自家製の粒あん

この冬はあんこをよく煮ています。

家族みんな粒あん好きで、以前は缶詰のあんこを買っていたのですが、最近は消費スピードに追い付かなくって、そんなに好きなら大量に仕込んでやるかと、自家製あんこを作るようになりました。

粒あんを添えると何でも美味しくなります。私は特にあんバターパンが好き♡

こっくりとした粒あんと有塩バターの甘じょっぱいハーモニーがたまりません。香ばしいハード系のパンに挟んであるタイプが特に好きで、出先で見つけるとつい買ってしまいます。

 

お粥メーカーで予め柔らかく煮ておいて、仕上げに砂糖と塩少々を入れお鍋で煮詰めていきます。

 

煮る時間がかなり長いため、私は手持ちのお粥メーカーを使います。そうすると、ずっと付いてなくてもいいので気が楽。最後の仕上げはいつものジャム作りの要領です。

あんこ作りは日常で、何度も仕込むから、あんまり手間かけてらんない。私なりの工夫です。

 

北海道産小豆200gを煮ると大き目のジャム瓶3個弱のあんこが出来ます。あんバターパンにして味見。出来立てアツアツを食べられるのは作る者の特権です♪

 

手作りあんこで作る「いちご大福」。求肥はレンチンでOK。意外と簡単に出来ます。

 

学校閉鎖で揺れる3月。トイレットペーパーが無くなるデマまで流れました。昨日スーパーに行くと、案の上というか、棚は空っぽ。そして傍には、最後の数個を買い占めるべくカートに積もうと四苦八苦している年配の女性が。無理やり何個も載せるから落としてばっかりいるんですよ。ホント、滑稽でした。

今はひとり一人が冷静に、慎重に、そしてちょっとのあいだ我慢を共有する時です。

外出がためらわれるこんな時こそ、家の中のことに目を向けてみる。家でも出来るよう工夫をする、そんな良い機会じゃないでしょうか?私はそう捉えます。

 

 

ショップデザイン観察ーCAFE AALTO

新型コロナウィルス肺炎の感染要注意期間ながら、京都で用事があり電車に乗らねばならず、マスクをして行って参りました。

噂どおり静かで、中国人観光客には出会いませんでした。寺町通りのある鳩居堂さんを覗くと、欧米の方がちらほら、日本人客もまばらという感じで、なんだったら店員さんの方が多い。商店街の中には採算がとれないのか「しばらく休業します」と張り紙してあるお店もあって事態は深刻です。

以前なら、歩いていると必ず中国語が聞こえてきたし、バスに乗っても日本人の方が少なかったりして、なんだかなぁと思っていました。静かな京都は落ち着くし、正直、この方がいいな・・・と思わないでもありませんが、経済のことを考えるとそんな呑気なことも言ってられないようです。

 

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用事を済ました後、街がこんなに空いているんだったら、噂のカフェ「CAFE AALTO」も空いているかも?と行ってみました。

フィンランドの有名な建築家アルヴァ・アアルトが手掛けたヘルシンキのカフェが昨年12月京都に世界初出店!と聞き、訪れるのを楽しみにしていたんです。

「CAFE AALTO」は映画「かもめ食堂」に登場したことから日本でもとっても有名になったカフェ。ご存知の方も多いと思います。小林聡美さんが演じるサチエと片桐はいりさんが演じるミドリがこのカフェでガッチャマンの歌で盛り上がるシーン、私もすごく印象に残ってます。

本国ではアカデミア書店の2階にありますが、京都ではカプセルホテル「MAJA HOTEL KYOTO(マヤ ホテル キョウト)」の1Fにあります。

 

「CAFE AALTO」はフィンランドの著名なデザイナーによるカプセルホテルの1Fにあります。京都らしく建物の入口はこじんまり&奥に伸びる作りです。格子で囲われモダンながら景観に溶け込んでました。水道のメーターボックスがここまで大きいと玄関マットのようでお洒落に見えます。

 

そして、店内は・・・

予想通り!めちゃ空いてました~(^^

お昼どきでしたが、お客は、女性2人連れが1組、あとおひとり様が私入れて3~4人。大丈夫かな?と心配になる程の少なさでした。

 

内装は本国と同じにしてあるそう。アアルトデザインのペンダントライト、A330 GOLDEN BELL(1954年)がモダンな華やかさを醸し出しています。

 

壁に本国のカフェの写真が飾られてます。

 

空いているので、店内が見渡せる隅の席に陣取って、じっくり空間を観察。楽しんできました。

このカフェのためにデザインした黒いレザーに真鍮のフレームを合わせた椅子、なんて名前がついているのか知りませんが、座り心地はとっても良かったです。黒と白、そして金というインテリアコーデは、近頃のモダンテイストとはまた違いどこも尖ってなくて、むしろ落ち着いた感じがしました。

 

突き当り、ガラスの向こうに坪庭が。

 

そして店内奥を見ると、本当に僅かなスペースが石庭っぽく設えてありました。ほんのちょっとの空間でも、こんな風に整えてあると、遊び心や抜けが感じられていいな。どんな建築にも必ず庭を付けるところが京都らしいです。

隅に大きな灯籠が竿の部分を取って据えられていました。これはインテリアに合ってるの???私的にはちょっと違和感を覚えましたが、外国の方から見ると日本に来たって感じがしていいのかもしれませんね。

 

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フィンランドらしいメニューの中から私がいただいたのは、実は前から決めてたんですけれど・・・、シナモンロールです。

ちゃんと温めて出して下さったので、シナモンの甘い香りが立ち上ってきました。ふわっとした食感にカルダモンが想像以上に効いていて、なるほど、ヘルシンキのカフェもこんな味なのかしらね?今度自分で焼く時カルダモン増し増しで作ってみよう。といっても、さすがにこんなに大きなのは焼けないけれど。

 

直径20cmはあろうか?!とにかくビックなシナモンロールが出てきました。

 

そうそう、海外のカフェ出店といえば、ロンドン発「FLANZE & EVANS」がひっそりと撤退してたーっ( ;∀;) 昨年11月だったみたい。インテリアは可愛かったし、ケーキは海外っぽくコテコテと大きく、見る分には罪がないので楽しく拝見していて、お惣菜も好きだったのに・・・残念です。1年半で撤退って早すぎません?

「CAFE AALTO」はどうでしょうか。他にも食べてみたいメニューがあるので、しばらくは居て欲しいな~。

 

 

Happy Valentines day-2020

最近のバレンタイン事情、友チョコや自分へのご褒美チョコが増えているそうですね。

特別なこともドキドキ感も全くありませんが、今年も家族で食べる生チョコをいっぱい作ります。そしてついでに自分へのチョコも。

 

これは自分のためのチョコレート。

 

年を重ねるにつれ、神経は図太くなり、行動力は増し、こだわりも少なくなり、物事を良い方に考えられて、忘却力にも拍車がかかり・・・お陰で自分のことで思い悩むことが少なくなりました。その反面、自分以外の者やことにやたらと心配をするようになってしまいました。

愛ゆえに心配が止まらないのでして、余計なお世話とわかっていても、どうにも止まりません。そのストレスで免疫が低下しています。自分でも呆れる反面、まだこんな繊細なところがあったのかと驚いたりもして。

そんなとき考え方を変える言葉に出会いました。

相手に譲る、避ける、好きなようにさせる、相手にならない。同じ土俵に立って考えない。そうすれば、イライラや心配事、不愉快な悩みは消え去る、というもの。そして、厄介な問題を持ち込まれたときは「それはそちらの事情ですよね?」と言うと相手も冷静になるとのこと。

愛はあっても、好きなようにさせる、同じ土俵に立って考えないことにしよう。そう思うと、気持ちが軽くなるような~。

 

柔らかくしたホワイトチョコレート(120g)とクリームチーズ(100g)に苺ジャム(大さじ1)を混ぜて丸めたもの。TVおは朝で紹介されていたレシピです。モチモチ触感がいい!

 

結局のところ、私の心配は杞憂に終わり良かったのですが、ちょっと精神的にしんどかった今週。好きな音楽でも聴きながらチョコを食べ、馬鹿な自分を慰めています。

皆様には、どうか愛溢れる一日を。

 

 

 

タネの未来

最近読んだ本の中から、1冊ご紹介したいと思います。

 

 

以前のこのブログでも、タネについてちらっと書いたことがあります。→こぼれ種の強さのワケ

2分ほどで読めるのでご一読いただければと思います。

で、この本。庭作りにおいてタネはいつも興味が尽きない対象で、何気なく手に取った一冊でした。

読むのには2時間程。タネについて現在世界や日本で何が起こっているかが、とても丁寧に分かりやすく書かれてあります。また、著者の小林宙くん(2019年発行。その時なんと高校2年生!)がタネの世界をどう変えていきたいか?何が出来るのか?考えた結果、伝統野菜のタネを流通させるために起業することを決意し、それを実行に移す過程が、彼の生い立ちと共に詳しく書かれてあります。

こぼれ種のブログで取り上げたF1の種、現在販売されているすべての野菜の9割を占めているそうです。ということは、タネは既に農家の手からほぼ離れてしまっており、種苗会社から買っているというのが現状なのですね。

更に遺伝子組み換え食品(GM品種という。是非この言葉も覚えてください)の実情は、思った以上に厄介なことがわかります。これを読むまで知りませんでした。

GM作物は国内でも作られていますが、商品として市場には出てきていません。健康被害を懸念する声が多く、それを押してまで販売するにはリスクが大きいからです。でも社会の風潮が変わったら一気に出回る可能性もあるということです。もしもそうなれば、GMのタネも同じように普及していくだろうと小林君は言います。

GMのタネはF1のタネと違い2代目も同じ出来栄えの作物が出来るよう操作できます。更に怖いのはある特定の農薬しか効かないというような操作も出来てしまいます。営利に重きを置く種苗会社は、次世代も同じものが出来るタネは売れないので、必ず必要になる高い農薬をセットで売って儲けるという策に出ました。GMのタネについては、このパッケージ売りが主流というのですから、なんとも言えません。

GMのタネで、食品アレルギーを起こさないような野菜が作れたり、栄養補助食品的な役割を加えたり、将来危惧される環境変化に負けない作物作りも可能になる、その反面、非常に危険なタネが実際に作られていることを知りました。

そんなGMのタネは見かけ普通のタネと変わらないので、農家さんが混乱するのは必至です。隣の畑でGM野菜を作れば花粉が飛んで、GMじゃない野菜と自然に交配してしまうことも心配されています。GMのタネで出来たかどうかわからない野菜の表示責任はどうなるのでしょう?

こういった問題を解決できないうちは、国内ではまだ当分GMのタネは普及しないだろうと小林君は見ています。

しかし、GM作物はスーパーで見かけることはなくとも、私達は既に多く口にしてしまっています。日本は世界最大のGM作物輸入国らしいのです。一部の加工食品や植物油、しょうゆ、また飼料など既に多く流通している、という事実をもっと知らなければいけませんね。

 

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タネの公益性を守る法律である種子法という法律があるのですが、それが2018年4月1日で廃止されています。主要作目である「米、麦、大豆」のタネの開発と管理を国が民間に開放しました。ひっそりと、という訳でもなかったのでしょうが、あまり関心が寄せられなかったと思います。それ以降、そういえばブランド米が多く出回ってきたような気がしますが。

主要作物についての管理を国が手放した以上、生産者や消費者は、よぼど真剣に向き合わなければなりません。小林君は企業によって独占されるかもしれないタネや農業の未来に不安を覚え、地方を回って伝統野菜のタネを集め流通させようとしています。

その真摯な思いや行動力、彼を支える周りの人々に、感動します。そこらへんは是非本を手に取って読んでみてください。

 

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もうひとつ、GM作物について、海外のドキュメンタリー映画をご紹介します。

たねと私の旅

米国やカナダに遺伝子組み換え(GM)の表示義務がないことを疑問に感じた一人のカナダ人女性が、10年の歳月をかけて記録したドキュメンタリー。
料理家でもある彼女が作る、数々の美味しそうな料理も必見です。

自主上映の映画なので、実はまだ予告しか見ていません。でも海外のGM事情が知れそうな映画だなと思います。

 

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小さなタネの大きな問題。

自分は何が出来るのかと改めて考えさせられます。

ひとまずは現状を知ること、そして選ぶことが大事かと思います。

映画「たねと私の旅」の中で『私達は有機的な小規模農業に戻るべきです』という言葉が印象的だったのですが、

小麦や米は無理だけど、自分が食べる野菜は数種でもいいから自分で育てる。それが当たり前な日本になれば、タネの問題は良い方向に向きそうな気がします。

そんなコンセプトで始める庭作りもいいと思う。

 

 

おうち初釜

仕事始めの1週間。気持ちはシャキッと!でも身体はだるめ…でした。

お正月は行事だから、仕事はお休みですが休暇ではないと思っています。主婦業はいつもよりも忙しく、出入りも多いから、身体を休めるという感じではありません。なので、我が身を労わりながらの仕事始めです。

休み間にお問い合わせいただいたお客様とお会いしたり、確定申告に向けての準備をしたり、新しい企画について詰めるなど、ボチボチと動いています。

 

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先日、ちょうど初釜の時期でもありますし、気分転換にお抹茶でもいただこうかしらと、見様見真似で立ててみました。

 

作法も何もあったものではありません。でもふっくら立てたお抹茶は格別。

 

お茶菓子は鍵善良房さんの菊寿糖「彩り」

 

静かなリビングでの一杯。お抹茶の風味がほっこりと身体に染みます (*´ω`*)

 

小正月を前に、おうちの中も少しづつハレからケへと変わりつつあります。

上の画像にちょこっと見えているお正月のアレンジメント(全体像→コチラ)も何度か活け直して、今ではすっかりケの雰囲気。

 

組紐の飾りを外して、南天の実をピンクペッパーの実に、更に器もアンティークの錫の盃洗にチェンジ。

 

明日からはもう少しシャンとしよう。

 

 

クリスマス・テーブル2019

今年のディアガーデンのクリスマスは「北欧のクリスマス」がテーマです。ドア飾りを作る恒例のワークショップに始まり、お部屋のデコレーションもそれっぽくやってみました。

ここまできたら、クリスマスディナーも北欧の国のレシピで作ってみよう。テーマがあれば、メニューもいちいち悩まずに統一出来るところがいいです。

それで、ちょっと話が飛びますが、2014年10月~11月のこと。NHKで「ニコライ・バーグマンさんが贈る 北欧スタイル 花のある暮らし」という8回シリーズの番組が放送されていました。人気フラワーアティストさんがレクチャーしてくれるとあって毎回楽しく拝見しました。そして、なんとそのときの録画もまだ消さずにとってあって、ワークショップの企画段階で、久しぶりに見直していたんです。

番組の最終回はクリスマス特集で、デンマークの伝統料理も紹介されていました。そういえば、テキストも買ったんだっけと引っ張り出してみると、ちゃんとレシピも載せてくれてて。2014年の時点でも読んだはずですが、例によってすっかり忘れていました。

そんな経緯があって、今回はそのレシピを参考に、3品作ってみました。

  • 「フレスケスタイ(ローストポーク)」外はカリッと中はしっとり、時間をかけて焼き上げるメイン料理
  • 「ブリュンネ・カルトッフラー(キャラメライズポテト)」キャラメルのように甘く味付けしたジャガイモ。付け合わせに。
  • 「リス・アマラン(アーモンドライスプディング)」甘いお粥のようなデザート。ワークショップでもお出ししました。

ローストポーク用の豚ロース肉は、理想的な形のものが買えなかったため、ちょっと手間取りました。

仕込みはこんな感じ↓あとはオーブン任せで、焼いている間にサラダとかポテト、デザートを作れます。

 

デンマークのローストポークは脂身が大事らしい。といっても近所のスーパーでは脂身はほとんど切り取られてあるのでこの程度です。大きな塊が買えなかったので、二つの切り身をネットで合わせてます。ハーブと塩コショウをたっぷりまぶしてリンゴ(紅玉にしました)と一緒にオーブンでじっくり焼きます。そういえば2017年に同じ材料で煮豚を作りましたわ。

 

テーブルセッティングも素朴な感じに。ワインのお供に大好きなブルーチーズは外せません。

 

表裏30分以上焼いて出来上がり。しっとり焼きあがりました。食べやすく切り分けリンゴとローズマリーを飾って。

 

焼いたリンゴがソースのように絡みます。付け合わせはキャラメリゼしたジャガイモ。

 

デザートは夫が用意してくれたクリスマスケーキとライスプディング。

 

久しぶりにたくさん飲んで、かなり酔っぱらっていたので、うまく撮れていません(^^;

クリスマス当日は家族みんな仕事で遅くなりそうだし、私も忙しいし、ということで、前倒しで22日(日)にいただきました。

クリスマスを祝うというよりは、クリスマスの雰囲気だけを楽しんでいる我が家。普段はしないテーブルセッティングやちょっとだけ手の込んだメニューも、どうせならそんな雰囲気に乗っかって楽しくやろう。ただそれだけで。

でも気兼ねなしにまったりと飲んで食べてできるおうちパーティはやっぱりいいな~。

今度はお正月だぁ♪

 

 

庭探訪しつつ忘年会-南禅寺参道 菊水

少し前の食事会のことです。忘年会っていう名目で集まったわけではありませんが、師走ともなると、自然にそうなっちゃいますね~。

せっかく時間を設けて行くのだから、お庭をじっくり鑑賞しつつお勉強できるお店がいいなぁ・・・と伺ったのが、料理旅館「南禅寺参道 菊水」さん。

こちらは昨年6月にリニューアルオープン。数寄屋造りの建物がどんなふうにリノベーションされたのかしら?お庭は室内からどんな風に見えるのだろう?お料理よりも、そっちばっかりが気になってしまいます。

 

南禅寺の参道を少し入った小道をいくと現れる「南禅寺参道 菊水」さんの立派な門。アプローチの敷石が何気にモダンな敷き方で。

 

元は1895年頃に呉服商・寺村助右衛門の別荘として建てられたものだそうで、大きな木々がこの場の歴史を物語っています。門をくぐると、観光客で賑わう参道付近からは想像できない静けさが広がっていて、それになんだかとっても清々しい。

街中であっても、木をたくさん植えることで、喧騒と物理的に離れられるし、空気自体も変えられるんだなぁって実感しました。

少し早めに着いたこともあって、門からお玄関まで、いっぱい写真を撮ったりして、相当な時間を過ごしてしまいました。先が思いやられます(^^;

 

趣ある玄関。和そのものですが、ナント、靴を履いたままお部屋に向かいます。

 

通していただいたお部屋には、専用のクローゼット、専用の化粧室もついていて、ひと家族泊まれそうな程ゆったりとした空間。他にも庭園内に3つの離れがあって、そちらも凄く雰囲気良さそう。

そして、何より贅沢なのが、部屋に入ったとたん飛び込んでくる庭の景色。壁一面が窓になっていて、まさにピクチャーウィンドウです。ガラスは存在を感じられないくらいピッカピカ。

散り始めたモミジの葉も目に付くところや園路などはスッキリ、茂みとか樹幹の下にはふんわり積もっています。聞くと、毎日庭師さんがお掃除に来られているそうです。

もちろんこのあたりの別荘のお庭といったら植治の庭です。琵琶湖の疎水を引き込んだ池泉回遊式庭園が広がっています。

 

これこそまさにピクチャーウィンドウ。光の具合でどんどん見え方が変わる絵画です。ずっと見ていられます。

 

床の間の室礼。置いてあるものは、よく分かりませんが、香炉と干菓子作りの道具のような?お軸も新しいもののようですっきりモダンな印象です。

 

庭ばかり見ているので、お料理をいただくペースがすっごい遅い(笑)でもその遅さに合わせて出して下さいますし、急かされる感じは全くしませんでした。畳敷きのお部屋ですが、テーブルと椅子でいただく懐石、足が楽です。

 

古き良き時代の灯籠も、足当たりのいい石も、様々に変わる水の景色も素敵なんですが、この庭で一番目を惹きつけられたのはなんといっても庭の中央にある大赤松です。

幹肌が本当に美しい赤松、日が当たると一層映えて、艶っぽさも感じる程。周りのモミジがいくら赤く染まっても全く引けを取りません。堂々とした幹からは相当な年月を感じさせますが、姿はどうも新しく整えられたように見えます。

 

赤松の幹肌。磨きをかけるとこんなに赤くなります。常に磨いているからゴツゴツの樹皮じゃないです。

 

赤松が美しい庭は、細やかなお手入れがされている証です。というのも、剪定するときに、仕上げに幹肌まで磨いておられるからです。山にある赤松の幹はこんなに滑らかで赤くないでしょう?

赤松は女松(めまつ)対して黒松は男松(おまつ)と呼んだりします。職人さんはそれぞれの木の特徴を生かし手入れをされるので、女松は女松らしくというと、肌を磨いてその美しさを引き出してあげるんですね。

それにしても、最初は誰が始めたんでしょう?あのひび割れた幹肌を磨くなんて!その発想が、私には突拍子もなく感じられ素晴らしいなと思います。どうやって良く見せてやろうか?って、ずっと赤松のことを考えていないと出てこない発想かと。

松の幹でも磨けば美しくなるです。自分の肌も磨いてやらなきゃなぁと密かに思った次第です。

 

お庭が散策できます。点在する離れとのつながりが、どこも違和感なくそれでいて変化もあって。

 

新しく出来たデッキ。レストランスペースに繋がっています。このデザインが気持ち的に敷居の高さを緩和してくれてる。ここでいただくアフタヌーンティは格別だろうな。

 

繊細で美味しいお料理や、美しい器、つかず離れずのおもてなしを堪能しつつ感じたのは、やっぱり「お庭の美しいところにはハズレがない!」ということです。

庭の大きさとかじゃなく、庭に対するこだわりや状態を知れば、お店の心遣いが分かります。

 

 

無印でお買い物-京都山科店おすすめです

いつも乗り継ぎで利用しているJR山科駅近に今年11月1日にオープンした無印良品・京都山科。関西最大級の売り場面積で、無印良品が京都でセレクトしたもの、地域とのつながりを感じられるものなど食に特化した店舗だという。

実は、オープンしてから何度も何度も前を通りつつも・・・「あぁ今日も時間がない!」って感じで、なかなか寄れませんでした。

それがようやく。どうせなら良品週間に合わせて。

行って来ました~(ノ∀`*)

 

Cafe&Mealはよく見ますがフードコートは初めて。小腹が空いていたのでロマン焼きをいただきました。中にいっぱい詰まったキャベツが美味しかった。

 

お馴染みのバターチキンカレーの向こうに「魚」「肉」「漬」「野」「果」といった生鮮食品コーナーがあります。なんか不思議な感じ。生鮮食品は地元でもいいかな。お漬物や冷凍食品は他店舗にない品揃えで面白そう。

 

本のコーナー。セレクトが無印っぽい。

 

ガーデン関連本も充実。

 

オープンからひと月以上経つし、ウィークデーの昼間だったこともあって、いい感じに空いてて、いろんなコーナーをゆっくり寛ぎながら回れました。

私の場合、無印では、収納用品や雑貨・日用品をネットで買って、店舗で受け取るパターンが多くて、物色目的でわざわざお店に寄ることがほとんどありません。パッと寄ってザーッと回って帰る感じです。

それが、ここはお馴染みの無印商品の売り場と同じくらい食や本のエリアが充実しているので、1、2時間くらいは居られるかも(^^;

 

他の店舗より緑が多い。売り場に緑があるとやっぱり素敵です。

 

なんか、今年は良品週間が多いような。前回だったか、前々回だったか?とにかくちょこちょこ買っているので、実はあんまり買うものがない・・・。

今回は事務所に欲しかった膝掛けがお買い得になっていたのと、あとお掃除用品の補充に何点か、それと食品売り場で大分県佐伯市の調味料「ごまだし」を買ってみました。ネットでは3本セットなんですが、バラ売りされていたのでお試しに1本。

 

羽毛のひざ掛けが半額になってた!ネットでは在庫がなかったチャコール色が山科で買えました。ラッキー!このソファにも合いそうですが、やっぱり事務所で使いまーす。

 

京都山科店をフォローするともらえるオリジナルマイバックもゲット。12月14日(土)~12月25日(水)の期間、レジ利用者先着2000名限定です。柔らかくてペランとしているので折りたたんでも嵩張らないし、伸びて結構たくさん入るよ。

 

JR山科駅から無印良品が入っているビルまでの地下通路が、オープンに合わせて、濃いあずき色と無垢の木材で無印っぽく改装されていたので、チカラの入りっぷりが凄いなぁと思っていたんですけど、地下1F・1F・2Fと3床もあるとは。といっても、広すぎて疲れる~って程でもないし、おすすめです。

私の行動範囲の中では、一番寄りやすいお店なので、これからちょくちょくお世話になりそうです。

 

 

クリスマスワークショップ2019レポート&ライン公式アカウントのご紹介

ディアガーデンの年末恒例イベント、クリスマスのドア飾り「スワッグ」を作るワークショップが先週末で無事終了しました。

例年通りとても賑やかで楽しいワークショップになりました。師走の慌ただしい中、お越しいただいた皆様には心よりお礼申し上げます。
出来上がったスワッグを飾って、クリスマスまでワクワクしながら過ごしていただけたらと思います♡

 

クリスマスの伝統的なドア飾りスワッグを作りました。針葉樹特有の癒される香りを感じながら束ねていきます。とっても簡単ですが、大きさや形全てがそのお宅に合わせたものなのでどれも個性的。

 

このワークショップでは、毎年、何かしらテーマを決めてやっています。スワッグやリースはテーマに因んだデザインに、事務所のデコレーションやおもてなしのデザートなどもそれに合わせ、全体的に統一感を持たせているつもり。

今年のテーマは「北欧のクリスマス」

作っていただくのは北欧の深い森をイメージした緑のスワッグ。枝先には雫のようなガラスビーズがキラキラと光り、北欧らしい素朴なストローオーナメントがアクセントになっています。ベースとなったレイランドヒノキを最大限に生かしたデザインで、くしゅくしゅと束ねた麻のリボンもポイントです。

シンプルなスワッグなので、作るのも簡単だし、どんな場所でも似合います。早速飾った画像をお送りくださいましたので少しご紹介します。

どちらもとてもいい感じ♪

 

お客様から飾ったところの画像をいただきました。格子のドアにシンプルなリースが映えてますね♪

 

こちらは門扉に飾ってくださった方。広いスペースに合わせてボリューム増し増しの大きなスワッグです。作った日の夜、直ぐに飾って送ってくださいました。ありがとうございます。

 

モチロン、ディアガーデンのドアにも飾っていますよ~。

2カ所あるので、それぞれ大きさを変えてみました。こちらはクリスマスの頃にUPしたいと思います。

 

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ワークショップの会場である事務所は、来て下さった方のテンションが上がるように、事務所感を払拭!

私なりにデコレ―ション頑張りました。

 

壁に見本のスワッグ、窓辺にはストローオーナメントを。

 

先々週作ったヒンメリを飾りました。頭上でふんわり回ってくれて、とても好評でした。

 

ストローオーナメントで飾ったツリー、テーブルにはクリスマスっぽいセンタピースを置いておもてなし。

 

ワークショップは2部構成となっていて、最初にティータイムを設け、身体と気持ちをふんわりほぐしてもらってから、スワッグ作りに取り掛かっていただく流れです。

昨年からこのように変えてみました。初めての方も、少しお話してからの方が、リラックスして作って戴けそうだし~。

ご用意したのは、タルトとライスプディング、ジンジャークッキーの3種。クッキー以外は手作りです。

タルトはここ最近作るのにハマっているプリンタルトで、仕上げにご自分でバーナーを使ってキャラメリゼしてもらう趣向にしました。皆さん最初は若干戸惑っていらっしゃいましたが、すぐ慣れて上手に炙られていましたよ~(^m^

 

テーブルに出しておいても違和感ないコンパクトなROSLEのバーナー。タルトにグラニュー糖を振ってからこれで炙るとキャラメリゼも簡単です。

 

ライスプディングは、甘くてちょっとスパイシーなお粥、という感じ。

世界的に見ると普通に食べられている素朴なデザートですが、日本で甘いお米というとおはぎとか?なかなか食べつけていないせいか、皆さん珍しそうでした。でも割と好評で、レシピをお伝えした方多数。

デンマークのクリスマスでは、このデザートは定番らしく、一粒だけ丸のままのアーモンドを入れておき、それが当たった人はプレゼントがもらえるんだって。

 

デンマークのホームメイドデザート「アーモンドライスプディング」 本来は生クリームを合わせるそうですが、苦手な方がいるのでアイスクリームにアレンジ。チェリーソースをかけていただきます。

 

 

ワークショップ中は、お庭や植物の話以外にも色々な話題が飛び交って本当に賑やか。ちょっとした情報交換会って感じです。人数が増えればまさにサロンのようになりそう。

来年はワークショップを増やして、ゆくゆくはガーデンサロン的な存在になれたらいいなぁと夢想しています。

今後、このサイト以外にも、ライン公式アカウントでお知らせや募集を行うつもりです。

もしご興味のある方は、事前に友達追加をしてくださると、予約やご質問等やり取りがスムーズでおススメです。

公式アカウントといえども、普通のラインと同じようにメッセージを送れますし、送っていただいた内容は公開されませんのでご安心ください(╹◡╹)♡

友達追加していただくには・・・

このバナーをクリック↓↓↓

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または、

  1. ラインアプリのホーム画面右上の+を選択
  2. 次にQRコードを選択
  3. 下記のQRコードを読み取ってください。

カンタンでーす♪

 

実は・・・私もラインの方が有難いのです(^^;

ラインで友達登録して下さった方には、来年度ワークショップに来ていただいた際に、もれなく特典付きポイントカードを発行します。どうぞお楽しみに~!

 

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話を戻しまして・・・

夕方、お客様がお帰りになった後の様子を。賑やかだった昼間が嘘のように静かなディアガーデン。

イルミネーションが一層輝いて一人占めするには勿体ないような雰囲気。通りからも楽しんでいただけたらと、しばしロールスクリーンを下ろさずにそのままにしていました。

 

ヒンメリが夕闇にふわり

 

外からもヒンメリが見えます。

 

ガラスのドア越しにツリーも見えて。

 

ワークショップが終わって今日は事務所を片付けました。

ツリーは自宅のリビングに移動させ、今はその代わりにレイランディのミニツリー(枝ツリー)を飾っています。窓辺のヒンメリやストローオーナメントはそのまま残しました。引き続きワークショップの時のように、夜も外からイルミネーションが見えるようにするつもりです。

前を通る方に、ちょこっとクリスマスの雰囲気を楽しんでいただけそうです。

 

 

モダンな筧

今日は4年前にお作りしたモダンな坪庭をちょいリニューアルしたお話です。

こちらのお庭は、ステンレスと自然石という異素材をマッチングさせた蹲踞(つくばい)が景色のポイントになっています。

ご存知の方も多いと思いますが、蹲踞とは、茶庭にあって、かがんで手を清める装置のことを言います。本式は役石と呼ばれる石を設置しますが、ここの場合は主に眺めるための場所なので省略しています。一滴の水が作り出す波紋が、どんどん外に広がっていく様子をデザインしました。広がるって縁起がいいことですしね~。

 

まずは直す前の画像を。4年前の蹲踞です。筧は竹製でした。

 

 

筧から出た水は、手水鉢に溜まり、ステンレスの輪を二つ重ねた海(水門)へと自然に流れ落ち、排水されるように作っています。

一般的な筧は竹製が多いです。天然素材なので数年で朽ちていきますから、時々新しくする必要があります。年度末や大事なお客様をお迎えする時など、折々に架けかえて、その清々しさを味わうのが粋というもの。竹自体、安価なものですからね。

このお客様も今まで何度か新しくされていましたが、どちらかでステンレスで出来た筧をご覧になり、こういうの作れないかしら?とご相談がありました。

ステンレスなら、こちらの蹲踞に間違いなく合うし、竹のように朽ちたりしないので、それもいいですね!とお請けすることにしました。

 

古くなった筧を解体。足元に設けた水栓からつないだホースを竹の中に通し水を流していました。

 

さっそく現場で実測、詳細な寸法を決めて・・・と、形はすぐに決まりましたが、ちゃんと使えるような構造を考えないと。

出来るだけシンプルな仕組みで、元々の給排水設備もやり変えることなく、設置自体も簡単で、かつ、何か不具合が起こった時いつでも取り換えられるような装置にしたいと思いました。それが一番きれいに安く作れるからです。

紆余曲折ありましたが、結局、もとの竹の筧とほぼ同じような仕組みで作ることにしました。

次に作って下さる方、ステンレス加工をして下さる鉄工所さんなんですが、最初お願いしようと思っていたところは合わず、次もダメで・・・と、探すのにちょっと苦労しました。

でも色々と尋ねまわっていると不思議と縁がつながるもので、意外に身近で、引き受けて下さる鉄工所さんに巡り合うことが出来ました。

良心的で、とても丁寧に作って下さって、しかも感覚的な話も通じる方で、有難かったです。腕のいい職人さんは、私にとって貴重な存在。出会いに感謝です。

 

鉄工所さんの作業場です。いろんな機械がいっぱいあってカッコいい。仕上げをマットにするか?ちょい磨きをかけるか?迷って試しに磨いてもらっている場面です。完全オーダーメイドなのでこういう細かなことを積み重ねていくの。楽しいよ~。

 

据えるのはそれ程手間でなく、重たくもないので、全て分かっているワタクシが設置しました。

手水鉢との距離をしっかり見極め、水平器を使ってとにかく垂直に!お客様にもその様子をお見せしたので、万が一水漏れがあっても見当はつけられ、何なら自ら補修も出来ちゃう。

やっぱりそういう手軽さは、シンプルな仕組みあってこそ、です。

色々な方に助けていただきながら、お陰様で、頭に思い描いた通りの景色を作ることが出来ました。筧がモダンになったので、蹲踞がまた一段とカッコ良くみえます。お客様にもお喜びいただけたようで良かったです。

 

設置完了。ほぼ計算通り~(^m^

 

プクチャーウィンドウからいい感じに見えてます♡周りに植えた黒竹やインテリアには竹よりもステンレスの筧の方があってますね~。

 

最後に、お玄関先に来春以降咲く山野草や苔を少し植えさせてもらい、その日の作業を終えました。

作庭後4年経ち、庭木や宿根草がこの場に馴染んで参りました。定期的に剪定をされているので、いい感じに保たれています。

ときどき様子見伺いやお打合せなどでお邪魔すると、奥様がいつも趣向をこらしたテーブルセッティングで美味しいお茶をご馳走してくださるの。花もあちこちに飾られていて、庭の植物を切ってきて活けることもあるそうです。南天やモミジの葉をお料理の盛り付けに添えたりと、庭のある暮らしを楽しまれている様子。

作り手として、このようなお話を聞くと嬉しくて、本当に有り難いなぁと思うのです。

 

おもてなしテーブル撮影させていただきました。本当に素敵。

 

庭は、どんな小さな庭であっても、オートクチュール・メゾン並みに、場に合わせて素材を選び形作っていきます。植物もその環境で育つであろう中から、大きさやいい枝振りのものを吟味して植えています。今回のように、世の中に売ってないものをイチから作ることも可能です。

ディアガーデンはそのようなものに、ある意味面白がって挑戦しているので、色々なご要望にもお応えすることが出来ると思います。