七夕の室礼に願いを込めて

明日は七夕。

新暦では梅雨末期ですから晴れた夜空は望めない。残念ながらこのあたりは明日も雨予報です。

それはともかく。

七夕の室礼にと「乞巧奠(きこうでん・きっこうでん)」に因んで、五色の糸を玄関に飾りました。

有職造花のデザインを参考にして作ったものです。

実は昨年作ったもの。気に入っているので再登場です。

 

乞巧奠とは
中国古来の風習で、織女星が養蚕や糸、針の仕事を司る星と考えられ、機織の上手な織女にあやかり、特に女子が手芸に巧みになることを願った行事です。乞巧奠は機織だけでなく、日常の針仕事、歌舞や音楽などの芸事、そして詩歌や文字の上達を願う行事へと発展していきます。笹竹を立てるようになったのは江戸時代に入ってから。 五色の短冊に詩歌を書き、手習い事の上達を願う習俗が生まれました。

室礼三千のサイトより抜粋)

 

ものづくりや手仕事が好きなので、暇をみつけては何か手を動かして作っています。

長年やっていると要領は大体分かるんですが、上手く出来るかは別問題。上達するといいなって思います。

それでも「下手の横好き」とはよく言ったもので、こういうことには、本業でないのに時間を忘れて熱中してしまいます。趣味にする程ではないし、それについて詳しくもなければ、上手でもない、でも好きなんです。

完成したものは、見た目がイマイチだったり、見えない部分が雑だったりするのですが、自分好みではあるので愛おしくて。

 

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最近の手芸作品は、ルームウェアワンピース。

夏にぴったりの布が手元にあったので作ってみました。パジャマとして着ようかなと思って。

作っている途中に気が付いてしまったのですが…全く似合わない!

可愛い系は似合わないって分かっていても「着心地がラク」「これなら作れそう」という点に目が眩んでデザインを選んでしまって。

結局、姪が着てくれることになり、着丈を変更。なんとか仕上がりました。

 

肩にたっぷりギャザーの入ったワンピース。サラッと軽い生地だし、着ていてラクかなぁと選んだデザインでしたが。

後ろもギャザーがたっぷり。アクセントに細いベルトも作りました。姪にはぴったりでした。

 

作っている過程が楽しいので、それでもいいんです。可愛く出来て、満足、満足。

次なに作ろうかな?

 

 

夏におすすめ簡単デザート

コロナ渦の自粛生活中はホームメイドスイーツが流行ったようで、バターや生クリーム、ホットケーキミックス、イーストやゼラチンなどスイーツ材料が売り場から消えてしまいました。最寄りのスーパーでは、未だにバターやイーストが買えない日があります。

そこで、最近は普通に冷蔵庫にあるものや、手に入りやすい和の材料(黒糖、きな粉、小豆など)で、ホームメイドスイーツを楽しんでいます。

ヒットだったのが「ミルクもち」

材料は片栗粉と牛乳、砂糖だけで、作業時間15分程のお手軽スイーツです。

冷蔵庫でしっかりと冷やしてからいただきます。

 

蒸し暑い日にぴったりの癒しのデザートです。

 

ミルクもちは、モチモチとツルンの間くらいの触感。この日のトッピングはきな粉と黒蜜に餡子です。

 

参考にしたレシピはコチラ→外部サイトへ

あれば何かと活躍する黒蜜と餡子も手作りです。

小豆は水で戻す必要がなく、そのまま煮て最後に砂糖と少しの塩で味付けするだけ。黒蜜に至っては黒糖をただ水で煮溶かすだけ。隙間時間にちゃっちゃと作れるものばかりです。

これらを市販のバニラアイスにトッピングするだけでも、目先が変わって美味しい。

 

頂き物のお手製フルーツケーキ。さっぱりふんわり口当たり良いのはクリームに水切りヨーグルトが入っているから。一切れで大満足の美味しさ。贅沢だ~♡

 

いつも夕食は腹6分とか7分で済ませ、デザートタイムに突入します。

チョコレート数かけ、市販のアイスクリームだけと、お口直し程度の日も多いけれど、たまに夫の出張土産や頂き物、ホームメイドスイーツが登場します。

そんな日のデザートタイムは一応それらしく、空いたお皿やお茶碗をひとまずシンクに移動させて、テーブルをリセットしてからいただくように。

一日のご褒美のような時間です。

まめとかではなく、要は自分が食べたいだけ、デザートを作る面倒を食欲が凌駕しているのでしょう。

 

 

夏越しの大祓-2020

水無月の晦日といえば、夏越しの大祓。正月から半年の間の穢れを祓う神事です。

今年はコロナのこともありますし、例年よりも更に神妙な気持ちで、近所の神社へ参拝しました。

 

夏越しの祓えは、縁のある沙沙貴神社に。ディアガーデンから車で10分程のところ、安土城跡にも程近い場所にあります。門の向こうに茅の輪が見えます。

 

夏越しの祓には、出来るだけ参拝するようにしています。

年越しの大祓は、主婦業が大忙しな時期ですから、なかなか行けないので、せめて年一度だけでも。

それに、6月に参拝することで、半年の節目になると言いますか、ここで身も心も清らかになったつもりになって、残りの年月をしっかり生きようと思えます。私にとっては、まさに儀式です。

どの神社でも行っておられると思いますが、沙沙貴神社では、自分の身についた罪や穢れ・厄を「人形代(ひとかたしろ)」に移し、それを持って茅の輪をくぐります。

人形(ひとかた)が描かれた紙で、住所氏名を5人分書けるようになっています。ウチには前もって送って下さるので、家族の名前を書き、それぞれ息を3回吹きかけてもらいます。

くぐったあとは社務所に持っていき、初穂料を納めます。直接茅の輪をくぐれない夫は、後で祈祷してもらえる、ということだと思います。人形代って、なかなか便利なシステムですね。

因みに初穂料を納めると「疫神斎(えきじんさい)」という黄色い小さな護符が貰えます。私はこの護符を疫病(いまならコロナかな)除けに玄関にさりげなく貼っています。こちらでは初穂料を沢山納めると色々な護符がいただけるようです。

 

雨の大祓となりました。くぐっている時は傘なしでもギリギリOKだったのですが、次第に降りが強くなって。今年の茅の輪は何故か小さめ。

 

茅の輪くぐりを終えて、少し境内を散策しました。

沙沙貴神社は、「百華園」として季節折々に花が咲く鎮守の森づくりに取り組まれているそうで、前に来た時より花壇の面積が増えていました。

今頃は紫陽花、半夏生や桔梗、姫檜扇、御柳(ギョリュウ)、瑠璃柳などが見頃。どの植物もいい波動を受ける影響か?単に梅雨時期だから?瑞々しく元気いっぱいに茂っていました。

 

本殿裏手の小道。雨に当たって緑が生き生きとして。

 

紙風船のような蕾と、星型の花といえば桔梗です。

 

姫檜扇の花、橙色の鮮やかなこと!薄暗い雨の中、目を惹きます。

 

夏越しの祓のあとは、水菓子「水無月」も外せません。これもまた近所、たねやさんで購入したもの。6月26日~30日だけの期間限定品です。

 

水菓子の水無月は、ただいま冷蔵中。夕食のデザートとしていだだくつもり。楽しみです。

さて、夏越しの大祓が終わると、明日はもう7月。

いよいよ夏本番ですね。

 

 

ディスプレイガーデンのニューフェイス

蒸し暑い日が続きます。いかがお過ごしでしょうか?

滋賀県では6月1日に県境超え移動自粛は一部解除され、19日にはいよいよ全国的に解除になりましたね。出不精な私も、徐々にですが、出掛けるようになりました。

今週は3か月ぶりに京都へ。電車に乗るのさえ3ヶ月ぶりです。こんな新鮮な気持ちで電車に乗るなんてと、自分でも驚いています。

不織布マスクは暑そうなので、布の機能性マスクをつけていたけれど、やっぱり蒸し暑くて苦しくて、現場にいるより疲れました。(3密とは無縁の現場では、ほぼマスクはしないので)

「やっぱりおうちがいいよ~」お籠り生活に慣れた軟な自分の心の声

これから本格的に暑くなるのに・・・先が思いやられます。

 

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さて、今日も蒸し暑さMaxではありますが。

ディスプレイガーデンでは、フウロ草の青紫の花が涼し気に咲いています。

今季のニューフェイスです。

 

フウロ草。花色もそうですが、茎が立ち上がり、揺れながら咲くのも涼し気。

 

ディスプレイガーデンは、実験の場でもあるので、毎年何かしら新しい植物を育てています。

自生植物でベースを作っているため、華やかとは言えないところもあります。そこを外来種の宿根草で補っているのですが、あくまでゲストであって、増やすつもりはありません。ゆえに時々入れ替えを楽しんでいます。

育てやすく、蔓延ることもなく、この風土にも合っていたら、お客様にもおススメできます。これからも色々な植物に挑戦、実験を続けます。

 

花は数日ですぐ散ってしまうけれど、次々と咲きます。

 

このフウロ草は昨年の11月に植えたもので「ブルーサンライズ」という品種です。

耐寒性宿根草で、青花と黄金葉のコントラストが素敵。花は初夏から秋まで繰り返し咲き、花期が長いとのこと。そうだと嬉しいけれど、どうかな?花には過剰に期待はしていません。でも半日陰でも割と咲いてくれています。

いつもブログで書いていますが、植物は花で選ぶのではなく、草姿で選ぶもの。そしてそれを植える場所の近くにある植物とのコーデも考慮するべきです。お互いを引き立てあうよう変化を付けるといいです。耐寒性はマスト条件。

フウロ草は低くこんもり茂ってくれますし、この品種は季節によっては葉色が少し変化する(春は黄色っぽく、夏になるにつれライム色になる)ので選びました。

ディスプレイガーデンで植えた場所は前庭。事務所のアプローチ階段のすぐ脇です。タイル貼りなので、エッジは効きすぎる程効いていますから、葉で覆ってくれると階段が庭に馴染んで見えます。

 

事務所のアプローチ階段をふんわり覆ってくれます。周りの細長いグラス類の葉とフォルムのコントラストをつけて植えています。

 

青い花は遠目で見ると色が沈んでほとんど見えませんが、ブルーサンライズは明度が高い青、ライム色の葉を背景に咲くところもいいです。

少し前まで、コーラルピンクに咲いていたアスチルベ「ビジョン・インフェルノ」の花房は、すっかり緑となって脇役と化し、今は、グラスの白い穂と葉、フウロ草の対比が見所となっています。

こんな感じの前庭は、道路に向かって解放していますので、お近くの方はいつでも見て頂けます^^

 

 

 

梅雨の間に植栽工事

一般的に木の移植適期と言われているのは、

常緑樹の場合は、萌芽前の4月か梅雨期。

落葉樹は、落葉期で萌芽前の3月下旬頃か、落葉後暖かさの残る11月頃。ですが、梅雨のころは新芽も定着していますし、植付け後にたっぷり雨にあたりますので、6月もおすすめしています。お客様にとっても、梅雨の間は、お水遣りの手間が少なく済みますから。

だいたい高さ2mまでの木なら、ご自分でも植えていただけると思いますので、是非挑戦してみてください!

 

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とはいえ、実際に植えるとなると、場所を整えたり、穴を掘ったり、土壌を改良したり、木を買ってきて運び込み、姿が良いように植付け、しっかり支柱もし・・・と、何かと大変です。特に穴を掘る作業は重労働ですし、残土の処理など思った以上に苦労するものです。

そこで私たち造園のプロの出番ですが、頼むのには予算が限られているしなぁと躊躇されるかもしれません。しかし、ご予算と理想をいかに擦り合わせ素敵な景色を作るか。それを考えるのも仕事の一つなので、一度ご相談いただければと思います。

例えば、必要な作業の一部をお客様ご自身で行っていただく、というのも予算削減に効果的です。どの作業なら出来そうか、そのやり方やコツ、道具のレンタル(無料です)なども含め色々とアドバイス出来ます。

 

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それで、今日ご紹介するのは、梅雨に入ってまもなく、つい先日ですが、植栽工事をさせていただいたお宅です。

リビングダイニングから、木のある緑の景色を眺めたいとのご希望でした。

伺ってみると、住宅街の中ということもあってか、隣家の外壁と室外機だけしか見えません。確かにこの部分だけちょっと無機質な感じがします。でも日当たりや風通しは良さそうです。

色々ご希望を伺いながら相談を重ね、お客様で出来る作業は、ご自身で行っていただくことになりました。

除草剤散布と防草シート設置の2つの作業です。

 

植樹する場所。(右)元々は芝生を張られていましたが、芝に雑草や苔がはびこり手入れにストレスを感じるように。(左)植栽する前に除草していただきました。除草剤を撒いてから3週間超経過した状態。しっかり枯れています。

 

次に何かを植える場所での除草作業は、予め地上に出ている部分を刈った後、表土ごと剥ぎ取ったりして出来るだけ根を残さないようにするのですが、お客様でそれをしていただくのは大変なので、ホームセンターで購入できる「ラウンドアップ」という除草剤をおすすめしました。

ラウンドアップはアミノ酸系除草剤で、葉から入って根まで枯らし、土に落ちても短期間で微生物により自然物に分解されるもので、散布後3週間からひと月ほど経過すると、植付けや種まきが出来るそうです。

 

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工事は枯草の処理からスタート。

梅雨の中休み日で、作業はサクサクと捗ります。

 

(右)土壌が粘土質なため植穴の底部を水はけよくするためにパーライトを沢山使って改良しました。(左)植穴周囲も改良剤を施し植付け完了。こういう作業もお客様に材料や意味を説明しながら行っています。

 

ではここで、植木を紹介しますね。

仕入れにはお客様も同行していただき一緒に選びました。

ディアガーデンでは仕入れによくお誘いするんですよ。実際にあれこれ見ていただきながら選ぶと、木に対して思い入れが違うと思いますし、何よりたくさんの木を一度に見るのは珍しいでしょう。そういう経験も工事の中に含まれているって楽しくないですか?

主木はアオダモです。高さ4m超えの2本立ち。畑で見たとき、樹冠の小梢がとてもいい感じで、木漏れ日がさぞ素敵だろうなという印象でした。なので、ふんわり広がるように支柱で細工しました。今は幹は2本ですが、数年後に根元近くから新しい幹(ひこばえ)が出てくると思います。

添えの木は鳥が来る木をご希望でしたので、実のなるオトコヨウゾメとムラサキシキブ、冬に蜜を吸いにくるよう侘助ツバキを植えました。小さな実なのでくちばしの小さな小鳥が来てくれると思うのですが、さていかに?!

侘助ツバキだけ常緑なのは、前のお宅のエコキュートを見えなくするためです。育つと結構隠してくれると思います。

宿根草は、私がいつも仕入れる種苗会社さんの苗の中からお客様セレクトで。自然な風合いの白と青の花が、そのうち見られるかと。

楽しみです。

 

高木と低木の植付けが完了。花壇全体に客土・堆肥を追加し改良します。見栄えは悪いのですが、木に水を遣りやすいように水鉢(根鉢の周りに土で土手を巡らせる方法)を作りました。

 

 

植栽完了です

 

(右)ビフォー。前のお宅の壁面や給湯設備や室外機などが見え、平面的で無機質な眺めでした。(左)アフター。清々しい緑の眺めが出来ました。空間が立体的になり、四季折々の木々変化や草花の手入れも楽しみな場所になりました。

 

建物の脇。特に何を植えるでもなく土で残されていたスペースです。(右)お客様で除草剤を撒いていただき枯らした状態。(左)お客様で防草シートを張られた後、砕石を敷きました。スッキリしましたね。雑草に悩むこともなくなりそう。

 

今回のお客様、奥様を癒してあげたいという旦那様のお気持ちが、静か~に伝わってきて・・・なんか素敵でした。

今頃お二人でどんなふうに新しい庭を眺められておられるのでしょうか?

想像すると心がほんわかします。ふふふ。

 

 

梅雨の中休み、夏至の日に。

この土日は梅雨の中休み。

見頃を迎えたアジサイは、雨の日、うな垂れてしまいますので、貴重な止み間にじっくり鑑賞します。

 

前庭では秋色アジサイ(マジカル系)を育てています。6月21日時点でこんな色合い。ようやく青っぽくなり始めました。これから徐々に青い花が増えていきます。

 

テラスのアナベル、白が際立っています。

 

白い花は暗くなってからも魅力的。暗闇に沈みがちな濃色と違って白は浮き立って見えます。アナベルの白い大きな花房、白斑入りのムラサキシキブやイトススキ、ヤブコウジなどこの場所には白を集めました。

 

アジサイ「アナベル」昼とはまた違った顔。まだ雨粒が残って瑞々しい。なんて綺麗なんだろう。

 

雨あがり。濡れたタイルが鏡のように景色を映して。

 

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前回の梅雨の中休みの日、先週だったか。「彩雲」という虹色に光る雲を見ました。

日暈(ひがさ、にちうん)や月暈(つきがさ、げつうん)はよく見ますが、これは初めてだったので、ちょっと感動。気象的にはありふれた現象のようですが、見ると縁起が良いとか。

 

丸印の中に虹色の雲。虹の切れ端が浮いている感じでした。本当はもっとはっきり見えたけど薄っすらとしか映らなくて。

 

いくら科学が発達しても、気象や暦、天体現象などは変えられないから、不可思議なことはそのままに、畏敬の念を持ちつつ、生きていくしかありません。

珍しい現象に何か期待するのも自然なこと。強く期待するのは変だけど、良きことがあるといいな。

 

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空の現象がらみでもう一つ。

今日6月21日は夏至、新月、部分日食が重なった珍しい日でした。

新月の日は身体の「浄化」や「解毒」などするとよく、新しいことを始めたり、願ったりするのにも適していると言われています。夏至や部分日食といった現象が重なると、新月の行いがどのようなことになるのか、実験するのも楽しそうです。

さて何を始める?何を願う?

2020年の前半はほぼコロナ一色でしたが、折り返し地点を迎え、後半は各々の希望が叶えられ充実した日々になるよう、まずは願いたい。

個人的には色々と。

何かを始めることや願うことなしに、実現することはありえないから、最初の一歩のきっかけが今日と言う日。

 

 

梅仕事-2020

今年も梅の実が出回り始めました。

ちまちまと10年程続いている梅仕事。特に理由はないけれど、梅干しの在庫もたくさんあるし、今回はお休みしようと半ば考えていました。

ところが、先月レモン酒を仕込んだ残りのホワイトリカーが1L弱余っていて、何とも使いようがなく・・・。仕方がない、久しぶりに梅酒でも仕込むかと、2Lサイズの青梅を0.5Kgだけ買おうと出掛けました。

そうしたら、梅酒用の青梅の近くに4Lサイズの南高梅が何気に置いてあるではありませんか!4Lってかなり大きいです。いいなぁと思って手に取ったのが運のツキ。熟し始めた甘酸っぱい香りが鼻をくすぐり、あっさり誘惑に負けました。

やれやれ。

「まぁいっか、やっぱり今年も(梅干しを)漬けよう」

 

4Lと立派な梅。1Kgだけ買ってしまいました。仕込む前にしばし飾って姿と香りを楽しみます。

 

材料さえ揃えば、仕込むのはアッいう間。何だったらグダグダ考えている時間より短いくらいです。

今年も紀州梅園さんの「おうちで作る白干梅干レシピ」を参考に仕込みました。ポイントは重し。ビニール袋に水を入れたもので、梅酢が上がると浮いてくる梅を上手い具合に(押しつぶすわけでもなく柔らかーく)押さえてくれます。

この方法でこれまで失敗したことはなく、どうも私には合っているみたい。

 

手前が梅干し、奥が梅酒です。

 

家族が少ないので、仕込むのはいつも2kgまで。

1年寝かしたものをその年に食べきろうと思いつつ、でもまだ手元に2018年に漬けたものが少し残っています。それを見ると、2年も前の実なのに、全く悪くならず、しっとり柔らか。塩の向こうに未だフルーティーな風味さえ感じます。

改めて梅って凄いな、不思議だなって実感しています。

 

 

奥深き庭の世界へようこそ

この頃のディスプレイガーデンは淡いニュアンスカラーが目立って来ました。

早春からこれまでずっと目まぐるしく変化し続け、狭いながらも見飽きることがありません。この庭が出来て13年目ですが、毎年ビミョーにマイナーチェンジを重ねていることもあって、どうなる?どうなる?って楽しみでなりません。

梅雨入り間近の薄曇りの光が庭の撮影には丁度良くて、いくつか撮ってみました。明るい陽射しは、見る分にはいいのですが、撮ると影が強く映ってしまったり、白がとんでしまったりして、感じているように撮るのは至難の業。

でも、こうしてブログ用に何度も何度も撮ることで、季節や天気によって変わる光の美しさ、その空気感を、より感じられるように。

今や、一筋の光であっても、心震わせ泣けそうなマブチです。

なんと安上がりなことでしょう(笑)

 

昨年秋に植えたアスチルベが咲き始めました。ライムやベージュを背景に優しいピンクが涼し気。

 

この↑アスチルベは「ビジョン インフェルノ」という品種。

ライム色の蕾が、徐々に淡いピンクに染まり、そしてその花房はグリーンに変化し枯れません。アジサイ「アナベル」の花房と同じように、夏以降も鑑賞できるというお楽しみ満載の品種です。

小さな庭の場合、鑑賞期間が長い植物を多く植えることも、選択のひとつです。でも、一時の輝きを愛でるために植えるのも、またよし、です。

 

何気ない緑のコーナーだけど、光の具合で、イイ感じに見えることがあります。奥のサントリナがふわりと透けているのが好き。

 

 

テラスのアジサイ「アナベル」もライムの蕾が白くなってきました。3株あるうち、日が当たる株だけてんこ盛りに咲いて、あとは儚げに蕾が上がっています。

 

ディスプレイガーデンは、とにかくめいっぱい植えているから、植物の方も大変だと思う。

古株は堂々と幅を利かせていて、新参株や私の都合で植え替えられた株たちは、光と余白を探し、気を使って、「ひとまずこんな感じかな?」と様子見しながら成長しています。

可愛いです。

そんな様子を俯瞰でみて、今年はここは上手くいったからこのままで、とか、ここは来年もう少し手を入れよう、とか。振り返りが大事。好きな眺めを、絵を描くように、いくらでも作ることが出来る所が、庭の楽しいところです。

そういえば、コロナ自粛中にガーデニングに目覚めた方も多いらしい。

Welcome!

どうか一時の流行りではなく、育て続けて欲しいな。

経験を重ねても、例えば30年のベテランガーデナーや職人さんであっても、たった30回しか、その春を、夏を、経験していないのです。そこが面白くもあり、奥深い世界なのです。

 

 

蜘蛛の奇妙な世界

男女問わず蜘蛛嫌いな人は多い。聞くと、とにかく気味が悪いとのことです。

毒蜘蛛ならいざ知らず、その辺をちょこちょこ歩いている蜘蛛ならば可愛いとすら思うし、私にとっては、庭づくりには欠かせない存在。大好きではないけれど、蜘蛛にはとても親近感があります。

そんな蜘蛛づくしの本を読んでみました。

「クモの奇妙な世界 その姿・行動・能力のすべて」(馬場友希著)です。

いつも思うのですが、嫌いな相手でも、その相手のことをよく知れば、マイナスの感情は減るものです。だから蜘蛛嫌いの方にもお勧めしたい本です。

 

 

蜘蛛の起源は古生代デボン紀~石炭紀の間と考えられており、原始的なハラフシグモ科の蜘蛛は、なんと!3億年近くも姿かたちを変えていないのだそう。

世界には現在、119科4140属、4万8000種強の蜘蛛が知られています。未知なる種はまだたくさんおり、現在もどんどん新種が発見されています。近い未来5万種は超えるに違いありません。

とんでもない数です。

蜘蛛は中間捕食者ですから、数や種類の豊富な環境というのは、生き物全体の豊かさを表していることになるのですね。

 

彼らの変わった生態も面白く読みましたが、私がこの本で最も注目したのは、

蜘蛛は益虫、農作物のボディーガードと言われるワケは、必ずしも害虫を食べるからだけではない、ということです。

〇蜘蛛はただいるだけでいい。

害虫が蜘蛛に食べられることを恐れて、植物を食べる活動を控えるという現象が確認されています。

蜘蛛がいることで、害虫の行動を変え、結果的に害虫の死亡率を高めるという例も知られています。

 

〇蜘蛛の巣の「糸」の存在が重要。

蜘蛛の糸が付いた葉の方が、害虫に食われる量が減ることが明らかになっています。蜘蛛は移動時、常に命綱を引きながら歩いているので、たくさんの蜘蛛が農地を動き回ること自体が、害虫による作物被害の軽減に一役買っているのです。

蜘蛛の中には、移動時に、網を回収せずそのまま残していく種がおり、網は主がいなくなってもしばらく残り、虫を捕殺するトラップとして機能し続ける

 

以上のように、蜘蛛は害虫を直接食べるだけでなく、害虫の行動を替えたり、害虫の群れを攪乱したり、あるいは網という防虫ネットを仕掛けることによって、害虫の数や活動性を押さえ、結果的に農作物を害虫から守っていると考えられます。

蜘蛛の糸の存在がそんなに影響しているとは知りませんでした。

 

庭で、蜘蛛の糸や空き家になった蜘蛛の巣を発見したら、差しさわりのない場所なら残しましょう。それらは時に夜露などによってアートに見えることもあります。

 

これらはもちろん人間のために行っているのではありません。

でも、私達はこの蜘蛛の習性や行動を理解し、うまく利用するというか、役に立ってもらうことは出来ますね。

 

 

ナチュラルな植物にはナチュラルな支柱を

梅雨の前の貴重な晴れ間、日向では暑いくらいですが、木蔭に入るとひんやり。爽やかな風も感じられます。

ディアガーデンの庭では、いま、グラス達が思い思いにそよいで、とても気持ちよさそうです。

グラスとは、イネ科やカヤツリグサ科などの草のことを言い、その細長い葉や穂を鑑賞します。花とはまた一味違った魅力があり、ワイルドだったり逆に繊細な感じもして、庭に自然な雰囲気をもたらしてくれます。

 

今朝の前庭。そよそよ、ふわりふわり、とそれぞれに揺れるグラス達。

 

雨がかかるところでは放任で育ち肥料もいりません。

そんな丈夫なグラス達ですが、唯一手を掛けていることと言えば、倒れないように支えを作ること、くらいでしょうか。

大型のグラスだと要らないのですが、ディスプレイガーデンは狭いので繊細な小型か中型種しか植えられないし、日当たりも悪いから骨太には育たず、葉や茎の整理が必要なのです。

びっしりと植えているので、周囲の植物が支えになっている箇所もありますが、ほとんどは目立たないように小枝を使って支柱をしています。

 

こんな風に小枝を地面にクロスに刺して株を支えています。

 

小枝は植えているエゴやモミジなどの剪定枝を再利用したもの。プラスチック製品の支柱と違って、悪目立ちしないところが気に入ってます。

先端を斜めにカットして地面に刺しているだけなんですけれど、これで冬まで十分役目を果たしてくれます。

スッと立ってそよいでいる方が、やっぱりカッコイイ。

 

大型のグラスをこざっぱりさせる方法。

インスタグラムで見つけた、こんな技いかがでしょう↓ なんと葉っぱを編み込んでまとめています(^m^

 

大型のグラスにナイスアイデア!

 

髪が長かった頃、こんな風に編んでまとめていたっけ・・・と思い出しました。

 

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さて、6月に入って、我が家にもあべのマスクや給付金が届きました。

有難いです♡

自分や周りの安全のため、そして社会経済に貢献するために、大事に使わせていただこうと思います。