植物が大変お好きな方からのご依頼です。広い敷地には本格的な日本庭園が2ヶ所、雑木の庭があります。ご自身で植えられたカシノキが大きくなって管理が負担になりつつあるので、整理を兼ねて、雑木の庭を整えたいとのご要望でした。
まず1期工事。カシノキを何本か抜いて、空いたスペースに坪庭を造ることを提案。常緑樹ばかりの中に新たに落葉樹(山モミジ)を加え、その足元のグランドカバーや下草は最小限にして、お客様の楽しまれる余白を残しました。大小の景石が年々植物に馴染んで、いい感じです。春にはツツジ「暮れの雪」が真っ白の花を咲かせ輝きます。
2期工事は駐車場花壇。ヤマボウシを1本育てておられ、もう1本植えたいとのこと。花壇枠を設け、自然な雰囲気の草花も添え、コンパクトながら見ごたえあるコーナーになりました。ここは雑木の庭に比べ、日当たりがよい場所にあるので、季節毎に色々な花を楽しめます。
SPEC
- 竣工 第1期工事:2017年10月 第2期工事:2018年4月
- 場所 近江八幡市
- 施工内容 造園