スモールガーデン完成

ディアガーデンのある関西はまもなく梅雨入り。

雨の季節を待ちわびるかのように、ディスプレイガーデンのアジサイが、空に向かって花首を伸ばしています。

 

山アジサイ「クレナイ」が咲き始めました。名前の通り、これからだんだんと紅に染まってきます。

 

さて先日は、家を新築された若いご夫妻のために色々な植物を植えてまいりました。エクステリアと花壇は建物と一緒に仕上げられており、そこへ植栽をとディアガーデンにご依頼くださったのです。

ご縁を頂戴できたのは、ご夫妻がたまたまディアガーデンの前を通りかかられたのがきっかけでした。前庭の雰囲気を気に入って下さって、更にこのウェブサイトをご覧になり、ご連絡くださいました。

およそ3平米ほどの花壇。お話がまとまりつつあったのは4月半ばでした。急いで内容を詰めてすぐ植えてもよかったのですが、植物の世話をするのが初めてとのこと、少しお待ちいただいて梅雨前に仕上げることをご提案しました。梅雨ならひと月間たっぷり雨が降りますから、植物にとっても、水遣りの不慣れな夫妻にとっても、スタートには最適と判断したからです。

植えたのは奥様のお好きな植物ばかり。インテリアに飾れるものがメインで、今とても人気のあるドウダンツツジですとか、アジサイ(秋色アジサイとアナベル)コデマリなどの低木や、シャクヤク、スカビオサ、千日紅などの草花、などなど10種類揃えました。シンボルツリーは姿の清々しいアオダモです。

私はいつも植木を仕入れる際、お客様に「よろしければ一緒に選びに行きませんか?」とお声かけしています。お客様自らお選びいただくと、もちろんプロのアドバイスもしつつですが、きっとその木に対して愛着が増すだろうなと思うからです。沢山の植木を見る機会もそうないでしょうし、いかがでしょうか?ってね。

今回のお客様はそんな誘いを喜んで受けて下さいまして、一緒に出掛けてまいりました。

いつもお世話になっている造園材料の問屋さんへお客様をご案内。広い敷地にたくさんの苗木が植えられています。

 

問屋さんまでドライブする道すがらお客様が「お庭を作ろうと思ってから、急に色々な植物が目につくようになって。今まで好みでなかったものも可愛いなと思ったり、不思議ですね。」っておっしゃいました。お客様のワクワクする気持ちが伝わってきまして、すっごく嬉しくなりました。

今まで見えなかったものがすごく見える、気になる、それって世界が広がったってことですよね。その体験をされたことが素晴らしいです。私も見えないものがいっぱいあるので少しでも多く見えるようになりたい。羨ましいなぁと思います。

(ドライブの帰りもエピソードがあって。次回書きます♡)

植木畑では、色々な木を見てゆっくり迷ってもらって、私の意見も聞いていただいて、コレって決めていただきました。「これもいいな、あれもいいな。」と迷うことも楽しみの一つですよね。育てやすそうな素直な枝ぶりで、花壇内の低木ともバランスのとれる素敵な木をお選びいただきました。

庭づくりの過程ひとつひとつを楽しむこと、それはモノづくりの醍醐味です。たんに庭をお作りすることだけが私の仕事とは思ってなくて、他で出来ない体験や植物の新しい知識などもご提供できればと思っています。

 

お客様とどの木を仕入れるか物色中。今回植える場所には高木が1本だけなので、素直に伸びているこの木に決定!

 

全ての材料が揃っていよいよ植え込み当日。

どんなふうに植えるのか興味津々なお客様に、工程のひとつひとつをご説明しながら、また配置をご確認いただきながら職人さんと作業していきます。

高木には水遣りのしやすいように「水鉢」といって根鉢にそって土手のようなものも作りました。私はスペースが許せば出来るだけこの水鉢を作るようにしています。水鉢があると、そこに水がたまるので、効率よく根に届けることが出来るからです。

 

まずは植栽地盤をしっかり作ります。雑草を含む表土を取り除き、土壌改良剤(完熟たい肥とパーライト)をいっぱい漉き込みます。保水性排水性を高め、肥料分も補うことができます。木を植える穴には深いところまで更に改良剤を追加。

 

ポット苗を一緒に植えていただいたりお手入れ方法をお伝えしながら、ゆっくりと作業して3時間程で完成しました。

お客様にも大変喜んでいただけ有難い思いでいっぱいです。お客様の笑顔、この瞬間がね、私にとってはご褒美の時でして。また次頑張ろうという気持ちにしてもらえる媚薬なんですよね。

植え込み完了。一つの景色となるよう高木、低木、宿根草をバランスよく配置しました。アオダモは仕入れの時に畑で見るより大きく感じます。「この木を選んでよかったです」と満足いただけてホッ。

 

カラーコーデは青~ピンク~白(シルバー)と大人可愛い配色。これからどの色がメインとなるのかな?将来が楽しみです。

 

形が出来上がるまで少なくとも2、3年はかかります。でも今咲いたお花はすぐにでもお部屋に飾ってもらえますし、成長過程そのものを楽しんでいただけたらと思います。

思うように育たない、または育ちすぎる、なんでやねん!と思うこともあるでしょう。でもある朝、思いがけない贈り物をもらうことだってあるし、泣きたくなる程美しい場面に出会うこともあるんですよね。愛情を持って接すると、植物って、庭って、必ず答えてくれます。本当に。

またしばらくして成長した姿を見にお訪ねするつもりです。今後とも末永くよろしくお願い致します。

 

 

商業施設がプライベートパークを作る意味

県外のとある住宅会社様との足かけ2年に及ぶプロジェクトが今月ひとつの区切りを迎えました。新社屋とショールームのお庭がいよいよ完成。ディアガーデンは設計・監理を担当いたしました。

先週お伺いし、完成した様子を見せていただきました。私の頭の中にあった景色が、現実として目の前にあることに、いつもながら感激してしまいます。産声を上げたばかりの庭、これからの成長がとても楽しみです。(SNS解禁されておらず、本日のところはご紹介は出来ません)

でも楽しみだと浮かれてばかりはいらせません。今度はどのような維持管理を行っていくか、です。日常のメンテナンスについてもしっかりお伝えします。これはとっても大事なこと。庭の良し悪しは維持管理の良し悪しで決まるからです。

 

ハート形の葉っぱが可愛らしいカツラ。秋にシナモンのような?いい香りを放ちます。若葉の姿も素敵です。今回のお庭にも7mを超す大きなカツラを植えました。

(画像提供:photolibrary

 

さて今日は、商業施設に付随するプライベートパークについて書いてみようと思います。

最近全国的に見ても、お庭に多くの面積と投資をされた店舗が増えています。例えば米沢市・山田鶏卵さんの「ウフウフファーム」浜松市・都田建設さんの「ドロフィーズ」、そしてディアガーデンのすぐ近くにある近江八幡市・たねやさんの「ラ コリーナ」などなど。庭と言うよりパークと呼んだ方がよさそうな規模の大きな空間で、店舗をまるごと包み外部と隔離することで、圧倒的な世界観を作っておられます。故に一人勝ち状態。

通常グリーンに対しては、緑化率さえ満たしていればいいと、経済的な観点からも優先的に削られることが多いのが現状です。結果外周を飾るだけになり、どちらかと言うと公益的なもの=収益性のないもの、と決めつけておられるような。

しかし、先の会社様を見せていただき思うのは、優れたプライベートガーデンは人を呼び寄せる装置そのもの。非日常的なその空間は、ものを消費することの価値を非常に高めてくれます。また店舗での待ち時間から生じるお客様のストレスを、ガーデンで解消することも出来ます。グリーンは間接的であれお金を生み、全体の満足度を底上げするものではないでしょうか。

今回、ディアガーデンを使ってくださった住宅会社様も、プライベートパークを作る意味を最初から説かれておられました。グリーンがないと駄目だと。そこまで言っていただける住宅会社様は実は本当に少なくてね、ありがたく存分に仕事をさせてもらえました。敷地面積の大部分がパブリックスペース(庭+駐車場)で、緑と花の豊かな空間で施設を取り巻いています。庭だけでもこのようなお考えなのですから、ショールームの建築やサービスも当然他にないものです。

 

店舗開発でプライベートパークを作る意味、役割について、お考えを改められるキッカケになれば幸いです。

差別化のチャンスですゾ。

 

 

庭に咲く花々や植物を飾ることの素晴らしさ 

それにしても素敵でしたねぇ、昨日の英国ロイヤルウェディング。ヘンリー王子とメーガンさんに心からお祝いを申し上げます。快晴の空の下何もかもが輝いて・・・本当に素晴らしいものを見せていただき感激しました。

ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂に飾られたフラワーアレンジの見事なこと!女性としましては、ジバンシーのウェディングドレスにも心奪われますが、ガーデンブログなのでお花を特筆したいのです。

 

このフラワーアーチ、信じられないほど美しいです。

 

装飾を担当されたのはフィリッパ・クラドック氏。

https://www.philippacraddock.com/

彼女は事前に「主に女王の所有地とウィンザーグレートパークの植物、ブナやカバの枝やシデ、白いガーデンローズやボタン、フォックスグローブをはじめとする5月に自然に咲く花々や植物を使う予定です」と話されていました。

温室で育てられた花より、自然の花々、土地に生息する植物を使ったことが、こんなにもダイナミックでナチュラルなアレンジになったのですね。ブーケも、ヘンリー王子自らケンジントン宮殿のプライベートガーデンで白い花を摘んでフィリッパさんに託されたのだそう。うわー♡

ちょうど今月末植栽予定のお宅のテーマが「白を基調としたカッティングガーデン」なんです。お客様が白い花がお好きなので白を中心に。それに合う植物もいろいろ育てて、花が咲いたら家に飾る、そんな目的で花壇を作ります。だから私にとってこの結婚式の画像はタイムリーで、目が釘付けだったというワケ。

 

白い花といえばアジサイ「アナベル」。庭にあって良し、切り花にしても良し、ディアガーデンでも育てやすさ折り紙つきなんで、ほとんどのお客様にお勧めしています。

 

今回は、切り花として使うことを目的に栽培するので、お客様が飾られたい植物を植えることが最優先です。

植えたい植物は色々あって迷うけれど(ガーデナーなら迷って当たり前ですよね)それが実際どのように育つのか?私はそのあたりの情報をサポートしつつ、土地に合う育てやすい植物もご紹介しながら、最終的に植える植物を決定しました。

 

お客様宅での打合せ風景。インテリアや食器、ちょっとした飾り方にも抜群のセンスをお持ちの素敵なご夫婦。ここに庭の花が加わると季節感がプラスされて、更に素敵になるんだろうな~。

 

カフェに来てるみたい!お洒落なおもてなし♪有難うございます♡美味しかったです。

 

庭で育てた花は、日当たり具合や隣の植物との兼ね合いで、お店に並んだ植物とは姿かたち色合いが随分違います。でもだからこそ、より自然なアレンジメントが作れ、そのお宅らしさが出ると思います。蕾から実まで、侘びた姿のものまで、好きなタイミングで好きなだけ切れます。それに買うことを思うとだんぜん安上がりで、わざわざお店に寄る時間も手間もいりません。

なんて自然で手軽なんだ!常々、ディスプレイガーデンの植物を切って飾っているので、実感としてそう思います。虫食いの葉っぱまでもが愛おしくて、そのまま飾ったりしています。

ロイヤルウェディングのフラワーアレンジメントも庭の花、自然の植物を多く使っておられたと先に書きました。今後こういう風に庭と関わることが流行るといいな。

 

 

「香道 教林坊流」体験

前回の続きです。ディアガーデンのある近江八幡市のモミジ名所として有名な教林坊さんで香道体験をしてきました。

きっかけは先月お香喫茶で沈香をかがせてもらったこと。そのときのことをブログに書いて(→コチラ)それを読んでくれた友人と話が盛り上がりまして。今度は本格的な香道を体験させてもらえる所はないかと探してみたら、案外近くで見つかりました。こちらの募集は年に2回だけなのですが、たまたまタイミングが合ったことも幸いでした。

 

新緑が美しい教林坊さん。こちらの書院で香道を体験させてもらいました。

 

何も知らないので身一つで伺って、しかも普段着です。

先生とお寺の方、他にもお着物を召された方がおられました。先生はモダンな飛び柄の小紋。着慣れておられるのでそれはもう素敵で、やっぱり着物はいいなぁと見とれていました。勝手な想像で女性ばかりかと思いきや、半分は男性。しかもお若い方もおられ、少しばかり驚きました。私たちのような初心者もあわせ全部で17名の会です。

まずは、先生が簡単に香道のいろはを教えて下さいます。香道とは、灰の整え方や用具について、聞くときの香炉の持ち方、聞き方の作法など、なんとなくの知識の意味がわかり、この時点でもう引き込まれました。

そしていよいよ沈香を聞くことに。順番に香炉が回ります。

 

香炉です。持つとほのかにあったかい。聞いている間は鼻もあったかい。電子香炉よりもだいぶあったかい。

 

嗅覚だけでなく五感全てを研ぎ澄ませて香ること。それを「聞く」と表現します。心静かにゆっくりと3回。綺麗なもので身体の中を浄化するかのようなひと時でした。

次は組香というお遊びです。あるお題に基づいて問題がだされ、香りを聞きあてるゲームです。これ、やってみたかったんだ♪

 

香炉が回っている間、先生がいろいろなお話をしてくださいます。

 

今回は夏の会でしたから、先生は、百人一首の中から「夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ」という夏の句をテーマに選ばれました。清原深養父という方の句。この方、実は清少納言のおじい様なんだって。

月と見立てた香りを最初に聞いて、それに当てる3つの香りを雲一、雲二、雲三とします。その中に月と同じ香りがあるかどうかを判断するゲームです。答えは月の名前で、雲一が同じ香りと思ったら「宵」雲二なら「暁」雲三なら「有明」などと紙に書きます。さて雲のいずこに月宿るらむ?

計4回聞くので、もうわかりません。先生曰く、ほとんどわからないものらしい。だから正解しなくても当たり前なんですって。それを聞いて気が楽になりました。

ぱっとわかるものもあれば、微かに違うような?というものも。どれも柔らかないい香りです。私は香りの余韻の違いで判断しましたら、たまたま正解しましてビックリ。嗅覚を一時失っていた私が正解したなんて~感無量です(泣)

香りがしないと味もわからない、季節の花の香りもわからない、かなり侘しい日々でした。でも見た目どこも悪くないので、良くなるまでは近しい人にしか打ち明けていませんでした。薄紙をはがすように徐々に治ってきていたのですが、今回「もうすっかり良くなったんだよ」と、こちらの観音様が教えて下さったんだなぁと思いました。

下の画像はその記録紙です。どうも記録の書き方なるものもあるみたいです。

 

この日の香席タイトルは「夏目香之記」。正解者には名前の下に「叶」と書きます。記録紙は正解した中で上座の方がいただけるのですがその方が譲ってくれて。いい記念になりました。

 

最後にお菓子と薄茶を頂戴しました。

たぶんこの日のために特別に選ばれたお菓子だと思います。いただくのが勿体ないくらい綺麗でした。

 

生菓子を頂戴しました。新緑を映したような美しい緑色。青葉か?それとも苔?上に一粒の露がのっています。美味しかったです。

 

香りを聞くときは風が入らぬように閉められていた障子が、お茶の時間になると一斉に開け放たれます。すると見える景色は一変!緑したたるお庭が現れます。その鮮烈な色、解放感。庭がまるで絵のごとく眺められ・・・至福の時間です。

庭ってこんな風にも使われるんだ。この感動を体験させてもらったことだけでも、来てよかった、そう思えたのでした。

 

書院の窓を開けると、まるで掛け軸を掛けたよう。風情ある眺めが飛び込んできます。

 

香道の良いところとは、香りを通して、日本文化の知識や嗜みが覚えられること、と先生がおっしゃられていました。先の歌も、ただ覚えるよりは、組香という遊びを通じて覚えた方が覚えやすいのだと。

今回の歌は清少納言のおじい様ということで、清少納言のこと、平安時代の風習や常識、月にまつわることそれが現代でどうなのか、先生の体験なども交え広く語っていただいて、聞いていて本当に楽しかったです。先生の知識の抱負さ、語り口調など、ただただ感服するばかり。

それに加え、着物に憧れる私にとっては、着られる貴重な機会。とても魅力的ですが、次があっても間違いなく洋服だな。友人も「まず長時間の正座がムリやわ」と。確かに!激しく同意です。

ほとんどの時間、足を崩していたのに、立つとき相当ヤバかった。和服を嗜むまでの道は遠い。

 

 

青葉狩りの名所とは 

緑の美しいこの頃は最も庭で過ごしやすい時期ではないでしょうか。年にもよりますが、暑くもなく寒くもなく湿気も少ない、そして蚊もいません。木漏れ日がキラキラとして、それはそれは心地いい眩しさ。

新緑は古来「青葉」と呼ばれました。桜びいきの西行が「時鳥 きく折にこそ夏山の 青葉は花におとらざりけれ」と歌ったほど新緑は美しいものです。江戸の俳人・山口素堂の有名な句「目に青葉、山ほととぎす、初鰹」にも新緑が取り上げられていますね。

では新緑を見に行くとしたら?紅葉狩りの名所が「青葉狩り」の名所、ではないでしょうか。紅葉のときほど人で溢れていないのでオススメです。ディスプレイガーデンで毎日青葉を堪能している私ですが「狩り」というからには、もっと多くの青葉を見たい。

そんな願望が叶ったのは、ちょうど香道体験に伺う予定の教林坊さんで。ディアガーデンと同じ近江八幡市にあるお寺で、車なら15~20分程度で着きます。前回訪ねた頃は、紅葉が本当に見事でしたから青葉も素晴らしいに違いない。(そのときの様子はインスタグラムにだけUPしたんだっけ→コチラ。フォローよろしくお願いいたします♡)

赤に彩られていたときも美しかったけれど、新緑の清々しさはまた一段と美しい。お寺や神社のモミジはゆうに御堂の高さを超える程大きく育っているので迫力があります。

 

茅葺の門。半年ぶりの教林坊は青々として。

 

本堂。画面手前には池の庭。その間に岩屋があり聖徳太子御作の石仏・赤川観音様がまつられています。

 

モミジは変にいじらない方がいい木。元々自然樹形が美しい木ですから、職人さんもあまり切りたくないと言います。枝先の柔らかさがモミジの美しさのツボかなぁと思いますし。

とはいえモミジは樹勢が強い。小さな庭ではある程度剪定が必要です。今頃ですと、切ったところからすぐ新芽や脇芽が噴き出て、それがどんどん伸びるので、枝先で切らないことです。私も以前自分で何気に切って「噴き出してビヨーン」を体験しました。

失敗がないのはやはり落葉期に根本から。それと成長力にあった剪定が大事なので切り過ぎないこと、でしょうか。

このお庭のような青天井を作るには、広い場所と年月が必要で・・・溜息がでますね。そして目を落とすと足元に広がる苔。石にもびっしり。あたり一面緑一色。そこにいる自分ですら緑に染まるのでは、と思う程です。

苔が美しいと秋の紅葉の折、色の対比が極まります。紅葉の美しさを密かに引き立てているのが実は苔なんですね。

 

木漏れ日が苔にはちょうどいい。近くに沢が流れており適度な湿気があるので、これまた青々とよく育って美しい。

 

教林坊さんは聖徳太子によって創建されたと伝わる由緒正しいお寺。お庭には巨石が多く、小堀遠州作の庭とも言われ水琴窟もあります。

そんなすごい歴史あるお寺ですが、昭和50年ごろ一時無人となったことがあります。庭園は村人達によって手入れされていたそうですが、かなり閑散としていたよう。でもそれが幸か不幸か?その間、木々は思い思いに育ち、苔も更に拡大して全てが覆われたのでは?とも想像します。

復興のご苦労はいかばかりかと思いますが、自然の手に委ねた経緯はそのまま、こちらの庭の個性となっていると感じます。

 

香道体験はこの書院で。

 

次回は香道体験について書きます。

 

母の日に母と過ごす有難み 

13日の母の日に合わせて兵庫県へ帰省しました。ここからは9割ハイウェイ走行で2時間ちょい、いつでも行けそうなのに、その前後のスケジュール調整やバタバタが面倒で、ふと気付くと数か月も足が遠のいています。親不孝な娘です。

帰省すると、母と食事したり、好きな花や器を見に出掛けたり。また家の中の諸々を手伝ったりしていると、ホントあっという間に数日経ってしまう。お蔭様で健やかにいてくれて逆に私を気遣ってくれる母、健康法とか食べ物とかいいものがあったらすぐ教えてくれます。でもあと何回こうして合って話が出来るのだろうかと。計算するとその少なさに愕然とします。

滋賀に戻るとき、私を見送る母がバックミラーにどんどん小さくなっていく。そのときが一番切なくて。またすぐに帰ってこよう、そうしっかりと思うのにすぐ時が流れます。あぁ。

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今回はまず神戸で働いている姪の顔を見てから実家へ。一緒に新神戸駅近くのホテルでランチして旧居留地でお買い物など楽しみました。

若いときはよく遊びに行っていた神戸の街、久しぶりにブラブラ出来て嬉しかったなぁ。変わらないところ変わったところなど見るにつけ感慨深くて。

またいつものごとく沢山撮りましたので、ほんの一部ですが、皆様も観光気分で画像をご覧ください♪

 

ランチまで少し時間があったので、新神戸駅から徒歩10分位のところにある布引の滝へ散歩。これは雌滝です。更に上流には夫婦滝、雄滝があります。新緑と水しぶきが清々しい。

 

神戸のお洒落スポットのひとつ、旧居留地。街並みがとても素敵なんです。建物はそう変わらないけれど、入る店舗や雰囲気が洗練されていました。

 

懐かしの神戸大丸。回廊も雰囲気あって。

 

買い物の後、上の画像のカフェで一休み。夕方でテラス席が少し肌寒かったので中へ入りました。外の景色が神戸やわ~。街路樹が延び延びとして、これって管理方針がいいんです。こんな風になぜ近江八幡市では出来ないのか!いつも残念に思います。

 

実家へ着いてからは母やもう一人の姪っ子、それから(私の)弟たちともいっぱい話して飲んで、そしてお出掛け。

姪っ子ばかり出てきて彼女のお母さんが登場しないのはもう亡くなったからです。姪たちにとって母の日は辛い日でしょう。買ってあげたい品、してあげたいことは沢山あるでしょうにね。

そんなことで私としてはこの姪っ子ちゃん達がいつも気がかりなの。でも彼女たちはもう大人になったから、そんなおばちゃんのお節介は要らないのかもしれません。今はお化粧やお洒落の話が出来るようになって、ランチや遊び相手です。

 

2年前に出来たグランピング施設「ネスタリゾート神戸」へ。ここはホテルの前庭でお花いっぱいです。神戸とついているけれど三木市にあるのよね。神戸とつける方が聞こえがいいから?昔は「グリーンピア三木」でした。あれがこう変わったかぁ。

 

グランピング用の施設。

 

可愛らしくてお人形さんみたいな姪っ子ちゃん。自慢したいくらい美形なの。若い人と花は合いますね~。左の幹しかないのはユッカのような木。ここの気候に合わないのか芽だしが不安。リゾートの雰囲気を出したくて植えたのかな?勉強になります。

 

ネスタリゾート神戸はまだ工事中のところもあり、まだまだ拡大しそう。緑いっぱいで管理にもお金がかかってます。伺ったのは土曜日でしたのに、駐車場はガラガラ。ホテルのランチは盛況でしたが、老婆心ながら先行きがちょっと心配・・・なんて。ここは残ってほしいです。

次は、春にいつも見に行く播磨中央公園のバラ園、そして篠山市へ立杭焼き(器)を見に。母との定番デートコースです。

 

ピンクのフリルが美しい「マチルダ」。このバラ園は水辺もあり整形式庭園のお手本のよう。バラアイスが美味しいです。

 

篠山市の「archipelago」さん。最近どんどんお洒落なお店が出来ているみたい!こちらはクラフト&ライフツールのお店です。周囲はフツーの田舎なのにここだけイキナリお洒落なのにビックリ。

 

作家さんの企画展。

 

ディスプレイの参考になります。小さな緑は和の雰囲気。

 

実は陶芸家・和田麻美子さんの壺目当てで訪ねてきたの。モダンで静かな佇まいにキュン。彼女の作品、集め始めました。

 

連れて帰ってきた品をさっそく飾ってみました。和田麻美子さんの壺と神戸大丸「Sarah Grace」さん(関西初出店)で買った器、そしてディアガーデンのエゴノキの花です。

 

気候が良い時期ですからいつもよりお出掛けが増えました。今回ご紹介した兵庫県南東部は穏やかさとお洒落感が合わさったいいところ。お出掛けの参考になりましたでしょうか。同じ関西でも滋賀県とは言葉使いも気候も違うんですよ。

母いわく「欲しいものはもう何にもない。どこ行きたいって聞かれてもわからへん。でも連れってもらったところが時々テレビに流れたり、写真みたりしたら、あぁここ律子と行ったなぁ、あそこも行ったなぁ、って思い出すねん」

私もそうよ、お母さん。

これから先も楽しい時間を出来るだけ共有したい。そして母の小さな変化に気づける娘でありたい。仕事も大事ですが、母と過ごす時間は限られているので、やっぱりそれ以上に大事にしたいです。母の身体の調子に合わせて、これからも思い出づくり、たくさんしたいなと思います。

 

 

ショップデザイン観察ーFRANZE&EVANS LONDON

庭をデザインするにあたり、自然から学ぶことが多いのですが、それとは別に街からヒントをもらうこともあります。和洋問わずお洒落なショップのデザインにも興味津々です。

見てきた中で、これからお庭や住宅を作る方の参考になりそうな事例を時々ブログに書いています。

今回は訪れたのは、先月末、京都・麹屋町三条にオープンしたばかりの「FRANZE&EVANS LONDON」さん。イーストロンドンにあるカフェレストランで、日本では表参道に次ぐ第2店舗目なんだそうです。

 

ロンドン店、表参道店と同じテイストのファサードデザイン。敢えて?京都感ゼロです。京都らしいといえば、パンのコーナーが目立つ所にあるところ。京都ってバン屋さん多いんです。

 

いかにもインスタ映えしそうなお店・・・というのが第一印象。イマドキのカフェデザインですが、ちょっと可愛いらしい要素も散りばめられていて、例えばシャンデリアとかケーキスタンドとかね、女子にウケそう。20代の頃の自分を連れて行ってあげたいな、なんて思いながら「映える仕掛け」を観察しておりました。

イギリスのお店なのに植物がどこにもない・・・と思ったら、わ、わ。ケーキが並ぶカウンターの所、ブーツみたいな花瓶にお花がギュウギュウに突っ込まれていました。食べ物の近くに本物ではないとしても靴?!・・・遊び心なんでしょうかねぇ。

 

見ただけでテンション上がる店内。スイーツ、パン、惣菜はどれも華やかな見た目。そしてものすごいボリュームです。スイーツのディスプレイの仕方が凝ってて素敵♡

 

イートインスペース。チャッカー柄の床が印象的。かっこかわいいインテリアでした。壁にいろんな鏡をまとめて飾るアイデアは面白い。

 

ちょうどお昼の12時に着きましたが、そんなに並んでなくてホッ。休日はすごい行列らしい。ランチは2種類デリor2種類のデリ+ホットディッシュ。それぞれバケットとドリングがついて、ワンプレートにまとめてくれます。あとサンドイッチや3種のサラダのセットもあったかな。私はすごくお腹が空いていたんので、デリ+ホットディッシュ(アランチーニ)のにしました。

味がシッカリしてて、とっても美味しかったです。お野菜の食感が生かされてる調理で、盛り付けもいい。ただ私には量が多すぎた・・・。食べられると思ったのに。今度は少な目の方にしよう。

 

ランチメニューにはバケットとドリンクが付いています。野菜がめっちゃ美味しい。ライスコロッケもアツアツ。おなか一杯になってバケット食べられず!(包んで持って帰ったw)

 

ロンドンのお店を出て徒歩2分、今度はパリのお店「JEAN-PAUL HÉVIN」さんへ。

F&Eさんのスイーツはすごいボリュームなのできっと持て余しそう。こちらのを手土産に買って帰りました。上質なのは折り紙つきで、しかも程良いサイズ感。大人にはちょうどいいんですよね。ショーケースの所は照明も落とされて落ち着いた雰囲気です。2個包んでもらって出ました。

それから駅までテクテク歩く道すがら、和のお店の露地を見学。

 

いつもながら整然と並んだショーケース。F&E出店の影響か?すごく空いてました。

 

俵屋の天ぷらのお店「点邑」さん。私が行くときは定休日に重なる多く、改装後まだ訪れる機会に恵まれない。こちらの緑豊かな露地は狭小地のアプローチのお手本になります。

 

場所がら関西が多くなりますが、今後とも気になるショップへは出来る限り足を運んで、トレンドやスケール感、全体の雰囲気など、観察したいと思います。

 

 

5月の庭仕事と日除け虫除け対策 

GWおうちで庭や畑のお手入れをされた方もいらっしゃるでしょうか。新芽が固まり蕾が出来つつある5月、美しい眺めや花を大きく咲かせるために、風通しを良くして病害虫を防止するために、間引きや透かし剪定をしましょう。

私もGW中に庭の手入れを「ちょちょっと」やりました。ディスプレイガーデンは元々日当たりの悪い場所が多いのに加え、既に飽和状態なので、個々のボリューム調整は必須なんです。

作業内容をざっと書きますと、

  1. 今年植えた植物のレイアウト修正とボリューム調整
  2. 茂りすぎて他の植物に影を作ってしまっている部分を剪定
  3. アジサイは今年花芽が多すぎるので間引き
  4. すごい勢いで芽吹いてボリューム過多のアオキの葉をひたすらむしる。古葉が落ちているので掃除。
  5. 雑草の整理(好きなのは少し残し蔓延ると厄介なのは抜く)
  6. テラスの掃除、玄関先の掃き掃除
  7. ベランダの鉢の移動
  8. 光合成が足りてない植物に活力剤をやる
  9. スギゴケの伸びすぎた部分を剪定。
  10. 今年は青虫が少なくて嬉しいんだけど、少しはいるので手でトール。
  11. バラの一鉢にアブラムシが付いていたので手でつぶす(テッシュ越しに。これが一番早いので)
  12. もちろん乾いていたら水遣りも

あと何をしたっけ?こうして書くと色々やってるみたいですけれど、大したことはしてません。その時々で気になったところを手入れします。

気持ちのいい陽気に誘われて庭に出ると、何気に目につく粗(あら)。無意識に手を出してます。本格的に変えたいときは時間を区切って、職人さんに手伝ってもらったりもして、しっかりやりますが、日々の手入れは10分~30分くらい。

手入れ後、部屋に戻ったときは大抵剪定した枝や花を持っていて。それを洗って部屋に飾ります。切りたては瑞々しく綺麗だから、すぐに捨ててしまうには惜しいの。部屋に植物があふれているのは、ほぼこうした日々のルーティーンから。

小さな積み重ねが、今の暮らしの眺めを作っていると思います。

 

トクサをバッサリ剪定したとき、一部捨てずに玄関に飾りました。花器として使うアレンジは以前和のカフェで見かけて。このままひと月間飾れましたよ。

 

それともうひとつ。いま気をつけないといけないのは、自分の日焼け対策です。自分のことをいつも忘れそうになります。日除け、虫除け対策も小さな積み重ねが大事なんですよね。ベテランガーデナーにとっては、日に焼けた肌やシミも勲章になるかな?! 健康的でカッコいいです。うーん、でもやっぱりシミは気になります。

私の場合、先に書きましたように、ふらっと庭に出てふと気づくと手入れを始めていたりするので、これからの時期、出入り口付近の目につくところに日除け虫除けをセットしておくようになりました。詳しくは以前まとめたブログを参考に。ハッカ油で作る虫除けスプレーのレシピも有ります→「庭仕事地の蚊&日焼け予防セット」

 

これからのシーズン、庭仕事の前後に便利なセット(手前から虫除けスプレー、虫刺されの塗り薬、日焼け止めローション)。庭への出入り口に置いておくと便利です。

 

庭仕事用の帽子を事務所にも常備。位置はドアに近いここ、鏡に吸盤でフックを取り付けました。

 

この帽子、植物と鳥が遊ぶ模様がガーデニングにピッタリでしょ?2年前に北欧系のリサイクルバザーで見つけたファブリックで作りました。仕事の現場には被っていきませんが、自宅で庭仕事をする時にはこんなくだけた可愛い帽子(^m^*

 

 

お気に入り。ローズマリーフォカッチャ

もうすぐ結婚記念日。銀婚式はあっという間に過ぎて、何気なく重ねた年月に驚いてしまいます。忙しくしているとうっかり忘れる年もある程で「オレは覚えとったけど。」って、後から言わんといて~(^^A

当日は仕事なので、少し前倒しして、近所のイタリアンのお店でお祝いしました。黄昏時、ブラブラ歩いて「DA KOJI」さんへ。

 

「いつもありがとう」まずはワインで乾杯。アスパラガスと黒胡椒のパテ・・・だったかな。お店の花壇にはローズマリーが。

 

黒あわび茸のフリットとピザ。このフリットが止まらぬ美味しさ。「家で作って!」って言われたけれど、いや、これ難しいって。

 

サービスのフォカッチャ、めっちゃ好みの味でした。何回もおかわりしてしまった。ローズマリーの風味、岩塩が美味しい!

 

近江牛の炭火焼きプレート。エディブルフラワーと緑のソースでガーデンの雰囲気。赤身なので味わい深くて、目にも美味しい一皿でした。

 

パスタ(子羊のボロネーゼ)を撮り忘れました。アラカルトで頼み、一品を二人でシェアしつつ2時間程飲んで食べて。普段は夫婦で飲みに行くことは少なくて、まったりウチ飲みが多いんです。でもたまに外食するとレパートリーが増えます。料理は得意ではありませんが、美味しいものを食べるとチャレンジ精神がむくむくと湧いて、お店の方に「隠し味に何が入っているんですか?」なんて聞くことも。

今回は、この時いただいたようなフォカッチャを作ってみました。フォカッチャなんてこれまで何度も食べていますが、このフォカッチャは本当に好きな味。ローズマリーは庭でたくさん採れるので岩塩だけ買ってきました。

COOKPADで似たようなレシピを探して、こねて一次発酵まではもちろんホームベーカリー頼みです。オリーブオイルを表面に塗るので、美味しそうな焼き色がしっかりつきました。

これまで作ったことのある菓子パン(ロールパンやシナモンロール)よりも、ずっと簡単です。夫も気に入ってくれたのでまた作ろうと思います。お持たせやおもてなしにも使えそうです。(参考にしたレシピはコチラ→「簡単本格的♪ローズマリーフォカッチャ」by anko栄養士様

 

オーブンがバルミューダになって、ブログではお決まりの・・・出来立てのショットです。手作りの何がいいって、美味しそうな香りが部屋いっぱいに広がることですよね~。

 

初めて作ったフォカッチャ。お店の味には及びませんがそれっぽい。結構モチふわ。美味しく出来たと思います♡

 

ローズマリーって、風味付けだけでなく、盛り付けの最後やテーブルにちょっと添えたり出来るので、いつも重宝しています。家庭料理をちょっとお洒落にしてくれる植物。年中緑で花も可愛いしおすすめです!

 

 

端午の室礼-2018

GW、今年は近場でゆっくり過ごしています。来週以降色々と予定があるので、今のうちに体を休めておこうかと。

 

みどりの日の朝、ディスプレイガーデンのもみじが冴え冴えと青く。

 

古美術・茶道具「上原永山堂」さんのショーウィンドウ。毎月変わるおしつらえを楽しみに拝見しています。端午の節句に因んだお軸の前にはシンプルに活けられたアマドコロ。

 

今日は部屋を片づけて、端午の節句の室礼をしました。うちには小さな男の子はいないので大人のための室礼です。大人のためにすることと言えば「邪気祓い」「厄祓い」ですね。祓ってくださいと祈ります。

医療がこれだけ発達した現代でも病は気からといいます。心の中までお薬やメスは入れられませんから。いくら名医の手に委ねるとしても、大切な誰かや自分のためなら祈らずにはいられません。私の出来ることって小さいな・・・そう思いつつも、最後、拠り所となるものは「祈り(禱り)」なんですよね。

年行事の室礼で、節目節目で邪気払いをする。これで大丈夫と気持ちのリセットをして前を向く。それが私の年中行事との向き合い方です。

 

薬玉を玄関に飾り住まいの厄祓い。ヨモギの一種であるアルテミシアと、花菖蒲の葉を五色の組紐に結わえて。

 

端午の節句の邪気払いには「薬玉」を掛けるのが習わしです。平安時代からある風習で、かの源氏物語や枕草子にも記述が残っています。

本式の薬玉は、麝香、沈香、丁子など種々の香料を玉にして錦の袋に入れ、菖蒲や蓬など添えて、五色の糸を長く垂らしたもの。私は沈香とディスプレイガーデンで育てている植物で作ってみました。

最初、ヨモギを摘みに行こうかと思っていたのですが、そういえば今年植えたアルテミシアって西洋ヨモギの一種だったと気が付いて、剪定も兼ねて切ってきました。菖蒲は蒲(ガマ)ですから、本当言うと花菖蒲とは全く違う植物。だからこれはモドキです。菖蒲に花菖蒲、アヤメに杜若・・・ややこしい植物ですな。

 

手前のシルバーリーフがアルテミシア「ルドビシアナ」。遠目からも目立つ葉色です。放置すると1m近くまで伸びるそうですが、周年剪定可能ですから、好きな大きさに出来るところがいい。線が細く圧迫感もないし気に入っています。

 

菖蒲の代用で、庭の花菖蒲の葉を活けました。ベニシダも庭から採ってきて、足元に短く添えたらまるで庭の風景を切り取ったみたいになりました。

 

室礼を整え終わると電話が。

「蓬餅作ったけど、食べる?」

「わー、嬉しい!いただきます♡」

10分後、粒あんがたっぷり入ったやわやわの蓬餅が届けられたのです(*^ ^*) ヨモギ、ヨモギ、とずっと思っていたから引き寄せたんでしょうか?なーんて、都合のいい解釈。そんなことより、思い出していただけたのが有難くて。H様、いつも気にかけていただいて本当に有難うございます。

 

ほろ苦い春の味。もっちりぎっしり、本当に美味しい♡こんなん作るの憧れます。

 

柏餅はもういいかなー。いや、やっぱり5月に食べるものだしなー、などと迷っています。

まだ食べるか?!ってツッコミ入りそう(汗