冬も極まる

1年でいちばん寒い季節「大寒」が今年もやってきました。
二十四節気では冬の最後になり、大寒の最終日は季節の変わり目で節分となります。

それにして今冬は雪の日の多いこと!

この頃は毎日降っていて、出掛ける際にはちょっとした気合が要ります。

 

夜明けの庭景色。モノトーンの空に薄っすらと日が昇ってきた瞬間を撮影。雪の静けさとこの空の微妙な色合いがとても好き。

 

そこらじゅう雪だらけなので、当然庭仕事もお休みです。

冬枯れの庭に雪が積もる様を、暖かい部屋から眺めるのが、この季節の醍醐味なのです。

この完璧なモノトーンのバランスを崩したくないから、ビオラやストックなどを植えたりして無理に色を添える気にはなりません。椿が控えめに咲いてくれれば、小さな赤い実に雪がのってくれれば、それだけで十分です。

だってそれが日本の冬だもの。

 

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部屋は暖房器具で暖かいけれど、暖かさは肌だけでなく五感でも感じたいもの。

火が見えれば目にも暖かく感じますね。

我が家には暖炉がないのでキャンドルで代用してあちこちで灯します。

画像は事務所の灯りです↓

 

事務所のカウンターにもひとつ。

 

小さな灯りはどこにでも置けます。窓辺に置いて眺めたり、PC脇まで引き寄せたら凄く暖かい。手あぶりとして使えます。

 

他にも本棚や部屋の片隅に、ランタンや暖色系照明を置いて。

事務所のあちこちに小さな灯りがいて、So Cozy・・・

外は雪。昼間でもほの暗いからこそ、暖かな灯りが映えて、これも冬の醍醐味ですね。

 

冬至、柚子の季節です。

坪庭の椿がポツポツと咲き始めました。

その艶やかな葉は、冬日の僅かな光を受け止め、増幅して、周りを照らしています。

今日は冬至。一年で一番、日の力が弱まる日です。

 

ディスプレイガーデンでも一番小さな庭「坪庭」の数寄屋侘助椿です。優しい色合いで咲き、冬の間、何時でも何度でも私を慰めてくれます。

 

明日から徐々に日が延びて、季節はゆっくりと春へと向かいます。

冬至を表す「一陽来復」は、悪いことが続いた後で幸運に向かうという意味で、この言葉をつぶやくだけで、何か救われたような気持ちになるのは何故でしょう。

物事は気持ちの持ちようで、どんな風にも変わるから、どうせなら明るい方へ。そう思います。

その方が身のため人のため、そう思います。

 

 

毎年、冬至が近づいてくると、義兄が畑で捥いだ柚子と蜜柑を送ってくれます。

今年も有難く柚子風呂に入って温まる予定です。

兄の愛情いっぱい詰まった柚子だから、それはもう効き目があります。

柚子の果皮には良く知られている「リモネン」や「ビタミンC」という成分の他、「α-ピネン」という香り成分が含まれています。これはマツ、ヒノキ、スギなど多くの針葉樹にも含まれる成分と同じ。だから森林浴のようなリラックス効果もあるのですね。

ただ、成分を多く取り込もうすると、ピリピリとした刺激を感じるときがあります。お肌が敏感な方や刺激に弱い方は、柚子をまるごと浮かべるだけの方が良さそうです。

 

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柚子は先月もお福分けでいただきました。

いつもなら柚子ジャムにするところですが、最近めっきりパンを食べなくなったので、柚子シロップを仕込みました。

柚子シロップは、下処理はしますけれど、煮ずに氷砂糖で漬け込むだけなので、より簡単です。

 

柚子シロップは専ら柚子茶に。これも風邪予防になりそう。何より美味しいし!

 

植物はその身に太陽をたっぷりと溜め込んだものだから、それを食べるということは、陽のパワーを取り込む行為そのものです。

 

ヘッドスパ美容器

今朝のディアガーデンは雪景色。昨夜から降り出した雪が少しだけ積もりました。

微かな雪のにおい、そして鼻の奥がツンと痛くなるような空気に、身が引き締まります。

 

初雪です。思ったほどは積もりませんでした。

 

下↓の画像は同じ場所。

撮影したのはほんの10日ばかり前でしたが、まだ紅葉が見られました。

 

テラスのモミジ、撮影したのは12月9日だったか。散り初めでした。今年の紅葉は色鮮やかだったな。

 

同じ頃、夜のテラスです。壁付けの照明の角度を調整してモミジをライトアップ。闇に浮かぶ紅葉を楽しんでいました。

 

今週末は強い寒波襲来とのこと、皆様、どうか暖かくしてお過ごし下さい。

 

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さて近況です。

先月末に馴染みのヘアサロンで頭皮マッサージをしていただきました。

たまに誰かにマッサージしてもらうと気持ちいいものですね。施術してもらうのも随分久しぶりだったから、指圧の強さにちょっとびっくりしましたけれど。

頭を鷲掴みされグイグイと解してもらうのが、何だか病みつきになりそう…コレ、家で出来るとストレス解消になるんじゃ?って思いました。

思ったものの、しばらくは忙しくて、すっかり忘れていました。

それから何だかんだあって、珍しくストレス溜まっちゃってて、思い出しました。

あぁ、頭皮マッサージやりたい!

検索すると、手揉みに近いという「EMS(電気針)搭載のヘッドスパ美容器」という物があるではありませんか。しかも入浴中に使える優れものです。

 

少し早めのクリスマスプレゼント、的な。

 

防水仕様のヘッドスパ美容器。頭だけでなく顔~全身に使えます。

 

早速シャンプーしながら使ってみますと期待通りの気持ち良さ。頭皮を掴むようにグイグイと揉んでくれます。

バスタブに浸かりながら、首〜肩〜デコルテあたりをマッサージするのも気持ちいいです。

 

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年を追うごとに、自分の心地良さの在処に敏感になる私。

これはコロナも影響しているのかもしれません。より内なるものへと目が行くようになった気がします。

例えばバスルーム。

素の自分に戻るところだから、どうすれば心地良くなるのかを意識して整えています。

私は視覚的にリラックスしたくて、グリーンやキャンドルを取り入れています。照明はなるべく暗くして、キャンドルのみにすると目が休まります。入浴剤を入れたり、音楽をかけるなど、その日の気分でアレンジします。

小さな空間ですし、ちょっとしたことで直ぐに変わります。

 

寝室の窓辺に私専用の癒しのコーナー。スキンケア関係をここにまとめています。ヘッドスパの充電器は防水仕様じゃないからひとまずここに置いて。

 

スキンケアも如何に心地良くなるかに重点を置くようになりました。以前はちゃちゃっと済ませていたけれど、今は寝室に設けた専用コーナーで、大きめのソファに身体を預け、ゆったりとした気持ちで、質感や香りを堪能しています。

きれいになりたいとか、年齢に抗う気持ちからスキンケアをすると、いくらやってもキリがありません。それに効果が出てたとしても微々たるもの。毎日鏡を見ているので自分が一番よく分かってます。

なので、ゴールはそこじゃない。

 

クリスマスワークショップ2021 レポート

12月2日(木)~ 4日(土)の3日間に渡りディアガーデンでクリスマススワッグを作るワークショップを開催しました。

ご参加くださった皆様には心よりお礼申し上げます。

今日のブログは、そんなワークショップのレポートをお届けします。

 

 

今年のクリスマススワッグのテーマは「Bright☆Christmas」

ディアガーデンで育てたレイランドヒノキの深い緑の葉を背景に、シルバーグレーのブルーアイスやユーカリ「ポポラス」の枝葉を重ね、白い実のオーナメントで飾ったふわりと明るいスワッグを作ります。

暗いニュースの多い昨今、アドベントを明るくハッピーな気分で過ごしていただきたい。そんな願いを込めたデザインです。

 

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ワークショップの模様、まずはクリスマスの室礼からご覧いただきます。

普段は設計業務や打合せに使う事務所もこのときばかりはそれらしく飾り付けます。

今年のテーマは「Bright☆Christmas」だから、ツリーには輝きや明るさを意識して白やガラスのオーナメントをチョイス。イルミネーションライトもよく見えるよう飾り付けてみました。

 

今年のツリー。アクリル製のベツレヘムの星も買い足しました。照明が当たると輝きが増して素敵なんです。

 

事務所のクリスマスインテリア① ツリーに大きなスターを冠して。カウンターにはスワッグの材料を花束のように飾り電飾で輝きをプラス。

 

事務所のクリスマスインテリア② 窓辺に電飾(明るいので上手く映ってませんが)とスワッグのサンプル。2種の針葉樹でベースを作りふわふわとしたユーカリの葉や南京ハゼの実、バーゼリアでアクセントを加えてみました。

 

BGMにはもちろんクリスマスソングを。

そして香りもこだわって・・・と言いたいところですが、実はスワッグの材料である針葉樹を暖かな部屋に置いているだけで十分でした。たぶんブルーアイスが一番香っているようです。仕入れた時はエグみを感じるくらい強く香っていましたが、少し経つと穏やかになり、甘みのある香りに変化しました。

小さな事務所にいるのにまるで森林浴してるように芳しくて、お客様も皆さん「いい香り~♡」と喜んで下さいました。

ブログを書いている今も壁にスワッグを吊るしたままなので、事務所に入ると爽やかな香りがふんわり漂っていて、とても癒されています。

 

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ここからはワークショップの様子を。

参加者様は常連の方や初めましての方、スワッグづくりの経験者や未経験者、本当に様々です。

最初に製作工程やコツなどをお伝えするのですが、皆さん早く作りたくてウズウズ。耳はこちらに向けつつも早速材料を手に取ってどんどん作り始められます(笑)

スワッグづくりは自然の枝の流れを生かしながら束ねていくだけ。リースのようにパーツを都度固定する必要がなく、気に入らなければ何度でも組み直すことが出来ますから、初心者の方でも上手に作っていただけます。

コツは、3方向から見て素敵になるよう立体的に重ねていくこと。基本的には箒型のように形を整えるのですが、丸くなるよう意識して作ると可愛くなります。また、色の重なりや葉の重なりを考えながら束ねると変化が出ます。手前の良く見えるところに実ものを配置すると全体が締まって見えておすすめです。

日々の出来事や会えない間に積もり積もった話をしながら、思い思いに手仕事の醍醐味を感じていただきつつ、1時間程で素敵なスワッグ が出来上がりました。

 

束ねた後の仕上げ。寂しいところがあれば松ぼっくりのオーナメントを付け足したり、リボンを垂らしたりして調整します。

 

お客様がドアに飾った画像をお送りくださいました。

一部ですがご紹介いたします。

 

玄関スペースの外や中、それぞれ好きな場所に飾って下さいました。ありがとうございます♡チュラルなスワッグだからどんなデザインの玄関でも合います。

 

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昨年のワークショップではコロナ感染防止の観点から・・・というか、私がビビッてしまい開催するだけで精いっぱいで、お茶の時間は省きましたが、今年はまた復活させました。

とはいえ、全く知らない方とテーブルを囲むのはまだ怖いと思うこともあり、各回1グループ様のみとしました。私もワークショップ中はマスクを外さず、自分自身とテーブルや食器、道具などの消毒の徹底を心掛けました。

何かと気を付けることが多いけれど、お茶の時間はやっぱりリラックス出来るし、より楽しんでいただけると思うので、設けられて良かったのかなと思います。

以下の画像はテーブルの様子です。お客様が1〜2人までは事務所のテーブルで、3人以上は狭い事務所では難しいので、ダイニングの方で召し上がっていただきました。

 

ダイニングテーブルでのコーディネート。

 

テーブルコーディネートのテーマもスワッグやインテリアと同様に「Bright☆Christmas」を意識してまとめました。

シルバーをベースに白やガラスの食器、白いキャンドル、白い花と意識して統一したつもりです。毎年コーデを考えるのが楽しくて、一人で「あーでもない、こーでもない」と何度もセッティングし直しているのですが、過去の画像を見直すと似たり寄ったりかも?食器はこれ以上増やしたくないからいつもティーマ。どうしても同じ様に見えちゃいますね。

一応言うとですね、今年のコーデのポイントは、丸いシルバーのフリンジ付きランチョンマットとテーパーキャンドルです。

 

テラスの見えるダイニングです。ちょうど紅葉の盛り。

 

ご用意したケーキは、ディアガーデンの近く、八幡堀沿いにある「amaimonya Ai」さんで作っていただいたもの。

繊細でお洒落なデザインのケーキを中心に据えるとテーブルが一気に華やぎます。素材の味がしっかりして美味しく、しかも小ぶりながら食べ応えがあるようで、他に用意したお菓子に手が伸びないという方続出。これは想定外で、結局お包みして持ち帰りいただく始末です(^^;

 

歓迎の意をネームプレートに込めて(個人情報なので画像ではお名前を消しています)

 

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クリスマスワークショップ開催は今回で10周年を迎えました。

こんなに続けられたのは来て下さる方がいるお陰です。本当にありがとうございます。

ワークショップも本当ならクリスマスだけでなく、季節毎に行いたいと思っておりましたが、新型コロナウィルスが蔓延するなか結局開催には至りませんでした。この頃はまた新たな変異ウイルス「オミクロン株」の出現で、再び不穏な空気が漂っており、全く気が抜けない日々が続きます。

来年はどうなるかなんて誰も分からないけれど、でも私達が出来る予防策は結局基本的なこと。気を付けながら少しづつ行動していけたらと思います。

今年のディアガーデンは、そんなことで、ワークショップは1回しか開催できなかったものの、造園の方は息つく暇もなく走りに走った感じです。

これまでは唯一空き時間だった睡眠時間を削って書いていたブログも、体調管理を優先して寝るようになったため、どうしても更新が減ってしまって。

でも時間は作るもの。やりくりが下手なだけなんですよね。

お伝えしたいことは沢山あるので、12月はもう少しブログの更新回数が増えると思います。

またのぞいてください♡

 

 

クリスマスワークショップ2021のご案内

クリスマス用の飾りものとして大人気の「スワッグ」を製作体験するワークショップを開催いたします。

植物をふんだんに使ったディアガーデンならではのフレッシュなスワッグです。

クリスマスに向けて手作りしてみませんか?

 

 

出口が見えない状況が続いた2021年。年末になってようやく外へ出る機会も増えて参りました。まだまだ油断は許さない状況ではありますが、希望を持てるようになったことは喜ばしいことと思います。

そんな今年のクリスマススワッグのテーマは、「Bright☆Christmas」

ディアガーデンで育てたレイランドヒノキの深い緑の葉を背景に、香りの良い白っぽい葉を重ね、白いオーナメントで飾った、ふわりと明るいスワッグを作ります。

アドベントをハッピーな気分で過ごしていただきたい・・・そんな願いを込めました。

 

昨年のワークショップの様子。昨年はブラウンの木の実をたくさん飾ったリースを作りました。材料は同じでも、作り手の個性溢れる作品が出来上がるところがいいですね。

 

草木の爽やかな香りを感じながら、日頃の忙しさをしばし忘れ、一緒に楽しく作りましょう。

よろしければ、庭づくりやガーデニングについてのご相談も併せてどうぞ。

コロナ感染予防対策もしっかり行い、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

事務所のインテリアもこのワークショップの間は特別にクリスマス仕様にします。お楽しみに!

 

ワークショップ詳細

日程(全6回)

12月2日(木曜日)①10時00分~12時00分 ②14時00分~16時00分

12月3日(金曜日)①10時00分~12時00分 ②14時00分~16時00分

12月4日(土曜日)①10時00分~12時00分 ②14時00分~16時00分

定員:それぞれの回につき 1グループ

(知らない方と一緒にならないようにします。お友達2~3名・ご家族2~3名、等。お一人様でももちろんOKです。)

場所:ディアガーデン ※2台駐車可。お申込みの際に合わせてご予約下さい。

内容:スワッグ(長さ60cm程)製作体験。お菓子・お茶付

参加費:5,500円(税込)※材料費、お茶、お菓子も含みます。当日受付時に現金にてお支払いください。

持ち物:マスク。持ち帰り時の袋。汚れが気になる方はエプロンや手袋など。 ※道具類はご用意いたします。

お申込み方法:こちらからどうぞ→Contact

※LINEオフィシャルアカウントでお友達登録をされている方はLINEメッセージでのご予約も可能です。

※参加日時、お名前(複数参加の場合は全員分)、参加人数、電話番号(グループの場合は代表の方の番号)は必ずご入力ください。

申し込み締切:定員になり次第 締め切ります。

感染予防措置について:

密度軽減と感染防止のため、各回1グループ様のみとします。
使用するテーブル、道具等の清掃およびアルコール消毒を1開催毎に行います。
会場内は換気を徹底いたします。
講師の手洗い、うがい、手指消毒、マスクの着用を徹底いたします。
お客様もマスクの着用をお願い致します。
当日体調不良の方はご連絡の上ご参加をお控えください。後日花材または完成品をお渡しします。

 

 

晩秋の庭は枯淡の趣

温かい飲み物がしみじみと美味しいこの頃。

内勤の日は、朝、ポットで紅茶をたっぷりと淹れるのが日課です。蜂蜜やミルクなど足して味変していただきます。最後はストレートで。

お気に入りのPlayListを聴きながらブログを書いています。

 

最近のデスクワークのお供は紅茶

 

この週末は暖かいけれど、来週からはまた季節が進みそう。そろそろ事務所を含めインテリアの冬支度をしようと思います。

心地良い環境づくりは、心と身体にとって、とても大切なことだと思っています。仕事のパフォーマンスを上げることにも繋がりますので侮れません。

 

 

クリスマスも意識して、キャンドルやデコレーションライトをあちこちに飾るつもりです。

 

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さて、今日はすっかりブラウンになったディアガーデンのお庭(ディスプレイガーデン)をご覧いただきます。

晴れの日が続いて、カサカサに乾いた葉や花殻たち。春の華やかさとはまた違って「枯淡」という表現が合うように思います。

これはこれで大好きな眺めです。

 

ブラウンのグラデーションが美しい(と思う)テラスの花壇。紅葉はこれからです。

 

アジサイ「アナベル」の花。溶けてレース状になる様は育てているからこそ見られるもの。その繊細さ、いつも見とれてしまう。

 

秋明菊は花後の丸いヘッドが可愛いので、もうしばらくは切り戻さないでおきます。

 

オレンジや黄色、ブラウンの葉たちは黄色味を帯びた柔らかな日差しとはベストマッチ。藤袴はまだたくさん咲いています。

 

藤袴の仲間ユーパトリウム「チョコラータ」です。種になって白くフワフワになりました。黄葉した葉ともよく合っていて、咲いている時よりも好きかも。種がそこらじゅう飛ぶので要注意ですけれど。

 

枯れた姿も愛おしいと思うのは、やはり自分で育てた庭だからでしょうか。

美しさの視点を色々と変えてみる、または積極的に探してみると、思わぬ美が見つかるものです。これは植物に限ったことではなくて、あらゆる場面に当てはまりそうです。

感性は備わったものも大きいけれど、そうしたことで鍛えられるのだと。

だから私は少し救われているのね。

 

その時期ならではの美を見逃さないでください。

 

 

秋は光が美しい

庭に出ると、どこからか金木犀の香りが漂ってき、空は明るく高く、思わず深呼吸したくなります。ただそこにいるだけで生きている喜びを感じる…ちょっと大袈裟かもしれませんが、そんな気分です。

ディアガーデンの庭はいま、秋の花が最盛期を迎えています。といっても、春や夏のような華やいだ雰囲気ではなく、野の花に近い自然な雰囲気で咲いています。

 

ディアガーデンの前庭で咲く洋種フジバカマ「ユーパトリューム・チョコラータ」茎が紫色でお洒落な宿根草です。育てやすいです。

 

同じく前庭で。秋に咲く花フジバカマが生い茂っています。和花らしい品よい香りも好き。合わせて植えた紫の三尺バーベナは夏からずっと咲いています。西に傾きかけた日差しに照らされてアオダモのシルエットが壁にくっきり。

 

フジバカマの類は、放っておくと茎が伸びすぎて姿が乱れがち。私は梅雨前に一度深め(地際から20~30cm程)に切り戻すようにしています。そうすると、分枝も出来て、秋に丁度いい高さと花付きになります。

でも常に思い通りに進むとは限らなくて。

今春、配置替えしたのが仇となったのか、ミューレンベルギア「カピラリス」の赤く煙る穂が上がっていません。ひょっとして増えすぎた他のグラス類と一緒に抜いてしまったのか、もしくは枯らしてしまったか?もぅー!なんちゅうことを・・・(泣)

とにかく似た葉っぱが多いので、植え替えたときにネームプレートでも挿しておけば良かったと後悔しています。

秋の午後、斜めから差す暖かい色の光を受けた穂は、淡く透けて輝き、その美しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。その景色を小さくとも庭でも見たいなと思って、グラス類を植えたのですが。

 

お客様のお庭で。日差しを受けて眩いばかりに輝くペニセタム・ビロサム銀狐。花にも引けを取らない美しさだと思います。

 

在りし日のミューレンベルギア「カピラリス」日が当たると本当に綺麗でした・・・。

 

放置していても毎年必ず咲く秋明菊。今年もたくさん蕾が上がっています。花びらも白だと日が透けて。茎の細かな産毛までも美しく見えます。

 

秋はやはり陽の光がとても美しい。

暖色の光線は紅葉した葉もさらに鮮やかに照らします。

この特性を庭のデザインに生かさずしてどうする???と思います。

 

秋は夕暮れ・・・も美しいですねぇ。ここはディアガーデンの近く、西の湖という琵琶湖の内湖です。素敵でしょ?

 

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落葉樹や宿根草の植付けは冬前、晩秋がオススメ。今からが適期です。ディアガーデンでも冬前の植栽作業でいくつか問題点を修正しようと思います。

秋の夜長、新しく何を植えようか?どう植え替えようか?思い巡らせるのも良いかと。

 

 

 

 

 

夏を振り返って。水遣り作業を再考

空気がカラッと澄んで秋の気配が漂ってまいりました。

大好きなシーズン到来です。よく眠れるし、庭に出ても汗をかかなくなって嬉しい限りです。

この夏を振り返ると、梅雨入りは統計史上最も早く、梅雨明け後は全く雨が降らず猛暑続きでした。8月になると一転大雨続きで・・・何だかね、いちいち極端で疲れました。

今夏は猛暑のなか植栽工事をしたので、体力を随分消耗しました。そして自分の庭(ディスプレイガーデンと呼んでいます)の水遣りがだいぶ疎かになってしまいました。

それでも枯れることはありません。乾燥に強い植物や自生植物をメインに植えており、10年以上ここで育ちしっかりと根を張っている植物が多いからです。節水を念頭に植栽デザインを改良し続けているので、年間を通して水遣りの頻度は少なくて済んでいます。

ただ、真夏は出来れば日に一度は水遣りをした方が生き生きとしますし、葉焼け予防に葉水も遣りたいところ。展示用の庭なので、枯れなきゃいいではダメで、見て頂けるレベルを目指しています。そこで、今更なんですが、水遣りのサポートをしてくれる自動散水システムを試してみることにしました。

導入するキッカケは、この夏、法人のお客様の庭で自動散水システムを初めて設置してみて「意外に簡単。小さなお庭仕様もあることだし、これは使えるゾ!」と思ったこと。

それまで存在はもちろん知っていましたが、実際に工事をして、自分でも設置出来る手軽さと効果を感じました。

これが助けになる方がいらっしゃるかも。そんな方に実物を見て頂けるようにとも思いまして導入することにしました。

自動散水システムの詳細は別途記事にしましたのでコチラをご覧ください→「小さなお庭用 自動散水システムのすすめ

 

ディアガーデンの庭に設置した自動散水システムです。

 

私の場合、水遣りを必要とする時期と仕事の繁忙期が重なるので、ちょっとでも時間を節約出来るなら機械に頼りたいという思いもあります。

コロナ禍では家を空けることが少なくて済んでいますが、通常なら出張や旅行・帰省等で何日も家を空けることも多く、その都度ハラハラしていたので、機械が水を遣ってくれたらやっぱり気持ち的にラクです。

ディスプレイガーデンは、先にも書きましたように植栽を工夫していますので、水遣りの頻度はかなり少なめに抑えられています。それでも真夏はこまめに遣る方が綺麗に育ってくれますし、花殻摘みや草取り、葉水など必要な作業も他にありますから、水遣りだけでも機械がしてくれたらやっぱり助かるのは間違いありません。

あと日焼け予防もあるかなぁ。自動散水システムはタイマーを設定すれば文字通り自動的にやってくれます。手動操作をしたい場合もスマホを使って部屋の中から操作できるので、外に出る必要がないのです。これは女性にとっては嬉しいことです。水遣り時の日焼けを気にして、UVクリームを塗ったり長袖の上着を着て帽子を被って・・・などなど色々気を使っている方も多いと思います。

植物のため、お庭のための自動散水システムですが、人にとっても「水を遣らねば!」というストレスから解放され、気持ち的にラクになる点がいいです。

自動散水システムってどういうもの?操作方法は?などなど詳しくは記事をチェックしてみてください →「小さなお庭用 自動散水システムのすすめ

 

 

 

小さなお庭用 自動散水システムのすすめ

日々の水遣りをサポートしてくれる強い味方(株)グローベン製の自動散水システムをご紹介します。

植物に自動で散水できるこのシステムは、用途に合わせて各種機器を組み合わせ、コントローラーにて時間・回数・規模・散水パターンなど設定し、あらゆるシチュエーションに応じた水遣りを自動的に行うものです。

コントローラーなしで蛇口に直接穴の開いたホーズを接続して散水する「手動タイプ」もございますが、蛇口の開閉を忘れがちです。節水のために、また余計な手間を省くためにも「自動タイプ」の方をおススメします。

こんな方におすすめ

  • 庭を新しく作られた方
  • 忙しくてタイミングよく水遣りが出来ない方
  • 水遣りにストレスを感じておられる方
  • 水遣りの加減が分からない方
  • 水遣りが必要な箇所がいくつもあり、手間や時間がかかってお困りの方
  • 日焼けを避けたい方
  • 手間を掛けずに植物を育てたい方
  • 旅行や出張などで家を空けることが多い方  などなど。

一般的に自動散水システムというと商業施設や工場の植え込みに設置されている機器を想像してしまいますが、小さなお庭用の簡易タイプもございます。それが(株)グローベン製の水栓用コントローラー「スマプロBT」です。

いまある水栓にお客様ご自身で簡単に取り付けられ、すぐ使っていただけるのが、この商品の魅力のひとつです。

 

一般のご家庭でも簡単に設置していただけるタイプの自動散水システム(株)グローベン製水栓用コントローラー「スマプロBT」です。

 

「スマプロBT」の特徴

  • スマホに専用アプリをインストールして制御

スマホがリモコンに早変わり。シンプルで見やすい画面でどなたでも簡単に操作いただけます。

Bluetooth接続で10m以内は遠隔操作可能。家の中に居ながらにして操作が出来ちゃう優れものです!

  • 電源は乾電池で簡単接続

電気工事は不要です。9Vアルカリ電池(別売)を使用します。

  • 設置は立水栓で簡単施工

既存の蛇口に簡単に取り付けられられる小さなコントローラーです。本体に操作ボタンがないのでいたずらによる誤操作を防げます。

 

この度、ディアガーデンのディスプレイガーデンに、この自動散水システムを見本として設置しました。

ご興味のある方、設置してみたいという方は実際にご覧いただけます。製品について、設置方法についても詳しくお聞きになりたい方もお気軽にお問合せください。ご注文の前にまずは見積もり依頼をどうぞ。

※製品についてのお問い合わせ、見学のご予約、見積依頼はコチラ→ Contact

 

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ここからは、ディスプレイガーデンに設置した様子をご覧いただきます。

どのようなパーツがあってどのように取り付けていくのか、アプリの画面や散水する様子など、順にご紹介していきますね。

①商品のお届け

宅配便にてお届けします。

縦横約1m弱×高さ20cmくらいの大きめの段ボールに色々なパーツが入っています。

 

基本セットはこんな感じ。制御本体(中央)にドリップチューブ、各種部品(ジョイント部材、チューブホルダー等)

 

設置は難しそう・・・と思われるかもしれませんが、ワタクシ、馬渕(女性)でも一人で出来ました。特別な技術は必要ありません。恐らく大人ならどなたでも設置できるのではないかと思います。

道枝切り鋏や大き目のカッター、プラスドライバーをご用意くださればすぐ作業にかかれます。

 

②コントローラーの取付け

設置方法は単純です。

蛇口に制御本体を直接取り付けるだけ、以上です。

冬場凍結する場合は原則取り外していただきたいのですが、念のため的な凍結防止アダプター仕様のコントローラーもあります。タイマー設定中に雨が降った場合感知するレインセンサーも取付可能です。場所に応じてコントローラーを固定するための金具やアルミ支柱などもオプションで選べます。

 

コントローラーは蛇口に取り付けます。メタルアダプター(プラスねじがついている部品)が標準でついていますので新たに買う必要はありません。

 

③コントローラーにドリップチューブを接続し、花壇に延長していく。

ドリップチューブは直径16mmでこのように等間隔に穴が開いていて、水が垂れる仕組み。穴の間隔は150mmピッチ、300mmピッチ、500mmピッチと3種類あります。ディスプレイガーデンは300mmにしました。

 

チューブのジョイント部材は4種類ありますので、花壇の形に合わせてどのようにでも延長できます。チューブは黒いので植物が茂ると分かりにくくなります。

 

ホースとジョイント部材の接続は簡単。ホースを適当なところで切って継手部分に差し込み、抜けないようにカバーを回し込みます。ホースを差し込む際、非力な女性は少々疲れるかもしれません。ゴム製の手袋を装着してやると力が入ります。冬場はホースが固くなるので同じ様にちょっと力がいるかも。

 

自動散水装置の設置完了したところ

 

標準的な散水にはドリップチューブで足りるかと思いますが、植物や植え方によって先端パーツが色々と用意されています。

例えば苔や芝用にジェットスプレーやミストスプレー、ハンギング専用ミストキット、水を遣るときだけ地表に出てくるポップアップスプリンクラーなど、用途に合わせてお選びいただけます。これらは穴のあいていないポリチューブに接続します。

 

④専用アプリ(無料)をインストール

 

専用アプリをお手持ちのスマートホンにインストールして操作します。スマホがリモコンになるってこと。画面はこのようにシンプルです。操作も直感で出来ます。

 

アプリをインストールして、コントローラーに電池を入れると、アプリが本体を自動検出しますので、Bluetooth設定もスムーズです。

コントローラーを複数制御する場合でも個別に管理できます。

タイマー設定しておけば特に何もすることはありませんが、手動操作でイレギュラーに遣ることも可能です。

 

散水中。ドリップチューブからポタポタと水が滴り落ちているのが分かると思います。(矢印の部分)

 

余談ですが、手動操作で便利だなと思ったことをひとつ。

私は来客があるときは、門履きをし水を打ってお迎えするようにしています。でも夏場は特に何ですが、すぐに乾いてしまい、来訪時間とタイミングを合わせて水を打つことはなかなか難しいものでした。

それが、自動散水システムのお陰で、事務所からクリックひとつで水打ちが出来るようになりまして、気持ちに余裕が出来ました。(下の画像↓が打ち水を兼ねた散水の様子)

 

スプレーノズルを取り付けた前庭の様子。苔の部分にミストスプレーノズルをセットしていて、散水が開始されると霧状に撒かれます。(ホースは分かりやすいように見せていますが後に隠します)来客の際は打ち水としても作動させています。

 

⑤コスト

  • 散水機器材費例

ドリップチューブ式散水約30mの場合:合計46,700円(定価)

コントローラー スマプロBT(メタルアダプター仕様)×1 25,500円

16mmドリップチューブ300mmピッチ(30m巻)×1 13,800円

16mmチューブホルダー(10個入)×3 3,000円

16mmクイックエルボ(1個入)×4 2,200円

16mmクイックエンド(1個入)×4 2,200円

※エルボやエンドの個数は参考数です。花壇の形によって変わります。

※消費税、送料別途。

  • ランニングコスト

電気代:9Vアルカリ乾電池1個分

水道代:16mmドリップチューブ300mmピッチ×50mの場合 30分当たりの水量83.4L 約1円(※メーカー調べ 基本料金別途)

 

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では最後に、ご購入をお考えの方へ

製品についてのご質問、見学のご予約、見積依頼は下記のフォームをご利用下さい。

コチラからもどうぞ→ Contact

 

 

 

処暑だけど、処暑だから

残暑お見舞い申し上げます。

処暑とはいえ日中の蒸し暑さにウンザリしていたある日、ふと、そういえば今年の夏はかき氷を食べていないなと思い出しました。

それで、たまたま頂き物のスイカがあったので「スイカのグラニテ」というデザート作ってみましたら、あまりの美味しさに、夏嫌いの私がもう少し夏を味わってもいいかという気分に。

グラニテとはフランス発祥のデザートでシャリシャリとした氷菓子のこと。

 

バジルがいい感じの奥行を感じさせる大人のシャーベット。少しの塩と酢がスイカの甘みを引き出しています。身体の熱がすーっと引きますよ。

 

午後外から帰ってきたときや、お風呂上りなどに、処暑だけどまだまだイケます。

作り方は簡単。スイカの美味しいうちにお試しあれ。

レシピはコチラ→【マイナス3度の過ごし方】01:揉んで、凍らせるだけ。スイカのグラニテで、食べる前から涼しくなる – 北欧、暮らしの道具店 (hokuohkurashi.com)

 

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暑くて仕方がないのでこの頃は専らインテリアプランツと戯れています。

何となく見飽きた風景は、飾る位置を変えたり鉢のデザインを変えたりしてリフレッシュ。伸びに伸びた茎を整理してスッキリと。

ただ飾るだけではなく「扱う」愉しみというか。どんな状態でも、少し扱いを変えるだけで見慣れた風景が変わる面白さを感じています。

 

窓辺に植物をたっぷりと茂らせて。緑で部屋と庭を繋ぐ。

ハンギングプランツは今夏また増えました。時々場所を替えています。

 

夏場成長した葉や切り取った枝は水に差しておくだけで発根することも多くて、生命の力って凄いなっていつも感心します。

 

 

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虫の声が聞こえる朝夕に庭へと出て見ると、処暑らしく秋に花を咲かせるヤブランやシュウメイギク、フジバカマの蕾が上がっています。

庭木たちは徐々に活動を弱めて、体内の水分を減らしているようです。葉っぱが明らかに乾いてきているのです。これから、来春に備えて、木は葉っぱに貯えられた養分をどんどん分解して、幹や根に移動させていきます。

 

ディアガーデンのテラス。色々な葉色の植物を集めた花壇です。何となく葉っぱがカサコソとして。

 

そう、植物はいつも自分の目標を見失わず着実に支度をする。