新型コロナワクチン2回目接種の副反応

先日、ワクチン接種2回目を済ませました。

今現在はどうかわかりませんが、予約開始当初は市の集団接種会場が取れなかったので、総合病院で接種しました。ファイザー製です。

接種1回目のときは、夜遅くに腕が痛くなって、翌日に微熱が出ました。頭は全然痛くなくて、身体がやたら熱かったです。腕の痛みも増してたけれど、その次の日にはどちらも治まっていました。

こんな感じで、1回目ですら微熱が出たのだから、2回目はもっと出るかもと諸々準備をしていました。

中でも解熱剤に関して。

夫婦共に頭痛持ちでもないし、高熱が出ることなんて滅多にないので、常備薬というと、胃薬とか風邪薬(総合感冒薬、葛根湯)あとは鼻炎薬くらい。解熱剤ってそういえば、あまり必要なくて。でも今回は必要に迫られて買うことにしました。

私はある成分にアレルギーがあり、どの解熱剤でもいい訳ではない、という事情があったのですが、まぁ普通に買えるだろうと呑気に考えていました。

それがいざドラッグストアに行くと、目当ての薬は売り切れていて、入荷未定状態でした。他のは沢山あるのに探している種の薬だけがないのです。3軒回ってようやく手に入りました。

ネットでも今は入手困難のようですから、近所で手に入れられたのは、運が良かったとしか言いようがありません。

解熱剤ごときでこんなに焦るとは思ってもみませんでした。

市販でなければ、この種の薬は「カロナール」になるのですが、これは病院で処方してもらうしかないそうで、ちょー面倒くさいです。予防的な目的で薬を処方してもらうと、健康保険が使えない場合もあるとか。

これから2回目を接種するという方もいらっしゃると思います。私のように薬にアレルギーのある方やデリケートな体質の方は早めに探し始めた方がかも。

 

運よく見つかった私用の解熱剤、アセトアミノフェンONLYの解熱剤「タイレノール」

 

それで2回目の副反応はというと。

しっかり出てしまいました。解熱剤を準備しておいて良かったです。

  • 接種後1、2時間くらい経つと腕がすぐに痛くなり、しかもどんどん痛さが増す。
  • 翌日は、朝から37度5分くらい出てて、もうしんどい。午後には38度を超え、夕方になると39度に迫る勢い。解熱剤が徐々に効いて?夜にはなんとか峠を越えました。
  • 腕は寝返り出来ないくらい痛くなり、打ったところは熱を持っていました。
  • 接種後2日目の午後、ようやく平熱に戻りました。でもまだ腕はしばらく痛かったです。
  • 全身異常に熱くて悪寒がすごかった。

先に書きましたように、滅多に病気をしないので、こんな高熱を出すのは5年ぶり位じゃないかと思います。久しぶりにしんどい目にあって健康のありがたさを実感しました。

一緒に打った同年代の夫は、発熱も腕の痛みもほとんど無く、普通にリモートワークに勤しんでおりました。

男女差はあるとは聞いていたけれど、こんなに違うもの?でも、私が寝込んでいる間、食事を作ってくれたので助かりました。

 

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ワクチン2回目が済んだからといっても、自衛手段は何ら変わることはありません。今後も基本的な対策は緩めることなく暮らして参ります。

今後進められるであろう経済活動再開へ向けての動きが気になります。とても大事なことですが、羽目を外す方は常に少なからずいるので、制限解除は段階的に進めていただきたいものです。

 

雨の止み間に

雨続きで庭の手入れが難しいこのごろ。

止み間に出て見ると結構虫がついています。ディアガーデンの場合は蓑虫やスギドクガの赤ちゃんがたくさん居て、病気は発生していませんが、日照不足なのか徒長ぎみな宿根草も見られます。

虫は手で取れるものは取って、倒れ気味の茎に剪定枝で支えをする。茂り過ぎた部分を透かしたり、足元を掃除して風通し良く・・・そんなことで、庭全体が小さっぱり。植物たちも気分良さげです。

また雨が降り出しても、部屋から眺める庭がちょっとスッキリしていることで(たとえそれが自分しかわからなくても)気分良く過ごせます。

 

出来るだけ手入れをぜずともいいような自然な感じの植栽なので、野趣感を残しつつ整えます。手入れをしたかどうかはパッと見は分からないかも・・・ってどうなん???(笑)

 

茂り過ぎたアジサイ「アナベル」を整えて。雨でうな垂れて重そうな花茎をカットしました(手前の花)。もう少し乾かしてリースを作ろうかな。

 

またある日の雨の止み間のこと。

久しぶりに夕日が差した時間帯に完璧な虹を見ました。

こんな絵にかいたような半円形の虹を見たのは、生まれて初めてのような。

上手く撮れた画像を2点ご紹介します。

 

ある日の夕方、陽が沈む前~後の長い時間、完璧な虹が出現しました。よく見るとダブルレインボーです。

 

突然の自然からの贈り物に、その美しさに、ただ感動するばかり。そして言いようのない高揚感に包まれます。

たまたま車で走っていた時だったので、タイミングよく見つけられたのかもしれません。普通に室内で過ごしていたらきっと見逃していただろうなと思うと、ほんとラッキーでした。

次の雨の止み間に日が差したら、空を眺めてみようと思います。もしかしたら虹が見られるかもしれません。

そう思うと雨も悪くないね。

 

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連日の雨、そしてコロナが再び蔓延し始めて、なかなかに閉鎖的な暮らしを強いられているけれど、お陰で和やかでとっておきの孤独を楽しんでいます。

孤独な時間は、自分を整え直し創造する時間。私にとってはなくてはならないものです。

孤独がなかったらきっと疲れ果てて自分が分からなくなってしまうと思っています。

 

孤独のお供は美しい音楽。雨の日に似合うと思う私の大好きな曲です。

※注意:再生すると音が流れます ↓

 

やせ我慢じゃないよ。

こんなとき辛いばっかりじゃ、やるせないじゃない。

 

 

暮らしの近況

7月の造園工事は、自分が思っている以上にキツかったらしく、暮らしの記憶がありません。

オリンピック中継を見ていても5分と目を開けていられませんでした。そういえばデザートのゼリーを左手に、スプーンを右手に持ったまま寝落ちしていた夜もあったっけ (^^;

それでも一応健康状態は良好だし夏バテもないので、ちゃんと作って食べていたみたい?庭の植物も生きているし、仕事の抜かりもないはず。一見普通に暮らしていたようですが、些細なことやちょっとした話のいきさつやなんかが全然思い出せない。不義理もあったんじゃないだろうかと思うと不安になります。

まったく困ったもんです。

それで8月に入り、完工が見えかけたころだったか、気持ちにほんのちょっと余裕が出来たのか大事なことを思い出しました。

「梅、干さなあかんやん! 」

6月に梅干しの仕込みをして、いい感じに梅酢が上がり上手く漬かってるなぁ…と思った記憶はあります。その後、28日の土用の鰻はしっかりいただいておきながら、土用干しをすっかり忘れていたのでした。

別にお盆過ぎてからでも干せばいいのですが、日差しが違うだろうし、天気も変わりやすいので、出来れば土用の間に干したいのです。何とか思い出し干せて良かったです。

 

2021年度の梅干し、無事完成です。これから熟成期間に入り、いただくのは2、3年先かな。

 

毎年、数は少ないながらもコツコツと作り続けて、梅干しのストックがだいぶ出来つつあります。

梅仕事は私にとって暮らしのバロメーター的な存在。気持ちにゆとりがないと上手く運びませんからね。そういう意味で、今年は追熟させすぎたり土用干しを忘れそうになったりと、余裕のなさがしっかり出てしまいました。

 

梅干しといえば素敵な贈り物が届きました。南高梅の中に鯛やマグロなどのほぐし身が入った贅沢な逸品。じっくり味わいたいと思います。ありがとうございます♡

 

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さて、お盆期間中は静養、もしくは事務所でゆっくりと内勤予定です。

ここ滋賀県はまん延防止等重点措置が実施中で、このごろは梅雨末期並みの雨が降り続くという予報も出ており、ほとんど家にいるしかない感じですね (^^;

そうそう、ようやくコロナワクチン注射の予約が取れました。地域医療機関での個別接種です。ワクチン接種が終わっても、きっと暮らし方は変わりませんが、気持ち的に少しは楽になるかしらと期待しています。

気持ち的なことを言うと、こんなものも↓

 

これも気持ち的なお守りで角大師の護符を玄関に貼っています。随分前ですがネットで申し込んで郵送してもらいました。こんな感じで壁に直接糊で貼るのが正しい貼り方だそう。本当は玄関の外に貼るのがベストなんだけど上手く貼れそうもないので玄関内に。

 

それにしても大雨つづきで災害が心配です。

昨今の気象は何でも極端で恐ろしい。

植え付けたばかりの庭が心配です。ホントやめて欲しい。

 

 

鎮静の青花

梅雨の最盛期を迎え、ディスプレイガーデンの前庭では青い花が次々と咲いています。

今の時期主役の秋色アジサイの青に合わせて選んだ花たち、青といっても純粋な青花は滅多になくて、厳密には青紫なのですが。

青や紫の花を見ると、涼しさ・爽快さを感じると同時に、落ち着きを感じます。鎮静効果があるんですね。葉の緑には同じ様に精神を安定させたり身体を癒す効果がありますので、青や紫の花を咲かせる植物を見ると相乗効果でとても心が静まります。

実際、前庭を手入れしているとそんな色の鎮静効果をとても感じます。葉や花の柔らかな感触、湿った土の香りと共に上品なフジバカマの香りが漂って。五感は研ぎ澄まされているのだけれど、心や頭はとても静か。

慌ただしく先の段取りばかりしている私に「今を生きて」と植物が言ったような気がします。

 

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今年は、秋色アジサイ「マジカルシリーズ(ブルー系)」がたくさん花をつけてくれました。

昨年は弱剪定にとどめましたので、樹高葉張りともにこんもり茂って、花芽も沢山ついたみたい。嬉しいな。

 

 

秋色アジサイという品種は元々切り花として作られた品種だそうで、枝が太くしっかりしています。名にあるように花色がシック(秋色)に変化するのも特徴的なのですが、それを愛でようとすると来年の花が少なくなってしまいます。

秋色の花と来年の花付きとを天秤にかけて、色々と試行錯誤してきましたが、今は来年の花付きを優先させて、他のアジサイ同様7月中には切り戻しています。秋色は切り花として僅かですが楽しめています。

 

 

紫陽花は今月中旬には切り戻さねばならないので、お楽しみはあとわずか。思い残すことなく愛でようゾ。

 

 

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フウロ草「ブルーサンライズ」が今年もふんわり咲いて。昨年の眺めとほぼ同じですけれど。

 

ブルーサンライズは黄緑色の葉なので青花が沈んで見えないという素晴らしい品種です。

 

本当にかわいくてねぇ。

 

青系の花は、他にも斑入りのギボウシやサルビア・ネモローサ・カラドンナが見頃です。

そのうちバーベナ・ボナリエンシス(三尺バーベナ)も咲くはずなんですが。

 

斑入りの葉のギボウシ。薄紫の花が楚々と咲いて。

 

庭で沈みがちな青を見えるようにするためには、白や淡いグレーなどの背景が欠かせません。

白い穂を上げるグラスも何気に青を目立だせる役目があります。

細かな計算が必要な厄介な青花、でもほとんどの人が好きな色なんですよね。

 

サルビアネモローサ、どんどん咲きますので、しょっちゅう切り戻しています。

 

熱海市で発生した土石流災害に心を痛めています。

熱海は5年前、2016年の夏に旅した場所。災害が起こった場所の近くも通ったように記憶しています。

海と山が近くて青と緑がいっぱいで、急な坂が多い土地という印象が残っています。とても癒されたあの場所がいま酷い状況に…。

行方不明の方の発見が進みますように、そして救助作業や復興作業をされている方々の安全を祈ります。

 

 

花生けのお仕事より(5月のまとめ)

ディアガーデンではお庭づくりや外構工事といった建物の外回りのお仕事だけでなく、植物に関するご要望に広くお応えすべく、インテリアプランツの納品や装花室礼といったお仕事も受け賜わっております。

そんな流れで、本年度より株式会社仁々木さまの京都祇園本店に毎月数回お花を生けに通っています。今日はそんなお仕事より5月のまとめをご覧いただきます。

○過去の事例はコチラ→1月2月3月 / 4月

 

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初夏は春に芽吹いた芽が、しっかりとして更に成長する時期。

茎や蔓が旺盛に伸びる様を花生けでも感じて頂こうと、青々とした蔓ものを活けてみました。

 

5月初旬【盛り花】

蔓ものってお花屋さんでは、どんな風にも活けられるよう一本一本ほぐされて売られていますが、野にある時はたいてい絡まっています。

ですので、ありのままの姿というか、あえて絡めてガラスの丸い器の縁にぐるっと添わせ、蔓同士をひっかけて留めました。飾る場所が限られているので、こうした方がまとまりますし、扱いやすく簡単に活けられるように思います。茎の柔らかな質感もいい感じに出せます。

縁に這わせた蔓にもたれるように挿した花は、五月晴れの空の色を映したような矢車菊と白い花のオーニソガラム。

同じ季節に咲く花はどのように活けても相性が良いものですね。

 

 

5月初旬【掛け花】

草の他に、枝の状態の蔓ものもあります。

この日は山帰来(サンキライ)を仕入れました。

山帰来って冬によくリースで使う花材です。そう、あの赤い実の!でも今の時期はまだ未熟な実で、ツヤツヤの丸葉も愛嬌があります。

この青葉の山帰来もまた素敵じゃないですか?

 

 

いつも枝が何本かセットされているものを買いますが、その中で「さてどの枝を使おうか?」と選ぶ作業が楽しいです。

素材の良さが出そうな1本を手に取り、不要な枝をチョンチョンと切って・・・角度を定め息を止めて挿す。たまにですが、こんな最小限な始末で一発に整うときがあります。活けていてすごく気持ちいい瞬間です。

それが今回の掛け花で体験できました。

 

これ、たった1本の枝を挿しただけ。

 

自然がつくるカタチって本当に素晴らしいですね。

ちょっと手を入れただけで、突然動きが出て。

でも不思議と景色は静かなのです。

 

2,3か所鋏をいれて、すこーし枝をためただけ。この枝は先にもしっかり動きがあるところが良かったです。

 

お店の方がこの掛け花をご覧いただいた瞬間、ひとこと「いいっ!」って叫んでくれました。

めちゃめちゃ嬉しかったです。

 

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さて、京都府は先月25日から緊急事態宣言の対象となり、ついに仁々木さまの京都祇園本店も、5月19日から末日までの予定で臨時休業に踏み切られました。

ですので、今月の花活けはGW明けに伺ったこの一度きり。

残念ではありますが誰もが辛い状況。私は諸事情を慮り従うまでです。

今後、状況をお尋ねしつつ、また花生けが出来ることを楽しみに待っています。

 

 

統計史上最も早い梅雨入り

数日前のブログで「今年は梅雨入りが早そう」って書いた直後に梅雨入りしてしまいました。

九州北部、四国、中国地方は15日(土)。近畿、東海各地は16日(日)と、平年より3週間も早い梅雨入りとなりました。四国と近畿は統計史上最も早いそうです。

そう、今はまだ5月ですよ、5月!!!

日差しがキラキラと眩しく、花が咲き乱れ、風薫る5月なのに…外はなんて暗いんだ(◞‸◟)

 

今朝の事務所。外は雨、薄暗いので灯りをつけています。摘みたてのバラの香りとバルミューダスピーカーから流れるBGMに何とか気持ちを救われて。

 

 

「梅雨前に終えて欲しい」と希望されていた剪定のお仕事がいくつかあって、「今年の梅雨入りが早いそうだから早めにしよう。5月中に回れば何とか大丈夫だろう」と今週から来週にかけて準備をしていました。でもまさか3週間も早く梅雨入りするなんて。先月の段階でこれほど早いなんて予想、出てませんでしたよね?今となってはもうどうしようもないのですが、申し訳ないです。

今後、庭の植物や農作物に悪影響を及ぼすのは間違いありません。日照不足による成長阻害、病気の発生や根腐れが増え、野菜の価格も高騰するでしょう。長雨による災害も起こる可能性大です。

そういえば昨年の梅雨は記録的に遅い梅雨明け&記録的な雨量となり、かなり戸惑った記憶があります。今後、梅雨明けが平年通りでも異常に長い梅雨になり、入りに比例して早く明ければ異常に長い夏が待っています。どっちに転んでも良いことはなさそう。

 

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とはいえ、天に向かっていくら文句を言っても仕方がないので、何とか気持ちを切り替えて明るく参りましょう。

庭の長雨対策として出来ることは、

  • 湿気や蒸れ対策として、茂っている部分を透かし剪定してみる。
  • 鉢植えは時々軒下に移動してみる。
  • これから植えるのなら水はけのよい土の状態をつくり浅めに植える。
  • 雨の止み間に庭の点検をして早めに対処する。

「こんな年もあるさ」と何事も完璧を目指さず、花は少なくとも、株がそこそこ健康であればよしとしましょう。

そうそう、雨の日ならではのいいこともありますよ。

土砂降りの日は水が地面や物に触れてはじけた時にマイナスイオンが発生するそうですから、素敵な雨具を身に着けて散歩に出るのも良いかもしれません。

水には浄化パワーがありますので、イやな事があったとき水に打たれるとスッキリします。(冷えないように注意。ずぶ濡れにはなってという意味ではありません)

雨でなくとも勢いよくシャワーを浴びたり、外出先ではシャワーの代わりに手洗いを。

コロナ対策で手はしょちゅう洗っているけれど、この場合はイヤな気持ちを洗い流すイメージをもって洗いましょう。肘まで洗うと効果がアップするそうです。

お試しあれ♡

 

 

花生けのお仕事より(3月のまとめ)

ディアガーデンではお庭づくりや外構工事といった建物の外回りのお仕事だけでなく、植物に関するご要望に広くお応えすべく、インテリアプランツの納品や装花室礼といったお仕事も受け賜わります。

本年度より株式会社仁々木さまの京都祇園本店に毎月数回お花を生けに通っています。今日はそんなお仕事より3月のまとめをご覧いただきます。

(過去の事例はコチラ→ 1月 2月 )

 

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①3月初旬【根洗い】

3月の初め、生花店の売り場ではチューリップの旬が終わろうとしています。

1月の終わりか2月の初め頃の極寒時期から見かけてはいたものの、その鮮やかな花色と実際の季節感が違い過ぎて活ける気にならず、時期を読んで自然な雰囲気のチューリップなら仕入れてみようと考えていました。

そうしているうち、和菓子屋さんに合いそうなチューリップに出会いました。

茎が短くて球根がついたままのチューリップです。

 

球根付きの小さなチューリップ。山苔とともに手持ちの盃洗に活けました。薄黄緑の蕾が華美でなく自然な雰囲気です。

 

窓辺で結構咲いたようです。

 

②3月初旬【掛け花】

店内の壁に掛けた花器にはまだ蕾のシデコブシの枝を。

産毛が生えた皮を纏ってすべすべしています。枝先がほんのすこしほころびかけていて春らしい。

 

シデコブシの枝。青空めざして伸びているような~

 

以前住んでいた家の近所で、玄関先にシデコブシが植えられたお宅がありました。

飾り気のないお庭で、その木は自由に枝を広げ、きれいな楕円の樹形になっていました。春になると白い枝先に、薄桃色の花がいっぱいに咲き、それはそれは見事でした。波打った花びらが優美にひらひらと揺れて、当時飼っていた犬と一緒に、飽きずに見上げたものです。

私の中ではシデコブシというとあのお宅の木。

懐かしく思い出します。

 

③3月下旬【投げ入れ】

この日は面白い茎姿の丹頂アリウムを仕入れました。

花壇で育てるアリウムはネギ坊主の部分が大きくて茎も真っ直ぐです。きっと花の生産者さんが工夫して、こんなにクネクネのアリウムを作って下さったんだな。

花に香りはありませんが、茎を切るとネギっぽい香りがします。

 

茎が面白く曲がった丹頂アリウム。奔放に挿してみました。

 

お店の方に「意外にモダンな雰囲気で和に合うね~」と言っていただきました。

 

④3月下旬【掛け花】

大抵の植物は知っているつもりですが(名前は大抵パッと出てきませんが)、もちろん知らない植物に出会うこともあります。

「このヤマブキっぽい木は何ですか?」

葉っぱの雰囲気からしてヤマブキっぽいなぁと思うけれど違うような???

すると生花店の方が「ヤマシラズという木です」と教えてくださいました。初めて聞く名前です。ネットで調べても出てこないので、ひょっとしたら聞き間違いかもしれません。

でも葉のちょっと白っぽい黄緑色がきれいだったので、分からないまま仕入れて、お店の方にもそのまま「ヤマシラズという木だそうです」なんて伝えて生けちゃいました。

 

ヤマブキに似た木に、薄紫の花が咲く都忘れを組み合わせて。

 

「知らず」と名前についた木に、名前に「忘れ」とつく花を添えたのは、たまたまです。

二つの植物の色合いが合うと思って感覚的に合わせただけで、あとで名前を並べてみて面白いと気づきました。

 

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仕事上がりに駅へと向かう道すがら、仁々木さんから程近い白川通りを歩きました。

ちょうど桜の花が5分咲きの頃。ちょっとしたお花見気分を味わえました。

 

祇園白川通り。メディアに度々登場する「巽橋(たつみばし)」では、木製の欄干越しから白川のせせらぎと桜がしだれる様子を眺めることができます。

 

京都の街中は人出が戻り始めていて、時期的に卒業旅行なのか?春休みなのか?若い方で溢れていましたけど、この通りは大きな通りから少し外れているからか、まだ疎らでした。

でも本来ならば、祇園の中でもとくに絵になる場所として、桜の時期は特に、世界各国からの観光客も多く混みあっていますのに。

 

柳と桜が石畳を彩って。

 

川のせせらぎ、町家を背景に桜。京都らしい景色です。

 

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明日から4月ですね。

和名の卯月は、旧暦の4月に咲く卯の花から来ているそう。卯とはウツギです。

日本全国の山野に見られるユキノシタ科の落葉低木で、5月から6月にかけて咲く花は、派手さはないものの清楚な佇まいで、和の雰囲気にぴったり。ということで、私も盆栽に仕立てて仁々木さんに納品しました。

 

卯の花の盆栽。ウツギでも小型種の姫ウツギです。

 

新暦と旧暦とはひと月ほどのズレがありますが、生花市場の植物は本来の時期よりふた月以上ズレがあります。だいぶ早いのです。ですので、季を先取りして3月に飾ることが出来ます。

和食の世界では、季節を楽しむ食材の取り入れ方として「走り・盛り(旬)・名残り」と「出会いもの」がありますよね。和のお店の装花としては、それに準することも心得ておくべき点のひとつだと思っています。

大抵「走り」の方が多いけれど、時に庭で咲いているその季最後の枝を折って「名残り」として飾ることもあります。走りで仕入れて、事務所で咲かせ「盛り」に再度持って行って飾ることもあります。

こんな風にかなり自由にお仕事をさせてもらえ、私としても楽しんでやっております。

さぁ、卯月はどんな花生けをしましょうか。

 

装花室礼についてのお問合せ、ご相談はコチラ→ contact

 

 

 

抗えないものの前では

宮城県と福島県で最大震度6強を観測した地震、被災された方々にお見舞い申し上げます。

気象庁の発表で「これは10年前の東日本大震災を引き起こした地震の余震と考えられる」と聞いて、大地震とはこんなに時間が経ってもまだ影響が続くのかと恐怖を感じました。

あれから10年。人は長いと感じますが、地球の時間軸に置き換えてみればきっと短いものなのでしょう。抗えないものの前で、人の小ささ、そして自分の無力さを実感します。

この先大きな余震がないように、そして一刻も早く普段通りの生活が出来ますようにと祈るばかりです。

 

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抗えないものを前に、自分の意を通そうとすると、まずそれを否定することから入ってしまいます。時に怒りの感情さえ湧いてしまい、心身に良くありません。いい方向に進むはずもないのです。

抗っても何も変わらないといつか分からされ、自らを変える方に歩き始めたとき、ようやく、それはむしろそれで良かったのだと気づきます。

長い道のりです。

私はそういうこと、仕事を通して学んでいる最中です。

造園の仕事は、環境に添うこと、そしてその環境を生かすには?より素敵にするにはどうすれば?と考える仕事でもあります。

地震や台風などの自然災害に備えて想定内の造りは出来ます。想定外のことが起こっても被害が最小限で済むようにと考えます。

でも風の強さも雨の量も、東西南北も入れ替えることは出来ません。建築を変えることも出来ません。もっと言うと、建物の配置や窓の位置、桝の位置、室外機の位置も今さら変えられません。建築の設計段階から関わらせてもらえないことが多いので仕方がないのです。

 

ディアガーデンのバックヤード。家と庭の設計は同時進行できましたので、室外機やごみ箱、埋め込み水栓などは、道路や庭から見えぬよう、自分も日常生活で出来るだけ見なくて済む場所にまとめて。排水管や桝の位置は植栽を予め考慮して。でも生活必需品だからどうにもできない桝はあります。コンポストや養生中の植木鉢などもこの場所に置くように。

 

庭の設計途中。この段階では室外機や桝の位置がはっきりしておらず、後に数カ所調整しました。

 

 

全て受け入れ、お客様の要望に適うよう、環境に添いつつ、より心地良くするには?

このデザイン、この木、この位置、この商品、この施工と、ひとつひとつの工程を磨き上げて作っていきます。

それがディアガーデンの目指す「用の美」に叶う庭となると思っています。

 

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植物や土、石を扱っても、庭は自然が作るものとは別物、人工物です。人のための空間だから自然にない安全性や居住性が求められます。

でもひとたび庭に出ると、目線が少し高くなります。遠くなるというか。思わず深呼吸をしたりして、気持ちがすっとします。光や風も感じます。庭は人工物なのに、人は自然の中にいると感じているのです。木々にはそのうち鳥や虫も来て、本物の自然と交わっていきます。

 

昨年春のディアガーデンのテラスです。狭いながらも木々の囲まれてとてもリラックスできる空間。ここに出るといつも空を見上げ伸びをしてしまう。春が待ち遠しいな。

 

テラスには色々な生き物が来ます。野鳥、虫、蛙や蛇などの爬虫類、猫やイタチなどの小動物。昨年は合鴨まで来ました。近くで見ると大きくて!これにはさすがに驚きました。

 

京都金地院の庭。ここまでくると庭と自然との境は曖昧に。

 

なんだか矛盾だらけの空間ですね。

だから難しくて。だから面白いのかもしれません。

 

 

冬の仕込みもの-花粉症対策

冬は発酵を楽しむ仕込みものの季節、お味噌づくりや糠床づくりに最適なんだそうです。

お味噌はいつもお義姉さんが仕込んだものを有難くいただいています。毎年出来上がりが楽しみで大事に使っています。それでお味噌汁を作ると風味が全然違って、味に奥行も出るような気がするの。冷蔵庫で保存しているうちに色もどんどん濃くなっていき、発酵は止まっているのに、まだ生きているような感じで面白いです。

甘えてばかりいないで、そろそろ自分でやらなきゃな。ひとまず簡単に何か仕込んでみたいなーと「李映林、季節の仕込みもの」という本を眺めていると、水キムチのレシピが目に付きました。

これも発酵食品ですし、彩りがとてもきれい。キムチほど手もかかりません。匂いも気にならずサッパリしたお味です。

早速作ってみました。

 

白菜、大根、リンゴ、玉ねぎ、細ネギなどが漬かっています。3日常温におき、そのあと冷蔵庫で3~4日してシュワシュワと発酵したら食べられるそう。

 

どうも作り過ぎたような気がします。ひと瓶に納めようとしたのに…。

でも冷蔵庫で2~3週間保存可能だから、せっせといただこうと思います。

というのも、発酵食品は腸内バランスを整え、免疫力をアップするので、花粉症対策に効果があると言われているから。

夫婦そろってスギ花粉症なので、2月に入り暖かい日が続くと嬉しい反面、そろそろ花粉の飛散が始まるなぁと憂鬱な気分にもなります。

ヨーグルトを日々食べ続けたお陰か?それとも単に年齢を重ねたせいか?症状は年々軽くなっており、薬に頼る頻度もかなり少なくなりました。それでも無症状ではないので、やはりナーバスになってしまいます。

そんな私達をみてこんなプレゼントが♡

JACINTHE & Cie (ジャサントアンドシー)のハーブティNo65 Contre le pollen(コントル ル ポレン)

くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった炎症を抑えるアイブライトやエルダーフラワー、免疫力を高めるエキナセア、炎症の起きない体質へ改善するネトル、また炎症時に失われる栄養素を補ってくれるハーブなどを集めたブレンド、だそうです。

 

花粉症に効くブレンドのハーブティ。このブランドはパッケージも凄くお洒落ですね。

 

ペパーミントが入っているので爽やかで飲みやすい系でした。

これもせっせと飲もう!

 

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今年の花粉の飛散量は昨年よりも多いけれど、平年(2011年~2020年の平均値)程ではないそう。

軽く済むことを祈るばかりです。

 

 

自粛生活、再び。

新型コロナウィルス感染症が国内で確認されてから一年。緊急事態宣言の対象地域が拡大する中、再び自粛生活が始まりました。状況は思わしくなく解除はいつになることやら。

昨年の自粛生活で注目されたガーデニング。都市部では、家にいる時間を充実させようと、家庭菜園やガーデニングに楽しみを見出す人が増えたようです。出掛けられなくても、自宅の庭で過ごす時間があるだけでストレスはかなり軽減されます。住環境について考え直す機会が増えました。

冬の寒い時期は、そんな家の外での楽しみ方をじっくり考える絶好の機会です。

手始めに、私と雑談っぽく、話だけでもしてみませんか?

出掛けるのに理由がいるこの頃、わざわざ事務所に来ていただかなくても、オンラインならば気軽です。案外、画面越しの方が話しやすいのかもしれません。

 

 

というわけで、

オンライン相談はいつでも受付中。どうぞご利用ください。

詳しくはコチラ →オンライン相談、予約受付中

 

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さて、気が付けば、前回ブログを更新してから2週間近く間が開いてしまいました。

春の工事に向けてプランニングの打合せや、新規事業である店舗装花室礼の仕事に関する契約ごとや仕入れ等々。その合間にお正月飾りを片付けて、松の内の午前中になんとか初詣を済まし、習い事の稽古をしてと、色々なことがブログに書く間もなくバタバタと過ぎていき・・・。

元気なのですが、休み明けということもあり無理がきかず睡眠を優先。寝ないと途端に免疫力が低下するので。

お仕事のことはまた追って書こうと思います。

 

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それで今日は年初めの私事ふたつ。

まずひとつ目。

スマホを新しくしました~(ノ´∀`)ノ

時々新機種にすると気分がリフレッシュします。最新のテクノロジーが手の中にある高揚感ったらたまりません。

時々といっても私の場合、5年4カ月ぶりですけれど。

周りを見ると長くても3年くらい経つと新しくされているよう。いつも5年以上変えない私はちょっと変人扱いされます。みんなマメだな~。

 

iPhone12とケースはBANDOLIER。

 

ところで最近のキャッシュレス化って凄い。遠出をすることが少ないこの頃なら、スマホひとつで身軽に動けます。

そこで最初のスマホカバーは、カードケースと肩掛けストラップが付いたタイプにしてみました。以前のカバーはエトープ(グレージュ)色で好きな色ではありますが、さすがに飽きたので今回は白に。

本体はさほど変えないとしても、カバーはその時の気分でとっかえひっかえ変えて楽しもうと思っています。

 

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年初めの私事ふたつ目は、何気に続いているお習字のこと。

お稽古を始めて、気が付けばこちらも5年以上経ちます。先のことは自分でも分かりませんが、長く続けることで見えてくる世界もあると思うので出来るだけ頑張りたいです。

今のところ、太い筆で大きな字を書くのには何故か興味がなくて、小筆一筋です。

最初は訳も分からず手本の真似をするのがやっとでしたが、最近は少しづつ自分なりに考えて書くようになりました。それにしても肝心の字がなかなか上達しないのはどうしたものか???

 

書初めです。散らし書きの方は新春らしい歌。細長い紙に書いてあるのは臨書で、昨年の終わりごろから練習している歌なので内容は秋ですが。

 

書初めは、新春らしい歌でした。

「初春(はつはる)の 初子(はつね)の今日(けふ)の 玉箒(たまははき)手にとるからに ゆらぐ玉の緒」(大伴家持)

新年の行事で帝自らが玉で飾られた手帚を以て邪気を祓いたもうたのち、諸王卿等に下賜された。美しく鳴り響く玉の音、新春の澄みきった空気感が何とも清々しい歌です。

この玉箒のようなものは、2年前でしたか、たまたま正倉院展で見たことがありました。箒の形が現在の庭仕事で使っている手箒とほぼ同じだったので覚えていまして、書初めでふいに思い出されたのです。そんなことで、歌の光景がなんとなーくですが想像が出来ました。

 

万葉の情景を思い描きつつ、その当時使われた字で、その当時からある道具を用いて書いている一方で、手のひらサイズのハイテク機器を使っていること。千年以上の時を経たものが、当たり前に目の前にあるという不思議。

私の中ではどちらも新鮮に感じるものであり、よくよく考えると不思議な気持ちになります。

そう、自分の中にどちらもあるのが面白くて楽しい。