最新の施工例UPしました

いよいよ2017年も残すところ、あと2週間となりました。

年中に提出しなければいけない案件や、年賀状の準備やお掃除などお正月を迎えるためのアレコレ、そう言えばクリスマスも…と、何かと気忙しい日々です。パーティや忘年会のハシゴ、なんて方もいらっしゃるでしょうね。

11月末からこれまでの3週間は、連日来客があったり、ワンコもお預かりしたりと、出張もあったっけ。とにかく毎日が目まぐるしく、とっても賑やかでもうバタバタでした。でも、今日からは一転、作業に集中出来る状態に戻りましたので、やり残しのないようにコツコツとこなし、今年をしっかりと締めたいと思います。

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先ずは延び延びになっていましたウェブサイトの更新がようやく。

10月初めにお引き渡ししましたお庭をウェブサイトに掲載しましたのでお知らせ致します。

施工例紹介 → WORKS(近江八幡市 NK様邸)

常緑樹の中ヤマモミジの紅葉が映え、素朴な景石が印象的な坪庭。晩秋の趣を感じていただければと思います♡

こちらはとっても広い敷地のお宅です。平屋建ての母屋、新宅、納屋が贅沢にゆったりと配され、それら建物をつなぐ様に、既に立派なお庭や植栽があります。そのお手入れに入らせていただいたのがご縁でお庭づくりのご相談を受けました。

改修前の場所。カシの生け垣や、老いたモクセイなど沢山の木があり、林の中にいるような雰囲気。

植物が大好きな施主様で、ご自分でも小まめにお手入れをされています。目隠し用に植えられたカシの生け垣は、スッキリと透かし剪定をされてありました。元は幼木で、ご自分で植えられたそうですが、今では屋根を超すほどに大きくなっており、この先持て余すのではとご心配な様子。

話のついでに本当に何気なくですが、何本か整理して庭を小さくしていくのもひとつの手段では?とお話ししたところ、トントンと話が進み、空いたところに坪庭を作ることになりました。

 

完成イメージパース

 

常緑のカシを除けたので、日が差すようになり、草花が楽しめる庭になりました。アクセントの景石に沿わせるように植えるといい感じ。

植物好きな施主様の楽しまれる部分をたくさん残すのこともご希望にあったので、敢えて全てを仕上げてしまわずに完成。お引渡ししてから、紅葉するのを待って撮影してまいりましたが、その間にかなり様変わりしていました。

奥様曰く、ご主人様が仕事の終わりや休日にしょっちゅう庭で作業されているとか。これからグランドカバーの小笹が増えていく様子が楽しみです。

作庭中は雨に降られた日もありましたが、施主様は現場に興味津々。職人さんと話をしたり、石を据える様子に興味深く見入ったり、少年のようなキラキラした目をされて楽しそうでした(^^*

ディアガーデンのパートナーの造園会社さんや職人さんは、皆仕事熱心でフレンドリーな方達ばかり。私自身が尊敬できて話しやすい人しかパートナーに選ばないので、それも然り、なのですが。時間が許せば頼んだこと以外のことをやってくれたり、手入れのアドバイスなども気さくに話してくださるの。直接話しづらいなぁという場合も、私が間に入って雰囲気作りますので、是非作庭の機会に職人さんと触れ合ってみてはいかがでしょうか?

移植するカシの準備作業(根巻き)中の職人さん。造園の職人さんはシャイな方が多い。

庭づくりの行程は、計画から材料選びに始まり、作庭、維持管理と続きます。私達にお任せでも、もちろん都度ご報告は致しますが、せっかくの機会です。これからは、安全な下草を植える作業など、お客様を誘って一緒にするのもいいかもと考えています。

お庭への愛着も増すでしょうし、育てるコツが分かるのでは?と思うのですが、いかがでしょうか。

路地の魅力 

京都の街中を歩いていると見かける路地。こう言っちゃ悪いのですが、本当にどうしようもない狭さです。

それに手を掛けに掛けて作り込んで、粋に魅せてしまうところにいつも感心してしまいます。前に立つと、どうしようもない雑多な景色が見えなくなっていて、美しいものだけ見えるようなっています。ひとつの世界感が出来ていて引き込まれてしまいます。

家に帰ってから、引きで撮った写真を冷静に見ると、いかにして目を逸らされたのかがよくわかります。例えば先日伺った小料理屋さんのアプローチ。古いトタンの壁に挟まれた路地で、幅2mもあるかしら?という狭さ。普通なら素通りしそうな薄暗い場所ですから、まさかその奥に入口があるなんてと思います。そこを路地として素敵に魅せておられました。

木戸のある小さな門、壁に杉板を貼り、足元には御影石を敷き詰める。更に那智黒石の上に、雰囲気ある照明を点々と配置。それらに導かれるように視線を奥に移すと、橋の欄干のような石のオブジェと小さな緑が。のれんに誘われて引き戸の奥の空間に興味津々!てな具合です。過不足ないさりげないデザインに、プロのセンスを感じます。日々履き清め、水を打っておられるので、薄暗い場所なのに、清潔感がある。さすが!

 

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京料理「藤本」さんのアプローチ。狭い狭い路地の奥にのれん。石畳と照明の誘引効果で、奥に視線が吸い込まれていきます。

 

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ディアガーデンの施工例より。昔やわらぎ住宅(株)様の街づくりプロジェクトに参加させてもらった時、家の境界にフェンスを建てずに路地を作ったことがありました。間に仕切りがないだけでこんなに広々。奥に広場があって、路地はそこに繋がっています。

 

こういうデザインは、案外個人邸でも応用出来るもの。設計士(デザイナー)と職人と住まい手の心意気があれば。素材選びと統一感がポイントでしょうか。上の画像は、6区画に分かれた住宅地の敷地境界線に沿って路地を作った例。広く使えることで、殺風景になりがちな場所でも季節の営みの感じられるようになります。

また、狭いアプローチでも、壁や生垣を設けるなどして背景を整えることで、そのお宅独自の世界感を作ることは可能です。まるでお店のようないい雰囲気になりそうです。狭いからこそ出来ることもある。そこが設計の面白いところですね。

 

最期に、折角なので、藤本さんのお店のインテリアとお料理の一部を紹介します。親しい人を連れて行くときっと喜ばれるお店。オススメです。

 

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藤本さんのインテリア。柱の間を利用して作られた飾り棚が素敵でした。飾ってあるものも小じゃれてる!カウンターと個室がひとつ。お店の方は、気さくに話をしてくださいます。

 

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本当に本当に美味しかったです。器もさらりとセンスがいいな。お酒は、グラスを選べるようズラリとカウンターに出してくださって、楽しいの。いただいたランチは女性客を意識してか量は少なめ。デザートは一口サイズで5品もついてます。その中から選んでもいいし全部でもいいの♪

 

 

ディアガーデンの駐車場 

イベントのためにいつも使っている駐車場をあけてます。ディアガーデンは最寄駅(JR近江八幡駅)からギリギリ徒歩圏内なのですが、地元の方は普段、お車で動かれるのでね。来客のあるときは、いつもここを使っていただいています。

この駐車場の土間は、ひと工夫して瓦を敷いています。建物の壁のアクセント色が同じグレーなので合うし、車がない時にも景色となるように工夫したつもり。見本庭として作るので、「八幡瓦」という地元の素材も使わせてもらって、他にないものを!とも思いました。作ってから9年、コケが生え馴染んできました。

これを見られた方は、パッと見タイルが張ってあるのかと思うようですが、瓦を一枚一枚立てて敷き詰めてあります。大体深さ15cm位は瓦なの。造園職人さんや左官職人さんにも「(こんなに手間かかること)よぅやるわ。」と感心されたマブチ渾身の手仕事です!勾配をつけつつ面を整えるのに苦労したっけな。

 

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地元近江八幡産の瓦を敷き詰めた駐車場。小端立てて波のようなデザインにしました。車止めは移動可能なもので、奥にもう一台停められるようになっています。

 

通常住宅の駐車場というと、コンクリートのベタ打ちで目地がところどころ走っている仕様が一般的かと思います。舗装材としては安価でメンテナンスフリーなところがいいのですが、味気ないと思われる場合は、石やタイルを貼ったり、砂利を混ぜたコンクリートの表面を乾く前にザッと洗った洗い出し舗装、補強材を入れて芝を敷く、など様々な方法により表情をつけることが出来ます。

私が設計するときは、車を停めやすく、かつ車がない場合もポカンと虚ろな空間にならないように気をつけます。舗装の工夫に合わせて、樹々や草花、生垣を添えて、小さな公園のように見せるのです。限られた敷地ですので、何もないときにも庭として成立するように有効に利用したいものです。

 

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瓦はもっと欠けるかなぁと思っていましたが、作った当時とほとんど変わっていません。いぶし銀♡の風合いが気に入ってます。雨で濡れた様子もいいです。

 

当たり前ですが、駐車場は道路とつながっている場所ですから、街並みにも影響を与えます。その点でカーポートやサイクルポートといったアルミ製品がバーンと見えてしまうことは、個人的にはよく思いません。あると非常に便利な製品ですが、こだわっておられる建物の外観に、釣り合うデザインが少ないようです。カーポートは大抵建物の前にあるので、せっかくの素敵な外観を、ほとんど隠してしまう。非常に勿体無い話です。

こういうことがないように、家を建てるときは動線とともに景観も十分考えていただきたいと思います。道行く人々が、素敵なお宅だなぁと思うのは、案外、エクステリアやお庭が素敵で、建物をうまーく引き立てているお宅だったりするのです。家の中は見えませんから。

 

ディアガーデンでは今週・来週末と2週続けて「庭づくり・エクステリア 秋の大相談会」開催中です。お出掛けついでに、お気軽にお越しくださいませ♪

 

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この立て看板が目印です。

 

 

ドラマティックな空間に

つまらなく退屈だと思っている空間も、少し工夫と見え方の変換で嘘みたいにドラマティックになります。狭い空間こそ、広さや奥行を出す工夫が成功したら、それはそれはドラマティック。

歩いていても、惹かれるのは、そういう空間。

例えば、丸見えでない、奥に何かありそうと勝手に想像を膨らませてしまう・・・という場合は、実際に空間も膨らんで感じていて、見えている何倍も広さを感じているものです。コレはお得な効果です。

 

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格子の木戸の奥に伸びる石畳。緩やかに左に折れて先が見えません。塀が建ち、幅は狭いのですが、奥行き感がスゴイ!吸い込まれそうで、思わず立ち止まってしまいました。

 

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ディアガーデンのお客様宅。モダンな格子の奥に緑が揺れていて、絵のようです。低い門扉ではこうはいきません。思い切って2mで設計しました。スクリーン効果で、ドラマが生まれています。

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これは商業空間の道路際のスペース。境界に塀を立ててしまうと、閉鎖的で暗く、ただの空きスペースとなってしまいます。雑木のトンネルにして、歩けるように舗石を伸ばし、宿根草をたくさん植えるとこんなにドラマティックな空間に。富貴草が伸び伸びと育ち、雑草が生える隙もありませんね。こういうの、個人邸でも応用できますよ。

 

折角の土地、遊ばせておくのは勿体無い。ウットリするような空間にしませんか?

アイディアは、まだまだあります♪o(゚▽゚)o

 

 

施工2年弱のお庭紹介&梅雨時期のお手入れ 

昨日は木の植え替えとお庭の手入れをしに、やわらぎ住宅(株)様のモデルハウスに伺いました。ディアガーデンでお庭を設計・施工させていただいてから、もうすぐ2年。概ね順調に育っています。社員様のお手入れの賜物だと思います。特に宿根草がものすごーく成長して、素敵な景色を作ってくれていましたので、紹介させてください。(建物の詳細については是非リンクをご参照ください→コチラ

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玄関アプローチの花壇。草花たちが伸び伸びと成長してすごく素敵になりました。キャットミントの青、サントリナの黄色とシルバーグレーの配色が涼しげです。どちらも触れると爽やかな香りもして、歩くのが楽しくなるアプローチの見本です。

 

 

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裏庭にいく園路の花壇。こちらも充実してきましたね。ラムズイヤーが茎を高くのばしてたくさん咲いています。奥に見えているのはシェッド。薪ストーブ用の薪や道具関係をしまう小屋です。テラスを併設して屋根を掛け、寛ぎのコーナーとしても使えるデザイン。お庭のフォーカルポイントにもなっています。しっかり造られていて、スチール物置きと比べると、断然こちらの方が庭馴染みがいいですよね?

 

一部木の入れ替えをし、しっかり肥料も施しましたので、緑濃く益々素敵になることと思います。その他の手入れとしまして、適宜間引きしたり、切り戻したり。梅雨時期は蒸れやすいのでね。蒸れると中枯れしたり、病害虫が発生しやすくなりますので要注意です。また、しっかり除草したので、夏場少し楽になると思います。皆様も梅雨の晴れ間を利用してやってみてください。

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裏庭。ナチュラル&カッコイイ系テラス。ここ、風が吹き抜けて本当に涼しいの。(作業の合間に休憩させてもらいました(^^; )奥の畑で野菜をたくさん育てられています。

 

遊び心満載の暮らしがテーマのこのモデルハウス。デッキあり、畑あり、寛ぎと作業用のテラスあり、草花を育てる花壇あり、と庭も思いっきり楽しめるデザインです。

この畑で育てられたお野菜は、やわらぎ住宅様の顧客の方々にお配りしているそうです。昨日も作業していると奥様らしき方がお子様と一緒に来られて、畑で収穫を楽しんでおられました。どんな風に野菜がなっているのか、実際に見て知ることは子供にとっていい体験。自分で採った野菜なら、喜んで食べるでしょうね。素晴らしい試みだと思います。

作業が終わる頃、社員様が来られて、なんと私にもお土産にインゲンをくださいました♪ありがとうございます。

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いただいたインゲンです。なんてきれいな緑!採れたてです(≧∇≦)

 

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サッとゆがいて胡麻和えを作りました。一般的には白ゴマだと思いますが、今日は黒ゴマで。黒と緑ってモダンな配色。肉厚でとっても美味しいインゲン、ご馳走様でした。今晩はベーコンと炒めてみよう(^ω^)

 

やっぱり家と庭って、ペアだと雰囲気良くなるなぁ・・・なんて思いました。もちろん、家と塀、アプローチ、駐車場だけで生活は出来ます。庭は必需品じゃない。でも家の見た目の雰囲気を作るのは庭の緑です。それに暮らしをこんなにも広げてくれます。

いくら立派な家でも植栽がなければ、柔らかさや季節感は表現しにくい。植栽は、庭は、雰囲気を作るものとして、もっと認知されるべき!と思うのですが。

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緑越しに見える建物っていい感じ。

 

 

 

施工半年後の点検訪問 

昨年施工させていただいたお宅にお伺いして、お庭の状態を見せていただきました。お引渡ししたときは冬の初め頃だったので、植えた内の半分は枝だけか土の中。それから半年が経ち、今は生き生きとした緑に変わっていて、庭が輝きを放っておりました。以前から育てておられた植物も移植させてもらったのですが、みんなストレスも感じてないようで新しい場所で更に大きくなっていて。やれ嬉しや!

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高低差を生かした前庭。見る角度によって眺めが変わるデザインです。元々大きなアオダモの木は、下から見ると更に大きくて爽快!高いところで葉っぱが揺れてるのが本当に気持いいです。

 

木については植えてから一年間は要注意です。特に最初の夏を乗り切ると、概ね根付いたと考えられます。お客様は上手にお水遣りされていましたが、木の水遣り方法について再度ご説明させていただきました。施工担当の造園会社の方にも同行してもらって、一緒に細かくチェック。今後どのように手入れしていくか、成長させていくか、三者で話せたことは良かったと思います。

 

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足元の植物も根付いて大きくなってました。赤いヒューケラが光ってる。面、点、線と色々なフォルムの低木・宿根草をバランスよく配していますので、これから株の充実が楽しみです。

 

ディアガーデンで施工したお庭については、いつも気がかりです。用事はなくとも近くを通ったときは、道路からそっと様子を拝見したり、いらっしゃったらお声かけしたりします。施工件数が増えるごとに当然責任感も増えます。辞められないし潰せない。心配事があれば連絡していただけるように、私はいつもオープンでいなければいけないと、身を引き締めます。

 

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お客様からいただきました。いつもありがとうございます。京都の料亭「和久傳」のお菓子です♡涼しげなパッケージがもうお洒落!

 

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笹の葉できっちり包まれています。中は蓮根の根から取れるでんぷんと和三盆でできた水菓子。ツルン&もっちりの食感が珍しくて美味しい。笹の風味もしてとっても優しいお味。ご馳走様でした♪