住み替えで購入された住宅の庭を、ご自分達の暮らしによりフィットするようリフォームされました。
植物をもっとたくさん育てたい、コンポストを作ってみたい、喫煙スペースを作りたい、自転車置き場を設けたい、等々色々なご要望が出ました。限られた空間の中で、建物や既存のフェンスなどとも調和しつつ、素敵にスッキリとまとまるように考えてみました。
まず外に出やすいように、ちょっと腰掛けることも出来るコンパクトなデッキをリビングの2方向に設置。ひとつは庭側、もうひとつは裏の物干し場に設置しています。スペースに対して出しゃばらず、縁側のようでもあり、使い勝手は良いと思います。素材は人工木なので耐久性がありメンテナンスもほとんど要らない丈夫なもの。リビングの床の色目や高さに合わせているので、中から見たとき広がりが感じられます。
次に植物を植える場所として、既存のフェンスの足元にレンガ積みの花壇を設置。花壇の端に一部仕切りを作ってコンポストスペースも設けました。コーナーを丸く作り少しでも花壇の面積を多く取るように考えました。見た目もソフトになります。
雑草対策として、表土を軽く鋤き取って均した後、防草シートを、その上に砕石を敷きました。これで好きな植物を育てることに集中できます。
自転車は、本来、家を建てるときにきちんと収納スペースを確保したいもの。後付けの場合はサイクルポートが一番手軽に設置できるかと思います。こちらはアルミ製でも、木目が施されたお洒落なタイプのサイクルポートです。建物の色合いに合わせて選んでいただきました。標準品を加工して場所にぴったり納めることが出来ます。
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SPEC
- 竣工 2022年6月
- 場所 滋賀県近江八幡市
- 施工内容 外構、造園