N-HOUSE 滋賀県近江八幡市

1期工事。築山を作り、山モミジ(手前)やツツジ「暮れの雪」を植え、景石を据え、カシノキを移植。グランドカバーのオカメ笹がいい感じに広がってきました。
2期工事。ヤマボウシをメインにした花壇。素朴な草花が愛らしい。手前の本鞍馬石はお客様のご希望で。
京都の銘石「本鞍馬石」を庭の要所要所にさりなく点在させています。玉葱状剥離が現れ鉄錆色が何とも言えぬ風格を漂わせます。
硬質な花崗岩ですが不思議と柔らかな印象の石で、鞍馬山で取れたものは「本鞍馬石」と呼ばれ大変希少価値があります。

植物が大変お好きな方からのご依頼です。広い敷地には本格的な日本庭園が2ヶ所、雑木の庭があります。ご自身で植えられたカシノキが大きくなって管理が負担になりつつあるので、整理を兼ねて、雑木の庭を整えたいとのご要望でした。

まず1期工事。カシノキを何本か抜いて、空いたスペースに坪庭を造ることを提案。常緑樹ばかりの中に新たに落葉樹(山モミジ)を加え、その足元のグランドカバーや下草は最小限にして、お客様の楽しまれる余白を残しました。大小の景石が年々植物に馴染んで、いい感じです。春にはツツジ「暮れの雪」が真っ白の花を咲かせ輝きます。

2期工事は駐車場花壇。ヤマボウシを1本育てておられ、もう1本植えたいとのこと。花壇枠を設け、自然な雰囲気の草花も添え、コンパクトながら見ごたえあるコーナーになりました。ここは雑木の庭に比べ、日当たりがよい場所にあるので、季節毎に色々な花を楽しめます。

SPEC
  • 竣工 第1期工事:2017年10月 第2期工事:2018年4月
  • 場所 近江八幡市
  • 施工内容 造園
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