モダンなモルタル製ボウル

新しく誂えたモダンなモルタル製のボウル。

無機質で静かな佇まいがとても気にっています。

 

 

何かを盛ってもいいし、そのままでもオブジェになります。

直径30cmほど、持つとずっしりとしていますが過剰に重くもなく、丁度いい大きさです。

 

事務所のカウンターに飾りました。

 

すべすべの肌、でもピンホールや色むらなどもあって、それがいい味になっています。

 

実はこれ、連休中に夫と一緒に作りました。というか、私は口で言うだけで、作業したのはほとんど夫です。

現場で使わなかったセメントの小袋(4kg)、そのまま物置きに放置してると、そのうち袋が劣化して変に固まってしまいそう。処分したくて、時間が出来たら何か作るつもりだったのが、ようやくです。

 

型枠になる大小のプラスティックボウルを用意。セメントを練るバケツは後始末しやすいようにビニール袋で覆っておく。

 

材料は手近で揃うものばかりで工程もシンプル。意外と簡単に出来ます。

まずは型枠。お気づきでしょうか?このボウルの型枠、実は洗面器です。ダイソーで買いました。1回打設したら多分もう使えないかも。だから100均で十分かなと。

最初はキッチン用のボウルがいいと思っていましたが、実際に見ると、注ぎ口がついていたりと変に工夫されていて使えません。プレーンなデザインでセメント4kgが使い切れるちょうどいい大きさ、しかもサイズ違いがあるのが、洗面器だったという訳です。

本当言うと、もうちょっと円錐に近いシュッとした型が良かったのだけれど、そんな都合良く手に入りませんよね〜。

 

ボウルの裏面に少しだけ台が付いていました。この形が残るのが嫌でサンダーで削り取っているところ。

 

上手く型が外れないと、割れたり表面が荒れたりします。

今回は念のため、型枠の表面に離型剤としてチェーン専用の潤滑油(CRE 「チェーンルブ」)を薄く塗っておきました。青い色をしていますが、仕上がりに影響はありません。

結論から言うと、気持ちいくらいスムーズに脱型出来まして、もしかしたら離型剤がなくても外れたような気もします。

 

セメントを練る。配合の目安は袋に書かれてあります。今回は4㎏に対して水900cc入れました。若干シャバシャバ気味。手が荒れるので必ずビニール手袋着用して。

 

大きな方の型にセメントを流し込み、小さな方の型で挟む。圧で浮いてくるので砂利で重石をします。置いたときに安定するよう底は厚めにしつつ芯を合わせて据えるのがちょっと難しい。

 

1日経って脱型。するんと型が外れて気持ちいい。芯があまりズレていなくてホッとしました。このあと縁のガタガタとざらつきをサンダーで整え、少し乾かして完成です。

 

ガーデンデザイナーが鉢じゃなくて何故ボウルを作るの?と言われそうですが。

セメント系の鉢は、アルカリ中和処理も必要で多少手間がかかります。それに、お洒落な既製品がたくさん出回っていますから、敢えて作る意味がないように思いまして。その点、セメント系のインテリアボウルはあまり見かけないなーと思って。

 

画像ではドライフラワーを置いています。エアープランツや(直接ふれないようにして)苔玉を置いてもカッコいい。季節の室礼などにも利用できそう。

 

 

 

ブロンズ製道具の検証スタート

毎年、秋になるとディスプレイガーデンの宿根草再編を行います。

昨今の日本の気象を鑑みると、特に草花は、秋に植えるのが良いと思っています。

春に植えても、庭の鑑賞時期は梅雨までと、僅かな期間しかありません。この頃の夏の気候があまりに厳しいため、それ以降、植物は美しくならなくなりました。それに肝心の庭の主、人間が、長く庭で過ごせない状況になってしまっています。

ですから、新しく草花を植えるのなら秋がおすすめ。冬までに根をある程度育て、春の早い時期から芽吹かせるようにすると、少しでも長く鑑賞できます。

さて、ディスプレイガーデン。今年の生育状況を振り返り、良かったもの、例えばフウロ草「ブルーサンライズ」やレンゲショウマを増やしたい。上手く育っていないものは移植です。前庭は、苔の修繕を。それから2m程の低木を1本追加するにあたって、既存の植物の移植もあり。

実際、全てをやるか分かりませんが、思いついただけの作業でも、なかなか大変です。

 

事務所での私の定位置。この窓から見える景色が急変しています。住宅が建ち始め、歩道を歩く人が増えました。目の端にチラチラと動くものが入るので集中できないのです。低木で窓の下半分をカバーしようと思います。

 

草花の移植に当たり、今年は新しいツールを試します。

それはブロンズ製の移植ごて。本当はシャベル(関東でいうスコップ)も導入したかったのですが、残念ながら在庫切れで買えなくて、とりあえず小さな鍬を。これは雑草取りや狭い範囲の土を均すのに使います。

 

銅製の移植ごてと小さめの鍬を導入しました。機能性がありながら、飾っておきたいくらいエレガント。ハンドルはブナ材で出来ており手によく馴染みます。エイジングも素敵になりそう。

 

銅は土壌の水分バランスを整え、植物の光合成を促し、病気や寄生虫に対する抵抗力を高めます。銅の園芸道具を使用すると、道具から銅が微量に流出し、自然に土壌改良を行うというのです。

鋼鉄製の鋤が土壌の水分やエネルギーポテンシャルや栄養に満ちた微細エネルギーを損なう一方、銅製の鋤は土壌に多くの水分を保持する能力があり、成長が促進され土壌の肥沃さが高まります。

これは私の愛読書「自然は流動する」の中で、何度も読んでいた話。読んで知っているだけでは意味がないと思って、銅製の道具を探すのですが、ほとんど見かけません。そうこうしているうちに、探すことを忘れてしまいました。

 

オーストリアからの輸入品PKSのブロンズツール。残念ながら日本ではこのようなものは見かけません。

 

それが今回、あるきっかけがあり、PKSのツールを購入できました。これで実際に自分で検証してみよう。

検証といっても、データを取るわけではなくて、総合的な印象や植物や土の状態の良し悪しと言ったことになろうとは思いますが、入手ルート含め、また改めてブログでお伝えしたいと思います。

今日のところはチラリと前振り。

 

 

重陽の節句-2020

吹く風に秋の気配。

窓を開けていると、その風にのって、家のうちそとにある植物から、様々な香りが漂ってきます。

前庭の藤袴からシナモンのような香り、テーブルに活けた秋バラの香り、雨上がりのテラスからはいつもレイランディ(針葉樹)の香りがするのだけれど、それも盛夏とは微妙に違うような。朝に焚いたお香の残り香が部屋の隅にあって突然ふわりと現れたり。

何気なしに部屋部屋を移動していると、ふとそのような香りを感じて、息を深くすることもしばしばです。

 

朝、生まれたての陰影。陽の高さがどんどん低くなって、家の中程にあるこの壁にも陰影を映すように。

 

大事なことも、気持ちが逸れていると、目には映っても全く見ていなかったりします。音も同じく、耳で感じていても聴こうとしなければ残りません。どちらも無視しようと思えば出来てしまう。

それが、香りにはそのようなことはありません。慌ただしくとも、香りを感じれば必ず気付いて反応してしまいます。その香りの良し悪しで、身体も心も敏感に動きます。

だから自分が普段どのような香りに包まれているかは、結構大事なことなんじゃないかと思っています。

 

++++++++++++

 

さて、今日は重陽の節句。

「菊の節句」とも呼ばれます。

年中行事では、その時期の植物の力を借りて邪気を祓うのが習い。五節句だけ挙げますと、元日は松、上巳は桃、端午は菖蒲、七夕は梶の葉や笹、最後を飾る重陽は菊という訳です。

今日は菊の香りを聞くとしましょう。

 

重陽の節句に因んで小さな菊の室礼。玄関やリビングなどで菊の香りを感じています。

 

植物達は、繁殖のために、生存の望みを託して自らを香らせているのです。

この香りは純粋なものの命が溢れ出たもの。

 

 

 

誕生日のキャラメルバスチー

先日、夫の誕生日だったので、久しぶりにケーキを焼きました。

リクエストは「キャラメルバスチー」

私は日頃、ローソンさんのバスチーをよくいただいておるのですが、今夏セブンイレブンさんで発売されたキャラメルバスチー、夫はそれのでっかいのを食べたいそうな。

バスチーとは、ご存知の通りバスク風チーズケーキの略です。

バスク地方の「ラ・ヴィーニャ」というバルで提供されていたチーズケーキを模倣したもので、ベイクドチーズケーキの一種。日本では2年程前からブームになっていて、従来のベークドチーズケーキよりも濃厚でしっとりしています。

バスチーのレシピは、クリームチーズが普通のベイクドチーズケーキの倍の量で400g!出来上がったケーキが重いです。

本場のバスチーといえば「表面は真っ黒焦げで中はトロッ」ですが、真っ黒に焦がす勇気がなくて(夫に失敗したなって絶対思われそうだし)ちょい焦げくらいで仕上げました。

 

完成~。不細工でもキャンドルを灯せばバースデーケーキに見える?

 

折角の誕生日だし、ちょっとした演出をして出しました。

冷蔵庫でいい感じに冷えたケーキを、ケーキスタンドに移して、キャンドルを灯します。

それで、電気を消したら、Musicスタート!バースデーソングは、東京スカパラダイスオーケストラの「Happy Birthday Ska」。とっても賑やかな曲、夫も楽しそうに炎を吹き消していたので、こんなのもたまにはいいかな。

 

音楽アプリとBluetoothスピーカーでバースデーソングを。スマホ操作なので簡単にタイミングよく流せるところがいい。

 

優しいベージュ色のキャラメルバスチー。キャラメルのいい香り、味も本当に濃厚で、案外いけるやん!っていつものように自画自賛。ほとんど材料の味なんです。

 

 

 

マクラメ編みのプランツハンガー

お盆の間に小さな手仕事をひとつ。

久しぶりにマクラメ編みでプラントハンガーを作りました。

 

【マクラメとは】ひもを手で結んで幾何学的な模様をつくる手芸のこと。

その手法を使って作るプランツハンガーは、天井や壁に取り付けたフックに吊り下げて飾る人気のグリーンアイテムなのです。

 

これは随分前に作ったマクラメ編みのプランツハンガー。全長1.3mもあります。こんなに長いの売ってないから手作りしました。

 

材料のロープは、以前作ったとき↑の余りがあり、それをフル活用するようにデザインを考えたので、参考にしたのとは全く別物になってしまいました。

でも、まぁ、何とか。

ふわふわモフモフの可愛いプラントハンガーが出来上がりましたよ~。

 

新作です。ふわふわのフリンジ付き。鉢受け部分を目立たせたかったので、吊るす部分は敢えて編まずシンプルに、と自分なりに工夫して。

 

構成を考える時間とロープを解いてフリンジにする時間がほとんどで、編んでいる時間はそれに比べるとちょこっとだけ、とても簡単。編むというより結び目をいくつも作る感じです。

早速、絶賛プランツ増殖中のダイニングキッチンに吊り下げました。

 

++++++++++++

 

実は、こんな風なプラントハンガーを作るワークショップを企画しました。

それがコロナ禍、また不穏なこの頃で、開催を躊躇しています。

室内でのワークショップ、募集は1回3~4人位になると思います。マスクや消毒、換気を徹底すれば大丈夫かな。いつもならちょっとしたおもてなしもするところ、それは余計な事なんじゃ?県外からは当然お越しいただけないだろうしなぁ。

・・・などと色々考えてしまい、募集出来ないでいます。

楽しんでいただけないとやる意味がないし。

 

ロープの色や編み方を変えるとまた雰囲気が全然変わるプラントハンガー。編み方を覚えるといくらでも作れてしまいます。とっても簡単に出来るのに手仕事の楽しさも味わえます。

 

このままだと、2012年からずっと続けていたクリスマスワークショップも、危ういのでは?

心配しすぎでしょうか?

 

 

 

お盆は帰省を諦めて

 

 

炎暑の折から、どうか、どうか、お身体お労り下さいますよう。

 

++++++++++++

 

さて、皆様はどんな夏休みを過ごされましたか?

私はお盆の帰省を自粛しまして、大半をおうちで過ごしました。県内でちょろっとお出掛けもしましたが、マスクをして出歩くには危険な暑さ、結局うちが一番過ごしやすい。

夕立ち雲が近辺をかすめ去ったある日の夕暮れ、割と涼しかったので、テラス de BBQもしました。一応虫除けはしていたものの、風があったお陰で蚊には刺されませんでした。

テラスはプライバシーが保たれており、キッチンとも繋がっているから「今日BBQしようか?」なんて思いついたらすぐ出来るような場所。焼くのは肉でも餃子でもたこ焼きでも何でも。その時の気分と冷蔵庫にあるもの次第です。

コロナ禍でおうち時間が当たり前に長くなった中、大切なのは、時々「非日常」を味わうこと。

 

 

BBQといっても、うちは、いつも準備と後片付けが楽チンなホットプレートで焼く「なんちゃってBBQ」です。

電気だって外でいただく雰囲気は同じなので十分です。

上の画像は、先だってGWにUPしたものとほとんど同じですが、違うのは・・・20数年ぶりにホットプレートが新しくなったところ。壊れて替えたのではないけれども、しかも結構きれいに使っていたのだけれども、なんせ古い機種なので機能的に不満が色々ありました。このままだと30年は使いそう。物持ちがいいのにも程があるなぁと思って(笑)それで、新しいのに替えました。

今どきのホットプレート、やっぱり優秀です♡

焼き肉専用プレートを使えば、余分な脂はちゃんと流れてくれるし、平らに焼ける場所もあって、しかも前の機器より焼けるのが早いような。

そんなことに、今更!?なんですけれど、みんなで感心しつつ、たくさん飲んでたくさん食べました。

平和な家族です。

 

夕方から始まって薄暗くなるまで2時間余り、楽しかったな。

 

++++++++++++

 

そういえば、「おうち時間を楽しむ」というのを半年余りやって、気が付くと、手作りスイーツのある暮らしが「新しい日常」になっていました。

毎日勤め先でストレスを抱えて帰ってくる家族に、ちょっとでもホッとする時間をと思い作っています。

本格的なものではなくて、お手軽なものばかりですが、昼間にちゃちゃっと仕込んで冷蔵庫にスタンバイさせています。

 

これは紅茶のパンナコッタ。ゼラチンで固めるだけの簡単スイーツ。何度も作ります。

 

夏になってからは、かき氷をよく作ります。

最初の画像がそうで、この時は抹茶ミルク味にしてみました。自家製の粒あんでミルク金時味にしたり、もっと簡単にカルピスをかけるだけの時もあります。

粒あんを煮詰める時、予め少し煮汁を減らすのですが、その煮汁に砂糖とゼラチンを加えて固めるとあっさりした羊羹が出来ます。これもかき氷のトッピングにしたり、ミルク餅と一緒に食べても美味しい。

今季はヘルシーな台湾スイーツが気になっていて、そのうち豆花(トウファー)に挑戦するつもり。

 

たまにはお取り寄せスイーツもいただきます。こちらは夫が頻繁に注文してくれて。チョコレートケーキと後ろに見えているのはマカロン。さすがプロの味は濃厚です。

 

チーズケーキが有名で大ファンのデリチュースのフィナンシェです。良質なバターの馥郁たる香り、小さいけれど複雑なハーモニーが最高。デリチュースはパッケージもとても凝っていて素敵です。

 

++++++++++++

 

あと、おうち時間のお供といえばMUSIC!

私にとっては、それも「新しい日常」です。

コロナ前はどちらかといえば静かな方が好きでした。流行りのJ-POPやK-POPは全部同じに聞こえるので興味がなく、他に何を聞いたら良いのやら。

そんな私が、いまや音楽アプリを年間購入をして、bluetoothで行く先々で聞いているという。

J-POPやK-POPは相変わらず苦手だけど、探せば好きな曲も見つかるものですね。

つい最近も自分へのプレゼントで、新しいスピーカーを注文しました。

 

今年6月に発売したばかりのバルミューダのザ・スピーカー。ネット注文していたものが最近届きました。お洒落なパッケージを開けると「よい時間をお過ごしください。」

 

バルミューダの製品が好きなので、うちには既にいくつかあります。上の画像、黒いランタンも実はバルミューダ製です。

それで会員登録していたら、先月、誕生日でして、バースデープレゼントに10%割引クーポンが送られてきました。ちょうどこのスピーカーの購入を予定していたところだったので、それを使ってお得にゲット出来ました。

お盆前に届いて以降、事務所やリビングに置いて音楽三昧な日々です。

 

公式サイトにもあるように、ボーカルの声に臨場感があっていい。自然の音もきれいに聞こえます。楽器の音はちょっと籠るような感じですが、LEDユニットが音にシンクロして光り音楽を楽しむ要素がめいっぱい詰め込まれています。電源音も楽器でというところが、いかにもバルミューダらしいところですが、これは好き嫌いあるかなぁ。

 

こんな感じで、おうち時間も、本当に些細なことですけれど、私なりに進化してきました。

夏休み過ぎても、ある程度の自粛は続きそうですが、だからこそ何か新しいことに挑戦してみたいですね。

 

 

梅仕事-2020総括 完成した梅干しに見る今の自分とは

今年も無事、梅干しが出来上がりました。

梅雨明けが記録的に遅かったので、いつまでたっても梅が干せなかったけれど、土用が明ける頃になんとか干し上がりました。

いつも仕込むのは紫蘇を入れない白梅干しで、今回はたった1kgですが、4Lサイズと大きな梅だったので、3日3晩×表裏でトータル6日間かけました。梅酢も2日ほど干し、梅干しとは別にして保存します。

 

いつもテラスのテーブルの上で干しています。太陽と月と木々に見守られ、梅が梅干しになっていきます。

 

干していると日に日に縮んで梅干しらしい皺がよってきます。干し上がりの目安は、指先で摘まんでみて、皮と果肉がゆるく離れる感じ、皮一枚が摘まめるようになったら、としています。

いっちょ前の職人ばりで、難しい顔をして梅干しを摘まんでいるワタクシ、きっと傍からみると笑えます。

漬け込むときから干すとき、天地替えするときも、とにかく繊細なものですから、そぉっとそーぉっと。売り物ではないので別に破れてもいいのですが、長期間保存することを考えると破れないに越したことはありません。

そんなこんなで、なんとか破れることなく、今年もまぁまぁうまく出来たかな。

 

干しているうちに黄色かった梅が段々赤くなってきます。美味しそうないい香りが漂っていて、伝えられないのが残念だな。

 

そういえばいつからかSNSでも「#梅仕事」の投稿がされるようになりました。

時短やゆる家事と効率ばかりが良しとされる一方で、手のかかる梅仕事が若い方の間でも注目されています。コロナ禍で、在宅時間が増えたこの春夏は梅仕事に取り組んでいる方が増えたような気がします。

何かと世知辛い世の中ですが、良き事は伝えられ残っていくのですね。

日本全国で、梅雨明け後一斉に梅が干されているのかと思うと、何だかほっこりしませんか?

 

ぼってり柔らかな白梅干し、出来上がりました。

 

出来上がったこの梅干しをいただくのは・・・来年の夏以降です。

塩角がとれ味に丸みが出た頃が食べ頃で、熟成期間は最低でも3ヶ月間必要だそうです。私は1年間は寝かせるつもり。今年付けた梅酒も同様に1年寝かせようと思います。

ゆっくり待ちます。

「一年も先かぁ」と思うけれど、そこは余裕で待てます。

だって昨年漬けた梅干しがあるんだもん!

梅仕事を毎年行うと熟成というご褒美がもらえます。継続って大事。

実を言うと、今年梅干しを漬けるつもりはなかったけれど、美味しそうな梅を見かけたので、やっぱり漬けようと思ったわけで、今になってやっておいて良かったと思います。

それで、一年寝かした梅干しの味はというと、確かに塩っ辛いけれど、まろやかになっているのは分かります。香りはまだまだフルーティー。この香り、市販の梅干しでは感じたことがありません。紫蘇で漬けていないからかしら?これが熟成された梅本来の香りなんでしょうか。

でも一番おいしいのは塩が枯れた3年以上寝かせたものだと聞きました。そこに辿り着くにはもっとたくさん漬けないとなぁ。専用の保管場所もいるし、なかなか大変ですけれど・・・興味はあります。

 

4Lサイズの梅干し。やっぱり大きい!食べるのが楽しみです。3Lのが直径3cm強くらい。これは4cm強あります。一粒で白飯3杯はいけるか?そんなに食べられないけど。

 

梅仕事をはじめて10年あまり。毎年色々なものを作ってきましたが、やっぱり梅干し作りが一番面白くて、まだまだ飽きることはありません。

梅干し作りは、常に素材や天候に自分が合わせていくもの。そして自然が仕上げてくれるものです。自分が作ったというのは傲慢なんですね。

そういえば「気持ちに余裕がなかったり、身体の調子が悪いときは、梅を触ったらあかんねんて。カビが生えたりして何故か失敗するから。」と母が言ってたな。それは、きっと自分の都合に合わせて作業したせい。だから上手く出来上がらないのだと思います。完成した梅干しが「これが今のあなたの状態です」と教えてくれているとも。

それで、出来上がった梅干しを見ると・・・そうだな、今の私は落ち着いているのかもしれません。ホントは色々あるんですけどね。健康なのは間違いないです。

 また来年の梅仕事を楽しみにしつつ、今年の総括はこんな感じで。

 

 

植物でインテリアの夏支度-ハンギング編

植物を使ったインテリアの夏仕度について。前回は夏らしい素材例やグリーンを飾る前の部屋の整え方、剪定・植替えについて書きました。

今回は夏ならではの飾り方を我が家の例をご覧いただきつつ考えます。

 

++++++++++++

 

涼しく見せるためには空間の余白が大事。となれば、グリーンはハンギング(吊るすもの)がおすすめです。床に置くと、床はもちろんその上の空間までもが埋められてしましますから。

ハンギングでは、たとえ小さなグリーンでも目の高さ前後に葉がくるので、幹が伸びる大きなグリーンを置くのとほとんど同じ効果があるのも嬉しい効果。小さなお子様や犬や猫がいるご家庭でも比較的安心して飾れます。

座って見上げると緑がある・・・それって庭で木を見上げている感覚に近いです。自然に包まれている感覚、それが部屋でも味わえるなんて素敵です。

 

我が家は大人ばかりでペットもいませんが、ホントーに狭いので、夏に関わらず、あちこちに吊るして楽しんでいます。例えば、狭いわりに家具が多い事務所とか、もともと狭いトイレなど。

今季、ある「きっかけ」があって、ダイニングキッチンにも追加しました。

 

ダイニングキッチンにずらりと吊るしてみました。人に近いのでテラスの緑にも負けてない感じ。

 

これらは、照明のダクトレールを利用して吊り下げています。

ダイニングテーブルが座る人数に合わせて伸長出来るタイプなので、広げたときに照明の位置も動かせるようにしたくて、新築時にダクトレールを設置しました。

これまでもこのレールを利用して、エアプランツを飾るためのガラスの器は吊るしていました。フックは手作りで、軽いので十分吊るせています。それが最近ダクトレール専用のフックがあることを知りました。

なんだこんないいもんあったんだ!耐荷重5㎏までなのでとっても安心。ガッツリ吊るせるじゃん♪と、嬉しくなって早速購入しました。

(ネットや電気店で購入可能です。1個税込み200円前後かな?)

実はこれが、ここにハンギングプランツを飾る「きっかけ」になったわけです。

鉢植えだと、水遣り直後は水を切っても1kg以上はあるので、しっかりしたフックでないと、気が気じゃないというか。落ちてしまったら、片付けるの大変ですから。

 

ダイニングのダクトレール。筒のような器具は照明です。その間に見えているのがダクトレール用のフックです。溝に差し込んで90℃回転させると挟まって抜けません。悪目立ちしないし最高です。色は黒もありました。フックの左に見えているのは二つは自作のフック。軽いものなら十分。

 

ハンギングプランツを楽しみたいけれど、まずはどうやって吊るすか?が問題です。部屋にむき出しの梁があると一番カッコよく吊るせるんだけど、そんなお宅も限られています。

私の場合、元々あったダクトレールに植物を吊り下げようとは!まさか思ってなくて、たまたま専用フックを見つけたのが幸いしました。

どんなハンギングプランツにしろ、悪目立ちしないフックって大事だなぁと改めて実感。

探せば穴の跡が目立ちにくいフックもあります。賃貸でもこれなら吊れます。

カーテンレールやつっぱり棒を利用して吊っておられる方も多いと思いますが、スッキリ感や自由度、安全面からみると、重量に合わせたフックが一番かと思います。

 

鉢は軽いのが理想なのでプラ鉢です。どこにでも売っているものですが、照明器具の色やフォルムに合わせてかなり加工したので、もはや別物に。

 

ここでは、ふわふわのアジアンタム「フリッツルーシー」や、タマシダの一種「ネフロレピス・ボストンブルーベル」、ポトス「ライム」の3種類を育てています。アジアンタムは昔よく枯らしたので、今度こそ!再挑戦です。

複数飾る場合、植物の組み合わせ方は庭植えと同じで、色やフォルムや質感に変化をつけるといいと思います。

飾る位置も高低差があると自然に見えます。うちでは照明が低い位置にあって横並びほぼ同じ高さなので、それより上になるよう、かつガラスの器ともバランスとりつつリズムを意識して飾っています。

 

数年前から飾っているエアプランツ用のガラスの器。エアプランツは飾らずに、季節に合わせた小物を入れて楽しんでいます。ガラスは夏は涼し気に見え冬は煌めきを与えてくれます。

 

鉢や土は、吊るし方や吊るす場所、お手入れに掛けられる時間によって、またお好みに合わせて、最適なものを選んでください。

鉢は安全面から見ても、とにかく軽いものがいいと思います。インテリアショップに行くと、色々と素敵な鉢が売られていますが、葉が茂ると存在がなくなるので、デザインにはあまりこだわらなくてもいいかも~と思います。

床置きなら鉢のデザインは結構重要です。でもハンギングに限定して考えれば、私は鉢のデザインよりもスタイリングを重視します。それに植物が生き生きと元気であれば、どんなでも素敵に見えちゃうんです。

底面給水鉢ならちょっとだけ水遣りをサボれます。それが仇とならないようにだけ気を付けて。受皿が要らない点はいいと思います。

そもそも鉢植えにこだわる必要もなくて、エアプランツならそのままひっかけられるし、プランツハンガーを使えばガラスの花器だって飾れちゃう。ハンギングはもろもろ自由です。

土は鉢と同様にとにかく軽いものを。そして水持ちのいいブレンドのものを選んで。私はハンギング用の培養土に植えています。ハイドロカルチャー(水耕栽培)用のボールも衛生的だし便利に使っていますが、土に比べ成長は遅いようです。

 

旅先で拾った貝殻やシーグラス。好きで集めています。

 

++++++++++++

 

お店から大株を買って帰っても、環境に馴染むまでに枯れてしまうことがよくあります。小さな株から大きくするのが理想的なのですが、数年はかかりますし、何度も植え替えなければならない上に、大きく育った鉢は移動が大変なんですよね。

腰が弱い私にとっては、これから老いていくわけだし、夫はあてには出来ないし、この重さが一番のネック。掃き出し窓の近くに一鉢くらいなら、なんとか育てられるかなぁ・・・なんて弱気です。

ですので今のところ、インテリアグリーンは小さめの鉢をとっかえひっかえ楽しむのが一番しっくり来ています。

まだまだ増えそうな予感(^^;

 

++++++++++++

 

次回は番外変。

夏とは関係ありませんが~我が家で、グリーンの密度が一番高い場所をご紹介します。

もちろん庭以外で。

ヒントは水遣りに便利な場所です。さて???

 

 

植物でインテリアの夏支度

うんざりする程に降った今年の梅雨もようやく明けました。振り返れば、降雨量は被災地以外でも平年の2倍に達した地域が続出。本州の日照時間は平年の4割程しかなかったといいます。

ここ滋賀でも、これまで本当に毎日毎日雨が降っていたものですから、何だか涼しい日も多くて、風鈴を吊るのもすっかり忘れていました。

 

愛用の明珍火箸風鈴、本日出しました。掛ける場所は玄関から通づる事務所扉の近く。ディアガーデンは住宅街にあるので、外に掛けると近所迷惑になりかねませんから、ここが定位置です。この澄んだおりんのような音色にひと夏癒されます。

 

今日で7月も終わり。

梅雨明け後は一転、猛暑日が続くらしいので、庭で過ごすのは朝夕の涼しい時間帯に限られそうです。昼間は涼しい室内で、外の緑を眺めつつ、インテリアプランツも楽しみましょう。

これから数回に分けて、植物を使ったインテリアの夏仕度について書きます。ディアガーデンだけでなく、他所で見かけた素敵な事例も合わせてご覧いただこうと思います。

よろしければお付き合いくださいませ。

 

++++++++++++

 

まずは、グリーンを飾る前に。

とにもかくにも、お部屋の見た目をスッキリと。部屋の四隅を片付けて空間をつくり、抜け感を出します。コーナーが空いていると、なんだか広く見えますし、風通し良く感じられますでしょ?

私は、部屋のコーナーに置いていたちょっと大きめの鉢(ストレリチア「レギネ」)も、余白を作りたいし、庭に出してしまいます。風通しのいい半日陰に置いておくと、ひと夏でグンと大きくなります。水遣りも庭の植物に遣るついでに出来ます。

 

++++++++++++

 

視覚から入ってくる情報は、少なければ少ないほど清涼感を感じるので、デコレーションは厳選します。ディアガーデンの場合、飾っているのは、ほぼグリーンのみです。

器はグリーンとも相性のいいガラスや竹、籐などを選ぶと夏らしい。

 

ガラスと緑と籐の籠が素敵にディスプレイされた雑貨店のコーナー。こんな風にガラスの器に植物を少しづつ挿して飾るのもいいな。ガラスはたくさんあっても涼し気です。

 

下の画像は、インテリアではありませんが、竹を使った鉢カバー例です。シンプルで全体に統一感があり、植物のチョイスも流石、素敵です。

余白を生かしたディスプレイの見本。

 

とある旅館の門前に飾られたシマススキの鉢。竹で輪に編まれたカバーが掛けられていました。涼し気で粋だな。

 

 

インテリアプランツを剪定したり植替えしたりする適期は5月~9月。今はちょうどいいタイミングです。

 

ディアガーデンのアスパラガス「スプレンゲリー(スプレンゲリ)を剪定しました。この品種は茎が1m以上も伸びるので時々切り戻さないとだらしない感じに。もっと密に茂って欲しいから土を入れ替え「シンゴニュウム」も抜いて別鉢に植え替えもしました。

 

事務所の本棚の上に剪定したアスパラガス「スプレンゲリー」を飾って。ふわふわとして涼しそうです。

 

アスパラガスといえば食用を思い出しますが、インテリア用の品種もたくさんあります。根に球状の水を貯めるものが付いていますので、乾燥にはめっぽう強く育てやすいです。

私は上の「スプレンゲリ」以外に「メイリー」も育てています。「メイリー」は室内ではなく前庭に植えちゃっています。冬に地上部は枯れますが、春になると芽が出てきて綺麗に育ち、意外と手間がかかりません。もっと増えたら株分けして、一鉢、部屋に入れてあげようかな。

 

++++++++++++

 

次回はグリーンの飾り方をもう少し。

夏は床置きだと狭く見えるので、ハンギングがオススメです。

今夏、新たに追加したハンギングプランツについて書こうと思います。

 

 

明日予定通り「植木の剪定ワークショップ」開催します。

ディアガーデンのある近江八幡市では、このところほぼ毎日雨が降っています。

災害にはならないものの、庭の植物にとってはあまりよろしくない状況です。根は水浸しで酸素不足、花や葉にとっては日照不足で光合成が進まず花も咲かない。植え付けたばかりの木や樹勢の弱っている木にとっては、過酷な日々が続きます。

農作物への影響はどうでしょうか。地盤が相当緩んでいるので土砂災害も心配です。

さて、そんな中ではありますが、明日「植木の剪定ワークショップ」は予定通り行います。

 

 

予報では大雨の可能性も伝えられましたが、直前で変わり、曇り一時雨程度に。

せめてワークショップの間だけでも止んでくれたらと願って、てるてる坊主を事務所に吊り下げています (>人<)

 

事務所の窓辺で神通力を発揮している?てるてる坊主。いつも神頼みなワタクシ、でも出来ること全部やっての神頼みです。

 

最近、都市部では感染者が増加傾向で、まだまだ細心の注意をもって生活せねばならないコロナ禍。密を避けて外で行うワークショップです。雨天の時用に、念のためテント設営も考えております。

そんな足元の悪い中、参加くださる方々にとって、有意義な時間になるように。聞いてよかったと思っていただけるよう、色々な情報を盛り込むつもりです。

知識があっても、いざ自分で剪定しようすると、なかなか切れないものです。でも目の前で実際に切っているところを見るという疑似体験をすると変わると思うのです。

そして、何故そう切るのか?何故こう切ってはいけないのか?木の性質を知って切るのと、知らないで切るのとでは違います。そのあたりを分かりやすくお伝えしたいです。

まだ定員には達していませんので、申し込み受け付けております。

詳細、申し込みは→コチラ

一人でも多くの方に、木のことを知ってもらって、庭づくりにお役立ていただければと願っています。ご参加お待ちしております。