花生けのお仕事より(5月のまとめ)

ディアガーデンではお庭づくりや外構工事といった建物の外回りのお仕事だけでなく、植物に関するご要望に広くお応えすべく、インテリアプランツの納品や装花室礼といったお仕事も受け賜わっております。

そんな流れで、本年度より株式会社仁々木さまの京都祇園本店に毎月数回お花を生けに通っています。今日はそんなお仕事より5月のまとめをご覧いただきます。

○過去の事例はコチラ→1月2月3月 / 4月

 

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初夏は春に芽吹いた芽が、しっかりとして更に成長する時期。

茎や蔓が旺盛に伸びる様を花生けでも感じて頂こうと、青々とした蔓ものを活けてみました。

 

5月初旬【盛り花】

蔓ものってお花屋さんでは、どんな風にも活けられるよう一本一本ほぐされて売られていますが、野にある時はたいてい絡まっています。

ですので、ありのままの姿というか、あえて絡めてガラスの丸い器の縁にぐるっと添わせ、蔓同士をひっかけて留めました。飾る場所が限られているので、こうした方がまとまりますし、扱いやすく簡単に活けられるように思います。茎の柔らかな質感もいい感じに出せます。

縁に這わせた蔓にもたれるように挿した花は、五月晴れの空の色を映したような矢車菊と白い花のオーニソガラム。

同じ季節に咲く花はどのように活けても相性が良いものですね。

 

 

5月初旬【掛け花】

草の他に、枝の状態の蔓ものもあります。

この日は山帰来(サンキライ)を仕入れました。

山帰来って冬によくリースで使う花材です。そう、あの赤い実の!でも今の時期はまだ未熟な実で、ツヤツヤの丸葉も愛嬌があります。

この青葉の山帰来もまた素敵じゃないですか?

 

 

いつも枝が何本かセットされているものを買いますが、その中で「さてどの枝を使おうか?」と選ぶ作業が楽しいです。

素材の良さが出そうな1本を手に取り、不要な枝をチョンチョンと切って・・・角度を定め息を止めて挿す。たまにですが、こんな最小限な始末で一発に整うときがあります。活けていてすごく気持ちいい瞬間です。

それが今回の掛け花で体験できました。

 

これ、たった1本の枝を挿しただけ。

 

自然がつくるカタチって本当に素晴らしいですね。

ちょっと手を入れただけで、突然動きが出て。

でも不思議と景色は静かなのです。

 

2,3か所鋏をいれて、すこーし枝をためただけ。この枝は先にもしっかり動きがあるところが良かったです。

 

お店の方がこの掛け花をご覧いただいた瞬間、ひとこと「いいっ!」って叫んでくれました。

めちゃめちゃ嬉しかったです。

 

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さて、京都府は先月25日から緊急事態宣言の対象となり、ついに仁々木さまの京都祇園本店も、5月19日から末日までの予定で臨時休業に踏み切られました。

ですので、今月の花活けはGW明けに伺ったこの一度きり。

残念ではありますが誰もが辛い状況。私は諸事情を慮り従うまでです。

今後、状況をお尋ねしつつ、また花生けが出来ることを楽しみに待っています。

 

 

統計史上最も早い梅雨入り

数日前のブログで「今年は梅雨入りが早そう」って書いた直後に梅雨入りしてしまいました。

九州北部、四国、中国地方は15日(土)。近畿、東海各地は16日(日)と、平年より3週間も早い梅雨入りとなりました。四国と近畿は統計史上最も早いそうです。

そう、今はまだ5月ですよ、5月!!!

日差しがキラキラと眩しく、花が咲き乱れ、風薫る5月なのに…外はなんて暗いんだ(◞‸◟)

 

今朝の事務所。外は雨、薄暗いので灯りをつけています。摘みたてのバラの香りとバルミューダスピーカーから流れるBGMに何とか気持ちを救われて。

 

 

「梅雨前に終えて欲しい」と希望されていた剪定のお仕事がいくつかあって、「今年の梅雨入りが早いそうだから早めにしよう。5月中に回れば何とか大丈夫だろう」と今週から来週にかけて準備をしていました。でもまさか3週間も早く梅雨入りするなんて。先月の段階でこれほど早いなんて予想、出てませんでしたよね?今となってはもうどうしようもないのですが、申し訳ないです。

今後、庭の植物や農作物に悪影響を及ぼすのは間違いありません。日照不足による成長阻害、病気の発生や根腐れが増え、野菜の価格も高騰するでしょう。長雨による災害も起こる可能性大です。

そういえば昨年の梅雨は記録的に遅い梅雨明け&記録的な雨量となり、かなり戸惑った記憶があります。今後、梅雨明けが平年通りでも異常に長い梅雨になり、入りに比例して早く明ければ異常に長い夏が待っています。どっちに転んでも良いことはなさそう。

 

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とはいえ、天に向かっていくら文句を言っても仕方がないので、何とか気持ちを切り替えて明るく参りましょう。

庭の長雨対策として出来ることは、

  • 湿気や蒸れ対策として、茂っている部分を透かし剪定してみる。
  • 鉢植えは時々軒下に移動してみる。
  • これから植えるのなら水はけのよい土の状態をつくり浅めに植える。
  • 雨の止み間に庭の点検をして早めに対処する。

「こんな年もあるさ」と何事も完璧を目指さず、花は少なくとも、株がそこそこ健康であればよしとしましょう。

そうそう、雨の日ならではのいいこともありますよ。

土砂降りの日は水が地面や物に触れてはじけた時にマイナスイオンが発生するそうですから、素敵な雨具を身に着けて散歩に出るのも良いかもしれません。

水には浄化パワーがありますので、イやな事があったとき水に打たれるとスッキリします。(冷えないように注意。ずぶ濡れにはなってという意味ではありません)

雨でなくとも勢いよくシャワーを浴びたり、外出先ではシャワーの代わりに手洗いを。

コロナ対策で手はしょちゅう洗っているけれど、この場合はイヤな気持ちを洗い流すイメージをもって洗いましょう。肘まで洗うと効果がアップするそうです。

お試しあれ♡

 

 

花生けのお仕事より(3月のまとめ)

ディアガーデンではお庭づくりや外構工事といった建物の外回りのお仕事だけでなく、植物に関するご要望に広くお応えすべく、インテリアプランツの納品や装花室礼といったお仕事も受け賜わります。

本年度より株式会社仁々木さまの京都祇園本店に毎月数回お花を生けに通っています。今日はそんなお仕事より3月のまとめをご覧いただきます。

(過去の事例はコチラ→ 1月 2月 )

 

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①3月初旬【根洗い】

3月の初め、生花店の売り場ではチューリップの旬が終わろうとしています。

1月の終わりか2月の初め頃の極寒時期から見かけてはいたものの、その鮮やかな花色と実際の季節感が違い過ぎて活ける気にならず、時期を読んで自然な雰囲気のチューリップなら仕入れてみようと考えていました。

そうしているうち、和菓子屋さんに合いそうなチューリップに出会いました。

茎が短くて球根がついたままのチューリップです。

 

球根付きの小さなチューリップ。山苔とともに手持ちの盃洗に活けました。薄黄緑の蕾が華美でなく自然な雰囲気です。

 

窓辺で結構咲いたようです。

 

②3月初旬【掛け花】

店内の壁に掛けた花器にはまだ蕾のシデコブシの枝を。

産毛が生えた皮を纏ってすべすべしています。枝先がほんのすこしほころびかけていて春らしい。

 

シデコブシの枝。青空めざして伸びているような~

 

以前住んでいた家の近所で、玄関先にシデコブシが植えられたお宅がありました。

飾り気のないお庭で、その木は自由に枝を広げ、きれいな楕円の樹形になっていました。春になると白い枝先に、薄桃色の花がいっぱいに咲き、それはそれは見事でした。波打った花びらが優美にひらひらと揺れて、当時飼っていた犬と一緒に、飽きずに見上げたものです。

私の中ではシデコブシというとあのお宅の木。

懐かしく思い出します。

 

③3月下旬【投げ入れ】

この日は面白い茎姿の丹頂アリウムを仕入れました。

花壇で育てるアリウムはネギ坊主の部分が大きくて茎も真っ直ぐです。きっと花の生産者さんが工夫して、こんなにクネクネのアリウムを作って下さったんだな。

花に香りはありませんが、茎を切るとネギっぽい香りがします。

 

茎が面白く曲がった丹頂アリウム。奔放に挿してみました。

 

お店の方に「意外にモダンな雰囲気で和に合うね~」と言っていただきました。

 

④3月下旬【掛け花】

大抵の植物は知っているつもりですが(名前は大抵パッと出てきませんが)、もちろん知らない植物に出会うこともあります。

「このヤマブキっぽい木は何ですか?」

葉っぱの雰囲気からしてヤマブキっぽいなぁと思うけれど違うような???

すると生花店の方が「ヤマシラズという木です」と教えてくださいました。初めて聞く名前です。ネットで調べても出てこないので、ひょっとしたら聞き間違いかもしれません。

でも葉のちょっと白っぽい黄緑色がきれいだったので、分からないまま仕入れて、お店の方にもそのまま「ヤマシラズという木だそうです」なんて伝えて生けちゃいました。

 

ヤマブキに似た木に、薄紫の花が咲く都忘れを組み合わせて。

 

「知らず」と名前についた木に、名前に「忘れ」とつく花を添えたのは、たまたまです。

二つの植物の色合いが合うと思って感覚的に合わせただけで、あとで名前を並べてみて面白いと気づきました。

 

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仕事上がりに駅へと向かう道すがら、仁々木さんから程近い白川通りを歩きました。

ちょうど桜の花が5分咲きの頃。ちょっとしたお花見気分を味わえました。

 

祇園白川通り。メディアに度々登場する「巽橋(たつみばし)」では、木製の欄干越しから白川のせせらぎと桜がしだれる様子を眺めることができます。

 

京都の街中は人出が戻り始めていて、時期的に卒業旅行なのか?春休みなのか?若い方で溢れていましたけど、この通りは大きな通りから少し外れているからか、まだ疎らでした。

でも本来ならば、祇園の中でもとくに絵になる場所として、桜の時期は特に、世界各国からの観光客も多く混みあっていますのに。

 

柳と桜が石畳を彩って。

 

川のせせらぎ、町家を背景に桜。京都らしい景色です。

 

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明日から4月ですね。

和名の卯月は、旧暦の4月に咲く卯の花から来ているそう。卯とはウツギです。

日本全国の山野に見られるユキノシタ科の落葉低木で、5月から6月にかけて咲く花は、派手さはないものの清楚な佇まいで、和の雰囲気にぴったり。ということで、私も盆栽に仕立てて仁々木さんに納品しました。

 

卯の花の盆栽。ウツギでも小型種の姫ウツギです。

 

新暦と旧暦とはひと月ほどのズレがありますが、生花市場の植物は本来の時期よりふた月以上ズレがあります。だいぶ早いのです。ですので、季を先取りして3月に飾ることが出来ます。

和食の世界では、季節を楽しむ食材の取り入れ方として「走り・盛り(旬)・名残り」と「出会いもの」がありますよね。和のお店の装花としては、それに準することも心得ておくべき点のひとつだと思っています。

大抵「走り」の方が多いけれど、時に庭で咲いているその季最後の枝を折って「名残り」として飾ることもあります。走りで仕入れて、事務所で咲かせ「盛り」に再度持って行って飾ることもあります。

こんな風にかなり自由にお仕事をさせてもらえ、私としても楽しんでやっております。

さぁ、卯月はどんな花生けをしましょうか。

 

装花室礼についてのお問合せ、ご相談はコチラ→ contact

 

 

 

抗えないものの前では

宮城県と福島県で最大震度6強を観測した地震、被災された方々にお見舞い申し上げます。

気象庁の発表で「これは10年前の東日本大震災を引き起こした地震の余震と考えられる」と聞いて、大地震とはこんなに時間が経ってもまだ影響が続くのかと恐怖を感じました。

あれから10年。人は長いと感じますが、地球の時間軸に置き換えてみればきっと短いものなのでしょう。抗えないものの前で、人の小ささ、そして自分の無力さを実感します。

この先大きな余震がないように、そして一刻も早く普段通りの生活が出来ますようにと祈るばかりです。

 

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抗えないものを前に、自分の意を通そうとすると、まずそれを否定することから入ってしまいます。時に怒りの感情さえ湧いてしまい、心身に良くありません。いい方向に進むはずもないのです。

抗っても何も変わらないといつか分からされ、自らを変える方に歩き始めたとき、ようやく、それはむしろそれで良かったのだと気づきます。

長い道のりです。

私はそういうこと、仕事を通して学んでいる最中です。

造園の仕事は、環境に添うこと、そしてその環境を生かすには?より素敵にするにはどうすれば?と考える仕事でもあります。

地震や台風などの自然災害に備えて想定内の造りは出来ます。想定外のことが起こっても被害が最小限で済むようにと考えます。

でも風の強さも雨の量も、東西南北も入れ替えることは出来ません。建築を変えることも出来ません。もっと言うと、建物の配置や窓の位置、桝の位置、室外機の位置も今さら変えられません。建築の設計段階から関わらせてもらえないことが多いので仕方がないのです。

 

ディアガーデンのバックヤード。家と庭の設計は同時進行できましたので、室外機やごみ箱、埋め込み水栓などは、道路や庭から見えぬよう、自分も日常生活で出来るだけ見なくて済む場所にまとめて。排水管や桝の位置は植栽を予め考慮して。でも生活必需品だからどうにもできない桝はあります。コンポストや養生中の植木鉢などもこの場所に置くように。

 

庭の設計途中。この段階では室外機や桝の位置がはっきりしておらず、後に数カ所調整しました。

 

 

全て受け入れ、お客様の要望に適うよう、環境に添いつつ、より心地良くするには?

このデザイン、この木、この位置、この商品、この施工と、ひとつひとつの工程を磨き上げて作っていきます。

それがディアガーデンの目指す「用の美」に叶う庭となると思っています。

 

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植物や土、石を扱っても、庭は自然が作るものとは別物、人工物です。人のための空間だから自然にない安全性や居住性が求められます。

でもひとたび庭に出ると、目線が少し高くなります。遠くなるというか。思わず深呼吸をしたりして、気持ちがすっとします。光や風も感じます。庭は人工物なのに、人は自然の中にいると感じているのです。木々にはそのうち鳥や虫も来て、本物の自然と交わっていきます。

 

昨年春のディアガーデンのテラスです。狭いながらも木々の囲まれてとてもリラックスできる空間。ここに出るといつも空を見上げ伸びをしてしまう。春が待ち遠しいな。

 

テラスには色々な生き物が来ます。野鳥、虫、蛙や蛇などの爬虫類、猫やイタチなどの小動物。昨年は合鴨まで来ました。近くで見ると大きくて!これにはさすがに驚きました。

 

京都金地院の庭。ここまでくると庭と自然との境は曖昧に。

 

なんだか矛盾だらけの空間ですね。

だから難しくて。だから面白いのかもしれません。

 

 

冬の仕込みもの-花粉症対策

冬は発酵を楽しむ仕込みものの季節、お味噌づくりや糠床づくりに最適なんだそうです。

お味噌はいつもお義姉さんが仕込んだものを有難くいただいています。毎年出来上がりが楽しみで大事に使っています。それでお味噌汁を作ると風味が全然違って、味に奥行も出るような気がするの。冷蔵庫で保存しているうちに色もどんどん濃くなっていき、発酵は止まっているのに、まだ生きているような感じで面白いです。

甘えてばかりいないで、そろそろ自分でやらなきゃな。ひとまず簡単に何か仕込んでみたいなーと「李映林、季節の仕込みもの」という本を眺めていると、水キムチのレシピが目に付きました。

これも発酵食品ですし、彩りがとてもきれい。キムチほど手もかかりません。匂いも気にならずサッパリしたお味です。

早速作ってみました。

 

白菜、大根、リンゴ、玉ねぎ、細ネギなどが漬かっています。3日常温におき、そのあと冷蔵庫で3~4日してシュワシュワと発酵したら食べられるそう。

 

どうも作り過ぎたような気がします。ひと瓶に納めようとしたのに…。

でも冷蔵庫で2~3週間保存可能だから、せっせといただこうと思います。

というのも、発酵食品は腸内バランスを整え、免疫力をアップするので、花粉症対策に効果があると言われているから。

夫婦そろってスギ花粉症なので、2月に入り暖かい日が続くと嬉しい反面、そろそろ花粉の飛散が始まるなぁと憂鬱な気分にもなります。

ヨーグルトを日々食べ続けたお陰か?それとも単に年齢を重ねたせいか?症状は年々軽くなっており、薬に頼る頻度もかなり少なくなりました。それでも無症状ではないので、やはりナーバスになってしまいます。

そんな私達をみてこんなプレゼントが♡

JACINTHE & Cie (ジャサントアンドシー)のハーブティNo65 Contre le pollen(コントル ル ポレン)

くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった炎症を抑えるアイブライトやエルダーフラワー、免疫力を高めるエキナセア、炎症の起きない体質へ改善するネトル、また炎症時に失われる栄養素を補ってくれるハーブなどを集めたブレンド、だそうです。

 

花粉症に効くブレンドのハーブティ。このブランドはパッケージも凄くお洒落ですね。

 

ペパーミントが入っているので爽やかで飲みやすい系でした。

これもせっせと飲もう!

 

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今年の花粉の飛散量は昨年よりも多いけれど、平年(2011年~2020年の平均値)程ではないそう。

軽く済むことを祈るばかりです。

 

 

自粛生活、再び。

新型コロナウィルス感染症が国内で確認されてから一年。緊急事態宣言の対象地域が拡大する中、再び自粛生活が始まりました。状況は思わしくなく解除はいつになることやら。

昨年の自粛生活で注目されたガーデニング。都市部では、家にいる時間を充実させようと、家庭菜園やガーデニングに楽しみを見出す人が増えたようです。出掛けられなくても、自宅の庭で過ごす時間があるだけでストレスはかなり軽減されます。住環境について考え直す機会が増えました。

冬の寒い時期は、そんな家の外での楽しみ方をじっくり考える絶好の機会です。

手始めに、私と雑談っぽく、話だけでもしてみませんか?

出掛けるのに理由がいるこの頃、わざわざ事務所に来ていただかなくても、オンラインならば気軽です。案外、画面越しの方が話しやすいのかもしれません。

 

 

というわけで、

オンライン相談はいつでも受付中。どうぞご利用ください。

詳しくはコチラ →オンライン相談、予約受付中

 

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さて、気が付けば、前回ブログを更新してから2週間近く間が開いてしまいました。

春の工事に向けてプランニングの打合せや、新規事業である店舗装花室礼の仕事に関する契約ごとや仕入れ等々。その合間にお正月飾りを片付けて、松の内の午前中になんとか初詣を済まし、習い事の稽古をしてと、色々なことがブログに書く間もなくバタバタと過ぎていき・・・。

元気なのですが、休み明けということもあり無理がきかず睡眠を優先。寝ないと途端に免疫力が低下するので。

お仕事のことはまた追って書こうと思います。

 

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それで今日は年初めの私事ふたつ。

まずひとつ目。

スマホを新しくしました~(ノ´∀`)ノ

時々新機種にすると気分がリフレッシュします。最新のテクノロジーが手の中にある高揚感ったらたまりません。

時々といっても私の場合、5年4カ月ぶりですけれど。

周りを見ると長くても3年くらい経つと新しくされているよう。いつも5年以上変えない私はちょっと変人扱いされます。みんなマメだな~。

 

iPhone12とケースはBANDOLIER。

 

ところで最近のキャッシュレス化って凄い。遠出をすることが少ないこの頃なら、スマホひとつで身軽に動けます。

そこで最初のスマホカバーは、カードケースと肩掛けストラップが付いたタイプにしてみました。以前のカバーはエトープ(グレージュ)色で好きな色ではありますが、さすがに飽きたので今回は白に。

本体はさほど変えないとしても、カバーはその時の気分でとっかえひっかえ変えて楽しもうと思っています。

 

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年初めの私事ふたつ目は、何気に続いているお習字のこと。

お稽古を始めて、気が付けばこちらも5年以上経ちます。先のことは自分でも分かりませんが、長く続けることで見えてくる世界もあると思うので出来るだけ頑張りたいです。

今のところ、太い筆で大きな字を書くのには何故か興味がなくて、小筆一筋です。

最初は訳も分からず手本の真似をするのがやっとでしたが、最近は少しづつ自分なりに考えて書くようになりました。それにしても肝心の字がなかなか上達しないのはどうしたものか???

 

書初めです。散らし書きの方は新春らしい歌。細長い紙に書いてあるのは臨書で、昨年の終わりごろから練習している歌なので内容は秋ですが。

 

書初めは、新春らしい歌でした。

「初春(はつはる)の 初子(はつね)の今日(けふ)の 玉箒(たまははき)手にとるからに ゆらぐ玉の緒」(大伴家持)

新年の行事で帝自らが玉で飾られた手帚を以て邪気を祓いたもうたのち、諸王卿等に下賜された。美しく鳴り響く玉の音、新春の澄みきった空気感が何とも清々しい歌です。

この玉箒のようなものは、2年前でしたか、たまたま正倉院展で見たことがありました。箒の形が現在の庭仕事で使っている手箒とほぼ同じだったので覚えていまして、書初めでふいに思い出されたのです。そんなことで、歌の光景がなんとなーくですが想像が出来ました。

 

万葉の情景を思い描きつつ、その当時使われた字で、その当時からある道具を用いて書いている一方で、手のひらサイズのハイテク機器を使っていること。千年以上の時を経たものが、当たり前に目の前にあるという不思議。

私の中ではどちらも新鮮に感じるものであり、よくよく考えると不思議な気持ちになります。

そう、自分の中にどちらもあるのが面白くて楽しい。

 

 

2021年新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

旧年中はディアガーデンのサイトをご覧いただき 誠にありがとうございます。

本年もお庭やエクステリアに役立つ情報を発信して参りますので どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

今年の年賀状。ディアガーデン用と家族用2種作りました。いつもSNSにUPした庭の画像から選んで印刷しています。今年も庭の写真をいっぱい撮るぞー!(^^)!

 

大寒波襲来やコロナ自粛の影響で、自宅で過ごす静かな年末年始となりました。

皆様はどんなお正月をお過ごしでしょうか。

 

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話は大晦日にさかのぼりますが・・・

朝起きると一面銀世界でした。積雪は25~30cm程で日本海側の地域に比べればどうという量ではありませんが、一夜にして積もったので驚いてしまいました。

 

ディアガーデン前の様子。このところ暖冬続きだったので、久しぶりのドカ雪におののく。全ての買い物は済んでいて出掛ける必要のないことは幸いでした。

 

つららが出来てました。

 

テラスが雪で埋もれてる。真綿の布団を敷いたようにフカフカです。だいぶ溶けましたが庭の半分にはまだ雪が残っています。

 

元日の朝は一転!晴れて美しい初日の出を拝むことが出来ました。

初詣は遅らせるつもりで、代わりにせめて初日の出くらいはと期待していました。見られてとても嬉しいです。

毎朝登る朝日でも、顔を出す瞬間には滅多に立ち会いませんし、元日は見る側の気持ちが特別なので全く別物のように感じます。万物を等しく照らす光とは、なんと明るくそして力強いものかと改めて感じました。願掛けもして幸先良いスタートが切れたような?

大晦日に雪で全て埋め尽くされた庭は白紙に戻されたようでした。良いことも悪いことも何もかも見えない。象徴的な出来事と捉えました。

2021年はそこに何を描くのか。

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さて、例年なら元日から帰省しているところ、雪のせいもあって今のところ様子見です。どこにも行かない元日は初めてかもしれません。

心づくしのお節をつまみに朝から呑む至福の時を過ごしています。

 

小さなお重と受け継いだ塗りのお膳、そして南天のお正月花。簡素ながら目出度さを意識したテーブルコーデ。

 

26日から少しづつ仕込んで14種類詰めました。一の重は祝い肴、二の重は口取り肴中心、3の重は焼き物と煮しめ。だいたいですが。

 

 

一の重の包みを広げる。大好きな黒豆は26日から煮てしっかり味を含ませています。だいたい小正月くらいまでいただきます。

日本酒とお節って最高に合う!

 

テーブルの盛花は南天をどっさり活けました。

南天は「難転(難を転じて福となす)」に通じることから、縁起木としてよく庭に植えられます。ディスプレイガーデンにも3株ほどありますが、今季は残念ながら実がほとんど生らず、活けたものは買い求めたものです。生花店で聞くと、どうやら外れ年らしく品薄とのこと。手に入れられたのは偶然でとてもラッキーでした。

 

難を転じて福となす。節目に活ける花には気持ちを託します。

 

世界は新型コロナウィスル感染症との闘い、まさに難の最中にあり、必然的に新しい生活様式が生み出されました。これが福となると私は思いたいです。

StayHomeや場所を選ばず仕事をするリモートスタイル、個々を掘り下げ発信していくような新しい生活スタイルは、元々自分のスタイルに近いものだったので、割とスムーズに受け入れられたのは幸いでした。

流れから見てこれからは個が加速しそう。

だから個性は大事、それが間違っているかも?変かも?と自分で否定せずに、楽しく出来ることや面白いと思う気持ちを大切にしたいです。

それに個性を理解してくれる繋がりもきっとある。分かる人には分かるし、分からない人と無理につるむ必要はないのです。それが出来る生活様式になってきました。

「私って、こういうセンスなんです」と堂々と勝負しようではありませんか。

 

 

 

庭の大掃除-2020

年末、うちの中は小掃除しかしませんが、庭は大掃除します。

室内の掃除や片付けは自分の都合で始められますし、日々汚れを貯めないようにすれば大掃除をやらずに済みます。でも落葉樹がある庭の場合、紅葉のあと、葉が落ち切ってからでないと出来ないので、どんなに早く取り掛かってもクリスマス前後になってしまうのです。

年が明けると雪が降るこの辺りでは、このタイミングを逃せば、超寒い中やるか?雪解けの後やるか?もしくはしない、その3択です。どれも嫌なので年内にやっつけてしまいます。

ディアガーデンの場合、落ち葉掃除は小まめにやるのではなく、モミジなら散紅葉を味わい尽くしてからです。落ち葉の絨毯を見たいのです。だから99%落葉したタイミングで1度だけ掃きます。

やるからには徹底的に取り除きます。集めた落ち葉は堆肥づくりに役立ています。

 

大掃除前テラスのモミジの足元です。錦の絨毯が出来ています。今年の紅葉はいつにも増して鮮やかでした。斑入りムラサキシキブとシマススキも冬支度をすすめています。

 

ほぼ葉が落ちた22日落ち葉を取り除きました。すっきりとした土の潔いこと。落ち葉掃除にはブロアーがあると便利。ディスプレイガーデンは狭いし体力もあるので使う程ではないけれど、そのうち使うようになるでしょう。

 

いつも書いていますが、落ち葉をそのままにしていると、どうして散らかって見えてしまいます(これは私の性分かもしれません)。積もらせてその場で堆肥にするには何年もかかりますし、そこに新たに植えても美しく見えない気がして、取り除くのです。

年に一度は必ず土の上をきれいにすることは、細かな点検が自然に出来るという利点も。

雑草が減りますし、木の一人生えにも気づきやすいです。一人生えとはタネが落ちて大きく育った状態をいい、これを放置していると庭の景観を崩しますので注意が必要です。参考→「一人生えに注意!

掃除はただ漠然とやるのではなく、先々のことを考えながら気持ちをのせてやることで、単にきれいにする以上の成果が得られます。

私は長年こうした手入れを行っているせいで、年始気持ち良いだけでなく、春にいいスタートが切れていると思います。

 

施肥後バーク堆肥でマルチングをして終了。手作り堆肥もマルチング用に使います。完熟ではないので土には混ぜません。

 

前庭も同じように掃除してマルチング。昨年も同じような画像をUPした記憶がありますが、これは今年のです。毎年末この状態にリセットしています。

 

宿根草の枯れ姿は晩秋まで。冬は常緑植物と落葉樹の枝姿、そして何もない土を愛でます。

グラス類を残そうかとも考えますが美しく残すことがまだ出来ないでいます。これからの課題です。

 

同じ場所、春にはこうなります。大きく丈夫に育てるために今リセット&施肥を。

 

鉢植えのバラや低木も剪定をし土を入れ替えました。

バラは遅くとも年内には剪定終えませんと。土を入れ替えるのは、コガネムシの幼虫がいないか、根の状態はどうか、点検する意味もあります。

コガネムシの幼虫はバラの根を食害するので困りもの。でも水仙の球根を一緒に植えてからは一度も見ていません。今年も大丈夫でした。

バラの隣に置いている低木の鉢、ここには水仙の球根は植えていませんでしたが、鉢の中の土を見ると20数匹いました。やはりコガネムシは水仙の球根が苦手みたい。土を変えるついでに球根を植えておきました。

水仙がバラの栄養を取ってしまうという説も聞きますが、私のバラはそんなに影響がないように思います。試す価値はあると思います。

 

駐車場脇に植えたトクサ。先週の雪化粧の様子です。これが今年の見納めとなりました。

 

駐車場のトクサ。雪が積もると折れて倒れてしまい見苦しくなります。車の出し入れに支障も出るので地際で刈り取ります。ここまで切っても春になるとどんどん伸びて梅雨にはすらりと揃います。トクサは年に一度は刈るといいですよ。

 

作業中は余計なことは考えられず、目の前の植物とひたすら対峙しています。掃除という行為は「瞑想」しているようなもの。

土に跪いて自然と交わり、野生の生物と同じ環境では生きられない弱さも自覚します。

自然の作り出す奇跡にこの世の不思議を感じ、己の小ささを感じ、昨日なかったものを発見し喜んだり、植物の周りの新鮮な空気、香気を感じたりして、知らず知らずリフレッシュしています。

今年も多くの喜びを与えてくれたディスプレイガーデンに感謝です。

 

 

初雪の朝と冬支度

12月になったら来ると言ってなかなか来なかった寒波がとうとうやって来ました。

ついこの間までの小春日和が嘘のよう。冷たい風が吹きつけて、あっという間に散紅葉。

そして今朝目覚めると雪景色が広がっていました。

 

上半分は散って下葉だけが残るテラスのモミジ。初雪をいただいて。紅葉と雪の景色は過去あまり記憶にありません。

 

この位ならすぐ溶けそうで、どうということはありませんが、初物はいつも目新しくて。

雪の降らないところで育ったので、少しでも降ると感動と恐怖が入り混じって興奮してしまいます。

見慣れた庭が一変する不思議、葉っぱが落ちて素っ気なくなった木々がなんと美しく見えることでしょう。

 

6時すぎぼんやりと朝焼け。事務所から見える八幡山も今朝は薄っすらと雪化粧されています。白い筋はロープウェイの通り道。越してきた当初、前は田んぼばかりでしたがどんどん開発が進みあと数年もすると八幡山は見えなくなるでしょう。残念だけれど市街地だから仕方がありません。

 

7時ごろの前庭。こうして見ると雪を頂いた落葉樹って本当にきれいだな。

 

雪が降ると庭のフォルムが強調されます。それを意識して作るといいですね。例えばこんもりとした築山を作るとか、常緑樹はきれいに刈り込む、落葉樹は枝振りを整えるなど。

そうすると冬の庭も改めて良いものだなぁと感じられると思います。

花がなくてもいい。むしろ華やかに咲かせる必要はない。何もない清々しさを味わえばよい、そう思います。

それが冬ならではの景色なのですから。

 

駐車場脇に植えたトクサ。雪は一本一本繊細にのるのですね。この先もっと降ると重みでだらしない姿になり車の出し入れにも支障がでそう。来週にはザックリと切り詰める予定です。

 

今冬はどうやら平年並み又はそれ以上に雪や雨の日が多いそう。昨冬が全くと言っていい程降らなかったので、たぶん多いと感じるだろうな。

でもそんな予報のお陰で冬支度は万全です。

暖房器具やあったかファブリックを用意し、外に出していた植物も取り込んでインテリアの密度を上げています。窓にはイルミネーションライト、そしてあちこちにキャンドルを置いて視覚的にも暖かく。

片付いてガランとしていると寒々しく見えると思い、冬は意識して色々と飾ります。

そして事務所にはモフモフスリッパを新調しました(∩´∀`)∩

 

事務所用に新調したモフモフ。L.L.Beanの「ウィケッド・グッド・シアリング・モカシン」

 

事務所は土間(タイル)なので、どうしても足元が冷えます。

このスリッパは底が厚めで冷気が伝わらないところがいいです。分厚い羊毛が足をすっぽり包んで、感触的には若干浮いている感じ、本当に暖かいです。

しかもぱっと見靴に見えるので、庭や斜向かいのコンビニくらいなら外履きも出来そうです。

なにより可愛い。

私の大きな足がちょっと可愛くみえます。

 

 

来年の手帳

2020年も残すところあと半月。ということで、来年の手帳を用意しました (ノ´∀`)ノ

真新しい手帳を手にすると、来る年が楽しみでなりません。

 

スケージュール管理は手帳派です。デジタルツールは簡易的に記録したり、リマインド機能を併用する場合くらいしか使っていません。

手帳はスケージュール以外のことも書けて日記のような役割もあります。私は業務日誌としても使っているので後から見直すことも結構あって、やはり捨てがたいです。

それに、何だかやることが色々ありそうだゾという日は、ひとつひとつ具体的に書いて整理すると、頭がすっきりして心のザワザワも消えます。ウッカリがなくなるので安心して進められそうな気がして。

私にとっては書く行為が重要なのだと思います。

 

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2020年の手帳は、B6サイズの週間バーティカルタイプにしてみたのですが、これが全く性に合いませんでした。

バーチカルタイプはこれまで何度も使っているので、たぶんサイズを間違えたのかなぁと (´;ω;`)

走り書きの名手である私にはスペースがぜんぜん足らなかったのです。小さな字を書くのがストレスで、字が潰れてしまって書いた本人でも読みづらい始末。

書きにくいものだから、うっかりすると何にも書いていない週もあったりして、後から思い出しながら記録してたこともありました。

そんな失敗を踏まえ2021年度は、ひとまわり以上大きなA5サイズにしました。

思った以上に大きくて・・・そのうち「重い!」とか文句言ってそうだけど。

 

2021年の手帳。カバーは心機一転オフホワイトに。しっかりとした牛本革製で、ペン差しやバンドが付いて使い勝手が良く、ポケットもたくさんあるので機能的です。

 

レフィルとカバーは別々に探しました。

レフィルは伊東屋さんから。以前、銀座本店に伺ったことがあってそれ以来ファンで、たまたまサイトをのぞいていて見つけました。

オリジナル手帳の「カラーチャートダイアリー」はサイズも種類も色々ありますが、私が選んだレフィルはホリゾンタルタイプ。構成が素晴らしく細かな工夫も随所に見られます。一日のメモスペースが大きいのも魅力。

定番商品のようなので来年も買えると思うのですが。一年使ってみて性に合っていたら、しばらくは使い続けるつもりです。

年の瀬が近づくとといつも手帳選びに時間が割かれます。定番レフィルとしっかりとしたカバーがあれば、そんな無駄な時間がなくなるのではと期待しています。

 

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これまで手帳は書くときや確認するときだけ開いていたのですが、そもそも見える場所になければ意味がないんですって。

いつも見えるようにすると、余白=隙間時間もよく見えてTODOに追われている感じがしないのかもしれません。それにせっかく丁寧に書き込んでも、それができているかどうかチェックしないと達成観もないのです。

来年はいつも机の上に。PCの横に手帳を置いてこまめに書き込もうおこうと思います。

 

手帳の定位置はこれからPCの傍。持ち歩くのがメインでなければA5でもいいかなと。

 

私にとって手帳は単にスケジュールを管理するだけのものではありません。前に進めるようアシストしてくれるツールでもあります。

そこで来年私が特に意識したいのが

  • 行動にかかる時間をはっきりさせる。具体的には面で書くとよいそう。
  • 自分がやりたいことは小さくても「行動」として書く。自分を予約するつもりで。

仕事やプライベートでやりたいこと。いつかやるのではなく少しでも具体化出来たらいいなぁと思います。

 

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さて、来年はどんな一年になるのでしょう?

今年が激動過ぎたので、多少困難であっても驚かないかもしれませんね。