師匠との別れ 

仕事以外で何か他の世界を持ちたいと思い、2015年夏から書のお稽古に通っています。かな文字や古筆(平安~鎌倉時代に書かれた和様の名筆)の勉強をしていて、いつも小筆で和歌を書いています。

筆を持つのは小学校以来で何にも分からない私に、書の魅力を教えて下さったのが師匠の島田雨城先生です。

文字の成り立ち、道具のこと、墨色の濃淡や筆使い、歌の内容に合わせた紙面の構成、余白の使い方、歌の中の言葉の意味や背景・・・それらを喜びと共に教えて下さった先生。知らないことだらけで、だからこそ覚える楽しみにワクワク・ゾクゾクしていました。先生があまりに楽しそうに話されるので、それを見るのも好きで、休みながらも何とか続けてまいりました。

そんな先生が10月に急逝されたのです。91歳、人生の最後の瞬間まで現役で、書に向き合われました。

 

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12月8日土曜日、書道会主催のお別れ会へ行ってまいりました。

案内をいただいた時、先生にきちんとご挨拶をしてお礼を言いたい、そんな気持ちから何を置いても伺おうと決めていました。実は亡くなる少し前にお会いしていて、その時「僕もいつまで教えてあげられるか、わからへんけれどね。」って弱気なことをおっしゃったのです。

でもその時はお顔色も良く、とてもお元気そうに見えましたし、いつもと変わらず添削をして下さったので「先生、そんな寂しいことをおっしゃらないでください。これからもお願い致します。」と申し上げました。感性研ぎ澄まされた方ですから、今思えばですが、何か予感するものがおありだったのかもしれません。

一方凡人の私は、まさかそれが本当に最後になるとは思ってもみません。訃報を聞いたときは悲しみよりも「嘘やん!」という気持ちの方が強かったです。

 

会場はホテルセントノーム京都。小さな祭壇に先生のお写真があり、そこで手を合わせた時初めて涙が出ました。ちゃんとお別れをさせてもらえて、ありがたい気持ちで一杯です。

 

大きな会場の壁いっぱいに先生の遺作が飾られてありました。若いときに書いたもの、最近のもの、面白いところでは酔狂で書かれたものもあって、宝物のように見させていただきました。

恐れ多くて聞けなかった先生のご経歴や書道会の歴史なども、この時初めて知り、偉大な先生に出会え教えを請うことが出来たことに、改めて感謝しました。「自詠歌自書」を創作の第一としてすすめられた先生。私の作った拙い歌にも、真剣に向き合って下さり「若い方がこうして歌を作ろうとすること、それが嬉しい」って言ってくださいました。

思い出せば、次々と先生のお言葉が浮かびます。

 

遺作がズラリ。紙や表具、額などもひとつひとつ丹念に選ばれた素晴らしいものに違いありません。

 

お別れ会には100名以上の生徒さんが集まりました。湿っぽいのが嫌いな先生だから、明るく楽しい和やかなお別れ会にとプログラムがすすめられます。

食事をいただく間、色々な方が先生との思い出をスピーチされたのですが、中でも男性の方、プロの狂言師だそうで、その方の歌が印象的でした。狂言を生で聞いたのは初めてです。朗々と響く言葉ひとつひとつが、こんなにも心に迫ってくるとは、自分でも思ってもみませんで、ちょっとした衝撃をうけました。

能もわかりませんが、きっとこんな風に生で聞いたり見たりすると、想像とは違うのかもしれないな。今は亡き先生のお陰で、また新しい体験が出来ました。

 

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最後に先生の辞世の句を。

わがこヽろ 澄みゆくほどに 筆とれば 書線冴え来て よき歌書成らんか

 

書に遊び歌を詠む楽しみにあふれた何と清々しい句でしょうか。

素晴らしい生き様を最後に手本として残してくださいました。本当にお世話になり感謝の気持ちでいっぱいです。今は只、ご冥福をお祈りいたします。

仕事の忙しさにかまけて、初心を忘れ、練習を疎んじていたこの頃。先生に会えないならもう辞めちゃおうと心の中で9割決めていたけれど、お別れ会で諸先輩方を拝見し、新しい先生ともじっくりお話できて、もう少し頑張ってみようという気持ちになっています。

 

 

散り紅葉 

師走らしく慌ただしい日々が続いています。

お陰様で色々なプロジェクトに加えていただいており、一つづつ丁寧に丁寧にと言い聞かせながら、でも締切りがタイトなので(何故?!全部厳しい T_T )、息急き切って設計する毎日。

そんな中ほっこりさせてくれるのは、やっぱり庭の景色です。今年のモミジはとても鮮やかに紅葉してくれました。

夜が明ける静かな時間、出先で、お茶の時間、夕暮れ時、そんなちょっとしたときに季節を感じると、仕事に忙殺されずに、我を取り戻すことが出来るように思います。

仕事中は息を詰めたり逆にハァとため息をついたり。でも庭を見ているときは、息が深く一定なことに気付きます。余裕がない自分から少し余裕を感じる自分へ。そんな切り替えスイッチが庭のどこかに付いてます。

 

12月2日。紅葉まっ盛りの頃のモミジです。

 

美しーい(๑>◡<๑)

 

夜はライトアップするので、また一味違った眺めになります。今はクリスマスっぽくイルミネーションライトも飾っています。

 

風が強く吹いた日の次の朝。真っ赤な葉っぱが今度は足元にも。

 

同じ色の葉っぱは二つとしてありません。この微妙な色合い。本当にきれい♡

 

 

シマススキやアジサイ、ムラサキシキブなどは黄色くなります。赤だけじゃないところがいいんです。ツヤツヤの葉っぱは常緑低木のヤブコウジ(斑入り)。これは冬の間も緑を楽しめます。

 

すっかり葉っぱを落としきるまであと数日。それまで落ち葉掃きはしません。

落ち葉を堪能します。

 

落ち葉が集まれば、つい作ってしまう♡

 

理想は「落ち葉の絨毯」ですが、さすがに1本ではそこまでなりませんね。まぁご近所のことを考えると絨毯を作るわけにもいかないかな。街路樹だって落ち葉対策のために紅葉もそこそこに切られてしまうご時世です。

世知辛い?それとも?

 

京都のイチョウ並木は堂々と葉っぱを散らしてた。

 

私の感じるところを言うと、落葉樹はまだまだ嫌われもののようです。こんなに美しいのにね・・・。

小さな庭先から意識改革を起こしていけたらいいなぁ、と思います。先日提出したお庭のプランにもモミジ、ちょっとだけね、入れちゃいました~(*´д`)o

 

 

X’massワークショップ2018の報告

先週11月28日〜12月2日に開催しておりましたクリスマススワッグを作るワークショップ、お蔭様で無事終了しました。ご参加いただきました皆様には心よりお礼申し上げます。

 

11月28,29日はディアガーデンの顧客限定、30〜はビジターさんと2部に分けて開催。

 

今日のブログはその様子を報告したいと思います。

 

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スワッグとは、ドイツ語で壁飾りという意味で、クリスマスの伝統的な飾りのひとつです。最近日本でも人気があって、お花屋さんやインテリアショップなどでよく見かけるようになりました。

束ねるだけなのでリースを作るより簡単。初めての方でも素敵に仕上がります。ディアガーデンのスワッグの特徴といえば、庭で育てた生きている材料をふんだんに使うこと。お花屋さんのに比べ、自然な枝ぶりでボリュームがあります。その形を生かして束ねると、これまた素敵なんですよね。

 

ワークショップはディアガーデンの事務所で開催。お客様に一足早くクリスマスムードを楽しんでいただきたくて、あちこちにクリスマス飾りをほどこしました。ちなみに壁にかかっているのがスワッグというもの。

 

スワッグの材料とクリスマスツリー。事務所に入った瞬間「いい香り~」って気づいて下さるくらい針葉樹の香りで一杯です。

 

長くディアガーデンのお客様だけの「シークレット」な催しでしたが、「もしかしたら、ディアガーデンを知っていただくいい機会かもしれない?!」と思い、ビジターさんの募集を始めました。

ウェブサイトとSNSでしか告知してませんのに、地元の方がそれを見て来て下さって、とても嬉しかったです。

 

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さて今年のワークショップ。最初はティータイムからスタートです。

近況(ビジターさんとは初めましての自己紹介)や庭の様子をうかがったり、これから作るスワッグの材料紹介、デザインのポイント、作り方などをご説明する時間としました。

 

ティータイムのテーブル。ケーキ数種とクッキー、フルーツなど添えて。

 

今年はフルーツティーをお出ししました。茶葉に風味がついたものが一般的ですが、フレッシュなフルーツを煮出すタイプは珍しかったよう。作り方を尋ねられた方もいらっしゃって意外にウケました。良かったです(^–^♪

作り方をざっくり。

  1. 大き目のポットを用意して、人数分淹れた紅茶に蜂蜜で甘さをプラス。茶葉は取り除きます。
  2. 数種のフルーツをカットして、ポットに投入します。今回はリンゴ、ブドウ、オレンジ、レモン、パイナップルを入れました。
  3. そのポットをティーウォーマーにかけ15分程温めます。ティーウォーマーがないときは直火やレンジなどで温めてください。フルーツの風味がお茶に映って美味しいフルーツティーの出来上がり。
  4. 更に時間を置くと風味が増しますが、レモンは取り出した方が良さそう。

 

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ティータイムの後はいよいよスワッグづくり。

過去何度もご参加くださっている方は、私がアレコレ言わなくとも、慣れた手つきで作りはじめられます。初めての方には少しアシストしつつ、でもすぐにコツを掴まれてご自分なりのアレンジを楽しんでおられました。

作っている最中は、皆さん、結構無口になられて真剣そのもの。「日常の余計なことなんかすっかり忘れて、すごく集中する!」っておっしゃいます。それこそ手仕事の醍醐味です。特に植物を使った手仕事は、その精気を感じつつ右脳をフルに活用するので、心身に良い効果をもたらします。

スワッグを飾るお宅もまだ少ないので「これ私が作ったのよ!」なんて、ちょっと得意な気持ちになってもらえたら、私としては本当に嬉しいです。

 

スワッグ製作中。最後の仕上げにラフィアのリボンを結びます。これが意外に悩みどころ。

 

最後に。

お客様が実際に、ご自宅のドアや門扉に飾られたところを撮影して、送って下さったので紹介します。

どれも力作揃いですっごくいい感じ!

師走に入り、寒くなって、なんだかんだせわしないけれど、一年で最もキラキラとしたシーズンでもあります。平成最後のクリスマスをスワッグと共に楽しんで下さい。

 

 

来年はこのような庭や植物のワークショップを増やし、近隣の方にディアガーデンを訪ねていただけたらと計画中です。コミュニケーションの土台作り、です。

まずは季節ごとに何かお知らせ出来ればと思います。

 

 

紅葉の見頃とクリスマス飾り

11月の最終週、ディスプレイガーデンのモミジが真っ赤に色づきました。

 

テラスのシンボルツリーとして植えたイロハモミジが紅葉の見頃です。

 

猛暑だった今夏、水遣りやミノムシ・イラガ退治に精を出したので、これだけ元気な葉っぱが残せました。葉っぱがなかったら紅葉も見られませんからね~。まさに実りの秋。うん、よく頑張ったワタシ!なんてひとり悦に入っております。

このテラスはLDKの窓と接しており部屋にいながらにして紅葉狩り気分を堪能できます。特に日差しを受けると赤がより一層鮮やかに見えて美しい。

手前味噌ですが、こんなに純粋で美しいものがすぐ傍にあるって、やっぱりいいなと思います。せわしない暮らしの中で、四季折々、庭にどれだけ心を清められたかわかりません。

 

リビングから

 

ダイニングから。紅葉を愛でながら頂き物のお菓子でお茶の時間。地元の有名菓子店たねやさんのオリーブ餅とこれまた全国的に有名なチョコたまごです。たねやさんのお菓子はほとんど食べましたがオリーブ餅は初めてです。オリーブオイルって何にでも合うんですね。意外といけます。チョコたまごは種類豊富で飽きない美味しさ。

 

さて、ディアガーデンでは、ただいまクリスマスワークショップ開催中。

庭で育てた植物など自然素材でドア飾りを作っていただく催しで、今年でもう7回目になります。

 

今年のスワッグは全体をミスティグリーンでまとめたナチュラルなデザインをご提案。昨日のお客様の反応では「これまでで一番自然なデザイン」とのことです。

 

このイベントに合わせて11月の初め頃から準備を進めてまいりました。今のディアガーデンは、ドアはもちろん事務所にもクリスマス飾りをして、一足早いクリスマスムードに包まれてます。

毎年来てくださる方もいるので、飽きないよう楽しんでいただくために、少しづつ変えてしつらえているつもり。

そんなディアガーデンの様子を今日はチラ見せ。まだ来られていないお客様もいらっしゃるからね。

 

ミニツリー。ここ数年はシルバーに白のオーナメント。今年工夫したのは置き場所。鏡の前に置いてダブルキラキラ☆させてみました。

 

本棚にもデコレーション。オーナメントの中では一番好きなベツレヘムの星と松ぼっくり。それに庭で育てている柊木犀の枝をシルバーのスプレーで着色したものを合わせました。これに気づくお客様いるかな?

 

昨日はたくさんのお客様が見えて本当に賑やかになりました。皆様それぞれちょっとづつ個性的で素敵なスワッグを仕上げられましたよ。

ワークショップは12月2日(日)まで続きます。お客様に楽しんでいただけるよう頑張ります!

また終了後にレポート書きますね。

 

 

ディスプレイガーデンの高木剪定

今週はディスプレイガーデンの高木や生け垣の剪定をしてもらいました。職人さんのお陰でスッキリとした気持ちで2018年を締めくくれそうです。

庭を作ってしばらくは自分で剪定していました。だんだん木が大きくなって手が届かなくなり、切り枝の処分にも苦慮するようになってきましたので、職人さんにお任せすることにしました。このところは1年~1年半に1回のペースでお願いしています。

私の専門は設計・工事監理ですので、どこを切るとか不要な枝、目指す形等はわかるのですが、実際剪定するとなるとすごく時間がかかります。その点、本職の植木職人さんの技と手際の良さは素晴らしい。掃除ひとつとっても、道具を駆使して本当にあっという間にサッパリ!綺麗にしてくださいます。

整った庭を見るこの気持ち良さはねー、もうね、悶絶級(^^♡

 

ディアガーデンの前庭全景。作業前の様子です。

 

上下↑↓の画像を見比べてみてください。

一見どこを切ったか分からないけれど、Afterの方がスッキリしています。これが職人技なんですね。幹や枝のバランスを整えてもらったのです。いかにも「切りました!」的なゴツゴツした印象はなく、あくまでしなやか。

2本ある落葉高木(左がエゴ、右がアオダモ)はもう少し伸ばすつもりですので、今年は幹の代替えはしませんでした。小さな庭の株立ちの木は、時々幹を更新しながら育てていくと、繊細で美しい姿を長く楽しめます。どの幹を残すか?切るか?ご自分では判断しかねる場合、私達が的確にアドバイスさせていただきます。

 

左に見える高木(エゴノキ)と右に見える高木(アオダモ)は不要な枝や幹を抜いてもらいました。足元の宿根草はこれから冬眠に入るので地表部を短く切り戻し、落ち葉も掃除しました。

 

3か所ある生垣もスッキリと整えてもらいました。角や面が出来ると品良く見えますし、場も広くなりました。

これがまた見てて超気持ちいい。

 

建物の東側、お隣さんとの境界にそってヒイラギモクセイの生垣があります。かなりボサボサ。通路側に枝を伸ばしているので狭く感じていました。葉の虫食い痕も目立ちます。

 

境界ブロック内に納めてもらいました。この面のキレイさね。ピシーッとした生垣をおかずにご飯食べられそうです。例え方がおかしい?

 

テラスのレイランディの生垣。面が揃ってスッキリと気持ちいい♡かなりスケスケになっちゃいましたが、またすぐ茂るので。モミジは以前芯の枝をうっかり折ってしまい形が崩れています。今はあまりいじらずに枝を作っているところ。

 

レイランディに「スギドクガ」という芋虫が沢山ついていたみたいで、処分するのに切り枝をトラックに積んだら、次々と這い出してきて気持ち悪いことになってしまいました。

ドクガといっても、毒はないのですが、気持ち悪さは相当なもんです。今年の夏はあまり見なかったので油断していました。職人さん、本当にごめんなさーーーい(>人<)

でも、剪定で害虫駆除が出来るって、こういうことなんです。

 

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今回、木の方ばっかり見ていて、職人さんの勇姿を撮り忘れてしまいました。うっかりしていました~((+_+))

仕事中は寡黙で怖いくらい真剣な顔つきで切っておられますが、普段は面白い話をいっぱいしてくれます。植木職人さんは、木に登るため皆さんスリムだったり小柄だったり。共通しているのは、本当に植物が好き、木が好きってことかな。一緒に庭の話をしているとあっという間に時間が経ってしまいます。

ディアガーデンはビジネスパートナーとして、色々な職人さんや造園会社さんと繋がりがありますので、お客様や庭に合わせてお手配できます。職人さんは一見怖そうで(誤解なんですけどね)言いにくいわ・・という方、特に奥様方には、同じ女性である私の方がアレコレ伝えやすいのではないでしょうか?

12月いっぱいは、どの職人さんも大忙しで無理なんですが、年明けからは、ご希望に合わせられると思います。この機会に庭の整備をされませんか?1本でもお伺いします。

まずは見せていただいて見積もりをします。お値段があえばご依頼くださればと思います。以前にも書きましたが、こまめな剪定が庭や木の健康とプロポーションを保ちます。

 

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そうそう、話は変わりますが。

この度ディアガーデンのオフィシャルサイトのfacebookいいねカウントが「200」越えしました(^^)v ブログのいいねのように、どなたがポチッとして下さったのかわからないのが残念ですが、この場で御礼申し上げます。

本当にありがとうございます。

 

いま見るとまた増えていて「207」に♪ ありがとうございます。

 

これからもブログやお知らせの更新が中心になりますが、このブログを見てくだされば、旬の植物や庭のデザイン、その時々にやるべき庭仕事、ディアガーデンの作庭風景、私のおすすめしたい事、情報などなど、わかるかと思います。

(たまっている施工例を美しく撮影してUPしなければ・・・^^; )

少しでも皆様のお役に立てるようなサイトに出来ればと思います。今後共どうぞよろしくお願い致します。

 

 

台風被害の補修工事ようやく完了

9月初め近畿地方を襲った猛烈な台風による災害は、住んでいる者にとって忘れられない出来事です。ここ滋賀でも、琵琶湖沿いの防雨風林や鎮守の森などでは、いまだ倒れたままだったり、ひどい折れ方をした木がたくさんあります。

そんな中ディアガーデンでも、エクステリアに被害を受けたお宅から補修工事を請け負っておりまして、それが先週、ようやく全部完了しました。

被害に合われてから2か月余り。こんなに時間がかかったのは、カーポートの屋根材であるポリカーボネートが品薄状態で、なかなか届かなかったのが大きな要因。お客様のカーポートはディアガーデンで建てたものではなく、調べると廃盤商品でした。そのため損傷した屋根パネルは特注加工になり、余計に時間がかかりました。加えて保険会社さんの返事待ちや職人さん待ちという時間もありました。

これからもし不運にも災害にあって補修する場合、こんな感じなんだなぁと目安になればと思います。

 

こちらのお宅は台風の風でフェンスの傍にあった物置がフェンス側に倒れ、どちらも壊れてしまいました((+_+)) フェンスは柱ごと付け替えです。物置も新品と交換。職人さんが黙々と作業されています。

 

そんなこんなで、お客様には長らくご不便をお掛けして申し訳なかったです。

でも、なんとかバタバタする年末までに工事が完了出来て、本当に良かったと安堵しております。

 

カーポートの屋根補修完了。丸印のところが補修したところ。アクリルからポリカーボネートになりました。同じメーカーですし、色は極力合わせましたが少しだけ違ってます。この微妙なカーブが特注加工です。

 

 

こちらのカーポートの屋根には、来年また台風が来ても安易にパネルが抜けないよう、要所要所にフラットバーを固定し補強をしました。これで少しは心丈夫かと。でも、元々のアクリル板が劣化してかなり脆くなっているため、今度はドカ雪が降って30cm以上積もったらと想像すると、ちょっと不安です。

(旧製品の屋根パネルはアクリルが多く使われていましたが、現在はポリカーボネートです。ポリカの方が薄く加工性に優れ、強度もUPしています。熱射を遮断する機能も選べます。)

「出来るだけ雪は早めにどかして下さいね」

「そうします。でも最悪またパネルが抜けたらまた連絡します。保険もたぶん降りるし。 」

「何もなければいいですね。でももしものときは、私がついてますので!」

・・・ってなやり取りをして、引き上げてまいりました。

 

自然災害から逃げることは難しいけれど、災害保険の備えをしたり、気安く相談できる業者を知っていたりすると、問題をそこに振れるので、気持ちが楽になると思います。

 

 

庭木の剪定の大切さ(X’massワークショップの告知あり)

今週は、とあるお庭の整備を行いました。

ご自分で好きな木を植え、これまでずっと手入れをされていたのですが、ご事情があって、手を掛けられず伸び放題に。今回は、一度リセットする意味で伐採抜根もしつつ、大掛かりな剪定をさせていただきました。

伐採したのは、今後も到底手に負えないであろう育ちすぎた木。ある木などは、初めは50cmにも満たないほどの苗木だったそうですが、十数年たって6m超えの立派な木に成長。脚立に登っても手が届きませんし、隣地境界を越境する鬱蒼とした葉張りで、幹は根本で直径30cm。

見るからに健康なので切るのには気が引けます。いつものように、まずは感謝と陳謝のお清めをお客様と一緒にして作業にかかりました。

 

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同じ針葉樹で十数年たっても、それほど幹が太らない場合もあります。例えば、ディアガーデンの生け垣のレイランドヒノキ。もう植えてから12年経ちますが、直径は根本の一番太いところでも10cmです。

その差は何でしょうか???要因は様々ですが、目に見えてわかるのは、葉の量の違いです。私は毎年剪定して、風も通るように枝を調整しています。生け垣ですからコンパクトに整えています。

剪定せずに葉を伸ばし放題にすると、たくさん光合成できるので、栄養がどんどん運ばれ、すくすくと成長します。幹も太ります。庭木も放っておくと山の木のようになります。でも庭は山と違って広さが限定されるので、そこに納まるように樹高や葉の量をこまめに調整しながら、付き合っていくものなのです。だからこそ身近に高木を植えられるとも言えます。

透かすと台風の時にも風を逃してくれますし、病害虫も発生しにくくなります。見た目の圧迫感が減り、足元も明るくなるので草花も育ちます。いいことだらけです。

 

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例えば、代々引き継がれたお庭で「毎年剪定するのはわかっているけれど、代金がバカにならないのよね~」という方は、思い切って今の生活にあう庭に変えることをお勧めします。

元の庭の体裁を残しながら、木を減らし、地被植物を減らし、見た目も気分的にもサッパリと!負担にならないお庭に変えられます。長い目で見ると、そちらの方がお得で、本当に気に入った木と長く付き合えると思います。

実は今回、お庭の整備を終え、お客様からいただいた言葉が「ものすごくスッキリして庭のストレスから解放されました」でした。それを伺って私もすごく嬉しかったです。これからはまた以前のように「癒しの庭」になることを願っています。

 

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話はごろっつと変わりますが、

毎年恒例のクリスマスワークショップの告知、もう見ていただけましたか???

 

 

今年の予定は次の通りです。

■ディアガーデンのお客様:11月28日(水)29日(木)

■ビジター様:11月30日(金)12月1日(土)2日(日)

詳しくはコチラ→クリスマス・スワッグづくりワークショップのご案内

 

皆様にも作っていただくスワッグ。デザインの一部に、実は今回剪定した枝を使わせてもらっています。通常なら処分してしまうところ、あまりに生き生きと美しいものですから、出来ることなら良いイメージで生かしてあげたい・・・そんな風に思いました。

お陰でミスティーグリーンの雰囲気ある上品なスワッグになりました。

皆様のお宅にもきっと似合うと思います♡

 

 

BIWAKO BIENNALE 2018 へ

近江八幡市の旧市街地で開催中の「BIWAKOビエンナーレ」を見てまいりました。

市内でも、この辺りは豊臣秀次が築いた近江商人発祥の地で、往時の繁栄を偲ばせる趣ある町屋が点在している観光スポットです。ビエンナーレとは、そんな町屋と国内外の新進気鋭のアーティストさん達がコラボする2年に一度の芸術祭なのです。

以前、東京の展覧会で見て大感動したアーティストさんが、実はビエンナーレに参加されていたってことを知り、地方のイベントでも意外と侮れないなーと見直したことがあって、それで、今度あったら絶対行こうと思っていました。

それなのに、いざとなるとあまりに近すぎて「いつでも行けるし~」と油断していたら、もう今週末(11日sun)で終わりとのこと!(゜゜)アララ

・・・ジモティってそんなもんですよね~~~。

 

この日は朝から秋晴れ。気持ちの良いポカポカ陽気で、久々に自転車に乗って出掛けました。風が心地よかったです。

 

ディアガーデンから旧市街地までは自転車を駆ると5分程度で着きます。道幅も狭いし駐車場も少ないので、一人のときは大抵自転車で。ここに写っているのが私の愛車です♡

 

会場の町屋は12もあって、75組を超すアーティストさんの作品が展示されています。中には、あまりにシュールで、古い町屋とマッチしすぎて怖っ・・・って、勝手ながら感じる作品もあります。そういう系は苦手なので遠慮して、見たかった作品が全て集中している「カネ吉別邸」に伺いました。

撮影は自由でした。いくつか作品を紹介します。

 

露地演出。鉄板で出来た園路。鉄板って庭にあっても素敵!濡れて滑らない何かが出来れば、アリですね。ガーデンデザインの参考になります。

 

吹き抜けの空間にすごくマッチしている小部屋のような?テントのような?

 

中に座って上を見ると、幾何学模様がうつくしー。

 

磁器で出来た雲のようなオブジェ。和の柄がこまかーく丁寧に描かれて、これまたうつくしー。奥の屏風もきれー。

 

雲の横にあったひょうげたオブジェ。桃のようなフォルムに足がついてます。かわいかった。

 

蔵の中にあった作品。ひとつだけある窓からの光が作品を神々しく照らしていました。この一体感、素晴らしー。

 

硝子で出来た泡のような?ドアからモコモコ・・・。泡の末端にはガラスの花が置いてあったので、泡じゃない?

 

硝子で出来た花びらが儚げに。これ欲しいっ。これはチューリップの花びらだなって、職業柄ね。見逃しそうな階段スペースにある窓際にそっと展示されてます。

 

他にもプロジェクションマッピングのような演出がされていたり、お香が焚かれていたりして、美術館で分厚いガラス越しに見るのとは、一味もふた味も違う面白い展示。

特に古い町屋って独特の匂いがあるから、お香ってすごく気配りされてるなって感心しました。香りだけでもかなり特別感・・・と思って見ると、これもlisnというブランドとのコラボでした。

ゆっくりと作品と戯れて、小一時間ほど過ごし帰宅。特別な仕掛けもない家で、アートがある暮らしについて考えてみました。さすがにここまで大がかりなものじゃなくてもね、場と呼応するアートがある家って楽しいだろうなって思います。

例えば庭で、自分ならどんな作品を仕込むだろう?って創作意欲が膨らみます。

 

危険なブロック塀を解体するなら補助金を利用しよう!

大阪府北部を震源とする地震で、倒壊したコンクリートブロック塀の下敷きになり、小学生が亡くなるという痛ましい事故は記憶に新しいところ。この事故をきっかけに、ブロック塀の耐震化が大きな社会問題となっています。

ブロック塀を設けるに当たっては、その工法が建築基準法で定められているのですが、建物と違ってお役所による確認手続き等もないので、必ずしも正しい施工がなされていない場合もあるのが現状です。

チェックポイントを参考に、今一度自己点検を行いましょう。

  → 国土交通省資料:ブロック塀点検のチェックポイント

  点検の結果、危険性が確認された場合には、付近通行者への速やかな注意表示等や改善、撤去等を行ってください。

撤去したいのはやまやまだけど、費用面が問題で・・・と、二の足を踏んでおられる方もおられるかもしれません。そんな方にお知らせしたいです。

いま、地方自治体で、ブロック塀改修工事に対する補助が続々とはじまっているのをご存じでしょうか?ディアガーデンのある近江八幡市も、ようやく!という感じですが、10月30日に補助金制度の発表がありました。

各自治体によって補助対象や金額に違いがあります。例えば、近江八幡市の場合は、工事費の23%(上限10万円)が補助されます。参考までに、滋賀県内の補助金制度のある自治体のリンクをいくつか貼っておきますね。

近江八幡市 →守山市 →栗東市 →草津市 →湖南市

※申請は工事着手前に手続きすること。工事着手後の申請は対象にならないので注意です。詳しくは自治体へ直接お問い合わせくださいませ。

 

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更には、ブロック塀を撤去した後のことも考えなければなりませんね。ほとんどは境界付近に設けてあると思うので、塀がないと、境界があやふやになったり、目隠しがなくなったり、困ることも出てくるかもしれません。

同じように、今度はちゃんと規定に則った構造のブロック塀を作るのも方法のひとつですが、想定外の自然災害の前では、残念ながら、それでも安全とは言い切れないのです。それならば、倒壊しても、まだ被害の少ないものにした方が得策ではないかと考えます。

ディアガーデンの提案する例としましては次の3つ。

1.生け垣を設ける

 

和洋関係なくどのお宅にも合う生け垣。よく手入れされた生け垣は家に風格をもたらします。庭馴染みもバツグン。

 

生け垣は最も安価で出来る塀。生きている塀なので、四季折々表情が変わる機能付きです。しかも設置の際には、嬉しいことに、これまた自治体によって補助金がいただけることがあります(^^b

それに、生け垣なら2m程度の木ですから、万が一倒れても、死亡事故にはならないと思います。撤去も大人が二人もいればすぐ出来ます。傾いている程度なら、再度植え直すことも可能で、修復も簡単。

年に1,2度刈り込みする必要はありますが、緑や花、香りが楽しめて、お庭の背景にこれ以上のものはありません。

 

2.軽微なフェンスを設ける

 

縦格子のアルミフェンス。こちらは三共アルミさんの製品。アルミですがとってもナチュラルに見えますでしょ?色々なデザイン、高さをお選びいただけます。

 

アルミ材や木材で出来た、透過性があるフェンスはいかがでしょうか。費用面では生け垣よりは高くなっちゃいますが、防犯上は生け垣よりも優れています。(不審者が潜むことが出来ない)

いままでブロック塀で陰になっていたところは、日当たりがよくなりますから、植物が植えられたり、咲かなかった花が咲いたりと、ガーデニング面でもメリットが大きいです。

デザインも色々と出ていますから、建物の雰囲気に合わせたデザインをお選びいたします。

 

3.思い切って塀を低くする

 

低い塀で開かれた外構を。樹木と組み合わせることで、よりお洒落に。

 

同じブロック塀でも高いよりは低い方が安定感があります。敷地に余裕があるなら、道路から建物側に少し入って設けると、万が一道路側に倒れても安心かと思います。

いっそブロック塀にせず、かっこよくRCにする、自然で重厚感ある石積みにする、というのも素敵です。低い塀でも、植栽を組み合わせることで、プライバシーも保てますよ。

 

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いかがでしょうか?

補助金をしっかり役立てて、心配の種だった古いブロック塀を取り除き、素敵にリフォーム。この際ですから、外構のイメージを大きく変えてみるのもいいのでは?

気持ち的にも安心で、きっと潤いを感じたり、明るくなりますよ!

ブロック塀撤去に関すること、生け垣の樹種や、フェンスの種類、概算金額など、わからないことも多いと思います。それらを主役に空間をおしゃれにまとめるには?等々デザイン的なことも含め、ディアガーデンにお気軽にご相談くださいませ。相談無料です。

こちらから→Contact

 

 

Wine*Night

先日は友人とうちで飲み会をしました。

夜に誰かを呼ぶのは久しぶりなので、随分前からこの日を楽しみにしていました(^^*

私の場合は、地元を離れちゃったし、個人事務所なので同僚とかもいないし、すぐ会えそうな女友達って、ほんと限られています。一人で何でもするタイプで、マメに連絡も出来ないので、元々友人は多く要らないと思っていますが、それでも飲みながら、あれこれ話せる人がいるっていいな、って改めて思いました。

彼女には感謝です♡

 

しかーし。

肝心の料理が得意ではないし、来客用の食器も特にないので、気の利いたおもてなしは出来ません。

 

アンティパスト・・・的な。フォカッチャは焼きましたが、あとは切っただけ、洗って盛り合わせだけのお手軽なものです。ちなみにメインはオーブン任せの簡単メニュー「ぎゅうぎゅう焼き」でした。ワインはお持たせでいただいたも併せて2本。ほぼ空きました(^m^

 

そんななので…

キャンドルやデコレーションライトなどをあちこちに灯し、何となく女子会っぽい雰囲気づくりの方に専念した感じです。

いつもと雰囲気が違うリビングダイニングは、自分にとっても新鮮で、作っていて楽しかったです。

 

いつもと雰囲気を変えた女子会仕様のソファ(*^_^*) デザートワインをこちらで。

 

いい夜でした。

また来てね~ (^^)ノ