を渡る風は爽やかで、水がとても冷たくきれい。そこに居るだけで心身ともに浄化されるような心地がしました。

 

京の奥座敷と呼ばれる貴船。川床は夏の風物詩。

 

外気温は変えられないけれど、せめてそのような場所をお手本にした庭作りをすれば、猛暑の中、少しは快適に過ごせるのではないでしょうか。

 

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まずは避暑スタイルのデザインから。

窓から見えるところに、高木~低木~宿根草と上から下まで緑の層を作るように植えます。敷地に奥行がない場合は、高木を生垣に置き換えてください。

ポイントは窓から見えるところを出来るだけ緑にする、でしょうか。

見たくないものが隠れ、様々な葉の重なりが緑陰を作ってくれますし、木があれば鳥も来て囀ってくれます。そこは自宅に居ながらも非日常的な空間となるでしょう。

 

長野県「ラ・カスタ ナチュラルヒーリングガーデン」この眺めは避暑地の庭のお手本のような場所。シラカバの木の足元には涼し気な葉群、青い花は桔梗です。

 

一年草は夏の間旺盛に咲いてくれ、色とりどりで可愛く元気を貰えますが、その分花殻摘みに手間がかかります。暑い中、庭仕事は極力減らしたいので、ここは潔く宿根草のみにしましょう。

宿根草は、葉や茎が細長いもの、白斑の葉を組み合わせると、同じ緑であっても暑苦しく見えません。

避暑スタイルの庭では緑が中心なので、花はたくさん要りませんが、薄緑や青系の花なら合ってもよいと思います。

 

ディアガーデンのテラスの植栽。奥に見えるアジサイ「アナベル」の花は白から薄緑に変わりました。この品種は剪定は急ぎませんので冬までこのまま。手前に見える白斑の葉はシマススキとムラサキシキブの斑入り。とても爽やかです。

 

避暑地の料亭。和の庭では斑入りは少なく緑一色が多い。鬱蒼とならないよう透かし剪定をし、水を打てば涼感がUP

 

避暑スタイルだから、やっぱり優雅に過ごしたい。庭仕事も出来るだけしなくてもいいよう、他の季節にしっかりやっておくことも大事なポイントです。

例えば秋~冬にかけては造園工事をしたり植栽計画をし植えつけ移植、剪定などを。春~初夏かけては雑草取りや切り戻し、害虫対策などを。それぞれの季節にきっちり行うと、夏はほぼ水遣りだけすればいいわけです。自動散水装置を取り入れると更に手間が省けます。

節水でも耐えられる品種や自生種などを植えることも併せて考えたいですね。

 

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避暑スタイルの庭が出来上がりましたら、その涼し気な雰囲気を存分に愉しみましょう。

ウィークデーは朝の時間がいい。夏は早起きもそんなに苦になりませんから、日が昇るころ庭に出てみましょう。まだ空気はヒンヤリしていて、まさに避暑地にいるような静けさです。

一面の緑に朝日が差して鳥が鳴いて。「今日も気持ち良く目覚めることが出来た」そんな喜びを感じつつ、清々しい空気を思いっきり吸って深呼吸します。(これ、実は私のモーニングルーティンです)

ウィークエンドは庭からいい風を入れてお昼寝。

お昼寝マットといった商品があるそうですよ。

理想はこんな感じかな →俵屋旅館さんのお昼寝スタイル「シエスタ・マット」

小さなものなので、好きな色のリネンで手作りしても良さそうです。

そうして夕暮れ時や夜になると夕涼み。

古より「夏は夜が素晴らしい」と言われるように、また、北欧の地では夏の長い夕暮れ時をブルーアワーと呼び尊ぶように、私達もしばしこの美しい時間を愉しみましょう。

 

ブルーアワーにテラスでカクテルタイム。夕方水遣りをすると辺りは一気に涼しくなります。生垣のレイランディやハーブに葉水をやると爽やかな香りがテラスいっぱいに広がっていい気分にさせてくれます。

 

夏庭の愉しみ、3回にわたって考えてみました。

前回「陰翳礼賛」前々回「雨の庭」

人によって心地よさの基準が違うので、これはあくまでも一例です。

「愉しみ」とは自分の気持ちで楽しいと思えるような状態のことで、「楽しい」が受動的なら「愉しい」は能動的、らしい。

能動的に工夫しない限り、暑い夏を心地よく過ごすことは難しいですね。

身体の声をよく聞いて無理をせず、素敵だな心地いいなという場面を意識的に見たり取り入れたりして愉しむことで、今年の夏も違ってくるのではないでしょうか。

 

 

夏庭の愉しみ-雨の庭

三連休いかがお過ごしでしょうか?

このごろは戻り梅雨(梅雨が明けたあとに、再び梅雨のような天気が戻ること)のような天候が続きます。梅雨末期に見られる豪雨も予想されています。

結局平年通りの梅雨と変わらないような?

お陰で庭の植物も生き返ったように青々としています。

 

雨は慈雨と表現されることも。万物を潤し育ててくれます。

 

さて、日本の夏を如何に心地よく過ごすか、庭という視点から数回に渡って考えている7月のブログ。今回は「雨の庭」です。

(前回はコチラ→「夏庭の愉しみ-陰翳礼賛」

 

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雨が降ると頭痛やだるさなど不調を訴える方もおられます。原因の一つは、低気圧や光が足りないことから起こる自律神経が乱れ。

雨によって副交感神経が優位になり休息モードになっているのに活動しようとするので、身体が混乱し、頭痛をはじめとする不調につながるのだとか。

だから雨の日は、本来、穏やかに過ごすのが一番なのです。

辛い時はなるべく無理をせず、マイペースで出来る仕事をするなど工夫してみてくださいね。

 

 

雨の日は身体がぼんやりする一方で、感性は強くなります。

エネルギーが自分の内側に使われますから、インプットしたりクリエイティブな作業をするには最適なのです。

そんな時は、窓外の庭の景色が眺められる場所でするのがおすすめ。

庭は一番身近な自然。雨の庭には独特のゆらぎがあります。雨粒を見たり雨音に耳を傾けたり、湿り気によって変わる素材の色や香りも感じてください。

自然のリズム「1/fゆらぎ」を感じることで、インプットやクリエイティブな作業の効率も上がるそうです。

1/fゆらぎを感じると、自律神経も整いやすくもなります。雨の日に不調を感じる方も、どうぞ自然のゆらぎに触れてください。

 

ディアガーデンのテラスで。雨が降るとガラステーブルに薄い水たまりが出来ます。自然のゆらぎのリズムを感じて。

 

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雨の庭で思い出されるのは、8月の終わり頃、ある町家の坪庭を見せていただいたときのことです。

晴れ女の私は、どこか出掛けるとき、滅多に雨に遭遇しません。傘を持って行っても差す程でもないとか、帰ってきたら降り出したとか、そういう場合が多いです。でもこの時は町家について暫くすると雨が降り出し、帰り際には本降りになっちゃって、足元はずぶ寝れ。だからよく覚えているのです。

 

京都「無名舎(吉田家住宅)」訪ねたとき、晴れ女の私としては珍しく激しい雨に遭遇。

 

縁側に縁どられた小さな坪庭は、どの部屋からも見えます。真ん中には、蹲踞と燈籠があり、棕櫚竹と常緑の植物が少しだけ植えられていました。

ただそれだけの空間です。

そこに雨。

すると棕櫚竹や常緑の葉は濡れ一層艶やかに、水鉢にはちいさな波紋が次々と生まれては消え、そして川石がヌラリと光るのです。縁側に座ると聞こえるのは雨音だけ。雨による変化が、単に濡れてるんじゃなくて、情緒的なんですよね。

心なしか涼しくて、ここでぼーっと座っていると、とっても心地よく、自分がいつの時代にいるのか?分からないような奇妙な感覚になります。

そう、坪庭には雨の庭の愉しみがギュッと詰まっていました。

 

雨の坪庭(京都無名舎)

 

普段頑張っている脳や心、身体にとって、雨を五感で楽しめる庭は最高に贅沢な空間だと思います。

 

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雨の日が休日だったら・・・身体の求めに応じて家でゆっくり過ごしてみてください。

特に雨の日に症状が出る人はしっかり休んだ方がいい。

実は雨というだけで疲労軽減の効果があるので、上手に休むことができれば、身体が細胞から生き返ります。

平日頑張っているひとこそ、雨の休日は庭と共にゆったりと過ごしていただきたいです。

 

 

夏庭の愉しみ-陰翳礼賛

温室効果ガスによって年々厳しくなってくる夏。

高温に湿度がプラスされ、更にヒートアイランド現象があちらこちらで起こる日本の夏は、いまや世界一暑いらしい。

そんな過酷な日本の夏を如何に心地よく過ごすか???

庭という視点から数回に渡って考えてみたいと思います。

 

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夏に外にいて恋しくなるのは「日陰」や「木陰」のある場所ではないでしょうか。猛暑の最中、街を歩いていて、木陰に入れたら「助かった~。生き返る~!」なんて思っちゃう。汗がスッと引いて、気持ちが落ち着きます。

実際、公園や街路樹の木陰の気温と、日が当たるアスファルト舗装の道路の気温には、15℃以上もの差があるといいます。木陰が建物の陰と違うのは蒸散作用があるところ。例えるならば、微量のミストシャワーが降り注いでいる状態。だからンヤリと涼しいのです。

庭の場合でも木陰があるのとないのとでは、体感温度がかなり変わってきます。

木漏れ日には癒し効果もあるので、お住まいに木陰を取り入れてみてはいいかがでしょうか?

 

ディアガーデンのテラスに植えたイロハモミジの木陰。やはり木陰は涼しい!夏は濃い影色が目に入るだけで涼しく感じます。

 

では、どんな風に植えたらよいか?

夏の住まいを少しでも涼しく感じるようにするなら、窓に近い場所に高木を植えることをお勧めします。

それにより強い日差しを遮ってくれたり、建物を太陽光に晒さないことで外壁の温度上昇を抑え室温の上昇を抑えたりもします。

そして夜になって窓を開けられるようになれば、樹木の間を通り抜け冷やされた風が部屋の中を流れます。

1日の終わりに、窓辺で風に当たりながら葉音を聴いて過ごせたら、リラックス出来そう。

夏の木陰は人だけでなく、植物にとっても心地よいスペースとなります。葉焼けしやすい植物は木の足元に移動させると元気に夏越しできますよ。

 

同じくディアガーデンにて。西日が当たる場所に植えたアオダモは午後の強い日差しから建物を守ってくれます。アオダモにとっては過酷な場所ですが何とか慣れてくれました。成長がとても遅い木なので建物の際にあっても悪さはしません。

 

前庭のアオダモは落葉樹。落葉樹ならば冬には葉を落とすので日を遮らず外壁が暖められ室内も暖かくなります。

 

木陰を得るために、もし1本だけ植えるとしたら、樹冠が大きくなる株立ちの木はいかかでしょう。

目隠しにするならば常緑樹を、それ以外は断然、落葉樹がおすすめです。新緑、花や実はもちろん、紅葉まで年中楽しめますから。

樹種は植える場所によって様々な選択肢がありますので、是非ご相談ください。

 

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植栽の工夫に加え、室内の温度を上げないためにインテリアの工夫もマスト。

日が当たる窓はカーテンを閉め日差しを取り込まないようにすることが重要です。

カーテンを閉めてしまうと木が見えなくなると思いきや、そうでもありません。

窓外の高木に日が当たれば、枝姿がシルエットとなって目を楽しませてくれます。カーテン素材や日の差し方によって映る映らないはあるかもしれませんが、遮光性でない淡色の無地の布ならばきれいに映ると思います。

 

ディアガーデンの事務所にて。午後は西日が入ってくるので早めにロールクスリーンを下ろします。すると窓外のアオダモの美しいシルエットが映ります。

 

新緑や紅葉の眺めもいいけれど、シルエットだけだと水墨画のようにも見えて素敵です。

ざわざわと吹く風に揺れる枝姿は、自然のゆらぎそのもの。見ていて飽きません。

夏の夕方、この窓に椅子を向けてゆったりとリクライニングさせ、この眺めを愉しんでおります。

 

午前中日が当たる我が家のダイニング。バーチカルブラインドを引くと窓外の木々のシルエットが映ります。これも日時によって天気によって違ってくるのですが、時に感動する程のシルエットが現れます。

 

窓外にある自然の陰翳やゆらぎは、疲れた脳を癒やし自律神経を整えてくれます。

夏の庭の愉しみは、こんなところにもあるのではないでしょうか。

 

 

初夏のディスプレイガーデン-2022

初夏の明るい日差しを受けて、庭は今まさに色めき立っています。

ディスプレイガーデン(ディアガーデンの庭)では、少し前までの花色は白が中心だったのが、今はピンク色と青。6月になると青が主役になりそうです。

 

ディアガーデンの前庭。緑主体で、それぞれの草姿をどう生かすか考えてデザインしています。花が少しづつ咲きはじめた5月中旬に撮影。

 

ディスプレイガーデンは、省メンテナンスで維持できるよう緑を主体にデザインしていまして、花はおまけ的存在です。

日当たりの悪い場所がほとんどですから盛大に咲かせるの難しいし、そもそも「色とりどりのお花がいっぱいでかわいい〜」という雰囲気は私の好みではありません。あくまで自然にアクセントとして咲いてて欲しい。それがディスプレイガーデンの趣旨なのです。

そんな風に取り入れている花だから、目立つのは短い期間。初夏と初秋だけです。

若葉が輝いて花も咲く初夏は、ディスプレイガーデンが一番華やかになる時期です。

 

玄関ポーチに咲いているのはサルビアネモローサ・カラドンナ。青紫の花色、スラリとした草姿がナチュラルな雰囲気。こんもりと茂るオレンジのヒューケラとは色もフォルムも対照的なので、お互いを引き立て合ってます。

 

自生植物のシラン。どこにでも咲いている植物で丈夫だし育てやすい。濃いピンクの花は遠目からも意外と目立ちます。

 

青い花色のフウロ草。可憐な花、自然な佇まいが気に入って増やしました。花がないときはドーム状に茂り、紅葉もして、しかも育てやすい。

 

だいぶ眺めが定着してきました。

それでも毎冬、微妙に配置を変えたり、株を増減したり、少しづつアップデートしているのです。

新しい株を植えるスペースは全く残っていないので、整理して入れ替えたりもしています。

 

テラスには青モミジが木漏れ日を落としています。今年もアジサイ「アナベル」がたくさん蕾をつけてくれました。咲くのが楽しみです。

 

ブログでは残念ながら、香りがお届けできませんが、前庭ではフジバカマの葉が甘い香りを、テラスではレイランドヒノキが森のような爽やかな香りを振りまいています。

朝方や雨上がりに庭に出ると、特に強く香っていて、思わず深呼吸してしまう程の心地良さです。

こんな風にある程度広い範囲で香らせるには、草花の香りよりも、葉っぱの香りとか木の花の香りが有効です。

そうそう、初夏の香りといえば、バラは外せませんね。

バルコニーで育てている鉢植えのバラは、GW明けだったか?例年より少し早めに咲き始めました。

嬉しいことに、今年はアブラムシが全く発生しません。特になにも予防していなかったのにも関わらずです。たまたまかな?

 

バルコニーで育ててるバラ。例年より2週間ほど早い開花しました。手前がシャンテ・ロゼ・ミサト、奥が和バラの葵。

 

でも他の植物には相変わらず発生しています。

手で潰したり水で吹き飛ばすことを繰り返していると、そのうちいなくなります。恐らく天敵も食べてくれているのでしょう。アブラムシが目に付くのは春だけですので、目の敵にするほどの存在ではありません。

カイガラムシも少し付くのですが、「共生関係」であるアリが、居場所を教えてくれるので、今の時期は、見つけ次第手で取っています。

花の時期は虫たちも勢いよく活動します。それが自然なんですね。

個人庭の場合、虫がついても、要は枯れなききゃいいわけです。あまり神経質になり過ぎると、かえって自分を苦しめてしまいます。

虫よりも、この素晴らしい季節、そして輝いているお庭にフォーカスして楽しみましょう。

のんびりGW

GWも後わずかとなりました。

久しぶりに規制のない連休ということで、観光地はどこも盛況で道路は大渋滞でしたね。

私のGWといえば、ほぼカレンダー通り。土曜日にも仕事をしたとはいえ、そんなにバタバタせず、ゆっくり過ごしております。気分転換のお出掛けは近場に1日だけ。あとは家の用事をしたり、読書に耽ったり。

 

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GWで済ませた用事というと、

衣替えの総仕上げ兼ねてクローゼットの整理整頓、キッチンの換気扇やその周りの拭き掃除、窓拭き、ガーデンファニチャーを洗ったり、観葉植物の手入れ・・・等など。

一気にやると疲れてしまうので、一日にひとつづつ片付けていきました。

 

ダイニングキッチンのハンギングプランツのひとつ、リプサリスが角のような新芽をニュニュッと出しました。角は最初、糸のような細さなのにどんどん太く長くなっていきます。日々変わるので観察するのが楽しいです。

 

暖かくなったので、観葉植物はこれからが株分けや植え替えの適期です。

私は今回、ストレリチアやアスパラガス、多肉植物、ポトスなどを、株分けしたり一回り大きな鉢に植え替えました。

部屋にはそうして増やした観葉植物があちこち置いてあるのですが、庭に比べればまだまだスペースに余裕があります。なので、ウチに合う観葉植物を常に探してる。

そして、空いたスペースには、ひとまず、枝物を生けて愛でています。

 

事務所に緑清々しい枝物を飾りました。これはナツハゼです。もとは不要な切り枝でしたが、こうして活けると十分美しい。

 

庭の植物たちもこの陽気でグングン成長しています。植え付けて1年未満の木や根の浅い宿根草は、水切れしないよう気を付けてやらねばなりません。

私は天候や植物の状態に合わせて、手動と自動散水システムを使い分けて水遣りをしています。忙しいときや疲れているときは、スマホでポチっとするだけで水を撒いてくれる自動散水システムがすごく便利。

GW中、何度この機械のお世話になったことでしょう。

 

昨年設置した自動散水システム。黒いホースは植物が育つとほぼ見えません。水遣りは機械に任せて、空いた時間を活用できます。春はもう紫外線が強いので、外に出ずに室内からスマホで操作できるのも嬉しい。

 

家庭用の自動散水システムについての詳細はコチラ

 

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お出掛けは夫の希望で長浜へ。

県内といえども、道路の渋滞や駐車場探しで無駄に時間を取られたくないので、電車に乗って向かいました。

夫が行きたい場所は、私はあまり興味がない場所だったのですが、それだけに新鮮。まぁまぁ楽しめました。

結構な人出で、喧騒を逃れようと脇道に入ると、立派なお寺が見えます。こんなところにお寺があったのねと行って見ると、素敵な障子絵に出会うことが出来ました。

 

長浜別院大通寺。長浜の商店街は何度も訪れているのに、こちらのお寺は初めてでした。浄土真宗大谷派(東本願寺)の別院で地元では「長浜御坊」と呼ばれています。安土桃山時代末期創建で建造物の多くは国又は市の指定重要文化財です。

 

米原市を拠点に活動されているアーティスト早川鉄兵氏による切り絵障子が特別に展示されていました。

5月15日(日)までの期間限定だそうです。

 

切り絵障子とは!何ともカッコいいです。初めて見せていただく眺めです。

 

18面の障子に阿弥陀如来と様々な生き物たちが切り出されています。

 

中からは影絵となって、また表からは微妙に趣の異なる眺め。私は中から見た感じが好きです。

 

感動しました~。

偶然の出会いに感謝です。

 

長浜浪漫ビールにてランチ。昼間っからクラフトビールをいただけるのも、休暇中ならでは。暑いくらいだったので、冷たいビールは本当に美味しかったな。電車で来て大正解でした。

 

こうして行きたいところに行き、人と集えるって、やっぱりいいですね。

このままコロナとの共存が上手く進みますように願っています。

 

立春の椿

今日は立春。

ディアガーデンの坪庭では、数寄屋侘助椿が春を思わせる日差しを受けて、心地良さげに咲いています。

でも明日からは雪予報が出ていて、また冬日に戻るらしい。「本当に雪が降るのかな?」と思うほど、今日は暖かかったです。

 

坪庭で咲く数寄屋侘助椿です。可愛いでしょ。

 

二十四節気で立春は年の初めを表します。

ですので、何か新しいことを始めるにはいい機会なんだそうです。

私は肉体改造を始めようと思う!

 

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坪庭にこの椿を植えて15年。枝を少し整える程度で樹高3m葉張り1mほどを保っています。

花の少ない冬に咲く椿は貴重な存在。

花は普通暖かい時期に咲くものなのに、冬に咲くことを選んだのはどうしてでしょうか?

それは冬ならば競争相手が少ないから。

冬は虫が少ない。椿は、主に餌に困った鳥たちに蜜を提供することで、受粉を成功させようと考えました。

かくしてディアガーデンの椿もヒヨドリに突かれ放題で、卵色の雄蕊がスッポリなくなっている花も多く見られます。

私としては、美しい花が食い荒らされてとても残念に思うのですが、椿はそれで本望なのです。

花は冬でなくてはならぬ・・・椿の覚悟を見る心地です。

 

椿の足元には万両、十両、石蕗、龍の髭。椿以外にも石蕗は黄色い花を咲かせてるし万両は艶やかな赤い実を生らしていて、玄関から見えるこの坪庭だけは冬でも賑やかなのです。

 

ヒヨドリが椿の蜜を食べて、ついでにたくさん糞を落としていきます。糞には種がいっぱい含まれていてしばらくすると色々なものが生えてきます。大抵南天とか万両ですけれど時々変わった芽が出ます。

 

季節の営みの、まことに律儀なことは、時にはこの世で唯一信頼に足るもののように思われる…と作家の梨木香歩氏は小説「家守綺譚」で書いておられます。まさに同感で、季節の営みに合わせていれば大きく間違うことはないとも思います。

この頃はまだ寒さは厳しいものの、光はもう冬の色ではありません。日も長くなりましたし、そろそろ明るいお色目の服が着たくなります。

そして律儀なことといえば、2月に入るときっかりスギの花粉が飛ぶのですね。花粉症の季節到来です。

私も30年以上花粉症に悩まされてきました。ここのところは治まってきたように思うのですが、さて今期はどうでしょうか。

冬至、柚子の季節です。

坪庭の椿がポツポツと咲き始めました。

その艶やかな葉は、冬日の僅かな光を受け止め、増幅して、周りを照らしています。

今日は冬至。一年で一番、日の力が弱まる日です。

 

ディスプレイガーデンでも一番小さな庭「坪庭」の数寄屋侘助椿です。優しい色合いで咲き、冬の間、何時でも何度でも私を慰めてくれます。

 

明日から徐々に日が延びて、季節はゆっくりと春へと向かいます。

冬至を表す「一陽来復」は、悪いことが続いた後で幸運に向かうという意味で、この言葉をつぶやくだけで、何か救われたような気持ちになるのは何故でしょう。

物事は気持ちの持ちようで、どんな風にも変わるから、どうせなら明るい方へ。そう思います。

その方が身のため人のため、そう思います。

 

 

毎年、冬至が近づいてくると、義兄が畑で捥いだ柚子と蜜柑を送ってくれます。

今年も有難く柚子風呂に入って温まる予定です。

兄の愛情いっぱい詰まった柚子だから、それはもう効き目があります。

柚子の果皮には良く知られている「リモネン」や「ビタミンC」という成分の他、「α-ピネン」という香り成分が含まれています。これはマツ、ヒノキ、スギなど多くの針葉樹にも含まれる成分と同じ。だから森林浴のようなリラックス効果もあるのですね。

ただ、成分を多く取り込もうすると、ピリピリとした刺激を感じるときがあります。お肌が敏感な方や刺激に弱い方は、柚子をまるごと浮かべるだけの方が良さそうです。

 

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柚子は先月もお福分けでいただきました。

いつもなら柚子ジャムにするところですが、最近めっきりパンを食べなくなったので、柚子シロップを仕込みました。

柚子シロップは、下処理はしますけれど、煮ずに氷砂糖で漬け込むだけなので、より簡単です。

 

柚子シロップは専ら柚子茶に。これも風邪予防になりそう。何より美味しいし!

 

植物はその身に太陽をたっぷりと溜め込んだものだから、それを食べるということは、陽のパワーを取り込む行為そのものです。

 

石蕗の咲くころ

年の瀬に向って何かと気忙しいしこの頃です。

仕事をしていても思ったように進まないときは、どうしたものかと色々手立てをするも、庭づくりは幾人もの手を要するものですから、本当に難しいと改めて感じています。

自分自身と正直に向き合い、どなたにも植物にも真心を持って、正々堂々と当たろう。そう思い進みます。

 

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いま、庭で咲いているのは石蕗(ツワブキ)の花。

花が少なくなるこの時期に、やがて来る春を約束するかのように、明るく咲いてくれます。

少し濁りのある黄色い花は地味だけど、咲くとそこだけ灯りがついているようで、何故か心に残る冬の花です。

 

ディアガーデンの坪庭で咲くツワブキの花。あまり知られていませんが、ツワブキの花には深い芳香があります。

 

元は海岸の寂しいところで育っていたツワブキでしたが、日の差さないところでもよく育ち、艶やかな葉はそれだけで見応えがあるし花にも味わいがあると、いつしか盛んに庭植えされるようになりました。

そんなツワブキの花言葉は「謙譲」「困難に負けない」。

「謙譲」は日の当たらない場所でも健気に咲いていることや、奥ゆかしい日本的な落ち着きを感じさせるその花姿から。「困難に負けない」は、厳しい冬に他の花に先駆けて花をつけることから生まれたそうです。

 

ディスプレイガーデンのツワブキの葉は私の手より大きなものも。因みに私の手は男性並みの大きさです。それより大きいっ!

 

同じツワブキでも、日が良く当たる場所にあるものは、簡単に光合成できるのでそれ程大きな葉を作る必要がありません。それに比べ、ディスプレイガーデンの坪庭に植えたツワブキは、本当に少ししか日が当たらないので、ちょっとでも多く光を取り込もうと一生懸命葉を大きくしたのだと思います。

それが上の画像です。

生きるためだけど、それこそ花言葉通りに困難に負けないで、自分の出来る精一杯のことをしているんだな。

物言わぬ植物ですが、一緒に暮らしていると、何気ない気づきををもらいます。

 

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さて、本日13日はお正月事始めの日です。

といっても、家中の大掃除的なことはやりませんけれど、ひとまずお正月飾りの準備をはじめました。

今年の飾りは鶴だったので、来年は亀です。

 

無印良品で買ったわら細工の祝亀。

 

宮崎県の縁起物だそう。

亀は長寿の象徴。一歩一歩あゆみを進めることから「継続」の象徴としても親しまれています。

2022年、私も歩みは遅くとも前進できればいいな。

 

 

 

眠りに導く最も効果的な香りとは?

雨が季節を進めて、肌寒い週明けとなりました。

先週までの気温は9月並みだったところ今週は11月並みということで、一気に2ヶ月も進んだことになります。予報で聞いていたので、羽織ものや寝具を暖かいものにと準備はしていたのもの、やはりこの気温差は身体に堪えます。

私の場合は、ウィークポイントである鼻が一番に反応して、朝起きてから暫くの間、くしゃみ・鼻水が止まらなくなります。血管運動性鼻炎、いわゆる寒暖差アレルギーという症状で、温度差が7度以上になると出やすいのです。

これが始まると「あぁ、これから寒くなるんだなー」って、ものすごく実感します。

でも暑いよりは寒い方が好きなので、これから季節を楽しみにしています。

 

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寒くなってきて、ますます心地良くなるのは、ベッドでお布団にくるまっているとき、ですよね。

春頃から少しづつ寝室のインテリアを変えているせいか、眠ることに関心が高まってきました。

年齢のせいか、眠りの質が落ちているような気がして、休息の大切さを痛感しています。疲れは一応取れているので、あまり神経質にならずともよいのかもしれませんが、自分なりに満足できる睡眠を求めて、生活習慣を見直したり、寝室の環境を整えたり、デジタルデトックスは努力中ですけれど・・・まぁ色々とやっている最中です。

今日はその中から、植物の香りに関することで「眠りに導く効果が高い香りについて」書きます。

良く知られているのはラベンダーですが、それよりも更に効果が高いのは、森林の香りだそうです。

「芳しき植物たちの秘密 香りとヒトの科学」(田中修、丹治邦和/共著)によれば、一般的に森林の香り、森の香りと呼ばれるものの主役となっている成分は「ピネン」と呼ばれるもので、マツやヒノキ類、スギやクロモジなどの樹木に多く含まれています。そもそもピネン(Pinene)という名前も、マツの英名「パイン(Pine)」に由来しているということです。

ピネンは人間にリラックス効果をもたらすことやストレスを和らげることが知られていますが、「睡眠にも影響しているのではないか」と2018年東京大学大学院農学生命科学研究科で調べられました。何の香りも嗅がない人とラベンダーやピネンの香りを嗅いだ人とで、眠りに入る時間を比べた結果、ピネンが一番短い時間ですぐに眠ることが出来たということです。

原始の時代から長くヒトは森林の中で暮らしていたことを考えると、ラベンダーよりピネンというのは納得がいきます。

寝つきが悪い方、一度お試しあれ。

 

アロマポットでスギの香りを漂わせて。キャンドルの小さな灯りも心を和ませてくれます。夜の照明は暖色&暗めにし、寝る前は更に絞って。

 

私は余程の心配事がない限り、もしくはスマホさえ触らなければ、15分以内には眠れます。

この点に関しては、若い時より今の方が良くなっていて、入浴を早めに済ましたり、照明を暗めにしたり、ストレッチやヨガをして身体解しをするなどの習慣が功を成したようです。

でも効果的な香りがあるなんて知ったら、とりあえずやってみたいと思うじゃないですか。

それで、ストレッチの時間に合わせて、アロマポットに森林系のエッセンシャルオイルを垂らし香らせるようにしました。時々、ストレッチの時間にキャンドルを灯していたので「ついで」です。

気分が静まっていくような香りで、よりリラックス出来るのは間違いありません。自己満足度が高くなり、いい気分でベッドに入れます。もともと寝つきは悪くはないので、特別早くなったようには思わないけれど、変な時間に目が覚めなくなったような気がします。何か相乗効果があるのかもしれないな。

ピローミストやルームスプレー等で香らせるの方が手軽かな?ついでにボディオイルもピネン系に変えようかな。

なーんて、拘り始めると止まらなくなるのでした (^^;