花生けのお仕事より(5月のまとめ)

ディアガーデンではお庭づくりや外構工事といった建物の外回りのお仕事だけでなく、植物に関するご要望に広くお応えすべく、インテリアプランツの納品や装花室礼といったお仕事も受け賜わっております。

そんな流れで、本年度より株式会社仁々木さまの京都祇園本店に毎月数回お花を生けに通っています。今日はそんなお仕事より5月のまとめをご覧いただきます。

○過去の事例はコチラ→1月2月3月 / 4月

 

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初夏は春に芽吹いた芽が、しっかりとして更に成長する時期。

茎や蔓が旺盛に伸びる様を花生けでも感じて頂こうと、青々とした蔓ものを活けてみました。

 

5月初旬【盛り花】

蔓ものってお花屋さんでは、どんな風にも活けられるよう一本一本ほぐされて売られていますが、野にある時はたいてい絡まっています。

ですので、ありのままの姿というか、あえて絡めてガラスの丸い器の縁にぐるっと添わせ、蔓同士をひっかけて留めました。飾る場所が限られているので、こうした方がまとまりますし、扱いやすく簡単に活けられるように思います。茎の柔らかな質感もいい感じに出せます。

縁に這わせた蔓にもたれるように挿した花は、五月晴れの空の色を映したような矢車菊と白い花のオーニソガラム。

同じ季節に咲く花はどのように活けても相性が良いものですね。

 

 

5月初旬【掛け花】

草の他に、枝の状態の蔓ものもあります。

この日は山帰来(サンキライ)を仕入れました。

山帰来って冬によくリースで使う花材です。そう、あの赤い実の!でも今の時期はまだ未熟な実で、ツヤツヤの丸葉も愛嬌があります。

この青葉の山帰来もまた素敵じゃないですか?

 

 

いつも枝が何本かセットされているものを買いますが、その中で「さてどの枝を使おうか?」と選ぶ作業が楽しいです。

素材の良さが出そうな1本を手に取り、不要な枝をチョンチョンと切って・・・角度を定め息を止めて挿す。たまにですが、こんな最小限な始末で一発に整うときがあります。活けていてすごく気持ちいい瞬間です。

それが今回の掛け花で体験できました。

 

これ、たった1本の枝を挿しただけ。

 

自然がつくるカタチって本当に素晴らしいですね。

ちょっと手を入れただけで、突然動きが出て。

でも不思議と景色は静かなのです。

 

2,3か所鋏をいれて、すこーし枝をためただけ。この枝は先にもしっかり動きがあるところが良かったです。

 

お店の方がこの掛け花をご覧いただいた瞬間、ひとこと「いいっ!」って叫んでくれました。

めちゃめちゃ嬉しかったです。

 

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さて、京都府は先月25日から緊急事態宣言の対象となり、ついに仁々木さまの京都祇園本店も、5月19日から末日までの予定で臨時休業に踏み切られました。

ですので、今月の花活けはGW明けに伺ったこの一度きり。

残念ではありますが誰もが辛い状況。私は諸事情を慮り従うまでです。

今後、状況をお尋ねしつつ、また花生けが出来ることを楽しみに待っています。

 

 

端午の室礼2021

GWが静かに終わろうとしています。はじまりも確か雨だったような?そして最終日の今日5日も雨。雨しか印象にないGWだから、より静かに感じたのかもしれません。

それにしてもコロナの感染拡大が止まらないのが心配です。GW中はどこへも遊びに行ってはいませんが、仕事や必要な買い物などで出掛けることはあって、もちろん対策はしっかりしているつもりだけど、不安というか…この頃は自分の傍にヒタヒタと迫ってくるような恐怖心を感じるようになってきました。

もっと慎重にならなければと思いつつも、神頼み的なことも一応やっとくか的な端午の室礼です。

 

玄関に花菖蒲をすこし。4月末に活けたときは蕾でしたがすぐ咲いて。花の見頃は短いけれど庭植えでは次々咲くのが魅力です。

 

現在、端午の節句は、男の子が健やかに成長することを願う1日ですが、もとは老若男女問わず邪気を払い、長寿を祈る日でした。

厄除けの飾りには、種々の香料を詰めた薬玉に春の魁として生命力が強いとされる蓬や菖蒲の葉を添えるのが習わしです。この飾りは室内の柱などに掛けます。

菖蒲や蓬を使った飾りは他にも、玄関の庇にたっぷりと飾りつけ厄の侵入を阻もうとする「軒菖蒲」、お風呂にそれらを浮かべて身を清める「菖蒲湯」というのもあって、この日だけで一体どれだけ厄払いするの?と思う程、先人達の徹底ぶりには驚かされます。

我が家には、薬玉もどきを作ろうかなと蓬を摘んできました。

 

蓬は割とどこにでも生えているので手に入りやすい野草。摘んでいる傍からいい香り。菖蒲は端午の節句の前だけスーパーで売られていたりします。

 

厄払いではないけれど、端午の節句のお楽しみ、柏餅は毎年必ずいただいています。

今年の柏餅は、歩いても行ける近場で調達しました。

「和菓子司 近江三方庵」さんです。

 

今年の柏餅は「和菓子司近江三方庵」さん製。以前は工場だけで、販売はしていなかったように記憶していますが(買おうとして入ったら買えませんと言われたので覚えてる)いつの間にか改装されていて工場直営店が出来ていました。

 

こし餡、粒餡、その他に珍しい味噌餡が売られていました。出来立てモチモチ、柏の葉の香りが格別です。何度も嗅ぎたくなる爽やかな香り。

 

 

久しぶりのホテルランチ&手作りスイーツ

先日、使用期限が迫っていた「コロナに負けるな!おうみはちまんじもと応援クーポン≪第2弾≫」を利用して、久しぶりに家族で駅前のホテル「ニューオウミ」へランチに出掛けました。

こちらのホテルでは、春になると、和洋中いずれかのレストランランチに苺のデザートブッフェがついたお得なプランが出ます。

以前一度、洋(近江牛鉄板焼き)をいただいたことがありますので、今回は中華を予約しました。

(→ホテル・ニューオウミの謝恩ランチ

 

 

大皿一品選べます。私は地元の食材をふんだんに使った黒酢の酢豚をオーダーしました。他に油淋鶏、麻婆豆腐、海老チリがありました。

 

出来立て12種類の飲茶・点心を食べつくし。とりあえず一通りいただきました。揚げ物が本当に出来立てアツアツで美味しかったです。後のデザートブッフェ分も空けておかなきゃと程々に楽しんで。

 

中華で甘いものも。定番の胡麻団子と初めていただく杏仁のクッキー。クッキーは軽い食感でこれまで感じたことのない風味でした。バターではなさそう。

 

近畿の緊急事態宣言が解かれ、それでもすぐには外食という気分でもなく、お持ち帰りすることが多かった我が家。

レストラン、ブッフェ共にテーブルや席の間隔はだいぶ広めにとられていましたので、まずまず大丈夫なのかな?とちょっと安堵。周りの皆さんは大きな声で話すこともなく、モクモクと食べておられる感じで、ウチと同様やっぱり緊張感をもってきておられるんだなぁと思いました。

が、デザート会場は和洋中の客が集まることもあり、密気味で、ドキドキしました。

デザートを選ぶ時は、もちろんマスクをつけねばなりません。デザートはひとつづつ全て小さなトレイに乗せられていて手で直接取るような仕組み。あちこちに手指消毒液が置いてあって、感染対策はされていると感じましたけれども。

以前は何とも思わなかったことが、コロナ禍たまに外食すると、こんなに敏感になるんだと実感しました。

 

ゆったりしたソファが置かれたラグジュアリーな空間でいただく苺スイーツビュッフェ。こういう雰囲気久しぶりでやっぱり嬉しい。一口サイズ&あっさり目なので割と入りました。

 

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外食のもう一つのお楽しみは、自分では想像もしない新しい味に出会うことですね。

主婦歴が無駄に長いことから、この味はコレとコレの組み合わせかな?なんて考えながら、じっくり味わっています。

そして食材が手に入り何とか家で作れそう?と思うものに限って、味を覚えているうちに挑戦してみます。

今回は、杏仁クッキーに挑戦しました。

 

手作り杏仁のクッキー。ニューオウミさんでいただいたクッキーより一回り小さいけれど似た味に出来ました。バターの変わりにラードを使うのがポイントでした。アッサリ&サックリ、これは癖になる味です。

 

一回作って気が済んだら、すぐ忘れたちゃったり、こだわっているのか?いないのか?自分でもよく分かりませんが~。

この杏仁クッキーはまた作りそうです。

 

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コロナに負けるな?!と、クッキー以外にもスイーツをたまに作っています。

簡単も簡単、混ぜて焼くだけのものばかりです。

 

ド定番のベイクドチーズケーキ。

 

焦がしカラメルがポイントの堅めプリン。パウンド型で作るのは初めて。

 

作る過程も癒されるし、食べても癒されます。

ついでに家族も喜ぶ。

日々こんな小さな喜びの積み重ねで、何とか凌いでいるのですわ。

 

 

庭の花を根洗いして

ディスプレイガーデンのあちこちで低木や宿根草の芽吹きが見られるようになりました。

高木の芽はかなり膨らんでいますが、まだ固さがあります。シンボルツリーのアオダモに至ってはそんな様子もなくて、例年通り一番最後になりそうです。

それから、いま咲いているのは低木の花。沈丁花や斑入りサカキ、もう終わりそうな数寄屋侘助椿です。宿根草はクリスマスローズやスミレなど。

これらの中のいずれかの香りが風にのって鼻先に届くことがあります。

冬の空気に花の香りはありませんから、こうして次第に花の香りの空気が漂い始めると春を感じます。

 

ニオイスミレが咲いています。甘いというよりスッキリした香り。

 

特別な香りをもっと身近に感じたくて、今の時期よくインテリアに取り入れています。

根を付けたままそっと掘り取ってきれいに洗い、乾燥しないよう苔に水を含ませカバーして活けるのです。

この方法は根洗いと言い、球根でも素敵に飾れます。

インテリアとしてしばらく楽しんだら、また庭に返しますので、株が減ることもありません。

 

昔作ったアレンジ。庭のニオイスミレを根洗いして飾っていました。こんなに小さくても部屋いっぱいに春の香りが広がります。

 

鉢で育てているバラの害虫(コガネムシの幼虫)対策として、一緒に植えこんでいる水仙もいまちょうど満開です。

幾つかそおっと抜き根洗いして飾ります。そして花が終わったら葉をつけたまま再びバラの鉢に戻します。毎年この繰り返しですが球根が痛むこともありません。コンパニオンプランツとしてまた活躍してくれます。

毎冬土を変えているのですが、水仙を植えてから、コガネムシの幼虫は一切見なくなりました。本当です。コンパニオンプランツの力、実感しています。

 

水仙の根洗い。ガラスの器に入れるとテラリウムっぽい。清潔感もあります。

 

水仙の茎はか細く倒れやすいので、スッポリと包む大きなガラスの器が合います。球根の乾燥防止と水分補給のために水苔を敷いています。

 

こちらは花生けの仕事より。原種系かな?丈の低いチューリップ。球根が付いたものを仕入れました。アンティークのピューターの器にグリーンの山苔を敷いて。

 

春の球根植物といえばチューリップ。

この頃は球根付きのチューリップも花屋さんで見かけます。もし出会ったら、ぜひ根洗いの要領で飾ってみてください。見違えます。

まぁね、球根付きでなくても、可愛らしくて買っちゃいますけれど~。

 

茎のしなやかさを生かしてチューリップを活ける。春待ちのリビングダイニングです。

 

買ったときは蕾。全体的に淡いグリーンで先がほんのりピンクでした。咲き進むにつれてピンク勝ちになってきましたよ。

 

たまにヘコむことがありますが、花を見たり、触ったりしていると自然と力が抜けて口元が緩みます。

本当言うと全く笑う気分じゃなくて、なんだったら泣きたいくらいなのだけれど、花の前で不機嫌のままでいるなんてこと、私には出来ないみたいです。

嫌なものを吐き出して、花の香りで身体いっぱい満たすんだ。

 

身近で観光を

今朝は少しばかり雪が積もりました。

春のような陽気が続いた後のいきなりの雪。三寒四温のこの頃は体調管理が難しいですね。

 

テラスに置いた鉢植えの雪越しに見るリビング

 

リセットされた現在のディスプレイガーデンは、潔い黒土と木々のシルエットを愛でるばかり。キーンと冷えた空色に黒や様々なグレーのグラデーション。静けさの中に例えようもないくらいのエネルギーを感じます。

そんな冬らしい落ち着いた眺めを時々、それも唐突に明るくしてくれるのが雪です。

たくさん積もると生活に大打撃。でも積もっても10cmくらいだと、すぐ溶けるし、何とか許容範囲です。そんな上手く降る訳ないけれど、今朝の積雪は大体10cmでした。

部屋とひと続きになった庭ならば、その雰囲気が部屋のインテリアにまで影響を及ぼして、これまた新鮮です。変わり映えしないリビングでも光が変わるとハッとすることがあります。

光を観ると書いて観光ですから、緊急事態宣言下の今は、家のウチソト、身近な観光でもいかがでしょう?

配置や家具は同じでもお花やクッションの飾り方を変えたりして、すこーし見栄えを整えて自分をおもてなししています。

 

雪の照り返しか?いつもより白っぽい光に包まれたソファーコーナー。クッションチョップがポイントです。

 

リビングのソファのクッションは、使ったら軽くたたいて形を整えて置き直すのが常ですが、この頃はそれを海外のSNSでよく見る「クッションチョップ」に。

クッションの上部の真ん中に空手チョップして両側のコーナーをピンと立てるやり方。クッションをふっくらと見せる技なんだって。名前の由来が本当に空手チョップから来ているそうで笑えます。

動物が耳を立てたような形になり、たしかにただ膨らませて置くだけよりも、アクセント効果があります。

お試しあれ~。

 

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さて、今朝は仕事前にハーブティーをたっぷり淹れました。

 

先日プレゼントしてもらったJACINTHE & Cie のハーブティNo65 Contre le pollenをたっぷり用意。毛糸のカバーは冬の定番です。

 

事務所は暖房も効いているけれど、更に湯たんぽを膝にのせて。

BGMはSpotifyのプレイリスト「Song to Sing In The Shower」。いま丁度、懐かしの海外ドラマ「フレンズ」の主題歌がかかっています。これ好きだったなぁ。

ってな感じで、テンションを高めつつ。

今日もお仕事頑張ります。

 

 

冬の仕込みもの-花粉症対策

冬は発酵を楽しむ仕込みものの季節、お味噌づくりや糠床づくりに最適なんだそうです。

お味噌はいつもお義姉さんが仕込んだものを有難くいただいています。毎年出来上がりが楽しみで大事に使っています。それでお味噌汁を作ると風味が全然違って、味に奥行も出るような気がするの。冷蔵庫で保存しているうちに色もどんどん濃くなっていき、発酵は止まっているのに、まだ生きているような感じで面白いです。

甘えてばかりいないで、そろそろ自分でやらなきゃな。ひとまず簡単に何か仕込んでみたいなーと「李映林、季節の仕込みもの」という本を眺めていると、水キムチのレシピが目に付きました。

これも発酵食品ですし、彩りがとてもきれい。キムチほど手もかかりません。匂いも気にならずサッパリしたお味です。

早速作ってみました。

 

白菜、大根、リンゴ、玉ねぎ、細ネギなどが漬かっています。3日常温におき、そのあと冷蔵庫で3~4日してシュワシュワと発酵したら食べられるそう。

 

どうも作り過ぎたような気がします。ひと瓶に納めようとしたのに…。

でも冷蔵庫で2~3週間保存可能だから、せっせといただこうと思います。

というのも、発酵食品は腸内バランスを整え、免疫力をアップするので、花粉症対策に効果があると言われているから。

夫婦そろってスギ花粉症なので、2月に入り暖かい日が続くと嬉しい反面、そろそろ花粉の飛散が始まるなぁと憂鬱な気分にもなります。

ヨーグルトを日々食べ続けたお陰か?それとも単に年齢を重ねたせいか?症状は年々軽くなっており、薬に頼る頻度もかなり少なくなりました。それでも無症状ではないので、やはりナーバスになってしまいます。

そんな私達をみてこんなプレゼントが♡

JACINTHE & Cie (ジャサントアンドシー)のハーブティNo65 Contre le pollen(コントル ル ポレン)

くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった炎症を抑えるアイブライトやエルダーフラワー、免疫力を高めるエキナセア、炎症の起きない体質へ改善するネトル、また炎症時に失われる栄養素を補ってくれるハーブなどを集めたブレンド、だそうです。

 

花粉症に効くブレンドのハーブティ。このブランドはパッケージも凄くお洒落ですね。

 

ペパーミントが入っているので爽やかで飲みやすい系でした。

これもせっせと飲もう!

 

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今年の花粉の飛散量は昨年よりも多いけれど、平年(2011年~2020年の平均値)程ではないそう。

軽く済むことを祈るばかりです。

 

 

ストレスは小さなうちに解消したい

1月最後の週末は、皆様と同様自宅で過ごしました。

私は仕事も自宅でしているので、お客様のところや植木屋さんや花屋さん、造園屋さんのところに伺う以外は、ほぼ自宅にいる感じです。

前からこんな感じでしたが、たまの気晴らしでお出掛けしなくなった分、在宅率はより増しました。習い事のお教室は緊急事態宣言中は閉鎖されていますし、名庭探訪も今年に入ってからはまだ一つも行けていません。

それでずっと居ると、どうしても住まいのあら捜しをしてしまうのです。どうしたらもっと居心地がよくなるかなって考えてしまいますよね。大がかりなリフォームは無理でも、なにか変えたくて。

そこで引き出しの中の景色を変えるというセコイことを時々やっています。今週はここ、来週はここという風に少しづつ。整然と並ぶ様子は見ていて気持ちいいし、持ち物の整理も進みつつあります。

 

最近整理したキッチンの引き出し。シンクやコンロ下の引き出しはMUJIのファイルボックスがぴったりだったのでこれで揃えています。見た目の統一感、余白が増えてもモノ同士がしっかりと区切られているので取り出しやすいところが快感。

 

コロナ前からずっと自宅にいる私でも、知らず知らずのうちに、小さなストレスが溜まっているのかも。

積もり積もって大きなストレスにならないうちに解消しよう、自分がどう感じているかお座成りにしないようにしよう。

そう思います。

 

触れるもの、見るもの、耳にするもの、口にするもの、香り、それらを心地よくすることが手っ取り早く自分をご機嫌にしてくれます。あと、自分がやろうとしたことがやれたとき、当たり前ですが、機嫌が良くなります。

私の場合は、植物がある静謐な空間と美味しいものさえあれば機嫌が良くなるみたいなので、この二つは益々意識して取り入れます。

 

昨日の午後。小さな事務所は、穏やかな日差しと緑、そしてスローな音楽に包まれています。自分の心地良さをひとつひとつ作って。

 

鏡の前にざっくり投げ入れたアオモジ。コロコロとした蕾をたくさんつけています。瑞々しい緑が目に入るたびに清々しい気持ちになります。

 

カウンターには多肉植物の寄せ植え。ふくふくとした見た目と触感がいい。

 

 

玄関の盛花。お正月に活けていた枝を短くして活け直し。最近、また咲きだして嬉しくて愛おしい。

 

玄関から見える坪庭の照明は、防犯のために朝まで点けっぱなし。昼間とは違う椿の表情が見えるのも楽しみです。

 

寝る前に美しいものを。少し眺めてから寝室へ。

 

自分の機嫌が悪いと、何故かすぐに周囲に伝わって不快にさせてしまいます。特に家族は敏感よね。

負のオーラをまき散らさないように気を付けたいです。

 

 

自粛生活、再び。

新型コロナウィルス感染症が国内で確認されてから一年。緊急事態宣言の対象地域が拡大する中、再び自粛生活が始まりました。状況は思わしくなく解除はいつになることやら。

昨年の自粛生活で注目されたガーデニング。都市部では、家にいる時間を充実させようと、家庭菜園やガーデニングに楽しみを見出す人が増えたようです。出掛けられなくても、自宅の庭で過ごす時間があるだけでストレスはかなり軽減されます。住環境について考え直す機会が増えました。

冬の寒い時期は、そんな家の外での楽しみ方をじっくり考える絶好の機会です。

手始めに、私と雑談っぽく、話だけでもしてみませんか?

出掛けるのに理由がいるこの頃、わざわざ事務所に来ていただかなくても、オンラインならば気軽です。案外、画面越しの方が話しやすいのかもしれません。

 

 

というわけで、

オンライン相談はいつでも受付中。どうぞご利用ください。

詳しくはコチラ →オンライン相談、予約受付中

 

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さて、気が付けば、前回ブログを更新してから2週間近く間が開いてしまいました。

春の工事に向けてプランニングの打合せや、新規事業である店舗装花室礼の仕事に関する契約ごとや仕入れ等々。その合間にお正月飾りを片付けて、松の内の午前中になんとか初詣を済まし、習い事の稽古をしてと、色々なことがブログに書く間もなくバタバタと過ぎていき・・・。

元気なのですが、休み明けということもあり無理がきかず睡眠を優先。寝ないと途端に免疫力が低下するので。

お仕事のことはまた追って書こうと思います。

 

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それで今日は年初めの私事ふたつ。

まずひとつ目。

スマホを新しくしました~(ノ´∀`)ノ

時々新機種にすると気分がリフレッシュします。最新のテクノロジーが手の中にある高揚感ったらたまりません。

時々といっても私の場合、5年4カ月ぶりですけれど。

周りを見ると長くても3年くらい経つと新しくされているよう。いつも5年以上変えない私はちょっと変人扱いされます。みんなマメだな~。

 

iPhone12とケースはBANDOLIER。

 

ところで最近のキャッシュレス化って凄い。遠出をすることが少ないこの頃なら、スマホひとつで身軽に動けます。

そこで最初のスマホカバーは、カードケースと肩掛けストラップが付いたタイプにしてみました。以前のカバーはエトープ(グレージュ)色で好きな色ではありますが、さすがに飽きたので今回は白に。

本体はさほど変えないとしても、カバーはその時の気分でとっかえひっかえ変えて楽しもうと思っています。

 

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年初めの私事ふたつ目は、何気に続いているお習字のこと。

お稽古を始めて、気が付けばこちらも5年以上経ちます。先のことは自分でも分かりませんが、長く続けることで見えてくる世界もあると思うので出来るだけ頑張りたいです。

今のところ、太い筆で大きな字を書くのには何故か興味がなくて、小筆一筋です。

最初は訳も分からず手本の真似をするのがやっとでしたが、最近は少しづつ自分なりに考えて書くようになりました。それにしても肝心の字がなかなか上達しないのはどうしたものか???

 

書初めです。散らし書きの方は新春らしい歌。細長い紙に書いてあるのは臨書で、昨年の終わりごろから練習している歌なので内容は秋ですが。

 

書初めは、新春らしい歌でした。

「初春(はつはる)の 初子(はつね)の今日(けふ)の 玉箒(たまははき)手にとるからに ゆらぐ玉の緒」(大伴家持)

新年の行事で帝自らが玉で飾られた手帚を以て邪気を祓いたもうたのち、諸王卿等に下賜された。美しく鳴り響く玉の音、新春の澄みきった空気感が何とも清々しい歌です。

この玉箒のようなものは、2年前でしたか、たまたま正倉院展で見たことがありました。箒の形が現在の庭仕事で使っている手箒とほぼ同じだったので覚えていまして、書初めでふいに思い出されたのです。そんなことで、歌の光景がなんとなーくですが想像が出来ました。

 

万葉の情景を思い描きつつ、その当時使われた字で、その当時からある道具を用いて書いている一方で、手のひらサイズのハイテク機器を使っていること。千年以上の時を経たものが、当たり前に目の前にあるという不思議。

私の中ではどちらも新鮮に感じるものであり、よくよく考えると不思議な気持ちになります。

そう、自分の中にどちらもあるのが面白くて楽しい。

 

 

今年の抱負とお正月の室礼-2021

ディアガーデンは本日から仕事始めです。

植物と一緒に生きてきて、これまでは庭作りが主で、それは変わらないのですが、今年はより幅をもたせ、色々な場面でお役に立てるように頑張ります。

 

事務所前の花。庭のトクサや椿・千両を活けました。松だけは買ったものです。

 

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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休暇中、外に出たのは2日に夫の実家へ年始の挨拶へ伺ったときだけ。雪も止んだし、どちらも感染拡大地域ではなく年配者もいない。Door to doorの車移動です。

滞在は半日と、とっても短い時間でしたが、それでも久しぶりに会えて、健康を喜び、楽しいひと時を過ごしました。いや、本当にいい時間で・・・心がほっこりしました。会うことがこんなに貴重に思えるなんて。

初詣も未だ行けず、例年とは全く違うものになった2021年のお正月。

家にずっといて、その雰囲気はお料理と室礼で感じることが多かったように思います。そう、今年ほど室礼の有難みを感じる年はありません。

 

年末、玄関は特に念入りに掃除します。そしてしめ飾り。今年は鶴のわら細工です。九州地方に多い飾りだとか。長寿や目出度さの象徴、飛翔する鶴にあやかりたい。

 

お正月の室礼は歳神様を迎えもてなすためのもの。植物や配色で目出度さを表し一年間の無事と繁栄の祈りを込めます。

年はじめのこの目出度さは、きりっとしためりはりのある色調で見る側も身が引き締まる思いがします。

松の緑。奉書の白、水引の赤や金銀と、神さびた趣ながら華やかさもひとしおです。

 

稲わらで作った鶴に紅白の水引と若松で色を添えてみました。私には鶴が鳳凰のように見えます。

 

お正月の室礼は、しめ飾り、鏡餅、水や火を使う場所に小さな鏡餅もと、やることは細々とありますけれど、それらを供えることで、昨年の「気」を一掃し、新たに喜びやお祝いの「気」を満たすことになるそうです。

たとえ「気」は見えなくとも、供える前には必ず場を清めますので、やった者としてはスッキリとした改まった気持ちになります。

 

玄関には庭の万両を鉢上げして、干支の置き物を添えました。

 

床の間がない我が家では、室礼はほぼ玄関先に集約しています。

入ればまず下駄箱の上にお花と干支の置き物。そして餅花があります。

今年は厳密に言うと花ではありません。万両の鉢植えです。万両はその響きから縁起がよいと言われる低木。他に千両、百両、十両、一両など呼ばれる低木があり、どれも万年緑で赤い実がなるところが共通しています。

自生植物で雨さえ当たれば世話いらず、とても育てやすいのでおすすめ。ディスプレイガーデンには万両、千両、十両があり、こうして室礼にも利用しています。

鉢は実は手あぶり火鉢ですが、干支の置き物と色を合わせたくて使いました。

この金茶の丑は、香老舗「薫玉堂」さんのもの。愛嬌のある丑さん、俵をしょって縁起がよくとても気に入っています。お腹のところが匂い袋になっていて、老山白檀・丁子などの甘い香りがほのかに広がります。子の飾りも薫玉堂さんだったのですが、1年間飾って大晦日に入れ替える時も未だしっかり香っていました。天然の香りってこんなに長持ちするのかと驚いています。

お香はいまや日々の暮らしに欠かせないものとなりました。

今年も少しづづ学びを深め、たくさん楽しもうと思います。

 

玄関ホールに飾った餅花。本来は豊作を願う農家の正月飾りですが、近年その形を借りて招福の祈りを込めて飾るようになりました。かわいいので雛祭りまでこのまま。

 

鏡餅に添えたのは正月木の松とゆずり葉。木花包みという折形に包んでみました。このシンプルさが清々しくて。

 

テーブル装花には南天「難を転じて福となす」をどっさり。同色の飾りを足して華やかに。

 

華やかなのに辺りはしんとしているような、そんなお正月風景を楽しめるのも松の内まで。

私は7日にほとんど片付けてしまいます。

 

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話は最初に戻ります。

今年は庭作りと共に、こういった室礼や花生けのお仕事も少しづづ手掛けられるよう頑張りたいです。

室礼も花生けも、私にとっては植物を扱っている延長線上にあるもの。暮らしの中で自然にやっていることで、仕事にしようとして学んだつもりはありません。

花生けに関しては30年程になりますか、季節に移ろう自然を追いかけて楽しいから続けていたもの。室礼は植物と暮らしとの関係を考える過程で出会い、伝統的な日本文化と年中行事の合わさりに感動して、学びたい気持ちが止まらないだけでした。

この楽しいだけ事柄が仕事となると、また違ってくるのでしょうが、それはまだ新たな学びになるに違いありません。

 

 

 

2021年新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

旧年中はディアガーデンのサイトをご覧いただき 誠にありがとうございます。

本年もお庭やエクステリアに役立つ情報を発信して参りますので どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

今年の年賀状。ディアガーデン用と家族用2種作りました。いつもSNSにUPした庭の画像から選んで印刷しています。今年も庭の写真をいっぱい撮るぞー!(^^)!

 

大寒波襲来やコロナ自粛の影響で、自宅で過ごす静かな年末年始となりました。

皆様はどんなお正月をお過ごしでしょうか。

 

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話は大晦日にさかのぼりますが・・・

朝起きると一面銀世界でした。積雪は25~30cm程で日本海側の地域に比べればどうという量ではありませんが、一夜にして積もったので驚いてしまいました。

 

ディアガーデン前の様子。このところ暖冬続きだったので、久しぶりのドカ雪におののく。全ての買い物は済んでいて出掛ける必要のないことは幸いでした。

 

つららが出来てました。

 

テラスが雪で埋もれてる。真綿の布団を敷いたようにフカフカです。だいぶ溶けましたが庭の半分にはまだ雪が残っています。

 

元日の朝は一転!晴れて美しい初日の出を拝むことが出来ました。

初詣は遅らせるつもりで、代わりにせめて初日の出くらいはと期待していました。見られてとても嬉しいです。

毎朝登る朝日でも、顔を出す瞬間には滅多に立ち会いませんし、元日は見る側の気持ちが特別なので全く別物のように感じます。万物を等しく照らす光とは、なんと明るくそして力強いものかと改めて感じました。願掛けもして幸先良いスタートが切れたような?

大晦日に雪で全て埋め尽くされた庭は白紙に戻されたようでした。良いことも悪いことも何もかも見えない。象徴的な出来事と捉えました。

2021年はそこに何を描くのか。

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さて、例年なら元日から帰省しているところ、雪のせいもあって今のところ様子見です。どこにも行かない元日は初めてかもしれません。

心づくしのお節をつまみに朝から呑む至福の時を過ごしています。

 

小さなお重と受け継いだ塗りのお膳、そして南天のお正月花。簡素ながら目出度さを意識したテーブルコーデ。

 

26日から少しづつ仕込んで14種類詰めました。一の重は祝い肴、二の重は口取り肴中心、3の重は焼き物と煮しめ。だいたいですが。

 

 

一の重の包みを広げる。大好きな黒豆は26日から煮てしっかり味を含ませています。だいたい小正月くらいまでいただきます。

日本酒とお節って最高に合う!

 

テーブルの盛花は南天をどっさり活けました。

南天は「難転(難を転じて福となす)」に通じることから、縁起木としてよく庭に植えられます。ディスプレイガーデンにも3株ほどありますが、今季は残念ながら実がほとんど生らず、活けたものは買い求めたものです。生花店で聞くと、どうやら外れ年らしく品薄とのこと。手に入れられたのは偶然でとてもラッキーでした。

 

難を転じて福となす。節目に活ける花には気持ちを託します。

 

世界は新型コロナウィスル感染症との闘い、まさに難の最中にあり、必然的に新しい生活様式が生み出されました。これが福となると私は思いたいです。

StayHomeや場所を選ばず仕事をするリモートスタイル、個々を掘り下げ発信していくような新しい生活スタイルは、元々自分のスタイルに近いものだったので、割とスムーズに受け入れられたのは幸いでした。

流れから見てこれからは個が加速しそう。

だから個性は大事、それが間違っているかも?変かも?と自分で否定せずに、楽しく出来ることや面白いと思う気持ちを大切にしたいです。

それに個性を理解してくれる繋がりもきっとある。分かる人には分かるし、分からない人と無理につるむ必要はないのです。それが出来る生活様式になってきました。

「私って、こういうセンスなんです」と堂々と勝負しようではありませんか。